デジタルカメラHotNews!(2001/06/01-31)

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2018/09/30
(日)
【フォトキナ2018特集】 4日目最終日

●ケルンメッセ
世界最大の写真機材見本市「フォトキナ2018」最終日
-世界最大のカメラショーである、ドイツのフォトキナが、現地時間9月26日〜29日まで開催。
-来年より毎年春の開催になるため、これまでの形でのフォトキナは今回が最後となる。
-今回は、昨日発表のものを含め、ミラーレス機を中心に、きわめて多数の新製品が登場した。

-開催4日目は、朝からほぼ快晴。すでに初日と2日目で商談などは終わり、週末は一般ユーザーメインのイベントになる。
-土曜日ということもあり、会場は結構賑わっているが、昨日ほどではなく、人気の高い新製品も、比較的容易に触れることができる感じだ。

-会場で印象的なのは、学生や女性の比率が、CP+などより圧倒的に高いこと。
-一般向けとはいえ、有料イベントであり、かなり遠方からこのイベントを楽しみに来場した人も多いという。




●コシナ(フォクトレンダー)
フォクトレンダー、フルサイズ対応でEマウントの「NOKTON 50mm F1.2 Aspherical」、Mマウントの小型レンズ「ULTRON 35mmF2」などを出展
-コシナはフォクトレンダーブランドの新レンズを出品。
-EマウントMF専用大口径標準レンズ「NOKTON 50mm F1.2 Aspherical」を発表。
-50mmF1.2と大口径ながら、コンパクトな仕様になっており、フルサイズカバーでMFでも十分という人にとって、なかなか魅力的なもの。
-また、Mマウントできわめてコンパクトな「ULTRON35mmF2」も出品。もちろん、フルサイズをカバーしており、十分な明るさ。
-昨今、大口径レンズが超大口径・高性能化で巨大になっているのに対して、十分な明るさで、このコンパクトさは大きな魅力。
-今回はMマウント用だが、将来、Eマウント用もラインナップに追加されたり、マウントアダプター経由でフルサイズミラーレスで使うと、純正とは全く誓った、軽快な撮影が楽しめるレンズになりそうだ。

●LAOWA
フルサイズ対応で最広角の10mmをカバーするEマウント用マニュアルフォーカスレンズ「10-18mm5.6」
ニコンFやEFマウントレンズをGFXシリーズで使える1.4コンバーター内蔵アダプター、GFX用超広角レンズ「17mmF3.5」など多数出品

-現在、フルサイズをカバーする最広角ズームの「10-18mmF4.50-5.6」を」発表。
-このレンズはEマウント用のマニュアルフォーカスレンズだが、この焦点域とは思えなほどコンパクト。
-フロントには100mm角フィルターを使用できる上、レンズ最後部にねじ込み式フィルターを装着することもできるなど、なかなかよく考えられている。
-実際にαボディーに装着し、ファインダーを覗き、再生してみたが、やはり歪曲収差が明らかに残っており、周辺光量も低下気味。
-ボディー内光学補正が働いていないような感じだが、それでも10mmの画角は圧倒的。それがこのサイズで持ち歩けるなら、かなりかなり便利に使えそうだ。
-価格は同社の15mmレンズと同じくらいで、発売は年内を予定しているという。

-同社は富士の中判ミラーレス機「GFXシリーズ」にも力を入れており、今回も2製品をリリース。
-ひとつは35mm判用レンズでGFXの33×44mmをカバーし、似た画角で撮影できる「マジックフォーマットコンバーター」。
-これは1.4倍のテレコンバータを内蔵したもので、焦点距離を伸ばし、イメージサークルを広げることで、35mm判用レンズで中判をカバーするもの。
-これがあれば、GFXボディーに「ニコンF」もしくは、「キヤノンEFマウントレンズが使えるため、手持ちのレンズで中判デジタルでの撮影が楽しめる。
-もちろん、テレコンバータを内蔵しているため、多少の画質低下は仕方ないだろう。
-そして、GFX用で最大画角の115度のを「カバーできる超広角レンズ「17mmF4」。
-このレンズは同社のZero-D(ディストーション)シリーズであり、光学補正だけで歪曲収差をほぼゼロに抑えている。そのため、細密な描写が要求される建築写真なども威力を発揮するレンズになりそうだ。




※これよりドイツを発ち、日本に向かいます。続編は帰国後に掲載いたします。

2018/09/29
(土)
【フォトキナ2018特集】 3日目

●ケルンメッセ
世界最大の写真機材見本市「フォトキナ2018」開始
-世界最大のカメラショーである、ドイツのフォトキナが、現地時間9月26日〜29日まで開催中。
-来年より毎年春の開催になるため、これまでの形でのフォトキナは今回が最後となる。
-今回は、昨日発表のものを含め、ミラーレス機を中心に、きわめて多数の新製品が登場した。

-開催3日目は、午前中は雨模様。気温は10度前後とかなり肌寒さを感じる。
-3日目は、2日目を上回るほどの来場者が訪れていた。
-また、今回は皆既が4日間と、通常より1日短いこともあって、3日目は夜9時まで開催するという初の試み。
-私も夜9時まで取材していたが、遅い時間まで意外なほど多くの来場者がおり、十分な効果があったような感じがした。


※縦横比2:3のカットは「ニコン・Z 7」(24−70mmmF4)で撮影。



●ゼニット
ロシア製M型ライカ? フルサイズ24メガCMOS搭載
Mマウント採用距離計連動デジタルカメラ「Zenit M」発表。35mmF1.0付きで販売
-ある意味、今回のフォトキナの、裏の話題をさらったのが、このロシア製の「ZENIT M」。
-ゼニットはソ連時代からの、ロシアのカメラメーカーであり、毎回、フォトキナにも出展している老舗メーカーだ。
-同社は今回、某ライカのM型デジタルカメラに、非常に似通った、Mマウント採用のレンジファインダー式モデル。
-ファインダーは距離計連動タイプの二重像合致式。覗いた感じも悪くなく、実用レベル。
-イメージセンサーはフルサイズ24メガCMOSセンサーを搭載。
-レンズは最初から同梱での販売になるが、Mマウントの「35mmF1.0」という超大口径レンズ。
-実機を手にすると、ズッシリとした重量感があり、造りも決して悪くはない。
-外観デザインもまさに某M型ライカに似通っており、大きな違和感はない。
-現地での価格は5,500ユーロ。これは35mmF1,0込みの価格であり、レンズ付きでM10に近い価格になるようだ、
-日本での販売は代理店を含めて決まっていないという。

●ソニー
ハードな使用にも耐える高信頼性を備えたクラス最高速のUHS-IIタイプSDカード「TOUGH」シリーズをアピール
-ソニーは、海外発表済みだが、国内未発表の新型SDカード「TOUGH」シリーズをアピール
-SDカードの耐久性を高めるために、SDカード規格から見直して、耐久性や信頼性を高めたという。
-防滴や防塵はもちろん、カードの折れ性能も18kgまでOK。
-また、誤作動が多い書き込みロック機構や、破損しやすい接点間のパーテーションも排除されている。
-現行のSDカードでも大手ブランド製品は十分な信頼性を備えているが、私自身もノントラブルだったわけではなく、このカードに高い関心がある。
-その点、このカートはきちんと機構や構造から見直すことで、タフ性能は期待できそう。
-もちろん、アクセス速度はUHS-IIカードのなかでも最高速を実現している。
-すでに海外では8月末の発表されており、日本でも、そう遠くないタイミングで、日本国内でも発表されるようだ。

●キヤノン
プロサービスの一環として、自動的にイメージセンサーをクリーニングするマシンのデモを展開
-フォトキナの楽しさは、製品ばかりでなく、普段見ることができないものを知ることができる点だ。
-今回、業界内で話題になっていたのが、このキヤノン独自開発の自動イメージセンサークリーナー。
-これはカメラを上部セットして、機器とUSB接続することで、半自動でセンサークリーニングができるというスグレモノ。
-フルサイズ機とAPSのEOSに対応しており、まず最初に、汚れ具合を確認するために機器が自動的に撮影。
-その画像データで汚れをチェックし、エア(吹き飛ばし)、ドライ、ウエットの3種から、汚れ方に応じて、作業が行われる。
-作業時間はウエットのフルサイズで6分、熟練の職人くらいの速さで、自動的にクリーニングが行われるという。
-すでに2年くらい前から、キヤノンのサービス拠点で、実際に使われているが、表に出るのは今回が初めてという。
-作業後のクリーン度は、ほとんど100%近いものという。
-ブースでは、他のカメラメーカーのエンジニアがひっきりなしに訪れ、ビデオを録って行ったという。
-センサークリーニングは今後需要が急激に拡大するが、いまだ大半は手作業に頼っているのが現状、
-このようなマシンが、より簡単で高速に使えるのであれば、かなりの省力化もできるし、より多くの拠点に設置される可能性も高そうだ。
-非常に地味な展示だが、実はエンドユーザーにとってもメリットのある技術といえるだろう。




2018/09/28
(金)
【フォトキナ2018特集】 2日目

●ケルンメッセ
世界最大の写真機材見本市「フォトキナ2018」開始
-世界最大のカメラショーである、ドイツのフォトキナが、現地時間9月26日10時に開幕した。
-来年より毎年春の開催になるため、これまでの形でのフォトキナは今回が最後となる。
-今回は、昨日発表のものを含め、ミラーレス機を中心に、きわめて多数の新製品が登場。

-開催2日目も快晴のドイツ・ケルン。日向は暖かいが、日陰に入ると、やや肌寒さを感じる。
-2日目もフォトキナ会場にはかなり多くの来場者が訪れていた。
-会場内の雰囲気では、初日と同等か、それを上回るほどの混み具合だった。


※縦横比2:3のカットは「ニコン・Z 7」(24−70mmmF4)で撮影。



●パナソニック
プレスメディア用スペースで「LUMIX S1R」を公開。「S1R」「24-105mm」は動作可能な試作機に

-今回のフォトキナの話題をさらった感のある、開Lマウントでのライカ・パナソニック・シグマの提携。
-パナソニックブースでは2019年春に発売される「LUMIX S1R」を参考展示しているが、一般来場者は手にすることはできない。
-しかし、商談ルームのプレス向けエリアには、触れることができる実機が展示され、各種メディア取材に対応していた。
-ここで展示されているのは「LUMIX S1R」ボディーとレンズ3種。
-「S1R」と「24-105mm」はすでに動作する試作機。もちろんバッテリーが抜いてあったので、稼働はしないが、すでにワーキング状態という。
-レンズの50mmF1.4と70-200mm、そしてマイクとフォーサーズお湯の「10-25mmF1.7」はモックアップだった。
-「LUMIX S1R」を実際に手にしてみると、やはり結構大きめ。
-取材用に持っていた「ニコン・Z 7」(外観写真は「Z 7」で撮影)と比較すると、一回り以上大きい。
-私の手は、女性の手と同じくらい小さいので、余計大きく感じられるかもしれない。
-グリップした感じは、上級フルサイズ一眼レフに近い感じで、かなり本格的な印象を受ける。
-基本的な操作部のデザインは、「LUMIX G9」に近いもので、同機ユーザーにとっては、何の違和感もなく使える感じだ。
-クラス的には「Z 7」よりも、さらに上のクラスを狙った本格派モデルであることを実感することができた。
-24-105mmは太いが、ホールドしたときの安定感がいい。
今回、ズームレンズのF値が公開されていないので、これが適正なサイズなのか、判断することはできなかった。
-いずれにしても、プロが仕事で使えるレベルのモデルという印象が強く、かなり本格的な雰囲気が漂っていた。
-もちろん今回は開発発表での参考展示。そのため、詳細なスペックは不明。こちらは正式発表まで待つしかなさそうだ。

●リコーイメージング
APS24メガセンサーとセンサーシフト式手ぶれ補正機能を搭載した高級コンパクト機「GRIII」開発発表。ブースで参考展示
-リコーイメージングは、ハイエンドコンパクト機「RICOH GR III」を参考出品。
-同機はAPSになって3世代目モデル。今回は24メガAPSセンサーを搭載し、さらにセンサーシフト式手ぶれ補正機能を搭載。
-にもかかわらず、以前の小型センサーを搭載した「GRデジタル」と同じサイズを実現した意欲作。
-レンズは28mm相当でF2.8の単焦点タイプを採用。
-センサー、画像処理エンジン、レンズなどいずれも新規設計。
-日本国内では開発発表のリリースがなされており、詳細はフォトキナ現地より、そちら方が詳しいのでプレスリリースを参照いただきたい。
-アクリル越しでの展示だが、従来機と同じく、高品位な外装で、高級感がある感じ。
-一見すると、サイズも変わっていないように見えるが、「GRII」に比べ、一回りコンパクトに仕上がっており、ポケットに楽々入りそうなサイズだ。
- 2019年春発売予定。価格未定。

●タムロン
超小型軽量なフルサイズ対応超広角ズーム「17-35mm F/2.8-4 Di OSD」、
第2世代大口径系超広角ズーム「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2」など豊富な交換レンズ群をアピール
-タムロンは今回、フォトキナに向けての新製品として、 フルサイズ対応超広角ズームをアピール。
-「17-35mm F/2.8-4 Di OSD」、第2世代大口径系超広角ズーム「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2」をアピール。
-新製品の「17-35mm F/2.8-4 Di OSD」はフルサイズ対応でりながらも、F値を2.8〜4.0に抑え、光学手ぶれ補正機構を省くことで、大幅な小型軽量化を図ったもの。
-実際に手にすると「モックアップ?」と思ってしまうほどの軽量さに驚く。
-超広角系は、使用頻度が比較的低くても、望遠のようにトリミングでカバーできるわけではなく、必需品なので、この小型軽量さはうれしい。
-フルサイズ対応の超広角ズームは本格的な大口径タイプがメインなので、このように機動性と携帯に優れたレンズは貴重な存在だ。
-一方、第2世代大口径系超広角ズーム「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2」は、定評のある初代の光学系を踏襲した、F2.8通しでVC機能付きの、第2世代レンズ。
-とても高品位な仕上がりで、ホールド感も上々。コーティングなどが大幅に進化しており、厳しい光線条件下での性能が向上している。


●ケンコー・トキナー
フルサイズ用高画質シリーズ「Opera」に、シリーズ初のズームレンズ「Opera 16-28mmF2.8」発表
-ケンコー・トキナーのフルサイズ対応高画質シリーズ「opera」。
-同シリーズに、初のズームレンズ「opera 16-28mmF2.8」を発表。
-F2.8通しの大口径ズームレンズだが、意外にコンパクトに仕上がっており、なかなか魅力的。
-価格・発売時期知に未定。

●ソニー
大口径でで小型軽量なフルサイズ対応広角レンズ「FE24mmF1.4GM」発表
-APS-Cボディーとのバランスにも配慮した、小型軽量なフルサイズ対応大口径広角レンズ「FE 24mm F1.4 GM」を発表。
-F1.4のフルサイズ対応Gマスターシリーズながらも、クラスで最軽量の445gを達成。
-GM(Gマスター)シリーズらしく、画面周辺まで高解像度と実現しており、ボケも自然という。
-198,000円。10月26日発売。




2018/09/27
(木)
【フォトキナ2018特集】 初日編

●ケルンメッセ
世界最大の写真機材見本市「フォトキナ2018」、開幕
-世界最大のカメラショーである、ドイツのフォトキナが、現地時間9月26日10時に開幕した。
-来年より毎年春の開催になるため、これまでの形でのフォトキナは今回が最後となる。
-今回は、昨日発表のものを含め、ミラーレス機を中心に、きわめて多数の新製品が登場。
-会場には初日朝から多くの来場者が訪れていた。

-快晴のドイツケルン。気温は10度台と肌寒い。
-フォトキナ開催されるのは、このケルンメッセ。
-朝10時からの開幕だが、会場前にはメインエントランスに人が溢れ、オープンをまっていた。
-フォトキナはビジネスショーであり、入場料も数千円からと、決して気軽に来場するイベントではない。
-にもかかわらず、朝から混雑するのは、やはり事前発表の新製品に関心が集まっているからなのだろう。



●ニコン
話題のフルサイズ・ミラーレスシステム「Zシステム」を大々的にアピール。「Z 7」メイン、「Z 6」の可動モデルも展示
-ニコンのメインは、フルサイズ・ミラーレス機の「Zシステム」。
-多数の「Z 7」を用意しているが、ハンズオンコーナーでは、かなり長時間にわたり、実機をじっくりと体験する姿が数多く見られた。
-今回は「Z 7」がメインだが、「Z 6」も数台、稼働モデルが用意されており、じっくり手に触れることができた。
-欧州でのニコン人気はつとに高く、「Z 7」に触れながら、満足げな表情を魅せる人が多かったのがとても印象的だ。
-「Z 6」は基本的に、「Z 7」とイメージセンサーが異なる点以外、ほとんど同等だ。
-ブースでは、「Zシステム」と並行し、「D850」をメインにした一眼レフコーナーが設けられいる。
-現実的には、一眼レフユーザーが圧倒的に多いため、こちらも終始賑わいを見せていた。
-また、コンパクトカメラコーナーでは、125倍ズーム機の「COOLPIX P1000」にも触れることができた。

●キヤノン
フルサイズ・ミラーレス機「EOS R」を展示。ブースでは、入力から出力までのトータルも網羅している点をアピール
-キヤノンは今回、フルサイズ・ミラーレス機「EOS Rシステム」を出展。
-「EOS R」は、世界同時発表された新システムであり、とくにフォトキナ現地ので発表などはなかった。
-同社初のフルサイズ・ミラーレス機だけに関心も高く、発売も少し先ということで、いち早く、実機を体感したい人が、朝からブースに溢れていた。
-ブースでは実機体験スペースがあるが、入場制限をしており、フォトグラファーやビデオグラファー、プレスなどを優先に入場させていた。
-そのため、体感エリアは、ほぼ一人一台くらいの台数と人数になっており、来場者は細かなところまで時間を掛けて実機をチェックしていた。

●パナソニック
フルサイズ・ミラーレス機「LUMIX S1R」「LUMIX S1」を開発発表。ボディー・レンズのモックアップを展示
ー開催前日に突如発表になった、Lマウントでのライカ・パナソニック・シグマの提携。
-先日シグマも、来年フルサイズミラーレス機参入を表明したが、今回、具体的な形として参考出品されたのが「LUMIX Sシリーズ」。
-話題の出展であり、欧州市場で強いLUMIXということもあり、ブースには朝からたくさんの人が集まり、食い入るように見ていたのが印象的。
-Lマウントを採用したフルサイズ・ミラーレス機であり、47メガセンサー、24メガセンサーをそれぞれ搭載。
-ボディー内手ぶれ補正機能を採用しており、4K60fps動画撮影にも対応する。
-来年正式発表・発売ということで、まだ開発発表。詳しいスペックなどは公開されていない。
-とはいえ、おそらく、今回のフォトキナ発表の機種として、富士と並んで大きな注目を浴びたモデルといえる。
-デザインは「LUMIX G9」を一回りちょっと大きくした感じで、ライカSLほど巨大なイメージではない。
-操作性も基本的に従来のLUMIX G1ケタシリーズのものを踏襲。モックアップとはいえ、質感も高く、製品化間近という感じが伝わってくる。
-レンズは50mmF1.4、24-105mm、70-200mmが展示されており、フルサイズ用としては標準的なサイズに収まっている。
-画質最重視のプロ・ハイアマチュア用モデルということで、どことなく堅実な雰囲気が感じられる。アバンギャルドなデザインのSLとは対照的だ。
-LUMIX Sシステムは、将来的に東京オリンピックでの8K時代に対応できるような方向性を備えており、パナソニックらしい展開になることが期待される。
-今回は開発発表での参考展示なので、詳細は不明。現在告知されている以上の情報が正式発表まで待つしかなさそうだ。

●富士フイルム
33×44mmサイズのスーパーフルフレームセンサーを搭載した
小型軽量モデル「GFX 50R」を発表。
次世代の1億200万画素裏面照射CMOSを搭載した「GFX100」を開発発表
-富士フイルムは今回のフォトキナで、中判デジタルカメラ「GFX」シリーズ2機種を発表。
-いずれも、33×44mmの35mmフルサイズを超える「スーパーフルフレーム」大型センサーを採用。
--高画質で小型軽量な機動性に優れたAPS機「Xシリーズ」、画質最重視の「GFX」という、2つのフォーマットによる使い分けを提案している。
-会場では、大幅な軽量化と低価格化を実現した「GFX50R」を展示。主要なキーデバイスは「GFX50s」を踏襲している。
-交換式ファインダーなどを廃して、従来の中判フィルムカメラのようなスタイルのものになっている。
-実売価格は4500ドル。日本円では50万円台半ば。高級フルサイズ機+α程度で、ボディーが入手できる点が画期的。
-それにあわせて、50mmF3.5の小型レンズも開発し、トータルでの小型軽量化を図っている。
-このサイズでこの価格帯であれば、フルサイズ+αで入手でき、マウントアダプター経由でさまざまなレンズを駆使した撮影もできる。
-プロはもちろん、風景写真をデジタルで本格的に取り組みたいハイアマチュアにもオススメできそうなモデルだ。

-開発発表として、1億200万画素の超高画素機「GFX100」を発表。
-開発発表ながら、画素数はもちろん、クラス初の裏面照射型CMOSで、像面位相差検出方式の採用。
-さらに、ボディー内手ぶれ補正機構を搭載するなど、中判とは思えないほど、きわめてアグレッシブなモデルだ。
-サイズもさほど大きくはなく、GFX]50sを縦伸ばしたようなイメージで、どことなく往年の35mmフィルム一眼レフ+モータードライブ風。
-こちらはアクリル越しでの展示だが、画質最重視で、しかも、機動性まで備えた、スーパー中判デジタルというイメージだ。
-価格は 10000ドル。2019年発売予定という。
-GFX用レンズのロードマップもアップデートし、ズーム2本を開発。モックアップを展示していた。

●シグマ
新レンズ「56mmF1.4DC BN」「Art 40mmF1.4」「Art 28mmF1.4」「Sports60-600mm」「Sports 70-200mmF2.8」の5本を一挙発表
-シグマは今回、一挙に5本もの新レンズを発表。
-いずれもきわめて意欲的なものばかり。ブースでは新モデルも展示されており、現物を見ることができる。
-Lマウントについては、モノとしての展示はとくになく、パネルでの紹介に留まっている。

※今回は初日の概要。今後、もう少しよりレポートをお届けしたい。




2018/09/26
(水)
【フォトキナ2018特集】 前日プレスデー編

●ケルンメッセ
世界最大の写真機材見本市「フォトキナ2018」、明日開幕。前日のプレスデーで多数の提携発表や、新製品、開発発表が登場
-世界最大のカメラショーである、ドイツのフォトキナが明日開幕する。
-これまで隔年開催だったが、来年より毎年開催になるため、これまでの形でのフォトキナは今回が最後となる。
-前日のプレスデーには、これまでにないほど、多数のメーカーがプレスコンファレンスを開催。
-きわめて大きな提携や、多くの新製品・開発発表などが相次いだ。
-ここでは、その概略をドイツの現地よりお届けしたい。



●ライカ・パナソニック・シグマ
ライカ・パナソニック・シグマ、Lマウントの採用で提携。今後各社よりLマウントをベースに製品を展開
-ライカが提唱するミラーレス機用レンズマウント「Lマウント」に関する提携を、ドイツ・フォトキナのライカのプレスコンファレンスで発表。
-今回、ライカとパナソニック、シグマがLマウントの採用で提携。
-この3社は、ライカのLマウントを採用したミラーレス機ボディーやレンズなどを今後展開。
-Lマウントは、ライカが「ライカT」で初採用したミラーレス用マウント。口径51,6mm、フランジバック20mm。

●パナソニック
Lマウントを採用した、フルサイズ・ミラーレス機を開発発表。2019年早期発売予定
47メガ機の「LUMIX S1R」、24メガ機の「LUMIX S1」。レンズは当初50mmF1.4、24-105mm、70-200mmを展開

-パナソニックはライカに続き、同じ会場でのプレスコンファレンスを実施。
-ライカのLマウントを採用した、同社初のフルサイズ・ミラーレス機「LUMIX S」シリーズを発表した。
-このモデルはLUMIXの新ラインナップになるもので、レンズマウントはライカLマウントを採用しており、既存のマイクロフォーサーズマウントとの互換性については言及されなかった。事実上、全く別系列と考えていいだろう。
-機種は2つ。47メガセンサー搭載機「LUMIX S1R」、24メガ機の「S1」がラインナップされる。発売は2019年春と、意外に早い時期を予定している。
-今回は開発発表なので、詳細は不明だが、キーポイントはいくつか紹介された。
-基本的には、プロやハイアマチュア向けの本格派フルサイズ・ミラーレス機。
-フルサイズイメージセンサー、画像処理エンジンともに新開発。「S1R」は47メガ、「S1」は24メガ。
-フルサイズミラーレス初の、4K60p動画撮影対応。
-フルサイズ初の「Dual I.S.」搭載。
-メモリーカードは、同社初の、XQDメモリカードとSDメモリカードのダブルスロット。
-背面ディスプレイは3軸チルト液晶を搭載。
-マウントは今回の提携で実現した、ライカLマウントを採用。もちろん、同マウントのライカレンズやシグマレンズも利用可能だ。
-純正レンズは当初3本から。50 mmF1.4、24-105 mm、70-200 mm。ズーム系のF値は未公開だ。
-2020年までに合計10本以上の交換レンズを開発するという。
-そして、2020年の東京オリンピックでは、本格化する8Kをターゲットにいれた展開になる。
-同コンファレンスでは、マイクロフォーサイズ用レンズとして全域でF1.7の超大口径を実現した「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7」を。
-また、日本国内で先行しているプロサービスを、2018年中に、ヨーロッパやアメリカでも展開するという。
-ただ、実機はまだ触れられる状態でない模様。こちらは本日の開幕後、ブースでチェックする予定だ。

●富士フイルム
GFXシリーズの小型軽量ハイCP機「GFX 50R」発表。
100メガの裏面照射型像面位相差AF搭載。ボディ内手ブレ補正搭載機「GFX100」、開発発表
l
-富士フイルムは今回のフォトキナで、既発売の「X-T3」に加え、中判デジタルカメラ「GFX」シリーズの新展開を発表。
-同社は昨今、参入が増えている35mmフルサイズミラーレスに対し、33×44mmの大型センサーを「スーパーフルフレーム」と定義。
-35mmフルサイズという、フィルム時代からのフォーマットから自由になり、より理想的なカメラシステムを提案。
-高画質で小型軽量な機動性に優れたAPS機「Xシリーズ」、画質最重視の「GFX」という、2つのフォーマットによる使い分けを展開。
-会場では、GFX50sをベースに、大幅な軽量化とシンプル化によるコストダウンを図った「GFX50R」を発表。
-同機はイメージセンサーや処理エンジン、EVFなどのキーデバイスは「GFX50s」を踏襲。
-外観デザインは、往年の中判フィルムカメラ的なものに仕上げることで、シンプルで小型軽量なモデルに仕上がっている。
-実売価格は4500ドル。日本円では50万円台半ば。高級フルサイズ機+α程度で、ボディーが入手できる点が画期的。
-それにあわせて、50mmF3.5の小型レンズも開発。中判機ながらも、気軽に持ち歩け、手持ち撮影でも使えるモデルに仕上がっている。

-そして、開発発表ながらも、1億2000万画素の超高画素機「GFX100」を発表。さらに、クラス初の裏面照射型CMOSで、像面位相差検出方式を採用。
-さらに、巨大なセンサーながらも、ボディー内手ぶれ補正機構を搭載。4K動画にも対応するというきわめて意欲的なもの。
-価格は 10000ドル。2019年発売予定という。
-GFX用レンズのロードマップもアップデートし、ズーム2本を開発。

●シグマ
Lマウントアライアンスでの展開を告知。フルサイズFoveonセンサー搭載機を来年発売。EF-L、SA-Lマウントアダプターも用意
新レンズ「56mmF1.4DC BN」「Art 40mmF1.4」「Art 28mmF1.4」「Sports60-600mm」「Sports 70-200mmF2.8」の5本を一挙発表
-シグマは、前回フォトキナに続き、市内の植物園のイベント会場でプレスコンファレンスを開催。
-コンファレンスで山木社長が今回の新製品やLマウントでの展開について、細かく紹介。
-新レンズは「SIGMA 28mm F1.4 DG HSM | Art」「SIGMA 40mm F1.4 DG HSM |Art」「SIGMA 56mm F1.4 DC DN | Contemporary」
「SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports」「SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sports」の5種。
-いずれも、これまでの常識を越えるほどの高性能レンズという。
-なかでも、Artシリーズの「40mmF1.4」「28mmF1.4」はベンチマーク的にしているOutsを超えるほどの解像度を実現しているようだ。
-「60-600mm」は今回、プロフェッショナルユーザーをもターゲットに開発されており、10倍ズームとは思えない、優秀な性能という。
-「70-200mmF2.8」は、他社製品と比較しても、トップといえる描写力。
-「APSミラーレス用の「56mmF1.4」はきわめてコンパクトだが、Artシリーズ同等の描写力を備えたレンズという。
-今回の発表でArtシリーズの大口径単焦点レンズは11本のラインナップに。
-さらにF2.8ズームは、なんと、14mmから500mmまでをカバーする、前代未聞のラインナップが完成した。

-シグマは今年、会津の自社工場に、マグネシウム棟をつくり、自社で高品質なマグネシウム加工ができるようになった。
-今回はその技術を活かして、レンズの剛性感アップと軽量化を実現。
-同社の工場はその国内1拠点のみであり、「Made in Aizu」をさらに明確にアピールしてゆきたいという。

-ライカ、パナソニックのコンファレンスで、すでに告知された、「Lマウント」での協業内容についても言及。
-まず、今回の提携により、今後、シグマのミラーレス機は「Lマウント」を採用する。
-なによりものトピックスは、来年、フルサイズのFoveonセンサー搭載機を発売すると宣言した点。
-つまり、シグマもフルサイズ・ミラーレスに参入するというわけだ。
-そして、これまで同社が基本としていた「SAマウント」も、レンズは今度も継続して供給してゆくと明言。
-さらにマウントコンバーターで「SAーL」「EF−L」タイプを用意し、SAやEFマウントユーザーもLマウントが利用できる環境を作る。
-そして、現在のマウント交換サービス対象レンズについては、Lマウントへの交換サービスも、来年開始。
-マウントコンバーターについては、来年さらに充実させてゆくという。
-なお、各レンズについては、開幕後、さらに追加取材する予定だ。

2018/09/25
(火)
●DigitalCamera.jp
「キヤノン・EOS R」試作機ハンドインプレッション公開
-キヤノンから30年ぶりの新マウントを採用したフルサイズ・ミラーレスシステム「EOS RFシステム」が登場。
-今回、早いタイミングで、その試作機をお借りできたので、ハンドインプレッションをお届けします。
-なお、今回の試作機は「実写可評価不可」の条件付きである点はご理解ください。


[ソフトウエアUPDATE]
●富士フイルム
RAW FILE CONVERTER EX 3.0 powered by SILKYPIX (Ver.8.0.0.0)
-RAW FILE CONVERTER EX 3.0 powered by SILKYPIXの最新版を公開。
-今回のアップデートにより、最新の「X-T3」などのRAWファイル変換機能をサポート。

FUJIFILM X RAW STUDIO (Ver.1.3.0)
-カメラとPCを接続し、カメラ内の画像処理エンジンを使ってRAWデータを現像できる「FUJIFILM X RAW STUDIO」をアップデート。
-今回のVer.1.3.0では、最新の「X-T3」などに対応。

2018/09/24
(月・祝)
●ソニー
XQD規格の5倍の落下強度と2倍の曲げ強度を実現した
高速XQDカード、240GMの「QD-G240F」、120GBの「QD-G120F」発表

-超高速アクセス可能なソニーの「XQD G」シリーズに新タイプを追加。
-今回の新モデルでは、XQD規格の5倍の落下強度と2倍の曲げ強度を実現。
-書き込み速度400MB/s、読み出し速度440MB/sアクセスを実現。
-容量は240GBの「QD-G240F」、120GBの「QD-G120F」をラインナップ。
-オープンプライス。9月29日発売。



本日より、26日に開幕するドイツの「フォトキナ2018」取材に向かいます。
現地での通信環境などにより、更新が滞る可能性もありますので、ご了解ください。



2018/09/23
(日)
●ケンコー・トキナー
フルサイズ一眼レフ用交換レンズ「opera 50mm F1.4 FF」、価格・発売日決定
-トキナーの新ブランドのフルサイズ一眼レフ用大口径AFレンズ「opera 50mm F1.4 FF」、価格・発売日決定。
-フルサイズ機に向けたあたらな高級レンズシリーズに。
-現行のAT-Xシリーズに加え、フルサイズ対応の上位モデル群を「Tokina opera」シリーズを拡充。
-AF駆動源にリング型超音波モーターを採用。
-最短撮影距離0.4m。
-レンズの各部にシーリングを施すことで、防塵・防滴仕様を実現。
-トキナーレンズで初めて、ニコンマウント用に電磁絞りを採用。
-ピントリングは、ニコン用、キヤノン用ごとに純正レンズと同じ回転方向に設定。
-マウントはニコンFマウント用、キヤノンEFマウント用を用意。
-大きさは最大径80mm、全長107.6mm。重さ約950g。フィルター径72mm。
-138,000円。10月下旬発売予定。

2018/09/22
(土)
【ファームウエアアップデート】
●富士フイルム
X-T3用ファームウエア Ver.1.01
-新製品「X-T3」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.01では下記の点を改善。
-電子シャッターで高速連写したときのディストーション補正値を最適化。
-一部SDカードでLOCKを認識しない不具合を修正。
-その他、軽微な不具合を修正。

2018/09/21
(金)
●ソニー
クラス最軽量でコンパクトなフルサイズ対応大口径広角レンズ「FE 24mm F1.4 GM」発表
-APS-Cボディーとのバランスにも配慮した、小型軽量なフルサイズ対応大口径広角レンズ「FE 24mm F1.4 GM」発表。
-フルサイズをカバーする24mmF1.4クラスで最軽量の445gを達成。フィルター径67mm径。
-GM(Gマスター)シリーズらしく、画面周辺まで高解像度と実現。さらに、自然なボケ味を達成。
-今回のレンズでフルサイズ対応レンズ30本、全ラインナップでは48本に。
-最短撮影距離は0.24m。
-レンズ構成は10群13枚構成。超高度非球面レンズ2枚とEDガラス3枚を採用。像面湾曲や諸収差を良好に補正。
-非球面レンズの採用により、画面周辺のサジタルフレアを抑え、点光源のにじみを抑制。
-ソニー独自のナノARコーティングを採用し、フレアやゴーストを抑制。
-AF駆動源に新開発のDDSSM(ダイレクトドライブSSM)を搭載。従来比約3倍の推力を達成し、高速で高精度で静粛なAFを駆動を実現。
-大きさは最大径75.4mm、全長92.4mm。重さ約445g。
-198,000円。10月26日発売。

2018/09/20
(木)
●コシナ
F値を抑えた高画質で軽量コンパクトなフルサイズ対応
単焦点レンズ「フォクトレンダー COLOR-SKOPAR 21mm F3.5 Aspherical E-mount」発表

- あえて開放F値を実用域に抑え、コンパクトさと高性能を両立させた、ショートフランジバックのフルサイズ対応広角レンズ。
-ソニーのミラーレス機に最適化された非球面レンズ搭載光学系を採用。
-マニュアルフォーカス専用。被写界深度目盛りがあり、目測のスナップ撮影にも便利に。
-距離エンコーダー内蔵。ボディ内5軸手ブレ補正対応。フォーカスリング回転でのファインダーの拡大表示も可能。
-最短撮影距離20cm。
-レンズ構成は8群9枚。
-大きさは最大径62.8mm、全長39.9mm。重さ230g。フィルター径52mm。
-ソニーEマウント用。
-85,000円。10月発売予定。

2018/09/19
(水)
●市川ソフトラボラトリー
高画質高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX」シリーズの
最新プロフェッショナル版「SILKYPIX Developer Studio Pro9ダウンロード版(Windows/macOS)」発表

-純国産の高画質・高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX」の最新版「SILKYPIX Developer Studio Pro9」発表。
-新機能や改善点多数。主な特徴は下記の通り。
-あらたに、かすみ除去機能を搭載。
-写真のハイライト部/シャドー部の明るさ個別調整が可能に。
-レンズ収差補正機能がより簡単に。RAWデータのレンズ情報をもとに、適切なレンズプロファイルを自動適用。
-周辺ぼかし・シャープ機能を追加。
-部分補正ツールの機能を拡張。
-自動調整ボタンを追加。
-外部アプリケーションとの連携機能を搭載。
-発売記念キャンペーンを実施。
-28,080円。新規購入特別価格19,800円。9月19日発売開始。
-プロフェッショナル版からアップグレードは9,880円。スタンダード版からアップグレードは14,800円。

2018/09/18
(火)
●ソニー
ミラーレス機「α」シリーズ向け新「清掃・点検サービス」を展開。センサー清掃の「ライトコース」は3,000円に
-ソニーαボディー、Eマウント、Aマウントレンズを対象とした、新サービス「清掃・点検サービス」を10月1日より開始。
-新サービスは「ベーシックコース」、「ライトコース」、「フルコース」の3コースを用意。
-「ベーシックコース」は、専門スタッフによるイメージセンサーのクリーニングと、カメラ・レンズの外観清掃、ソフトウェアのバージョン確認。
-「ライトコース」は、さらに、本体内部の清掃、レンズやPCとの接続部などきめ細やかな点検や清掃を実施。
-「フルコース」は、さらに、オートフォーカスのピント精度などの画質性能面での点検を専門エンジニアが実施。
-「ベーシックコース」は3,000円(カメラ本体とレンズ1本)。
-ライトコースは10,000円。
-「フルコース」はボディ-9,000円、レンズ11,000円。
-10月1日より実施。サービスの詳細は当該ページ参照。

2018/09/17
(月・祝)
[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio Pro8 Windows版/macOS版 Ver.8.0.24.0
SILKYPIX Developer Studio 8 Windows版/macOS版Ver.8.1.24.0
-SILKYPIXシリーズの「Pro8」「8」をアップデート。
-今回のVer.8.0.24.0では下記の点を改善。
-部分補正ツールで複数のフィルタ領域を重ね合わせた際、重なった部分の彩度の合計が-100より小さくなると、色相が変化する点を修正(Pro8のみ)。
-「シャープ」サブコントロールの種類を変更した際、各スライダーの項目名が種類に応じて切り替わらないことがある点を修正。
-「Leica DIGILUX 2」のホワイトバランスの初期値を「昼光(快晴)」から「撮影時設定」に変更。
-「トーンカーブ」サブコントロールのレベル補正をエディットボックスで調整する際、シャドー側の上限値が127、ハイライト側の下限値が129の固定値になっている制限を解除。
-その他細かな点を修正。

2018/09/16
(日)
●キヤノン
フルサイズミラーレス機「EOS R」を実機体験できる
「EOS R SYSTEM PREMIUM SESSION」開催。皮切りの東京会場は明日17日まで開催中

-同社初のフルサイズミラーレスシステム「EOS Rシステム」を体験できる、セミナー&体験会を全国11カ所で開催。
-会場では、写真家や開発者のセミナーを開催。さらに、EOS Rでの作品の展示も実施。
-皮切りとなる東京会場は、、品川のキヤノンマーケティングジャパン ホールSで、明日17日まで開催中。
-開催日は、明日9月15日、16日、17日。開催時間は15日が12:30〜18:00。16、17日は10:00〜17:00。

-初日開場時には、約300人の行列ができ、体験待ち時間も最長60分に。
-会場では「EOS R」の実機体験が可能。取材に訪れた15時頃には40分待ち状態。
-連日、「EOS R」を体験した著名写真家によるトークイベントを開催。開発者セミナーも開催。
-実機のカメラ店店頭展示は、発売直前までないとのことなので、関心のある人は同イベントなどで体験することをお勧めする。

-申し込み不要。入場無料。来場者にはこのシールとホルダーがもれなくプレゼントされる。
-開場時間はきょう明日、17時まで。


2018/09/15
(土)
●シグマ
映像制作用交換レンズ「SIGMA CINE LENS」の新ラインナップ
「FF High Speed Prime Line: 28mm T1.5 FF」「同 40mm T1.5 FF「同 105mm T1.5 FF」発表

-シグマの映像制作用交換レンズ「SIGMA CINE LENS」のラインナップを拡充。
-大口径の「FF High Speed Prime Line」の、「28mm T1.5 FF」「同 40mm T1.5 FF「同 105mm T1.5 FF」を発表。
-今回の発表で、35mmフルフレーム対応のプライムレンズが、14mmから135mmまで10本をラインアップ。
-さらに、2018年にARRI社が発表したラージフォーマットセンサー向け新レンズマウント「LPLマウント」も追加。

2018/09/14
(金)
●キヤノン
フルサイズミラーレス機「EOS R」を実機体験できる
「EOS R SYSTEM PREMIUM SESSION」、今週末、東京品川で開催

-先だって発表された、同社初のフルサイズミラーレスシステム「EOS Rシステム」を体験できる、セミナー&体験会を全国11カ所で開催。
-会場では、写真家や開発者のセミナーを開催。さらに、EOS Rでの作品の展示も実施。
-皮切りとなる東京会場は、、品川のキヤノンマーケティングジャパン ホールSで開催。
-開催日は、明日9月15日、16日、17日。開催時間は15日が12:30〜18:00。16、17日は10:00〜17:00。
-詳細は当該ページ参照。

[ソフトウエアUPDATE]
●ニコン
Capture NX-D Ver. 1.5.0
ViewNX-i & Capture NX-D Ver. 1.18.030
-純正RAW現像ソフト「Capture NX-D」の最新バージョンを公開。
今回のVer. 1.5.0では下記の点を改善。
-「Z 7」「D3500」「COOLPIX P1000」に対応。
-「Z 7」に搭載された[回折補正][最新のピクチャーコントロール]に対応。
-画像の明るさや色合いなどを部分的に調整できる[カラーコントロールポイント]を追加。
-画像処理の高速化とメモリ消費量の低減を行い、より安定して動作するように改善。
-Picture Control Utility 2 で作成・変更したピクチャーコントロールが Capture NX-D を再起動しなくても反映できるように改善。
-[レベルとトーンカーブ]の[アンカーポイントの追加]で画像の任意の場所をクリックして追加したアンカーポイントが各チャンネルのトーンカーブ上で追加されない現象を修正。

2018/09/13
(木)
●ニコン
フルサイズミラーレス機「Z 7」、
「Z 24-70mm f/4 S」「Z 35mm f/1.8 S」「 FTZ」など関連アクセサリー発売日決定。9月28日発売へ

-フルサイズミラーレス機「Z 7」ボディーや各キット、レンズや関連アクセサリーの発売日を決定。
-発表当初、「9月下旬」としていた発売時期を「9月28日発売」に決定。
-同日発売されるおもな製品は下記の通り。
-「Z 7」「Z 7 24-70 レンズキット」「Z 7 FTZマウントアダプターキット」「Z 7 24-70+FTZマウントアダプターキット」。
-Zレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」、「マウントアダプター FTZ」など。
-11月下旬発売予定の「Z 6」、10月下旬発売予定の「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」などは、後日発売日を告知。

2018/09/12
(水)
【ファームウエアアップデート】
●ソニー
ILCE-9用ソフトウェア Ver. 3.10
-超高速フルサイズミラーレス機「α9」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.3.10では下記の点を改善。
-FE400mmF2.8(SEL400F28GM)に対応。[AF時の絞り駆動]設定メニューに[サイレント優先]を追加。
-その他動作の安定性を向上。

2018/09/11
(火)
●ニコン
ニコンミュージアム企画展
「幻の試作レンズたち─ミラーレス Z 7がとらえた魅惑の描写」、10月2日より開催。試作レンズをZ 7で撮影した作品も展示

-品川のニコンミュージアム、次回の企画展「幻の試作レンズたち─ミラーレス Z 7がとらえた魅惑の描写」を開催。
-同社が1950年代から1980年代にかけて製作した一眼レフ用試作レンズ約60点を展示。
-新機能や性能を試験・検証するために製作された試作レンズを公開。一般に破棄されることが多い試作レンズを一般公開。
-さらに、先だって発表されたフルサイズミラーレス機「Z 7」に、試作レンズを装着した作例写真も公開。
-展示期間は10月2日〜12月27日。
-東京品川のニコンミュージアムで開催。入場無料。

2018/09/10
(月)
【ファームウエアアップデート】
●シグマ
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary キヤノン用レンズファームウェア
-小型超望遠レンズ「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」のキヤノン用最新ファームウェアを公開。
-今回の最新バージョンでは下記の点を改善。
-一部のカメラとの組み合わせにおいて、AF速度を向上。

SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art シグマ用、キヤノン用レンズファームウェア
-APS機用超大口径望遠ズーム「SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art」のシグマ用、キヤノン用最新レンズファームウェアを公開。
-今回の最新バージョンでは下記の点を改善。
-同社マウントコンバーター「MC-11」併用時、まれにAF同左が不安定になる点を改善。

SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11 EF-E用ファームウェア
-マウントコンバーター「MC-11」EF-E用最新ファームウエアを公開。
-今回の最新バージョンでは下記の点を改善。
-「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary(ファームウェアVer.2.00)」「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports(ファームウェアVer.2.00)」に対応。
-「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary(ファームウェアVer.2.03)」に対応。
-「SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art(ファームウェアVer.2.01)」に対応しました。
-対象のSGVレンズ*装着時における、画面周辺部でのAFおよび「瞳AF」機能使用時のAF追随性を向上。

SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11 SA-E用ファームウェア
-マウントコンバーター「MC-11」用SA-E用最新ファームウエアを公開。
-今回の最新バージョンでは下記の点を改善。
-「SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art(ファームウェアVer.1.01)」に対応。
-対象のSGVレンズ装着時、画面周辺部でのAFおよび「瞳AF」機能使用時のAF追随性を向上。

2018/09/09
(日)
●ケンコー・トキナー
取り外しも容易で収納に便利な液晶フード「COMODO 液晶フード CMD-MH-01シリーズ」発表
-装着や取り外しも容易な、液晶モニター用フード「COMODO 液晶フード CMD-MH-01シリーズ」。
-同シリーズは、カメラの背面液晶モニターなどに装着し、明るい場所での視認性を向上させるフードに。
-ゴムやベロクロテープなどで装着するため、カメラへの装着、脱着も可能。
-さらにフード自体を折りたたみできるため、携帯にも便利。
-内部に起毛処理をすることで遮光性を向上。
-種類は3種。「一眼レフ用」、「バリアングル2.7〜3.0インチ用」「同3.0〜3.5インチ用」を用意。
-オープンプライス。9月14日発売。

2018/09/08
(土)
●ケンコー・トキナー
高いカラーバランスと超高解像を実現した
サーキュラーPLフィルター「ZX C-PL」」に86mm、95mm径を追加

-同社の最高峰フィルターシリーズ「ZX(ゼクロス)」のPL-Cフィルターのラインナップを拡充。
-サーキュラーPLフィルターの大口径タイプとして86mm径と95mm径を追加。
-86mm径35,000円、95mm径55,000円。9月14日発売。

2018/09/07
(金)
●リコーイメージング
フルサイズ一眼レフ「PENTAX K-1 MarkII」購入者に
もれなく20,000円をキャッシュバックする「PENTAX K-1 MarkII プレミアムキャッシュバックキャンペーン」実施

-フルサイズデジタル一眼レフ「PENTAX K-1 MarkII」購入者向けにキャシュバックキャンペーンを実施。
-キャンペーン期間中に購入し、キャンペーンに申し込むと、もれなく3万円をキャッシュバック。
-対象製品は「PENTAX K-1MarkII」もしくは「同 28-105 WR レンズキット」。
-キャンペーン期間は9月7日〜11月4日まで。
-詳細な応募方法は当該ページ参照。

●ニコン
コンパクトカメラ「COOLPIX W300」でタイムラプス中ピントがずれる不具合。ファームアップでの改善へ
-防塵防滴コンパクトカメラ「COOLPIX W300」で不具合発生。
-タイムラプス撮影中、通常は1コマ目でピント位置が固定されるが、被写体条件により途中でピント位置がずれる現象発生。
-同現象は、ファームウェアのバージョンアップで改善予定に。

2018/09/06
(木)
●富士フイルム
APS-Cサイズ裏面照射型2,600万画素X-TransCMOS4を搭載
秒30コマ連写や4K/60fps動画、高速AFやプリ連写記録機能を搭載した上級モデル「FUJIFILM X-T3」発表

-富士フイルムが、Xシリーズの第4世代モデルの一号機「X-T3」を発表。
-イメージセンサーやプロセッサーを一新。APS機ならではのコンパクトボディーに、クラス最高レベルの高画質をバランスよく融合。
-イメージセンサーに、新開発でAPS初の2,600万画素裏面照射型X-TransCMOS4を搭載。
-連写速度は中央部1.25倍クロップでの電子シャッター使用時、秒30コマのブラックアウトフリーに。フル画面では秒20コマに。
-高速読みだしにより、ローリング歪みも軽減。クロップ時は約1/60秒相当に。
-レリーズ前記録にも対応。シャッターを切る直前に遡ってのデータ記録も可能に。
-位相差AF測距画素を従来比4倍に。速度や合焦率も大幅に向上。瞳AFも検出が従来比2倍に。
-画像処理エンジンも新設計の「X-Processor4」を搭載。独自の色再現技術はもちろん、モノクロの温黒調や冷黒調も新搭載。
-EVFはT2同等の約369万ドットタイプ。フレームレートは100fps。
-4K60fps動画記録に対応。4:2:0の10bit記録が可能。
-大きさは132.5×92.8×58.8mm。重さ約539g。
-ボディーカラーは、ブラックに加え、シルバーも用意。
-オープンプライス。ボディー実売185,000円前後。9月20日発売。


<富士フイルム「X-T3」発表会 スピーチダイジェスト>

●富士フイルム 上野氏
・ライトサイジング
・高画質と小型軽量。カメラにとって最も重要なポイント。価格面でも有利なのは自明。
・ハイプレシジョン。高精度高画質レンズ「フジノン」。高精度な設計製造、写真再現の高画質。
・カラーリプロダクション。気持ちのいい色で出て欲しいという期待。記憶色、期待色の再現。
・フィルムで培われた写真画質。

・新製品「X-T3]。X-T2から2年。ナンバー以外ほとんど一緒。
・万能型ミラーレスシステム。
・第4世代のシステム。センサー、LSIを一新。
・フルダイアルオペレーション
・4K/60P

・裏面照射型2600万画素C-Trans4搭載。X-Prosess4も新開発。
・AF/AFパフォーマンス。100%カバー像面位相差。-3EV測距。150%高速なAF。

・4K/60P。4:2:2 10bit
・EVFは369万ドット。
・センター16メガクロップで、電子シャッター30コマ。メカシャッターで11コマ。バッテーグリップ不要。
・撮影枚数は390枚。2割弱増えた。
・クラシックなシルバーを追加。
・進化というより深化。
・デザインは、ダイアル形状、ショルダーラインなどが変わった。
・視度補正にロックを追加。
・タッチスクリーン。
・ヘッドフォンジャック、端子カバーも取り外し可能に。
・バッテリーグリップは新規。H1並みにしっかりしたもの。バッテリーは連続して3つをシームレスに。1100コマ連続撮影
・センサーとプロセッサーを一新。
・読み出しはPro1の10倍。先代の1.5倍。プロセッサーは3倍に。

・センサーは現行唯一の裏面照射型CMOSセンサー。スピードを向上。像面位相差画素配列も一新。
・4K動画も電力を抑えながらスピードを向上。
・プロセッサーはクアッドコアで、速度3倍。
・裏面照射型。設計の自由度が上がり、スピード、画質が向上。基準感度ISO160を達成。
・位相差AF、4K60。

・画質。2600万画素。上質な解像感。過度な輪郭強調をせずに。

・ノイズも進化。※のように見える点をさらに改善。1/10以下に低減。
・カラークロームエフェクトを搭載。暗いところを暗くする。GFX50Sに搭載したが、今回は高速で制約なしに。
・モノクロの温黒調・冷黒調を追加。

・AFが大幅に向上。全画面位相差AF,約100%エリア。モータースポーツなどで威力を発揮。構図の自由度が。
・位相差が50万画素から、216万画素に。暗所も強く。
・位相差AFの合焦精度を大幅向上。従来は60、今回は240エリアに。ローコントラストな被写体も。
・位相差合焦率81から94%。コントラストは60から90%。高周波被写体合焦率は18%から96%へ。
・顔検出も大幅に向上。動く顔のAF追従性も。

・ビューファインダーは369万ドット、100fps。明るさ800cd。
・ブラックアウトフリーで30fps。ローリングスピードは1/60s。
・最速20fpsブラックアウトフリー。ローリングスピード1/40。
・メカシャッターで11fps。メカシャッター使用時。
・ブラックアウトフリー連写。アイコン点滅で表示。
・プリ撮影。半押しして構えて、押し切ってから、30fpsで20フレーム、前尾氏で11フレーム、合計42フレーム。
・オートホワイトバランスロック。ミックス光などでフレーミングで変わるときに、AWBのロックが可能。
・MF時、マイクロプリズムをデジタルで再現。
・4K60fps。4:2:2 10bit。12段ダイナミックレンジ、16msecの高速ローリングシャッター。30fpsではビットレートも400Mに。
・コーデックもH.265も選択可能。4K30fpsのオールイントラも可能。
・ローリング歪みも従来の50%改善。
・ビデオ時のNRも向上。フレーム間ノイズリダクションも搭載。動いていない部分の高感度ノイズも圧倒的に向上。
・動画時、AF-Cトラッキング性能も大幅に向上。高周波でのAFトラッキングも。
・ハイブリッドLogガンマ。年内のファームアップでHDR動画撮影機能を搭載。
・撮影枚数も大幅向上。レリーズタイムラグも高速化。
・縦位置グリップや2.5φリモコンも用意。

・9月20日発売、オープンプライス、実売はボディー185,000円前後。レンズキットはXF18-55キットで23万円前後。縦位置バッテリーグリップは49,500円。

・各種キャンペーンも展開。

・フォトキナでもプレスコンファレンスを。

<質疑応答>
Q.独自センサーやAPSのメリットをもっとアピールするべきでは?
A.センサーが大きくなり、画素もあがっており、レンズ設計も大きく、難しい。金額などを見ているとフルサイズではかなり高く、あれは必然かと思う。そうでなければ、いい写真がとれないのか? カメラは持ち歩かなければ撮れない。それが一番重要。APS-Cセンサー対応がベストバランス。プロのニーズはGFXで回答。コンセプトとして、専用に叶う万能はない。専用分野。機動力でAPS、解像力でGFX。


Q.解像感はどれくらい向上? 以前はフルサイズベイヤー36メガと同等とのことだったが。
A.他社の40メガクラスと、解像感では遜色ないと思っている。



2018/09/05
(水)
●キヤノン
内径54mmの大口径な「RFマウント」を採用したフルサイズ・ミラーレスシステム「キヤノン EOS R」発表
3,030万画素デュアルピクセルCMOS AF搭載。369万ドットEVF搭載。RFレンズ4種も同時発表。10月下旬発売

-新マウントを採用したショーt-バックフォーカスのフルサイズミラーレスシステム「EOS Rシステム」発表。
-同システムは、ミラーレス用に大口径の新マウント「RFマウント」を採用した、次世代EOSシステムに。
-マウント内径は54mm。従来のEFマウントよりバックフォーカス(レンズ最後部からセンサーまでの距離)を大幅に短くすることで、レンズ設計の自由度を大幅に拡大。高画質でコンパクトなシステム構築が可能に。
-初号機としてフルサイズ・ミラーレスボディー「EOS R」と、RFマウントレンズ4本を発表。10月下旬発売予定。
-「EOS R」は、RFマウントを採用した、3,030万画素デュアルピクセルCMOSセンサー搭載機。369万ドット高精細EVF搭載。
-連写速度はAF固定で秒8コマ、AF追従で秒5コマ。AFはヂュアルピクセルCMOS AFによる位相差検出タイプ。
-バッテリーグリップ「BG-E22」「と、USB 電源アダプター「PD-E1」も同時発表。
-新マウント用交換レンズは4種。
-標準ズーム「RF24-105mm F4 L IS USM」(155,000円・10月下旬発売予定)。
-大口径標準レンズ「RF50mm F1.2 L USM」(325,000円・10月下旬発売予定)。
^クラス最高の明るさを誇る標準ズーム「RF28-70mm F2 L USM」(420,000円・12月下旬発売予定)。
-標準マクロレンズ「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」(75,000円・12月下旬発売予定)。
-従来のEFマウントレンズは、純正マウント変換サダプターを介して、ほぼ制限なしに使用可能。
-マウントアダプターは4種。ベーシックな「マウントアダプターEF-EOS R」、コントロールリングを搭載した「マウントアダプターEF-EOS R」、アダプター内にフィルターを内蔵できる「ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R」の「ドロップイン 円偏光フィルター A 付」「同ドロップイン 可変式NDフィルター A 付」をラインナップ。
-「EOS R」はオープンプライス。同社ネットショップ価格237,500円。10月下旬発売予定。


【キヤノン EOS R発表会】

●EOS新システムについて
キヤノン社長真栄田氏
・キヤノンのデジタルカメラが次のステージへ踏み出す発表会。
・1987年のEOSシステム。54mmの大口径マウントは当時の常識と技術水準では考えられないほど、革新的だった。
・EOS は快速快適を基本に撮影領域を拡大。
・快速快適高画質を自社で。
・最新の設計技術と生産技術。
・レンズ加工における匠の技も強みに。
・設計技術と生産技術の両輪でキヤノン派成り立っている。
・EOSは「プロから初心者まで支持されてきた。
・EOSは9000万台、レンズは1億3000万本。15年連続世界シェアNo.1に。
・次の30年を見据えたとき、より高いレベルの映像表現へ。

・もっとも重要なのはレンズ、光学システムである。
・これまでよりさらに高画質に。
・RFマウントで、さらなる高画質化を実現。
・レンズ設計の可能性を高める大口径マウント。
・レンズとカメラボディー感に新たな通信システムを。
・マウントアダプターを介して、豊富なEFレンズシステムを。
・いまだかつて到達したことのない世界へ。
・キヤノンはこれからも、入力から出力まで、新しい映像表現を提供してゆく。

●海原氏
・これまでの制約から解放された自由な設計のためにRFマウントを開発。
・内径54mmの大口径マウントを採用。サイズや操作性、堅牢性、信頼性を検討し、マウント径を54mmに。
・バックフォーカスが短い。ショートフランジバック。光学設計の自由度を高める。
・大容量高速通信で、カメラとレンズの連携を強化。
・EFレンズはマウントアダプターを介して利用可能。
・マウントコアデザインを採用。
・EOSの人にやさしいデザインと、より精緻な佇まい。
・RFマウントレンズ。理想的な収差の少ないレンズ。コンパクトなレンズ、高画質なレンズ。
・RF50mmF1.2USM。開放から高画質。
・RF24-105mmF4L。新標準ズーム。5段分補正効果。
・RF28-70mmF2L。初めてF2の標準ズームに。従来のF2.8と同等の描写性能に。
・RF35mmF1.8マクロIS STM。1/2マクロ。コンパクトな万能レンズ。
・RFレンズシリーズでは、これまでにないレンズを。
・RFレンズとして、F2.8ズームを開発中。

・RFレンズの性能を引き出すボディー「EOS R」。
・DIGIC8搭載。デジタルレンズオプチマイザー。高い解像感、美しいボケ味を高いレベルで実現。
・フルサイズCMOSとDIGIC8とデジタルオプチマイザー。
・デュアルピクセルCMOS AFは現時点での究極の姿。
・高速AF005秒を実現。世界初の−6EVの低輝度限界も。
・AFエリアが広く。最大5655ポジションのAF。
・EOSの使いやすさはそのままに、EVFを覗きながら操作可能。
・369万ドットの高精細。
・レンズにはコントロールリングを搭載。
・バリアングル液晶も搭載。
・動画性能も向上。4K撮影可能。Canon Log搭載。滑らかなAF、すぐれたIS性能。動画撮影時にも歪曲補正が可能。
・HDMI10bit出力。12stop階調。
・バッテリーグリップも用意。
・4種のマウントアダプター。スタンダード、コントロールリング、ドロップイン可変DNA、ドロップインC-PL。
・マスターレンズ径にかかわらず、特殊フィルター効果が可能。
・可変NDは動画撮影でも。
・マウントアダプターでEFレンズに新しい価値を付加。
・RFレンズを核とした、撮影領域を拡大するシンシテムに。

・EF400mmF2.8L IS IIIと600mmF4を発表。大幅な軽量化。
・新開発の遮熱塗料を採用し、さらに信頼性を向上。
・EOS Mシリーズ用の32mmF1.4も発表。Lレンズに迫る光学性能とF1.4の大口径に。
・スピードライトも発表。EL-100。
・卓越した光学性能の追求から生まれた「EOS RFシステム」に。

キヤノンマーケティングジャパン坂田社長。
・EOS Kiss Mは素晴らしいスタート。発売後後可決連続No.1に。
・国内出荷台数は、やや前年を下回るが、ミラーレスは活況。キヤノンは対前年124%。4-6月は147%。
・ファミリー層、写真コミュニケーション層の若い女性が支持。カメラ業界としても大変大きな意義。
・キヤノンはミドルクラスでも大きなシェア。39%。6年連続No.1。
・熱心なカメラファンから、早くフルサイズのミラーレスを使いたいという人へ。
・多くのキヤノンファン、カメラファンの期待に応えるカメラに。
・本格的な写真撮影をしているユーザーにEOS Rの性能の高さやレンズシステムも受け継げる。
・APS-Cセンサー搭載機ユーザーはフルサイズの2倍。Rはフルサイズながら、同じサイズで使える。
・ミドルクラスユーザーへのアンケートでは、つぎはフルサイズをという人が82%。APSセンサーユーザーで7割。
・EOS Rシステムプレミアムセッションを全国展開。写真家セミナーを実施。全国11ヵ所で開催。
・キヤノンサークルでのEOS Rスペシャル撮影会などを開催。
・EOS 学園で「EOS R」使いこなし講座を開設。使い方やカメラの貸し出しも。
・発売記念キャンペーンを実施。
・あんしんメンテサービスも。EOS Rもオーバーホールを実施。
・撮影ニーズに最高のカメラで応えてきた。お客様に寄り添い、トップブランドに。
・「EOS R」は、EOSがあらたなステージへ向かう新システムである。
・「EOS R」のキヤノンオンラインショップ価格は237,500円。


※内容は順次アップします。

Q.戦略は?
A.カメラに対する戦略は変わっていない。カメラの進化は撮影領域の拡大。ミラーレスのフルサイズセンサー機はまさに領域の拡大。バックフォーカスが短いことで、いままで作れなかったレンズを作れる。28-70mmF2、50mmF1.2など、これまで世の中に存在しなかったレンズだと自負している。ぜひ、この画質を使っていただきたい。

Q.一眼レフとの棲み分けは?
A.フルラインナップで提供してゆきたい。チョイスはお客様。結果的にカニバリが起きるかもしれないし、怒らないかもしれない。将来のハイエンド機についてはお答えできない。

Q.開発や企画について
A.議論白熱。EFレンズは30年継続。あたらしいRFレンズの開発で、いままでミラーが動いていたことの制約がなくなったら、こんなことができる。小型化もできる。いろいろな展開がある。F2の固定ズームとか・・・。ショートバックで撮像面の手前に大きなレンズを置きたい場合のフランジバックはと考えると、新しいマウントシステムでの憲法のせめぎ合いがあった。カメラの小型化にも制限があった。長きにわたって続いた。光学性能の追求であたらな性能の追求で、レンズの足かせを防いだ。レンズ開発は宇都宮ボディーは東京何度も議論してきた。

Q.ビジネスとしてカメラ事業の縮小で、ミラーレスで一時的に稼ごうというのか?
A.EOS Rシステムは時間稼ぎではない。撮影領域を徹底的に広げてゆく。制約を解かれたレンズ設計者はきわめてモチベーションが高い。

Q.フルサイズミラーレス発表は他社からもあるが、一眼レフカメラには注力してゆかないのか?
A.EOSはフルラインナップ戦略に。

Q.カメラのポジッションは?
A.APSセンサー機のユーザーがフルサイズにステップアップしやすいようにした。

Q.シネマEOSとの関係は?熱は?
A.シネマEOSに近いスペックを盛り込んだ。消費電力をできるだけ下げた。

Q.レンズロードマップは?
A.お答えできない。

Q.フルサイズ専用なのか?
A.今回のシステムはフルサイズのみに対応したシステムというわけではない。APS-Cサイズができないわけではない。


2018/09/04
(火)
●タムロン
高い描写性能とクラス最小最軽量を両立した
フルサイズ一眼レフ対応大口径超広角ズーム「17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037)」、キヤノン用発売日決定

-最新設計で高い光学性能と同クラス最小最軽量を両立した、大口径超広角ズーム「17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037)」。
-発表時、キヤノン用について「順次発売」としていた発売時期を決定。「10月2日発売」に。
-開発コンセプトは「高画質な超広角ズームレンズを気軽に持ち歩く」。
-フルサイズ対応の一眼レフ用超広角ズームながらも、17mm側で開放F2.8の大口径を達成。テレ端はF4.0に。
-SPシリーズとは別ラインの小型軽量モデルで、全長90.0mm、重さ460gのクラス最小・最軽量を実現。
-10群15枚構成。異常低分散レンズを4枚採用。倍率色収差を徹底抑制。
-ガラスモールド非球面レンズを2枚採用し、歪曲収差などを良好に補正。周辺部分の点像再現性にも配慮。
-最短撮影距離はズーム全域で0.28mを達成。
-ゴースト解析シミュレーションとBBARコートにより、ゴースト・フレアを大賀場に抑制。
-マウントはニコンF用とキヤノンEFマウント用を用意。
-簡易防滴構造や防汚コートを採用。
-大きさは最大径83.6mm、全長92.5mm (キヤノン用)、90.0mm (ニコン用)。重さ460g (キヤノン用)、460g (ニコン用)。
-フィルター径77mm。
-85,000円。キヤノン用10月2日発売。ニコン用9月4日発売。

[ソフトウエアUPDATE]
●ニコン
ViewNX-i Ver. 1.3.0
-RAWデータ現像も可能な付属ソフト「ViewNX-i」の最新バージョンを公開。
-今回のVer.1.3.0では下記の点に対応。
-新製品「Z 7」「D3500」「COOLPIX P1000」に対応。RAW現像も可能。
-Z 7に搭載された「回折補正」「最新のピクチャーコントロール」に対応。
-ファイル変換で、変換後のファイルサイズを推定し表示可能に。
-ファイルサイズが4GB以上の動画に対応。
-ViewNX-i上でプロテクト指定された画像に対して、絞り込み表示やソートが可能に。
-「Webサービス」からFacebookを削除。
-オプション>動画の再生項目の「フレームレートを優先する」のチェックを初期設定でONに。

Picture Control Utility 2 Ver. 2.4.0
-ピクチャーコントロールの調整や管理ができるソフトウエア「Picture Control Utility 2」の最新バージョンを公開。
-今回のVer.2.4.0では下記の点を改善。
-「Z 7」に対応。
-カスタムピクチャーコントロール「NP3」に対応。
-[使用するカメラ・アプリ]>[使用する対象製品の登録]のカテゴリ内の[Nikon 1]を[ミラーレスカメラ]に変更。
-[プレビューの調整]で設定した調整内容が次回起動時にも保持可能に。
-[プレビュー画像の変更]で、撮影した画像を読み込んだ場合、アクティブD-ライティングは撮影時の設定可能。
-[ウィンドウ]>[デフォルトに戻す]を選択しても、プレビュー画像がデフォルト画像に戻らないように変更。
-[共有]パレットの表示を変更した場合、次回起動時にも設定が保持可能に。
-[ピクチャーコントロールリスト]内のソート順の一覧から、[作成日時]を削除。
-[ヒストグラム]での調整は、[調整の反映]がONの時のみ反映可能に。

NRW Codec (Win) Ver. 1.8.0
-Windows上で同社のRAWデータを手軽に扱えるソフトウエア「NRW Codec (Win)」をアップデート。
-今回のVer.1.8.0では下記の点を改善。
-Windowsフォトギャラリー、Windows Live フォトギャラリー、Windows フォトビューアーで画像表示時、NRWファイル内のプレビュー画像を表示するように変更。

【ファームウエアアップデート】
●富士フイルム
X-H1用ファームウエアVer.1.1.2
-Xシリーズハイエンド機「X-H1」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.12では下記の点を改善。
-一部の無線LANルーターとの接続安定性を向上。

X-E3用ファームウエアVer.1.22
-EVF一体型中堅モデル「X^E3」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.22では下記の点を改善。
-一部の無線LANルーターとの接続安定性を向上。

2018/09/03
(月)
●コシナ
4面に非球面を採用し卓越した光学性能を実現した
Mマウント互換の大口径標準レンズ「フォクトレンダー NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM」、発売日決定

-伝統ある大口径標準レンズ「フォクレンダー NOCTON 50mmF1.2」を、現在の技術で設計したVMマウントの大口径標準レンズ。
-6群8枚構成のうち、2枚4面に非球面を採用。大口径で高い画質を実現。
-レンジファインダーでのケラレを軽減するため、F1.2の大口径ながらも、全長を短く設計。
-マウントはライカMマウント互換の「VMマウント」を採用。
-最短撮影距離は0.7m。
-大きさは最大径63.3mm、全長49.0mm。重さ347g。フィルター径52mm。
-135,000円。9月13日発売。

2018/09/02
(日)
●ニコン
新世代フルサイズミラーレス「Zシステム」をアピール
「ニコンファンミーティング2018 東京会場」、都内で開催

-ニコンのファン向けイベント「ニコンファンミーティング2018」。9月1日より全国7都市で開催。
-同イベントでは、先日発表になった「Zシステム」をアピール。
-会場では、フルサイズミラーレスシステムの最新ボディー「Z 7」「Z 6」のタッチ&トライが可能。
-会場限定のオリジナルグッズ販売も実施。
-東京会場は9月1-2日、大阪は9月15-16日、名古屋は9月22-23日、札幌は10月6日、広島は10月28日、福岡は11月4日、仙台は11月10日に開催決定。
-予約不要。入場無料。

<東京会場2日日レポート>
-今年のファンイベント2018の皮切りとなる東京会場は9月1日、2日に、東京渋谷で開催された。
-初日の来場者は、約2100人。
-2日目は午前中天候が悪かったためか、午後から多くの来場者が訪れた。
-メインはもちろん、8月23日発表のフルサイズミラーレス機「Zシステム」。
-来場者が極めて多く、夕方でもハンズオンコーナーはかなりの行列。昨日を上回るほどだった。
-また、各種セミナーは大人気で、椅子はほぼ満席で立ち見がでることも多かった。




【ファームウエアアップデート】
●富士フイルム
「X-T100」用ファームウエアVer.1.10
-ベイヤーセンサー搭載APSミラーレス機「X-T100」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.10では、下記の点を改善。
-新アドバンストフィルター「リッチ&ファイン」「モノクロ(近赤外風)」を追加。
-新ファンクション機能「スクエアモード」に対応。
-P/S/A/M/Advモードに切り替えた時のISO感度初期設定を「AUTO」に変更。
-フォーカスモードAF-Cでシャッターボタンを半押ししたときのAF合焦を改善。
-EVF撮影でピント位置を拡大表示させた際、ナビゲーション内のAF枠がずれて表示する不具合を修正。
-INFO画面で高輝度警告が表示しない不具合を修正。
-その他、軽微な不具合を修正。

●富士フイルム
「X-A5」用ファームウエアVer.1.20
-ベイヤーセンサー搭載APSミラーレス機「X-A5」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.20では、下記の点を改善。
-新アドバンストフィルター「リッチ&ファイン」「モノクロ(近赤外風)」を追加。
-新ファンクション機能「スクエアモード」に対応。
-フォーカスモードAF-Cでシャッターボタンを半押ししたときのAF合焦を改善。
-INFO画面で高輝度警告が表示しない不具合を修正。
-その他、軽微な不具合を修正。

2018/09/01
(土)
●ニコン
新世代フルサイズミラーレス「Zシステム」をアピール
「ニコンファンミーティング2018 東京会場」、都内で明日まで開催

-ニコンのファン向けイベント「ニコンファンミーティング2018」。9月1日より全国7都市で開催。
-同イベントでは、先日発表になった「Zシステム」をアピール。
-会場では、フルサイズミラーレスシステムの最新ボディー「Z 7」「Z 6」のタッチ&トライが可能。
-会場限定のオリジナルグッズ販売も実施。
-東京会場は9月1-2日、大阪は9月15-16日、名古屋は9月22-23日、札幌は10月6日、広島は10月28日、福岡は11月4日、仙台は11月10日に開催決定。
-予約不要。入場無料。

<東京会場初日レポート>
-今年のファンイベント2018の皮切りとなる東京会場は、本日9月1日と、明日9月2日(日)に、東京渋谷で開催。
-会場は10時オープンからたくさんの人が訪れていた。
-昨年初日は大混雑と猛暑で大変だったが、今年はきちんとした対策が練られており、スムーズな入場ができた。
-今回のメインは、もちろん、8月23日に発表された、同社初のフルサイズミラーレス機「Zシステム」。
-会場にはたくさんの実機が用意されていたが、来場者が極めて多いため、実際に手にするまで数十分くらい並ぶ必要があった。





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<2015>


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<2000>

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2000.03 2000.04 2000.05 2000.06
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<1999>

1999.07.19-31 1999.08.01-15
1999.08.16-31
1999.09
1999.10 1999.11 1999.12


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