デジタルカメラHotNews!(2001/06/01-31)

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2010/03/31
(水)
●富士フイルム
写真方式業務用プリンター「ピクトログラフィ」用ドナー・受像紙の販売を終了
-写真画質プリンター「ピクトログラフィー」用材料の販売を終了。
-材料の供給中止告知後、想定を超える注文があり、今後の予約注文に応えられない状況に。
-本日3月31日の注文分をもって、ドナーと受像紙の販売を終了。

[ソフトウエアUPDATE]
●パナソニック
PHOTOfunSTUDIO 3.1 HD Edition Ver3.1 L126 (GH1)
PHOTOfunSTUDIO 3.0 HD Editio L145 (DMC-TZ7 ・DMC-FT1)
PHOTOfunSTUDIO 3.0 L063(DMC-FS6 ・DMC-FS25 ・DMC-FX40 ・DMC-FX550 ・DMC-LS85)
PHOTOfunSTUDIO 2.1 L835 (DMC-FX37 ・DMC-FX150 ・DMC-LX3 ・DMC-FZ28 ・DMC-G1)
-LUMIX付属ソフト「HOTOfunSTUDIO 3 HD Edition」用最新アップデータ。
-Windows 7 でWindows Live Mailとの連携に対応。
-一部のUSB機器接続時、アプリケーションが起動できない、動作が不安定になる点を改善。
-一部PC環境で動画再生時、上下反転することがある点を改善。

2010/03/30
(火)
●ニコン
世界最大級のデザイン賞となる
「レッドドット・デザイン賞 プロダクトデザイン2010」を「COOLPIX S1000pj」「D5000」が受賞

-プロジェクター内蔵機「COOLPIX 100pj」、デジタル一眼レフ「D5000」がドイツの権威あるデザイン賞「レッドドット・デザイン賞 プロダクトデザイン2010」を受賞。
-同賞は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催するもの。
-過去2年以内の製品デザイン対象に、デザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など9つの基準から審査される、世界最大級のデザイン賞に。

●サンディスク
データ転送速度90MB/秒の超高速転送が可能な
ExpressCard用アダプター「エクストリーム プロ ExpressCardアダプター」発売開始

-超高速CFカード「エクストリームプロ」の高速性をフルに活かせるExpressCardスロット用超高速CFカードアダプター。
-PCI-Expressインターフェイスで動作するExpressCardスロットを利用。
-同社のUDMA6対応CFカード「エクストリームプロ コンパクトフラッシュ」との組み合わせ時は、データ転送速度秒90MBの超高速転送を実現。
-UDMA対応の「エクストリーム コンパクトフラッシュ」使用時は60MB/秒の転送速度を実現。
-電源はExpressCardソケットから供給。
-オープンプライス。3月30日発売。

●ジャングル
独自の高品質拡大技術S-Spline Max方式を搭載した
Photoshopプラグイン対応プロ向け画像拡大ツール「PhotoZoom Pro 3」発表

-画像を高画質に強拡大できるソフトウエア「PhotoZoom」の最新版。
-すでに撮影した画像データを元に、画質の低下を抑えながら数100万ピクセルに拡大。
-単独アプリケーションとフォトショッププラグインソフトを同梱。
-高品質な拡大が可能な独自技術「S-Spline Max方式」を搭載。100万×100万ピクセルまでの拡大が可能に。
-画像拡大時に自然な仕上がりになるフィルムグレイン(粒状感)の付加も可能に。
-バッチ処理機能や一括リサイズ機能搭載。
-Windows用、Mac用。体験版は近日公開予定。
-20,790円、4月22日発売。

2010/03/29
(月)
●オリンパス
2010年春のデジタルカメラ新製品
全機種・全色でカラーユニバーサルデザイン認証を取得

-同社の今春新製品、全機種・全色で、カラーユニバーサルデザインを認証。
-色覚の個人差を問わず、多くの方が認識しやすいように配慮。
-カメラ背面の拡大表示ボタンやモードダイヤルの再生表示などに青色を使用。削除ボタンや電池残量表示に赤橙色を採用するなど、色遣いに配慮。
-今春発売の「PEN Lite E-PL1」をはじめ、μやμTough、SP、FEの全機種で認証。

●ニコン
ニコンダイレクトでマクロレンズ購入者向けキャンペーンを実施
-ニコンのWeb直販ショップ「ニコンダイレクト」でマクロレンズキャンペーンを実施。
-同サイトでのマクロレンズ購入者に「3年間安心サポート<スペシャル>」と「大判キルティングポーチ」をもれなくプレゼント。
-対象製品はMicro-Nikkorの各レンズ。詳細は当該ページ参照。
-キャンペーン期間は3月26日〜5月17日。

●ユーエヌ
レンズ前4cmの近接撮影ができる
マイクロフォーサーズ用「17mmクローズアップレンズ」発表

-オリンパスのパンケーキ「17mmF2.8」レンズに装着して、簡単にマクロ撮影ができるクローズアップレンズ。
-同レンズに装着することで、レンズ前面から約4cmの至近距離での撮影が可能。
-純正レンズキャップの装着も可能。
オープンプライス。推定実売価格2,980円。

●ユーエヌ
レンジファインダー機用の切り欠きが入った
「クラッシックメタルレンズフード37mm P0.75 シルバー」発売開始

-距離計連動機用の切り欠きがはいった、37mm径のクラッシックタイプのメタルレンズフード。
-挽物による一体型。刻印による表示を採用した高級タイプ。日本製。
-フード外側はシルバーの梨地アルマイト仕上げ。
-フードの内側には艶消しの黒塗装により内面反射を軽減。
-フード先端にはM55xP0.75のメネジを切ることで、フィルター装着も可能。
-大きさは、最大径61.5mm、全長19.6mm。重さ約12g。
-オープンプライス。推定実売価格3,980円。3月29日発売開始。

2010/03/28
(日)
●ニコン
同社ロゴの大小ステッカーを1枚にまとめた
「ニコンロゴステッカー」をニコンダイレクトで販売開始

-ニコンロゴをA4サイズにまとめたステッカーのシートを、同社Webサイトで販売開始。
-ステッカーのサイズは約0.9×3.2cmから4.1×約14.5cmまで7種。
-500円。3月26日発売。

2010/03/27
(土)
●ハクバ
カメラ・レンズ置き場や緩衝材
簡易的なカメラ保持にも使える「カメラ ざ・ぶとん」販売開始

-多目的に使える、カメラ用座布団「カメラ ざ・ぶとん」。
-布製カバーの内部に、微細なアクリルビーズを詰めることで緩衝効果を実現。
-カメラ持ち運び時の緩衝材としても利用可能。
-カメラの下に敷くことで、カメラの保持ができるため、超簡易的な卓上脚的な使い方も。
-サイズはMとSの2種を用意。材質はナイロン、コットン、ポリスチレン。
-色は桜紺(さくらのこん)のほか、ピンク、グリーン、ブラック、ブルーを用意。
-Mサイズは840円、Sサイズは683円。3月27日発売開始。

●富士フイルム
光学デバイス事業子会社「フジノン株式会社」を統合
-富士フイルムグループの光学部門となる「フジノン株式会社」を7月1日付けで富士フイルムに統合。
-同社は1944年に富士写真光機として発足。TV用レンズなどプロ分野で高い評価を獲得。
-2006年10月に富士フイルム100%子会社に。
-今回の統合により「フジノンの光学技術と富士フイルムが保有する撮像技術、生産技術、有機合成技術などの融合」を促進し、光学デバイス事業を拡大。

2010/03/26
(金)
●日本エイサー
同社初のNVIDIA 3D VISION対応
23.6インチのフルHD表示可能な3D対応液晶モニター「GD245HQbid」発表

-フルHD対応の23.6型の3Dシステム対応液晶モニター。
-「NVIDIA 3D VISIONに対応。高速グラフィックカードによる秒120フレーム表示に対応。3Dメガネによる立体視が可能に。
-3D表示には、Windows 7/VISTA搭載PCとNVIDIAグラフィックスカード、NVIDIA 3D VISIONキットが必要。
-表示解像度は1,920×1,080のフルHD表示に対応。色域はNTSC比約72%。
-入力は3D対応のDVI-D接続とHDMI、アナログD-sub15ピンなどを搭載。
-独自のAcer e Colorマネージメント機能を搭載。「ムービー」「グラフィック」「標準」「テキスト」の4モードと、ユーザー設定の切り替えが可能に。
-大きさは575×418×195mm。重さ約5.8kg。
-オープンプライス。実売45,000円前後。3月26日発売。

[ファームウエアUPDATE]
●シグマ
AF速度を高速化した「SIGMA DP2用ファームウェア Ver1.04」公開
-FOVEIN X3搭載コンパクトカメラ「DP2」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer1.04では、AF速度の高速化を実現。

[ソフトウエアUPDATE]
●シグマ
SIGMA Photo Pro 4.0 Windows版
SIGMA Photo Pro 4.0 Macintosh版
-同社デジタルカメラ用純正RAWデータ現像ソフト「SIGMA Photo Pro」の最新バージョン。
-今回のVer.4.0では下記の点に対応し機能を追加。
-マルチコアCPUに対応。
-画像処理アルゴリズムを改善。
-ノイズリダクション機能を追加。ISO400以上のRAWデータのみで利用可能。
-Mac版ではさらに、JPEG画像抽出機能やホワイトバランス一括設定を追加。印刷機能を強化。
-各機種のダウンロードページより無償ダウンロード可能。「DP2s」用、「DP2」用、「DP1s」「DP1」用「SDシリーズ (SD9、SD10、SD14)」用を用意。

2010/03/25
(木)
●ジャングル
画像の管理や編集、パノラマ合成、3D写真作成も可能な
手頃な価格のWindows用画像管理編集ソフト「Zoner Photo Studio 12」シリーズ発表

-画像管理から編集(補正)、印刷までの一連の作業を一本でカバーできる画像管理編集ソフトの最新バージョンとなる「Zoner Photo Studio12」シリーズ2種を発表。
-管理、編集、パノラマ合成、3D写真作成が可能な「Zoner Photo Studio 12 Home」と、さらにRAW現像やHDR画像作成まで可能な上級版「Zoner Photo Studio 12 Professional」を用意。
-今回のVer.12では、ユーザーインターフェースを一新。グレイ系ベースの落ち着いたものに。
-150種類以上のRAWデータに対応。画像編集機能も強化。
-Home版は6,980円、Professional版は10,290円。4月22日発売。
-30日間フル機能が試用できる体験版も近日公開予定。

●オリンパス
写真講座「オリンパスデジタルカレッジ」で
「OLYMPUS PEN × PhotoCinema ワークショップ」を新規開催

-同社の写真講座「オリンパスデジタルカレッジ」の新講座として、マイクロ一眼「OLYMPUS PEN」関連の「ワークショップ」を開催。
-共同プロモーション中の静止画から簡単操作でフォトムービーを作成できるソフトウェア「LiFE* with PhotoCinema 3」を使った「OLYMPUS PEN × PhotoCinema ワークショップ」を開催。
-4月3日の銀座アップルストアを皮切りに、全国6カ所のアップルストアで開催。
-内容や開催場所・日時などの詳細は当該ページ参照。

●ソフトウェア・トゥー
各社カメラ・レンズに対応した70種のDxO Optics Pro用新規モジュールを公開
-DxO Labs社のRAW現像ソフト「Optics Pro」用のDxO光学モジュール70個を新規公開。
-カメラとレンズの組み合わせによる補正データとなえう新モジュールを追加することで、自動的に諸収差を自動的に補正可能。
-追加公開されたDxO光学モジュールは「キヤノン・EOS Kiss Digital N」「Kiss X3」「40D」「50D」「7D」「5D Mark II」「1Ds Mark III」、「ニコン・D3000」「300S」「D40」「D5000」「D60」「D70」「D70s」「D90」、「ソニー・α230」「α330」「α380」「α500」「α550」「α700」、「富士フイルム・FinePix S5」、「オリンパス・E-520」「HOYA・PENTAX K-7」用。
-詳細は当該ページ参照。

2010/03/24
(水)
●オリンパス
マイクロ一眼「OLYMPUS PEN Lite E-PL1」、ドイツの「レッドドット・デザイン賞」受賞
-「PEN Lite E-PL1」が、世界的に権威のある「レッドドット・デザイン賞」を受賞。
-「レッドドット・デザイン賞」は、「本賞は過去2年以内に製品化されたデザインを対象とし、デザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など9つの基準から審査」。
-同社製品の過去の同賞受賞製品は当該ページ参照。

●オリンパス
オリンパスプラザ東京でデジタル一眼の「デジタルカメラクリーニング講座」開催
-同社デジタル一眼ユーザーを対象とした「デジタルカメラクリーニング講座」を開催。
-同社のメンテナンス部門スタッフを講師に、ボディーやレンズのクリーニング方法を説明。
-メンテナンスキットも当日販売。
-4月3日(土)にプラザ東京1Fショールームで無料開催。
-11時と14時の2回。各15名。先着順。
-申し込みは電話または同ショールームで受付。詳細は当該ページ参照。

[ソフトウエアUPDATE]
●キヤノン
Canon RAW Codec 1.7.0
-Windows 7 32bit版/Vista/XP(SP2、SP3)の32bit版にインストールすることで、キヤノンのRAWファイルの読み込み、表示が可能になるプラグインソフト。
-今回のVer.1.7.0では下記の点を追加・修正。
-あらたに「EOS-1D Mark IV」「EOS Kiss X4」に対応。
-Windows7(32bit)に正式対応。
-「PowerShot S90」のRAW画像と「EOS DIGITAL」のSRAW/MRAWを、Windowsフォトギャラリーのプレビュー表示で、[次へ]を連続クリックすると、長時間処理待ちになる点を修正。

2010/03/23
(火)
●アドビシステムズ
フォトグラファー向けソフトウエア「Lightroom」の次期バージョンとなる
パブリックベータ「Adobe Photoshop Lightroom 3ベータ版 2」公開。日本語版同時公開

-フォトグラファーのワークフローを効率よくカバーできる「Photoshop Lightroom」。
-次期バージョンとなる「Photoshop Lightroom3」のベータ版2を公開。
-本日より、日本語版を含む12言語対応のパブリックベータをダウンロード可能。
-最新の「Photoshop Lightroom3」では、下記の点を改良。
-64bit OSに対応。
-読み込み速度を高速化。フォルダーツリー表示でのフォルダー選択が可能に。
-ニコンとキヤノンの一眼レフ(一部)でUSB接続による遠隔撮影をサポート。
-シャープネス処理をさらに向上。
-高感度撮影時のノイズリダクション機能を強化。より自然で効果的なNR効果に。
-画像データにフィルム状の粒状感を追加する機能を追加。
-デジタル一眼などの動画ファイル表示をサポート。編集は不可。
-スライドショーを動画ファイルとして書き出し可能。1080pにも対応。
-Web用出力時、透かし付きの書き出しが可能に。
-Windows版、Mac版を公開。いずれも64bit版をサポート。
-パブリックベータのため無償ダウンロード可能。
-(追記)日本語でのダウンロードサイトを開設。

●コシナ
CPU付きニコンAi-sマウントに対応した35mmフルサイズ対応
マニュアルフォーカス専用超広角レンズ「Distagon T*2.8/21 ZF.2」発表

-カールツァイスの超広角レンズ「Distagon T*2.8/21」にZF.2タイプを追加。
-AiカプラーのないCPUレンズ専用ボディーでも各露出モードに対応。
-異常低分散ガラスを採用。デジタル一眼で問題になる軸上色収差を徹底排除。
-最短撮影距離は22cm。フローティングシステムにより近距離でも高性能に。
-マニュアルフォーカス専用。
-フィルター径82mm。バヨネット式フード付属。
-大きさは最大径87.6mm。全長84.8mm。重さ約600g。
-194,000円。ZF.2マウントは4月6日発売。

●サンディスク
同規格で最大容量となる32GBのmicroSDHCカードの出荷を開始
-microSDHCカードで最大容量となる32GBタイプをリテール向けとOEM向けに出荷開始。
-既発売となるSDHCタイプの2GB、4GB、8GB、16GBタイプのラインナップを拡充。
-同製品は第3世代32ナノメートルの3ビット/セルを採用。
-199.99ドル。同社サイトで販売開始。米国店頭でも来月発売予定。
-日本国内展開は近日公開予定。

[ファームウエアUPDATE]
●シグマ
AF速度を高速化した「SIGMA DP2用ファームウェア Ver1.04」、3月26日公開へ
-FOVEIN X3搭載コンパクトカメラ「DP2」用最新ファームウエアを近日公開。
-今回のVer1.04では、AF速度の高速化を実現。
-3月26日よりダウンロード公開開始。

2010/03/22
(月)
●ニコンダイレクト
デジタル一眼レフ「D300」「D5000」の整備済製品の販売を開始
-ニコンのWeb直販サイト「ニコンダイレクト」で、デジタル一眼レフの整備済製品の販売を開始。
-整備済製品とは「初期不良品や返品商品などをニコンが修理調整し、新品水準並みの品質を満たした製品」。
-「使用に影響のない、傷・汚れがある」場合もあり。
-保証は、新製品と同じく、1年間無料保証の「ニコンダイレクト1年安心サポート<スタンダード>」に。
-さらに販売価格の5%相当の料金で3年保証への加入も可能。
-今回発売されたのは「D300」(ボディー)と「D5000レンズキット」(「AF-S DX 18-55mm F3.5-5.6G VR」付き)。
-整備済製品の価格は「D300」が98,000円、「D5000レンズキット」は60,000円。転売不可。一人1台まで。3月19日より販売開始。

●HOYA
押忍!手芸部さんとPENTAXのコラボレーションによる
カメラ装着アクセサリー「カメラーマン」、Pentax Online Shop限定販売開始

-「押忍!手芸部」とPENTAXのコラボレーションによるアクセサリー。
-レンズキャップ(52mm径)に手書きの顔、三脚穴取り付けの体(100種)によりカメラを擬人化。
-全品が手作りの一品もの。注文時には柄などの指定は不可。
-3月19日よりPentax Online Shop限定販売開始。初回出荷分は完売。
-2,914円(ニクイヨカメラーマン)。3月19日販売開始。次回以降の販売は未定。

2010/03/21
(日)
●エツミ
液晶保護用のプロ用ガードフィルム「オリンパス μ5010専用」「カシオ EX-Z550専用」
「カシオ EX-H15専用」「キヤノン SX210IS専用」「ニコン S6000専用」をラインナップに追加

-各デジタルカメラ専用形状の液晶保護用ガードフィルム「プロ用ガードフィルム」。
-今回あらたに、「オリンパス μ5010専用」「カシオ EX-Z550専用」「カシオ EX-H15専用」「キヤノン SX210IS専用」「ニコン S6000専用」をラインナップに追加。
-素材にパナソニック電工製のファインティアラフィルムを採用。
-ARハードコート採用などにより、反射を軽減。野外でも見やすい画面に。
-クラストップレベルの高摩耗耐性を実現。
-「オリンパス μ5010専用」「カシオ EX-Z550専用」「ニコン S6000専用」は1,155円。「カシオ EX-H15専用」「キヤノン SX210IS専用」は1,260円。3月23日発売予定。

2010/03/20
(土)
●コシナ
35mmフルサイズカバーで画角121度を実現した
Mマウント用超広角レンズ「ウルトラワイドヘリアー12mm F5.6 アスフェリカル II」、発売日決定

-ライカMマウント互換のVMマウント用超広角レンズ。
-画角121度の超広角撮影が可能。歪曲収差も極限まで補正。
-35mmフルサイズ対応。Mマウント採用デジタルカメラでも利用可能。
-距離計にも連動可能。0.7mまで連動可能。最短撮影距離は0.5m。
-非球面レンズの採用により高画質化を実現。8群10枚構成。
-アダプターなしにフィルター装着が可能。フィルター径67mm。
-大きさは最大径74.6mm、全長42.5mm。重さ約156g。
-光学ファインダー「12mm View Finder M」(別売・34,500円・4月12日発売)で用意。
-85.000円。4月6日発売。

2010/03/19
(金)
●キヤノン [トラブル解消情報]
デジタル一眼レフ「EOS 5D Mark II」用ファームウェアの不具合を修正した最新版 Ver.2.0.4公開
-3月16日に公開された、動画機能を向上させた「EOS 5D MarkII」用ファームウエア Ver.2.0.3で不具合発生。
-Ver.2.0.3で発生していた録音レベル関係の不具合を修正した、最新ファームウエア Ver.2.0.4を本日より公開開始。

●シグマ
大型FOVEON X3センサー搭載コンパクト機「SIGMA DP2s」、発売日決定
-PMAで発表された、FOVEON X3センサー搭載コンパクト機「DP2s」。
-撮像素子に、20.7×13.8mmと大型の1,400万画素(2652×1768×3層)X3ダイレクトイメージセンサーを搭載。
-レンズは41mm相当となる24.2mmF2.8の単焦点タイプを採用。
-発表当初、「未定」としていた発売日を決定。
-オープンプライス。3月27日発売。

●シグマ
光学手ぶれ補正機能搭載超望遠ズーム
「APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM」、ソニー用、ペンタックス用発表

-同社独自の光学手ぶれ補正機能を搭載した超望遠ズームのソニー用、ペンタックス用の発売日を決定。
-35mmフルサイズに対応。APS-Cセンサー時は約225〜750mm相当。
-特殊低分散ガラス3枚を採用し色収差を良好に補正。
-超音波モーター駆動によるリアフォーカス式を採用。
-最短撮影距離220cm。
-大きさは全長252mm、最大径94.7mm。重さ約1,810g。
-129,990円。ソニー用3月27日発売。ペンタックス用 4月23日発売。


●エグゼモード
動画を簡単にネット公開できるソフトウエアをバンドルした
実売9,980円の1/3.2型511万画素CMOS搭載VGA単焦点モデル「YASHICA DCC577」発表

-簡単操作でインターネット上に動画を公開できる、簡易ビデオカメラ「DCC577」。
-ネットに接続されたPCに接続だけで、動画をネット公開できるソフトウエア「ServersMan mini」をバンドル。
-同ソフト経由でカメラをサーバーにした動画の即時公開が可能。さらにYouTubeやFlickrなどへのアップロードも可能。
-動画記録は640×480ピクセルのVGAサイズの秒30fps。
-静止画記録は500万画素記録が可能。ISO感度100相当。
-撮像素子は1/3.2型511万画素CMOSセンサーを搭載。
-レンズは44mm相当となる、5.8mmF2.8の単焦点タイプ。撮影可能距離1.5m〜無限遠。
-ディスプレイは回転式の2.4型TFTカラー液晶を採用。
-LEDライトを内蔵。暗所での動画撮影も可能に。
-記録媒体はSDメモリーカード。最大8GBまでのSDHCカードに対応。
-電源は単4型電池3本。アルカリ電池で約1時間30分の録画が可能。
-大きさは56.7×71×128.5mm。重さ約303g。
-オープンプライス。実売9,980円前後。3月27日発売。

2010/03/18
(木)
●キヤノン [トラブル情報]
デジタル一眼レフ「EOS 5D Mark II」用最新ファームウェア不具合で公開中止に
-3月16日に公開された、動画機能を向上させた「EOS 5D MarkII」用最新ファームウエア Ver.2.0.3で不具合発生。
-同ファームウェアの特定設定で「マニュアル録音レベルが変更され音声が録音出来なくなる」不具合。
-本ファームウエアで「カメラユーザー設定(C1/C2/C3)で「録音:マニュアル」を登録後、電源OFF/ON(もしくは、オートパワーオフ)を行うと、C1/C2/C3のマニュアル録音レベルが変更され音声が録音出来なくなる」症状が発生。
-現在、ファームウエアのダウンロードを中止。修正した新ファームウエアを準備中。
-新ファームウエアにアップデートされたユーザーは「カメラユーザー設定(C1/C2/C3)」での使用を回避するか、録音設定をオートで使用することを推奨。
-新ファームウエアの公開時期は未定。準備出来次第告知予定。

●パナソニック
ハイビジョン動画と静止画をスライドショー表示できる「フォトフレームモード」搭載
BDプレーヤー搭載ポータブル地上デジタルテレビ「”VIErA”DMP-BV200」、「DMP-HV100」発表

-静止画とハイビジョン動画を混在したスライドショー表示に対応した、ポータブル地上デジタルテレビ。
-ポータブル地上デジタルテレビながらも、本格的なスライドショー表示が可能、
-ディスプレイに、1024×600画素表示の10.1型ワイドSVGA高精細液晶ディスプレイを搭載。
-デジタルフォトフレーム機能を大幅に充実。静止画と動画が混在したスライドショー表示が可能。
-LUMIXなどで撮影したAVCHDやAVCHD LiteのHD動画表示に対応「動画フォトフレーム」に。静止画表示可能。
-SDカードスロット搭載。SDXCカードにも対応。USBケーブル経由での画像表示も可能に。
-テレビ機能は、フルセグとワンセグの両方に対応。自動切り替え式。
-バッテリー駆動可能。付属バッテリーで最長3時間30分の視聴や再生が可能。
-LAN接続により、DLNA対応機器との連携が可能。同対応機器に記録された動画や静止画表示も可能。
-「BV200」はブルーレイプレイヤー内蔵。HDMI出力機能搭載によりHDTVへの出力も可能。
-オープンプライス。実売価格は「BV200」が9万円前後、「HV100」が65,000円前後。4月23日発売。

[ファームウエアUPDATE]
●リコー
「GXR + GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO」用ファームウエア Ver.1.07
「GXR + RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」用ファームウエア Ver.1.07
-ユニット交換式小型システムカメラ「GXR」+カメラユニット用ファームウエア。
-今回のVer.1.0.7では、セットアップメニューに[AFモード]を追加(A12のみ)。
-シャープネス設定値が正しくEXIFヘッダー情報に反映されるよう修正。
-AE ロック撮影時の露出精度を向上。
-暗い場所でのPモード撮影時のホワイトバランスを改善。
-画質モードをRAW設定し長秒時撮影をしたとき、異常画像が記録されないように修正。
-フルプレススナップ撮影時のピント精度を向上。

●リコー
CX3用ファームウェア Ver.1.06
-高倍率ズーム搭載裏面照射CMOS採用機「CX3」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.06では、日付別サムネイル表示で、2ページ以降の画像選択時、ADJ./OKボタンを押して1枚表示すると別の画像が表示される点を修正。

2010/03/17
(水)
●東芝ライテック [参考]
CO2排出量削減貢献のため、一般白熱電球の製造を3月17日に中止。120年の歴史に幕
-同社の発祥事業の一つである一般白熱電球の製造を本日で中止。
-120年間にわたる一般白熱電球の製造を中止。累計で40億7000万個を生産。
-当社試算では、年間約43万tのCO2削減に貢献できると推定。
-今後はLED電球により白熱電球への置き換えを推進。

[ソフトウエアUPDATE]
●シー・イメージ
超高速画像ファイルビュワーソフト「フォトのつばさPro」 Ver.1.995
-超高速画像ビュワーソフト「フォトのつばさPro」がバージョンアップ。
-今回のVer.1.995では、あらたに「キヤノン・EOS 1D Mark IV」「ニコン・D3S」「D3X」のRAWデータに対応。
-5,800円。50日間・最大50回までの試用が可能。

●キヤノン
ZoomBrowser EX 6.5.1 アップデーター for Windows Vista / Windows 7
ZoomBrowser EX 6.5.1 アップデーター for Windows XP
-Windows 7に対応。
-「PowerShot A3100 IS」「A495」「SX210 IS」、,IXY 400F」「200F」「10S」、「EOS Kiss X4」「EOS 5D Mark II(新ファームウェアVer.2.0.3)」、「iVIS HF S21」「HF R10」「HF R100」「HF M31」に対応。
-画像取り込み用sソフト「CameraWindow DC」のバージョンを変更。
-一部機種のRAW表示に時間がかかる問題を修正。
-一部環境でZoomBrowser EXからMovieEdit Taskを起動できない点を修正。

ImageBrowser 6.5.0a アップデーター (Mac OS 10.4-10.6)
-Mac OS X v10.6(Snow Leopard)に対応。
-EOS 5D Mark II用新ファームウエア(Ver.2.0.3)に対応。
-画像取り込み用sソフト「CameraWindow DC」のバージョンを変更。

2010/03/16
(火)
●CP+事務局
抽選でギフト券がもらえる「CP+2010 ご来場アンケート」をWebで実施
-「CP+2010」の来場者向けにWebアンケートを実施。
-Web事前登録者はもちろん、登録していない来場者向けにもアンケートを実施。
-回答者から抽選で20名に2,000円分のギフトカードを進呈。
-アンケート締め切りは3月31日18:00まで。

●ニコン [発売日延期情報]
「COOLPIX S4000」「COOLPIX S3000」の一部カラーモデルの発売日を延期
-2月23日発表の「COOLPIX S4000」「同 S3000」の一部製品の発売日を延期。
-延期対象製品は「COOLPIX S4000 ルビーレッド」、「COOLPIX S3000 ポップグリーン」「同 アクアブルー」の3種。
-当初、「3月19日発売」としていた日程を延期し、「4月2日発売」に。
-延期理由として「
注文が当初予定した数量を大幅に上回り、十分な台数をご用意することが困難」と告知。

●HOYA
「PENTAX 645D 体感&トークライブ」、東京・名古屋・大阪で開催
-中判デジタル一眼レフ「PENTAX 645D 体感&トークライブ」を開催。
-同機を実際に手にとって体感できる「タッチ&トライ」コーナーを展開。
-「2人の写真家による645Dのインプレッションセミナー」を開催。
-5人のカメラマンによる645D撮り下ろしギャラリーを開設。
-全国三ヶ所で開催。東京は4月10日・11日。名古屋は4月17日。大阪は4月18日に開催。
-インターネットでの参加申し込みが必要。各会場とも定員300名。定員を超えた場合は抽選に。
-会場や詳細な内容、セミナースケジュールは当該ページ参照。

[ファームウエアUPDATE]
●キヤノン
動画関係機能を大幅に強化した
35mmフルサイズデジタル一眼レフ「EOS 5D Mark II」用ファームウエア公開

-フルHD動画対応35mmフルサイズデジタル一眼レフ「EOS 5D MarkII」用最新ファームウエア。
-新ファームウエアでは、動画関係の機能を大幅に強化。
-フレームレートを追加変更。従来は30fpsだったが、カラー放送規格などにあわせたフレームレートを採用。
-NTSCの1920×1080/30fpsは29.97fpsに変更。さらに24fps(23.976fps)を追加。640×480/30fpsを29.97fpsに変更。
-PAL規格の1920×1080/25fps(25.0fps)、同24fps(23.976fps)、640×480/25fps(25.0fps)を追加。
-64段階の録音レベル手動調整機能を追加。
-動画マニュアル露出撮影時にヒストグラム表示を追加。輝度またはRGB表示可能。
-動画撮影時の露出モードに、シャッター速度優先AE(Tv)モード、絞り優先AE(Av)モードを追加。
-音声のサンプリング周波数を44.1KHzから48KHzに変更。
-センサークリーニングの 「手作業でクリーニング」 実施後、レンズとの通信が正常に行えないことがある点を修正(ファームウェア Version 1.2.4のみで発生)。
-本日3月16日公開開始。

[ソフトウエアUPDATE]
●キヤノン
Digital Photo Professional 3.8.0 アップデーター for Windows
Digital Photo Professional 3.8.1 アップデーター for Mac OS X
-RAW現像ソフト「DPP」の最新バージョンを公開。
-今回の新バージョンでは下記に対応。
-Windows 7に対応。
-「EOS Kiss X4」に対応。
-「EF 70-200mm F2.8L IS IIUSM」の収差補正に対応。
-トリミングツールに画像角度調整機能を追加。

2010/03/15
(月)
[CP+ 2010 レポート] (4日目/最終日)
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」 UPDATE
-いよいよ最終日となった「CP+2010」。
-4日間の総来場者数は41,033名を記録。昨年開催された「PIE2009」と同等の来場者数となった。
-今回の「CP+2010」は、「PIE2009」に比べ、参加メーカーや団体が152から77と半減。コマ数も890コマから699コマに減っているにもかかわらず、来場者数はほとんど減っていない。
-次回の「CP+ 2011」は、2011年2月9日〜12日まで、今年と同じ「パシフィコ横浜」での開催を予定している。

-今回の会場となる「パシフィコ横浜」は、週末でも多くの人が訪れる、みなとみらい地区にあることもあって、日曜日も多くの来場者が訪れた。
-これまでのフォトイベントに比べ、カップルや家族連れが多いのが印象的。
-昨年までは日曜日夕方近くになると会場は閑散としていたのだが、今回はクローズする17時になっても多くの来場者がおり、大分違った印象。やはり夜景がキレイで、ショッピングモールや飲食店街が隣接しているパシフィコ横浜ならではの特性といえそうだ。



●富士フイルム
「FInePix REAL 3D W1」を中心とした3Dシステムを展開。16:9の3D静止画対応ファームも4月公開へ
-富士フイルムは3Dシステム「REAL 3D」を積極的にアピール。
-昨年発売されたシステムだが、3D映画のヒットや3D TVの発表などで、ここに来て注目度が高まっている。
-ブースでは、実際に初めて実機に触れる人も多く、特別な知識などに3Dが撮影でき、裸眼で3Dに見える点に感心する来場者も多く見受けられた。

-昨年発売された「FinePix REAL 3Dカメラ W1」も、発売後にユーザーからの要望を取り入れたファームアップを予定。
-4月公開予定の新ファームウエアでは16:9のハイビジョンサイズの静止画3D撮影に新対応するという。

-ワイヤレス機器を使って、より手軽に3Dを楽しめる環境も構築。
-現時点では3Dファイル転送に未対応となっている「Eye-Fiカード」も、米国で先行展開している次期製品「Eye-Fi Pro X2」では、3Dファイルの転送もサポートされるという。
-ブースでは実際に新Eye-Fiカードによる3D転送デモも行われており、3D静止画だけでなく、3D動画のワイヤレス転送も可能。撮ってすぐにワイヤレスで3D表示されるのは、なんとも新鮮な感覚だ。

-ブースでは、デジタルフォトシアターと同様の、3Dプロジェクターによるデモも展開。
-富士ブースでは、日本国内では未発表のシャープの3Dプロジェクターを使い、「NVIDIAR 3D Vision」の3Dメガネを使ってのデモを行っていた。
-やはり3Dは、より没入感のある大画面のほうがリアリティーがあり、3Dプロジェクターでの鑑賞は大きな魅力だ。

●東洋リビング
繰り返し使用が可能な除湿ユニット「モバイルドライ MD-2」発表。モバイルドライボックスやホワイトボディーの乾燥庫を出展
-カメラ機材の保存に便利な全自動防湿庫の老舗である東洋リビング。
-今回の「CP+」で、簡単に繰り返し使える除湿剤「モバイルドライ MD-2」(3,429円・3月下旬発売)を発表。
-本製品は除湿剤で、除湿効果がなくなったら電源を挿すだけで自動的に再生し、繰り返し使えるもの。
-この除湿剤を、普通の大型タッパなどに入れておけば、そのままカメラやフィルムなどの除湿保管庫として活用できるスグレモノ。
-除湿効果がある期間は環境やタッパのサイズによりまちまちだが、反復使用できるので安心。保証期間は1年だが、実際にはそれ以上の期間、繰り返し使うことができるという。
-同社ではより安心して本製品を使えるように、湿度計付きボックス「モバイルドライ」も用意。
-ブースでは、先だって発売された、除湿庫の外装をホワイト仕上げにした「オートクリーン Black&Whiteシリーズ」も展示。これまでの製品とはやや違った雰囲気の、リビングにも置きやすい明るい感覚の製品として好感が持てる。

●ベルボン
世界最速のセッティングを実現した旅行用8段三脚「キューブ」発表。55周年記念モデルも展開
-三脚メーカーのベルボンは今回、世界最速という高速なセッティングができる、コンパクトな旅行用三脚「キューブ」を発表。
-この製品は、平型に折りたためる脚部に、固定式で縦位置可能な雲台を装備したもの。
-最大の特徴は脚部。3本の脚のゴム部を握って、脚先端を持って延ばすと、ロックなどをゆるめることなく、一気に脚を延ばすことができる。そのため、脚を延ばすのに1秒とかからないスピーディーなセッティングが可能だ。
-雲台部分は自由雲台的に、脇にあるつまみを握るだけでOK.。縦位置も可能だ。
-縮長は240mm、重さ約390gと小型軽量で、普通のバッグに簡単に収まるレベル。
-旅行用の8段脚であり、推奨積載質量は400gと、基本的にはコンパクト機が対象だが、工夫次第ではマイクロ一眼系の補助脚としても利用可能。
-7,980円。4月中旬発売予定。

-参考出品でもユニークなものを多数展示。
-なかでも、現在開発中という、脚部を180度逆方向にまわして、超小型化を図った新型三脚は注目だ。
-BENROなどにも、このような自由雲台付きのモバイル脚があるが、この製品は2Way雲台を標準装備しており、その状態で畳めるのが大きな特徴。
-携帯時はかなりコンパクトで、全伸長は6段脚+2段式センターポールの採用で、目の高さまで届くので実用性も十分。
-雲台部はクイックシュー付きの2Wayタイプの採用でアングルの微調整も容易だ。
-コンパクトで、必要十分な強度を備えており、マイクロ一眼レベルなら実用になりそう。
-ただ、見た目よりもやや重めではある。
-こちらはまだ開発中の参考出品のため、製品化は未定。だが、携帯性と利便性をうまく両立させた製品であり、製品化を期待したいところだ。

-この3月25日に創業55周年を迎えるベルボン。
-今回の「CP+」では、55周年記念として「ジオ・カルマーニュ限定モデル」を発表。
-同限定モデルは「カルマーニュE」シリーズの主要モデルをベースに3つの特典をつけたもの。
-伸縮式のサードティルトハンドルを採用。脚部に巻く特性三脚グリップ(3種)。特性マイクロファイバークロスを追加。
-大手量販店などでは3月19日より販売開始。
-なお、同社は先だって公式オンラインショップ「ベルボン・ダイレクト」を開設。現行製品に加え、さまざまなパーツ類のオンライン販売も開始した。

●デジスコドットコム
デジタル一眼レフのライブビューや動画撮影に便利で
取り外し容易な3倍ルーペ付き高画質3.0型液晶フード「Turbo Gear HD-30WMC」を出品

-野鳥などの観察用フィールドスコープとデジタルカメラを組み合わせて超望遠撮影をするデジスコ。
-そのデジスコの専門オンラインショップである「デジスコドットコム」が望遠鏡関連ブースに出展。
-ブースでは、さまざまなデジスコ関連製品を展示していたが、デジタルカメラユーザーにとっても魅力的な製品も出展されていた。
-なかでも、一眼動画ユーザーにも高い評価を得ている、高画質な3倍ルーペ付き3インチ液晶用フードは要注目。
-これはカメラの背面ディスプレイに装着して、外光を遮断し、ルーペで拡大してチェックできるもの。
-国内外数社から同種の製品が登場しているが、この製品の特徴は、その高画質さと着脱の容易さにある。
-レンズはマルチコートを採用した高コントラストのもので、画面周辺の歪みや色収差もほとんど皆無。
-この製品は3.0型で4:3比率の液晶モニター用の3倍ルーペなのだが、メガネをかけていても、きちんと全視野が確認できるうえ、倍率も適度で、フレーミングとピントの両方を同時に確認しながら使える点が最大のメリット。
-素材はゴム製で、レンズ周りもゴム素材のため、アイカップとしての役割も果たし、メガネに傷もつかない。そのため、デジタル一眼レフでのライブビュー撮影時の安定性もよく、手持ち撮影でもブレが少ない点は大きな魅力。
-さらに、着脱部は、専用の取り付け台座は4ヶ所に樹脂製の突起があり、簡単に装着でき、取り外しも容易。
-視度調整機能はないが、ニコンの視度調整レンズ(DK-17C)が装着できるので安心だ。
-価格はオープンプライス。実売価格は15,000円前後(訂正)。同社オンラインショップ「でじすこや」でも購入可能。やや高価ではあるが、性能と機能性を考えれば納得できるレベル。
-デジタル一眼レフのライブビューや動画機能を多用する人は、ぜひ購入を検討したい逸品だ。

●マルミ
オシャレなカラーリングを楽しめる色付きフィルター枠採用フィルター「マイカラーフィルターを出品
-一眼レフのカラーバリエーションなどにあわせて、フィルター枠の色をコーディネイトできる「マイカラーフィルター」を出品。
-フィルター部分はそのままに、カラフルなフィルター枠を用意。
-オリンパスのPENシリーズ用パンケーキレンズの37mm径、LUMIX Gシリーズの標準ズーム用の46mm径など、ややマイナーなフィルター径のものもきちんと用意されている。
-数量限定発売。5月下旬より展開予定。

●エックスライト
AdobeRGB対応の本格キャリブレーター「カラーモンキー」や
コンパクトで手頃な価格でカメラのカラーマネージメントができる「ColorChecker Passport」を展示

-グレタグ社を傘下に納めたエックスライト社はカラーマネージメント関連製品中心の展開に。
-本格的なカラーマネージメントができる測色システム「ColorMunki Photo」を出展。
-本機はAdobeRGB環境でのカラーマネージメントができる数少ない製品であり、モニターはもちろん、プリンターやプロジェクターのキャリブレーションまでカバーできるのが大きな特徴。
-ブースでは、「ColorMunki Photo」をキャリブレーターとして推奨している、本格的な色管理ができるAdobeRGB対応液晶を搭載ノートPC「VAIO F」「VAIO Z」を使ったデモも行われていた。


-パスポートサイズの携帯ケースにカラーチャートとグレーチャートを収めた、カメラ用プロファイルが作成できるキャリブレーションシステム「ColorChecker Passport」をアピール。
-このシステムは、カラーチャートやグレーチャートを撮影し、付属ソフトウエアを使って、そのカメラと環境特有のプロファイルを作成できるもの。
-このプロファイルをRAWデータ現像時に適用することで、正確な色再現が可能になるわけだ。
-付属のチャートはいわゆるマクベスカラーチャートの超小型版であり、18%グレーチャートも備わっている。しかも、プラスチックケース入りのため、いつでも気軽に持ち歩けるのできわめて便利。
-価格も実売12,800円と、この手のチャートとしてはきわめて安価。カメラのプロファイル作成をしない人でも、持ち歩きができるカラーチャートセットとして考えてもお買い得だ。
-RAWデータでの色管理で困っている人はぜひ検討したい、手頃な価格の実戦的な色管理システムといえる。

●ニッシン デジタル
同社初のフォーサーズ機用ストロボ「Di466 FT」発表。ホワイトモデルも国内同時発表
-PMAで出品された、フォーサーズ用クリップオンストロボなどを国内正式発表。
-通常のブラック外装に加え、「PEN」や「LUMIX G」などホワイトボディーにマッチしたホワイト外装も用意。
-フォーサーズ規格としてはストロボの制御仕様について、とくに同一というアナウンスはしていないようだが、同社調べによると、同じ仕様「LUMIX G」と「PEN」に使えるという。
-基本仕様は既発売のキヤノン用やニコン用と同等で。ガイドナンバー最大33(照射角53mm, ISO100)で、純正ストロボと同じTTL調光に対応しているという。 
-価格未定。6月発売予定。

●mt foto
簡易グレーチャートしても利用できるグレーのマスキングテープをアピール
-スタジオで日常的に使われるマスキングテープ。
-通常は、ホワイトとブラックだけで、実用本位という感じのものだが、同社は今回、グレーのマスキングテープを追加。
-しかも、このテープはほぼニュートラルグレーであり、簡易的なグレーチャートして活用できる点が大きな特徴。
-そのため、ホワイトとブラックとグレーを組み合わせると、まさに簡易チャートという感じだ。
-実際の18%グレーチャートと比べると、やや濃度が濃いため、露出決定時には誤差が出るものの、色の偏りは意外に少なく、グレーの指標としては実用十分なもの。
-価格は25mm幅の50m巻きで各色900円と安価。手元に一本持っていると、なにかと便利な隠れた便利ツールといえる。




2010/03/14
(日)
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」。
本日14日(日)まで、横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開催

※無事終了しました。多数のご来場ありがとうございました。



●CIPA
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+2010」の来場者数を公開。4日間で41,033名に
-CIPA主催のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」が無事終了。
-3月11〜14日まで4日間の総来場者数は「41,033名」を記録。
-昨年、4団体で開催された「PIE2009」(東京ビッグサイト)の総来場者数は41,952人。
-今回の「CP+ 2010」はCIPA単独主催ながらも、「PIE2009」と同等の実績に。

日付 「CP+2010」来場者数 天候 参考:PIE2009来場者数
3月11日(木) 8,382名 晴れ 10,012名 (3/26)
3月12日(金) 9,299名 晴れ 9,052名 (3/27)
3月13日(土) 12,712名 晴れ 11,351名 (3/28)
3月14日(日) 10,640名 晴れ 8,741名 (3/29)
合計 41,033名 - 41,952名

2010/03/13
(土)
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」。
14日(日)まで、横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開催中!

※Web事前登録受付中。
事前登録者は4日間とも入場無料。さらに最新カメラ総合カタログを会場で進呈。



[CP+ 2010 レポート] (3日目)
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」
-明日14日まで横浜で開催中の「CP+2010」も開催3日目を迎えた。
-週末になり、会場には家族連れやカップルも多く、一眼レフを下げた女性来場者も数多く見受けられた。

-本日土曜日の来場者数は、12,712名を記録。ちなみに、昨年のPIE2009は土曜日の来場者が11,351名のため、それを上回る来場者数となった。
-好天に恵まれた週末であり、観光地でショッピングモールもある横浜みなとみらい地区での開催ということもあり、来場者が大幅に増えており、会場は終日、熱気に包まれていた。

-CP+会場のクイーンズスクエア側には主催者関係ブースがあり、関連団体や開催地である横浜や神奈川県関連のブースが並んでいる。
-ここでは、フォトアクセサリーメーカーの団体である「日本写真映像用品工業会」ブースがあり、加盟各社のフォトアクセサリーをまとめた写真用品カタログを配布している。電話帳ほどもあるきわめて充実したもの。無償配布なので、ぜひとも取得したい。
-地元関連では、開催地である神奈川県での撮影地案内をしている「Best Shot 神奈川」ブース、神奈川県の高校写真部の団体である「神奈川県高文連写真専門部」に写真コンテスト優秀作品展なども開催。
-このほかにも、写真甲子園で有名な「写真の町 東川町」ブース、フォトブックブースなど、さまざまな分野の情報を得ることができる。

-会場内には「日本カメラ博物館」(JCII)ブースがあり、往年の名機たちを見ることができる。
-今回のテーマは「〜あの頃カメラは宝物だった〜 昭和30年代 日本のカメラ」。
-戦後、日本のカメラ産業が大きく成長した昭和30年代のカメラを中心に、数多くのカメラを展示している。
-いまは無きカメラブランドのカメラや変わり種モデルなども多数あり、ぜひともじっくりと見ておきたいイベントだ。

-最新のデジタルプロジェクターを使い、大画面で写真を楽しめる主催者イベント「デジタルフォトシアター」も開催。
-ここでは家庭でも楽しめる100インチスクリーンとホームプロジェクターの組み合わせから、業務用プロジェクターによる200インチスクリーンによる大迫力映像、3Dの静止画や動画までを一堂に楽しむことができる。
-会場は、1階の本会場内ではなく、2階のハーバーラウンジBで開催中。わかりにくい場所でのイベント(地図参照)だが、巨大画面で、写真映像を”光”として楽しめる、世界的に見ても類を見ないイベントなので、この機会にぜひ、あらたな世界を体感したい。



●HOYA
一番人気の「PENTAX 645D」。実機体感スペースは長蛇の列で1時間待ちも
-今回の「CP+2010」で初公開となった「PENTAX 645D」。
-同社ブースの体感スペースは、会場オープン直後から長蛇の列に。
-昨日から体験用ボディーを1台増やして5台体制にしたものの、待ち時間は最長で1時間あまり。
-体感時間は一人5分までに限られており、会場の関係で16時過ぎには行列打ち切りになるので要注意。
-とはいえ、従来の中判一眼レフ感覚で使える4,000万画素機は実に魅力的。
-フィールドカメラとして設計されていることもあり、風景写真をデジタルで取り組みたい人は必見。
-価格はボディーで実売85万円前後と高価ではあるが、ぜひ一度、体感しておきたいモデルだ。

●DNPフォトルシオ
台数限定で大幅な低価格化を実現した、ハッセル+大判1,600万画素デジタルバックセットを展示
-デジタルバックで有名な「PHASE ONE」「Leaf」の国内代理店であるDNPフォトルシオ。
-同社は今回、台数限定ながらも、本格デジタルバックとは思えない価格を実現したセールを展開。
-「PHASE ONE」の1,680万画素デジタルバック「P20+」(36.9×36.9mm)のハッセル用を100万円で販売。
-「Leaf」の2,200万画素デジタルバック「AptusII-5」(36×48mm)のハッセル用を120万円で販売。
-これらの価格は希望小売価格であり、実際の店頭ではさらにディスカウントされるため、実質的には「PENTAX 645D」と同等の価格で、ハッセル用デジタルバックが入手できるわけだ。
-「ハッセルを持っているが、最近使っていないという人が多く、その方々にデジタルバックでもう一度、手持ちの機材を活用して欲しい」とアピール。
-画素数的には、最新デジタル一眼のエントリー機と同じくらいだが、APSより遙かに大きなセンサーが描き出す、階調豊かな世界は別格だ。
-同社では、ハッセル用だけではなく、「CONTAX645」用や「Mamiya645」用のデジタルバックも用意しており、これらについても相談に応じるという。
-銀塩時代の手持ちの中判デジタル一眼レフを、もう一度、デジタルで蘇らせたい人は必見だ。
-ただし、もともとが特殊な機材のため、台数に限りがあるので注意したい。

●ゼネラル・イメージング・ジャパン
京都・宮脇賣扇庵特製カメラケースなどをセットした「和モダンセット」を展開
-GEブランドのゼネラル・イメージング・ジャパンは、今回、多数の新製品のほか、GEカメラと和の融合による「和モダンキット」を展開。
-これは同社の「A1255」(12メガ5倍ズーム機)に、京都の老舗である「宮脇賣扇庵」の特製カメラケースと、同じく京都の「昇苑くみひも」の特製ストラップなどをセットにしたもの。
-通常、ケースやストラップは軽視されがちだが、ここまで高級で高品位なものをセットにした展開は前例がないほど。
-「米国の一流ブランドである”GE”と、京都の老舗との組み合わせによる価値×価値の創造」を目指したという。
-ケースとストラップの実物も展示されており、コンパクトカメラも優雅に使いたい人はもちろん、海外観光客向けにも魅力的な存在になりそう。
-この「和モダンセット」は実売14,000円前後と価格もきわめて手頃。各色1,000セット限定で、4月発売予定。
ーまた、同社はペット愛好者に人気の「アセラブログ」とのコラボレーションで「お散歩フォトコンテスト」を開催。優秀作品にはGEカメラや特製くみひもがプレゼントされるという。

●エツミ
便利で実用的なアイデアに富んだ新製品を多数出品
-大手フォトアクセサリーメーカー「エツミ」は今回も、多数の製品群を展示。
-今回の「CP+」では、ライブビューや動画撮影に便利なルーペ付き液晶フード「ライブビューフード2.5X」を発表。
-デジタル一眼の背面ディスプレイ用2.5Xルーペで、ライブビューや動画撮影時の視認性が大幅に向上
-取り外しができる粘着性チップで直接カメラに装着可能。また、汎用取り付けステー2種も用意。
-「ライブビューフード2.5X」は7,800円。ブラケットはカメラネジ用、シュー用各3,800円。3月下旬発売。

-液晶固定式のコンパクトカメラや一眼レフでも、自由なアングルからの撮影ができる「ビュープレイヤ ー2.7インチ用」。
-簡単にいえば、液晶モニターのカバーの内側がミラーになっているもので、上下方向はもちろん、被写体側にもミラーを向けることができるアイデア商品。
-そのため、ローアングルやハイアングルでの撮影はもちろん、自分撮りも容易に撮影できるのが魅力。
-サイズは当初、2.7型のみだが、実質的には3.0型(4:3比率)であれば、実用的には使えるという。
-カメラへの取り付けは両面テープ式のため、取り外しが容易にできない点は要注意。
-デモはコンパクト機だったが、もちろん、デジタル一眼でも利用可能。液晶カバーとしても有効だ。
-今回は参考出品であり、価格も未定だが、そう遠くないタイミングで発売されるという。

-3つの水準器を内蔵し、横位置でも縦位置でも、付け替えることなく、水平・垂直が確認できる「水準器3ウエイ」(4,725円)も展示。実際に使ってみると、その便利さに感心してしまうアイデア商品だ。
-このほかにも、テンバの新型バッグやリュック、オシャレで使いやすいショルダーバッグなど新製品を多数出展。
-三脚関係では「Induro」のデザインを一新。従来品はBENROのブランド違いという感じだったが、今回の新ラインナップは脚伸縮部のリングを大きくして操作性を向上。脚部にウレタン状のカバーをすることで持ちやすくするなど、独自の工夫を凝らした製品に仕上がっている。
-動画一眼用三脚としては「Libec」を展示。スムーズで滑らかな動きと、パンニングやティルト時にも止めたいところでピシッと止まる感覚は動画用高級雲台ならではのもの。残念ながら、動画専用で静止画撮影時には向かないが、動画メインでギリギリ手の届く価格帯のものを探している人は必見だ。

●ギズモショップ
低価格モデルやトイ系デジタルカメラ、フロントコンバータなどを出品。現像+スキャンの「トイラボ」も展開
-トイカメラ・トイデジタルカメラの専門店「ギズモショップ」がブースを出店。
-同ブースでは、いわゆるトイ系の低価格デジタルカメラやアクセサリ-を一堂に展示。
-アグファやビビター、ポラロイドなどの低価格デジタルカメラや、ビビターの銀塩一眼レフも出展。

-ブースでは、「オリンパス・PEN E-Pシリーズ」用のフィッシュアイレンズを展示。
-17mmのパンケーキレンズに装着することで、約180度の魚眼撮影ができるアダプターだ。
-レンズへの取り付けはフィルター取り付けの37mmネジによるねじ込み式で装着も容易で、不意に落とす心配もない。
-マルチコートのガラスレンズを採用しており、画質も必要十分なレベル。
-価格は18,000円と。気軽に魚眼撮影が楽しめるアクセサリーとして、なかなか魅力的だ。

-同社はあらたにトイカメラ専門の現像所「トイラボ」を展開。
-この「トイラボ」では、銀塩フィルムで撮影したフィルムを郵送することで、フィルム現像と同時に画像をスキャンしたものをWebにアップロードしてくれるという、実に便利なもの。
-カラーネガフィルムはもちろん、リバーサルやモノクロフィルムにも対応。クロスプロセスも可能だ。
-郵送で現像を依頼すると、現像のほか、追加料金なしにVGA相当(600×480)のスキャンデータがサービスされる。
-さらに、200万画素相当の4BASEや、600万画素相当の16BASEのスキャンも同時に依頼可能。
-ネット経由でのデータ受け取りになるため、通常はJPEGデータ。画質にこだわる場合はTFF保存にも対応するという。
-現在はオープン記念として初回のみ無料になる「無料お試しキャンペーン」を実施中。
-フォルムで撮っても、デジタル化が面倒という人や近くにラボがない人は検討してみる価値があるサービスといえそうだ。

-同ブースではiPhoneで360度のQuickTime VRが簡単に作成できる「Pixeet」のデモも行われている。
-「Pixeet」は、iPhoneにフィッシュアイレンズを装着し、4方向で4枚を撮影。そのデータをAppStoreで無償配布されている専用ソフト経由でネットに送ると、全方向360度のQuickTime VRが作成でき、ネット経由で楽しめるもの。
-このサービスは、iPhone用フィッシュアイレンズ「Pixeetフィッシュアイレンズ」(9,900円)を購入する必要があり、その製品に添付されているIDをソフトに入力することで、iPhoneアプリからのサービスが受けられるもの。
-作成したデータは1GBまで無料でネット上に保存可能。5GBまで利用可能なプレミアムアカウント(1,000円/月)もある。
-会場でのデモを見る限り、実に簡単な作業で全方向360度のパノラマデータを作成できる感じ。できればその場で購入して、利用したくなったが、CP+会場での製品物販は禁止されているので断念した。

●ガードホースジャパン
自由なアングルからの撮影が容易な可動式センターポール採用三脚などを展示
-「VANGUARD」ブランドのフォトアクセサリーを展開するガードホースジャパン。
-今回ブースでは、欧米で評価の高い三脚「Alta」シリーズをはじめとした多くの製品を展示。
-なかでも人気が高いのは、三脚のセンターポール部の角度が自由に変えられる「Alta Pro」シリーズ。
-最近は、この「Alta Pro」シリーズのような考え方の製品が増えているが、本機はセンターポールの角度に自由度が高く、より自由度の高い撮影ができる点が特徴という。脚部はカーボンとアルミがあり、サイズも大小数種を用意するという。
-このほか、自由雲台や上からカメラやレンズの出し入れができるショルダーバッグなど新製品を多数出展していた。
-海外ではVANGUARDブランド製品はメジャーな存在だが、日本での展開はこれから。今春から、日本国内でもより本格的な展開をするという。


2010/03/12
(金)
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」。
14日(日)まで、横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開催中!

※Web事前登録受付中。
事前登録者は4日間とも入場無料。さらに最新カメラ総合カタログを会場で進呈。



[CP+ 2010 レポート] (2日目)
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」
-二日目を迎えた「CP+2010」。本日の来場者数は9,299名と昨日を上回る実績に。
-初日は業界関係者が多数来場していたが、金曜日ということもあって、一般来場者やビジネス系来場者も増えており、会場は終日、昨日を上回る賑わいを見せた。

-週末の土曜日と日曜日は、入場無料となる「CP+」だが、事前にWeb登録することで、無料になる上に「カメラ総合カタログ」がもらえるので、Webでの事前入場登録がオススメ。
-さらに、会場である「パシフィコ横浜」の近隣にあるみなとみらい地区の飲食店(協力店のみ)で、入場証を見せるだけで、値引きや特典サービスなどを受けることができる。
-会場入り口には、特典が受けられるお店がわかるパンフレットがあるのでチェックしておきたい。
-また、協力店には、レジ付近に写真のようなPOPがあるので、その店では、何らかの特典があるため、注文時に内容を確認することをオススメする。

-今回の「CP+」での主催者イベント「デジタルフォトシアター」(会場2階・ハーバーラウンジBで開催)に協力しているAV系出版社「音元出版」も会場内にブースを構えている。
-同ブースでは、同社が主催する「デジタルカメラグランプリ」を紹介。
-「デジタルカメラグランプリ」の審査委員となっている「ヨドバシカメラ」「ビックカメラ」もCP+を応援しており、来場者向けに、指定機種のみではあるが「+3% ポイント還元」など、独自の特典を用意。
-特典を得るためには「CP+」への来場(ブースにあるチラシ)が必要。特典の詳細は同ブースで確認したい。
-また、同ブースではDVD-Rの生ディスク無償配布(数量限定)もあるので要チェック。



●カシオ
GPS内蔵カメラやデジタルフォトフレームなど、国内で初めて参考出品
-カシオブースでは、ハイブリッドGPS内蔵カメラとデジタルフォトフレームを参考出品。
-いずれもCESやPMAなどで展示されていたモデルだが、日本国内イベントで初めての出展に。
-本機は10倍ズーム機「EXILIM EX-H10」に、独自の測位機能を一体化したもの。
-カメラ上部にGPS測距部を備えており、GPS内蔵カメラによる位置測距を行う。
-さらに、屋内のようにGPS測距ができない場所では、移動検知用の加速度センサーと3軸タイプの方位センサーを搭載。
-この二つのセンサーを使って、より正確な位置を割り出すもの。位置データはExifに記録される。
-同方式搭載により、GPS測距を待つことなく、短時間に位置情報を取得できるという。
-位置情報は内蔵の地図データ上で表示可能。今回は日本のイベント向けに日本の地図データも収録。
-近隣地域の情報なども搭載されており、簡単な撮影ポイントのガイドも可能だ。
-PMAに続き、今回も試作機の状態。また、PMAでは実機に触れることができたが、今回はガラス越しでの展示に留まったのが残念。
-ブースでの説明では、まだ、具体的な製品化の予定はなく、参考展示レベルというが、なかなか魅力的な機能なのでぜひ搭載機を検討して欲しいところだ。

-今回、日本国内未発表の「デジタルアートフレーム」を出展。デモを含めて、強くアピールしていた。
-このデジタルフォトフレームは、撮った写真をさらに楽しめるさまざまな工夫を凝らしたもので、いかにもカシオらしいアプローチだ。
-本体内に画像処理エンジンを搭載しており、本機単体で、イラストや絵画調に変換する機能を備えている。
-さらに、Hi-Speed EXILIMで高速連写画像を、動画的に連続再生する機能も搭載。
-フォトフレームのほかにも、カレンダーやデジタルクロックとしても利用でき、画面デザインも高級感がある。
-こちらも参考出品ということだが、展示を見る限り、製品化される可能性が高いような感触もある。
-デジタルフォトフレーム市場は、低価格化と高画質化の2つの方向性で展開しているが、このようなアプローチでの展開は他社になく、なかなかユニークな存在になりそうだ。

●オリンパス
マイクロ一眼に新旧さまざまなレンズを装着できる「Lens Bar」を開設-
-オリンパスブースでは、フランジバックの短いマイクロフォーサーズの特徴を生かして、マウントアダプターを併用することで楽しめる世界を、具体的な形で体感できる「Lens Bar」を展開。
-定員はわずか4名だが、マウントアダプターを介して楽しめる、豊富な新旧・他社レンズを実際に装着して、その感触を体感することができる。
-Lens Barのカウンターには、数十本のレンズが用意されており、装着してみたいレンズを指示すると、バーテンダーがE-PL1などに装着して、みせてくれる。
-用意されているレンズは、かなり多彩。フォクトレンダーのNOKTON 50mmF1.1(Mマウント)などもあり、マイクロフォーサーズでは「100mmF1.1」相当として楽しむことができる。
-このほか、ニコンFマウントレンズやケンコーのTマウントの反射型超望遠なども装着可能だ。
-ただし、来場者のボディーやレンズを持ち込んでの装着は不可なので要注意。
-定員が一度に4名と少ないため、長蛇の列になることも多いが、待った甲斐のある貴重な体験ができるイベントだ。

-このLens Barでは、今春発売のマイクロフォーサーズ用新レンズも用意されている。
-残念ながら、高倍率ズームはまだモックアップ状態だが、超広角ズームは体感可能。
-両レンズとも、実際に手にしてみると、驚くほどコンパクト。
-とくに9-18mmは、沈胴状態ではポケットに楽々収納できるほど。
-また、いずれも専用フードを装着すると、雰囲気のあるデザインになるので、ぜひフードも一緒に見ておきたい。

●富士フイルム
裏面照射CMOS搭載やタッチパネル搭載機など
今春の新コンパクトカメラや話題の3Dシステムをアピール
-富士フイルムは今回、話題の3Dフォトシステムと今春のコンパクトカメラ中心の展開。
-なかでも「REAL 3Dシステム」は、いまや話題の多い3Dコンテンツを自分自身で撮影することができる唯一無二のシステムとして注目されており、ブースでの人気も高い。
-また、先だってPMAで発表された、同社初の裏面照射式CMOS搭載機「HS10」やタッチパネル搭載機「Z700EXR」など多数の新製品を展示。なかなか活気のあるブース展開となった。
-デジタルフォトフレームもLEDバックライトを採用した、今春の新製品を展示。

●キヤノン
発売直後のフルHD対応機「EOS Kiss X4」や今春のコンパクト機
「EF70-200mmF2.8L II USM」などをアピール。EOS MOVIEも積極展開

-PMAに出展せず、「CP+」での新製品発表が期待されたキヤノン。だが、結局、新製品は登場せず、ブースは既発表の製品を中心とした展開に。
-とはいえ、「EOS Kiss X4」や今春のIXYシリーズも発売されるなど新製品が多く、ブースは終始賑わいを見せている。
-まだ手にする機会が少ない新製品のなかでも「EF70-200mm F2.8L IS II USM」の人気は上々。「EOS-1D Mark 4」との組み合わせてその感触を確かめている人も多かった。
-ブース内には、最新EOSの超高感度性能を実写体験できるエリアが設けられており、きわめて暗い環境で超高感度撮影をすることができる。
-EOS MOVIEも積極的に展開しており、ブース内には大画面プロジェクターでEOS MOVIEを楽しめるシアターも開設。

●ニコン
新型COOLPIXと各種セミナーなどを中心に展開するニコン
-PMAでも一眼レフを発表せず、CP+で発表の期待が高まっていたニコンだが、残念ながら一眼系の新製品はナシ。
-一方、COOLPIXシリーズは裏面照射型高倍率機や薄型モデルなど多数の新製品を投入。
-ブースは製品はもちろんだが、むしろ、セミナー中心の展開だ。

●ナナオ
キャリブレーションセンサーを内蔵したハードウエアキャリブレーション対応
AdobeRGB比約98%の広色域24.1型液晶モニター「EIZO ColorEdge CG245W」を出品

-ナナオは先だって発表した、キャリブレーションセンサーを内蔵した広色域24.1型液晶モニター「ColorEdge CG245W」を出展。
-同社で初めて、ベゼル部にキャリブレーション用センサーを内蔵したもので、本体のみでハードウエアキャリブレーションが可能な点をアピール。
-とくに「CP+」の来場者はモニターキャリブレーションへの関心が高いこともあって、本機への関心の高さはかなりなもの。
-これまでの測色機と専用ソフトによる作業に比べ、比較にならないほど簡単な操作で安定した結果が得られるだけに、今後の展開が注目されるところだ。

●セイコーエプソン
話題の超高精細EVF用液晶のデモを展開。各種プリンターも一堂に展示
-エプソンブースは定番のフォトプリンターに加え、今回は同社独自技術による超高精細な液晶ビューファインダー用デバイスをアピール。
-同社のSVGAタイプはすでに「オリンパス・E-P2」用の別売EVFに採用されているが、ブースではさらにもう一世代先のクォリティーとなる「XGA」タイプを出展。実際にルーペを使って、その高精細さを体感することができる。
-現状のSVGAタイプでもかなりのレベルだが、XGAはそれを上回る実力。細部まできめ細かな表示をするのはもちろん、画像から立体感や空気感を感じられるレベルにまで進化している。
-通常は見ることのできないデバイスだけに、ぜひ自分の目で次世代の液晶ビューファインダーを体感しておきたい。

●サミット・グローバル・ジャパン(ポラロイド)
ポラロイド復活第一弾としてプリンター内蔵デジタルカメラ「Polaroid TWO」、国内発売開始
-ポラロイドブランド製品を日本国内で発売開始。
-復活第一弾として、プリンター内蔵デジタルカメラ「Polaroid TWO」と低価格ビデオカメラ「DVF-130」を2月26日より発売開始。
-「Polaroid TWO」は500万画素単焦点レンズ搭載3型液晶機。撮影した画像や他機種で撮影された画像を内蔵プリンターでプリント可能。プリントサイズは約5×7.5cm。プリント時間約40秒。実売19,800円前後。
-さらに3月5日より、デジタルカメラ「a930」「i1237」「t1235」の3機種を発売。
-販売はカメラ量販店や家電量販店を始め、カメラ専門店、EC サイト、テレビ通販でも販売予定。

●BENRO (ワイドトレード)
水平折りたたみ式で高い携帯性を実現した新シリーズを世界初公開
-ワイドトレードブースでは、丈夫で軽量な8層カーボンを採用した中国メーカー「BENRO」をアピール。
-BENRO社は近年、カーボン脚を中心にシェアを伸ばしており、いまや世界シェア30%にまで成長。
-今回のCP+では、中国から社長自身が来日し、記者発表会を開催。同社が特許を取得した、水平に折りたためる新シリーズを、世界で始めて「CP+」で公開した。
-折りたたむと平らになるため、嵩張らず、携帯性も上々。構造上、センターポールはなくなるが、その分、伸縮式の延長筒を付属しているという。
-正面から見ると、普通の三脚のように見えるが、真横から見ると、ほとんど1脚のような薄さを実現している。
-大小さまざまなサイズと、脚の素材もカーボンとアルミを用意するなど、ラインナップも豊富。
-ただ、開発発表段階であり、価格や発売時期は未定。製品化は今夏以降になるという。

●ケンコーグループ
レンズ、フィルター、三脚など、あらゆる分野で多数の新製品を出品
-トキナー、スリックなど他分野のメーカーを傘下におさめるケンコーグループ。
-今回のCP+ではいわゆる用品系メーカーでも最大級のブースを構え、多数の新製品や参考出品を投入。
-詳細は同社ページを参照して欲しいが、今回はそのなかからとくに印象に残った製品を中心に紹介しよう。

-トキナーは今回、PMAで参考出品した35mmフルサイズ対応の大口径超広角ズーム「AT-X 16-28mm F2.8 PRO」を参考展示。
-PMAでは、モックアップながらも手に触れることができたが、今回はガラス越しでの展示のみ。ニコンマウントとキヤノンマウントの2種が展示されている。
-35mmフルサイズ対応の大口径超広角ズームだけに、サイズは大きめだが、カメラメーカーの定評のある大口径超広角と肩を並べる高画質を実現しているという。
-価格・発売日ともに未定。
-同社はこのほかにも、同社初のα用レンズとなるAPS機用大口径広角ズーム「AT-X 116PRO 11〜16mmF2.8」も出品していた。

-超薄型枠を採用した画期的なPLフィルター「Zeta EX サーキュラーPL」を参考出品。
-円偏光フィルターでありながらも、ガラスを高精度に研磨することで、わずか0.5mmまで薄型化。
-ブースではウィンドー越しでの展示だが、実際に手にしてみると、ビックリするほど軽量。
-さらに、新開発の高透過率の偏光膜を採用することで、従来のPLフィルターと同じ効果を得ながらも、露出倍数を大幅に減らすことに成功。
-現行の普通のPLフィルターに比べ、透過率が高いため、露出倍数は実測で約1段分も軽減することに成功。つまり、同じ効果で2倍も明るいわけだ。そのため、光学ファインダーも明るくなり、より速いシャッターが切れるため手持ち撮影にも断然有利。
-今回は参考出品ということで、価格は未定だが、それなりに高価なものになりそう。だが、1段分露出が稼げることを考えれば、それだけの価値は十分にありそうだ。

-海外では有名な低価格交換レンズである韓国のSamyang社製交換レンズを参考出品。
-今回展示されたのは、APSサイズ用魚眼レンズ「8mmF3.5」と、35mmフルサイズ対応の大口径望遠レンズ「 85mm F1.4」の2種。
-いずれもマニュアルフォーカス専用で、展示されていたニコン用には絞りリングも装備。
-マウントのラインナップとしては、ニコン用、キヤノンEOS用、ペンタックス用などを考えているという。
-ちなみに、キヤノンEOS用レンズにも、絞りリングがあり、ボディーとの絞りの連携機能がないため、撮影時には実絞り(絞り込み)で撮影することになるので要注意。
-価格はオープンプライスだが、両レンズともに、実売価格は3万円台半ば。発売は5月頃を予定しているという。

-ケンコーブースでは、トキナーレンズのほかにも、低価格で人気のレフレックスレンズ「500mmF6.3」「500mmF8」やピンホールレンズを出品。
-レンズベビーシリーズでは、参考出品として「ソフトフォーカス」と「フィッシュアイ」ユニットを出品。いずれも発売時期未定ながら、ほかにはない独特な視覚効果の作品を得られるアイテムとして期待される。


-スリックは今回、きわめて多数の新製品ユニークな参考出品を出展。
-なかでも注目は大型三脚で初めて、本格的な動画対応を実現した「HD7000 PRO」。本製品は、プロ 700 DXベース。3ウェイ雲台に、滑らかな動きの「オイルフリュード」と、動きのかたさを調整する「可変フリクション」機能を、上下と左右の可動部に装備したもの。
-さらにボールレベラーも装備しており、ビデオ雲台のような水平出しも可能だ。
-これまで静止画用と動画用は別々の脚を用意する必要があったが、一眼動画時代になり、本製品のような需要が高まるのは必至。今回は試作機とはいえ、このような動きがでてきたことに好感が持てる。ぜひ製品化して欲しい。また、雲台部分単体での発売も期待したいところだ。

-人気のゴリラポッドシリーズにも新製品が登場。
-従来のゴリラポッドの脚部先端に磁石を組み込んで、これまでの「置く」「巻き付ける」に加えて、「金属にくっつける」という新しい使い方ができる「ゴリラポッドマグネティック」を出品。近日発売という。
-変わったところでは、iPod Touch用の簡易脚として使える「ゴリラモバイル iPod touch用」も登場。この製品はiPod Touch用のケース型アダプターが最初からついたもの。残念ながら、iPhoneはケース形状が異なるので、そのまま装着することは難しそうだ。


2010/03/11
(木)
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」。
本日11日より横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開催

※Web事前登録受付中。
事前登録者は4日間とも入場無料。さらに最新カメラ総合カタログを会場で進呈。



[CP+ 2010 会場速報]
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」が開幕 UPDATE
-CIPA主催で今年から開催される「CP+」が、本日開幕した。
-今回が第一回となる「CP+」は、横浜のみなとみらい地区にある「パシフィコ横浜」で開催。
-参加は77団体、699コマ。国内外の写真関連メーカーの大半が参加する一大イベントとなった。

-(追記)初日11日の来場者数は「8,382名」を記録。昨年の「PIE2009」の初日は10,012名とやや減っているものの、会場はほぼ同等の混雑ぶりだ。

-会場は10時のオープン前から長蛇の列となり、入場待ちに。
-会場は初日の午前からかなり混雑しており、各ブースとも多数の来場者が訪れている。
-今回は事前発表が多かったこともあり、期待されていた、「CP+」会場で初公開となる大物製品は姿を見せず、やや肩すかし状態。
-ニコン、キヤノン、オリンパスなど大手カメラメーカーが、「CP+」での新製品発表がないのは実に残念だ。
-そのなかでソニーは初日早朝からプレスコンファレンスを開催し、新コンセプトカメラについて紹介。PMAでの基本コンセプト紹介に続き、新情報として搭載予定と目される新GUIを公開。

-今回の「CP+」では新たな取り組みとして主催者による「CIPAブース」が会場入り口も設けられている。
-ここでは、「CP+」のテーマである「撮る」「見る」「つながる」を具体的に紹介。
-ブースのタッチパネルを操作することで、会場内のブース検索もできる。
-デジタルカメラの時代になり「撮る」という部分のウエイトが高くなっているが、今後は「見る」「つながる」というデジタルならではの楽しさをさらに広げることで、さらに写真が楽しめる時代になるという、CIPAからのメッセージだ。

-今回の新たな取り組みとして「デジタルフォトシアター」というイベントを開催。
-「デジタルプロジェクターを使って、大画面で写真を見る」というあらたな写真の楽しみ方を提案している。
-このイベントでは、エプソン、キヤノン、ソニーの最新プロジェクターと、本格的なプロジェクター用スクリーンにより、大画面で高画質に静止画を堪能することができる。
-もっとも大きなスクリーンは200インチ(約2.5×3.3m)と巨大なもので、かなり迫力のある写真が楽しめる。
-また、家庭での鑑賞環境に近い、100〜120インチスクリーンとホームプロジェクターによる映写も3面用意。
-画像再生は「ソニー・PS3」がメイン。Windowsのホームサーバーに保存した写真データをDLNA経由でPCやPS3に送って画像を再生している。
-このほか、3Dカメラの画像を、3D対応プロジェクターの大画面で鑑賞することもできる。
-映像コンテンツは「CP+」でのセミナー講師や横浜での写真イベント、フォトブックコンテストの作品。最新のバンクーバーオリンピックでの作品も多数。一眼でのHD動画も鑑賞できる。
-場所は、1階の展示会場ではなく、2階のハーバーラウンジB。場所がわかりにくいが、キヤノンブースとオリンパスブースの間の通路を奥に行き、エレベーターで2階に上がったところに会場がある。
-やや場所がわかりにくいが、これだけの大画面で写真を見る機会はほぼ皆無なので、ぜひその迫力と新しい楽しさを実感したい。



●ソニー
レンズ交換式小型カメラのプレス向け説明会を開催。あらたに新GUIを公開
ブースではデザインモックのほか、サイズや重さを体感できるホワイトモックも多数展示

-ソニーは初日早朝からプレス向け説明会を開催。
-基本的な内容は「PMA2010」のものをややアップデートしたレベル。
-発売時期については、あくまでも2010年中という説明に留まり、価格帯も「答えられない」という。
-αシリーズとの互換性についても、明確な回答はナシ。
-今回新たに公開されたのは、新コンセプトカメラで採用される、新GUI(グラフィックインタフェース)。


-ブースでは、PMAで展示されたものと同様のモックアップを展示。
-実際にモックアップボディーをモデルさんが持ってのステージを展開。
-モックアップは、標準ズーム付きとパンケーキレンズ付き、ボディー単体の3種を用意。
-ボディーはもちろん、新システム用交換レンズもいっしょに展示されていた。

-ソニーブースでは、PMAで公開されたモックアップの展示とともに、実際に持つことのできる、モックアップのホワイトモデル(?)を多数用意。
-公開されたモックアップと同じデザインで、重さも現実的なものになっているという。パンケーキレンズ付きとズーム付きの2種類が用意されている。
-手にした感じは、比較的持ちやすく、重さは見た目より若干重めで、重いというより高級感がある感じ。
-ただ、デザインモックであり、まだダイエットできそうな雰囲気もある。できればもう少し薄型で軽量にして欲しいところ。

-新GUIは、モックアップ後方のデジタルフォトフレームで公開。
-全体に初心者でもわかりやすいものに仕上がっており、グラフィックもきれいでわかりやすく、楽しそうな雰囲気を演出している。
-やや文字での説明が多いような気もするが、今後の進化が期待できそうな印象。

-一眼レフファインダーを備えた、従来型αのモックアップも2機種展示。
-ミドルクラスとエントリークラスのモデルがあり、ほぼ製品版というイメージ。
-アナウンスとしては、ミドルクラスは高い基本性能、エントリーは多彩な映像表現ができるモデルという。このモデルとは明言していないが、年内に数機種発売されるという。

●HOYA
中判デジタル一眼レフ「PENTAX 645D」をブースで公開。実機のハンズオンも可能
-昨日発表された「PENTAX 645D」をブースで公開。
-実機も用意されており、ブースでは実際に実機に触れて、その感触を知ることができる。
-手にした感じは、ホールド感がよく、見た目よりも軽量。とても4,000万画素機とは思えないほど。
-操作性は従来からの645系のものを踏襲しているため違和感はない。
-ブースの体感コーナーは初日朝から行列になっており、人気も上々。

-ブースでは、あらたにデジタル用としてラインナップされる「645Dシリーズ」の広角レンズを参考出品。
-645Dは、通常のセミ版よりもCCDサイズが小さいため、ワイド側がやや不足気味。それを補うため、今回は超広角レンズと思われる新レンズを参考出品。
-このレンズは前玉が特殊形状のため、広角レンズながらも、フィルターが差し込み式になっており、PLフィルター用とみられる回転機構も装備している点が大きな特徴。
-このほかにも、645Dのカットモデルや透明モデルも展示されており、なかなか楽しめる内容になっている。

●パナソニック
タッチパネル一眼「LUMIX G2」を出品。タッチ操作も自由に体験可能
-一昨日発表されたばかりの、世界初のタッチパネル搭載デジタル一眼「LUMIX G2」。
-ブースでは多数の「G2」ボディーが用意されており、自由に体験ができる。
-タッチ操作の便利さを体感できるコーナーも設けられており、タッチ操作を使った撮影がスピーディーにできる展を強調していた。
-多くの来場者が実際にタッチ操作を試しており、なかなか好評。とくにレスポンスの良さが評価されているようだ。

-3本の新レンズはまだモックアップ状態ながらも、そのコンパクトさを実感することができるレベル。
-レンズのロードマップは従来通りだが、今回参考出品された3本を含めると、マイクロフォーサーズは計10本になる。
-残念ながら、海外発表されていた「G10」は、CP+で姿を見せることはなかった。

●リコー
「GXR」用新カメラユニット「GR LENS A12 28mm F2.5」
「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」の2種を公開

-リコーは先だって開発発表した2種のカメラユニットを展示。
-ウィンドー越しでの展示で、実際に触れることはできないが、いずれも想像以上にコンパクト。
-裏面照射CMOS搭載のブレ補正機能採用超高倍率ズームカメラユニット「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC*」(仮称)。 28〜300mmの常用域を広くカバー。秒120コマ超高速連写やRAW記録などに対応。
-APS-CサイズCMOSセンサー搭載カメラユニット「GR LENS A12 28mm F2.5」(仮称)。新開発の単焦点GR LENSを搭載。画像処理エンジン「GR ENGINE III」を採用。高精細で低ノイズの画像に。
-開発発表。「28-300mmユニット」は2010年夏発売予定。「28mmユニット」は2010年冬発売予定。

-今回もGXR用の各種ユニットを多数展示。残念ながら、カメラユニット以外のユニットの発表はナシ。
-ブースでは「日本カメラ誌が考えたGXR」というコーナーもあり、そのモックアップも展示されていた。

●タムロン
「タムロン創業60周年記念モデル」となる、クラス最高レベルの高画質を実現した
35mmフルサイズ対応手ブレ補正搭載レンズ「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD 」開発

-「タムロン創業60周年記念モデル」となる、35mmフルサイズ対応高画質望遠ズーム「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD」を出品。
-「クラス最高レベルの高画質」「超音波モーター」「手ブレ補正機構」の“プレミアムな望遠ズームレンズ”に。
-ブースでは実際に稼働するレンズが用意されており、誰でも手にすることができる。
-手ぶれ補正レンズだけに、やや大きめだが、手にした感じは意外に軽量でホールド感は上々。
-蛍石に近い特性を備えた新ガラスの採用により、クラストップレベルの高画質を実現しているという。
-オープンプライスだが、実売価格は、他社の同スペックレンズに比べて、かなり安価な設定になる模様。

●ゼネラル・イメージング
実売19,800円のタッチパネル採用HD動画対応14メガ8倍ズーム機で世界最薄の「E1486TW」や
実売19,800円の14メガ手ぶれ補正搭載15倍ズーム機「X5」、6,980円の10メガ3倍機「C1033」を展示

-GEブランドのゼネラル・イメージング・ジャパンは、桜の花をデザインしたブースを展開。
-ブースではPMAで発表された、2010年春の新ラインナップを一堂に展示。
-いずれも、低価格でハイスペックなモデルばかり。14メガ高倍率機でも2万円を切る価格に。
-GEブランドは、デジタルカメラ市場参入3年目。日本国内市場は1年あまり。急速に力を付けている感じで、今春のモデルは日本メーカーと同等のスペックを実現。デザインも昨年モデルに比べ、大きく進化している。
-注目は、実売19,800円と低価格ながらも、タッチパネルを採用し、720Pのハイビジョン動画対応でHDMI出力機能を備えた、世界最薄の1,410万画素の28mmからの光学8倍ズーム搭載機「E1486TW」。今週あたりから大手量販店で販売が始まるという。
-もう一つの注目機種は、実売19,800円で1,410万画素CCDでセンサーシフト式手ぶれ補正を搭載した、27mmからの光学15倍ズーム機「X5」。近日発売で、まだファームウエアが完全ではないが、実機に触れることができる。
-超低価格モデルとしては、実売 6,980円の10メガ3倍機「C1033」を展示。普通のデジタルカメラが数台購入できるほど安価。「GEとしてデジタルカメラによる”映育”を提案しており、普通のモデルを1台買う予算で、子供にも自分だけのカメラを買ってあげられる」という。

●シグマ
PMA発表のデジタルカメラ「SD15」「DP1x」「DP2s」や新レンズを一堂に展示
-シグマはPMA発表の新デジタルカメラや交換レンズを多数出品。
-新画像処理エンジン「TRUE II」を採用したFOVEON X3センサー搭載機「DP1x」「DP2s」「SD15」を出展。
-いずれも、来場者が自由に触れられる状態になっている。先代に比べると、動作がやや高速化されているが、その違いを実際に体感することができる。

・8-16mm F4.5-5.6 DC HSM (上段左)
・17-50mm F2.8 EX DC OS HSM (上段中央)
・85mm F1.4 EX DG HSM (上段右)
・APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSM (左)
-シグマは今回もきわめて多数のレンズを展示。ブースは終始賑わいを見せていた。
-残念ながら、新レンズはガラス越しでの展示。プレス関係者は撮影用に触れることができたが、一般来場者が自由に触れることはできない。
-APSセンサー用の超広角レンズ「8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」は、超広角ズームながらも、比較的コンパクトに仕上がっており、なかなか魅力的。
-手ぶれ補正機能を搭載したAPS向け大口径ズーム「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」は、純正レンズに比べて大幅な小型化されており、手ぶれ補正付きでこのサイズと重さなら、気軽に使うことができそう。
-注目の大口径な35mmフルサイズ対応望遠レンズ「85mm F1.4 EX DG HSM」。サイズはリーズナブルなレベル。超音波モーター駆動でフルタイムマニュアルフォーカスも可能。画質もかなり期待できそうだ。
-光学手ぶれ補正搭載定番大口径ズーム「APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSM」。手ぶれ補正搭載ながらも意外に細身でコンパクトな印象。新ガラス素材の採用で色収差が大幅に軽減されており、画質面でも期待できる。

●オリンパス
今春発売のマイクロフォーサーズ用小型ズーム2種を展示。「PEN Lite PL1」も好評
-オリンパスは今回、「CP+」直前に発売したばかりの「PEN Lite E-PL1」を前面にアピール。
-まだ発売されたばかりということもあり、実機を手にとって、その感触を確かめている人も多く、ブースは多くの来場者であふれていた。
-ブースでは、PL1のレンズキットとなる標準ズーム付きとパンケーキレンズ付きが多数用意されており、自由に触れることができる。やはり人気はホワイトボディーのパンケーキレンズ付き。多くの女性来場者が熱心に見ている姿が印象的だった。
-今春発売のマイクロフォーサーズ用超広角ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」、高倍率ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」も展示。これまでのイベントでは、モックアップ状態だったが、今回はほぼ製品版レベルのものが展示されており、ブースでは手にすることもできる。


2010/03/10
(水)
●HOYA
高い機動性と信頼性を備えた超高精細フィールドカメラ
44×33mmの4,000万画素CCD搭載中判デジタルカメラ「PENTAX 645 D」発表

-同社初の中判デジタル一眼レフ「PENTAX 645D」を正式発表。
-アウトドアでの撮影を重視したフィールドカメラとして開発。防塵防滴構造を採用。
-撮像素子に44×33mmの4,000万画素のコダック製CCDを搭載。
-解像度重視のため、ローパスフィルターレス設計に。
-画像処理エンジン「PRIME II」を採用。14bit処理。
-感度はISO200〜1000。拡張設定によりISO100、1600に設定可能。
-連写速度は秒1.1コマ。RAW時約13コマ、JPEG時約15コマの連続撮影が可能。
-データ記録はSDカードのデュアルスロットを採用。SDXCカード未対応。
-レンズシステムは、従来からのsmc PENTAX645用交換レンズを採用。
-デジタル対応レンズとして「smc PENTAX-D FA645」シリーズを開発。第一弾として「smc PENTAX-D FA645 55mmF2.8AL[IF] SDM AW」を同時発売。
-AFは新開発の11点測距センサーを搭載。
-光学ファインダーはガラス製のトラピゾイド(台形)プリズムを採用。視野率約98%。
-背面ディスプレイは3.0型92.1万画素液晶を採用。ライブビュー不可。
-シャッターは縦走りのメタルフォーカルプレーン。シャッター速度は1/4,000〜30秒。
-マグネシウム合金製ボディーを採用。
-超音波振動による撮像素子クリーニング機能搭載。ダストアラート機能採用。
-電源は充電式リチウムイオン電池。撮影可能枚数は約800枚。
-大きさは約156×117×119mm。重さ約1,480g。
-オープンプライス。実売80万円台半ば。5月中旬発売。

●エツミ
ライブビューや動画撮影に便利な
デジタル一眼用液晶フード「ライブビューフード2.5X」、CP+会場で発表

-デジタル一眼の背面ディスプレイ用2.5Xルーペを開発。
-ライブビュー撮影時や動画撮影時の視認性を大幅に向上。ホールド性も向上。
-単体でも取り付け可能なルーペと、汎用取り付けステー2種を用意。
-粘着性の特殊ポリウレタンチップをルーペ枠部分に配置。液晶部に直接取り付け可能。
-粘着部はセンサークリーニング用製品と同等のもので、のり残りがない安全なものを採用。
-長時間連続使用を考慮した、カメラネジ利用型とアクセサリーシュー利用型の2種のブラケットを用意。
-「ライブビューフード2.5X」は7,800円。ブラケットはカメラネジ用、シュー用各3,800円。3月下旬発売。

●三洋電機 [発売延期情報]
14メガCCD搭載デュアルカメラ「Xacti DMX-CG110」、レッドボディーの発売を延期
-720P動画と14メガ静止画撮影ができる「Xacti DMX-CG110」。
-レッドボディーについて「3月上旬発売」としていたが、発売時期を「4月上旬」に延期。
-延期理由は「一部部材調達の遅れ」と告知。
-ブラックボディーは予定通り。
-オープンプライス。4月上旬発売。

●ナナオ [発売延期情報]
29.8型ワイドカラーマネージメントモニター「ColorEdge CG303W」、発売を延期
-29.8型カラーマネージメント液晶モニター「EIZO ColorEdge CG303W」。
-当初「3月19日発売」 としていた発売時期を3月26日延期。
-延期理由として「表示性能の改善に時間を要しているため」と説明。
-オープンプライス。3月26日発売。

●スリック
ケンコー総合ブースで多数の新製品・参考出品の三脚や関連アクセサリーを展示
-ケンコーグループの三脚メーカー「スリック」は、今回の「CP+」できわめて多数の新製品を展示。
-参考出品として、一眼動画対応の大型AMT合金モデル「HD 7000 PRO」(仮称・発売未定)を展示。
-ブースでは、3月発売予定のカーボン三脚や3Way雲台などを多数展示。
-ブースで展示される新製品の詳細については、当該ページを参照。

[ソフトウエアUPDATE
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio Pro 製品/試用版 Windows版 Ver.4.1.31.1
SILKYPIX Developer Studio Pro 製品/試用版 Mac版 Ver.4.1.31.1
-高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro」の最新製品/試用版。
-今回のVer.4.1.31.1では、「オリンパス・PEN Lite E-PL1」のRAWデータに対応(Windows版)。
-Mac版では、さらに「キヤノン・EOS Kiss X4」「Digital Rebel T2i」「550D」と、「ソニー・α450」のRAWデータに対応。

2010/03/09
(火)
●パナソニック
世界初のタッチパネル搭載マイクロフォーサーズ機となるHD動画対応の
超解像技術搭載4/3型12.1メガMOSセンサー機「LUMIX DMC-G2」、国内正式発表

-LUMIX Gシリーズの第4弾となる720P動画対応マイクロフォーサーズ機「LUMIX G2」発表。
-一眼タイプで初めてのタッチパネル式液晶モニターを採用。
-撮像素子は4/3型12.1メガLive MOSセンサーを搭載。
-背面ディスプレイに3.0型46万画素タイプのタッチパネル。
-電子ビューファインダーは「G2」が144万画素タイプを採用。
-画像処理エンジンに新開発の「ヴィーナスエンジン HD2」採用。
-動画記録は720/30P(1,280×720/30fps)のAVCHD Lite記録を採用。
-標準レンズに新開発の「LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH/MEGA O.I.S.」を用意。
-大きさは124×83.6×74mm。重さ約371g。
-オープンプライス。実売価格はレンズキットで9万円前後。4月28日発売。


<パナソニック「LUMIX G2」発表会>

[発表会発言語録概要]
<マーケティング本部長 西口氏>
・一昨年のリーマンショック後もデジタルカメラの販売台数は前年並み。
・そになかで「Gシリーズ」は好調に推移。
・今後、一眼は2010年からは、再び成長基調に。
・マイクロフォーサーズ規格の「Gシリーズ」は、小型軽量な「G1」、ムービー一眼「GH1」、ファッションムービー一眼「GF1」。

・女性ユーザーを取り込むことで市場を拡大してきた。
・マイクロフォーサーズならではの小さく軽い。おまかせで撮れる。一眼の美しさとコパ区時の手軽さ。
・「G1」はペットボトルより軽い。当時世界最小。コンパクトと一眼の両方を巻き込んだ新市場を創造。
・G1発売時は8%。いまは17%と5台に一台はマイクロフォーサーズ。
・おまかせiAなどお任せキレイな機能を充実。一眼へのステップアップを後押し。
・撮影前に効果を確認できるライブビューファインダーを搭載。パナソニックが初めて開発したミラーレス構造。

・簡単キレイで。3割が女性ユーザー。現在、消費を支えているのは女性。30-50代は一大市場。3割が単身者。34歳以下では前年比260%以上。
・さらに女性ユーザーを増やす。高い、大きい、重い。そして、「操作が難しそう」という点がある。
・GシリーズはおまかせiAを一眼レフで初搭載。さらに簡単でスピーディーに。
・キーワードは「タッチパネル」。携帯電話やATMなどタッチパネルは欠かせない。8割がわかりやすいと感じている。
・40代以上も感覚的で操作性がわかりやすいと感じている。

<AVC社DSCビジネスユニット・ビジネスユニット長 北尾氏>
・2008年秋に世界初のミラーレス機「G1」を発売。
・今回の「G2」は、「G1」の後継。「楽しく遊べる一眼」を目指した。
・コンパクト機ではタッチパネルが増えてきた。一眼にタッチパネルを搭載するのは容易ではない。
・高速AFを搭載したGシリーズだからできたこと。
・ピントを合わせたいところをタッチで指定できる。
・狙ったところにタッチするだけで撮影できる。

・MF時にはタッチしたところが拡大されるので、ピント合わせも容易。MFガイドも表示。
・小型軽量で、誰でも気軽に使える。
・iAボタンを装備。
・マイカラーモードも装備。タッチ操作でさらに使いやすく。
・世界最小・最軽量の一眼。
・カラーも3色を用意。レッドとブルーはカジュアルな色に。
・動画も簡単に撮影。フルタイムAFがきき、おまかせiAも働く。
・動画では、撮影中に、タッチでピントを合わせたいところを変えられる。

・新開発のエンジン、超解像技術を採用。
・高感度性能もISO6400に。
・さまざまな点で、基本機能をさらに充実させたモデル。
・レンズも7本。さらに3本の新レンズを今年発売。年内に10本のレンズラインナップに。
・あらたなイメージング文化へ。新世代一眼「G2」へ。

・今回のG2導入によるフルラインでハイビジョン対応に。
・SDカード経由でDIGAに保存。ビエラの大画面で楽しめる。ワイヤレスでの「お部屋ジャンプリンク」での楽しめる。
・LUMIXは今年10年目。最後発のデジカメメーカー。
・2010年、コンパクトで20%。一眼でも20%のシェアを目指す。一眼でもトップブランドを目指す。



・ボディーサイズは「GH1」より小さく「G1」並み。
・上部にiAボタンが新設され、簡単にiAモードに戻れる。カスタム設定で、長押しによるON/OFFも可能。
・タッチパネルは感圧式のため、爪先でのタッチでも操作可能。
・タッチ操作できるのは、AF測距点選択、撮影(指定点でのAF直後に撮影)、再生時のコマ送りと拡大縮小・移動。
・Qメニューの内容はタッチ操作が可能。詳細な設定メニューは従来通りボタン操作。
・ファインダーは「G1」より見やすくなっており、表示もナチュラルで、画像周囲にGH1のような白線が入り、暗所でのフレーミングも容易に。
・超解像はiAでは自動でON。他のモードではOFFのほか、3段階の強度調整が可能。
・レンズは新設計。従来の14〜45mmより軽量になり、マウントもプラスチックになり、手ぶれ補正のOFFスイッチも省かれた。画質は同等という。
・レンズは今回の14〜42mmで7本になったが、今年中に魚眼レンズ「8mmF3.5 FishEye」、動画対応の超望遠ズーム「HD100〜300mmF4.0〜5.6/MEGA O.I.S.」、広角系パンケーキレンズ「14mmF2.5」の3本を発売予定。


●タムロン
「タムロン創業60周年記念モデル」となる、クラス最高レベルの高画質を実現した
特殊硝材、超音波モーター、手ブレ補正搭載レンズ「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD 」開発

-「タムロン創業60周年記念モデル」となる、35mmフルサイズ対応高画質望遠ズームを開発。
-「クラス最高レベルの高画質」「超音波モーター」「手ブレ補正機構」の“プレミアムな望遠ズームレンズ”。
-蛍石に近い色収差補正効果のある特殊硝材「XLD」採用。同クラスで世界最高レベルの高画質を実現。
-同社レンズで初めてAF駆動源に超音波モーターを採用。
-同社独自の3コイル方式を採用した光学手ぶれ補正機能「VC」を搭載。4段分の補正効果あり。
-同レンズより、レンズ名を簡略化。
-最短撮影距離1.5m。倍率は1:4倍。
-大きさは最大径81.5mm、全長142.7mm。重さ765g。
-マウントはニコン用、キヤノン用、ソニー用。ソニー用はVC機能なし。
-価格・発売日未定。

●カシオ
裏面照射型1/2.3型10.1メガ高速CMOS搭載
24〜240mmの光学10倍ズーム搭載機「HIGH SPEED EXILIM EX-FH100」、国内正式発表

-海外先行発表されていた、24〜240mm相当の広角系10倍ズーム搭載機「EX-H10」ベースとなる、裏面照射型10メガCMOS搭載機「EX-FH100」を国内向けに正式発表。
-撮像素子に、裏面照射型の1/2.3型10.1メガ高速CMOSセンサーを搭載。
-レンズは24〜240mm相当(35mm判換算)となる、4.3〜43.0mmF3.2〜5.7の10倍ズーム。
-秒間40枚・連続30枚の超高速連写撮影が可能。
-最高1,000fpsのハイスピードムービー撮影が可能。
-通常の動画撮影は1,280×720ピクセルのHD対応。ステレオ音声。HDMI出力装備。
-裏面照射CMOS搭載により、最高感度ISO3,200を実現。
-液晶モニターは3.0型約23万画素TFTタイプ。
-大きさは105.0×63.2×29.9mm。重さ183g。
-オープンプライス。4月9日発売。

●富士フイルム
同社初の裏面照射型10メガCMOSセンサーを搭載した
高速連写対応24〜720mm相当光学30倍ズーム搭載機「FInePix HS10」、国内正式発表

-海外先行発表の、同社モデル初の裏面照射型CMOSセンサー搭載30倍ズーム機「HS10」。
-撮像素子に、1/2.3型1,030万画素裏面照射型CMOSセンサーを採用。最高感度ISO1,600。
-レンズは24〜720mm相当となる光学30倍ズームを搭載。4.2〜126.mmF2.8〜5.6。
-手ぶれ補正機能はセンサーシフト式と電子式の併用タイプ。
-秒間10コマの高速連写が可能。連写中にシャッターボタンを放すと、そこから遡って7枚分だけを記録することが可能。
ー動画撮影は1080のフルHD記録が可能。記録フォーマットはMOV。
-1,000fpsの超々高速連写撮影に対応。
-カメラを上下左右に振るだけでパノラマ撮影ができる「ぐるっとパノラマ」機能搭載。
-5枚撮影した画像から人物が入った部分をカットして合成することで、人物のいない写真が撮れる「動体キャンセル」機能搭載。
-高速連写機能を生かして多重露出したようなカットがとれる「動体キャッチ」機能。
-連写したカットを合成して、ノイズを大幅に軽減することができる「連写重ね撮り」機能搭載。
-このほかにも多数の新機能を搭載。
-電源は単三型電池4本。
-大きさは130.6×90.7×126.0mm。重さ約636g。
-オープンプライス。4月17日発売。

●富士フイルム
「ペット自動検出」や「ペットオートシャッター」機能を搭載した
1/2型1,200万画素ハニカムEXR搭載ワイド系10倍ズーム機「FinePix F80EXR」、国内正式発表

-ペット撮影機能を充実させた、「F70EXR」の後継機となるハニカムEXR搭載機「FinePix F80EXR」。
-犬やネコの顔を自動で見つける「ペット自動検出」機能を搭載。ペットが正面を向いたときに自動撮影できる「ペットオートシャッター」機能も搭載。
-撮影画像を日付や撮影シーン(モード)、画像タイプ、顔で検索可能。カメラ内での個人認証により、特定の人物だけを抽出しての一覧表示も可能。ペットだけの表示も可能に。
-撮像素子に、同社独自のスーパーCCDハニカムEXRを搭載。1/2型1,200万画素。シーンに合わせて「高感度・低ノイズ優先」「ダイナミックレンジ優先」「高解像度優先」の3種)を自動切り替え可能。
-レンズは27〜270mm相当となる光学10倍ズームを搭載。フジノン5.0〜50.0mmF3.3〜5.6。
-背面ディスプレイは3.0型23万画素タイプ。
-CCDシフト式の手ぶれ補正機能採用。
-720/30Pのハイビジョン撮影に対応。撮影中の光学ズームも可能。
-HDMIマイクロ出力端子搭載。HDTVでの鑑賞も容易。
-高速赤外線通信機能(IrSimple/IrSS)を搭載。同社カメラ同士やデジタルフォトフレームなどへのデータ転送も容易に。
-電源はリチウムイオン電池。約230枚の撮影が可能。
-大きさは99.3×58.9×28.4mm(最薄部22.9mm)。重さ約183g。
-オープンプライス。4月17日発売。

●富士フイルム
世界最小・最軽量の28〜280mm
ワイド系10倍ズーム採用1/2.3型1,210万画素CCD機「FinePix JZ300」発表

-世界最小最軽量のワイド系10倍ズーム搭載コンパクト機。
-撮影画像を日付や撮影シーン(モード)、画像タイプ、顔で検索可能。
-撮像素子は、1/2.3型1,210万画素CCDを搭載。最高感度ISO1,600。CCDシフト式手ぶれ補正。
-レンズは28〜280mm相当となる光学10倍ズームを搭載。フジノン5.0〜50.0mmF3.3〜5.6。
-背面ディスプレイは2.7型23万画素タイプ。
-動画記録は720/30Pのハイビジョン記録に対応。
-電源はリチウムイオン電池。約230枚の撮影が可能。
-大きさは97×57×28.5mm(最薄部22.0mm)。重さ約148g。
-オープンプライス。4月17日発売。

●ソニー
3D対応の液晶テレビ「ブラビア」、3シリーズ8機種を日本市場で6月より販売開始
-ソニー、3D対応機種など新型液晶テレビ「BRAVIA」を一挙発表。
-上位モデルは3D表示に対応。3D対応機種は「LX900」「HX900」「HX800」各シリーズの計8機種。
-秒間240フレームの超高速4倍速表示をフルに活用し、フリッカーレス表示を実現。
-左右の画像表示と「3Dメガネ」を工夫することで、他社のプラズマ型3Dテレビで発生する、環境光でのLED照明下で発生するフリッカー現象を排除。明るい部屋での視聴も快適に。
-3D時には、4倍速表示とバックライトの超高速点灯により、左右のクロストークを抑えた3D表示に。
-「2D→3D変換機能」を搭載。普通の2D画像を特殊処理(フォーカスポイント検出)することで、擬似的な3D映像として表示可能。通常の静止画でも3D効果のある表示が可能に。
-独自の3Dメガネ「TDG-BR100/BR50」を開発。幅の調整ができ、メガネをかけた状態でも楽に視聴可能。LX900シリーズは標準サイズ3Dメガネ(ブラック)2個を付属。オプションでも用意。オープンプライス。

-上位機種では、従来製品よりさらに高画質化。
-新開発の映像エンジンにより、さらにクリアでシャープな映像に。
-画質最重視の「HX900シリーズ」では、直下型LEDバックライト部分駆動による「インテリジェントダイナミック LEDバックライト」を採用。バックライトを部分制御することで、シャドー部の階調再現性を向上。
-エッジ型LEDバックライト採用の「HX800シリーズ」も画面内を多分割してのバックライト制御を実施。高コントラストと低消費電力を実現。
-「LX900、HX900シリーズ」では、液晶パネルと表面ガラスの間を樹脂で充填することで内面反射を大幅に軽減し高コントラスト化を実現。
-シリーズ毎の詳細な特徴は当該ページなどを参照。
-オープンプライス。3D対応可能な画質重視の「HX900」の52V型は47万円前後。3D対応で最も手頃な「HX800」の40V型では22万円前後。
-発売日は、3D対応の「HX900」シリーズ(40V型・46V型)は6月10日。「LX900」の60V型・52V型、「HX900」「HX800」シリーズは7月16日発売。3D未対応の「NX800」「NX700」シリーズは4月30日発売。


●CIPA
明後日11日から開催される
写真とカメラ映像の情報発信イベント「CP+ 2010」、直前情報を告知

-3月11日から13日まで、パシフィコ横浜で開催される「CP+(シーピープラス)2010」の直前情報。
-今回のイベントは77団体、699コマで開催。
-先週木曜日朝時点のWeb事前登録者数は10813人。
-当日一般入場は1,000円。土曜日・日曜日は無料。
-Webでの入場事前登録を推奨。登録により、会場でカメラ総合カタログを進呈(通常は有償)。各種セミナーの事前登録も可能に。

-「蜷川実花さんのトークショー」は満席。登録見合わせ
-「フォト×俳句」は、事前作品公募で58名・180点の応募があり、当日に講評を実施。
-「デジタルフォトシアター」では、200インチスクリーンでのフルHDプロジェクターで展開。
-「グラビアモデル撮影会(ミニスカポリス)」は参加者の要望により、1万円から5,000円に値下げ
-「御苗場(参加型写真展)」は約170コマを展示。中華街のフォトコンテストの作品も展示。
-モデル、「道端カレンさん」のトークショーも展開。
-「日本カメラ博物館ブース」。日本カメラショーから50年(昭和35年開催)。昭和30年代のカメラを展示。ペトリ、アイリスなどなくなってしまったメーカーのカメラも展示。

-初めてのトライとなる「キーノートスピーチ」(CIPA会長・菊川氏)では、CIPAの歩んできた歴史を紹介。
-「パネルディスカッション」では、6社の開発責任者のパネルディスカッションを展開。コーディネーターは元写真工業編集長の市川氏。
-2日目の午後に「CP+技術セミナー」を展開。現在は満席に。
-各出展社のイベントやセミナーも多数展開。内容やスケジュールは当該ページ参照。

-CIPA主催者ブースを会場入り口付近に設置。ほぼ20コマのブースを展開。今回のテーマである「撮る」「見る」「つながる」のコンセプトゾーンに。
-みなとみらい地区周辺関連企画も展開。CP+入場証提示により、店によって異なるが、割引や各種サービスが受けられる。
-神奈川県の高校写真連盟とのコラボレーションも展開。
-みなとみらい地区などで使える、B5サイズのお買い得ガイドと割引クーポンを用意。会場で配布。

<Q&A>
-事前登録は、現時点では昨年同時期の半分。これは土日に、事前登録しなくても参加できるためと考えているが、CIPAカタログの進呈やセミナー登録もできるため、事前登録をお勧めしたい。

-海外からの来場促進については、多言語対応や出展社の英語表記をお願いしている。海外からの来場者向けの説明コーナーも各ブースにお願いしている。

-海外プレスはメーカー招待などにより、40〜50名を予定。海外来場者については期待できると考えている。今後は、羽田空港の国際化に伴い、上海や北京の直行便もあり、会場としても、より便利な環境になると思われる。

-海外メーカーの出展については、多数のお声がけはしている。昨今の経済環境も関係して、今年は出展はなかったが、今後は増えると思う。今後は、部品ベンダーなど中国、韓国、台湾などの部品メーカーの出展も期待したい。今回、部品メーカーは日本メーカーは2社が出展。

-今回の3月の開催はやや遅いタイミングであり、来年はもう少し早いタイミングにしたいと思っている。また、CIPAとしては、CIPA会員メーカーに、できるだけCP+で新製品発表して欲しいという依頼はしている。

-CIPAブースは18mと広く、ライフスタイル別に紹介。そこからタッチパネル操作でどこのブースにゆけばいいかを案内。展示会で入ってすぐ主催者ブースを設けるのは珍しいと思う。

-テーマである「撮る」「見る」「つながる」の、「つながる」は、これからの時代。フィルムカメラには「撮る」「見る」だけの世界だった。デジタル時代になって、「つながる」という要素が出てきた。

-ハイビジョン動画対応は、各メーカーで熱心に取り組む。デジタルシアターのコンテンツとして入れている。デジタルフォトシアターの大画面で動画を楽しめるとうになっている。CIPAブースでも提案している。

-会場の広さは昨年のPIE2009が25000平米(東京ビックサイト)、今年は20000平米に。

-CIPAは日本の団体ではなく、国際団体である。来年は海外メーカーからの出展を期待したい。

-会場については、しばらくはパシフィコ横浜で展開する予定。

-Web事前登録により、CIPAカタログ(500円)がもらえる。さらに各種セミナーへの申し込みもできるので、登録を推奨したい。

-会場では、女性向けのフォト講座も展開。

-「フォト×俳句」では、俳句ファンが写真ファンの2倍いるといわれており、海外でも注目されている。今後も広がると思われる。

-今回、会場に隣接したみなとみらい地区の協力店では、レジ周りにPOPを展開。割引や特別サービスがある。

-来場者数については、昨年のPIE2009は42000人。「CP+ 2010」は5万人が目標であり、達成可能な目標だと思っている。


2010/03/08
(月)
●HOYA
「CP+」発表の新型モデルの画素数を公開。画素数は4,000万画素に
-11日から14日まで横浜で開催される「CP+」で公開される新型モデルの情報をアップデート。
-今回の新製品予告情報では「有効約4000万画素の超高画素センサーを採用。撮像面積に余裕のある大型センサーは、超高画素ながら画素ピッチに余裕があるため、被写体の立体感だけでなく空気感をも表現し得ます。」と告知。
-詳細な情報は3月9日10:00に当該ページで公開予定。

●ゼネラル・イメージング・ジャパン
「CP+」でこの春のモデルを一堂に展示。ブースデザインも公開
-3月11日開催の「CP+(シーピープラス)2010」にGEブランドのジェネラル・イメージング・ジャパンが出展。
-今回の「CP+」では、先だって発表された、1,400万画素の薄型8倍ズーム搭載タッチパネル機「E1486TW」、15倍ズーム機「X5」、実売7,000円の1,000万画素3倍ズーム機「C1033」などを7機種を出展。
-同社オリジナルとなる「こだわりの和モダンセット」も展示。

●トキナー
「CP+2010」で35mmフルサイズ対応超広角ズーム「AT-X 16-28mm F2.8 PRO」を展示
-トキナー、「CP+2010」でケンコーグループ総合ブースに出展。
-PMAで参考出品された35mmフルサイズ対応大口径超広角ズーム「AT-X 16-28mm F2.8 PRO」を展示。
-先だって発売された「AT-X 116 PRO DX」(ソニーαマウント)も展示。
-ブースでは各種セミナーを開催。セミナースケジュールは当該ページ参照。

●グリーンハウス
実売1,980円の一眼レフ風デザインの30万画素トイデジタルカメラ「MINI DIGI」発表
-実売2,000円を切る超低価格なトイ・デジタルカメラ。
-撮像素子に、1/9.4型30万画素CMOSセンサーを採用。
-静止画はVGA(640×480)のJPEG記録。
-動画はQVGA(320×240)のAVI記録。
-記録媒体は内蔵メモリーのみ。VGAのJPEGで約40枚の記録が可能。
-PCへのデータ転送はUSB。USB経由でのWebカメラとしても利用可能(VGA)。
-大きさは62×31×45mm。重さ約28g。
-オープンプライス。実売1,980円。4月上旬発売。

2010/03/07
(日)
●欧州&米国 パナソニック
世界初のタッチパネル搭載マイクロフォーサーズ機となる超解像技術搭載
4/3型12.1メガMOSセンサー機「LUMIX DMC-G2」、タッチなしモデル「DMC-G10」発表

-LUMIX Gシリーズの第4弾となる720P動画対応マイクロフォーサーズ機「G2」「G10」発表。
-「LUMIX G2」は一眼タイプで初めてのタッチパネル式液晶モニターを採用。
-撮像素子は4/3型12.1メガLive MOSセンサーを搭載。
-背面ディスプレイに3.0型46万画素タイプ。「G2」はタッチパネル操作可能。
-電子ビューファインダーは「G2」が144万画素タイプ。「G10」は約20.2万画素タイプを採用。
-画像処理エンジンに新開発の「Venus Engine HD2」採用。
-動画記録は720/30P(1,280×720/30fps)のAVCHD Lite記録を採用。
-標準レンズに新開発の「LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH/MEGA O.I.S.」を用意。
-大きさは「G2」「G10」とも124×83.6×74mm。重さは「G2」が約371g、「G10」は約336g。
-欧州・米国向け発表。

2010/03/06
(土)
[ソフトウエアUPDATE
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio Pro Early Preview Windows版 Ver.4.1.31.1
SILKYPIX Developer Studio Pro Early Preview Windows版 Ver.4.1.31.1
-高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro」の最新Early Preview版。
-今回のVer.4.1.31.1では、「オリンパス・PEN Lite E-PL1」のRAWデータに対応(Windows版)。
-Mac版では、さらに「キヤノン・EOS Kiss X4」「Digital Rebel T2i」「550D」と、「ソニー・α450」のRAWデータに対応。

2010/03/05
(金)
●キヤノン
光学設計を一新。高画質化と耐久性の向上を図った
大口径望遠ズーム「EF70-200mm F2.8L IS II USM」、発売日決定。3月19日発売へ

-EOS用の定番大口径望遠ズーム「EF70-200mm F2.8L IS II USM」の発売日を決定。
-光学系を新設計。従来製品のUDレンズ4枚から、蛍石1枚、UDレンズ5枚に。ズーム全域で残存色収差を極小にし、高解像で高コントラストに。
-より高性能な手ブレ補正ユニットを採用。アルゴリズム最適化で、シャッター速度換算約4段分の補正効果を実現。従来より1段分向上。
-最短撮影距離を1.2mに短縮化(従来は1.4m)。 最大撮影倍率0.21倍。
-高剛性構造と部品連結部改良により、より高い堅牢性と高い防塵/防滴性能を実現。
-フォーカスリングの幅を広くし、より手に馴染みやすい細かいゴムパターンを採用。
-レンズ構成は19群23枚。
-フィルター径77mm。
-大きさは最大径88.8mm、全長199mm。重さ約1,490g。
-300,000円。3月19日発売。

●エグゼモード
実売7,980円のWeb限定発売の
1/2.3型1,219万画素CCD3倍ズーム2.7型液晶搭載エントリー機「AGFAPHOTO Compact102」発表

-Web販売ながらも、実売7,980円を実現した、ドイツのアグファブランドの12メガ3倍ズーム機。
-撮像素子は1/2.3型1,219万画素CCDを搭載。最高感度ISO1,600(フル画素時)。
-レンズは35〜105mm相当の光学3倍ズーム。6.2〜18.6mmF3.0〜5.6。
-背面ディスプレイは2.7型TFTタイプを搭載。
-動画記録は720×400ピクセル。
-笑顔検出、まばたき検出機能を搭載。
-記録媒体は、SDメモリーカード。32MBの内蔵メモリー搭載。
-電源は単三型電池2本。約150枚の撮影が可能。
-大きさは約92×61×25mm。重さ約114g。
-販売は、同社直販サイトと関連ショップ。3月5日から特別先行予約開始。
-実売7,980円。3月19日頃から順次出荷開始。

2010/03/04
(木)
●ソニー
来週11日より横浜で開催される
「CP+」の出展概要を告知。手に触れられる新コンセプトモデルのモックアップも展示

-カメラと写真映像の情報発信イベント「CP+(シーピープラス)」での出展概要を公開。
-「CP+」ソニーブースのテーマは「The Power of Imaging」。
-PMAで公開された、新コンセプトカメラとなるレンズ交換式小型カメラを参考出品。「いつでも、どこでも一眼高画質を」をコンセプトとした、開発中のレンズ交換式小型カメラのコンセプトモデルを展示。
-撮像素子には、新開発のExmor APS HD CMOSセンサーを採用。AVCHDのフルHD動画機能を搭載予定。
-ブースでは、コンセプトモデルの大きさや重さを手に持ちながら体感できるモックを展示。
-一眼レフファインダータイプの新型αボディーで開発中の2種と、「Distagon T* 24mm F2 ZA SSM」(年内発売予定)、超望遠レンズ「Gレンズ 500mmF4」を参考出品。
-このほか、現行のα、Cyber-shot、ハンディカム、S-Frameなども展示。
-「α」「Cyber-shot」の貸し出しコーナーも展開。実際に撮影体験が可能。アンケート回答者に抽選で「サッカー日本代表戦 ペアチケット 自由席 20組40名」「2010 FIFA World CupTM 公式試合球レプリカ(ソニーロゴ入り)」やオリジナルグッズなどをプレゼント。
-ブース内にミニサッカーコートを設置し、撮影体験が可能。詳細は当該ページ参照。

●オリンパス
新世代マイクロ一眼「OLYMPUS PEN Lite E-PL1」など
この春の商品説明会を開催。「E-PL1」のテレビCMに宮アあおいさんを起用

-明日発売の「PEN E-Pl1」をはじめとした今春の新製品紹介プレス向けイベントを開催。
-「PEN E-Pl1」のテレビCMには引き続き、女優 宮アあおいさんを起用。3月5日よりオンエア予定。

●オリンパス
「春の新製品ご紹介と新作TVCM発表会」、都内で開催 UPDATE

<オリンパスイメージング社長・大久保氏>
・昨年7月にE--P1、その後、E-P2を発売。これまで一眼に馴染みのなかった人、これまで一眼レフを使ってきた人など、多くの方に支持された。
・「E-P1」は、2009年で、もtっとも話題を提供できた製品だと思う。
・マイクロ一眼は、一眼レフの欠点である、大きい、重い、難しいというイメージを一新できるものであり、オリンパスはそのリーディングカンパニーになれる。
・スマートフォンも高画素化しているが、当社は当社が培った光学技術の粋を集めたレンズを搭載している点が大きな違い。

<オリンパスイメージング 取締役・中嶋氏>
・今年も数多くのデジタルカメラを展開する。なかでもコンパクトカメラで特徴的なのがタフシリーズだ。
・世界初のAF1から始まり、2006年からデジタルカメラでの展開をしている。今回で5年目、第5世代に。
・タフシリーズの特徴は、衝撃に強い、寒さに強い、手ぶれに強い。
・ソフトウエア「ib」を新開発。映像をもっと楽しんでもらいたい

・ミラーレス機は、オリンパスとパナソニックが時代を作った。
・フルデジタル化により、大幅な小型化を実現。動画撮影にも対応。
・ミラーレス一眼=マイクロ一眼。
・「E-P1」「E-P2」、そして今回、「PEN Light E-PL1」をラインナップ。
・今回の「PL1」の特徴は、ライブガイド機能。さまざまな数字を設定することなく、感覚的に自分の写したい写真が撮れる操作性を採用。
・好評のアートフィルターも6種搭載。HD動画撮影時にも適用可能なのはオリンパスだけ。
・デジタル一眼の新しい技術は、すべて、オリンパスから。

<オリンパスイメージング 国内営業本部長 五味氏>
・マーケティングは、マイクロ一眼とタフシリーズで展開。
・マイクロ一眼は宮崎あおいさんを今回も採用。
・女性比率が高く、20%を超える。20-30代が5割近く。
・5割が、これまで一眼レフを使っていなかった人。また、他社のカメラを使っていた人も多い。
・新市場開拓のための新機能を搭載したのがペンライト。
・宮崎あおいさんはペンライトのマーケディングにあっている。

・オリンパスは攻めの姿勢で展開。
・CP+やアップルストアなどイベントでも展開。
・マイクロフォーサーズの差別化について
他社から新しいミラーレス機が発表された。市場がさらに活性化する。他社のセンサーサイズは、小型軽量化に一番適しているのはフォーサーズだと思っている。

<宮崎あおいさん>
・モロッコに行ってきた。人に出会うと写真を撮りたくなる。
・モロッコはセピアが似合う。アートフィルターのなかのジェントルセピアを使った。
・今回、6;6で撮ることが多かった。空を撮るのが好きだった。
・私は写真を撮るときにほとんどアートフィルターを使うんです。


2010/03/03
(水)
●市川ソフトラボラトリー
店頭でも購入できる高画質RAW現像ソフト
SILKYPIXシリーズの最上位版「SILKYPIX Developer Studio Pro パッケージ版」発表

-高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro」初のパッケージ版を発売。
-これまで同社サイトからのオンライン購入のみだったが、パッケージ版の発売により、家電量販店やカメラ店、通販サイトなどでも購入可能に。
-機能は「SILKYPIX Developer Studio Pro」と同等。
-Windows/Macintosh ハイブリッド版。いずれかのパソコンだけにインストール可能。
-32.000円。3月11日発売。

[ファームウエアUPDATE]
●オリンパス
「PEN E-P1」用ファームウエア Ver.1.3
-マイクロフォーサーズ機「PENE-P1」用最新 ファームウェアを公開。
-今回のVer1.3では、Ver.1.2で発生していた「MF時に水準器の表示が動かなくなる」問題を修正。

2010/03/02
(火)
●オリンパス
OLYMPUS PEN Lite発売記念として
表参道ヒルズに3月4日限定の「OLYMPUS PEN Lite Cafe」をオープン

-3月5日発売となる「OLYMPUS PEN Lite」の発売記念イベントを表参道ヒルズで開催。
-発売前夜の3月4日夕方より、入場無料の「OLYMPUS PEN Lite Cafe」をオープン。
-同Cafeでは、今春の新製品展示やタッチアンドトライが可能。オンエア前のテレビCMも上映。
-ノベルティが当たる大抽選会も来場者向けに実施。
-アンケート回答者には、ドリンクが1杯無料に。
-開催日時は3月4日(木)17:00〜20:00。
-場所は、表参道ヒルズ本館B 3F スペース[O:](スペース オー)。
-3月4日限定オープン。入場無料。

●タムロン
マクロレンズのみでの写真コンテスト
「第7回 2010年度 タムロンマクロレンズ フォトコンテスト」開催

-今回で第7回目となる、マクロレンズだけのフォトコンテストをタムロンが開催。
-応募作品は、マクロレンズで撮影されたもの。タムロンレンズだけでなく、他社レンズや新旧レンズを問わず、マクロレンズであれば応募可能。
-ズームのマクロ機能やマクロ以外の単焦点レンズは応募不可。
-テーマは自由。部門は「ネイチャーの部」(審査員・写真家 江口愼一氏)、「ノンジャンルの部」(審査員・写真家 川合麻紀氏) があり、いずれかを選択して応募。
-応募は2L判〜四切ワイドまでのプリントのみ。応募プリントの返却は不可。
-募集期間は3月11日〜10月30日。発表は2011年1月上旬予定。
-応募方法などの詳細は後日告知予定。

[ファームウエアUPDATE]
●キヤノン
動画関係機能を大幅に強化した
35mmフルサイズデジタル一眼レフ「EOS 5D Mark II」用ファームウエア、3月中旬公開へ

-フルHD動画対応35mmフルサイズデジタル一眼レフ「EOS 5D MarkII」用最新ファームウエアについて告知。
-新ファームウエアでは、動画関係の機能を大幅に強化。
-フレームレートを追加変更。従来は30fpsだったが、カラー放送規格などにあわせたフレームレートを採用。
-NTSCの1920×1080/30fpsは29.97fpsに変更。さらに24fps(23.976fps)を追加。640×480/30fpsを29.97fpsに変更。
-PAL規格の1920×1080/25fps(25.0fps)、同24fps(23.976fps)、640×480/25fps(25.0fps)を追加。
-64段階の録音レベル手動調整機能を追加。
-動画マニュアル露出撮影時にヒストグラム表示を追加。輝度またはRGB表示可能。
-動画撮影時の露出モードに、シャッター速度優先AE(Tv)モード、絞り優先AE(Av)モードを追加。
-音声のサンプリング周波数を44.1KHzから48KHzに変更。
-センサークリーニングの 「手作業でクリーニング」 実施後、レンズとの通信が正常に行えないことがある点を修正(ファームウェア Version 1.2.4のみで発生)。
-3月中旬公開予定。

[ファームウエアUPDATE]
●オリンパス
コンパクトカメラ「FE-4020」用ファームウエア Ver.1.1
コンパクトカメラ「FE-47」用ファームウエア Ver.1.1
-コンパクトカメラ「FE-4020」「FE47」用最新ファームウエア。
-AFの合焦精度を改善。

[ソフトウエアUPDATE
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio Pro Early Preview Windows版 Ver.4.1.31.0
-高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro」の最新Early Preview版。
-今回のVer.4.1.31.0では、あらたに「キヤノン・Kiss X4」「Digital Rebel T2i」「550D」と、「ソニー・α450」のRAWデータに対応。
-Windows版のみ。

2010/03/01
(月)
●ニコン
デジタル一眼レフ、レンズ、コンパクトカメラで
普通修理の一律料金制を導入。本日3月1日から一部機種での運用を開始

-同社デジタル一眼レフやレンズ、コンパクトカメラの一部で、普通修理に料金一律制を導入。
-普通修理に該当する多くの修理料金を均一にすることで、よりわかりやすい設定に。
-対象は通修理のみ。分解を必要としない外観部品の交換・外観や清掃など「軽修理」と、重ショック品・冠水品・オーバーホールなど「重修理」は対象外。
-対象製品は比較的新しい機種やレンズが中心。一例として「D70」「D70s」「D80」「D90」「D5000」の普通修理は一律 14,600円。「AF-S DX 18-55 F3.5-5.6G VR」「AF-S DX 55-200 F4-5.6G」は8,300円。
-コンパクト機は近年発売の大半の機種が対象。COOLPIX Lシリーズは7,900円、Pシリーズは12,000円など。
-対象製品の詳細と価格設定は当該ページ参照。返送時の宅急便代は無料。
-3月1日受付分より運用開始。

●ナナオ
自由な設置が可能なFlexStandを採用。キャリブレーションツール付属の
HDMI対応フルHD 23.0型液晶モニター「FlexScan EV2334W-DL」、500台限定発売

-フルHD表示対応の23.0型液晶モニター「EIZO FlexScan EV2334W-DL」を、同社オンラインサイトで500台限定発売。
-同製品は昨年12月発売「FlexScan EV2334W-T」のスタンド部を、チルトやスウィーベル可動ができる「TriStand」に変更したもの。縦位置表示も可能に。
-通常はオプション販売となる測色機付きカラーマッチングツール「EIZO EasyPIX」を標準添付。
-HDMIケーブルを同梱。紙製遮光フードももれなく進呈。
-57,800円。3月1日発売。500台限定。EIZO商品オンラインショッピングサイト「EIZO ダイレクト」専売。

●近代インターナショナル
LUMIX GF1を革張り仕様にできる「パナソニックLumix GF1用張り革キット」発表
-マイクロフォーサーズ機「LUMIX GF1」の外装を、ライカ風の革張りにできるキット2種を発表。
-ライカタイプのシボ仕様の革外装を採用。ボディーには両面テープで装着。
-種類は「GF1張り革キット#4008」と、シボ粒が大きめで立体感や光沢感のある「同 #4034」の2種を用意。
-各2,362円。3月1日発売。



●ライカカメラジャパン [イベントレポート]
ライカプロフォーマットデジタル一眼レフ 「ライカ S2」ワークショップ、都内で開催
-ライカカメラジャパンが「ライカ S2」のワークショップを、先週土曜日に都内のスタジオで開催。
-同イベントでは「ライカ S2」の撮影体験や紹介セミナーを実施。協力メーカーのセミナーも開催。
-「ライカ S2」は45×30mmの「ライカプロフォーマット」を採用した、デジタル一眼レフ。
-価格はボディーのみで2,625,000円。標準レンズの70mmF2.5は504,000円。
-本イベントは開催は1日限りの開催で、当日はプロカメラマンを中心に100余名の来場者があり、会場は終日混み合っていた。

※写真多数により、詳細はレポートページ参照。


[セミナー語録概要]
<ドイツ・ライカカメラ社 Sシステムプロダクトマネージャー Stephan Schulz氏>
・独ライカカメラ社より2名が来日した。
・ライカS2は世界的な市場調査を元に開発した。
・新しいお客様のための、新しいビジネスコンセプトを導入。
・コンセプトは、プロのためのカメラシステムは3つある。ビューカメラにカメラバックをつけたもの。デジタルミディアムフォーマットカメラ。これはスタジオユース。(35mm)フルフレームのD-SLR・このシステムはスピードが早いが解像度は他のカメラに追いついていない。
・ライカは、それぞれのいいとこ取り。丈夫でハンドリングがよく、スピード早いものとして「S2」を開発した。

・マーケットとしては2つ。プロマーケットとカスタマーマーケットがある。
・カスタマーマーケットは、プロとハイアマがターゲット。
・フルサイズ機はリーズナブル。ハイエンドは高画質だが高価。
・「S2」はハイエンドの価格で、従来以上のパフォーマンスを求めた。
・「ライカS2」は、イメージが非常に美しい。デュアルシャッター(フォーカルプレーンとレンズシャッター)。優れた操作性。防塵防滴対応。統合的なデジタルシステムであり、マテリアルに金属を採用。洗練されたデザインである。
・メイドインジャーマニー。ボディーはもちろん、AFもイメージングプロセッサーも、ライカ社内で開発した。
・ロケーションシューティングは柔軟性が必要。S2は使うかたのツールであり、パートナーと使える。撮影者に負担をかけないことが重要だ。

・デュアルシャッターシステム。カメラ内のフォーカルプレーンと、レンズシャッターの両方に対応。
・ビューファインダーは非常に重要視している。明るく、非常にシャープなイメージを実現している。
・オートフォーカスも非常に重要。中央にクロスセンサーを搭載。非常に早く、高精度。AFシングルとコンティニュアスを装備。すぐにマニュアルフォーカスも可能で、フォーカスエイドも使える。
・イメージセンサーでは、ライカはプロフォーマットと呼ばれるものを採用。コダックとともに開発した。37.5メガ。45×30mmで、フルサイズより約60%大きなフォーマット。ピクセルピッチは6ミクロン、12FストップのDレンジを実現。
・ローパスフィルターも使っていないので非常にシャープ。カバーガラスを採用しているが、工学系の一部として設計されている。
・マイクロレンズシフトテクノロジーを採用し、周辺校量不足を防ぐための技術を採用。センサーから4つの出力をすることで、秒1.5コマの連写に。
・プロセッサーは富士通と共同開発した「マエストロ」を採用。デュアルプロセッサで16bit出力に対応。DNG+JPEGに対応。
・インテリジェントパワーマネージメントも採用。1つのバッテリーでCIPA基準で1,000カット撮影できる。

・ライカがもっとも誇れるレンズ。今回4種類をラインナップ。絞り開放から高画質。最短撮影距離でも遠距離でも、非常に高い性能を発揮できる。
・防滴防塵処理をしている。レンズ表面にも破水処理を。
・35mmF2.5は、35mm判換算で28mmF2.0相当。近距離性能も高く、ディストーションもゼロに近い。
・70mm標準レンズ、120mmのマクロレンズを用意。
・180mmF3.5は140mmF2.8相当。クローズアップにしたときも高性能。
・すべてのSレンズは、画像のクォリティーを上げるために絞りを変える必要はない。
・すべてのプロフェッショナルのかたへ。

<アドビシステムズ・栃谷氏>
・「S2」に付属のLight Roomについて紹介。
・「S2」はDNGを採用。
・Light Loomの特徴は画像の管理ができるところ。
・カメラやレンズ、撮影日時のメタデータを使って画像を検索できる。
・ビューイングも容易。画像の比較も簡単にできる。
・現像モジュールを使って処理もできる。簡単な修正もできる。
・バッチ処理も可能。
・デジタルワークフローを一本でカバーできる「Light Room」を使いこなして欲しい。

-「ライカ S2」には専用RAW現像ソフトはなく、「Adobe Photoshop Light Room」が付属される。
-同機はアドビ社が提唱する汎用RAWファイル形式「DNG」を採用しており、そのまま読み込むことができる。
-また、同機にはカメラコントロールと画像転送ができる専用ソフトが用意されており、パソコン側からの操作も可能。

<ナナオ>
・先だって発表した、4月9日発売の内蔵センサー搭載モニター「Color Edge CG245W」について。
・このモデルはセンサーを内蔵することで、より高い精度に。
・センサーの取り付けや取り外しをする必要がない。
・モニター単体でキャリブレーションできる。MacOS9やWindows2000など対応していないOSでも利用できる。
・セルフキャリブレーション機能を搭載。スケジュール管理機能により、自動的にキャリブレーションができる。とくに意識することなく、キャリブレーションができる。
・コレレーション機能搭載。外部センサーと内蔵センサーの測定結果をあわせられる。たとえば、1one と同じ値にすることもできる。

-会場には発表されたばかりの、キャリブレーションセンサー内蔵モニター「ColorEdge CG245W」の実機を展示。
-センサーを内蔵することで、パソコンに接続しなくても、モニター単体で、セルフキャリブレーションが可能。
-キャリブレーションのスケジュール設定も可能。深夜や休日でも、設定された間隔で自動的にキャリブレーションが行われるため、ユーザーは面倒なモニターの色管理を意識する必要がなくなる。
-センサーはモニター上部にあり、通常は隠れている。キャリブレーションを始めると、モニターが出てきて、自動的に測定が行われる。
-手持ちのキャリブレーターと測定値を合わせる機能もあり、本機と複数モニターの色を合わせることもできる。
-モニターは24.1型のISPパネルタイプで、AdobeRGBカバー率98%。解像度はフルHDをカバーする1,920×1,200ときわめて本格的なもの。
-実売20万円前後だが、キャリブレーターの価格や測定する手間を考えると、お買い得感さえある。

<サンディスク>
・SanDiskは1988年に創立された米国メーカー。
・三重県四日市市に東芝とジョイントでの半導体工場に。メモリー部分は四日市市で製造。
・半導体チップ製造から製品まで一貫して作っているのはサンディスクのほかは数社しかない。
・サンディスクは、CFカードを開発。SDカードを共同開発。メモリースティックDUOもソニーと共同開発。
・近年は64GBなどの大容量タイプもラインナップ。「S2」のRAWデータは70MBあるため、64GBで900枚強の撮影ができる。

・フラッシュカードの高速化をリード。
・世界シェアは最大。米国で44%、欧州で39%、日本でもシェアNo.1に。
・各メーカーともシェアNo.1のサンディスクのカードで検証している。
・メモリーカードには、メモリーとコントローラー部分があり、その両方を開発しているのは、世界中でもう1社くらいしかない。
・メモリーとコントローラーを一体化した、システムインパッケージ化。それにより、信頼性を向上。
・エクストリームPRO。600倍速を実現。高速化により、カメラ内でバッファーメモリーにある時間を短くすることで、信頼性を向上。
・SDの最高峰エクストリームタイプを用意。200倍速を実現。
・ぜひ、「ライカ・S2」のような「いいカメラには、いいメモリーカードを」。





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