2012/01/31
(火) |
●パナソニック
今春発売のコンパクト機「LUMIX DMC-SZ7」「DMC-FX80」「DMC-TZ30」
「DMC-FT4」「DMC-3D1」「DMC-FT20」「DMC-FH8」「DMC-FH6」「DMC-S2」など9機種一挙発表
-パナソニックLUMIXシリーズの2012年春モデル、全9機種を一挙発表。
-主力モデルは、コンパクトな光学10倍ズーム機「SZ7」や中堅タッチモデル「FX80」、光学20倍ズーム機で世界最薄の高感度MOSセンサー搭載機「TZ30」など。
-防塵防滴モデル「FT4」「FT20」、エントリー系モデル「DMC-FH8」「FH6」「S2」発表。
-3D対応モデル「3D1」も正式発表に。
-オープンプライス。2月中旬より順次発売。
●パナソニック
25〜250mm相当の光学10倍ズーム+2倍超解像20倍ズームを搭載した
コンパクトな1/2.33型1,410万画素MOSセンサー搭載3.0型液晶機「LUMIX DMC-SZ7」、国内発表
-従来の5倍ズーム機クラスのサイズで、光学10倍ズームを実現した、小型高倍率機「SZ7」。
-レンズに25〜250mm相当の光学10倍ズームを搭載。レンズ収納時にOIS用の第3群を待避させることで薄型化を実現。バリオエルマー4.5〜45.0mmF3.1〜5.9。光学手ぶれ補正式。
-撮像素子は新開発の1/2.33型1,410万画素MOSセンサーを搭載。最高感度ISO3,200。
-高速読み出しと高感度・低ノイズ化を達成。3DNR技術やマルチプロセスNR技術により、ISO1,600時のノイズを1/2に軽減。
-超解像技術によるiAズーム機能搭載。超解像で2倍ズームを実現し、実質20倍ズーム相当に。
-シリーズ初のHDR機能「iHDR」を搭載。iAオート時に輝度差などを自動検出して動作。
-最短約0.1秒の超高速AFを実現。連写速度も秒間10コマを実現。
-カメラを振りながら撮影することで、縦方向・横方向でのパノラマ撮影も可能に。
-撮影後の画像を、カメラ内でコントラストと明るさを調整できる「かんたんレタッチ機能」搭載。
-背面ディスプレイは3.0型46万ドットのTFT液晶を採用。
-動画記録は、1,920×1,080/30fps。AVCHD記録。
-ボディーカラーは、ブラック、ピンク、ブラウン、ホワイトの4種。
-大きさは99.0×59.4×21.0mm。重さ約133g。
-オープンプライス。実売29,800円前後。2月16日発売。
●パナソニック
クラス最薄ボディーを実現した24〜480mm20倍ズーム+2倍超解像の40倍ズームを搭載
GPS搭載の旅行向け1/2.33型1,410万画素MOSセンサー搭載3.0型液晶機「LUMIX DSC-TZ30」発表
-24〜480mm相当の20倍ズーム機で最薄ボディーを実現した旅行向き高倍率機「TZ30」。
-レンズに24〜480mm相当の光学20倍ズームを搭載。バリオエルマー4.3〜86.0mmF3.3〜6.4。特殊低分散のEDガラス2枚と3枚6面の非球面レンズ、ナノサーフェースコートを採用し高画質化を実現。
-撮像素子は新開発の1/2.33型1,410万画素MOSセンサーを搭載。最高感度ISO3,200。
-高速読み出しと高感度・低ノイズ化を達成。3DNR技術やマルチプロセスNR技術により、ISO1,600時のノイズを1/2に軽減。
-超解像技術によるiAズーム機能搭載。超解像で2倍ズームを実現し、実質20倍ズーム相当に。
-シリーズ初のHDR機能「iHDR」を搭載。iAオート時に輝度差などを自動検出して動作。
-GPS機能を搭載。同梱DVD内の地図データをSDカードにコピーすることで、地図表示にも対応。
-背面ディスプレイは3.0型46万ドットのTFT液晶を採用。
-動画記録は、1,920×1,080/60PのフルHD。AVCHD記録。歩きながらのブレにも対応するアクティブモードを搭載。
-カメラを振りながら撮影することで、縦方向・横方向でのパノラマ撮影も可能に。
-撮影後の画像を、カメラ内でコントラストと明るさを調整できる「かんたんレタッチ機能」搭載。
-ボディーカラーは、ブラック、レッド、ホワイトの4種。
-大きさは104.9×58.9×28.2mm。重さ約206g。
-オープンプライス。実売39,800円前後。3月8日発売。
●パナソニック
さらに進化したビューティレタッチ/アーティスティックレタッチを搭載した
1/2.33型1,210万画素ハイスピードCCD搭載光学5倍+超解像2倍ズーム機「LUMIX
DMC-FX80」発表
-撮影後の人物レタッチ機能をさらに進化させたFXシリーズの最新鋭機「FX80」。
-ビューティレタッチ/アーティスティックレタッチ機能を搭載。撮影した人物撮影カットに「エステレタッチ」「ベースメイク」「メイクアップレタッチ」「スマイル」効果を適用可能。
-さらに「エステレタッチ」効果では、肌透明感やテカリ除去、ホワイトニング、シェイプアップ、デカ目などの効果を適用可能に。ワンタッチメイクなども可能。
-背面ディスプレイは3.0型の大型タッチパネルを採用。各種レタッチ操作も容易に。
-レンズに、新開発の24〜120mm相当の光学5倍ズームを搭載。開放F値はワイド端でF2.5と大口径に。バリオズマリット4.3〜21.5mmF2.5〜6.4。光学手ぶれ補正搭載。
-撮像素子は1/2.33型1,210万画素ハイスピードCCDセンサーを搭載。最高感度ISO1,600。
-超解像技術によるiAズーム機能搭載。超解像で2倍ズームを実現し、実質10倍ズーム相当に。
-動画記録は、1,920×1,080/30fpsのAVCHD記録。
-カメラを振りながら撮影することで、縦方向・横方向でのパノラマ撮影も可能に。
-ボディーカラーは、アーバンブラック、ロイヤルゴールド、キャンディーピンク、アイリスバイオレット、キャンドルホワイトの5種。
-大きさは96.3×56.0×19.4mm。重さ約131g。
-オープンプライス。実売24,800円前後。2月16日発売。
●パナソニック
本格的な2眼方式の3D静止画/動画撮影に対応した、25〜100mm4倍ズーム搭載
1/2.3型12.1メガ高感度MOSセンサー採用3Dコンパクトカメラ「LUMIX 3D1」、国内正式発表
-海外先行発表の、LUMIXシリーズ初の3Dコンパクトカメラ「LUMIX
DMC-3D1」を国内発表。 -2レンズ・2センサー方式により、本格的な高精細3D静止画と、フルHDの3D動画撮影を実現。 -3D静止画は800万画素。3D動画は1,920×1.080のサイドバイサイド方式を採用。 -レンズは25〜100mm相当の光学4倍ズーム。光学手ぶれ補正機能搭載。 -撮像素子は、1.2.3型12.1メガハイスピードMOSセンサーを搭載。 -画像処理エンジンはクアッドコアCPU方式の最新のヴィーナスエンジンを搭載。 -背面ディスプレイは、通常の3.5型タッチ液晶を搭載。3D表示不可。 -撮影可能枚数は約200枚。 -大きさは、108.0×58.5×24.1mm。重さ約193g。
-オープンプライス。実売49,800円。2月16日発売。
●ケンコー・トキナー
Tマウントを採用したコンパクトな反射望遠レンズ「Kenko ミラーレンズ 400mm
F8」発表
-コンパクトな反射望遠タイプの400mmF8の超望遠レンズ。
-最短撮影距離は1.15m。約1:2.5のクローズアップ撮影が可能。
-汎用のTマウントがベース。出荷時に各Tマウント変換アダプターを装着した状態での出荷に。
-一眼レフ用のニコンFマウント、キヤノンEFマウント、ソニーαマウント、ペンタックスKマウント用を用意。外装はブラックのみ。
-ミラーレス機向けにマイクロフォーサーズ用とソニーEマウント用をラインナップ。外装はシルバーに。
-大きさはいずれも最大径74mm。全長はニコン用82mm、マイクロフォーサーズ用とEマウント用は112mm。重さ約340g。フィルター径67mm。
-オープンプライス。実売22,000円前後。2月3日発売。
[ファームウエアUPDATE]
●キヤノン
・EOS Kiss X5用ファームウエア Version 1.0.2
・EOS Kiss X50用ファームウエア Version 1.0.5
-デジタル一眼レフ「EOS Kiss X5」「Kiss X50」用最新ファームウエアを公開。
-スピードライト「270 EX II」をカメラに装着し、ライブビュー撮影をすると、カメラのAFが動作せずにシャッターが切れない点を修正。
-メニュー画面のイタリア語、ポルトガル語の誤表示を修正。
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2012/01/30
(月) |
●ソニー
デジタルカメラ初の非接触充電を実現。スマートフォン連携やDLNAに対応した
WiFi機能搭載1/2.3型1,820万画素裏面照射CMOS5倍ズーム機「Cyber-shot DSC-TX300V」発表
-非接触充電やTransferJet、WiFiによるワイヤレス転送による機器連携、最新CMOSやGPS、防塵・防滴・低温動作など、あらゆる機能をフルに搭載した、18メガ裏面照射CMOS搭載5倍ズーム機。
-付属クレードルの上に本体を置くだけで充電が可能な非接触充電方式を採用。
-同クレードルによるTransferJetでのワイヤレス転送も可能に。
-本体にWiFi機能を搭載。WiFI環境下はもちろん、本体をサーバーとしたPtoPによるスマートフォンへのデータも可能。DLNA規格に対応し、家庭内AV機器との連携も可能。
-スマートフォン転送は端末側での専用アプリにより実現。転送サイズは2M相当に。
-撮像素子に、新開発の1/2.3型1,820万画素裏面照射CMOSセンサーを搭載。画像処理エンジン「BIONZ」も進化。
-新センサーと画像処理エンジンにより、従来比1/6の低ノイズ化とISO 12,800の最高感度を達成。
-レンズは26〜130mm相当の屈曲式5倍ズームを搭載。4.7〜23.5mmF3.5〜4.8。
-動画性能は、1,920×1,080/60PのAVCHD記録。
-ボディー前面に強化ガラスを採用。レンズやストロボまでガラスでカバーした斬新なデザインに。
-防塵・防滴・低温動作を実現。耐衝撃のみ未対応。
-背面ディスプレイは、3.3型122.9万ドットの静電容量式タッチ方式有機ELパネルを採用。
-ピクチャーエフェクト機能にイラスト調と水彩画調を追加。全9種類に。
-記録媒体は、マイクロSDカードとメモリースティックマイクロに対応。
-ボディーカラーは、ブラックのみ。
-大きさは95.5×58.3×16.0mm。重さ約134g。
-オープンプライス。実売50,000円前後。3月9日発売。
-ボディー背面ディスプレイ画面。WiFiでのスマートフォン転送もタッチ操作で簡単。
-その日に撮影したカットだけを、転送先のディスプレイに表示することも可能。
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-スマートフォンへのWiFI転送は、スマートフォン用アプリ「PlayMemories」を併用。iOS用とAndroid用があり、いずれも無償提供。
-アプリ側からカメラ内の画像データを読みに行くタイプで、転送する画像はアプリ側で選択する。
-転送サイズは200万画素相当にリサイズされたもの。今回のアプリでは、動画の転送には対応していない。
●ソニー
「WX50」のタッチパネルバージョンとなる
1/2.3型1,620万画素裏面照射CMOSセンサー搭載5倍ズーム機「Cyber-shot DSC-WX70」発表
-裏面照射型CMOS搭載小型モデル「WX50」のタッチパネル版「WX70」。 -新ノイズ低減技術を搭載。高感度ノイズを従来の1/6に軽減。最高感度ISO
12,800を実現した「プレミアムおまかせオート」機能を搭載。
-「WX50」と同じく、光学5倍ズームに加え、2倍の超解像技術により、実質10倍ズームとして利用可能。 -ひと振りするだけでパノラマ撮影が可能な「スイングパノラマ(顔・動き検出対応)」を新搭載。 -ピクチャーエフェクト機能に「水彩画調」「イラスト調」を追加。 -歩きながらの動画撮影でのブレを抑える光学式手ぶれ補正機能を搭載。 -撮像素子は、1/2.3型1,620万画素裏面照射型CMOSセンサー搭載。最高感度ISO
12,800。 -レンズは25〜125mm相当の”バリオ・テッサー”5倍ズーム。4.5〜22.5mmF2.6〜6.3。
-背面ディスプレイは、3.0型ワイド約92.1万ドット液晶を搭載。感圧式タッチパネル搭載。
-動画撮影は1,920×1,080/60i。AVCHD記録。
-ボディーカラーは、シルバー、ブラック、ホワイト、ピンク、バイオレットの5種を用意。
-大きさは92.2×52.0×19.1mm。重さ約114g。
-オープンプライス。実売28,000円前後。2月17日発売。
●コーレル
画像データの管理・RAW編集・出力までの
一連のワークフローをひとつのソフトでカバーする総合画像ソフト「Corel AfterShot
Pro」発表
-画像の管理・編集・出力に至るまでの作業を包括する総合画像ソフト。
-画像管理は、データのカタログ読み込みの必要がなく、好みの画像フォルダーやメモリーカードにデータをおいたままで利用可能。
-Exifのメタデータを活用した画像の管理や検索が可能。
-元データに手を加えることなく、編集の試行錯誤での画質低下を抑えられる非破壊編集が可能。RAWデータ処理にも対応。バッチ処理も可能に。
-編集したデータは、アルバムやWeb向けなどに簡単に出力可能。
-Windows用、Macintosh用のほか、Linux用もラインナップ。
-10,290円(通常版)、ダウンロード特別優待版 8,190円。1月30日発売開始。
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2012/01/29
(日) |
[ソフトウエアUPDATE]
●DxO
・RAW現像ソフト「DxO Optics Pro 7.2」
-独自の補正データによる収差補正をするRAW現像ソフト「DxO Optics Pro」の最新バージョン。
-今回のVer.7.2では、あらたに「キヤノン・PowerShot S100」「パナソニック・LUMIX
GF3」「G1」「G2」のRAWデータに対応。
-DxO Optics Pro 6の画像補正設定プロジェクト履歴がインポート可能に。動作の安定性も向上。
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2012/01/28
(土) |
●オリンパス
PENシリーズを始めとした最新モデルを体感できる
「OLYMPUS PhotoFesta2012」、全国6都市で開催。同社カメラ持参者に携帯ストラップをプレゼント
-同社最新モデルの実機を手にして体験できる体感型イベント「OLYMPUS PhotoFesta2012」、全国6都市で開催。
-2月18日の名古屋、2月25日の大阪、3月3日の広島と仙台、3月10日には広島と札幌で開催。
-2月9日〜12日まで横浜で開催される「CP+2012」オリンパスブースが事実上の皮切りに。
-会場にオリンパス製カメラを持って訪れたユーザーには、受付で「オリンパスミニチュアカメラが付いたオリジナル携帯ストラップ
−非売品−」をプレゼント。先着300名。一人ひとつまで。
-「CP+2012」の同社ブースでも1日先着500名に進呈。
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2012/01/27
(金) |
●シグマ 【訃報】
シグマの創業者、代表取締役会長 山木道広氏、肝臓ガンで1月18日に逝去
-シグマ会長である山木道広氏が、さる1月18日に肝臓ガンで逝去。享年78。
-同氏は、シグマの創業者であり、現社長 山木和人氏の父。
-故人の遺志により、通夜および葬儀は近親者のみで行われ、訃報の連絡も葬儀の後に。
-後日、同社本社のある東京と、生産工場の会津で社葬を実施予定。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
山田久美夫
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●ケンコー・トキナー
静音化とAF速度向上を実現した、APSセンサー機向け
大口径超広角ズーム「AT-X 11〜16mmF2.8(IF) ASPHERICAL (「AT-X 116 PRO
DX U)」発表
-同社のAPS機向け超広角ズーム「AT-X 11〜16mmF2.8」の第2世代モデル。
-AF駆動源に、新開発のDCモーター「SD-M」を採用。モーターと減速ギアを密閉形状化することで、AF動作の静音化を実現。
-「AT-X 16-28 F2.8 PRO FX」と同じ、高分解能のGMRセンサーを採用し、より高精度で高速なAF動作を実現。
-従来レンズをベースに、コーティングを改善。シャドー側の階調性を向上。
-全群にP-MO非球面レンズを採用し、後群にガラスモールド非球面レンズを配置することで、ディストーション補正を始め、諸収差を補正。
-蛍石に近い特性を備えた超低分散のSDガラス「FK03」を2枚採用し、色収差を除去。
-リングを前後させることで、AF/MF切り替えが可能。
-最短撮影距離は、F2.8の大口径ながらも、全域0.3mを達成。活用頻度の高いC-PLフィルターなども使用可能。
-大きさは、最大径84.0mm、全長89.2mm。重さ550g。フィルター径77mm。
-94,500円。ニコン用3月下旬発売、キヤノン用7月下旬発売。
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2012/01/26
(木) |
●オリンパス & パナソニック
マイクロフォーサーズシステム規格に「タムロン」「ケンコー・トキナー」「アストロデザイン」が賛同
-「マイクロフォーサーズシステム規格」に、あらたに「ケンコー・トキナー」「タムロン」「アストロデザイン」の3社が賛同。
-同規格はオリンパスとパナソニックが2008年に共同で提唱したミラーレス機のシステム。
-今回、大手レンズメーカーである「タムロン」と「ケンコー・トキナー」。4Kカメラシステムを開発する「アストロデザイン」が賛同。
-今後これらのメーカーより、マイクロフォーサーズ規格に冠する製品が登場する可能性も。
●富士フイルム 【発表会会場速報】 UPDATE
独自16.3メガAPS-Cセンサーを搭載した
ハイブリッドビューファインダー搭載レンズ交換式プレミアムカメラ「X-Pro1」、国内正式発表
-海外で先行発表されていた「X-Pro1」を、日本国内向けに正式発表。
-Xシリーズの最新フラッグシップモデルに。
-撮像素子は独自形式で、ローパスフィルターを排除したAPS-Cサイズの1,630万画素CMOSセンサーを搭載。
-不規則な配列の独自カラーフィルターを採用することで、ローパスフィルターなしでも擬色やモアレを抑えた、高解像度な描写を実現。最高感度ISO25,600。
-独自のXマウントは、フランジバック17.7mmのショートタイプに。
-交換レンズとして、フジノンの「XF18mmF2 R」「XF35mmF1.4 R」「XF60mmF2.4 R Macro」の3種を同時発売。
-ファインダーは、新開発の第2世代のハイブリッドマルチビューファインダーを採用。光学式ビューファインダーとEVFを切り替えて利用可能に。
-大きさは約139.5×81.8×42.5mm。重さ約450g。
-オープンプライス。実売価格はボディー15万円前後。レンズは18mmと35mmが55,000円前後、60mmマクロは60,000円前後。2月18日発売。
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左から「X10」「X100」「X-Pro1」 |
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Xシリーズ全4機種。左から「X10」「X100」「X-Pro1」「X-S1」 |
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【発表会会場語録概要】
●富士フイルム 電子映像事業部事業部長 樋口氏
・昨年は震災、タイの洪水、スマートフォンなどで低迷。コンパクト機は対前年比91.9%に。
・とくにエントリー系はスマートフォンの影響で低迷。
・ワールドワイドでは、シェアを1.6%、金額では2.2%増。約2倍のシェアに。
・日本市場での台数シェアはシェア19%。前年比で+4.5%。コンパクトでは国内3位。Xシリーズが好評。
・APSでフルサイズと同等以上の画質を実現。総力を結集し、2年くらいかけて作り上げた。
・CESで発表したが、CES開催中から各国で各賞を受賞した。
・「X-Pro1」は、Xシリーズのフラッグシップ。良いモノを長く使っていただきたい。
・フルサイズ一眼より、圧倒的にコンパクトでスタイリッシュ。
・今回4つのデバイスを開発。レンズ、マウント、CMOS、ファインダーを新開発。
・ミラーレスは一般的に、コンパクト化と思われているが、今回、画質の訴求のためにミラーレス構造を採用。
・最高画質を追求するため、Xマウントを開発。開口率を大きく、バックフォーカスを短くした。
・レンズと最後部を短くして、高画質化。周辺画質や望遠レンズの大口径化。マウントアダプターでも有利に。
・XマウントはXFレンズのさまざまな情報を本体に伝達する役割を持っている。使用レンズにあわせた最適な画像処理を実行する。画質を最大限に。色収差、画像の歪み、周辺光量を自動補正。
・レンズはXFシリーズ。最高画質のレンズに。多くのプロカメラマンの助言で開発。3つの大口径レンズを開発。
・すべてガラスレンズで、高屈折ガラスや非球面、EDガラスを組み合わせて効果的に性能を出した。小型で最高画質を実現。
・レンズ側に絞りリングを持たせた。1/3絞りの操作ができる。クリックにもこだわり、ファインダーを覗きながら撮影に集中できる。
・X-Trans CMOSセンサーを新開発。一般的に、モアレや擬色を抑えるため、ローパスフィルターを採用しているが、解像度が犠牲になるという問題があった。
・ローパスを使わなければ、解像力を大幅に高めることができる。高周波成分が蹴られている。
・(X-Trans CMOSセンサーでは)ローパスフィルターをなくして、モアレや擬色がなく、処理でも軽減。
・ベイヤーは規則正しいのでモアレや擬色が発生。周期性を崩して、モアレなどをなくした。それに伴い複雑な画像処理が必要。
・それに併せて、新画像処理エンジンを開発。処理速度は従来の2.6倍に。
・グラフで見ると、普通のAPSセンサーより解像力が抜群によく、ノイズもフルサイズと同等以上。
・APSでこれだけの性能を実現した。
・新開発ハイブリッドマルチビューファインダー。OVFとEVFを切り替えて使用できる世界唯一のもの。
・18mmではファインダーの一番前のレンズが外れて、35mmではそれが入り同じフレームサイズに。60mmでは少し小さくなるが実用的に問題はない。
・すべてに対して、プレミアムを出し切ったカメラが「X-Pro1」。
・アクセサリーも充実。非常に小型のフラッシュを開発した。高性能で小型に。
・専用ハンドグリップも開発。専用レザーケースも。
・レンズを2年以内にあと6本発売し、全9本をラインナップ。焦点距離などは仮のもの。特殊レンズの追加も考えており、少なくとも9本は開発してゆく。
・FinePix含めて、ラインナップも充実した。ほとんどの価格帯をカバー。
・この「X-Pro1」は、我々の自信作である。
富士フイルム コンシューマー営業本部長 小島氏
・ボディー実売15万円前後。
・18mmと35mmは実売55,000円前後。
・中望遠マクロの60mmは実売60,000円前後。
・昨年のシェアは数量で15%、金額シェアで19%。Xシリーズをしっかりと認知していただいた。
・そして、デジタルカメラ全体を引き上げてくれた。
・フルサイズ一眼レフに匹敵する、圧倒的な高画質が最大の魅力。
・本日からスペシャルサイトをオープン。実写データも公開。
・CP+で大々的にお披露目する。畳三畳ほどの大きなプリントサイズでアピール。
・会場では、数多くの写真家やタレントのトークライブを毎日開催。
・17日から六本木で写真展を開催する。
・予約キャンペーンなども展開。
<質疑応答>
Q.販売ターゲットは? プロ向けのカメラなのか?(山田)
A.ターゲットは、プロカメラマンも対象。携帯性、高画質などが必要なシーン。マニュアル操作を楽しむハイアマチュアを対象にしたい。X100を発売したが、ハイエンドアマチュアはもちろん、若い女性も買っていただけた。そのようなお客様にも買っていただけるかと思う。(松本氏)
Q.フルサイズに迫る画質というが、これまで富士が訴求してきた「色」や「ダイナミックレンジ」については言及していないが。(山田)
A.色やダイナミックレンジも、このモデルに継承している。今回はとくに新開発CMOSのポテンシャルが高く、プライオリティーでは高解像力。それを大事にしてゆきたい。それ以外の性能についても、センサーサイズが大きいので、プロでも満足できるスペックになると思う。
Q.CESで実物を見たが、APSとしてはかなり巨大だと思うが、その理由は?(山田)
A.ハイブリッドファインダーや高速な信号処理をいれて、レンズを含めて、持って心地よいバランスだと考えている。(西村氏)
Q.販売台数は?
A.販売台数はワールドワイドで、15〜20万台。日本が一番売れると思っている。
Q.フィッシュアイや超望遠は?
A.ある程度、特化したレンズも充実させてゆきたい。
Q.ハイエンド以外の市場は伸びると考えているのか?
A.ローエンドはスマートフォンの影響を受ける。高画質やフラッシュ性能を考えると、中高級カメラが増えると考えている。それがレンズ交換式やX10などにもあり、その分野のカメラは増えてゆくと考えている。
Q.レンズが単焦点だが、ズームが早期に必要では?
A.画質を追求するなら、単焦点。ズームでそれに勝るものはできない。一番必要になる焦点距離の3本をまず開発。
Q.富士はフォーサーズに加盟しているが。
A.最高画質を追求するために、今回のものを選んだ。
「Xシリーズ」の世界観をファッション系業界にアピールするクラブ系イベント「X
Night」開催
-「X-Pro1」発表会開催当日夜、同機を始めとした「Xシリーズ」を、ファッション関係者にアピールするためのクラブ系イベント「X
Night」を、招待者向けに渋谷で開催。
-同イベントでは、発表会が開催されたビル全体を夜まで貸し切りにし、クラブミュージックなどとともに、「Xシリーズ」の世界観をイベントとして展開。
-日中に開催された、カメラ関係やIT系メディア向け発表会とは、全く雰囲気の違うイベントに。
-1階では、「Xシリーズ」を使って、芸能人や文化人など著名人が撮影した写真とコメントによる写真展も開催。
-2階会場では、「X-Pro1」のハンズオンデモを展開。さらに、畳三畳サイズの巨大プリントも展示。
-3階イベント会場では、巨大なクラブ系ミュージックが爆音のごとく流れるなか、マジシャンやパフォーマーがステージを展開。同イベントは22時まで開催された。
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●ペンタックス・リコー
縦位置専用シャッターボタンを装備した
28〜560mm相当の光学20倍ズーム採用1/2.33型1,600万画素機「PENTAX Optio VS20」発表
-縦位置撮影を重視した新感覚のコンパクトカメラ「PENTAX Optio VS20」。
-ボディー側面に縦位置用シャッターボタンやズームレバーを配置。
-縦位置時には、液晶モニターの諸表示や電子水準器も縦位置用に自動回転表示。
-レンズは28〜560mm相当の光学20倍ズーム。5〜100mmF3.1〜4.8。CCDシフト式手ぶれ補正搭載。
-撮像素子は、1/2.33型1,600万画素CCDを搭載。最高感度.ISO 6,400。
-背面ディスプレイは、3.0型約46万ドット液晶を搭載。
-動画撮影は、1,280×720ピクセルのハイビジョン対応。
-大きさは約 112×61.5×38.5mm。重さ約234g。
-オープンプライス。j実売価格は2万円台後半。2月16日発売。
●ペンタックス・リコー
超小型ミラーレス機「PENTAX Q」に3倍ズームキットの
「「PENTAX Q 02ズームレンズキット」を追加発売。単焦点標準レンズ「PENTAX-01」単品発売も
-1/2.3型センサー搭載ミラーレス機「PENTAX Q」のキット販売のラインナップを拡充。
-現在、レンズキットは標準単焦点レンズ「PENTAX-01」付きのみだが、今回、3倍ズームレンズの「PENTAX-02」付きの「PENTAX Q 02ズームレンズキット」を追加。
-それに伴い、従来キット販売のみだった標準単焦点レンズ「PENTAX-01」の単体発売も開始。
-ズーム付きキットはオープンプライス。2月16日発売。
-単焦点の「PENTAX-01」はオープンプライス。3月9日発売。
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2012/01/25
(水) |
●近代インターナショナル
各社レンズを「PENTAX Q」に装着できる「ペンタックスQマウントアダプター」発売
-小型ミラーレス機「PENTAX Q」に、各社レンズを装着できるマウント変換アダプター。
-今回、一眼レンズ用7種類と、Cマウント、Dマウント用を一挙発売。
-一眼レフレンズ用変換アダプターには、三脚座を標準装備。
-ニコンFマウント用「NF-PTX/Q」(Gレンズ不可)、コンタックス/ヤシカマウント用「CY-PTX/Q」、ペンタックスKマウント用「PK-PTX/Q」(絞りリングのないDAレンズ不可)、キャノンFDマウント用「FD-PTX/Q」、ライカRマウント用「LR-PTX/Q」、M42スクリューマウント用「M42-PTX/Q」、オリンパスOMマウント用「OM-PTX/Q」のほか、
Cマウント用、Dマウント用を用意。
-一眼レフ各社マウント用 22,050円。Cマウント用、Dマウント用 16,800円。1月24日発売。
[ファームウエアUPDATE]
●パナソニック
・ミラーレス機「LUMIX DMC-GX1」 用ファームウエア Ver.1.1
-4/3型16メガLiveMOSセンサー搭載ミラーレス機「LUMIX GX1」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.1では、基本性能の向上や機能追加を実施。
-AWBの性能を改善。
-「AFF(AFフレキシブル)」「AFC(AFコンティニュアス)」の性能を改善。
-UHS-I対応SDカード使用時の動作安定性を向上。
-「Fnボタン」「Q.MENU」に「ステップズーム」「ズーム速度」を追加。
-カスタムセット登録時、ドライブモードの設定も登録可能に。
-「メニュー位置メモリー」で、各メニュー毎に選択位置を記憶できるように改善。
-「DISP.」ボタンでメニュー項目のページを送りが可能に。
・マイクロフォーサーズ用交換レンズ 「H-FS100300」用ファームウエア Ver.1.2
-マイクロフォーサーズ用超望遠ズーム「100-300mmF4.0-5.6 MRGA O.I.S」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.2では、手ぶれ補正機能の性能を改善。
●ナナオ
・ColorEdge CG275W ファームウェア 1.0001
-カラーマネージメントモニター「ColorEdge CG275W」用最新ファームウェア。
-「ColorNavigator Ver.6」使用時の問題を改善。
-モニターパワーセーブから復帰時の動作安定性を改善。
-全体的な動作安定性を改善。
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2012/01/24
(火) |
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio Pro5 Macintosh版( Beta ) Ver.5.0.0.0 公開
-高機能・高画質RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro5」のMac用Beta版を公開。
-基本的な機能は、発売中のWindous版「SILKYPIX Developer Studio Pro5」と同等に。
-本バージョンは、1ヶ月後の2月23日まで使用可能。
-Beta版のため、まだ正常に動作しない機能も多数存在。詳細はリリースノートを参照。
-64bit専用。対応OSは、Mac OS X 10.5以上で64bitアプリケーションが動作する環境に。
-無償ダウンロード可能。
●キヤノン
スーパー35サイズCMOS搭載EFマウント採用レンズ交換式フルHDムービーカメラ「EOS C300」、
EFマウント「CN-E14.5-60mm T2.6 L 」、PLマウント「CN-E14.5-60mm T2.6 L SP」、発売日決定
-EFマウント採用フルHDムービーカメラ「EOS
C300」、ムービー用交換レンズ「CN-E14.5-60mm T2.6 L」「同SP」、発売日決定。
-スーパー35サイズの8.29メガCMOS搭載のレンズ交換式フルHDムービーカメラ「EOS
C300」。
-EFマウントとPLマウントの交換レンズ「CN-E14.5-60mm T2.6 L」「CN-E14.5-60mm T2.6 L SP」。
-EFマウントの「EOS C300」は、オープンプライス。1月31日発売。
-「CN-E14.5-60mm T2.6 L」「同SP」、390万円(税別)。1月31日発売。
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2012/01/23
(月) |
●ソニー
センサー部と信号処理回路を積層構造化。設計や開発の自由度を
飛躍的に高めた次世代裏面照射CMOSを搭載「積層型CMOSイメージセンサー」開発
-ソニーが次世代の「積層型」の裏面照射型CMOSイメージセンサーを開発。
-裏面照射CMOSセンサー部と信号処理回路チップ部を積層型構造にした独自CMOSセンサーに。
-従来、同一チップ上にあったイメージセンサーとアナログ回路を分離し、積層化。
-これにより、従来難しかった大規模な信号処理回路をCMOSセンサーと一体化可能に。
-一体型で同じ半導体プロセスで作られていた、イメージセンサー部とロジック回路部を分離。
-これにより、イメージセンサーの面積と同じサイズのロジック回路を実現できるうえ、最先端製造プロセスの採用により、微細で熱発生の少ない、省電力なロジック回路の製造プロセスが利用可能に。
-カメラメーカーなどセットメーカーは、独自IPをブラックボックス化してロジックに組み込むことも可能。
-3月より携帯電話向けのSOC(System-on-a-chip)タイプの出荷を開始。
-今後の積層型CMOSセンサーの展開として、1/4型有効約800万画素のSOC(System-on-a-chip)タイプを3月サンプル出荷。
-1/3.06型有効約1300万画素の「RGBWコーディング」「HDRムービー」機能搭載タイプを6月サンプル出荷予定。
-1/4型有効約800万画素の「RGBWコーディング」「HDRムービー」機能搭載タイプを8月サンプル出荷予定。
微細画素でも高感度が得られる「RGBWコーディング」
動画でのワイドダイナミックレンジ化を実現する「HDRムービー」も可能に
-今回の積層型CMOSセンサーでは、ロジック回路部に独自のIPを組み込んだ製品を展開。
-第一弾として、微細画素でも高い感度が得られるカラーフィルター配列の「RGBW」タイプと、動画撮影でのワイドダイナミックレンジ化を実現した動画HDRタイプを開発。
-「RGBW」方式では、カラーフィルターに、RGBのほかに透過率の高いホワイトを加えることで、微細画素でも高感度・低ノイズ化を実現。
-これにより、最先端の1.12ミクロンピッチセンサーでも、1.4ミクロンセンサーと同等の感度を実現。
-同方式は独自配列になるため、専用処理が必要になるが、その部分を今回の積層型CMOSのIPとして展開することで、カメラなどセット側のDPSに負担をかけることなく、搭載可能に。
-「動画HDR」では、動画撮影時に読み出しラインで異なる露出で入力し、その画像を合成して、ワイドダイナミックレンジを実現するもの。実写ムービーは当該ページ参照。
-この両機能を搭載した製品を展開。セットメーカーは現在の信号処理回路を変更することなく、これらの機能を搭載した製品を製造可能に。
【追記】
通常、イメージセンサーはおもに信号を出力し、信号処理のメインはカメラ側のDSP(ASIC)が担っている。そのため、画期的なイメージセンサーが開発されても、その処理ができるIPがカメラ側に搭載されなければ、商品化できない。だが、DPSは開発に数年かかるため、そのタイムラグが非常に長かった。
だが、今回のように、CMOSセンサーを積層型にし、センサーに対応したIPを含めた処理回路を一体型にして、供給することができる。そのため、カメラメーカーは現在のDPSを変更せずに、多少のプログラム変更で、最新技術を搭載したイメージセンサーが搭載可能になる。
今回の「RGBW方式」や「HDRムービー」はもちろん、たとえば、今後、垂直色分離センサーなどが開発された場合にも、ソニーがそのIPを含めた積層型CMOSを出荷すれば、かなり早いタイミングで製品に搭載できる。
つまり、今回の積層型CMOSセンサーは、イメージセンサーの進化を一気に加速し、早期にカメラに搭載できる、画期的な新技術といえる。
<発表会会場語録概要>
●半導体事業本部イメージセンサー事業部 事業部長 上田康弘氏
・これからは、CMOSセンサーに楽しさが要求される時代になる。
・CMOSはオンチップ形式で、回路一体型なので、新しい機能を搭載したくても、簡単な変更は難しい。一体化故に、簡単なロジックの変更は認められない。
・本来、ロジック側にとって、裏面も、オンチップレンズも、関係がないのだが、これまではその制約があった。
・これは、60nanoや45ナノに変更しても、その問題はある。
・さらに数量に対するする投資の問題もある。
・今回、センサー側とロジック側を分離した積層型CMOSイメージセンサーを開発。
・積層型イメージセンサーであれば、このような問題を解決できる。
・従来の裏面照射センサーはペラペラに薄い。それをシリコンに張るのだが、そこにロジックを詰め込んじゃえと考えた。
・そして、上半分をセンサーにした。支持基盤を別にすることで、非常に小型にした。
・セットメーカーにとって、基盤側のロジックと関係なしに、開発できるので、センサー側の性能も飛躍的に向上できる。
・基盤側にいろいろなソニーのIPを入れ込むことができる。
・しかも、基盤側を32ナノなど、最先端のロジックが使える。
・(センサー側に新機能を搭載しても)ソニーのIPを早めにお客様のDSPに搭載するのは難しい。今回の積層型ならそれを我々の側で入れられる。
・さらに、ロジック部分を自分のハブを使う必要がないので、選択肢が広くなる。
・(ソニーにとっては)これまでよりも、たくさんの投資をする必要がなくなる。まったく投資をせずに、生産能力も2倍になる。
・カスタマイズも従来のセンサーでいいのであれば、今後はどんどん受けたいと思う。
・(ロジック部分で見ると)ニコンやキヤノンの1/1.7型で、1600万ゲートくらいある。セルラーでは45ナノにすれば、面積は小さいがデジタルカメラ並みのロジックが入る。
・サイズも小型化でき、何も機能が入らない場合、70%。SOCで約60%。CMOSセンサーはいったん常識として大きいと思われているが、CCDよりも小さなイメージセンサーができる。
・ソニーにとって、センサーだけになり、ロジックプロセスがいらなくなるので、約半分の生産キャパで生産ができることになる。
・現在のセンサーでは、暗い場所での失敗を防ぐための感度が不足。動画ではワイドダイナミックレンジは対応していない。
・これらを解決するため、RGBWを開発。ホワイトの画素をいれてみた、感度で40%くらいアップする。ホワイトにより明るい画像が実現できる。
・(この「RGBW」でも)IP側でリモザイク処理をするので、お客様側でIPを待つ必要がない。
・動画でもHDRが可能になる。今回のものでは、約24dbのレンジ差がある。
・今回はまず、開発提案として、これらの解決策を入れて製品を提案した。
・ダイナミックレンジでは、動画時に間引くときに、白飛びしているときは暗い画素からデータを取って、処理をする。たとえば、暗い方が1/10の暗さなら、それを10倍する。14bit信号が出てくるので、それを処理して出力する。
・携帯用は6月出荷と8月出荷。SOCタイプは3月から出荷開始。
・「積層型CMOSセンサー」は、楽しく、心地よい映像体験を、従来のお客様の信号処理を変えることなく、可能にする。
<質疑応答>
Q.ロジック部を含めたコストは?
A.ロジックの値段は下がるが、半分なるのか、10%になるのかはわからない。たとえば、キヤノン様のものを作るときに、キヤノン様からのIPを預かって、ソニー側で一体化することになる。
Q.これまでできなかった理由は?
A.これまでは、薄い裏面センサーの開発競争で精一杯だった。凹凸のあるロジックを一体化するのは、つぎの開発目標だと考えていた。
Q.製造工程は難しいものなのか?
A.行程はそれほど複雑なものではない。
Q.今後の展開について
A.スマートフォン用はすべて、この方向で生産できるようにしたい。産業用途などにも展開してゆきたい。
Q.ロジックと一体化した場合にスポット的な熱発生などの問題があると思うが。
A.ロジックの熱が拡散してゆくことやノイズが発生するので、その点を技術的なブレイクスルーが必要だった。
Q.具体的な製品に搭載されて商品化される時期は?
A.SOCタイプは今年の年末商戦から製品として搭載。それ以外は、今年末から来年春にかけての導入になる。
Q.どれくらいのセンサーサイズで効果があるのか?
A.最適なものは、1/4型から1/2.3型くらいまでで、ロジックとの親和性がいい。1/1.7型になると、ロジック面が大きくなるので、ソニー側でやるのか、カメラメーカー側でやるのかのせめぎ合いになる。
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2012/01/22
(日) |
[ソフトウエアUPDATE]
●DxO
・RAW現像ソフト「DxO Optics Pro」用光学モジュール82種を追加
-独自の補正データによる収差補正をするRAW現像ソフト「DxO Optics Pro」用モジュールを追加。
-同ソフトは、カメラボディーとレンズの組み合わせによる補正データ「光学モジュール」による収差補正を実施するもの。
-今回あらたに、キヤノンボディーと特定ツァイスレンズ、ニコンボディーと「24-70mmF2.8」「24mmF1.4」ほかの組み合わせによる光学モジュールを追加。具体的な内容は当該ページ参照。
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2012/01/21
(土) |
●マンフロット
レンズ位置を変えずに縦位置・横位置変換ができる、
新型Lブラケット「 LブラケットRC4」「LブラケットQ5」「LブラケットQ2」発表
-横位置でも、縦位置でも、レンズ光軸の位置がズレない、新型のLブラケット。
-移動可能なクイックシューを縦位置用に装備。付属の定規でレンズ光軸との位置関係を図り、ユーザーがセッティングすることで、同じ光軸位置での縦横変換が可能に。
-同社の各クイックシュー(クイックリリース)アタッチメント毎に、「Q2」「RC4」「Q5」3種類のブラケットを用意。
-素材にマグネシウム合金を採用することで、堅牢性と軽量化を両立。本体には水準器も装備。
-オープンプライス。
●マンフロット
055シリーズに4段カーボン脚と自由雲台を組み合わせた「055CXPRO4-M0Q5」を追加
-マンフロットの中堅三脚シリーズ「055」の新ラインナップ。
-あらたに、4段のカーボン脚「055CXPRO4」に、ボールヘッドの「MH055M0-Q5」を組み合わせたセットを追加。
-脚部は、カーボン素材で、センターポールを水平に倒せる機能を採用。
-雲台は、マグネシウム製の自由雲台を採用。
-オープンプライス。2月3日発売。
●マンフロット
アルミ脚「290シリーズ」の
294三脚に4段タイプを追加。3Way雲台付きと自由雲台付きを用意
-コストパフォーマンスなアルミ脚の「290シリーズ」のラインナップを拡充。
-今回新たに、「294シリーズ」に4段脚タイプを追加。
-3Way雲台「804RC2」付きの「MK294A4-D3RC2」と、ボール雲台「496RC2」付きの「MK294A4-A0RC2」の2種を用意。
-オープンプライス。2月3日発売。
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2012/01/20
(金) |
●東京証券取引所
オリンパス、株式上場継続を決定。上場契約違約金1,000万円で決着
-東京証券取引所が、オリンパス株式会社の上場維持を正式決定。
-虚偽記載について上場廃止を審査していたが、株式への影響が大きくないと判断。
-ただ、特設注意市場銘柄への指定と、上場契約ルール違反の違約金として1,000万円を請求。
●ソニー
新画像処理により高感度ノイズを従来の1/6に軽減。新スイングパノラマ機能搭載
1/2.3型1,620万画素裏面照射型CMOS搭載5倍ズーム機「Cyber-shot DSC-WX50」発表
-裏面照射型CMOS搭載小型モデル「WX」シリーズの最新モデル「WX50」。
-新ノイズ低減技術を搭載。高感度ノイズを従来の1/6に軽減。最高感度ISO 12,800を実現した「プレミアムおまかせオート」機能を搭載。
-「WX30」と同じく、光学5倍ズームに加え、2倍の超解像技術により、実質10倍ズームとして利用可能。
-ひと振りするだけでパノラマ撮影が可能な「スイングパノラマ(顔・動き検出対応)」を新搭載。
-ピクチャーエフェクト機能に「水彩画調」「イラスト調」を追加。
-歩きながらの動画撮影でのブレを抑える光学式手ぶれ補正機能を搭載。
-撮像素子は、1/2.3型1,620万画素裏面照射型CMOSセンサー搭載。最高感度ISO
12,800。
-レンズは25〜125mm相当の”バリオ・テッサー”5倍ズーム。4.5〜22.5mmF2.6〜6.3。
-背面ディスプレイは、2.7型約46万ドット液晶を搭載。タッチパネルは未搭載。
-動画撮影は1,920×1,080/60i。AVCHD記録。
-大きさは92.2×52.0×19.1mm。重さ約117g。
-オープンプライス。実売25,000円前後。2月3日発売。
●ソニー
360度スイングパノラマ機能を搭載した
25〜125mm相当5倍ズーム1/2.3型1,610万画素CCD搭載機「Cyber-shot W630」、国内発表
-CCDセンサー搭載のエントリー系モデルの最新機種「W630」、国内発表。
-360度のパノラマ撮影ができる「360スイングパノラマ」を新搭載。
-歩きながらの動画撮影でのブレを抑える光学式手ぶれ補正機能を搭載。
-撮像素子は、1/2.3型1,610万画素CCDセンサー搭載。最高感度ISO 3,200。
-レンズは25〜125mm相当の”バリオ・テッサー”5倍ズーム。4.5〜22.5mmF2.6〜6.3。
-背面ディスプレイは、2.7型約23万ドット液晶を搭載。
-動画撮影は1,280×720/30fps。MP4記録。
-大きさは91.0×52.2×19.1mm。重さ約116g。
-オープンプライス。実売17,000円前後。2月3日発売。
●ソニー
360度スイングパノラマ機能を搭載した
26〜105mm相当4倍ズーム1/2.3型1,410万画素CCD搭載機「Cyber-shot W610」、国内発表
-CCDセンサー搭載のエントリー系モデルの最新機種「W630」、国内発表。
-360度のパノラマ撮影ができる「360スイングパノラマ」を新搭載。
-撮像素子は、1/2.3型1,410万画素CCDセンサー搭載。最高感度ISO 3,200。
-レンズは26〜105mm相当の4倍ズーム。4.7〜18.8mmF2.8〜5.9。
-背面ディスプレイは、2.7型約23万ドット液晶を搭載。
-動画撮影は640×480/30fps。AVI記録。
-大きさは92.9×52.4×19.3mm。重さ約113g。
-オープンプライス。実売13,000円前後。2月3日発売。
●レキサーメディア UPDATE
秒150MBの超高速書き込みを実現した高速CFカード「Lexar Professional 1000x
CF card.」、
400倍速のクラス最大容量256GB CFカード、400倍速の128GB SDXCカード、日本国内発表
-老舗メモリーカードメーカー「レキサーメディア」が、世界最高速の1000倍速CFカードを国内向け発表。
-1,000倍速(1倍150KB)を実現。最低でも、秒間 150MBの書き込み速度を保障。ラインナップは、128GB、64GB、32GB、16GBの4種を用意。
-クラス最大容量の256GBで400倍速のUDMA7対応CFカードや、128GBで400倍速のSDXCカードも同時発表。
-データ復旧ソフト「イメージレスキュー4.0」の無料ダウンロードクーポンも付属。
-オープンプライス。1000倍速128GB CFカードは3月中旬発売。400倍速128GB SDXCカードは2月下旬、256GB
CFカードは2012年前半出荷予定。
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2012/01/19
(木) |
●米 コダック
イーストマン・コダック、米国で破産法申請へ
-米国最大の写真関連企業であるイーストマン・コダック社が経営破綻。
-米国の連邦破産裁判所に連邦破産法の適用を申請。
-今回の対象は、米国本社および米国内の子会社。海外法人を対象外に。
-負債額は67億5100万ドル(約5,200億円)に。
-今後同社は米シティグループからのつなぎ融資(約9億5000万ドル)により営業を継続。
●ソニー
タイ洪水の影響でミラーレス機の発売計画を変更
「NEX-C3」のダブルズームキットの発売を中止。「NEX-5N」ダブルズームキットは5月発売へ
-タイの大洪水による被害で、ミラーレス機のダブルルームキットの発売計画を変更。
-同社のソニーテクノロジータイランド・アユタヤ事業所と、生産委託先工場やサプライヤーの生産活動が停止。それに伴い、2製品の発売についての情報をアップデート。
-当初、「11月11日発売」とアナウンスしていた、エントリー機「NEX-C3」のダブルズームキット「NEX-C3Y」の発売を中止。
-同じく、「11月11日発売」とアナウンスしていた、「NEX-5N」のダブルズームキット「NEX-5NY」も大幅に遅れ、5月発売に変更。
-なお、1月27日発売予定の「NEX-7」「α65」は予定通りの発売に。
●オリンパス
パワーズームと防塵防滴機能搭載24〜100mm相当のマイクロフォーサーズ用レンズ
「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mmF3.5-6.3 EZ」、同レンズ付属「E-PL3 レンズキット」、発売日決定
-オリンパスのマイクロフォーサーズ用レンズ初のパワーズーム搭載の新標準ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mmF3.5-6.3 EZ」の発売日を決定。
-発表時、「1月下旬」としていた発売時期を、今回「1月27日」に決定。
-「E-PL3」に同レンズをキットレンズにした「PEN Lite E-PL3 & M.ZUIKO
DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ キット」も同日より限定発売。
-同レンズは動画撮影にも便利なパワーズーム機能を搭載。ズーム速度も可変可能。
-同社マイクロフォーサーズ用レンズで初めて、同社フォーサーズ用のSHGやHGレンズと同等の防塵防滴機能を装備。 -AF駆動源にはリニアモーターを採用し、高速で静粛な動作を実現。
-焦点域は、35mm判換算で、24〜100mm相当の標準域をカバーする、4.2倍ズームに。
-マクロモードを搭載。20〜50cmでの撮影が可能。最大倍率0.72倍の本格的なマクロ撮影が可能。 -AF動作を一時的に停止できるフォーカスストップ機能が使えるL-Fnボタンを設置。
-大きさは最大径約57mm、全長約83mm。重さ約211g。フィルター径52mm。
-レンズ単体 49,875円。1月27日発売。
●セイコーエプソン
無線LANを標準装備した
染料系6色インク採用A3ノビ対応インクジェットプリンター「カラリオ EP-4004」発表
-手軽に大きなサイズのプリントが楽しめる、染料系6色インク採用A3ノビ対応プリンター。
-ワイヤレスでのプリントが可能な無線LAN機能を標準装備。PCはもちろん、スマートフォンやタブレットPCからのワイヤレスプリントも容易に。
-インクには、染料系の6色インクを採用。シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックに加え、ライトシアンとライトマゼンタインクを採用。200年の保存が可能なつよインク。を採用。
-プリントサイズは最大でA3ノビまで対応。
-オープンプライス。実売39,980円前後。2月1日発売。
●キヤノン
WiFi機能で動画をテレビやスマートフォンに転送できる
業務用機と同じ1/3型「HD CMOS PRO」搭載10倍ズーム機「iVIS HF M52」など3機種を発表
-フルHDビデオカメラ「iVIS」シリーズの最新機種「HF M52」「HF M51」「HF R31」を発表。
-上級モデルの「HF M52」では、同社ビデオカメラで初めてWiFi機能を搭載。撮像素子は同社のプロ用ビデオカメラと同じ「HD
CMOS PRO」センサー搭載。レンズは光学10倍ズームに。
-WiFi機能により、DLNA経由でワイヤレスでテレビでの視聴が可能。さらに、PCやスマートフォン、タブレットPCなどへの動画転送にも対応。Youtubeなどへのアップロードも可能に。
-「HF R31」では、約38.5〜1,232mm相当の光学32倍ズームを搭載。撮像素子は1/4.85型HD
CMOSセンサーを搭載。
-オープンプライス。3月上旬発売。
[ファームウエアUPDATE]
●オリンパス
・E-P3用 ファームウェア Ver.1.2
・E-PL3用 ファームウェア Ver.1.2
・E-PM1用 ファームウェア Ver.1.2
-昨年発売の第3世代PENシリーズ用最新ファームウエア。
-電動ズームレンズの焦点距離表示に対応。
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2012/01/18
(水) |
●富士フイルム
24〜720mm相当のマニュアル操作30倍ズームレンズを搭載
超解像60倍ズーム撮影可能な1/2型1,600万画素EXR CMOS搭載機「FinePix HS30EXR」発表
-さまざまな撮影に対応できる、マニュアルズームで24〜720mm相当の光学30倍ズーム採用EXR
CMOS搭載機「FinePix HS30EXR」。
-超解像技術により、マスターレンズの2倍相当となる60倍ズームとして利用可能。
-撮像素子に、1/2型1,600万画素EXR CMOSセンサーを搭載。ISO3,200以上の高感度時、約30%の低ノイズ化を達成。センサーシフト式手ぶれ補正採用。
-レンズに、24〜720mm相当の光学30倍ズームを搭載。マニュアルズーム。4.2〜126.0mmF2.8〜5.6。
-三脚使用時を含めた103シーンの自動判別を行う「プレミアムEXR AUTO」機能搭載。
-顔検出機能「顔キレイナビ」も進化。「顔追尾AF」も新搭載。
-多重露出機能や3D撮影にも対応。
-連写速度は、1600万画素のフル画素時、最大で秒間約8コマを実現。800万画素で秒間約11コマに。
-背面ディスプレイは3.0型約46万ドット。EVFは0.26型約92万ドット液晶を採用。
-動画撮影は1,920×1,080/30fpsのフルHD。
-約600枚もの撮影が可能な大容量バッテリーを装備。
-大きさは、約130.6×96.6×126.0mm。重さ約687g。
-オープンプライス。実売49,800円前後。2月11日発売。
●富士フイルム
単三型乾電池駆動が可能な24〜720mm相当の
30倍ズーム搭載1/2.3型1,400万画素CCD搭載機「FinePix S4500」発表
-電池駆動対応の24〜720mm相当光学30倍ズーム採用CCD搭載機「FinePix S4500」。
-撮像素子に、1/2.3型1,400万画素CCDセンサーを搭載。最高感度ISO1,600。センサーシフト式手ぶれ補正採用。
-レンズに、24〜720mm相当の30倍ズームを搭載。4.3〜129.0mmF3.1〜5.9。
-AFロックした被写体を追尾する「自動追尾AF機能」搭載。
-多重露出機能や3D撮影にも対応。
-背面ディスプレイは3.0型約23万ドット。EVFは0.2型約20万ドット液晶を採用。
-動画撮影は1,280×720/30fpsのハイビジョン撮影に対応。
-電源は、入手が容易な単三型電池4本。
-大きさは、約118.0×80.9×99.8mm。重さ約543g。
-オープンプライス。実売29,800円前後。2月11日発売。
●富士フイルム
従来機より液晶輝度を5割向上させた旅行向けモデル
28〜280mm相当10倍ズーム搭載1/2.3型1600万画素CCD機「FinePix T400」発表
-旅行用途を重視した28mmからの光学10倍ズーム搭載16メガ機「T400」。
-先代の「T300」に比べ、液晶モニターの輝度を約50%アップし、日中屋外での視認性を向上。
-ストロボ性能を向上。到達距離は「T300」比でワイド側で約1.7倍、望遠側で約1.6倍に。
-レンズは28〜280mm相当の10倍ズーム。5.0〜50.0mmF3.4〜5.6のフジノンレンズを搭載。
-撮像素子は1/2.3型1,600万画素CCD。最高感度ISO1,600。CCDソフト式手ぶれ補正式。
-背面ディスプレイは、3.0型約23万ドット液晶を搭載。 -動画撮影は、1,280×720/30fps。
-ボディーカラーはシャンパンゴールド、レッド、ブラックの3色を用意。
-大きさは、約104.2×58.5×28.5mm(最薄部19.8mm)。重さ約159g。
-オープンプライス。実売19,800円前後。2月11日発売。
●富士フイルム
液晶輝度を2倍に向上。ストロボ到達距離を延ばした
薄さ20mmの26〜130mm相当5倍ズーム搭載1/2.3型1,600万画素CCD機「FinePix JX700」発表
-カラフルなカラーリングを採用した、薄さ20mmの5倍ズーム16メガCCD機「FinePix
JX700」。
-先代の「JX400」に比べ、液晶モニターの輝度を約2倍にアップし、日中屋外での視認性を向上。
-ストロボ性能を向上。到達距離は「JX400」比でワイド側で約1.5倍、望遠側で約1.3倍に。
-レンズは26〜130mm相当の10倍ズーム。4.6〜23.0mmF3.5〜6.3のフジノンレンズを搭載。
-撮像素子は1/2.3型1,600万画素CCD。最高感度ISO1,600。手ぶれ補正は電子式のみ。
-背面ディスプレイは、2.7型約23万ドット液晶を搭載。
-動画撮影は、1,280×720/30fps。
-ボディーカラーはピンク、ピンクゴールド、パープル、ゴールド、ブラックの5色を用意。
-大きさは、約95.7×57.6×20.2mm(最薄部18.0mm)。重さ約117g。
-オープンプライス。実売16,800円前後。2月11日発売。
●富士フイルム
自分撮り用ミラーを配置し、肌や目を調整できるフェイスレタッチ機能搭載
屈曲式28〜140mm相当5倍ズーム1/2.3型1,410万画素機「FinePix Z110」発表
-自分撮りミラーや「自分撮りモード」を搭載した、薄型5倍ズーム14.1メガ機「FinePix
Z110」。
-自分撮りやツーショット撮影に便利な機能を多数搭載。カラーリングも、ジュエリーを連想させるものに。
-ボディー前面に、自分撮り時のフレーミングが容易な円形の「自分撮りミラー」を搭載。
-撮影後に、肌のなめらかさや目の大きさを、それぞれ調節できるフェイスレタッチ機能を搭載。
-静止画や動画のトリミングがカメラ内で可能。「アップロード予約ボタン」でPC接続時にYoutubeやFacebookにアップロードするデータを指定可能。
-レンズは28〜140mm相当の屈曲5倍ズーム。5.0〜25.0mmF3.9〜4.9のフジノンレンズを搭載。
-撮像素子は1/2.3型1,410万画素CCD。最高感度ISO3,200。手ぶれ補正は電子式のみ。
-背面ディスプレイは、2.7型約23万ドット液晶を搭載。
-動画撮影は、1,280×720/30fps。
-ボディーカラーはピンク、ジェイドグリーン、パープル、ホワイトの4色を用意。
-大きさは、約96.8×58.2×19.5mm。重さ約145g。
-オープンプライス。実売19,800円前後。2月11日発売。
●富士フイルム
10m防水・2m自由落下・-10度動作を実現。GPS機能搭載でタフネス仕様の
28〜140mm相当5倍ズーム1/2.3型1,440万画素CMOS搭載機「FinePix XP150」発表
-富士のタフネス系モデル「XPシリーズ」の最新モデル「FinePix XP150」。
-水深10m対応の防水機能、高さ2mからの自由落下対応の耐衝撃性、-10度での低温動作、防塵性能などを本格的なタフネス仕様を実現。
-高感度GPS機能を搭載。移動ルートなどを自動記録。100万件のランドマークデータも搭載。
-撮像素子に、シリーズ初のCMOSセンサーを搭載。1/2.3型1,440万画素CMOSを採用。
-レンズは、28〜140mm相当の屈曲5倍ズーム。5.0〜25.0mmF3.9〜4.9のフジノンレンズを搭載。
-背面ディスプレイは、2.7型約23万ドット液晶を搭載。自動輝度補正機能を搭載。
-動画撮影は、シリーズ初の1,920×1,080/30fpsのフルHDに対応。
-ボディーカラーはオレンジ、ブルー、ブラックの3色を用意。
-大きさは、約102.7×71.2×27.4mm。重さ約205g。
-オープンプライス。実売27,800円前後。2月11日発売。
●オリンパス
3m防水・1.5m自由落下・-10度作動に対応した
28〜102mm3.6倍ズーム搭載1/2.3型1,400万画素CCD機「Tough TG-320」発表
-タフシリーズのエントリー系モデルとなる3.6倍ズーム搭載14メガ機「Tough TG-320」。
-3m防水機能、1.5mからの自由落下に耐える耐衝撃性、低温-10度での動作を保証するタフ性能を実現。
-簡易3D撮影機能搭載。撮影時に肌をなめらかにする「ビューティーモード」や、肌・瞳を美しく補正する「ビューティーメイク」機能を搭載。
-犬や猫などペットの顔を検出して、ペットが正面を向いた瞬間に撮影できる機能を搭載。
-撮像素子は1/2.3型1,400万画素CCDを採用。最高感度ISO1,600。CCDシフト式手ぶれ補正。
-レンズは、28〜102mm相当の屈曲式3.6倍ズーム。5.0〜18.2mmF3.5〜5.1。
-背面ディスプレイは、2.7型約23万ドット液晶を搭載。
-動画撮影は、1,280×720/30fps。
-ボディーカラーは、ブルーとレッドの2種を用意。
-大きさは96.3×63.4×22.7mm。重さ約155g。
-オープンプライス。実売19,800円前後。1月下旬発売。
●オリンパス
カラフルなカラーリングのエントリー系
26〜130mm相当5倍ズーム1/2.3型1,400万画素CCD搭載機「VH-210」発表
-26mmからの5倍ズームを搭載した14メガCCD搭載のエントリー系モデル「VH-210」発表。
-簡易3D撮影機能搭載。カメラの液晶でアナグリフ式3D表示可能。赤と青の3Dメガネも付属。
-動画撮影にも対応したマジックフィルター機能搭載。
-撮影時に肌をなめらかにする「ビューティーモード」や、肌・瞳を美しく補正する「ビューティーメイク」機能を搭載。
-撮像素子は1/2.3型1,400万画素CCDを採用。最高感度ISO1,600。
-レンズは、26〜130mm相当の5倍ズーム。4.7〜23.5mmF2.8〜6.5。
-背面ディスプレイは、3.0型約46万ドット液晶を搭載。
-動画撮影は、1,280×720/30fps。AVI Motion JPEG記録。
-ボディーカラーは、ホワイト、オレンジ、レッド、パープル、グリーンの5種を用意。
-大きさは100.6×60.3×20.5mm。重さ約138g。
-オープンプライス。実売13,800円前後。1月下旬発売。
●キヤノン
大口径超望遠レンズ「EF300mm F2.8L IS II USM」「EF400mm F2.8L IS II USM」の
付属純正レンズフードでロックしても回転してしまう現象を確認。フードの仕様変更。交換対応も
-昨年8月発売の大口径超望遠レンズ「EF300mm F2.8L IS II USM」「EF400mm F2.8L IS II USM」のレンズフードの仕様を変更。
-現行品の付属フードは、フードのロックネジを締めても、フードに手をかけて回すと回転することがあることを確認。回転しないように仕様を変更。
-撮影上の不都合がある場合は、サービスセンターでのフード交換を実施。
-対象製品は、各レンズの付属フード「ET-120(WU)」「ET-155(WU)」。
-対象となるレンズの製品番号は、前3桁が「770〜841」の製品に。「842」以降は対象外。
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2012/01/17
(火) |
●キヤノン
顔料系5色黒系インクやクロスオプティマイザーなど12色インクを搭載した
「PUXIS 9500 MarkII」の上級機となるA3ノビ対応のシリーズ最高峰「PIXUS PRO-1」発表
-PIXUSシリーズの最高峰となる、12色インク搭載のA3ノビ対応ハイエンドインクジェットプリンター。
-表現力向上のため、透明インクのクロスオプティマイザーと、5色の黒・グレー系インクを搭載。計12色のインク構成に。
-12色のインクの組み合わせにより、ひとつの色を表現するにも、無数の選択肢が広がり、その中から最適なものをドライバー側で自動的に選択し、、プリント品質を最適化。
-多色インク化により、レッド、マゼンタ、イエローの再現域をさらに拡大。
-透明インクのクロマオプティマイザーを採用。インクの上に塗布することで光沢感を向上させたり、インクのない部分に塗布することで、印刷面の均一化にも貢献。
i-黒系の5色インクの搭載により、モノクロプリント時の画質もさらに向上。カラー印刷時の画質にも貢献。
-従来比2.5倍の大容量インクタンクを採用。顔料系で安定した仕上がりをえるため、内部に攪拌板を装備。
-高画質化のため、データの解像度も1,200dpi入力に対応(従来は600dpi)。
-給紙仕様を変更。大きなサイズの用紙を背面給紙に。
-他社製の風合い紙にも対応。キヤノン側で他社製用紙のプロファイルを提供。
-プリント速度は、A3ノビのフチありカラープリント時、約4分20秒。印刷が、従来機種に比べ約1.8倍※2の約4分20秒と高速化し、プロフェッショナル向けプ
-複数のパソコンからもアクセスが容易な有線LANに対応。
-プラグインソフト「Easy PhotoPrint Pro」も用意。
-大きさは、695×462×239mm。重さ約27.7kg。
-2月9日から開催される「CP+2012」で展示予定。
-オープンプライス。実売128,000円前後。6月発売予定。
●ハクバ
「Nikon 1 J1」「V1」各専用本革ボディーケース「ピクスギア本革ボディケース」発表
-本革素材を使ったボディーケース「ピクスギア 本革ボディケース」の新ラインナップ。
-今回あらたに「Nikon 1 J1」「Nikon 1 V1」の各専用ケースを追加。
-色は両タイプともに、レッド、ホワイト、ブラウン、ブラックの4種。
-いずれも専用形状のため、フィット感の高いケースに。
-ストラップは本体側に装着。ストラップは別売に。
-5,670円。
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2012/01/16
(月) |
【CES & PMA@CES】レポート(2)
-「CES」と、CES内で開催された「PMA@CES」は、13日に無事閉幕した。
-ここでは現地での取材や編集作業の関係で掲載できなかった、カメラや映像関連のものなどを、順次、紹介したい。
●ソニー
-昨年のタイ洪水の影響もあって、αやNEX系の新製品発表がなかったソニー。
-CESのなかでも、かなり巨大なブースをメイン会場に構えるソニーだが、CESだけにブースの主役はTVであり、スマートフォンやPC。
-そのため、カメラ系の展示スペースはブースの一番奥の端っこで、ブース中央から見えない、ビデオカメラの裏側スペースという状態。
-新製品として「NEX-7」や「α65」なども展示していたが、さすがに盛り上がりに欠ける印象は否めない。
-ブースには、いまだ開発中状態で、以前公開されたときと同じ外観の「500mmF4
G」が展示されていた。
-目新しいものとしては、「NEX-7」の内部モデルも展示。なお、「NEX-7」や「α65」については、国別に導入時期が異なっているという。
-また今回は、NEX-7用の水中ハウジングも展示されていた。このハウジングは、背面液晶だけでなく、EVFにも対応している。さすがに、自動切り替え機構は使えないので、EVFとLCDの切り替え用レバーも装備している。
-ブースでは、日本国内未導入のトランスルーセントテクノロジーを搭載の16.2メガ機「α35」も展示。
-また、日本国内では出荷完了となっている、35mmフルサイズ一眼レフ「α900」もきちんと展示されていた。
-ブースには、現行の交換レンズがずらりと並べられ、システムが充実している点をアピール。
-さらに、NEXシステム用として、サードパーティー製のマウントアダプターを介して、ライカのMやRはもちろん、オリンパスのOMやキヤノンFD、ニコンFマウントのレンズが装着できる点も紹介していた。
-ブース内では、業務用の4Kモニターを使って、αで撮影した静止画を鑑賞できる展示もあった。
-さすがに、4Kモニターで見る静止画は圧巻。これくらい高精細な表示になると、表示自体に奥行き感があり、フルHDモニターとは違った魅力が感じられた。
-ただ、これを実現するのはかなり大変で、裏では高速なデスクトップPCに複数のグラフィックボードを装着して、画像を出力しているという。
-また、この4Kでの表示デモのために、日本からのエンジニアが一人つきっきりでセッティングしたという。
-Cyber-shot系の新製品は、米国で中心になる低価格帯のCCDモデル「W650」「W620」「W610」のみ。
-機能面では360度パノラマや画像のエフェクト機能など、楽しめる機能を重視したモデルになっている。
-米国では、カメラ機能付きスマートフォンの普及で、コンパクトカメラの販売台数にかなりの影響が出てきているという。とくに、エントリー機は今後さらに厳しい状態になると予測しているという。
●aigo
陶器技法を採用した独自外装の「aigo F210」など各種デジタルカメラを展示
-中国のaigo(愛国者)ブースでは、多数のデジタルカメラを出品。
-同社は中国内で数十機種のデジタルカメラを販売しており、近年では海外輸出も開始している。
-上記の製品は2010年発売のモデルだが、中国独自の陶器の技法を、カメラの外装に採用したもの。
-外装に陶器独特の模様が入ったもので、もちろん、個体ごとに模様が異なるため、どれもが世界唯一の製品という。
-カメラとしては12メガCCD搭載の光学3倍ズーム機と、ごく標準的なものだが、なかなかユニークな製品だ。
-あまり知られていないが、実は日本国内でもネット販売されており、価格は20万円と高価だ。
-今回のCESでは、防塵防滴仕様の14メガ5倍ズーム機「T3」や、16メガ21倍ズーム機「T5」を始めとした製品を出品。
-どの製品も安っぽさはなく、なかなか質感で、基本性能も十分なレベル。
-説明なしに手にしたら、日本メーカー製品と見分けが付かない人もいるだろう。もちろん、日本メーカーのコンパクトカメラも、中国生産品が多いので、何の不思議もないのだが。
-米国もその傾向があるのだが、カメラをブランドよりも、価格とスペックで選ぶ国や地域では、aigoのようなモデルが次第にシェアを広げてくる可能性もありそう。
-もっとも、米国では、その前にスマートフォンの普及で、エントリー系デジタルカメラという市場が大幅に縮小するほうが先かもしれないが。
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●ケンコー・トキナー
操作性を大幅に改善。快適な操作感を実現した「SCシリーズ」製品を多数発表
-快適な操作性を追求した新ラインナップ「SCシリーズ」を一斉発表。
-「SCシリーズ」の”SC”は”SLIK Comfotrable”の意味に。
-操作部を大きくすることで快適な操作性を実現。
-カーボン脚の「SC 303 カーボン」「SC 304 カーボン」「SC 204 カーボン」では、脚部に回転防止のARSカーボンパイプ、脚のロックはナット式を採用。脚部に多層構造カーボンパイプを採用し 軽量で丈夫な脚に。
-雲台付きのカーボン脚「SC 303 カーボン EX」「SC 304 カーボン EX」も用意。
-アルミ脚の「SC 503 DX」「SC 504 DX」「SC 303 DX」「SC 304 DX」は、脚部に回転防止のARSアルミパイプを採用。脚部ロックはレバー式に。雲台なしの「SC 503 DX 脚」「SC 504 DX 脚」も用意。
-動画対応の 「SC 204 VIDEO」は、脚部に回転防止のARSアルミパイプを採用。脚部ロックはレバー式に。
-一脚の「カーボンポッド 284 SC」「モノポッド 254 SC」「ライティーポッド 255 SC」「ライティーポッド 224 SC」も同時発表。
※無事、帰国しました。
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2012/01/15
(日) |
【CES & PMA@CES】レポート(1)
-「CES」と、CES内で開催された「PMA@CES」は、昨日、無事閉幕した。
-ここでは現地での取材や編集作業の関係で、ダイジェスト版のみになった製品やカメラや映像関連のものを順次、紹介したい。
●パナソニック
超小型10倍ズーム機「SZ1」「SZ7」など、国内未発表のコンパクト系LUMIX、5機種を米国発表
-コンパクトカメラのLUMIXシリーズは、今回、2012年モデルを一挙発表。
-コンパクトな25mmからの10倍ズーム機は、14.1メガMOSセンサー搭載の「SZ7」、16.1メガCCDの「SZ1」。
-スタンダードな24mmからの5倍ズーム機で、ワイド側の開放F値が2.5と明るい、16.1メガCCDの「FH8」、14.1メガCCDの「FH6」をラインナップ。
-エントリー系は、28mmからの4倍ズーム14.1メガCCD機「S2」がある。
-会場内で配布された新製品カタログには上記の5モデルが紹介されているが、Web発表では、16.1メガCCD搭載4倍ズーム機の「S5」や、「FH4」なども発表されているようだ。
-いずれも、同社独自の超解像技術を搭載。同社の超解像技術は、マスターレンズに対しての倍率が控えめだったが、今回のモデルでは、超解像ズームにより、2倍のズーム倍率を実現。
-これにより、実質的にそれぞれ、20倍、10倍、8倍相当でのズーム撮影が可能になったわけだ。
-なかでも注目されるのは、25〜250mm相当の10倍ズーム機「SZ7」「SZ1」。
-今春の新製品は、各社とも、従来の5倍ズーム機クラスのサイズで、10倍ズームクラスを搭載してきているわけだが、このモデルは通常の1/2.33型センサーを採用しなががらも、十分なコンパクト化と18.6mmの薄さを実現。
-しかも、焦点域は25mmからの10倍ズームのため、広角側に強い点も特徴。この28mmと25mmの違いは、狭い部屋などで撮影すると、まさに歴然とした違いがあり、28mmからのズーム機に戻れない世界がある。
-また、望遠側は光学で10倍。つまり250mmまでカバーでき、さらに超解像では実質500mmの超望遠までカバーできるため、まさにオールマイティーなモデル。
-もちろん、新超解像技術のポテンシャルは未知数で、超解像2倍でどこまでの画質を実現しているのか、とても興味のあるところだろう。
-14.1メガのMOSセンサーを搭載した「SZ7」は、フルHD対応のため、これ一台でほとんどのシーンがカバーできそうだ。
<手軽にレンズ効果を楽しめるフロントコンバーター>
-手軽にワイドや望遠、魚眼やマクロ撮影が楽しめる、ミラーレス機「LUMIX G」シリーズ用フロントコンバーター4種を発表。
-パンケーキレンズ「14mmF2.5」やパワーズーム「PZ14〜42mm」の前面に装着し、手軽に画角変化が楽しめる、純正のフロントコンバージョンレンズだ。
-ワイド系の「DMW-GWC1」は倍率0.79倍のワイドコンバージョン。価格は129.95ドル。
-「PZ14-42mm」用で望遠系2倍のフロントコンバーター「DMW-GTC1」。価格は129.95ドル
-「PZ14-42mm」装着時に0.35倍(約1/3倍程度)のマクロ撮影ができる「DMW-GMC1」。価格は99.95ドル。
-画角120度の魚眼風撮影が可能な「DMW-GFC1」。価格は149.95ドル。
-いずれも比較的コンパクトなもので、純正品のため、実用レベルの画質は期待できそう。
-ミラーレス機の低価格化もあって、レンズ交換ができるにもかかわらず、標準ズームやパンケーキレンズだけで、レンズを追加購入しないユーザーに、それらの楽しさを手軽に体感してもらおうという意図の製品だ。
-パナソニックブースでは、グループ内の機器同士をWiFiで繋げる機能のデモを展開。
-これは、WiFI搭載機の「LUMIX FX90」をスマートフォンから操作・撮影するもの。
-「FX90」とWiFi接続することで、「FX90」のファインダー画像を表示し、ズーム操作や撮影ができるもの。
-これなら簡単な遠隔撮影ができるため、記念写真を自分のスマートフォンでフレーミングを確認しながら撮影することもできる。
-また、WiFi対応でプロトタイプのフォトビュワーも並べられており、撮影画像をこちらの画面でも確認することができるようだ。
-なお、デモではカメラが「プロトタイプ」という表示になっていたが、実際には国内発売中の「FX90」そのもの。米国では未発売のため、このような表記になっているという。
-この技術は今後、アイデア次第でいろいろな用途に使えそうな機能であり、もし専用アプリだけで実現できるのでれば、ぜひ使ってみたい機能だ。
-このほか、大型液晶に内蔵カメラを搭載した「Smart Video and Photo Communicater」や、ウエアラブルカメラなども展示されており、ビエラリンクなどWiFiを使って、これらを有機的に結びつける方向性を打ち出していた。
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※これよりラスベガスのホテルを出発し、日本に向かいます。
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2012/01/14
(土) |
【PMA@CES】現地レポート(4日目最終日)
-1月10日よりラスベガスで開幕した、世界最大級の家電ショー「CES」。
-今年から米国最大の写真機材ショー「PMA」は、「CES」の一環として「PMA@CES」として開催されている。
-今日は最終日の4日目。通常は18時終了のイベントだが、最終日は16時までと開催時間はやや短い。
-これまでの3日間くらべると、来場者数はさすがに減っているが、それでも会場は朝から十分に賑わっていた。「PMA」の最終日はガラガラになるのだが、「CES」は最終日までもけっこう混雑している感じだ。
-とくに近年は開幕後にインターネットで情報を入手してから、会場を訪れる人も多いうえ、出展メーカーの説明員や出張者も、ようやく他社ブースを見る時間ができることもある。
-また、ラスベガスという土地柄、メーカーがディーラーを招待するとき、金曜日に会場を見て、週末は家族といっしょにラスベガスでバカンスを・・・というケースもある。ラスベガスで開催する意味はそのあたりにもあるわけだ。
●SAMSUNG
TVやスマートフォンとの連携を図った”Smart Camera”
WiFi機能内蔵デジタルカメラ「WB850F」「WB150F」「ST200F」「DV300F」を発表
-世界のデジタルカメラ台数シェアで、Top 5の常連となった韓国のSAMSUNG。
-今回同社は、WiFi機能をカメラに搭載し、同社のデジタル家電との連携を図った「Smart
Camera」をアピール。
-この「Smart Camera」は、カメラ側にWiFi機能を搭載することで、周辺機器との連携をワイヤレス化したもの。
-機能や操作性の面では、2009年に「ソニー・Cyber-shot G3」が実現した世界を拡張したもの。最近では「パナソニック・FX90」が実現した世界だが、なんともアピール不足で知名度はまだ低い。
-SAMSUNGの場合は、一気に4機種にWiFiを搭載し、総合デジタル家電メーカーとしての強みを全面にアピールしている点がとても印象的だ。
<WiFi搭載カメラとデジタル家電の連携を強化>
-WiFi関連で実現できる機能は数多く、あれば便利な機能はほぼ網羅している感じだ。
-WiFi環境下やPtoPで、PCやタブレット、スマートフォンへのデータ転送が可能。
-さらに、自動バックアップ機能を備えており、撮影データを同社運営サイトやマイクロソフトのSkyDriveなどに、WiFi経由で自動的アップロードして保存することもできる。
-カメラから直接、撮影画像を電子メールとして送信したり、FacebookやPicasaに公開することもできる。
<簡単操作でE-Mail送信やFacebook、Picasaアップロードも>
-操作メニューにはあらかじめ、E-MailやFacebook、Picasaなど主要なものが用意されている。
-操作は簡単で、項目を選ぶと、あとは画面の指示に従って操作してゆくだけでOK.。もちろん、液晶上のソフトキーボードを使っての文字入力が可能だ。
<WiFi搭載機ハイエンドコンパクト GPS搭載の21倍ズーム機「WB850F」>
-今回のCESで発表されたWiFi対応モデルは、「WB850F」「WB150F」「ST200F」「DV300F」の4機種。
-最上級機となるのは、光学21倍ズームとGPS機能を搭載した、16.2メガの裏面照射CMOS機「WB850」。
-このモデルは旅行用途を意識したモデルで、GPS機能を搭載しており、ユーザーが地図データをカメラにダウンロードしておくことで、地図上で現在位置や近くのランドマークの確認が可能。
<18倍ズーム機やコンパクトな10倍ズーム機にもWiFiを展開>
-WiFi搭載機のメインで、会場でも多数展示されていたのは、18倍ズーム搭載の14.2メガ機「WB150F」。
-WiFi対応のコンパクトな10倍ズーム搭載12メガ機「ST200F」も同時発表された。
-いずれも光学手ぶれ補正機能搭載の高倍率ズーム機。とくに、「ST200F」は10倍ズーム機のなかでも、なかなかコンパクトに仕上がっており、人気になりそうなモデルだ。
<WiFi経由でAndroid端末にデータ保存ができる「DV300F」>
-また、WiFi経由で、Androidのアプリからカメラの操作ができるモデル「DV300F」も発表された。
-こちらのモデルは、16.1メガで25mm相当からの5倍ズーム機だ。
-このモデルは同社で人気のある、自分撮りが容易なデュアルモニタータイプ。
-レンズ横にカラー液晶モニターがあり、トントンと前面の液晶部分をたたくと、その液晶が点灯し、自分撮りができるもの。
-このモデルについては、同社がAndroidマーケットで無償配布している「Remote Viewfinder」に対応しており、Android端末とWiFiで接続し、ファインダー画像をAndroid側のモニターで見ながら撮影ができ、画像データもAndroid側に保存できるというスグレモノ。
-現在、iOS用アプリも開発中であり、ファインダー機能はもちろんだが、デジタルカメラで撮影した写真が簡単にWiFi経由で、iPhoneやAndroid端末に保存できれば、きわめて便利で、カメラの楽しさがさらに広がりそう。もちろん、この機能は今後の同社WiFi搭載モデルに展開されてゆくことだろう。
-実売200ドル前後で米国では3月頃に発売予定。
<最大180度液晶が開く”フリップLCD”搭載機「HV800」>
-自分撮りはもちろん、自由なアングルでの撮影が容易な”フリップ液晶”搭載機「HV800」もブースで展示。
-同社モデルは、日本国内で展開していないが、なかなかユニークなモデルが多い。なかでも昨年から海外で人気なのが、このフリップ液晶搭載機。
-これは、タッチ式の3.0型背面液晶というか、カメラの背面全体がフリップするもの。
-同社はそれ以前にも、カメラ前面にサブカラー液晶を配置し、自分撮りを容易にしたデュアル液晶機を発売しており、海外では結構なヒット作となった。
-今回のフリップ液晶機も、基本的にはその流れを汲む製品だが、液晶が大型化できるため、自分撮りでの視認性が大きく向上。さらに、ハイアングルやローアングル撮影にも威力を発揮する。
-この「HV800」は同シリーズのなかでも上級モデルであり、16.1メガセンサーと26mmからの5倍ズームを搭載したモデル。
-さらにこのモデルは、ピクチャーinピクチャー機能を搭載。これは、撮影した画像を液晶の壁紙的に扱い、その一部をタッチパネル操作で透明化。そのフレームを見ながら、次のカットを撮影できるもの。
-なかなかユニークな機能を満載した魅力的なモデルだ。
<2,000万画素APSサイズCMOS搭載機「NX200」>
-昨年発売された日本国内未発売の、APS-Cサイズ2,000万画素センサー搭載ミラーレス機「NX200」。
-「NEX-7」に次ぐ高画素センサーを搭載したモデルで、ボディーも比較的コンパクトなもの。
-2000万画素機とはいえ、基本的にはエントリーユーザーとターゲットにしたミラーレス機で、コンパクト機からのステップアップユーザーでも使えるよう、わかりやすい操作性(GUI)を採用している。
-写りについては、実解像度がかなり高く、まさに20メガ機らしい高精細な画像が得られるもの。超高感度でのノイズはやや多めだが、通常撮影ではなかなかの実力を備えたモデルといえる。
-NXシリーズもここに来て、レンズシステムがかなり充実してきており、ブースではそれをアピールするように、さまざまなレンズを装着したボディーが数多く展示されていた。
●ペンタックス・リコー
「PMA@CES」会場で、初の「PENTAX・RICOH」合同ブースを展開
-ベネチアンホテルで開催された「PMA@CES」会場内ぬブース構えた唯一の日本のカメラメーカーとなった「ペンタックス・リコー」。
-ブースでは「PENTAX」の下に「A RICOH CAMPANY」と入ったロゴ表記になっており、PENTAXの製品とRICOHの製品、両方が展示されていた。
-今回は新製品はなく、現行機種をちょっと並べた程度と、寂しいものになった。
-とはいえ、そろそろPENTAXブランド製品は、例年なら新旧入れ替わりの時期にあたるので、2月の「CP+2012」待ちといった感じだ。
●ケンコー
ミラーレス機にも対応できるTマウント用反射望遠レンズ「MIRROR LENS 400mmF8」、参考出品
-ケンコー・トキナーは、Tマウントベースの交換レンズ「MIRROR LENS 400mmF8」を展示。
-Tマウントのため、アダプター併用により、各社のレンズ交換式カメラに対応。
-そのため、Tマウントからの変換アダプターを併用することで、事実上、同社初のミラーレス機用レンズにもなるわけだ。
-反射望遠の「400mmF8」は、もともとピントはマニュアル専用であり、絞りもないことから、カメラ側との連係機能もないため、ミラーレス参入第一弾としての足がかりとしては無難な選択ともいえそうだ。
-初日からレンズは展示されていたが、一切の説明はナシ。その折になぜか外観写真を押さえ忘れていたため、後日ブースにいったところ、簡単な説明パネルが追加されていたものの、レンズ本体はなく、すでに外箱のみだった。
●マルミ光機
濃度が可変できるバリアブルNDフィルター「ND2-ND400」を参考出品
-「PMA@CES」会場にブースを構えるマルミ光機は、今回、バリアブルNDフィルターを参考出品。
-この製品は、その名称通り、濃度がND2(露出倍数2倍)からND400(400倍)まで、継ぎ目なしに可変できるもの。
-フィルター径は49mm径から最大で77mm径までラインナップされる。
-ただ、ブースで確認したところ、米国での販売で、日本国内で展開する予定はないという。
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2012/01/13
(金) |
【PMA@CES】現地レポート(3日目)
-1月10日よりラスベガスで開幕した、世界最大級の家電ショー「CES」。
-今年から米国最大の写真機材ショー「PMA」は、「CES」の一環として「PMA@CES」として開催されている。
-これまでの「PMA」では3日目にもなると、来場者もぐんと減るのだが、「CES」では3日目での来場者がまったく減っている感じがなく、猛烈な賑わいを見せている。
-この「CES」は、かなり巨大なイベントで、本会場であるラスベガスコンベンションセンターだけでも、写真になるあるように、4つの巨大なイベント会場(一棟は2階建て)があり、これだけでも幕張メッセの数倍。
-それでも会場が足りず、「PMA@CES」は有名ホテルが並ぶストリップ通り沿いのベネチアンホテルのコンベンションセンターで開催されるほど。
-さらに各会場ではなく、各建物別にブースマップが用意されており、建物ごとのマップが別々の小冊子になっている。それでも、目的のブースを探すのは至難の業だ。
-ホテルが山のようにあるラスベガスでも、「CES」の時期は予約が取れないケースもある。
-もちろん、ホテル代は通常の2倍くらいまで軽く跳ね上がる。2009年の「PMA」も同じ会場(といっても南館だけだが)で開催されたが、そのときはまったくの通常料金であり、それだけでもイベントの位置づけが大きく異なることが分かるだろう。
-いわゆるラスベガスらしい、ストリップ通り沿いのホテルとの往復には、無料のシャトルバスが用意されており、数年前にはモノレールも開通。だが、それでも来場者をまったくさばききれず、朝夕、とくに夕方は長蛇の列になり、バスもモノレールも数本待ち状態になる。
-ホテルが混み合うのと同じく、インターネット回線も大混雑する。私はメイン会場から徒歩数分のモーテル泊まりだが、昨日と一昨日は、無線LANが全く繋がらず、繋がっても、データ転送速度はわずか0.5KB程度しかでないこともしばしば。
-PMA取材は今回で21回目だが、CESの取材は2001年の9.11以降、10年間来ていなかったが、来年の「PMA」ショーもCESでの開催になるようなので、なにか通信環境対策を考えなければと思っている。
●ニコン
新世代ハイエンドモデル「Nikon D4」を展示
レンズ交換式アドバンスドカメラ「Nikon 1」をアピール。多数のレンズモックアップやコンセプトボディー展示
-1月6日に発表された、第4世代のハイエンドデジタル一眼レフ「D4」。
-今回のイベントが、事実上初の一般ユーザー向け公開になったわけだが、例年の「PMA」では、とにかく一目でもその姿を見ようという来場者やプレス関係者でごった返すのが恒例。
-だが、今回はやはり家電系の「CES」ということもあってか、初日朝一番にゆくと、ブースに来場者は少なく、「D4」を見ている人がいない。
-実機がないのかと心配になり、カウンターを覗き込むと、何台もの「D4」が用意されており、完全に独占状態。開幕初っぱなのこの体験はかなりショックだった。それと同時に、今回「CES」における「PMA」の存在が、そのレベルであることを痛感した。
-その「D4」だが、外観を見ると「D3」からさほど大きな変化を遂げたような印象はないが、実機を手にすると、やはり着実に進化していることが、ひしひしと伝わってくる。
-とくに印象的だったのは、意外にも、その軽さ。重さはわずか60gしか軽くなっていないが、それでもホールド感がさらに向上したことも相まって、体感上は結構軽く感じる。
-また、縦位置時のホールド感や操作感も大きく向上しており、とても好感が持てた。
-今回のブースでのメインは、プロ用ハイエンドの「D4」よりも、むしろ一般ユーザー向けの「Nikon1」だ。
-ブースでは、「Nikon 1」の体感スペースとして、特設ステージが設けられ、ショーアップされていた。
-ただ、米国でとくに高い人気の誇るニコンとはいえ、まだまだミラーレス機が普及していない国だけに、その反応は、正直言って、いまひとつといった感じだ。
-ブースには、コンセプト展示ながらも、あらゆる色の「Nikon 1」が展示されており、かなり目を引く存在。
-これらを見ていると、「Nikon 1 J1」はもっとカラフルでファッショナブルなボディーカラーをラインナップすると、より魅力的になるのでは?と思ってしまう。
-こちらもコンセプト展示だが、「J1」用のストラップ一体型保護ケースも展示。
-軟らかな素材でカメラを包み込み、一体型のストラップで、縦吊りする、なかなかオシャレなもの。
-強度などの面で問題がなければ、是非製品化して欲しいアイテムだ。
-コンセプト展示ながらも、今後登場する可能性のある、「Nikon 1」用の交換レンズも多数展示。
-スポーツ用、ポートレート用、ランドスケープ用、クローズアップ用など、さまざまな用途向けレンズが考えられており、これらのレンズが順次登場すれば、「Nikon
1」だけでほとんどの撮影をカバーできそうだ。
-ブースでは、手にすることができる一眼レフの一覧を液晶で表示したり、COOLPIXシリーズを含めた一覧があったりと、なかなかに凝った構成になっている。
-さらに、ニコンロゴの入った手提げ袋はブースはもちろん、会場入口などでも配布されており、なかなかの人気になっていた。
-また、ブースのカウンターでは、来場者に「Nikon 1」のピンバッチを配布。さらに、Nikonロゴ入りで結構立派なケース付きボールペンまでも、一般来場者に配布していたのにはちょっと驚いてしまった。
●ポラロイド
Android OS搭載16メガ3倍ズーム機
「SC1630 SMART CAMERA」発表。プリンター一体型機、3D搭載機なども出品
-アメリカを代表する、写真・カメラ系メーカーである「ポラロイド」は、ソニーやキヤノンブースに隣接する、メイン会場内ブースを構え、独自路線の製品を展開していた。
-今回のメインはこれ。「Android OS」を搭載した薄型デジタルカメラ「SC1630 SMART CAMERA」。
-いつかAndroid OSのカメラが登場するだろうことは予想できたが、このデザインはまさにスマートフォン。
-起動画面はまさにAndroid端末で、アイコンの雰囲気もそのまんまのAndroidだ。しかも、Androidマーケットにも対応しており、アプリの追加も自由自在。
-カメラ機能も16メガCCDを搭載しており、レンズも沈胴式の光学3倍ズームを搭載。ディスプレイは3.2型のタッチ式。内蔵メモリーは32GBでmicroSD対応。GPSも搭載。カメラは”おまけ”ではなく、”主役”だ。
-通信系は携帯電話用の3G回線などには対応せず、WiFiのみだが、ホットスポット経由での画像のアップロードはもちろん、オンラインでの画像編集も可能だ。もちろん、同社プリンターでの出力もOK。
-画質は未知数だが、触れた感じでは、さほどストレスなく、カメラとして十分な速度で動作しており、コンパクトなWiFi搭載デジタルカメラとしても魅力的。
-さらに、Android OS経由での通信やアプリ動作が楽しめるなら、一種のガジェットとしても魅力的だ。
-価格・発売時期とも未定。さらに日本国内販売も未定だが、発売が楽しみなモデルだ。
-昨年発表された、往年のインスタントカメラ風デザインを採用した、プリンター内蔵式デジタルカメラ「Z340」も展示。
-インクレスのZink方式プリンターを一体化したモデルだが、当然のことながら、サイズは結構大きく、往年のポラロイドカメラ並み。
-もちろん、普通のデジタルカメラとして使えるほか、他機種で撮影したデータをプリントすることもできる。
-カメラ機能としては、14メガCCD搭載機であり、上面に2.7型液晶を備えたもの。記録媒体はSDカードに対応。
-プリントサイズは3×4インチ。電源は充電池式で、25枚分のプリントが可能だ。
-ブースには、同社の歴代名機といっしょに展示されており、その現代版であることを強調。
-本機自体はまだ知名度はそれほど高くないようで、このCESで初めて見る人も多いようで、なかなかの人気ぶりだった。
-同社は、3種類の3Dデジタルカメラも出展していた。
-この3機種は姉妹機で、基本的な撮影ユニットは同様で、上級機では背面の裸眼対応の3D液晶を搭載。
-さらに、3D MMP(マルチメディアプレイヤー)も同時展示していた。
-昨年あたりのCESは、まさに3D一色だったこともあって、それに対応する3Dカメラ需要が見込まれたわけだが、正直なところ、今回のCESで3Dをメインにうたってメーカーはごくわずか。むしろ、4Kやスマートテレビへと軸足を移している。
-そんな状況下だけに、3Dカメラも不振で、本機もブースで手にしている人はごくわずか。3Dは面白い技術であり、今後も継続されると思われるが、やはり主流にはならないことは、この1年で市場が証明してしまった。
-そんな今回のCESだけに、この3Dカメラが妙に浮いたものに見えたのが印象的だった。
●米 コダック
WiFi機能を内蔵したタッチ操作の16メガ5倍ズーム機「Easy Share M750」発表
-アメリカを代表する写真関係メーカーである「コダック」。
-既報の通り、同社は株価低迷のため、今後の株価次第では株式上場廃止になる。いまや、会社更生法の適用も視野に入れた経営状態になってしまった。
-かつては「PMA」会場のど真ん中に、最大の広さのブースを構え、完全にイベントの主役だったが、いまや同社はメイン会場横の南館2階にブースを構え、その面目を何とか保っている状態だ。
-今回のイベントで同社は、WiFi機能をカメラに内蔵し、スマートフォンやタブレット、PCなどに、直接データを送信できる新製品「EasyShare M750」を米国向けに発表した。
-もともとコダックは、2005年のCESで、WiFi搭載コンパクトカメラの元祖である「Kodak
EasyShareOne」を発表。このモデルは、単なるWiFiによるデータ転送だけでなく、ネットに画像をアップロードしたり、ネット上のアルバムをWiFi経由で閲覧するといった、実に先進的な機能を備えた画期的なモデルだった。
-だが、インフラを含め、やや時期尚早だったためか、その後、そのコンセプトを引き継ぐような後継機が登場せず、現在の状況に至っている。
-さて、今回のモデルでhは、WiFi通信部分は、定評のある「Eye-Fi」の協力を仰いでいる。
-もちろん、「Eye-Fiカード」をカメラに装着するといったものではなく、発表リリースには細かな情報はないが、おそらくは、Eye-Fiの通信部分をユニットとしてカメラに最初から内蔵したもののようだ。
-WiFi機能の各種設定、接続先や送信先設定などは、カメラ内のメニューから操作が可能。
-GUIが良くできており、ブースで短時間さわっただけでも、WiFi系の操作が簡単にできたのには感心した。
-さらに、カメラ側がホストになれるため、WiFi環境下でなくても、PtoPでスマートフォンなどのWiFi機器と接続することで、インターネット経由でなくても、データ転送ができるという。
-カメラとしては、16メガCCDの5倍ズーム機と標準的だが、WiFi機能搭載で、価格を169.95ドルに抑えた点は高く評価できる。
-なお、今回コダックは、ほかにも4機種のコンパクト機を発表しているが、いずれもが「Eye-Fiカード」に対応しており、ラインナップ全体としてのWiFi対応を積極的にアピールしている点も印象的だった。
●東芝
無線LAN機能搭載SDHCカード「FlashAir」を公開。ブースでは転送デモを実施
-SDカードの統一規格に準拠した、世界初の無線LAN内蔵SDHCカード「FlashAir」を、SDコンソシアムブースで公開。
-同カードは、この分野の先駆である「Eye-Fiカード」や昨年発売された「Ful
Card」のような、WiFi機能を内蔵したSDカードだが、最大の違いは、SDコンソシアムの統一規格に則った製品である点だ。
-ハードウエアは東芝が設計したオリジナルカード。この「FlashAir」カードの場合、SDコンソシアムの統一規格に従ってカメラ側などを開発すれば互換性がきちんと保てるわけだ。
-さらに、統一規格なので対応機器もきちんと管理されており、対応機種には写真にある「WD」のロゴをつけることができるという。
-機能的には、通常のWiFiデータ転送機能に加え、同カードがホストになったPtoPでの通信ができる点が大きな特徴。
-対応機器であれば、通常のWiFi機能が使えるうえ、機器がホスト機能に対応していれば、そちらの機能も使えるという。
-ブースでは今年発売予定の「FlashAir」カードでのデモが行われており、同カードを一般的なデジタルカメラに装着して、タブレットからPtoPでのWiFi経由でサムネールを表示していた。 -なお、このカードに対応するには、カメラ側でファームウエアで対応することになる。もちろん、現行機種でもファームアップで対応できるケースもあるという。
-製品としては、現在、8GBタイプのモデル1種類のみ。発売時には、具体的な対応カメラなども公開されるという。
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[ファームウエアUPDATE]
●ペンタックス・リコー
・PENTAX K-5用最新ファームウエア Ver.1.12
-デジタル一眼レフ「PENTAX K-5」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.12では、GPSユニット「O-GPS1」でアストロトレーサー機能での長時間撮影時、撮影条件により、まれに、画像に薄く緑の帯が発生する点を改善。
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2012/01/12
(木) |
【PMA@CES】現地レポート(2日目)
-1月10日よりラスベガスで開幕した、世界最大級の家電ショー「CES」。
-今年から米国最大の写真機材ショー「PMA」は、「CES」の一環として「PMA@CES」として開催されている。
-今日2日目は、初日と同じくらい多くの来場者が訪れ、メイン会場の大手ブースは全く動けないほど混み合っており、通路も来場者でごった返していた。
-ただ、PMA関係のカメラメーカー系ブースは初日ほどの混雑ぶりではなく、ちょっと待てば、新製品を手にすることができる状態ではあった。
●富士フイルム
レンズ交換式プレミアムカメラ「X-Pro1」説明会を開催
「X-Pro1」の展開や新技術を紹介。2013年までのレンズロードマップも公開
-富士フイルムは、今回のCESで発表された「X-Pro1」の説明会を実施。
-まだ未発表の国を含め、各国のプレス関係者向けに、同機のコンセプトや新技術はもちろん、今後のレンズロードマップまで、詳細な情報を提供。
-もちろん、日本国内では、まだ未発表だが、今回、日本人プレス向けに日本語でのセッションを用意。
-ここでは、そのセッションでのプレゼンテーション内容を、なるべく詳しく紹介しよう。なお、ここで記載したものは、通常の発表会レポートと同じように、会場でリアルタイムにPCに打ち込んだ説明の概要だ。
※当レポートは写真多数のため、こちらの特設ページをご覧ください。
●電子映像事業部 松本氏
・レンズ交換式プレミアムカメラ「X-pro1」。
・このカメラに、富士フイルムならではの技術とこだわりを凝縮。
・今回のCESでは、(富士フイルム)ブースを大きくしたが、やはり家電ショーであり、隣がSAMSUNGブース。
・2年前に比べると、ブースも大きくなり、以前は商談メインだったが、今回は展示スペースを広げた。
・今年のフォトキナではもっと大々的に展開したい。
・今回(「X-Pro1」を発表したが)、突然、レンズ交換式を出しても、振り向いてくれない。そのため、3年前から計画。
・昔の「FinePix S5Pro」などと違って、今回はプロだけでなく、ハイエンドアマチュアも対象にした。
・やはり「ブランド力」と「技術力」が必要。3年前に(X-Pro1を)出すことを目標とし、その間に「X100」を出し、「X10」を出してきた。
・その後、26倍ズームの「X-S1」を出した。(一般ユーザーは)レンズ交換式を買えばいい写真が撮れるんじゃないかというイメージがあるが、使い勝手を考えると、一般の写真を撮るときに、そんなにいいものかと考えて、あえてロングズームタイプを出した。
・それ以前にすでに30倍ズームを出していたが、センサーサイズでは一眼にかなわない。エントリー一眼レフくらいの画質を実現するものとして、「X-S1」を企画した。
・カメラはレンズを交換するといったファンクションや姿形を楽しむ人もいるので、レンズ交換式を出した方がいいと思った。
・スマートフォンの品質が大幅に向上。低価格のカメラで撮ったものと変わらない実力になった。
・そして、安いカメラは売れなくなった。低価格のカメラは、アメリカでは4割も減った。とくに韓国メーカーは大打撃を被った。
・スマートフォンの普及に伴って、携帯では撮れないようなカメラしか、もう生き残れない。
(Xシリーズは)とてもスマートフォンでは撮れないようなカメラを作った。そういうカメラを作れるカメラメーカーしか生き残れない。
・非常に高い技術を投入した本格的なモデルに仕上げた。
・「X100」は年間10万台の目標を、9ヶ月で達成。「X10」は年間30万台の目標だが、すでに13万台の注文をうけた。
・今回の「X-Pro1」は、いままでと違い、ミラーレスとは呼ばないで、あえて「プレミアムレンズ交換式カメラ」と呼ぶ。
・いわゆるミラーレスは品質や画質面では(本格的な一眼レフに)かなわないが、「X-Pro1」は高級一眼レフと同じ画質が得られる。
・価格は15万円前後。レンズ付きでは20万円を超えるくらいになる。
●電子映像事業部 商品企画 河原氏
・「X-Pro1」の話に入る前に、今回、世界で1万台限定で発売する「X100ブラック」を発表。お客様からの、あまりに強い要望があったために企画した。
・黒の品格を感じて欲しくて、裏地が赤のケースを用意。フードやプロテクトフィルターも黒で用意した。
・箱が2段になっており、下段には事業部長の樋口からのレターが入っている。シリアルナンバーも10000分のいくつという番号を入れてある。ボディーは国別管理の関係もあり、箱に10000台のなかでのシリアルナンバーを表示している。
・黒を作るのは、かなり難しかった。残念ながら、このカメラにはサンプルがなく、店頭でも見ることができない。Webか、カタログでしか、見ることができない。
・ダイアルやカバーなど違った素材を、同じ黒で表現するのは難しかった。それを美しい光沢感のあるブラックにするのが、かなり難しかった。単に黒く塗っただけではなく、ひとつひとつ大切に作り上げた黒だということを知って欲しい。
・性能的には従来モデルと同じで、色や塗装をかなり凝ったものに。カメラ単体でのバラ売りは考えていない。
・X-Pro1が目指したのは「最高の画質」。Xのブランド作りの、第一弾の集大成にしたい。
・タイプとしては、ミラーレスだが、従来機とは大きく違ったものに。「レンズ交換式プレミアムカメラ」と呼んで欲しい。このスタイルを広めてゆきたい。
・新開発の「X-Trans CMOS」を搭載。モアレはいまのデジタルカメラでは宿命的に発生する。光学ローパスフィルターでそれを防いでいる。これを解決したい。
・銀塩フィルムはモアレが発生しない。フィルムの粒子は規則性がないので、その考え方を応用した。
・光学ローパスを使わずに、モアレを発生させない。
・従来のベイヤー配列(のカラーフィルター)は2×2配列。今回は6×6の36ピクセル単位で配列。同じ列に必ず、RかBが含まれるので、色再現性を保ちながら、モアレが発生しない。
・同じサイズのセンサーであれば、圧倒的にノイズが少なく、解像度が高い。
・社内で、APS-Cやフルサイズ機と比較したが、解像感、ノイズともに、「X-Pro1」はフルサイズも陵駕する実力に。
・レンズはまず、3本。35mmF1,4、18mmF2.0、60mmF2.4を用意。
・各レンズの一番後ろのレンズを大きく設計。バックフォーカス(後玉からセンサーまでの距離)が短く、レンズからの光をセンサーいっぱいに入るように設計。後玉が大きく、バックフォーカスが短いのが特徴。
・いずれのレンズも非常に贅沢なもの。絞り羽根は、18mmと35mmは7枚、60mmは9枚。円形絞りを採用。内面反射を少なくするため、絞り羽根はプレスではなく、モールドにした。
・今回のレンズは絞りリングを装備。1/3刻みのものに。1絞りと1/3絞りの感触を変えている。クリック間の違いでステップの違いがわかる。
・レンズロードマップとしては、現時点では、マニュアルフォーカス重視の超広角14mm、標準ズームのF4で手ぶれ補正をいれたものを2012年に予定。
・2013年には、28mmのパンケーキや「X100」と同じ23mmF2、望遠ズームや超広角ズームなども用意。
・オリジナルのXマウントを採用。短いバックフォーカスと通信システムの役割。レンズの解像度を引き出すために、マウントの厚みを2.5mmにし、7.5mmレンズを潜り込ませる。
・バックフォーカスは17.7mmだが、その数値の意味合いが違う。18mmはセンサーから後ろ玉までの距離が短い。
・マウントアダプターも検討。Mマウントのアダプターを考えている。発売後しばらくして発売予定。
・MマウントレンズがMFで楽しめる。もちろん、純正レンズがもっともマッチする。
・ハイブリッドマルチビューファインダーも、レンズ交換式にあわせて、第二世代に。レンズにあわせて、ファインダーも倍率を変えたかった。
・右側にスライド式レンズがあり、1枚レンズが加わり、倍率を変化させる。
・X100では横に液晶があったが、ボディーの薄型化のため、下に液晶パネルを配置。変倍するファインダーを採用したため、カメラがやや厚くなった。
・M9など従来のレンジファインダーは2種のフレームがでるがX-Pro1はそのようなことはない。35mm時には倍率が変わって、同じ視野で撮れるようにした。
・60mm時には、もう一度倍率を変えたかったが、大きさやレンジファインダーの魅力を伝えるために、変倍させなかった。必要に応じて、EVFも使える。
・ズームレンズを使った場合は、ブライトフレームをシームレスに対応できるようにしたい。広角か標準のどちらかの倍率で、フレームを変倍させる方向に。
・LCDは123万画素で、反射率の低いパネルを採用している。どの波長の光も低い反射率で見える。
・フィルムシミュレーションは、これまでカラーポジフィルムベースだったが、今回はカラーネガも採用。営業写真館などで使われている、ポートレート用フィルム用プロNS。もうひとつ、ポートレート用で屋外で使われるケースが多いプロNCをターゲットに画像を作った。
・多重露出機構も用意。今回の特徴は、2枚目を撮影するときに、オーバーラップして表示され、一枚目が浮かんでくる。とくに光学ファインダーで浮かんでくるのは「X-Pro1」だけの魅力。表現領域を広げるアート性の高いものに。
・「X100」から操作性を改善。「X100」で小型化のために犠牲にした、モードダイアルのロックボタンを装備。露出補正ダイアルもボディーに埋め込んで意図せずに動かないようにした。コマンドダイアルもロータリー状ではなくコマンドダイアルに。
・GUIも改善。メニューは従来、メニューをスクロールする必要があったが、今回はタブでページ分けした。
・Qボタンを装備。頻繁に変えるメニューを簡単に変える。上下キーでモード選択し、コマンドダイアルで設定。7つのカスタマイズ登録が可能に。
・アクセサリーは、外付けフラッシュを用意。GN20の小型のもの「X20」を用意。
・ハンドグリップも用意。手の大きい人にファインダー切り替えレバーが操作しやすく、60mmレンズ装着時もスタイリッシュに。望遠レンズでも似合うカメラにしたいので、別売で用意。
・プロテクトフィルターを用意。スーパーEBCフジノンのオリジナルコーティングを採用。もともとUVは必要ないので、プロテクトフィルターに。X100用の49mm径など、各機種とレンズ用を用意。
・「X100」はケース添付率が50%と高い。同じデザイナーがトータルバランスを考えてデザインした。
・レンズフードは、金属製のものを同梱。レンズフードポーチもレザーケースに付属。
<質疑応答>
Q. マウント仕様の公開は?
A.今のところ、その予定はない。
Q.ボディー側のロードマップは?
A.もちろん、一台では終わらない。継続して進化させてゆく。
Q.センサーサイズはAPS-Cのみなのか?
A.今回のXFマウントはAPS決め打ちになる。
Q.このカメラはどんな人に向けて企画したものか?
A.このカメラがプロの要求に耐えるカメラ。レンズ交換を楽しみたい人、高画質が欲しい方が対象。.「X100」は40%が女性。20-30代女性が購入層の2位に。
Q.販売目標台数は?
A.「X-Pro1」は初年度15〜20万台が目標。「X100」は10万台に到達した。いずれも全世界で地域別は公表していない。
Q.ブライトフレームは何種類あるのか?
A.フライトフレームは、焦点距離メニューでユーザーが自由に変えられる。最大6種類まで設定できる。
Q. 今回の新センサー「X Trans CMOS」の今後の展開は?
A. X-Trans CMOSは、今後、Xシリーズに展開してゆく。「EXR」は1/2インチくらいまでに適している。大きいサイズのCMOSには、「X-TransCMOS」をかなり積極的に展開してゆく。
●シグマ
ミラーレス専用交換レンズや180mmF2.8マクロを出品。ブースでの実機体感も可能に
-シグマは今回、PNA@CESに併せて発表された新レンズ3種をブースに展示。
-同社初のミラーレス機専用高性能レンズ「19mmF2.8EX DN」「30mmF2.8EX DN」は、いずれもブースのカウンター中央に展示されており、係員に声をかければ、実物を手にすることもできる。
-実物を見た印象は、ちょっと微妙。ミラーレス専用開発のレンズをどのようなテイストで仕上げてくるのか、楽しみにしていたこともあって、意外なほどプレーンな感じだった。
-適度にコンパクトで軽量だが、正直なところ、シグマならではのチェレンジ精神が少し足りない感じだ。
-これは、マウント以外はマイクロフォーサーズとAPSを共通ということもあって、APSのEマウント用としてはコンパクトだが、マイクロフォーサーズ用としては標準的なサイズといった感じ。
-また、19mmと30mmという焦点距離は、画角的に35mm判換算すると、APSのEマウントでは28.5mmと45mmと馴染みやすい。だが、フォーサーズではそれぞれ38mmと60mmになり、ちょっと中途半端な印象もある。
-ミラーレス機は、標準ズームやパンケーキレンズ付きで購入するユーザーが多いため、あらたに単焦点レンズを追加購入する人は、それらにない魅力を求めると思われる。
-だが、今回のレンズはスペック的にもおとなしく、リニアモーターによる高速で静かなAFは魅力だが、プレミアムな高級感があるわけでもないところが微妙。できれば、今後、「これぞ!シグマ」とユーザーをうならせるような、ミラーレス用レンズを期待したい。
※【追記】
最終日にシグマ社長の山木氏に、ミラーレス用レンズの開発意図について伺ったところ、「現在の最新技術で、普通のレンズを作ること、こんなに自然で素直な描写をするんだ!ということを体験して欲しいと思って作った」とのことでした。また、レンズフードについては、「19mmF2.8」は付属で、APS用を考慮した長さに設定。「30mmF2.8」は望遠系になり、フードを作ると、レンズ全長より遙かに長いものになり、携帯性を損ねるため、あえてフードなしで販売。また、今後のミラーレス用レンズでは、シグマらしい尖ったレンズにもチャレンジしたいということでした。
-大口径で手ぶれ補正機能望遠マクロレンズ「APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM」も、ブースで実際に手にすることができる。
-こちらはいわゆる純正レンズにない魅力的な機能とスペックを備えており、やや大柄ではあるが、独特な存在感があり、なかなかに魅力的。
-実際、180mmF2.8クラスで、開放でのマクロ撮影では、手ぶれ補正機能は必須であり、これまでに撮影できなかったような世界を捕らえることができる可能性を秘めた製品といった印象だ。
※【追記】
この180mmF2.8マクロについては、ずっと以前に「180mmF2.8」という結構大きなレンズがあったが、今回、180mmでF2.8のマクロで、さらに手ぶれ補正をいれて設計したところ、意外に大きくならないことがわかり、製品化。「とても贅沢なレンズで、中身はまさにガラスの塊といった感じで、見た目よりもズッシリと重いが、描写はきわめて優秀です。」というコメントをいただきました。
-シグマブースは、メイン会場の中でも、大手カメラ系メーカーが集まる建物のなかにあり、それだけでも、このイベントにかけるシグマの意気込みが伝わってくる感じだ。
-ブースはフォトキナやCP+に近い印象の明るいもので、中央には、ブースのトレードマークになりつつある「200-500mmF2.8」の巨砲があり、注目度も高い。
-また、同社は昨年で創業50周年ということで、ブースで配布しているバッグにも、そのロゴが刻まれていた。
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01/11
(水) |
【PMA@CES】現地レポート(初日編)
-本日1月10日よりラスベガスで開幕した、世界最大級の家電ショー「CES」。
-今年から米国最大の写真機材ショー「PMA」は、「CES」の一環として「PMA@CES」として開幕した。
-CESは世界最大級の家電ショーだけに、きわめて規模が大きく、「PMA」とは参加メーカー数も、来場者数もケタ違いだ。
-ソニーやパナソニック、カシオなどの家電系はもちろん、ニコンやキヤノンなど大手カメラメーカーは、以前から「CES」に出展していることもあり、ブースは本会場であるラスベガスコンベンションセンターに。
-以前から「PMA」のみに出展していたメーカーは、ラスベガスのメインストリートにあるベネチアンのコンベンションセンターにある「PMA@CES」会場に出展。
-初日で大混雑する本会場のラスベガスコンベンションセンターと違い、こちらは写真業界系メーカーだけの出展ということもあり、”いつもの”「PMA」の雰囲気が漂う。
-ただ、さすがに大きなブースもなく、華やかな新製品の展示もないため、盛り上がりに欠けるのは仕方ないところ。
-私自身、1991年以来毎年欠かさずに「PMA」取材にいっていることもあり、なんとも寂しい限りではある。
-とはいえ、この20年あまり、消えていった国内外ショーも数多く、このような形でも「PMA」ショーの歴史が続いてゆくことを、むしろ喜ぶべきなのだろう。
●米 パナソニック
LUMIX Gシリーズ用高性能レンズ「Xレンズ」のロードマップをアップデート
開放F2.8の大口径ズーム「X VARIO 12-35mmF2.8」「X VARIO 35-100mmF2.8」のモックアップを公開
-パナソニックのLUMIX Gシリーズ用「Xレンズ」の新ロードマップを公開。
-新ロードマップでは、2012年春頃に「12-35mm」、2012年夏頃に「35-100mm」をリリース。
-ブースには、両レンズのモックアップが展示されており、資料では「T・B・D」になっている部分が、レンズ名から推測可能に。
-モックアップには、「X VARIO 1:2.8 12-35 ASPH.」と「X VARIO 1:2.8 35-100 ASPH.」と明記。
-レンズ名から推測すると、開放F2.8通しの24〜70mm相当の大口径標準ズームと、70-200mm相当の大口径望遠ズームになる可能性が高い。
-いずれも、PZ表記がないため、マニュアルズームタイプで、「MEGA O.I.S」の文字もあり、光学手ぶれ補正機能を搭載したレンズになる模様。
-両レンズともに、比較的コンパクトに仕上がっており、このスペックでこのサイズはとても魅力的だ。
-コンパクトカメラのLUMIXシリーズでは、光学10倍ズーム機「SZ1」「SZ7」、光学5倍ズーム機「FH8」「FH6」、エントリー系の光学4倍ズーム機「S2」の5種の新製品を発表。
-いずれも、超解像技術を搭載しており、超解像ズームにより、さらに2倍のズーム倍率を実現。つまり、実質的に20倍、10倍、8倍相当でのズーム撮影が可能に。
●キヤノン
1.5インチCMOSセンサー搭載4倍ズーム機「PowerShot G1X」を公開
超小型10.1メガ12倍ズーム機「ELPH 520 HS」、16.1メガCMOS搭載5倍ズーム機「ELPH
110 HS」発表
-今回のイベントでの、カメラ系新製品として、きわめて高い注目を浴びていたのが「PowerShot
G1X」。
-既報の通り、このモデルは「G12」の上級機であり、18.7×14mmの大型CMOSセンサーを搭載した高級コンパクトカメラだ。ブースでは、センサーサイズについて、1.5インチという表記をしており、さらに口頭で「フォーサーズよりも大きいよ」とアピールしていた。
-ブースでの人気は高く、常に数人待ち状態。これが「PMA」単独開催だったら、朝から黒山の人だかりで数十分待ちになるところだが、CESの主役はやはりTVを始めとした家電系。そのため、10分くらい待つだけも見られるわけだ。
-現物は想像以上に「PowerShot G12」にそっくり。確かに、並べてみると、サイズが若干大きいのだが、デザインがほとんど同じため、型番を確かめないと見分けが付かないレベル。
-実はブースのテーブルには、「G12」も展示されており、そちらを間違って手にして、型番を見てガッカリしている姿を何度も見かけたほどだ。
-実機を見て最初に思ったのは、よく「G12」とほぼ同じサイズに納めたなあ〜ということ。逆に言えば、センサーサイズの割に、「G12」が巨大だったことにもなる(G12のセンサーサイズはPowerShor
S95と同じ)。
-手にした感じは、なかなか好印象で、カメラ然としていて、適度な高級感がある。
また、「G12」と違い、明確なグリップがあるため、ホールド感も意外にいい。ただ、私の手が小さいこともあり、やや手に余る感じも。
-もともと、「G12」を始めとした歴代Gシリーズは米国での人気がきわめて高く、ちょっと大きいなと感じるサイズも、むしろアメリカでは好印象なようだ。
-デザインや操作部、さらに操作性も「G12」のものを踏襲。そのため、操作していても、なんら違和感はない。
-AFは超高速とはいわないが、十分な速度を実現しており、さほどストレスを感じない。
-さすがに、センサーサイズが大きく、ワイド側のF値もF2.8と明るいこともあって、レンズはかなり大きくなっているが、沈胴式なので、携帯性はスポイルされていない。
-残念だったのは、光学ファインダー。この点はほぼ従来のままで、目安程度にしか使えない。
-米国での価格は、799.99ドルとアナウンスされている。1ドル75円換算で約60,000円前後になるわけだが、日本ではもう少し高くなる可能性もありそうだ。
-センサーは、EOS用の18メガCMOSと画素ピッチが同じなので、同等のダイナミックレンジの広さを実現でき、色再現性などもデジタル一眼に匹敵する実力になる可能性が高い。
-いまだ、ミラーレス機に参入していないキヤノンだが、この「G1X」を見ていると、「レンズ交換しないなら、ミラーレスよりも、こっちの方がコンパクトで実用的だよ」といわれているような気がしてならない。
-その意味で本機は、現時点での、キヤノンなりのミラーレス機への回答であり、アンチテーゼなのかもしれない。
-米国では「ELPH」ブランドで販売されている「IXY」シリーズ。その最新モデル2機種「ELPH
520 HS」「ELPH 110HS」が、欧米向けに発表された。
-コンパクト機は各社とも、輸出先によってボディーカラーが異なることが多く、米国向けでは見慣れないカラーリングのIXYやPowerShotが多い。
-今回のモデルをブースでは見たときに、見慣れないIXYだなぁ〜と思ったが、スペックを見てビックリ。
-「ELHP 520 HS」は、現行の「IXY210IS」並みの超コンパクトサイズで、10.1メガセンサーながらも、光学12倍ズームを実現。
-独特な光沢感のあるビビッドなボディーカラーの角張ったボディーに、3.0型の大型液晶を装備。
-レンズは28〜336mm相当の光学12倍ズームを搭載。明るさはF3.4〜5.6。
-小型化のため、撮像素子は1/3インチで10.1メガの高感度CMOSセンサーを搭載。もちろん、このセンサーは初搭載だ。処理エンジンはDIGIC5で、最高感度はISO3200。フルHD動画撮影に対応。
-ブースで背面液晶を見ると、ブースが暗いこともあって、かなりのノイズが発生している点は気になったが、もしかすると、まだチューニング中かもしれない。
-とはいえ、このボディーサイズで光学12倍は画期的だ。価格も299.99ドルとまずまずのレベル。日本国内での正式発表が待ち遠しい。
-もう一台の「ELPH 110HS」は、16.1メガの1/2.3型CMOS搭載機。レンズは24mmからの5倍ズーム(F2.7〜5.9)で、3.0型液晶を搭載したもの。ちょうど、「IXY600F」の16メガ5倍ズーム版といった雰囲気だ。価格は249.99ドル。米国ではこれでもやや高めの部類にはいるが、今年のコンパクト機の主力機の一員という感じだ。
●富士フイルム
独自の存在感を放つ独自のローパスなしの
APS-Cサイズ16メガCMOS搭載の本格派ミラーレス機「X-Pro1」を公開
-今回のイベントで最大の注目機種となった、富士フイルム初のミラーレス機「X-Pro1」。
-ブースにはハンズオン用に4台の「X-Pro1」が用意されており、自由に触れることができる。
-注目機種だけに、例年の「PMA」なら、開幕の朝一番から黒山の人だかりで、到底、触れるような状態ではないのだが、初日午前からすぐに実機に触れることができた。やはりここはカメラが主役の「PMA」ではなく、家電ショー「CES」であることを実感。
-さて、実機を直接見ての第一印象は上々。発表資料の写真で見るよりも、実物はなかなかに高級感があり、本物感がある。
-さらに「X100」よりもワンランク上のモデルであることがすぐに理解できた。
-独特な存在感のあるモデルで、「ライカ」とは異なる種類の雰囲気があるカメラという印象。
-正直なところ、「X100」に感じた、一種の”プアマウンス・ライカ”的な雰囲気や妙にクラシカルなものではなく、独特の存在感があるモデルだ。
-操作性はXシリーズに共通した独特なもので、若干慣れが必要な部分もある。
-独自のハイブリッドマルチビューファインダーは、今回、第2世代に。
-レンズ交換式のため、光学ファインダー時の倍率が、装着レンズに応じて自動的に2種類に変わる方式を採用。そのため、通常のレンジファインダー機のように、広角時には画面周辺まで見渡しにくく、望遠時は像が小さくなりすぎるといった欠点も、実用レベルで克服されている。
-もちろん、各レンズに応じて、フレーム枠が自動的に表示され、将来、ズームレンズがラインナップされても安心。
-EVF時の見え味は相変わらず、高精細で気持ちいい。
-展示機は、AF測距中に画像がフリーズして、合焦後にピントがあったものが表示されたが、これは開発中モデルのためで、製品版ではAF測距中の画像もリアルタイムで表示されるようになるという。
-AFの測距速度は実用レベルだが、開発中のためか、最新ミラーレス機に比べると、若干遅く感じられた。だが、発売までにはより高速化されることだろう。
-ボディーの仕上げや操作部にもこだわりが感じられるが、どことなく「X10」に似た雰囲気もあり、”大きなX10”的な印象もある。
-ライカ的なやや線の細い緻密な精密さに比べると、若干大味だがなかなかまとまり感がある。ただ、高級感という意味では「NEX-7」の精密感とはやや方向性が異なる感じだ。
-残念だったのは、ボディー前面のレンズの上に大きな平面があり間延びした印象だ。ライカはそこに赤バッチをつけてデザイン処理しているわけだが、本機もその部分はもう一工夫欲しい感じだ。
-実機を手にして意外だったのは、ボディーサイズ。EVF一体型のAPS-Cセンサー搭載機なので、なんとなく「NEX-7」くらいの手頃なサイズ感をイメージしていたのだが、実機は違った。
-35mmフルサイズの「ライカM9」と、幅と高さがほぼ同じで、さらに厚みを増した感じで、「NEX-7」よりも一回り以上大きなカメラだった。
-そのサイズ感は「X100」と比べると、さらに明確。「X100」も意外に大きめのカメラだが、「X-Pro1」はさらに大きめ。これなら小さくないはずの「35mmF1.4」を装着しても、レンズが大きく見えないわけだ。
-デザイン的には「X10」に似通った感じがあるが、サイズは二回りほど大きめだ。
-このサイズになった理由として、ボディ左上にはマルチビューファインダーが第2世代になり、ユニット自体が結構大型化された点があるということだが、もともと「ミラーレス=小型化」というイメージが強いので、余計、そのように感じてしまうのだろう。
-当初、本機について、比較的気軽に持ち歩ける本格スナップ用カメラをイメージしていたのだが、むしろ、35mmフルサイズセンサー搭載一眼レフに近い、より本格的な作画志向のモデルだった。
-マウントは独自開発のXFマウントを採用。フランジバックは17.7mmと短く、開口部が大きいため、レンズ設計の自由度も高そう。
-絞り設定は、レンズ側の絞りリングで行える。設定は1/3段ステップと細かめ。絞りリングを回したときの感触は、展示レンズにより印象が異なったので、まだチューニング中のようだ。
-レンズは今回、第一弾として、単焦点レンズ3本を同時発売。この3本は、スタジオでの撮影やポートレートなどに対応したものとしてラインナップしたものという。
-今後の展開については、ズームレンズを含めて、ラインナップを充実させてゆくという。
-最後に、実売価格についてだが、米国では1750ドル前後を想定。日本での実売価格は、ボディーが15万円前後、レンズはそれぞれ65,000円前後になる模様。ボディーとレンズ3本で約35万円近いシステムだ。
-富士フイルムが銀塩フィルム時代から培ってきた技術と経験で作り上げたこの「X-Pro1」。独自センサーによるローパスフィルターを廃した切れ味の鋭い画像と、専用設計のフジノンレンズが、果たしてどんな映像を見せてくれるのか、いまからとても楽しみだ。
-日本でも正式発表された「X100」の、ブラックボディーコンプリートキットもブースで公開。
-ボディーがブラックになっただけで、同じ「X100」でもかなり印象が異なり、意外なほど小さく見える。
-単純なブラックボディー追加ではなく、専用ケースやフード、フィルターまでが同梱されたキットとして展開。
-全世界で10,000台限定。もちろん、本モデル独自のシリアルナンバーも入るので、なかなかのプレミアムものになりそうだ。
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●サンディスク
秒45MBの高速記録を実現した
世界最速の128GB SDXCカード「エクストリーム SDXC UHS-I カード」、CESで発表
-128GBの大容量SDXCカードで世界最速の「エクストリーム SDXC UHS-I カード」を、CESで発表。
-最大45MB/秒の高速な書込みと読み出し速度を実現。
-新動画転送速度規格の「UHS-I」(Ultra High Speed)に対応。何時間もの高画質動画記録に対応。
-UHS Speed Class11に準拠。大容量なRAWデータ+JPEG記録に最適。
-超高速なため、PCなどへのデータ転送時間も短縮可能。作業効率アップにも貢献。
-購入者にはデータ復旧ソフト「RescuePRO Deluxe」(59.99ドル相当)が1年間使用可能に。
-ラインナップは128GBと64GBを用意。
-米国での実売価格は、128GBタイプが399.99ドル、64GBは199.99ドル前後と想定。
-日本国内でも発売予定。後日発表に。
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2012/01/10
(火) |
【PMA@CES】現地レポート(前日編)
-毎年1〜3月に米国で開催されている、米国最大の写真機材イベント「PMA」。
-昨年2011年は2回にわたり開催が延期され、今年2012年は、世界最大の家電ショーである「CES」のなかで、「PMA@CES」という形での開催となった。
-今年はCESと同じくラスベガスで、1月10日から13日まで開催される。
-カメラ系でも大手メーカーは、以前からCESに出展していることもあり、メイン会場であるラスベガスコンベンションセンター内にブースを構えているケースも多い。
-だが、PMAしか参加していないメーカーでは、オリンパスのようにメイン会場に会議室を借りているケースもあるが、大半はメイン会場から離れたホテル内の会場での展示となった。
-やはり、カメラ系が主役の「PMA」単独開催と違い、「CES」の一環として開催されるため、取材時にもかなり勝手が違い、カメラが主役のイベントではなくなったことを痛感することもしばしばあった。
-開幕前日のプレスディにメイン会場内で、ソニーがプレス向けイベントを同社ブースで開催。
-PMAごとにαやNEXなど、意欲的な製品をプレ公開してきた同社だが、今回はタイでの大洪水被害の影響が大きく、一眼・ミラーレス系の新製品はナシ。
-現在、昨年秋モデル「NEX-7」や「α65」を国ごとに順次市場導入しており、まずは仕切り直しといった感じだ。
-注目は、本日日本国内でもアナウンスがあった「PlayMemoriesシリーズ」。なかでもPS3を使って、静止画や動画を一元的に管理する、今春に有償でのダウンロード開始予定の「PlayMemories
Studio」。
-このソフトをハブにして、カメラやビデオカメラの静止画や動画、PC内の画像データまでをPS3で管理・表示できるもの。デモを見たのだが、きわめて多機能で、動きも軽快。同じ操作はPlayStation Vitaでも可能。
-データはPS3内のHDDやUSB接続されたHDDへの保存も可能。できれば、家庭用BDレコーダーをつないで、ブルーレイに保存したいところだが、まだそこまでは実現できてないという。
-WiFi対応で、これだけでネットでの生中継(?)もできてしまう新型ブロギーも展示。米国ではごく近いタイミングで250ドル前後で発売されるという。
-このほか、ハンディカムシリーズでは、望遠撮影時の手ぶれ補正効果を高めるために、レンズ光学系全体をソフトするモデルが登場。プロジェクター一体型モデルのラインナップも拡充されていた。
-ソニーのプレス向けイベント後、設営中の会場内を歩いてみた。
-富士フイルムブースでは、「X-Pro1」の展示用スペースが用意されており、説明用パネルも展示されていた。明日初日には、かなりの人だかりになることだろう。
-ニコンブースはほぼ設営完了状態で、奥まったところに「D4」の文字が見える。
-年始早々に発表になった「D4」だけに、一般へのお披露目は今回が初めてだ。
-キヤノンブースでは、一日先に欧州で発表された大型センサー搭載コンパクト機「PowerShot
G1X」のパネルを堂々と公開。
-開幕前日夜に開催されるプレイベントでは実機も公開された。
-早々に設営を終了していたシグマ。ブースの雰囲気はいつものPMAに近い感じだ。
-今回、「PMA@CES」にあわせて発表された新レンズも、明日このブースで公開される。
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●米 富士フイルム
独自のXマウントを採用。独自カラーフィルター配列でローパスレスを実現した
APSサイズ1,630万画素X-Trans CMOSセンサー搭載ミラーレス機「X-Pro1」、米国発表
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XF18mmF2.8R |
XF35mmF1.4R |
XF60mmF2.4R Macro |
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-独自のXマウントを採用した、同社初のミラーレス機「X-Pro1」を米国向け発表。
-撮像素子は、新開発のAPSサイズの16メガ"X-Trans"CMOSセンサーを搭載。
-不規則な配列の独自カラーフィルターを採用することで、ローパスフィルターなしでも擬色やモアレを抑えた、高解像度な描写を実現。カラーフィルムの粒子と同じ考え方を撮像素子に適用。最高感度ISO25,600。
-同時発表のレンズは、単焦点レンズ3種。フジノンの「XF18mmF2.8R」「XF35mmF1.4R」「60mmF2.4R
Macro」の3種。レンジファインダー時代の”フジノン3兄弟”をミラーレス機で再現。
-独自のXマウントは、フランジバック17.7mmのショートタイプだが、開口部が大きなものに。
-ファインダーは第2世代のハイブリッドマルチビューファインダーを採用。光学式は倍率が2種あり、レンズ交換に応じて、倍率とフレームが切り替わる方式を採用。
-デザインはX10に近いイメージのクラシカルだが高品位なものに。ボディーカラーはブラックのみ。
-大きさは約139.5×81.8×42.5mm。重さ約450g。
-米国向け発表。
●欧州 キヤノン
18.7×14mmの大型CMOSセンサーを搭載した
28〜112mm相当の光学4倍ズーム搭載高級コンパクトカメラ「PowerShot G1X」、欧州発表
-PowerShot Gシリーズの新世代モデルとなる、大型CMOSセンサー搭載機「PowerShot
G1X」を欧州発表。
-「G12」並みのボディーに一眼レフ並みの大型センサーと4倍ズームを搭載。小型化と高画質化を高いバランスで融合させた、キヤノンの現時点でのミラーレス機への回答ともいえる意欲的なモデルに。
-撮像素子に、18.7×14mmで縦横比4:3の1,430万画素CMOSセンサーを搭載。センサーサイズはフォーサーズよりわずかに大きめで、画素ピッチはKiss
X5など現行EOSの18メガ機と同等に。
-レンズは28〜112mm相当の4倍ズームとなる、15.1〜60.4mmF2.8〜5.8。最高感度ISO
12,800。
-手ぶれ補正は光学式を採用。約4段分補正効果を実現。
-背面ディスプレイは、バリアングルタイプの3.0型92万ドット液晶を採用。
-「G12」譲りのダイアル式操作性を踏襲。
-記録媒体はSDメモリーカード。
-大きさは116.7×80.5×64.7mm。重さは約534g。「G12」より幅と高さが4mm前後大きく、約133g重めに。
-欧州向け発表。
●シグマ
同社初のミラーレス機専用高性能レンズ
「19mmF2.8EX DN」「30mmF2.8EX DN」発表。マイクロフォーサーズ用とEマウント用をラインナップ
-同社初のミラーレス機専用設計の高性能レンズ「DNレンズシリーズ」を発表。
-同シリーズは、ミラーレス一眼専用レンズで、高性能化とコンパクト化、高い静粛性を実現。
-画質面でも、テレセントリック性に優れており、画面全面にわたり、シャープで解像感のある描写に。
-マイクロフォーサーズ用、ソニーEマウント用の両マウントをラインナップ。
-「19mmF2.8EX DN」は、フォーサーズで38mm相当、Eマウントで28.5mmレンズ相当。
-「30mmF2.8EX DN」は、フォーサーズで60mm相当、Eマウントで45mmレンズ相当。
-両レンズとにも、AF駆動源に新開発のリニアモーターを採用し、レンズを直接駆動。高精度な制御と高い静粛性を実現。動画撮影に対応。
-価格・発売日とにも未定。
●シグマ
手ぶれ補正機能を搭載した等倍撮影可能な
F2.8の大口径望遠マクロレンズ「APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM」発表
-手ぶれ補正機能を搭載した等倍撮影可能な180mmF2.8マクロレンズ。
-180mmマクロで初めて、開放F値F2.8の大口径を実現。
-180mmレンズのため、47cmの距離から等倍撮影が可能。大口径による大きなボケを活かしたポートレート撮影にも好適。
-FLDガラス3枚を使用。軸上色収差や倍率色収差を良好に補正。
-フォーカシングに、フローティングインナーフォーカス方式を採用。遠距離から等倍まで高い描写性能を実現。
-手ブレ補正OS機構を搭載。約4段分の補正効果を発揮。
-AF駆動源に超音波モーター「HSM」を搭載し、AFの高速化と静粛性を実現。フルタイムマニュアルも可能。
-絞り羽根は9枚の円形絞りを採用。開放付近で円形のボケを実現。
-大きさは最大径95mm、全長203.9mm。重さ未定。フィルター径86mm。
-価格・発売日ともに未定。
●米 ソニー
360度のスイングパノラマ機能を搭載したCCDセンサー搭載エントリー系Wシリーズ
16.1メガ5倍ズーム機「W650」、14.1メガ5倍ズーム機「W620」、4倍ズーム機「W610」、米国発表
-CCDセンサーを搭載した、Wシリーズのエントリー系モデル3機種を発表。
-全機種ともに、360度全方向のスイングパノラマ撮影機能を搭載。
-16.1メガCCD搭載で25mmからの光学手ぶれ補正式5倍ズーム3.0型液晶機「W650」。
-14.1メガCCD搭載で28mmからの5倍ズーム搭載2.7型液晶機「W620」。
-14.1メガCCD搭載で26mmからの4倍ズーム搭載2.7型液晶機「W610」。
-「W650」は実売150ドル、2月発売。「W620」は実売120ドルで2月発売。「W610」は実売110ドルで1月末米国発売。
●米 オリンパス
今春の新ラインナップとなるコンパクト機
「VR-340」「VG-160」「TG-320」「SZ-12」「SP-620UZ」、米国発表
-エントリー系の16メガ10倍ズーム機「VR-340」。149.99ドル。米国3月発売。
-エントリー系の14メガ5倍ズーム機「VG-160」。99.99ドル。米国2月発売。
-タフシリーズのエントリー機14メガ3.6倍ズーム機「TG-320」。179.99ドル。米国2月発売。
-高倍率コンパクト系の14メガCMOS搭載24倍ズーム機「SZ-12」。199.99ドル。米国3月発売。
-ウルトラズーム系の16メガ21倍ズーム機「SP-620UZ」。199.99ドル。米国1月発売。
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2012/01/09
(月・祝) |
●米 レキサーメディア
秒150MBの超高速書き込みを実現した
高速CFカード「Lexar Professional 1000x CF card.」、米国発表
-老舗メモリーカードメーカー「レキサーメディア」が、世界最高速の1000倍速CFカードを発表。
-1,000倍速(1倍150KB)を実現。最低でも、秒間 150MBの書き込み速度を保障。
-高画素機でのRAWデータ記録やフルHD動画記録も容易に。
-データ復旧ソフト「イメージレスキュー」付属。
-ラインナップは、128GB、64GB、32GB、16GBの4種を用意。
-価格は各899.99ドル、529.99ドル、299.99ドル、169.99ドル。米国2月発売。
※本日より、米国ラスベガスで開催される「PMA@CES」取材に向かいます。
現地での通信環境などにより、更新が滞ったり、遅延する可能性がありますので、
あらかじめ、ご了解ください。
(本年より、PMAは世界最大の家電ショー「CES」の一環として開催されます)
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2012/01/08
(日) |
●ケンコー・トキナー
脚部が180度開いてコンパクトに持ち運べる旅行向け三脚「トラベレック225」「同255」発表
-脚部を真上に180度開くことで、縮長を短くして持ち運べる、旅行用三脚2種を発表。
-自由雲台やセンターポールをつけたままでも、縮長は各37cmと40.5cmを実現。コインロッカーなどにも楽に収まるサイズに。
-「トラベレック225」は、パイプ径22mmの5段脚を採用。全高1,460mm。重さ約1,360g。
-「トラベレック255」は、パイプ径25mmの5段式脚部を採用。全高1,510mm。重さ約1,695g。
-両タイプともに自由雲台を標準付属。「225」は「SBH-250 DQ」、「255」は「SBH-300
DQ」に。
-「トラベレック225」は18,375円。「トラベレック255」は21,525円。1月20日発売。
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2012/01/07
(土) |
●ケンコー・トキナー
スリック、携帯時に薄型になるフラット型三脚「フラット225」「フラット255」発表
-収納時にフラットになり、高い携帯性を実現する新型三脚「フラット」シリーズを発表。
-他社のフラットタイプと異なり、脚の支持部が回転移動する独自構造を採用。
-フラット型ながらも、開脚部が可変でき、ローアングル撮影にも対応可能。
-22mm径の脚部で5段式の「フラット225」と、25mm径で5段式の「フラット255」の2種を用意。
-雲台は、DIN規格クイックシュー式自由雲台「SBH-300 DQ」が付属。三脚ケース付き。
-「フラット225」は、縮長460mm、全高1,230mm、重さ約1,310g(雲台含む)。
-「フラット255」は、縮長495mm、全高1,370mm、重さ約1,615g(雲台含む)。
-「フラット225」は18,375円。「フラット255」は21,525円。1月20日発売。
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2012/01/06
(金) |
●ニコン
FXフォーマット16.2メガCMOS搭載、秒10コマ連写を実現
F8.0対応も可能な51点AFを装備した、第4世代ハイエンドデジタル一眼レフ「D4」発表
-第4世代のハイエンドデジタル一眼レフ「Nikon D4」を発表。
-基本的には「D3」系からのキープコンセプトでの進化に。
-今回の「D4」は、「D3S」と「D3X」との融合モデルではなく、実質的な「D3s」系の後継機に。
-撮像素子はFXフォーマット(35mmフルサイズ)の新開発16.2メガCMOSセンサーを搭載。
-常用感度はISO100〜12,800。Lo1でISO50、Hi4設定でISO 204,800相当での撮影も可能。
-連写速度は、秒間10コマ(AF追従)。JPEG FINEでは条件付きで秒11コマに。
-メモリーカードに、ソニー・サンディスクと共同開発した超高速カード「XQDメモリーカード」を採用。従来からのCFカードスロットも装備。
-ファインダーは視野率100%、倍率0.7倍(FXフォーマット時)。
-背面ディスプレイは、3:2比率で約92万ドット液晶を搭載。
-位相差AFセンサーは、51点測距。うち15点はF8.0対応にとして、F4レンズの2倍テレコン併用でも測距可能に。
-測光センサーに、新開発の91,000画素のRGBセンサーを搭載。顔認識などによるAFの3Dトラッキングにも活用。
-動画撮影は1,920×1,080。30fps、25fps、24fpsに切り替え可能。MOV記録。
-背面に、4方向選択が可能なサブセレクト操作部を新設。
-縦位置撮影用の指掛かりを新設。ホールド感をさらに向上。
-本体のみで有線LAN接続可能。オプションで新開発の超小型無線LANユニットを発売。
-重さは約1,340g(バッテリー・カードなど含む)。「D3S」より約60gも軽量化。
-大きさは約160×156.5×90.5mm。
-オープンプライス。実売価格648,000円前後。2月16日発売。
●ニコン
新開発光学系を採用。超音波モーターAF駆動の
FXフォーマット対応大口径中望遠レンズ「AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G」発表
-FXフォーマットに対応する、手頃なサイズと価格帯の大口径中望遠レンズ「AF-S
NIKKOR 85mm f/1.8G」を発表。
-新設計のレンズ光学系を採用。9群9枚構成。単焦点レンズならではのボケ味を生かした撮影が可能に。
-レンズ側にAF駆動用の超音波モーターを内蔵。ボディー内モーターAFではない「D3100」や「D5100」でもAF撮影が可能に。
-マニュアル優先AFの「M/A」と、マニュアルフォーカス用の「M」モードを、レンズ側で切り替え可能。
-開放F値1.8の大口径レンズながらも、約350gと軽量。レンズ全長も短く、ボディーに装着しての持ち歩きも容易。
-最短撮影距離は0.8m。絞り羽根は7枚。フィルター径67mm。レンズフード付属。
-大きさは最大径80mm、全長73mm。重さ約350g。
-65,100円。3月22日発売。
●ニコン
レンズ交換式アドバンストカメラ「Nikon 1 V1 ダブルズームキット」発表
-EVF一体型の「Nikon1」シリーズ上級機「V1」に新ラインナップを追加。
-従来からのパンケーキレンズ「10mmF2.8」付きキットに加え、あらたに「VR10-30mm」と「VR30-110mm」の2本を同梱したダブルズームキットを追加。
-オープンプライス。1月19日発売。
●ニコン
レンズ交換式アドバンスカメラ
「Nikon 1 J1 ダブルズームキット」、レッドとシルバーの発売日決定
-レンズ交換式アドバンスカメラ「Nikon1 J1」のダブルズームキットにラインナップを追加。
-「Nikon1 J1」ボディーと「VR10-30mm」と「VR30-110mm」のダブルズームキットの、レッドとシルバーの発売日を決定。
-オープンプライス。1月19日発売。
●ソニー & サンディスク & ニコン
実効書き込み速度125MB/秒の超高速記録を実現した
新規格の超高速メモリーカード「XQDメモリーカード」発表。「ニコン・D4」に世界初搭載
-本日発表の「ニコン・D4」に初搭載された、超高速記録対応の新規格メモリーカード「XQD」。
-ソニー、サンディスク、ニコンの3社が共同開発。
-「XQDメモリーカード」は、実効記録速度、実効読み出し速度ともに、秒間 125MB
(1Gbps)の超高速性能を実現。
-同カード対応デジタル一眼レフでは、RAWデータでも、約100コマもの連続撮影が可能に。
-容量は当初、32GBと16GBの2種類を用意。
-第一弾として、ソニーがXQDメモリーカード「QD-H16」(16GB)と「QD-H32」(32GB)を発売。今後、さらなる大容量タイプも用意。
-同規格対応のUSB3.0対応カードリーダー「MRW-E80」と、エクスプレスカードアダプター「QDA-EX1」を発売。
-オープンプライス。2月15日発売。
●米 コダック
コダック、株価低迷でニューヨーク証券取引所が株式上場継続条件について警告
-米国最大級の大手写真関連メーカー「コダック」に、ニューヨーク株式取引所が警告。
-同社の株価がこの一ヶ月間、1ドル以下であり、上場の最低基準株価を下回る状態に。
-今後6ヶ月で、株価が安定して1ドル以上に回復しない場合、上場廃止の可能性も。
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2012/01/05
(木) |
●米 富士フイルム
FinePixシリーズの新ラインナップ27機種、
「F770EXR」「F750EXR」「F660EXR」「HS30EXR」「HS25EXR」「S4500」「S4400」「S4300」「S4200」「SL300」「SL280」「SL260」「SL240」「XP150」「XP100」「XP50」「Z1000EXR」「Z110」「T350」「T400」「JX700」「JX580」「JX550」「JX520」「JX500」「JZ250」「JZ100」、米国市場向けに一挙発表
-1月10日からラスベガスで開催されるCES。その一環として開催される「PMA」向けに、コンパクトカメラ「FinePix」シリーズの新製品を一挙発表。
-上位モデルには、裏面照射型の16メガEXR CMOSセンサーを搭載。
-上位機種のズーム倍率はさらに高まり、通常デザインで光学20倍ズーム機も登場。
-スマートフォンやタブレットへのワイヤレス画像転送対応機もラインナップ。
-高倍率ズームと高速性を実現した「F770EXR」「F750EXR」。
-旅行用に適した高倍率ズーム搭載コンパクト機「F660EXR」。
-より高速で幅広いズーム域を備えた「HS30EXR」「HS25EXR」。
-高倍率ズーム搭載のスタンダードシリーズ「S4500」「S4400」「S4300」「S4200」。
-次世代のブリッジカメラシリーズ「SL300」「SL280」「SL260」「SL240」。
-高い防塵防滴性能を備えた「XP150」「XP100」「XP50」。
-スマートフォンやタブレットPCへのワイヤレス転送機能を備えた「Z1000EXR」。
-自分撮り用の小型ミラーを搭載した薄型5倍ズーム機「Z110」。
-多機能なスタンダードタイプモデル「T350」「T400」。
-シンプルでスタイリッシュなスタンダードタイプ「JX700」「JX580」「JX550」「JX520」「JX500」。
-手ぶれ補正機能を搭載したスリムモデル「JZ250」「JZ100」。
-米国向け発表。CES2012で展示予定。
●米 シグマ
米シグマ、PMA@CES初日に2012年の最新テクノロジーを公開
-シグマが同社の米国法人ホームページに、新技術公開の事前告知を掲載。
-同社トップページでは「THE HOTTEST SIGMA TECHNOLOGY FOR 2012 REVEALED」と告知。
-具体的な内容は不明だが、同社の2012年からの展開に貢献する新技術の可能性も。
-公開日の1月10日は、ラスベガスで開催されるCESの初日。今年からPMAはCESの一環として「PMA@CES」として開催。
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2012/01/04
(水) |
●DigitalCamera.jp
デジタルカメラ売れ筋ランキング、2011年11月分公開 -マップカメラ様のご協力による、2011年11月のデジタルカメラ売れ筋ランキング。
-新品カメラのトップは、「富士フイルム・X10」が初ランクインで1位を獲得。2位は「EOS
5D MarkII」。3位には「GR DIGITAL IV」が初登場でランクイン。
-6位には「EOS 60D」、9位にには「D5100」、10位には「SD15」など一眼レフ勢がランクイン。
-中古カメラのトップは、6ヶ月連続で「EOS 7D」が獲得。2位は4位からランクアップした「GR
DIGITAL III」。3位は「EOS 5D MarkII」が獲得。
-4位は「NEX-5」、7位は「PEN E-P3」、10位に「PEN E-PL2」がランクインし、ミラーレス勢も健闘。8位には「X100」が初ランクイン。
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2012/01/03
(火) |
●ペンタックス・リコー
ペンタックスオンラインショップ、新春初売り「福袋」販売実施中
-ペンタックス・リコーのオンラインショップで、新春「福袋」を販売中。
-100万円の「中判デジタルカメラ福袋」をはじめ、555,555円のデジタル一眼レフ+レンズセット、12万円と10万円の交換レンズ福袋、10万円のユニット交換式デジタルカメラ福袋なども用意。
-各セットとも、商品内容は各ページを明記。
-数量限定販売。予定数に達した時点で販売終了に。
-販売期間は1月5日午前10時まで。発送は1月10日以降に。
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2012/01/02
(月) |
●シュッピン
マップカメラ、本日1月2日より初売りを実施。購入者にもれなく福銭をプレゼント
-マップカメラが本日11時より新春初売りセールを開始。
-1月3日までの購入者全員に、鎌倉・銭洗弁財天で清めた福銭をプレゼント。
-さらに、その裏面に「当たり」マークがあれば、デジタルカメラをプレゼント。
-12回払いまで金利0%の超低金利クレジットも1月19日まで実施中。
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2012/01/01
(日・祝) |
あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。
2012年元旦 |
●ニコン
ニコンダイレクト、同社モデルが最大74%引きとなる「福袋」を数量限定発売
-ニコンの直販サイト「ニコンダイレクト」が、恒例の福袋を数量限定販売。
-一眼レフ系は7万円コース、10万円コース、100万円コースのバラエティーセットを用意。
-7万円コースは「12.3メガ」「ISO200〜3,200」「DXフォーマット」の標準ズーム付き一眼レフと、「16メガ」「光学10倍ズーム」「夜撮りキレイ」のコンパクト機に、デジタルフォトアルバムのセット。通常販売価格より約30%お買い得に。70セット限定。
-10万円コースは「12.3メガ」「ISO200〜3,200」「DXフォーマット」でボディー内モーター駆動対応の一眼レフ+広角〜中望遠をカバーするズームレンズと、「14.1メガ」「光学5倍ズーム」「プロジェクター搭載」のコンパクト機に、デジタルフォトアルバムのセット。通常販売価格より約35%お買い得。100セット限定。
-100万円コースは「24.5メガ」「ISO100〜1,600」「FXフォーマット」のハイエンド一眼レフボディーと広角から望遠までを3本でカバーするズームレンズ。さらに、「10.1メガ」「7.1倍ズーム」「3型チルト式液晶」のコンパクト機やデジタルフォトフレーム、スピードライトの超豪華セット。約42%お買い得。3セット限定。
-コンパクトカメラ系の福袋は、6,000円コース、12,000円コース、15,000円コース、30,000円コースの4種。一眼系は、50,000円を用意。
-販売は1月1日0:00より開始。1月5日23:59まで実施。1人1セットまで購入可能(6,000円コースのみ1人2セットまで)。
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