2010/09/30
(木) |
[DigitalCamera.jp特報]
世界最大のカメラ・映像見本市「フォトキナ2010」レポート (まとめ編)
-9月26日に無事閉幕した「フォトキナ2010」。
-今回のフォトキナは、新製品も多く、なかなか見応えのあるイベントだった。
-前回の2008年に比べると、会場が狭くなり、来場者数もやや減少したように感じられた。
-6日間の会期中、ケルンからレポートをお送りしたが、取材と編集時間などの関係で、現地からレポートできなかったものが多数残っている。
-今回はそのなかから、主だったものについてレポートし、「フォトキナ2010」のまとめとしたい。
●フォクトレンダー
蛇腹式の距離計連動式中判フィルムカメラ「Bessa III」を展示
-名門フォクトレンダーブースでは、蛇腹式で折りたたみ可能な中判銀塩カメラ「Bessa
III」を出品。
-このモデル、日本ではEBCフジノンレンズが装着された「GF670 Professional」として販売されているもの。
-彼の地では、「Bessa III」の名で、レンズ名も「HELIAR 80mmF3.5」となって発売されている。
-フォトキナももはや完全にデジタル時代になり、比較的新しい銀塩カメラを見かける機会が少なくなったが、中大判カメラ系はまだまだ健在で、リンホフなどもきちんとブースを構えている。
-ちなみに「Bessa III」の価格は1,999ユーロ(約23万円前後)と、ほぼ日本と同じだった。
●ハッセルブラッド
中判デジタルカメラ「H4D」のフェラーリディションを発表
-同社は今回、「Hasselblad H4D Ferrari Limited Edition」を発表。499台限定で発売される。
-同機は「H4D」をベースに、外装カラーをフェラーリ・レッドにし、フェラーリのロゴが入ったもの。
-ブースではブラックのフェラーリがあり、H4Dを使ったクルマの撮影デモを実施していた。
-ただ、せっかく、ハッセルボディーがフェラーリ・レッドなのに、ブースにあるのがブラックというのは、やや残念な気もしたが、もしレッドだと目立ちすぎて、ブース全体のバランスが崩れるのを懸念したのだろう。
-ハッセルブラッドは今回、80mmレンズ付きで低価格なデジタルカメラ「H4D-31」を発表。
-同機は35mmハイエンドデジタル一眼レフユーザーからステップアップ向けの機種として企画されたもの。
-同モデルはCFマウント採用機だが、従来からのVシリーズレンズが装着できるアダプターを同梱することで、往年の500Cシリーズなどのレンズを持っている銀塩ユーザーを取り込もうというわけだ。
-ステップアップ用のため、80mmレンズ付きで価格も9995ユーロ(約110万円前後)と、ハッセルの中ではかなりリーズナブルな設定。国内価格がどれくらいに設定されるのか、興味津々だ。
-また同社は、従来のVシステムボディー向けの50megaセンサー搭載デジタルバック「CFV-50」も発表。こちらは従来のツァイスレンズの歪曲や色収差をプロファイルで補正できるという。価格は11,990ユーロ(約135万円)とやや高価だが、往年の名機を死蔵しているユーザーにとってはかなりの朗報だ。
●ローライ
90周年記念として往年の銀塩名機を一堂に展示。新デジタル・コンパクトカメラもラインナップ
-ドイツの名門「ローライ」は今回、90周年記念で歴代の銀塩名機をブースで展示。
-二眼レフの「ローライフレックス」やコンパクト機の元祖「ローライ35」などが年代別にずらりと並んでいた。
-銀塩育ちで、これらのカメラに憧れて育った世代から見ると、現在のローライのデジタルカメラと比較すると、ちょっと哀しい感じがする。
-一方、現在のローライはOEM供給中心のコンパクトカメラのラインナップを展開。
-カラフルな防水モデルや「Rollei Kids 100」呼ばれるキッズ向けのラインも用意されており、640×480ピクセルのVGAモデルまで存在する。
●HOYA
ブースでフィルターを使った実証実験を実施。高品質をアピール
-HOYAブースでは、HOYAやケンコー製品についてアピール。
-なかでもユニークだったのが、ブースの裏側で行われていた、フィルターに関する検証デモだ。
-デモは3種あり、写真のものは、フィルターの強度についての実証実験。HOYAフィルター(海外向け)と他社フィルターの比較で、同じ条件で金属の玉をフィルターに落として、どれくらいの強度があるか実証。
-実験では、B&WフィルターとHOYAフィルターの比較をしており、前者は比較的小さな金属球で割れてしまった(写真左下)が、HOYAフィルターではより大きな金属球を何度当てても、キズはついたが割れなかった(写真中央下)。
-通常、ユーザーがこんな比較をすることはないが、メーカーや銘柄でこんなに差があることを実感できた。
-ちなみに、実験のHOYAフィルターはケンコーフィルターとは別系列で、トキナーの販路で販売されているものという。
-この実験は、フィルターを通して、コリメーターで解像度チャートを拡大表示するもの。
-実験では、各社のPLフィルターを通して、解像度がどれくらい変わるのか、体験できる(写真左)。
-ケンコーのPLフィルターでは、ほとんど解像度が低下せず、シャープな像を結んでいる(写真中央)。
-写真左は、国内でも販売されている、ケンコー系ではない、某社のPLフィルターをかざしたところ。解像度が低下するというより、チャートがボケてしまい、解像度が低下しているのが、一目瞭然。
-正直なところ、フィルターの銘柄による解像度の違いがこれほど大きいとは思わなかった。というよりも、正直なところ、ゾッとしてしまった。
-こちらは分光計を使った分光透過率の実証実験。
-同じUVカットフィルターだが、ケンコー製のUVフィルター(写真左)は、きちんと370nm付近で紫外線がカットされており、通常の可視光での透過率もフラットで100%近い。
-一方、他社のUVフィルターでは、カット周波数がより短波長寄りで、UVフィルターとしての効果は期待できない。また、透過率も90%近くまで低下しているなど問題も多い。
-海外市場では、日本メーカーに似せた銘柄や、日本を連想させる銘柄の、品質に問題にあるフィルターも数多く出回っており、問題になっているという。
●GIROPTIC
簡単に360度パノラマ静止画が撮影できる「GIROCAM」を出展
-今回のフォトキナでは、パノラマ関連の機器が比較的目についた。
-なかでもユニークだったのが、この「GIROPIC」。これは全周魚眼レンズを3方向に配置した専用ユニットを使って、簡単に30万画素相当の全周パノラマ撮影ができるもの。
-水平方向で360度、上下150度のパノラマを簡単に撮影できるもので、HDRによる撮影が可能。
-出力は12bitのRAWデータになっており、SDカードに記録される。
-PC上でKolo社の「Autopano」を使って画像を合成し、パノラマ画像やQTVRの作成ができるという。
-写真用途のほか、建築物を撮影してCADソフトにインポートしたり、測定用としても利用できるという。
-出力サイズは30万画素ということなので、プリント用ではなく、Webなどでの用途がメインだが、この魚眼3方向という発想は結構実用的だ。
-もともと業務用途だけに、価格は1,500ユーロ(約17万円)と結構高価だ。
●ADF
140台のEOSを使ったマトリックスリングでの360度撮影デモを展開
-ドイツのADFはフォトキナ会場で、140台のEOSをリング上に配置して、同時撮影ができるマトリックスリングによる360度全方向から一斉撮影デモを展開。
-140台のEOS Kissが円周状にずらりと並んだ姿は結構壮観。各カメラには同時撮影用のケーブルが装着されており、一回のレリーズで一斉撮影ができるという。
-この手法は映画「マトリックス」で活用されたもので、360度の各方向から撮影された静止画を使って、被写体を疑似3D化して、コンピュータ上で特殊効果を演出するもの。
-会場では実際に撮影デモも行われており、このイベントはギネス申請中のようだ。
-このほか、隣接したブースでは、パノラマ系の展示が行われており、機器や作品が数多く展示されていた。
●マンフロット
カメラ底部に装着できる超小型テーブルポッド2種を出品
-用品系ブースの中でも、ひときわ大きなマンフロットブース。いまや、「Gitzo」「KATA」「National
Geographic」「Avenger」「Litepanels」「Visible Dust」などの著名メーカーを傘下におさめた同社だけに、その充実度はかなりなもの。
-今回も数多くの新製品を出品していたが、関心を持ったのが、このポケットサポーターシリーズだ。
-日本国内でも同社の折りたたみ式サポーター「Modopocket」が販売されているが、これらはその後継機にあたるもの。
-一眼系にも対応できる「POCKET SUPPORT LARGE」と、コンパクトカメラ用の「POCKET SUPPORT SMALL」があり、いずれも軽量で携帯性も上々。
-折りたたみ式の脚部(?)の角度を変えることでかなり自由なアングルになり、簡易テーブル三脚として十分な実力だ。とくに「LARGE」は丈夫で実用性も高そうだ。
-このほか、マンフロットの新シリーズとして、軽量コンパクトでカラフルなコンパクトゾーンの新シリーズもラインナップされていた。
●BENRO
カーボンフラット三脚や新ジンバル雲台、ムービー用アクセサリーを出品
-いまや世界シェア30%という大手メーカーに成長した、今年15周年になる中国の三脚メーカー「BENRO」。
-日本で今夏から出荷が開始された、折りたたむと平らになる「カーボンフラット」シリーズや分解して持ち運びが可能なジンバル雲台「GH3」をはじめとした、オリジナリティーのある製品を出展。
-今回のフォトキナでは、新型のパノラマ雲台や自由雲台、カメラサポーターなどの新製品を数多く出展。
-今回、同社はあらたに、一眼ムービー用アクセサリーにも進出。
-「EOS 5D MarkII」をベースにした、本格的なムービー用アクセサリーシステム「DV20C」を出品。
-オリジナルのカメラバッグも種類を増やすなど、製品ラインナップをさらに充実させていたのが印象的だった。
●富士フイルム
「FinePix REAL 3D System」をアピール。テレビやプリントでの3D体験デモを実施
-富士フイルムは今回、同社が力を入れている「FinePix REAL 3D Sysytm」を前面にアピール。
ブース入り口には大型の3D対応HDTVによる9面マルチディスプレイが用意され、FinePix
3D W3」で撮影した3D動画や静止画を表示。来場者に3Dメガネを渡しての体験デモを展開していた。
-さらに、実際に撮影やプリント体験ができるエリアも設けられており、「W5」の実機を多数展示。地元の3D愛好家もブースを訪れ、自分のカメラとの違いをチェックしていた。
-また、来場者を3Dで撮影するコーナーもあり、その場で同社の業務用3Dプリンター「DPR-1」を使ってプリントし、配布していた。
-欧州での3Dの人気はいまひとつ。3Dテレビの普及率も日本より遙かに低く、まだハイビジョンへの移行の途中という。
-だが、3Dカメラの注目度はなかなか高く、とくに背面液晶で裸眼で立体視できる点が評価されているようだった。
●タムロン
60周年記念レンズ「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD」をアピール。ステージも大人気に
-今年、60周年を迎えるタムロン。同社は今回のフォトキナ向けの新製品はなかったが、60周年記念として発売した高画質・高性能レンズ「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD」を中心としたレンズ群をアピール。
-また、ブースではミュージカル仕立てのショーや、プロカメラマンによる撮影イベントなども展開されており、人気を博していた。
●シグマ
「SD1」など新製品にくわえ、レース用ポルシェの展示や舞踏会も実施
-APS一眼レフ「SD1」や新レンズの発表で賑わうシグマブース。
-ブースには、ケース越しに「SD1」と「150mmF2.8macro OS」が展示されていたが、ビジネススペースには、商談やプレス向けに実機が用意され、手に触れることができた。
-新製品はいずれも、モックアップではなく、ほぼ製品版といっていい状態。
-「SD1」は、APS機になったこともあって、ファインダー倍率がかなり大きくなり、視認性が大きく向上。質感も上がっており、同社のフラッグシップ機らしい佇まいが感じられた。
-ブースでは、同社レンズがマウント毎にカウンターに用意されており、自分のボディーに装着することもできる。
-さらに、ブースには同社がスポンサーとしているポルシェのツーリングカー用車両が展示され、一日何回か、ブース内で舞踏会が行われるなど、なかなかオシャレな演出をしていた。
●キャンソン
●阿波和紙
アワガミファクトリーブランドのインクジェットプリンター用和紙を多数展示
●ベルボン
●ゼニット
3つのレンズを搭載したデジタル・パノラマカメラ「HORIZON D-L3」を出品
●ニッシン
主力のクリップオンストロボ2種とリングライトの新製品を発表
●カモ井加工紙
フォトキナ初参加の18%グレーのマスキングテープなどを出品
-日本国内で先行展開している、特徴のあるマスキングテープメーカー「カモ井加工紙」。
-今回、同社はフォトキナに初出店しており、欧州の写真市場へのテストマーケティング的な感じだ。
-注目は、18%グレーのマスキングテープ。完全なグレーチャートして使えるわけではないが、露出や色の目安として使うことができるレベルだ。
●CIPA
海外プレス向けに日本のフォトイベント「CP+2011」説明会を開催
-CIPA(一般社団法人カメラ映像機器工業会)は、海外プレス向けに「CP+」の説明会をフォトキナで開催。
-説明会では、日本で開催される「CP+」のコンセプトや概要、日本カメラショーから始まる日本でのフォトイベントの歴史などを英語で紹介。
-開催初日に実施されるワールドプレミアムなど、2011年の取り組みをアピール。
-海外のプレス関係者に「CP+2011」への来場取材を促すため、開催地である横浜の歴史や日本文化について紹介。
-近隣の観光地として、銀座や秋葉原、鎌倉、箱根、東京ディズニーリゾートなども紹介。
-「CP+2011」では、海外プレスの取材を円滑に進めるため、通訳などを含めたコンセルジュデスクを設置。
-さらに、海外プレス向けとして、スペシャルプレスツアーをCIPAが実施。鎌倉、箱根、横浜の3つのツアーコースから選べるという。
-ちなみに、フォトキナやPMAでは、海外プレス向けにそのような主催者イベントは実施されていない。
※現在編集中のため、後ほど記事を追記します。
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●エグゼモード
実売17.800円のフルHD対応光学5倍ズーム搭載カムコーダー「YASHICA ADV-565HD」発表
-実売17,800円と低価格を実現した、フルHD対応の光学5倍ズーム搭載ビデオカメラ。
-同社のサーバーソフト「ServersMan Mini」を付属。撮影した動画や静止画をかんたんにWeb公開可能に。
-1,920×1,080/30fpsのフルHD撮影が可能。記録はAVIフォーマットを採用。
-レンズは38〜187mm相当の6.26〜30.75mmF3.2〜6.8の光学5倍ズームを搭載。
-ディスプレイは3.0型TFT液晶を採用。
-記録媒体はSDカード。SDHCカード対応(16GBまで)。
-大きさは約57×70×129mm。重さ約284g。
-オープンプライス。同社Webショップ価格17,800円。9月30日発売。
[ソフトウエアUPDATE] ●市川ソフトラボラトリー
・SILKYPIX Developer Studio Pro Early Preview 版( Windows/Macintosh ) Ver.4.1.39.0
-高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX
Developer Studio」の最新Early Preview版。
-あらたに「キヤノン・EOS 60D」のRAWデータに対応。
●シグマ
・SIGMA Photo Pro 4.2.0.0 (3599) Windows版
・SIGMA Photo Pro 4.2 (1046) Macintosh版
-純正RAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」の最新版を公開。
-「DP1x」のRAWデータに対応。
-レビューウィンドウ使用時の画像調整方法が選択可能に。
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2010/09/29
(水) |
●HOYA
エントリー系デジタル一眼レフ「K-r」、発売日決定。通常モデルは10月7日、オーダーカラーは10月10日に
-同社のエントリー一眼レフ「K-x」の後継機となる1,240万画素CMOS搭載一眼レフ「K-r」、発売日決定。
-当初、「10月中旬」としていた発売時期を、レギュラーモデル「10月7日」、オーダーカラー「10月10日」に決定。
-撮像素子はAPS-Cサイズの1,240万画素CMOSを搭載。センサーシフト式ブレ補正機能採用。
-測距センサーを一新。よりAF精度を向上させた、11点測距(中央部9点はクロス)の「SAFOX
IX」を搭載。 -HDR機能を充実。カメラ内での自動位置合わせによる合成が可能に。手持ちでのHDRに対応。 -背面ディスプレイに3.0型92.1万画素タイプを採用。
-大きさは125×97×68mm。重さ約544g。
-ボディーカラーは、基本色として、ブラック、ホワイト、ピンクの3種を用意。 -注文による120種のカラーバリエーションを用意。ボディー12色、グリップ10色の組み合わせが可能。
-オープンプライス。実売価格はボディー75,000円前後、レンズキット8万円前後、ダブルズームキット10万円前後。
-レギュラーモデルは10月7日、オーダーカラーは10月10日発売。
●グリーンハウス
録画開始3秒前から記録できる、実売19,800円の
フルHD対応光学5倍ズーム1/2.3型1,006万画素CMOS機「"GAUDI"GHV-DV30FHDK」発表
-実売2万円を切る低価格を実現した、フルHD動画記録対応の光学5倍ズーム付きビデオカメラ。
-動画記録は1,920×1,080のフルHDに対応。
-電子手ブレ軽減機能搭載(フルHDとWVGA除く)。
-動きを検出して動画録画を開始するモーション検出機能搭載。
-録画開始から3秒間遡って記録できる「プリREC」機能を搭載。
-撮像素子は1/2.3型1,006万画素CMOSを搭載。
-レンズは光学5倍ズームレンズを採用。
-ディスプレイは3.0型のタッチパネル液晶を搭載。
-記録媒体はSDカード。SDHCカード対応。記録形式はH.264(AVI)。
-miniHDMI端子を装備。HDTVに直接フルHD出力可能。
-大きさは45×110×65mm。重さ約225g。
-オープンプライス。同社Webショップ価格19,80円。発売中。
●ケンコー
従来より1段分明るい高透過率で狭枠の円偏光フィルター「Zeta EX サーキュラーPL」、発売日決定
-通常のPLフィルターよりも透過率が高くて明るい、円偏光フィルター「Zeta EX サーキュラーPL」。
-露出倍数が約1.7〜2.2段と、通常タイプよりも1EV分明るいため、手持ち撮影や動体撮影がより容易に。
-一眼レフファインダーでは、ファインダー像も従来より明るく、フレーミングやPL効果の確認も容易に。
-フィルター表面に新開発の「ZRコート」を採用。反射率0.3%以下と現行の「ワイドバンドC-PLフィルター」の半分の反射率を実現。
-現行の「ワイドバンドC-PLフィルター」よりさらに薄い、6mmの狭枠を採用。
-ワイドレンズでのケラレ軽減はもちろん、フィルターの軽量化によりレンズやAF動作への負担軽減にも貢献。
-サイズは49〜82mmまでの各主要サイズをラインナップ。
-49mmは13,500円、52mmは14,000円、55mmは15,500円、58mmは17,000円、63mmは20,000円、67mmは22,500円、72mmは25,500円、77mmは27,000円、82mmは31,500円。
-10月1日発売。
●ケンコー
Tマウント採用レンズや望遠鏡に
ソニーα NEXを接続できるマウントアダプター「ケンコー Tマウント ソニーNEX用発表
-「Tマウント」レンズに、「ソニー・NEX」ボディーを装着できるマウントアダプター。
-同社の望遠レンズや望遠鏡をはじめとした、ねじ込み式の「Tマウント」採用機にNEXを装着可能。
-電気接点などを備えていないため、ボディーとの連動機能はナシ。
-大きさは、最大径60mm、全長42mm。重さ約94g。
-4,500円。10月1日発売。
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2010/09/28
(火) |
●日本hp
E-Mail送付でプリントができるA4複合機3種、薄さ10cmの新世代リビングプリンター「HP
ENVY 100」、
5色インクと4.3型液晶搭載の「Photosmart Premium C310c」、3.45型タッチ液晶機「Photosmart
Plus B210a」発表
-プリンターへのE-Mail送付でプリントができる「メールdeプリント」対応のA4複合機3種を発表。
-全機種で、インターネット経由でプリンターのメールアドレス宛にファイルをE-Mail送付するだけでプリントできる「メールdeプリント(ePrint)」に対応。
-メール本文のテキストやHTML、添付したPDFやMS Office Word/Exel/PowerPointのプリントが可能。
-今回あらたに、画像データのプリントにも正式対応。対応フォーマットはJPEG、BMP、PNG、GIF。既発売の「B110a」にも適用。
-アップルが11月より配布予定の「iOS4.2」では、iPhoneやiPad、iPod touchから直接プリント可能。
-タッチパネル操作も進化。ワンクリックで「Snapfish」への直接接続が可能。することが可能です。「C310c」と「ENVY100」では、指の移動で写真の移動やスクロールも可能に。
-デザインと機能性を追求した新シリーズ”HP ENVY”の第一弾として、薄さ10cmの「HP ENVY 100」を発表。
-ガラス製スキャナーカバーを採用。3.45インチタッチ液晶を搭載。フロントパネルの自動開閉機能や後部に突起のない自動両面印刷機能を内蔵。ACアダプターも内蔵。スタイリッシュで省スペースな新世代プリンターに。大きさは427×336×102mm。
-上級機の「Photosmart Premium C310c」は、5色独立インクとタッチ式4.3型液晶、自動両面印刷機能を搭載。
-標準モデルとして、実売2万円切る価格帯で3.45インチタッチ液晶を4色インク搭載機「Photosmart
Plus B210a」をラインナップ。
-オープンプライス。HP Directplus価格と発売時期は、「ENVY100」が29,820円・11月中旬発売。「C301c」は27.930円・10月下旬発売。「B201a」は19,950円・9月30日発売。
●コシナ
Kマウントレンズをソニーα Eマウントボディーに装着できる
マウント変換アダプター「K-E mount Adapter」、発売日決定。10月10日発売へ
-ソニーのミラーレス一眼に他社レンズを装着できる、α Eマウント変換アダプター。
-既発売のニコンFマウントレンズ用の「F-E mount
Adapter」(写真左)に加え、ペンタックスKマウントレンズ用の「K-E mount
Adapter」(写真右)の発売日を決定。
-電気接点を装備しておらず、ピントもマニュアルフォーカスのみ。
-20,790円。10月10日発売。
[ファームウエアUPDATE]
●オリンパス
・「ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD」用ファームウェア Ver.1.2
・「ZUIKO DIGITAL ED 14-35mm F2.0 SWD」用ファームウエア Ver.1.1
・「ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD」用ファームウエア Ver.1.1
-レギュラー・フォーサーズマウント用レンズ3種のレンズファームウエアをアップデート。
-E-5の連写の高速化に対応。他のフォーサーズ機でも効果あり。
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2010/09/27
(月) |
[DigitalCamera.jp特報]
世界最大のカメラ・映像見本市「フォトキナ2010」現地レポート / 6日目・最終日
-9月21日開幕した「フォトキナ2010」もいよいよ6日目の最終日となった。
-6日間もの会期は日本や米国のカメラショーに比べると長いが、フォトキナは会場規模も出展者数も格段に大きく、じっくりと見るならこれくらいの会期は必要だ。
-私自身、取材をしながら細かく会場を回っていると、最終日になってもフォトアクセサリーやプロ機材関係で、まだ周り切れていないブースもあり、ちょっと焦ってしまう。
-また、通関などの関係で、会期初日に間に合わず、途中から実機が展示されることもあり、思わぬ製品に出会うこともある。
-来場者は昨日より減ったとはいえ、カメラ関係のメインブースは、一般来場者を中心に会場は賑わっていた。
-一方、プロ用フォトアクセサリー関係ブースは閑散としており、最終日の午後からは、展示品の格安での即売がはじまる。もちろん、基本的にはNGなのだが、中国系メーカーでは毎回恒例のこと。
-こちらも毎回恒例になる非公式のフォトキナグッズ。今年は飛行船型で、最終日超特価で3ユーロなので購入してしまった。
-会場通路では、サンプル品を来場者に配布するシーンもあるなど、フォトキナも最終日はどこはお祭り気分的な部分もある。
-6日目の天候は、雨時々晴れの不安定な状態。
-だが、そのおかけで会場からは、今回のフォトキナの成功を祝うように、大きなアーチ状の虹がみられた。
-私は今回で20年、11回目のフォトキナ取材になるが、今回の「Photokina 2010」は、なかなか実りのあるイベントに感じられた。
-なお、次回のフォトキナは2年後の、2012年9月19日〜23日に開催される。2年後、ミラーレス機やHD動画、3Dはどうなっているんだろう・・・と興味は尽きない。
●ケンコー
”Cマウント”を採用したレンズ交換式1/2.3型14メガCCD搭載機を開発発表。来春発売へ
-監視カメラなどに使われている、ねじ込み式のCマウントを採用した、レンズ交換式デジタルカメラを開発発表。
-見方によっては、「レンズ交換式ミラーレスカメラ」ともいえるが、コンパクトカメラと同じサイズのCCDを搭載しており、実質的にはレンズ交換可能なコンパクトカメラといったほうが正しいだろう。
-ボディーが比較的コンパクト。「ソニー・WX5」と比較すると二回りほど大きいが、十分持ち歩けるレベル。
-展示品はモックアップということだが、実際には単3型電池2本をいれると、そのまま撮影できるレベルのようだ。
-開催当初は展示されていなかったが、会期の終わり近くになり、ようやく日本から到着し、展示を開始したという。
-撮像素子は、1/2.3型の14メガCCDを搭載。
-レンズマウントは、監視用や工業用カメラなどで採用されている「Cマウント」を採用。
-Cマウントは、コンパクトなねじ込み式マウントで、各社から多数発売されている。
-ピントはマニュアルフォーカス専用。絞り優先AEでの撮影が可能。
-ボディー素材はマグネシウム合金を採用しているという。
-記録媒体はSDカード。SDHCカード対応。
-ストロボは外付け式で、ホットシューを装備している。
-6mmF1.4レンズ付きで、実売30,000円前後を予定。
-発売予定は来年2月のCP+前後という。
●ケンコー
分割式のカーボン鏡筒を採用した
EDガラス採用のマウント交換式MF専用超望遠レンズ「560mmF7」、開発発表
-手の届く価格帯で高画質で携帯性のいい超望遠レンズ「560mmF7」を開発発表。
-EDガラスを採用した口径80mmの光学系を採用。
-マウントはTマウントのため、アダプター経由で各社の一眼レフを装着することができる。
-鏡筒はカーボン素材を採用しており、前後に分割して持ち運びができる点が大きな特徴だ。レンズフードは引き出し式。
-ピントはマニュアルフォーカス専用。
-「BORG」や「KOWA」の対抗品として開発が進められているという。
-発売時期は未定。価格は10万円前後を予定しているという。
-残念ながら、取材時には試作機を日本に送付するため、会場になかったので、外観写真はないが、超望遠ユーザーにとって、とても楽しみな製品になりそうだ。
●レンズベビー
マイクロフォーサーズ機にニコンレンズを装着
ティルト撮影ができる「マイクロフォーサーズ Tilt Transformer」+「Composer
Foucs FRONT」発表
-ショートフランジバックのマイクロフォーサーズ機に、ニコンマウントレンズを装着し、ティルト撮影が可能な、レンズマウントアダプター。
-ユニットはマウント変換とティルト機構のある「マイクロフォーサーズ Tilt
Transformer」と、レンズベビー社のユニットの装着とピント合わせができる「Composer
Foucs FRONT」の2つがあり、組み合わせての利用になる。
-「マイクロフォーサーズ Tilt Transformer」単体で、マイクロフォーサーズ機にニコン用レンズが装着でき、無限遠からの撮影が可能。ティルト機構を使わない場合には、単なるマウント変換アダプターとしても利用可能できる。
-マイクロフォーサーズ用のほかに、10月末にはソニーNEX用もラインナップに加わるという。
-米国価格は350ドル。日本国内での発売も検討しているという。
●ミノックス
裸眼での3D表示が可能な4眼方式の小型3Dデジタルカメラ「MINOX PX3D」発表
-ドイツのミノックスは、4つのレンズで同時に撮影する4眼方式の3Dカメラを参考出品。
-ブースでは写真にあるように、ケースのなかに飾られているだけで、説明も「4×5
メガピクセル」「2011年夏発売」以外にはない状態だ。
-展示にあるURLを見ると、同機について紹介されており、5メガのカメラユニット4つを使った、4眼方式による3D撮影が可能で、専用ソフトにより3D眼鏡ナシに3D画像が鑑賞できるという。
-デザインからわかるように、普通に構えると、レンズが上下方向に並んでいるため、垂直方向での視点移動による3D撮影になる点がユニーク。もちろん、横位置に構えれば、普通の3D撮影も可能だ。
-カメラの詳細は不明だが、2011年夏発売予定。価格は500ユーロ前後を予定しているという。
-同ブースでは、スパイカメラとして名を馳せた、往年のミノックススタイルの5メガ単焦点デジタルカメラ「MINOX
Digitale Spionagekamera DSC Silbe」を展示。
-とてもコンパクトで金属ボディーで、往年のミノックスを彷彿とさせるデザインを採用。
-本体に液晶モニターはなく、ビューファインダーのみ。専用ストロボ側に1.5型カラー液晶があり、そちらで画像を確認することができる。
-撮像素子は5.1メガのCMOSセンサーを搭載。レンズは42mmレンズ相当となる9.0mmF2.0を搭載。最短撮影距離50cm。
-640×480ピクセルの動画撮影も可能。記録媒体はmicroSDカード(16GBまで対応)を採用。
-電源は充電式リチウムポリマー電池。
-大きさは86×30×21mm。重さ約80gと非常にコンパクトだ。
-229ユーロ。発売中。
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※無事、帰国しました。フォトキナレポートは順次更新します。
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2010/09/26
(日) |
[DigitalCamera.jp特報]
世界最大のカメラ・映像見本市「フォトキナ2010」現地レポート / 5日目
-フォトキナ5日目は、昨日の雨模様から一転して晴天に恵まれた。だが、朝夕はかなり冷え込んでおり10度を割ることもしばしば。
-フォトキナはビジネスショーなのだが、近年はカメラや写真を趣味としているアマチュアの来場者もかなり増えている。
-とくに、5日目の土曜日は、一般来場者がピークで、家族づれでフォトキナを楽しんでいる風景も。
-ドイツには、日本のような大手カメラ量販店がなく、店頭で自由にさわれるような形で、一眼レフやレンズが置いてあることは極めて少ない。そのため、会場内は興味のあるカメラやレンズ、アクセサリーをその手で確かめようというユーザーでごった返していた。
-とはいえ、前回のフォトキナ2008に比べると、やはり来場者はやや少なめな印象をうけた。
-フォトキナでは、カメラやフォトアクセリー以外にも、望遠鏡やスポーティングスコープなども展示されている。
-ブース間の屋外通路では、スポーティングスコープの比較体験コーナーもあり、かなり離れた距離から鷹やフクロウなどを見ることができる。
-今回のフォトキナでは、大きな水中撮影関連エリアが設けられた。
-トレーラに積まれた移動式でガラス張りの水槽を会場内に設置さて、なかでは水中カメラマンによる、水中でのモデル撮影などが行われていた。
<賑わう各社ブース>
●ニコン
「D7000」や「D3100」など新ラインナップをアピール。「I AM 」一色だったニコン
-フォトキナ会場でもっとも混み合っているのが、ニコンブース。
-今回は、フォトキナ直前に「D7000」や「D3100」、新COOLPIXシリーズを一挙に発表。
-残念ながら、会場発表の新製品はなかったが、多くの来場者が訪れ、カメラをじっくりとチェックしていた。
-今回のキャッチフフレーズである「I AM」が各所に使われており、フォトキナ会場入り口には「I
AM PHOTOKINA」の文字も。
-ブースでは「I AM NIKON」と書かれた、オリジナルの紙製バッグが配布されている。手さげ部分がニコンのストラップと同じデザインになっており、なかなかカッコイイ。もちろん、会場でも大人気で、一人で10枚以上持ってゆく強者もいた。
-また、カウンターには、ニコンオリジナルキャンディーもあり、こちらの人気も上々。
-ブース内には「I AM A FAN」と題されたカウンターがあり、ニコンのオリジナルグッズを一堂に展示。
-シャツからバッジ、時計やライター、水筒に至るまで、NIKONグッズが勢揃い。ニコンFANにはたまらないスペースだ。
●キヤノン
「EOS 60D」などこの秋の新製品を一堂に展示
「EOS 7D」のデザインモックやプロジェクターでの3D体験コーナーも
-キヤノンは会場発表製品こそなかったものの、フォトキナ前に新製品を大量に発表していることもあって、ブースは終始混み合っていた。
-一番人気はやはり「EOS 60D」。ドイツ人は一度、実機を手にすると、納得するまで離さないので、台数はそこそこ用意されているとはいえ、カウンターは結構混み合っている。
-EOS Kiss系は現地名が異なるのだが「EOS 60D」のネーミングはそのままだ。
-キヤノンは各要素技術やデザインについても、展示エリアを設けて細かく紹介する。
-今回はデザインプロセスの紹介として「EOS 7D」のモックアップを多数展示。
-最初のモックアップは発表スチロールで作った完全な手作りものだ。
-EOS MOVIE関係の特別エリアもあり、映画撮影用のBOXなどを装着した「EOS 5D
MarkII」を展示。
-来場者の関心も高く、機材に近づくのが難しい場面も。説明員も質問攻めにあって、大変そうだった。
-いま注目の3D。キヤノンは今回、LcOS搭載のプロジェクターを2台使って、3D動画表示のモデルを展開。
-同社のプロジェクターは、いわゆるホームシアター向けよりも遙かに光量が明るいため、3Dメガネを使っても十分な明るさで見られる点が大きなメリット。
-来場者のなかには、「キヤノンが3Dムービー?」と感じる人もいたようだが、もともと同社は2000年9月にレンズ交換式ビデオカメラ「XL1」用に3Dズームレンズを開発発表しており、もともとノウハウのあるメーカー。
-今回、3Dのカメラ系の展示はなかったが、今後の市場動向次第では、3Dへの再参入の可能性もありえそうだ。
-キヤノンのコンパクトカメラ「DIGITAL IXUS」(日本名:IXY DIGITAL)が、欧州で発売されて10年。
-開幕前日に開催されたプレスイベントでは、「DIGITAL IXUS」の発売10周年イベントが開催され、特製ケーキが振る舞われた。
-日本での発売もほぼ同時期なのだが、定番の「IXY DIGITAL」が誕生して、わずか10年しか経っていないことにいまさらながら、驚いてしまった。
●オリンパス
カメラを持った若い女性来場者が多い、PENシリーズをメインにしたオリンパスブース
-オリンパスは、PENを中心にした明るいイメージのブース展開。
-フォトキナで初公開された高級コンパクト機(?)はブース内にもアクリルケース越しに飾られており、開幕後は今回のフォトキナトピックスとして「PHOTOKINA
STAR」のたてが加わっていた。
-もちろん、オリンパス恒例の、氷づけのタフも健在。
-オリンパスブースの最大の特徴は、不思議なくらい、若い女性来場者がとにかく多いこと。
-女性来場者の多くが、数人のグループで来場しており、一眼レフを持っており、その半分くらいが「PEN」シリーズのユーザー。
-カメラの小ささをアピールするため、巨大なイスやサングラスなど配置し、スタッフが来場者を撮影するサービスも展開。
-だが、一眼ユーザーの彼女たちは自分の仲間内で順番にオブジェの前でポーズをとって、仲間同士で撮影しあっていたのが、とても印象的だった。
-日本でもオリンパスは女性ユーザー比率が高いが、ここドイツでは、より顕著な印象だ。
●Samyang
大口径広角レンズ「35mmF1.4 IF UMC Aspherical」を発表
-韓国のレンズメーカー「Samyang」が、あらたに35mmフルサイズをカバーする大口径広角レンズ「35mmF1.4
IF UMC Aspherical」を発表。
-同レンズは、85mmF1.4に続く、単焦点の大口径レンズ。
-レンズ名からわかるように、ガラス非球面レンズを採用し、大口径化を実現している。
-35mmF1.4だけに、結構大柄なレンズだが、ケース越しに見る限り、造りは比較的よさそう。
-レンズフードは切り欠きタイプで、効果も期待できる。
-最短撮影距離は0.3m。フィルター径77mm。
-大きさは最大径83mm、全長109mm(ニコン用)。重さ未定。
-マウントは、ニコン、キヤノン、ペンタックス、ソニーのほか、フォーサーズ用やSAMSUNG
NX用の発売も予定しているという。
●コーワ
マニュアルフォーカス専用の超望遠単焦点レンズ「350mmF4.0」を参考出品
-日本のフィールドスコープメーカー「KOWA」は、今回のフォトキナで超望遠レンズを参考出品。
-「CP+2010」でも参考出品されたもので、3種あるように見えるが、実際には「350mmF4.0」をベースに、リアにテレコンバータを装着することで「500mmF5.6」や「850mmF9.6」としても使えるという。
-マニュアルフォーカス専用で、フォーカスリングが2つあり、先のリングでより精密なピント合わせができるなど、なかなか凝った造りをしている。
-フィールドスコープで培った技術をもとに、カメラ市場に参入したいので、その市場調査を兼ねての出展という。
-私自身、超望遠撮影にトミーテックの「BORG」を使っているため、日本からの説明員にBORGとの違いや棲み分けについて聞いたところ「BORGってなんですか?」という回答だった。
-参考展示のため、価格や発売時期は未定だが、低価格路線ではなく高級路線のため、想定している価格帯は3000ユーロ(約34万円)前後という。
●DataColor
一眼レフなどのピント精度をチェックできる「Spyder Lens Cal」発表
-キャリブレーションツールなどで有名なデータカラーは今回、カメラのピント精度や傾向をチェックできる新ツール「Spyder Lens Cal」を発表。
-このツールは、白と黒のチャートと、そこから斜めに伸びたメジャー状のスケールでできた、立体チャートだ。
-使い方はかんたん。このチャートを壁面や三脚などで固定して、カメラでピントを合わせて撮影するだけ。
-あとは、その画像をPhotoshopなどで開き、等倍などに拡大し、斜めのチャートで一番シャープなピント位置をチェックするというもの。
-つまり、斜めチャートの画像を見れば、自分のカメラやレンズのピント位置が正確かどうか、繰り返し精度が出ているかどうかが、自分でかんたんにチェックできるというわけだ。
-ただし、このチャートはチェックためのもので、ピントがずれているものを直すような機能はない。そのため、ピント位置をユーザーが微調整できる機能を備えたカメラボディーを持っている場合には、繰り返し撮影すれば、ピントを追い込むことができる。
-もっとも、微調整機能のないカメラの場合は、ずれているのを確認するだけなので、結果が芳しくない場合、むしろ、精神的に悪いかもしれない。
-価格は59ドル。簡単なチャートだが、自作すると結構大変なので、安価ではないが、比較的リーズナブルなレベルだ。
●NiK Software
HDR画像からアート的な作品を作れる「HDR EFEX PRO」発表
-Photoshop用プラグインソフトやUポイントテクノロジーで有名なNik Software。
-今回のフォトキナで同社は、HDR用に撮影したデータから、絵画的なアート風の作品を作ることができるソフトウエア「HDR
Efex Pro」を発表。
-ブースでは、このソフトを使ったデモが行われており、単露光の写真からは想像もつかないような、ドラマチックな写真を作ることができる。
-もちろん、同社のUポイントテクノロジーが搭載されており、明確な範囲指定をすることなく、部分的な処理をすることもできる。
-HDRはその効果が魅力的でも、なかなか撮影するのが大変。だが、これほどの効果があれば、チャレンジしてみたい人もいるだろう。
-もちろん、手軽にドラマチックな効果を楽しむのなら、今回カシオが発表した「EX-ZR10」のほうが楽だが、自分に意図を反映したい人にとって、このソフトはかなり強い味方になってくれそうだ。
-価格は159.95ユーロ。欧州では10月より発売を開始するという。
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2010/09/25
(土) |
[DigitalCamera.jp特報]
世界最大のカメラ・映像見本市「フォトキナ2010」現地レポート / 4日目
-フォトキナ4日目は、あいにくの雨模様。気温も13度くらいで、やや肌寒い感じだ。
-フォトキナは国際見本市であり、基本がビジネスショーのため、天候で来場者数が左右されることはさほどない。
-4日目になり、大手メーカーブースは賑わいを見せているものに、それ以外のブースはやや閑散としており、4日間トータルで見て、来場者はやや減っている。全体に前回の2008年よりも空いている感じだ。
-今回、フォトキナ会場では、来場記念として、オリジナルのシャツが販売されている。
-デザインは7種あり、それを好きな色のTシャツやパーカーに、その場でプリントするもの。
-安いものは、15ユーロからあり、来場記念のちょっとしたおみやげものとして、なかなか好評だ。
●ジェネラルイメージング
DLPプロジェクター内蔵14メガ7倍ズーム機「PJ1」
5m防水と1.5m耐衝撃対応でフルHD撮影可能な5メガCMOS搭載マルチメディアカメラ「DV1」を発表
-GEブランドのデジタルカメラを展開するジェネラルイメージングは、DLPプロジェクター内蔵機「PJ1」とフルHD動画対応機「DV1」を、今回のフォトキナで発表した。
-14メガ7倍の屈曲式ズーム機に、DLPプロジェクターを内蔵した「PJ1」を発表。
-プロジェクター内蔵機としては、ニコンが反射型液晶のLCOS方式で先行しているが、このモデルはTIのDLP方式「ピコプロジェクター」を採用している点がポイント。
-明るさは15ルーメンと、COOLPIX S110pjは14ルーメンよりやや明るく、投影サイズは最大70インチまで対応する。コントラスト比は300:1。連続投影時間は60分。解像度は640×360ピクセル。
-カメラの画像はもちろん、パソコンからの外部入力しての投影も可能だ。
-さすがに、明るいブース内での投影では、至近距離でなければ明瞭に見えないが、ブース内の特設暗室でスクリーンに投影したところ、70インチクラスのサイズでも、写真のように結構明瞭で、色再現性も上々だった。
-カメラとしても、14.1メガCCD搭載7倍ズーム(28〜196mm)で、3型液晶搭載と実用十分。
-薄型で投影画像も実用レベルで、PC入力もできるため、カメラとしてはもちろん、ビジネスマンの常時携帯グッズとしても結構魅力的なモデルだ。
-価格や発売時期は未定だが、日本国内販売も予定しているようだ。
-防水・耐衝撃性を備えた、1080フルHD動画記録が可能な小型ビデオカメラ「DV1」。
-本格的な5m防水機能や1.5mからの自由落下に耐える耐衝撃性を実現。
-動画記録は1,920×1,080のフルHDに対応しており、秒7.3コマの高速静止画撮影もできる。
-本体にHDMI端子を備えており、HDMI経由でHDTVへの接続も可能。
-本体にUSBプラグを内蔵しており、ケーブルなしに直接PCにデータ転送可能。充電もUSBのバスパワーで可能なため、使い勝手もいい。
-ブースでは現地で撮影した動画を表示していたが、なかなかの画質を実現しており、結構楽しめそうだ。
-日本国内でも、今秋の発売を予定しているという。
●三洋電機
国内未発表のXactiブランドの10メガCMOS搭載
フルHD動画対応薄型3倍ズーム付きポケットカムコーダー「VPC-PD1」を出品
-Xactiシリーズで初めての、フルHD動画対応のポケットカムコーダー。
-1,920×1,080/30fpsのフルHD動画撮影が可能。記録フォーマットはMPEG4を採用。
-撮像素子は1/2.33型10.7メガCMOSセンサーを搭載。
-光学3倍ズームを搭載しており、 37〜111mm相当(ビデオ時)。レンズ周りは薄型デジタルカメラ風だ。
-ボディー両側にマイクがあり、音声はステレオ記録に対応。
-背面ディスプレイは2.0型とやや小さめだが、縦に構えるでの十分にリーズナブル。
-HDMI出力端子を装備しており、ボディー内のUSBプラグでPCへの直接データ転送ができる。
-カラーはレッドのほかブラックタイプも用意されている。
-大きさは63.1×22.0×110.8mm。重さ約105gと、3倍ズーム機としては十分に軽量コンパクト。
-実売価格は149ユーロ(約17,000円前後)と手頃なレベルだ。
-三洋ブースでは、このほかにも日本国内で未展開の、通常タイプのデジタルカメラも多数展示。
-14メガ4倍ズームで720P動画対応のタッチパネル機「E1500TP」(実売149ユーロ)や、14メガ4倍ズームの動画対応機で16:9比率のワイド液晶搭載機)129ユーロ)なども展示されていた。
●リコー
「GXR」専用カメラユニット「GR LENS A12 28mm F2.5」と
Bluetooth、無線LAN対応するデジタルカメラ「G700SE」を出品。GXR用各種ユニットも参考展示
-リコーは今回のフォトキナで、4種目となるGXR専用ユニット「GR LENS A12 28mm
F2.5」を出品。
-撮像素子はAPS-Cサイズの1,230万画素CMOSを搭載。
-レンズは35mm判換算で28mm相当となる、18.3mmF2.5レンズを採用したユニットで、コンパクトで高感度なスナップ用ユニットとして魅力的だ。
-また、GXR用として、さまざまな交換ユニットを参考出品。ストレージユニットやカメラユニット延長ユニット、GPSやBluetoothユニット、プリンターユニットなど、あらゆる種類のものを展示。完全なモックアップなのか、検討レベルなのかわからないが、以前よりやや具体化したような印象もあった。
-ワイヤレス機器に対応した業務用の防塵防滴モデル「G700SE」も展示。
-側面にオプションのユニットを装着することで、Bluetoothと無線LANに対応可能。
-GPSやレーザーバーコードリーダーなどの機能も実現できる。
●SAMSUNG電子
レンズ側に操作部を備えた軽量なAPS14.6メガCMOS搭載ミラーレス機「NX100」を出品
-同社のミラーレス機「NX10」に続く、電子ビューファインダーなしのAPS機「NX100」を発表。
-あらたに、レンズ側でカメラの設定操作ができる新機能「i-Function」をしている点が大きな特徴。レンズ側のリングで、シャッター速度や絞り、露出補正、ホワイトバランスなどの設定が可能だ。
-撮像素子はAPS-Cサイズの14.6メガCMOSセンサーを搭載。
-背面ディスプレイには3.0型AMOLED(有機EL)を採用している。
-初代のEVF付きモデル「NX10」が、APSセンサー機ながらも、薄型でコンパクトな点が魅力。
-今回のEVFを省いた「NX100」は、「NX10」と比べると、さほどコンパクトになっておらず、むしろ幅広に見えるため、やや大きめな印象を受けた。
-同じAPSセンサー搭載機で比較すると、「ソニー・NEX-5」がサイズ面でのベンチマークになるので、本機は決して大きいわけではないのだが、そう感じてしまう面もある。
-今回の特徴である、レンズ側での設定操作方式の「i-Function」は、EVFのないモデルの場合、背面液晶を見ながらレンズのリング回転させることになるため、やや操作時のバランスが悪いのが気になるところ。ぜひ、「NX100」の「i-Function」対応機の登場を期待したいところだ。
-今回、レンズのロードマップも公開。今後登場するレンズは、基本的に「i-Function」対応タイプになるようだ。
-また、2011年にはムービー対応の標準ズーム「16-80mmF3.5-4.5OS」もラインナップされるという。
●ケンコー
国内未発表の35mmフルサイズ対応超広角ズーム「AT-X 17-35mmF4 PRO FX」を公開
新PCフィルターや濃度が可変できるNDフィルター、GPS搭載双眼鏡など多数の新製品を展示
-ケンコーブースでは、ケンコーブランドはもちろん、トキナーやスリックブランドの製品を多数展示。
-今回、トキナーは35mmフルサイズに対応した「AT-X 17-35mmF4.0 PRO FX」を参考出品。外観上は同社のAPS用超広角ズーム12-24mmにそっくりだ。
-比較的コンパクトでフルサイズ対応。しかも、F値固定と使い勝手もよく、なかなか期待できそうな製品だ。もちろん、価格や発売時期は未定だが、展示品の完成度をみると、そう遠くない時期に正式発表される可能性もありそうだ。
-CP+などで参考出品されていた、露出倍数が従来より少ない”明るい”PLフィルターとして期待される「ZETA
EX サーキュラーPLフィルター」も展示。こちらは近いタイミングで市場に投入されるという。
-世界初の濃度が連続可変できるNDフィルター「バリアブルNDX」も出品。このフィルターはレンズ枠を回転させることで、ND2.5〜ND1000まで光量を可変できる、きわめて便利なもの。仕組みとしては2枚の偏光フィルターを組み合わせたようなものだが、きちんと偏光効果がでないように作られているところが大きなポイントだ。
-このほか、今後発売予定の動画対応のスリック三脚や、カメラ系ではないが、GPSを搭載した双眼鏡も2種展示されていた。
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[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
・SILKYPIX Developer Studio Pro 製品版/試用版 Ver.4.1.38 公開
・SILKYPIX Developer Studio 4.0 製品版/試用版 Ver.4.0.38 公開
-高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro」「同
4.0」の最新製品版/試用版を公開。
-今回の最新版では、あらたに「ニコン・D3100」のRAWデータに対応。
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2010/09/24
(金) |
[DigitalCamera.jp特報]
世界最大のカメラ・映像見本市「フォトキナ2010」現地レポート / 3日目
-26日まで開催される「フォトキナ2010」もそろそろ中盤。
-3日目も比較的来場者は多かったが、2日目ほど混み合っているという印象はない。
-フォトキナは商談中心のビジネスイベント。そのため、初日や2日目の来場者は、いわゆる業界関係者が中心だが、今日3日目は、やや来場者層が変わり、一般来場者がかなり増えている。
-なかでも目立つのが学生。おそらく地元の高校のカリキュラムの一環として来場しているようだ。
-今回、メインエントランス上には、巨大なディスプレイがある。これはニコンの「I
AM」キャンペーンの一環なのだが、来場した人をケルンドームをバックに撮影。「I
AM PHOTOKINA」のロゴを入れて、順次表示するもので、なかなかオシャレな演出だ。
-会場は前回(2年前)より狭くなったとはいえ、日本のイベント会場に比べると、かなり広大。取材で会場内を歩き回ると、一日で約2万歩前後。あらためて、会場のその広さを実感する。
-会場のメインエントランス近くでは、疲れた人向けのマッサージサービスもあり、安価に10分間のマッサージをうけることができる。日本のイベントでも実施して欲しいサービスだ。
●カールツァイス
大口径広角レンズ「ディスタゴン 35mmF1.4」や
映画用レンズ「Compact Prime CP.2」を展示。フォーサーズ用とα Aマウントも近日発売へ
-ドイツを代表する光学メーカー「カールツァイス」。
-ブースは、同じく地元ドイツの「ライカ」ブースに隣接した場所にあり、多くの来場が訪れている。
-今回は、先だって発表されたばかりの大口径広角レンズ「Distagon T* 1,4/35」をブースで展示。
-35mmフルサイズ対応でF1.4と大口径なため、サイズは結構大きく、ずっしりとした重量感がある。
-マニュアルフォーカス専用だが、リングも幅広く、動きも適度なトルクがあり滑らかで、安心感がある。
-マウントはZF.2(ニコン用)とZE(キヤノンEF用)が用意されている(写真はZF.2)。
-価格は1385.71ユーロ(約15万円)。2011年春に発売を予定している。
-映画用レンズの世界でも、きわめて高い評価を得ているツァイス。
-今回のフォトキナでは、近年のデジタル一眼レフを使ったHD動画撮影に対応する新シリーズ「Compact Prime CP.2」をアピール。
-今回はあらたに、「Compact Prime CP.2 50 mm/T2.1 Makro」と「CP.2 100 mm/T2.1 CF」をラインナップに加えている。
-このシリーズは、現行の35mm一眼レフ用交換レンズの光学系をベースにした、映画用レンズ。
-このシリーズは、映画撮影用レンズとして、明るさ表記をFナンバーではなく、レンズの透過率などを考慮した実際の明るさとなる「Tナンバー」で表記。そのため、写真の「35mmF2レンズ」も「T2.1」と表記されている。
-さらに、きわめて微妙なピント送りができるよう、ピントリングの回転角がきわめて広くなっており、撮影距離をメジャーで実測してセットできるように、正確な撮影距離表示をしている。
-形状も映画用アクセサリーがそのまま使えるように設計されている。
-現在、映画用でメインとなる「PLマウント」を始め、キヤノンEFマウント用とニコンFマウント用をラインナップ。
-さらに、近いタイミングで「フォーサーズマウント用」と「ソニー・α Aマウント用」を追加するという。
-価格については、特殊なレンズだけにかなり高価だが、従来の映画用レンズに比べると破格。ブースでは「ハッセル用レンズと同じくらいの価格帯に抑えたいと思っているのだが・・・」ということだった。
-また、ツァイスブランド製品として、T*コーティングを施した狭枠タイプのPLフィルターも発表。
-さらに、レンジファインダー機向けの外部ビューファインダーも公開した。
-ブースでは、毎回恒例のZEISSロゴの入ったエコバッグ(?)があり、自由に持ち帰ることができる。ZEISSファンにとって、ちょっとしたお宝になりそうだ。
●カシオ
日本国内未発表の自立測位型GPS搭載機「EXILIM EX-H20G」
高速CMOSによるArt HDR機能を搭載した「EXILIM EX-ZR10」をブースで公開
-カシオは今回、開催前日のフォトキナ会場での発表会で、GPS搭載機とArt HDR機能搭載機を発表。
-ブースでは、これらのモデルの実機を展示しており「EXILIM EX-H20G」は自由に触れることができる。
-本機は同社が技術発表し、試作機をPMAなどで参考展示していたものを製品に搭載したもの。
-外観は「H15」をベースにした感じで、24mmからの10倍ズーム機としては、結構コンパクト。
-上面にGPS部があり、GPSでの位置測定はここで行う。ユニット(アンテナ部?)は十分にコンパクトだ。
-本機の特徴である自立測位方式は、GPS測位ができない場所(屋内や地下、ビルの中など)の届かない場所では、最後にGPSで測位した場所からの移動を、モーションセンサーを使って測定する点。
-さらに、GPSが再び届く場所に来たときに、もう一度測位してズレを判定し、それまでのデータについてもズレを修正して記録するという、実に巧みな方式を採用している。
-測位されたデータは、Exifのジオタグに記録される。本機では、世界主要地の地図が予めインストールされているため、撮影したデータをネット環境なしに、地図上にマッピングして確認することができる。
-さらに、近隣の観光地情報なども網羅されているので、簡単な旅行ガイドブック代わりにも使える。
-本機に近い機能を備えた機種は過去他社にもあったが、自立測位方式は初めてだ。
-残念ながら、ブースで見たものは、最初のGPS測位ができておらず、撮影画像を再生しても位置データが常時されなかったのが残念。
-かなりの省エネ化が図られており、電池の消耗も、普通のカメラと同じレベルに抑えられているという。どれくらい正確で役に立つのか、できれば、ケルンで体感したかったところだ。
-超高速CMOS搭載一眼レフ搭載シリーズの最新モデル「ZR10」もフォトキナで発表。
-最近は超高速CMOSを使ったHDR機能を備えたモデルがかなり増えた。だが、カシオは単なる超ワイドダイナミックレンジでの撮影に留まらず、それを使って、「Art
HDR」という機能を提案した。
-もともと、HDR画像は、ハイライトやシャドーの階調が整っており、写真としてやや違和感があることもあり、絵画的と言われることが多い。それを逆手にとって、積極的にアートしちゃおう!というのが、この「Art
HDR」だ。
-ブースにはこの機能で撮影したものが多数展示されており、ちょっとした美術館的な感じもある。
-説明によると、高速CMOSの特徴を活かして、露出の微妙に異なる画像を秒40枚の高速連写で撮影し、カメラ内でそれをもとにHDR画像を作成するという。
-その効果はけっこうユニークで、うまいシーンに当たると、まさにアート。だが、ちょっとやり過ぎかな?と思ってしまうカットもあった。
-Art HDR機能には、とくにユーザーが設定できるパラメータがないので、完全にカメラ任せになってしまうので、ユーザーの意図を反映しにくいのと、HDRの合成に使われた元画像が記録されないため、撮影時にそのモードでの一発勝負になるのが、実に残念。
-市場でどう評価されるのか、楽しみなところもあるが、高速CMOSによるHDRを積極的に活用し、いままでにない体験を提供するあたりは、カシオの面目悠々といったところ。
-同ブースには、1995年の世界初の液晶付きデジタルカメラ「QV-10」から始まった、同社のデジタルカメラの歴史が展示されている。
-その流れを見ると、カードサイズ、大型液晶、バッテリの長寿命化、超高速連写など、カシオが各時代のトレンドとなるべきものを、いち早く製品化してきたことが、とてもよく理解できる。
-できれば、フォトキナのようなイベントに限らず、このようなわかりやすいコンテンツを同社Webでも積極的展開して欲しいところだ。
●セイコーエプソン
ロール紙対応の大判フォトプリンターに
顔料系インク採用のキャリブレーター対応インクジェットプリンター「Epson Stylus
Pro」3種を公開
-セイコーエプソンは、ロール紙対応の大判フォトプリンター「Epson Stylus Pro」(MAXART)シリーズの新製品3種を発表。
-今回のモデルでは、プリント用紙にあわせたプロファイルを作成するキャリブレーション機能に対応。
-17インチ対応(A2)の「Epson Stylus Pro 4900」、24インチ対応の「Epson Stylus
Pro 7890」と44インチ対応の「Epson Stylus Pro 9890」をラインナップ。
-キャリブレーター部分はオプションで用意されるようで、取り外しも可能。
-17インチ対応の「Epson Stylus Pro 4900」は、ロール紙のほか、A2以下のカット紙も上部からセットできるうえ、手前したには給紙トレーがあり、カット紙での大量にも対応できるなど、なかなかに魅力的だ。
-今回は欧州向け発表だが、今後、日本国内に導入されるようだ。
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2010/09/23
(木) |
[DigitalCamera.jp特報]
世界最大のカメラ・映像見本市「フォトキナ2010」現地レポート / 2日目
-昨日開幕した「フォトキナ2010」。今回は新製品が続々登場し、そのニュースが流れたこともあって、二日目は初日よりも遙かに来場者が多く、会場は終始混み合っていた。
-会場発表の新製品がない、ニコンやキヤノンブースは、例年通りの混み具合だが、パナソニックや富士フイルムブースなどはかなり混雑していた。
●ライカ
フォルクスワーゲンのデザイナーの手でリデザインされた
238万円の500台限定モデル「ライカ M9 Titan」や「ライカ X1 ブラック」「D-LUX5」「V-LUX2」を発表
-ライカは今回のフォトキナで、「M9」の限定モデル「M9 Titan」や、APSセンサー搭載コンパクト機「X1
ブラック」、高級コンパクト機「D-LUX5」、高倍率機「V-LUX2」などを発表。
-ライカはドイツの誇りであり、現地でも熱狂的なファンが多いこともあって、ブースはなかなかの賑わいを見せていた。
-ブース入り口には、今回のトピックスである「M9 Titan」が展示されており、VWのデザイナーとのコラボレーションによる500台限定モデルであり、価格もきわめて高価なこともって、多くの人がじっくりとその姿を見つめていた。
-現在、12月の発売を予定しており、日本国内価格は238万円。
-全世界で500台限定で、日本市場向けに何台割り当てられるかも、現時点では決定していないという。
-このモデルは、フォルクスワーゲングループのチーフデザイナーであるWalter
de'Silva氏とのコラボレーションで誕生した限定モデル。アウディは同氏のカーデザインチームのデザインコンセプトを採用。
-コラボレーションにより、M9をベースに同氏のイメージでリデザイン。
-その過程は、同機に付属する読本で詳しく紹介されており、5種のデザインコンセプトの写真などを掲載されている。解説文にはきちんと日本語があるのも親切。
-238万円で、全世界限定500台というプレミアモデルだけに、外箱も実に高級感があり、両側に開くと、先の読本があり、その下に写真のような形で「M9
Titan」が登場する。
-カメラとしての基本部分は「M9」だが、かなり大胆にリデザインされている。
-ボディー外装にチタン素材を採用しており、それにあわせて、付属の「ライカ
ズミルックスM f1.4/35mm ASPH.」もチタン鏡胴を採用。きわめて高品位な仕上がりだ。
-外観上に違いは数多く、シャッターボタンのケーブルレリーズ用ネジがなくなり、ストラップも専用形状の片吊り式を採用。取り付け方法も実に凝ったもの。ホットシューの接点をカバーされている。
-レンズフードは4つの切り欠きのある新デザインのもの。ねじ込み式だがきちんと位置決めでき、ファインダー視野を邪魔しない。
-レンズの距離目盛りがメーター表記だけになり、被写界深度表示もシンプルなものになっている。
-さらに、ブライトフレーム用の採光窓がなく、フレームは内部のLEDで浮かび上がる方式を採用。
-上記はファインダーを実際に覗いたところ。シャッターを半押しすると、赤いフレームが浮かび上がるのは実に新鮮。やや目立ちすぎる感もあるが、暗所での視認性もいい。
APSセンサー搭載機「ライカ X1」にブラックモデルを追加
-これまでシルバーのみだった、APSセンサー搭載高級機「ライカ X1」に、ブラックタイプを追加。
-基本デザインは「X1」と全く同じだが、ブラックになったことで、より高級感のある雰囲気を醸し出している。
-日本国内は11月より出荷開始予定。
24-90mmレンズ搭載高級コンパクト機「ライカ D-LUX5」
ライカ初のフルHD対応24倍ズーム機「ライカ V-LUX 2」発表、
-ライカの高級コンパクト機「D-LUX5」、24倍ズーム搭載フルHD対応機「V-LUX2」も現地発表。
-いずれも、パナソニック・LUMIXシリーズの姉妹機だが、ボディー細部の変更や画質関係のチューニングが異なり、ライカらしいモデルに仕上がっているという。
-両機とも、日本国内発売は10月を予定しており、もうすぐ日本へも上陸する予定だ。
-ライカ生粋の「X1」に比べると、さすがにライカっぽさは薄れるが、趣味性と実用性のバランスはなかなかに絶妙だ。
●HOYA
1,628万画素APSサイズCMOSセンサーを新搭載した
秒7コマ連写やフルHD動画対応中堅デジタル一眼レフ「PENTAX K-5」や新Optioシリーズを展示 UPDATE
-HOYAは今回、先だって発表された「K-r」やOptioシリーズに加え、デジタル一眼レフのフラッグシップ機となる「K-5」を展示。
-話題のカラーバリエーションや多彩なデザインシートは、ここドイツでも健在。ただ、「K-r」の120色のカラバリは日本だけの展開なので、ブースには展示されていない。
-今回のフォトキナ前日に、「K-7」をベースに基本機能を大幅に向上させた、中堅一眼レフ「K-5」を発表。
-あらたにAPS-Cサイズの1,628万画素高速CMOSセンサーを搭載。秒間約7コマの高速連写や1080/25fpsのHD動画撮影に対応したモデルだ。
-ブースではかなりの台数が用意されており、自由に触れられる状態。
-外観上は「K-7」とほぼ同等なので、正直なところ、ネーミング以外で、その差はわかりにくい。
-今回、AFやライブビュー関係の機能が大幅に強化されていることもあって、 実機を手にすると、「K-7」を使っている人であれば、よりも軽快なモデルへと進化したことにすぐ気付く。
-また、従来のHDRは位置合わせ機能がなかったので、実質三脚専用モードだったが、今回は位置を補正して合成するため、手持ちでもHDR機能が使えるようになったのは大きな進化といえる。
-同時発表された簡易防滴構造の27.5〜207mm相当の高倍率ズーム「smc PENTAX-DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR」」も魅力。適度にコンパクトで重さも比較的軽く、携帯性もいい。このレンズの登場で雨天などでもレンズ交換をせずに、「K-5」の防塵防滴性をフルに活かした撮影ができメリットはかなり大きいだろう。
●ソニー
日本人プレス向けにNEXやαの新展開の説明会を実施。Eマウントの仕様公開についても言及
<プレス説明会語録概要>
●パーソナルイメージング&サウンド事業本部 イメージング第3事業部長 勝本徹氏
・まず、Aマウントシステムでは、先だって、α55とα33を発売した。
・今回のフォトキナで参考展示したアドバンスモデルは、α700あたりを使っている方に向けたもの。
・α55を超えた性能を実現したものとして開発を進めている。
・500mmF4や新スタンダードズーム、ストロボについても参考展示しており開発を進めている。
・Eマウント用も今回、ファームアップを実施する。
・NEX発売後、要望としては、「もっとレンズを」「AマウントレンズでのAF」「DSLRを使っている人から、各操作のダイレクト操作をしたい」「動画で絞りをコントロールしたい」という4つをいただいた。
・レンズについては、今回7本を追加して、(現行の3本を含め)10本を用意したい。18−200とは違う、テレフォトレンズやワイドアングルズーム、固定焦点、ツァイスレンズが欲しいという要望に応える。この7本で計10本、これに16mm用のフロントコンバーターを含めて12本になる。
・2011年に要望が特に高かった4本。2012年にさらに3本を追加する。
・Eマウントについては、スペックを他社にオープンにする。ソニー製ではなく、他社でEマウントレンズを作りたい場合は、スペックを公開する。
・交換レンズだけでなく、マウントアダプターについても対応。
・他社からもEマウントレンズが登場してくれば、さらに充実したシステムになる。
・ソニーのAマウントアダプターで、ファームアップにより、SAMやSSMなどレンズ内モーター駆動レンズについて、オートフォーカスに対応。「NEX-VG10」についても、ファームアップで対応可能。10月公開予定。
・背面の中央のキーと十字キーの下を使って、各メニューをカスタマイズできる。メニューもトグル表示にすることで操作性を向上させる。
・NEXでも、動画撮影時にボケコントロールが可能に。Aマウントは卒去時に絞りを開くので、α55などでは実現できなかったが、NEXのEマウントでは対応可能。
・NEXはボディーも毎年いろいろなものを容易してゆきた。Aマウント、Eマウント、どちらから入っていってもいいシステムに。
・今後、「Eシステム」は小型軽量さを生かして、気軽にいい写真が撮れるものに。「Aマウント」はトランスルーセントミラーを使った速写性のあるものに育ててゆきたい。
●ソニーヨーロッパ 野上氏
・もともとソニーはテレビを中心に展開してきたが、今後はもう一つの柱としてデジタルイメージングを育ててゆきたい。
・リーマンショックがあり、数量、金額ともに減ったが、09年の11−12月あたりから増加している。
・ミラーレス VS 一眼レフでは、ミラーレス機のシェアが広がっている。欧州では現在、8%くらいまで広がっている。
・台数は右肩上がりで伸びている。ミラーレスの約50%がソニーに。
・トラディッショナルな一眼も堅実に伸びている。
・ヨーロッパではIESAで賞も受賞している。
・NEXは、初めての一眼レフやレンズ交換機という「初めて一眼レフ」が多い。このマーケットを広げたい。
・フィナンシャルタイムズでもNEXは高い評価を獲得。
-参考展示がわかりにくいという声に応えて、参考出品の展示を一部アップデート。
-EマウントレンズやAシリーズのモックアップについて、各レンズに製品カテゴリーを表記。
-Webなどのニュースで情報が掲載されたこともあって、2日目からはEシリーズやAシリーズのモックアップを探して、見に来る人が大幅に増えている。
-昨日は、「欧州はNEXに関心がないのかな?」と心配になるほど、2日目からはモックアップレンズやファームアップ情報を見ている人が大幅に増えた感じだ。
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2010/09/22
(水) |
[DigitalCamera.jp特報]
世界最大のカメラ・映像見本市「フォトキナ2010」現地レポート/開幕初日編
-「フォトキナ2010」が、現地時間の21日に、いよいよ開幕した。
-今回は例年になく、新製品が多く、話題に事欠かないイベントになった。
-ニコン、キヤノンは、フォトキナ前に新製品を発表しているため、現地や会場発表や新製品などはなかったが、それ以外の多くのメーカーは、開幕直前や会場でのプレスコンファレンスで新製品を発表した。
-数多くの新製品が登場したにも関わらず、会場はさほど混み合っておらず、まあ、例年並みか、前回よりやや少なく感じることもあるほど。
-近年はインターネットを見てから来場する人も多いため、会期後半はかなり混み合う可能性もありそうだ。
●ソニー
NEXシリーズの交換レンズロードマップを公開
2012年までの7本を投入。中型ストロボも参考出品。モックアップをブース内に展示
-ソニーは、初日夕方のプレスコンファレンスで、NEXや一眼α系の新展開を表明。
-NEXシリーズでは、Eマウントレンズのロードマップを公開。2012年までに、7本の新レンズを順次投入。
-NEXシリーズ向けに、現在より大光量のNEX用ストロボも追加予定。
-NEXシリーズのカラーバリエーション展開を表明。8色の新ボディーカラーを追加。
カールツァイス 広角単焦点レンズ |
2011年発売予定 |
望遠ズームレンズ |
2011年発売予定 |
マクロレンズ |
2011年発売予定 |
ポートレートレンズ |
2011年発売予定 |
Gシリーズ標準ズームレンズ |
2012年発売予定 |
広角ズームレンズ |
2012年発売予定 |
中望遠レンズ |
2012年発売予定 |
-会場にはこれらのレンズのモックアップが、ひっそりと展示されている。あまりに目立たない状態での展示であり、私自身も最初は見逃したほど。おそらく、ブースを訪れた来場者の大半は気がつかないだろう。
NEXシリーズ用の新ファームウエアを告知
Aマウントアダプター時のAF動作が可能。背面ボタンへの機能割り当て、絞り設定動画撮影にも対応
-NEXシリーズで発表当初から課題とされていた部分を、近日公開予定の新ファームウエアで解消。
-現在、マニュアルフォーカス専用である、Aレンズが装着できるマウントアダプター「LA-EA1」使用時、レンズ内モーター駆動のAレンズで、AF撮影が可能に。
-背面のソフトキーに、使う機会の多い機能の割り当てが可能に。現在、一度メニューに入ってからしか操作できない機能も、ソフトキー割り当てにより、即座に呼び出し可能に。
-NEX-5/3での動画撮影時に、現在の専用プログラムAE撮影に加え、絞り値の設定が可能に。より自分の意図を反映したHD動画撮影が容易に。
-ブース内には、新ファームウエアの説明があるものの、説明スペース上部にあるブラビアの画面内だけでの告知のため、気がつく人はごく希な状態なのが、実に残念。
開発中の「α Aシリーズ中級機」のキースペックを公開
トランスルーセントテクノロジーやAPS-Cサイズセンサーを搭載
中級機用の縦位置グリップや超望遠レンズ「500mmF4G」も参考展示
-PMAやCP+で参考展示された、α Aシリーズの中級機のモックアップをフォトキナブースでも展示。
-新情報として、中級機にも、α55/33で搭載した、トランスルーセントテクノロジーを搭載することを表明。
-撮像素子は、APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載。AVCHDでのフルHD撮影も可能に。
-標準ズームレンズも本機にあわせて新製品が用意される。
-Aマウントの超望遠レンズ「500mmF4G」の”動作品”を参考展示。
-バウンス撮影に対応した、大光量のクリップオンストロボも参考出品。
-中級機のモックアップは、おそらく、PMAやCP+と同じものだが、今回は縦位置グリップが装着された状態での展示になっているのが目新しいところ。
プレスコンファレンスでEマウントのオープン化検討などについて言及
-プレス向けのコンファレンスでは、Eマウントについても言及。
-サードパーティーから数多く登場しつつある「Eマウント」用アクセサリーの現状についてブースでも紹介。
-現在、ユーザーメリットを考慮し、Eマウントのサードパーティーへの仕様公開を含めて検討中。
-詳細は不明だが、Eマウントの形状はもちろん、信号通信の内容公開についても検討。
-ユーザーがより安心してNEXを楽しめる環境構築へ。
●パナソニック
0.1秒の超高速コントラストAF機能や60fpsのフルHD動画
秒40枚の超高速連写や3D対応など新機能満載のマイクロフォーサーズ機「LUMIX
GH2」を現地発表
-パナソニックは、フォトキナ初日の朝一番で、プレスコンファレンスを開催。
-日本でも同時発表された、マイクロフォーサーズ機のフラッグシップモデル「LUMIX
GH2」を現地発表した。
-フルHD動画対応機「GH1」の基本機能を大幅に進化。なかでも、0.1秒の超高速AFや秒40枚の超高速連写機能、60fpsの本格的なAVCHD動画機能、高精細な電子ビューファインダーなどは要注目。
-さらに、3Dを強力に推進するパナソニックならではの展開として、「GH2」用として、3D用レンズをラインナップ。手頃な価格でコンパクトな2眼式の3Dレンズだが、静止画専用だ。
-ブースにはきわめて多くの「GH2」が用意されており、自由に触れることができる。
-基本デザインやサイズは「GH1」とほぼ同等。外観上は、操作ダイアルが背面側になり、動画ボタンが上面に移動したのが大きな違い。
-実際に手にしてみて、まずビックリするのが、そのAFの速さ。到底、コントラストAFとは思えないレベル。0.1秒という数値は伊達じゃなく、これならコントラストAFでも十分という印象。
-この超高速AFは14-140mmはもちろん、初代の14-45mmレンズなどでも十分に体感することができるので、現行のLUMIX
Gシリーズユーザーにとっても魅力的だ。
-ファインダーも大きく進化しており、視野が大きくなり、より高精細になった。さらに、表示レスポンスもよく、カラーブレイキングが大幅に軽減されているため、これまで苦手だった動体撮影でも安心。
-秒40枚の超高速連写は圧巻。電子シャッターになるので、流し撮りなどでは多少歪みが発生するが、この超高速さはそれに勝る魅力がある。
-また、超高感度性能は初代に比べて向上しており、ブースで撮影し、背面液晶で拡大再生した範囲では、画質的は感度換算で1段分以上、改善されたような印象だ。
-実は、今回のフォトキナ取材を含め、普段の取材用カメラは「GH1」がメインなのだが、「GH2」の高速AFと高感度性能はきわめて大きな魅力だ。ただし、今回、バッテリーが新規になっているので、バッテリー資産が使えない点には要注意だ。
●富士フイルム
ハイブリッドビューファインダー搭載APS機「FinePix X100」をブースで公開
-世界初のハイブリッド・ビューファインダーを搭載した、話題のAPS機「FinePix
X100」を公開。
-フォトキナ開幕初日朝に、富士フイルムはプレスコンファレンスを開催。「FinePix
X100」についての概要説明があり、今回のフォトキナでのカメラ系新製品のメインとして紹介された。
-独特なポジションと機構のモデルのためか、コンファレンスでの現地プレスの反応は、もう一息という印象。
-発売は2011年春を予定。価格帯は1000ユーロ前後。日本円では13万円前後になるようだ。
-ブースでは「X100」の詳細な説明がパネルなどで丁寧に紹介されている。
-撮像素子は、自社開発のハニカムEXRではなく、カスタムのAPS-Cサイズ12メガCMOSセンサー。
-レンズは専用設計の23mmF2.0のフジノンレンズを採用。MTFも十分に良好だ。
-ブースでは、実機が展示されており、その品格のあるクラシカルな姿を見られるばかりでなく、実際に手に触れることももできる。
-ブースでは、黒山の人だかり・・・というほどではなく、初日午後でも、ほぼ待たずに実機に触れられる感じだ。
-実機を見ると、”クラッセ”というよりも、かなり”M型ライカ”っぽい雰囲気のモデル。金属外装で仕上げも上々。
-かなり高級感が漂うモデルだが、ややクラシカルでノスタルジック過ぎる雰囲気で、好みが分かれるところ。
-スペック的にはとても魅力的なモデルだが、外観にもう少し、富士フイルムのオリジナリティーが感じられれば・・・と思った。
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光学ビューファインダー時
(フレーム表示OFF) |
光学ビューファインダー+
液晶によるフレームと数値表示 |
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EVFモード時 |
切り替えは前面レバー(赤)で |
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-注目のファインダーの見え味は、なかなか良好。背面液晶と違って、ファインダーに集中できるうえ、手持ち撮影時の安定感を高めることもできる。
-光学ビューファインダー時は普通の透過式ファインダーで、それに液晶画像を合成することで、ブライトフレームを表示できる。
-ブライトフレームは144万画素液晶で表示されたものが、光学ファインダーにオン表示される。当然のことながら、実際に写る範囲はこのフレームの内部だ。
-そのため、このモードでは、普通のレンジファインダー機と同じように、写野外にあるものも確認できるため、動きの激しい被写体にも対応しやすい。
-EVFモードに切り替えると、ビューファインダーの窓が隠されて、144万画素液晶でのEVF表示になる。ただし、EVF映像の表示範囲は、光学式ファインダーと同じ大きさになるので、EVF付きライブビュー一眼ほど倍率は高くなく、目の前いっぱいにEVF像が広がるわけではない。
-ファインダーモードの切り替えは、カメラ前面にある赤い印のついたレバーで行う。ファインダーを覗いたままでも操作できるので安心だ。
●シグマ
有効46メガセンサー搭載機「SD1」や新レンズをブースで展示
-今回のフォトキナの注目製品の筆頭ともいえる、シグマの新フラッグシップ一眼レフ「SD1」。
-ブースではアクリルケースに収まった状態で同機が展示されており、すでにカタログも用意されている。
-話題の「SD1」はブース内の比較的目立つ場所に、アクリルケース越しに展示されている。
-もちろん、まだ、一般来場者が実機を手にすることはできない状態だが、展示機を見る限り、製品にかなり近いレベルのものであり、あとはファームウエアでのチューニング中といった雰囲気。
-発売時期は未定だが、きわめて遠いことではないような感じだ。
-ボディーは「SD15」とは別の新規のもの。サイズもAPSセンサーになったせいか、若干だが大きめになっている。
-操作系は「SD15」とは結構違っており、シャッター周りの操作ダイアルがなくなり、一般的な前後ダイアルによる操作がメインになっている。
-新らたに手ぶれ補正機能を搭載したマクロレンズ「150mmF2.8 OS」も展示。OS機能を搭載したにも関わらず、サイズはほぼ現行品と同等に収まっており、さらに魅力的なレンズになった感じだ。
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2010/09/21
(火) |
●パナソニック
0.1秒の超高速コントラストAFや秒40枚の超高速連写を実現。3D静止画撮影対応の
1080/60fps動画対応4/3型1,605万画素LiveMOSセンサー搭載機「LUMIX GH2」発表
-「GH1」の後継機となる、マイクロフォーサーズ機「LUMIX G」のハイエンド機「LUMIX
GH2」発表。
-AF機能をさらに高速化。位相差AFを凌ぐ約0.1秒のコントラストAF機能を実現。
-連写速度は、メカシャッター時に秒5コマ。電子シャッター時には秒間約40枚(4M時)の超高速連写が可能。
-新開発の4/3型1,605万画素マルチフォーマット対応LiveMOSセンサーを搭載。
-画像処理エンジンに「Venusエンジン FHD」を搭載。
-最高感度ISO 12,800。インテリジェントDレンジコントロール機能や「新・超解像技術」を搭載。
-電子ビューファインダーには新開発の153万画素タイプを採用。視野率100%、倍率1.42倍に。
-動画撮影はセンサー出力で秒60フレームのAVCHDフルHD動画撮影が可能。
-別売の専用レンズによる3D静止画撮影が可能に。
-ボディーカラーはブラックとシルバーを用意。
-オープンプライス。10月29日発売。
●パナソニック
世界最軽量のパンケーキレンズ「LUMIX G 14mmF2.5 (H-HD14)」、
世界初の3D撮影対応交換レンズ「LUMIX G 12.5mmF12 (H-FT012)」
小型軽量な超望遠ズーム「LUMIX G VARIO 100-300mmF4.0-5.6 MEGA O.I.S(H-FS100300)」発表
-マイクロフォーサーズ用レンズのラインナップを拡充。
-クラス最軽量となる28mmワイド相当で、薄さ20.5mmのパンケーキレンズ「LUMIX
G 14mm/F2.5 ASPH」。
-35mm判換算で200〜600mm相当をカバーする超望遠ズーム「LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6/MEGA
O.I.S」。
-「GH2」に装着することで3Dの静止画撮影ができる「LUMIX G 12.5mm/F12」。
-価格・発売日は、「14mm」が49,875円・10月8日発売。「100-300mm」は80,850円・10月29日発売。3Dレンズの「12.5mmF12」は26,250円・10月29日発売。
●シグマ
有効画素数約4,600万画素相当の
APS-Cサイズ X3 ダイレクトセンサー搭載デジタル一眼レフ「SD1」発表
-同社のデジタル一眼レフのフラッグシップ機となるAPSセンサー搭載機「SD1」発表。
-世界初の有効画素数4,608万画素(4,800×3,200×3層(RGB))の、新開発X3 フルカラーダイレクトイメージセンサーを搭載。
-各画素からRGB各色の信号が得られる独自形式センサーを搭載。4,800×3,200の約1,536万画素の3層(RGB)になるため、通常のイメージセンサー換算で約4,600万画素相当の有効画素数に。
-センサーの特性上、モアレや擬色が発生しないため、ローパスフィルターが必要なく、卓越した解像感を実現。
-センサーサイズは24×16mmのAPS-Cサイズは採用。従来より大きなセンサーに。
-処理エンジンに、大容量データの高速処理が可能な「デュアルTRUE II」を搭載。2つの「TRUE II」搭載と、同社独自のアルゴリズムにより、高画質で高速な処理を実現。
-記録媒体はCFカードを採用。UDMA対応。
-AFセンサーは11点ツインクロスセンサー採用。各ライン位相をずらした千鳥配置により、AF 精度を飛躍的に向上。
-外装カバーにマグネシウムボディ採用。Oリングなどによるリーリング処理により、高い防塵防滴性を実現。
-背面ディスプレイに3.0 型約46万画素TFT液晶モニターを採用。
-ファインダーはペンタプリズム式。視野率98%。ファインダー倍率 0.95倍。アイポイント18mm。
-内蔵フラッシュは手動ポップアップ式、ガイドナンバー11。
-大きさは145.5×112.5×80.0mm。重さ未定。
-フォトキナ2010に参考出品。
-価格、発売時期未定。
●シグマ
手ぶれ補正機能を搭載。さらなる高画質化と防塵防滴性を高めた
大口径望遠レンズ「APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM」発表
-クラス唯一の大口径望遠ズームレンズ「APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM」(2005年7月発売)の後継機となる、手ぶれ補正機能を新搭載した「APO
120-300mm F2.8 EX DG OS HSM」を発表。
-光学性能もさらに向上し、超高画質化を実現。FLDガラス2枚とSLDガラス1枚を採用。
-プロの過酷な撮影条件に応えるよう防塵・防滴性の高い構造を採用。
-スーパーマルチレイヤーコートにより、フレア・ゴーストの発生を軽減。
-インナーズーム方式とインターフォーカスを採用し、ズーム全域で高画質に。
-サジタル方向のコマフレアをさらに補正。周辺部での点光源のにじみを軽減し、単焦点レンズに匹敵する高画質を実現。
-手ブレ補正のOS機構は、約4段分の手ブレ補正効果を発揮。
-9枚羽根の円形絞りを採用し、開放付近でも自然なボケ味に。
-別売のテレコンバーター「APO TELE CONVERTER」の併用が可能。マスターレンズが大口径なため、AFでの超望遠ズームと撮影が可能に。
-最短撮影距離は150〜250cm。ズーム位置により変動。
-大きさは最大径114.4mm、全長289.2mm。重さ未定。
-フォトキナ2010に参考出品。
-価格・発売時期未定。
●シグマ
同社マクロレンズ初の手ぶれ補正機構内蔵
等倍撮影対応望遠系大口径マクロレンズ「「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM」発表
-同社の大口径中望遠マクロレンズ「150mmF2.8 macro」に手ぶれ補正機能を新搭載した「APO
MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM」を発表。
-最新光学設計技術によりさらなる高画質化を実現。
-過酷な撮影条件でも安心して使える高い防塵・防滴構造を採用。
-2つのレンズ群を最適制御し、距離が変化しても非点収差や歪曲収差の変動を最小に補正。
-SLD ガラス3枚を採用。スーパーマルチレイヤーコートにより、フレア・ゴーストを軽減。
-手ブレ補正機構は、約4段分補正効果を発揮。
-レンズ駆動源に超音波モーターを採用。高速で静粛性なAFを実現。フルタイムMFも可能。
-最短撮影距離38cm。アダプターなしに等倍撮影が可能。
-大きさは、最大径79.6mm、全長約150mm。重さ未定。
-フォトキナ2010に参考出品。
-価格・発売日未定。
DigitalCamera.jp特報]
「フォトキナ2010」現地レポート/前日 プレスディ編 (その2)UPDATE
-「フォトキナ2010」が、現地時間の21日から、いよいよ開幕する。
-今日、前日はプレスディとして、数多くのプレス向けイベントが開催されている。
●オリンパス
ZUIKOブランドレンズを搭載した高級コンパクトカメラ、フォトキナでプレス向けに公開
-オリンパスブースでは、開催前日のプレスディに、プレス関係者に向けて、開発中の高級コンパクト機(と思われる)機種のモックアップを公開。
-前日午前ということで、まだ各社ブースともに設営中だったが、同社ブースはプレスイベントが開催されるためか、すでに完成形。
-入り口には、PENの文字が大きく掲げられ、PENが小さく見えるように、巨大な椅子やサングラスが飾られていた。
-プレスコンファレンスのスピーチ中は、商談エリアの中央に黒い幕が掛けられた状態。もちろん、ここが世界初のお披露目になり、事前情報もないため、まさにベールに包まれた感じだった。
-アクリル越しに展示された本機。詳細はなんら明かされておらず、情報的にも「ZUIKOレンズ搭載」と「2011年第一四半期発売」「開発発表」という程度。
-外観は高品位な高級コンパクトカメラ的。レンズが外れる様子はなく、レンズ周囲に「ZOOM」の文字があり、単焦点レンズでないようだ。
-背面には動画記録専用ボタンがあり、側面にはHDMIの文字があるため、HDMI出力対応のよう。
-Eシリーズと共用となるアクセサリーポートを装備している。
-会場のブース内や商談ルームでは、基本的にアクリルケースに収まった状態での展示になるのだが、プレスの写真撮影用に、プレスイベント中のみ、ケース越しではなく、直接撮影することができた。
-こちらは、ケースのものとちがい、ボディーカラーがかなりブラックに近い感じの仕上げ。
-レンズなどをみてもわかるように、まだモックアップの段階。
-手に触れることができないので、指をかざしてサイズ感をみると、感覚的には「パナソニック・LX5」などに近いサイズ。
-レンズがズームであることを考えると、同社久々の大口径ズーム付きコンパクト機の可能性もありそうだ。
-現地での同社広報のかたは、「詳細は不明で、発表された以上の情報はありません」と前置きをしたうえで、下記のような内容の説明を受けた。
-「このカメラは、コンパクトカメラのフラッグシップ機」。
-「(前回フォトキナの「マイクロフォーサーズ機と違って)このデザインは最終に近いもの」。
-「背面液晶は3.0型で縦横比は3:2」。
-「アクセサリーポートにはPENシリーズ用のEVFユニット「VF2」やマイクが装着できる」。
-「コンセプト的にはマイクロフォーサーズと同じく、いい写真を小さく・軽く・手頃な機材で撮影して欲しいという意図で開発された」。
-「今回は開発発表での参考出品という扱いになっている」。
-「レンズならオリンパスと思っていただけるカメラになる」
-「手ぶれ補正は方式はいえないが入っている」。
-「ストロボは内蔵式」「外装は金属を採用」。
-「このカメラはPENシリーズよりも男性比率が高くなると考えている」。
-以上のことから推測すると、センサーサイズは4/3型よりも小さく、明るいズームレンズを搭載した、HD動画記録対応の、カメラの品格や質感にこだわるユーザー向けの、フラッグシップコンパクト機といえそうだ。
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●オリンパス
ZUIKOブランドレンズを搭載した高級コンパクトカメラ、開発発表。フォトキナで展示
-オリンパスがフォトキナ2010会場で、開発中の「ZUIKO」ブランドレンズ搭載コンパクト機を開発発表。
-同社のデジタルコンパクト機で初めて「ZUIKO」ブランドレンズを搭載。
-マイクロフォーサーズの「PENシリーズ」と共通の「アクセサリーポート」を搭載。EVFやステレオマイクを装着可能。
-2011年第一四半期発売予定。
-開発発表。詳細、価格とも未定。
●富士フイルム
世界初のEVFとレンジファインダー共用のハイブリッドビューファインダー搭載
APS-C 1,230万画素CMOSセンサー搭載フジノンレンズ搭載モデル「FinePix X100」、開発発表
-独自形式のファインダーを搭載したAPS-Xサイズの1,230万画素CMOS搭載レンズ一体型モデルを、フォトキナ向けに開発発表。
-レンジファインダーと電子ビューファインダーを融合した、世界初のハイブリッドビューファインダーを搭載。従来のレンジファインダーと144万画素液晶を組み合わせる新構造を採用。
-144万画素のEVFとして利用可能。さらに、光学ファインダー像にフレームや各設定表示などを重ねて表示することも可能な新方式を採用。
-光学ファインダー時は逆ガリレオ方式。倍率約0.5倍。
-撮像素子は、APS-Cサイズの1,230万画素CMOSセンサーを搭載。マイクロレンズなどを最適化することで、画面周辺部での画質を向上。
-レンズは23mmF2.0のフジノンブランドレンズを採用。6群6枚構成。最短撮影距離10cm。
-画像処理エンジンに新開発の「EXRプロセッサー」を搭載。
-往年のレンジファインダー機的な品格のあるデザインを採用。
-軍艦部(上部)と底面にマグネシウム合金を採用。
-シャッター速度と露出補正に各専用の金属製ダイアルを採用。電源OFF時にも設定確認可能。
-開発発表。2012年春発売予定。
●HOYA
1,628万画素APSサイズCMOSセンサーを新搭載した
秒7コマ連写やフルHD動画対応中堅デジタル一眼レフ「PENTAX K-5」発表
-「K-7」をベースに基本機能を大幅に向上させた、中堅一眼レフ「K-5」をフォトキナ発表。
-撮像素子に、APS-Cサイズの1,628万画素高速CMOSセンサーを搭載。
-画像処理エンジンに最新の「PRIMEII」を搭載。
-感度は、通常時ISO100〜12,800。拡張設定時はISO80〜51,200まで設定可能。
-秒間約7コマの高速連写を実現。JPEG時30枚、RAW時8枚の連続撮影が可能。
-あらたに1080/25fps(1,920×1,080ピクセル・秒25フレーム)のHD動画撮影に対応。
-画像のズレをカメラ内で補正し合成する、手持ち撮影対応のHDR機能を搭載。
-AF測距光学系を一新。11点ワイド(中央9点クロス)の「SAFOX IX+」を搭載。光源情報を加味し、さらに高精度なAF測距が可能に。
-ファインダーは視野率100%・倍率0.92倍。スクリーンにはMFが容易な「ナチュラルブライトマットIII」を搭載。
-ライブビュー機能搭載。ライブビュー中のコントラストAFを高速化。
-ボディー外装にマグネシウム合金、シャシーにはステンレス合金を採用。
-77ヶ所のシーリング処理による防塵防滴性を実現。
-マイナス10度の動作保証や10万回耐久で最高速1/8,000秒のシャッターユニットを搭載。
-センサーシフト式手ぶれ補正機能搭載。約2.5〜4段分の補正効果を発揮。「K-7」に搭載された自動水平補正や構図微調整機能も搭載。
-カメラ内画像処理機能のカスタムイメージやデジタルフィルター、クロスプロセスモードも搭載。
-背面ディスプレイは3.0型約92.1万画素液晶を搭載。
-バッテリーはリチウムイオン電池。約980枚の撮影が可能に。
-別売バッテリーグリップ「D-BG4」により、単三電池6本での駆動も可能。
-付属ソフトに、SILKYPIXベースの「PENTAX Digital Camera Utility」を採用。
-大きさは約131×97×73mm。重さ約740g。
-オープンプライス。10月下旬発売。
●HOYA
簡易防滴構造を採用した27.5〜207mm相当となる
7.5倍ズームレンズ「smc PENTAX-DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR」発表
-簡易防滴構造を採用した、レンズ内モーター駆動の7.5倍高倍率ズーム。
-27.5〜207mm相当(35mm判換算)の常用焦点域を広くカバー可能。
-「K-5」などをの組み合わせにより、雨天などでも安心して撮影できる簡易防滴構造を採用。
-AF駆動はレンズ内モーター方式。駆動源はDCモーターを採用。フルタイムマニュアル可能。
-光学系のEDガラス1枚、ハイブリッドとガラスモールドの各非球面レンズを搭載し、高画質化と小型化を両立。
-最短撮影距離はズーム全域で0.4mを達成。最大0.24倍のクローズアップ撮影が可能。
-大きさは、最大径73.0mm、全長76.0mm。重さ約405g。
-オープンプライス。11月中旬発売。レンズフード付属。
●リコー
「GXR」専用カメラユニット「GR LENS A12 28mm F2.5」と
Bluetooth、無線LAN対応するデジタルカメラ「G700SE」、フォトキナ2010に出品
-リコーはフォトキナ2010で、GXR専用ユニットと無線転送ユニット対応防塵防滴モデルを出展。
-GXR専用となるAPS-Cサイズの1,230万画素CMOS搭載18.3mmF2.5レンズ採用ユニット「GR
LENS A12 28mm F2.5」を出品。
-非球面レンズ2枚と特殊低分散ガラス1枚などの採用で高画質化を実現。
-APSの新CMOSセンサーを採用。最高感度ISO3,200。720pのHD動画記録が可能。
-ワイヤレス機器に対応した業務用の防塵防滴モデル「G700SE」。オプションユニット装着によりBluetoothと無線LANに対応。GPSやレーザーバーコードリーダー機能にも対応。
-「A12」はオープンプライス。10月29日発売。
-「G700SE」は126,000円。11月12日発売。
DigitalCamera.jp特報]
「フォトキナ2010」現地レポート/前日 プレスディ編 (その1)UPDATE
-「フォトキナ2010」が、現地時間の21日から、いよいよ開幕する。
-今日、前日はプレスディとして、数多くのプレス向けイベントが開催されている。
●HOYA
APS-Cサイズ16.3メガCMOSセンサーを搭載
最高感度ISO51,200や新測距センサー、手持ちHDR機能を搭載した「PENTAX K-5」、会場発表
-「K-7」の後継機となる、16.3メガCMOS搭載中堅デジタル一眼レフ「PENTAX K-5」を、欧州向けにフォトキナ会場で発表。
-撮像素子は、同社初のAPS-Cサイズとなる16.3メガCMOSセンサーを搭載。
-感度設定はISO80から51,200を実現。
-連写速度は秒間7コマを達成。
-画像のズレを自動補正する新・HDR撮影機能を新搭載。
-動画記録は1,920×1,080/25fosを実現。
-防塵防滴機能を備えたフルHD機能に。
-簡易防塵防滴性を備えた高倍率ズーム
-標準系高倍率ズーム「PENTAX smc DA 18-135 mm / 3,5~5,6 ED AL (IF) DC WR」も同時発表。
-欧州向け発表。
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2010/09/20
(月・祝) |
[DigitalCamera.jp特報]
「フォトキナ2010」現地レポート/前日 プレスディ編
-「フォトキナ2010」が、現地時間の21日から、いよいよ開幕する。
-今日、前日はプレスディとして、数多くのプレス向けイベントが開催されている。
●カシオ [発表会会場速報]
世界初の自律測位式ハイブリッドGPSシステムを搭載
内蔵の地図で撮影時や移動位置情報を表示できる”旅カメラ”「EXILIM EX-H20G」、フォトキナ発表
-世界で初めて、自立測位式のハイブリッドGPS機能を搭載した、究極の”旅カメラ”となる、10倍ズーム機「EXILIM
EX-H20G」を、フォトキナ会場で欧州向けに発表。
-本機は、GPSによる位置情報と、モーションセンサーの両方を組み合わせたハイブリッドGPS機能を搭載。GPSが使えない場所での位置情報測位を実現。
-撮影していない場合でも、カメラの移動を自動的に測位し、記録するため、撮影場所の記録はもちろん、自分の移動した道も記録可能。
-記録された位置情報は、カメラ内蔵の世界地図(主要都市を網羅)で、地図上で参照可能。
-徹底した省電力設計により、GPSのないモデルと同等の撮影枚数を実現。
-カメラ部は14.1メガCCDを搭載。レンズは24mmからの15倍ズームを搭載。
-欧州向け発表。現地価格は300ユーロ前後。
●カシオ [発表会会場速報]
高速CMOSによる連写機能を活用した
HDR機能によるアート的な作品が撮れる12メガCMOS搭載機「EXILIM EX-ZR10」、欧州発表
-「創る、魅せる」楽しさをテーマに開発された、HDR Art機能を搭載した新世代ハイスピードEXILIM「EX-H20G」をフォトキナ会場で発表。
-HDR機能を活用したアート感覚の作品が撮影可能。
-超高速連写機能での段階露出機能によるHDR撮影が可能。
-輝度比の高いシーンでも、白飛びや黒つぶれのしない、芸術的なHDR画像の撮影が可能。
-撮像素子に12メガの裏面照射型CMOSセンサーを搭載。
-レンズが28mmからの光学7倍ズームを採用。
-新開発の「EXILIM ENGINE HS」を搭載。
-動画は1,920×1,080のフルHD記録が可能。
-秒40枚の超高速連写や最高480fpsの動画撮影、360度のパノラマ撮影など多彩な機能を搭載。
-欧州向け発表。現地価格は270ユーロ前後。
<発表会会場語録概要> UPDATE
・「Digital Imaging revolution!」
・EXILIMシリーズは、これまでもすばらしい新製品を開発。写真の世界で世界をリードするフォトキナで発表する。
●カシオ・中村氏
・自分のカメラをご覧ください。デジタルカメラでない人、モニターが付いていない人は手を挙げてください・撮ったその場で確認する。これが常識になったのは十数年前。カシオ・QV10が作った。
・これをなぜカシオが作れたか? デジタル技術で新しい文化を創造するのがカシオ。
・QV-10に始まったカシオのデジタルカメラは、その後も宇偉ぶるカメラというジャンルを確立した。
・ハイスピードカメラによる目に見えない世界を提供するという世界を実現した。
・カシオはデジタルカメラを進化させるのはカシオである。
・2010年、カシオは新しい概念のカメラを発表する。テーマはデジタル革命。
・見る、撮る、記録するに加え、楽しみを与えるという世界を作る。それがアート。
●カシオ・中山仁氏
・写真革命をテーマに2モデルを発表。
・ハイスピードイメージテクノロジー「ZR10」を提供。
・ZR10では」白飛びや黒つぶれを軽減。HDR機能を駆使することで、さらに芸術的な写真が撮れる。
・ワンシャッターで感動的なアートが撮れる。
・秒間40枚で少しずつ露出の異なる画像を撮影し、画像を合成する。
・写真撮影の目的が大きく変わる。これからは創る、魅せるという新しい楽しみが始まる。
・トラベルエンターテイメント「H20G」。ハイブリッドGPSシステムを搭載。世界中の地図や景勝地の情報がカメラに内蔵。
・旅行前にカメラだけで旅行のプランを立てることができる。
・位置情報により、地図情報や撮影場所の地名を表示でき、近くの景勝地も知ることができる・
・電源OFFでも自動的に移動した場所を記録できる。
・PicasaやGoogleアースなどを使い、旅を記録できる。
・GPSシステムは衛星からの電波が届かない場所では位置を検出できない。
・GPSシステムとモーションセンサーにより、室内で使われることの多いデジタルカメラに最適な位置情報システムを実現。
・撮影、再生、消去など各使用時にクロックを制御し、徹底的な省電力化。ローパワーGPSシステムを搭載することで、カメラがOFFの時などでも電力を制御し、従来からのGPSカメラのイメージを一新した。
・画像に位置情報付きがあたりまえの時代になる。
・トラベルカメラ・カシオというネーミングでデジタルカメラをリードする。
・カシオはコンパクトカメラにこだわり、カメラ業界の常識にとらわれない世界を今後も展開してゆきたい。
・将来、デジタルカメラにGPSによる位置情報が入ることは常識になる。そして、これからはインターネットとのコネクティビリティーが重要になるので、早く出してゆきたい。
・ZR10はHDRを一つのパラメータで撮影するが、この機能が受け入れられれば、調整できる機能も加えてゆきたい。
・GPSシステムについては、カシオがたくさんの特許を持っているので、そう簡単に真似できない。HDRは他社も搭載している。特許というよりも、ノウハウの違いといえる。
・カシオは今後も、デジタルでしかできない画像を今後も提供してゆきたい。
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[DigitalCamera.jp特報]
「フォトキナ2010」現地レポート(前々日編)
-ドイツのケルン市で現地時間9月21日より、世界最大のカメラ・映像見本市「フォトキナ2010」が開幕する。
-当サイトでは、フォトキナからのレポートを適時お送りする。
-フォトキナが開催されるのは、大聖堂でも有名なドイツのケルン市にある「ケルンメッセ」。
-広大な会場に世界約50ヵ国から約1,300社あまりが出展を予定。
-開幕前日となる20日がプレスデイになっており、数多くのプレス向けイベントが開催され、新製品が続々発表される模様。
-ケルン市内でも、すでにフォトキナ開幕に向けたディスプレイが始まっている。
-駅の構内では、「FinePix REAL 3D」の垂れ幕や、地元販売店のフォトキナ記念セールのシールが通路に貼られるなど、フォトキナへの雰囲気を盛り上げている。
HOYA、新デジタル一眼レフ「PENTAX K-5」発表か?
-フォトキナの会期中は、市内のタクシー側面には、出展メーカーが新製品をアピールしている。
-なかでも今回は、「PENTAX」と「FUJIFILM」が力を入れており、多くのタクシーがそのディスプレイをボディーに貼り、市内を走っている。
-そのなかで気になったのは「PENTAX」。側面には、先日日本国内発表された「Optio RS1000」に並んで、「K-5」とネーミングされたデジタル一眼レフの写真が掲載されている。
-もちろん、現地でも「K-5」は発表されておらず、スペックも不明だが、ネーミングとデザインからみて、「K-7」の後継機のようだ。
-ケルン中心部のカメラ店のディスプレイには、フォトキナセールの製品とともに、今回のフォトキナに向けて発表された新製品も並んでいる。
-ショーウインドーには、先だって国内発売された「キヤノン・EOS 60D」
-店頭には、日本国内未発表の、SAMSUNGの新ミラーレス機「NX100」も展示されていたが、プライスがないので、まだ販売されていないようだ。
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●DigitalCamera.jp
デジタルカメラ売れ筋ランキング、2010年08月分公開
-マップカメラ様のご協力による、2010年8月のデジタルカメラ売れ筋ランキング。
-新品・中古カメラともに、新製品投入や価格変動でランキングが変動。
-新品カメラのトップは「パナソニック・LUMIX LX3」が約1年ぶりの首位に。2位には「EOS
7D」がランクアップ。3位は「ニコン・D300S」が5位からランクアップ。「E-PL1」「Optio
H90」も初ランクイン。
-中古カメラのトップは新品で2位の「キヤノン・EOS 7D」が6位からランクアップ。2位は10位から大幅アップした「ニコン・D300」。3位は「キヤノン・EOS
5D MarkII」に。「D300S」は7位、「NEX-5」は10位に初ランクイン。
-新品、中古ともにトップ10圏内にニコンが3機種ランクイン。
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※無事、フォトキナが開催されるケルンに到着しました。
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2010/09/19
(日) |
●エツミ
背面ディスプレイをキズや汚れから守る液晶保護フィルムに
「ニコン・D3100専用」「ソニー・α55/33用」「Powershot S95専用」など5種を追加
-デジタルカメラの背面液晶などをキズや汚れから保護する液晶保護フィルムが最新機種に対応。
-あらたに「ニコン・D3100専用」「ソニー・α55・33用」「キヤノン・PowerShot S95専用」「キヤノン・IXY50IS専用」「ニコン・COOLPIX S5100専用」の5種を追加。
-素材にはパナソニック電工製のファインティアラフィルムにARハードコートを施すことで、低反射率で映り込みが少なく、屋外での視認性も向上。 -トップレベルの高摩耗耐性を備えており、傷の保護や指紋の拭き取りも容易に。
-1,260円 (S5100用のみ1,150円)。「D3100」用は9月17日発売。他の4機種は9月15日発売。
●DigitalCamera.jp より
9月21日に開幕するドイツ・ケルンで開催される世界最大のカメラ・映像見本市「フォトキナ2010」取材のため、本日より渡欧します。現地の通信環境によっては、更新が滞る可能性がありますので、その旨、ご了解ください。よろしくお願いします。
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2010/09/18
(土) |
●カシオ
カシオのヘビーデューティーモデル「EXILIM G」、オリジナル壁紙公開
-カシオの耐ショック・防塵防滴モデル「EXILIM G」。
-「EXILIM Gスペシャルサイト」で同機をイメージしたオリジナルの壁紙3種を公開。
-サイズは1,600×1,200、1,280×1,024、1,024×768の3種を用意。
-無償ダウンロード可能。
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2010/09/17
(金) |
●シグマ
新画像処理エンジン「TRUE
II」を搭載した
FOVEON X3センサー採用28mm相当のワイド系モデル「DP1x」、正式発表。9月30日発売へ
-新画像処理エンジンを搭載した基本性能を高めた大型センサー搭載ワイド系コンパクト機「DP1x」。
-あらたに画像処理エンジン「TRUE
II」を搭載。処理速度の向上を実現。
-AFアルゴリズムを最適化し、AF速度を高速化。 -QS(クイックセット)ボタンを新設。QS1では「ISO
感度」「ホワイトバランス」「フラッシュモード」「測光モード」、QSメニュー2
では「画像サイズ」「色モード」「画質」「ドライブモード」の設定変更が可能。
-あらたに「DP2」シリーズとユーザーインターフェースを統一。
-レンズは28mm相当の単焦点タイプとなる16.6mm F4を採用。最短撮影距離0.3m。
-1画素ごとに正確な色信号を捕らえる3層構造の独自センサー「FOVEON X3」を搭載。1,406万画素(2,652×1,768×3
層)。センサーサイズは20.7×13.8mm。最高感度ISO3,200(RAW時)。
-背面ディスプレイは2.5型23万画素のTFT液晶を搭載。
-大きさは113.3×59.5×50.3mm。重さ約250g。
-オープンプライス。9月30日発売。
●タムロン
アドビシステムズの画像編集ソフト「Photoshop CS5」
「Photoshop Lightroom 3」「Camera Raw」でタムロンレンズのレンズ収差補正機能に対応
-タムロンの主要レンズが、アドビシステムズの画像処理ソフトでのRAWデータ現像時の、レンズ収差画像補正機能で補正可能に。
-タムロンの35mmフルサイズ対応レンズ「Diシリーズ」、APS-Cセンサー対応レンズ「DiIIシリーズ」用のレンズプロファイルを提供。
-レンズプロファイルは「Camera Raw 6.2 update」「Photoshop Lightroom 3.2」に同梱.。
-対応ソフトとプロファイルデータにより、RAW現像時に、設計データを基にした「歪曲収差」「色収差」「周辺光量」の補正が可能に。
-今後発売するレンズについても随時対応予定。
-同社の現行レンズの大半でプロファイル補正が可能に。具体的な対応レンズは当該ページ参照。
●加賀ハイテック
720p動画再生やデジタルフォトフレーム的にも活用できる
7.0型WVGAタッチパネル液晶搭載WiFi対応モバイルネット端末「Meopad」発表
-動画や静止画を気軽に表示できるデジタルフォトフレームとしても活用できる、WiFi対応のタッチパネル式ネット端末。
-ディスプレイに、7.0型のタッチパネルを搭載。解像度は800×480ピクセル。
-OSにWindows CE 6.0を採用。プロセッサーはNVIDIA APX 2600 TEGRA 600MHz。
-WiFi対応。WiFi経由でWeb表示やメール送受信、MS OFFICEファイルの表示も可能。
-Mini HDMI出力可能。HDTVでの外部表示に対応。microSDスロットも搭載。
-電源は充電式リチウムイオン電池。動画再生時で4時間駆動可能。
-大きさは約204.0×111.3×14.6mm。重さ約445g。
-発売記念として、2,000台のみにオプションのキーボード(6,000円)を無償でバンドル。
-オープンプライス。実売価格39,800円前後。10月下旬発売。
[ソフトウエアUPDATE] ●市川ソフトラボラトリー ・SILKYPIX Developer Studio Pro Early Preview 版( Windows/Macintosh ) Ver.4.1.38.0
-高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX
Developer Studio」の最新Early
Preview版。
-あらたに「ニコン・D3100」のRAWデータに対応。
-Windows Vista /7でのカラーマネージメント動作を変更(Windows版)。
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2010/09/16
(木) |
●セイコーエプソン
世界初の高温ポリシリコン反射型液晶を搭載した
コントラスト比100万:1のフルHDプロジェクター「"dreamio"EH-R4000」、50万:1の「R1000」発表
-同社の高温ポリシリコン技術による反射型液晶を搭載したハイエンド・ホームプロジェクター。
-新開発の高温ポリシリコン反射型液晶「Reflective HTPS」による3LCD方式を採用。
-最上級機の「EM-R4000」では、ネイティブコントラストで4万:1を実現。オートアイリス併用により、100万:1の高コントラスト比を実現。「EH-R1000」では50万:1。
-光源に、反射板追加で光効率を高めた多重反射式高性能ランプ〈E-TORL〉を搭載。
-明るさ1,200ルーメンを達成。120〜150インチの大画面にも対応。レンズの絞りにより100インチ以下でも適正な明るさに。
-レンズにフジノンレンズを採用。2.1倍ズーム。電動でズームとフォーカスが可能。
-投影距離は100インチ時283〜604cm、150インチ時427〜908cm。
-解像度は1,920×1,080ピクセルのフルHD対応。
-大きさは「R4000」が約440×405×185mm。9.0kg。
-オープンプライス。「R4000」は実売65万円。「R1000」は実売50万円前後。11月下旬発売。
●オリンパス
「大切な写真を、残す。楽しい。」をコンセプトとした
保管・共有・プリントが可能な新オンラインサービス「ib on the net」、ベータ版サービス開始
-オリンパスの関連会社「オリンパスメモリーワークス」運営の新オンラインサービス「ib on the net」のベータ版サービスを開始。
-「大切な写真を、残す。楽しい」をコンセプトに、オンラインでのデジタルフォトデータの共有・バックアップ・プリントが可能に。
-本日より一部機能限定でのベータ版サービスを開始。ベータ版のユーザー登録者には無料で2GBの保存スペースを提供。通常は500MBまで無料。
-今秋中に、オリンパスのデジタルカメラ付属ソフト「ib」と連携。「ib」での人物や場所のタグを活用してアップロード可能。フォトブック作成機能もさらに強化。
-サービス内容は、フォトデータの保存ができる「フォトスペース」(無償で500MBまで利用可能)。
-大切な写真データをバックアップできる有償サービス「フォトバンク」。
-オンラインでフォトプリントとフォトブック作成ができる「オンラインプリント」も展開。
-詳細な内容や登録方法などは当該ページ参照。
-9月16日よりベータ版サービス開始。今秋中に本サービス開始予定。
●ニコン
より直感的で親しめるサイトとしてデザインを一新
ニコンの画像共有・保存サービス「my Picturetown」をリニューアルオープン
-ニコンが運営するフォトシェアリングサイト「my Picturetown」を全面リニュアル。
-「親しみやすさ」と「使いやすさ」をテーマにデザインやユーザーインターフェースを一新。操作性やスピードを向上し、より直感的で快適な操作に。
-ログイン後のトップページに、自分が保存した写真をランダムに表示。一年前の写真が表示される「去年のいまごろ」コラム機能も追加。
-「マイフォトページ」では数千枚のサムネール表示が可能。写真の並べ替えもドラッグ&ドロップで可能。ソーシャルネットワーキングサービス「Facebook」への画像転送機能も追加。
-写真にメッセージや音楽を組み合わせて、映画のワンシーンのような表示ができる「フォトムービー」機能を新設。
-9月15日よりリニュアルオープン。登録のみで、無償で2GBの保存容量を提供。有償会員登録により、最大200GBまで容量の拡張が可能。
●ソニー
3Dビデオ編集に対応。手ぶれ補正機能を新搭載した
Windows用ノンリニアビデオ編集ソフト「Vegas Pro 10 日本語版」発表
-高機能なWindows用ノンリニアビデオ編集ソフト「Vegas Pro」の最新版となる「Vegas
Pro 10」日本語版を国内発表。
-前バージョンの「Vegas Pro 9」同様、64bitと 32bit OSに対応。4Kビデオ編集や各ファイルフォーマットのインポート、エクスポートに対応。Blu-rayやDVDへの書き出し機能も搭載。
-今回のVer.10では、あらたにステレオスコピック3D編集に対応。 各3Dフォーマットの映像の編集が可能。
-サイド・バイ・サイドやトップ・アンド・ボトム、 ライン・バイ・ ラインなど3Dビデオ形式で出力可能に。
-NVIDIAのCUDAテクノロジーをサポート。GPUを活用することで、AVCHDのデコードやレンダリングを高速化。タイムコードの読み込みにも対応。
-動画撮影時の手ぶれをソフト的に補正する手ぶれ補正機能を新搭載。
-Windows用。64bit OSにも対応。
-価格未定。10月下旬発売。
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2010/09/15
(水) |
●ニコン
100%視野率や秒6コマ連写、フルHD動画機能を実現
基本性能を大幅に向上したDXフォーマット16.2メガCMOS搭載中堅デジタル一眼レフ「D7000」発表
-「D90」と「D300s」の間を埋める、本格派中堅デジタル一眼レフ「D7000」。
-撮像素子に新開発のDXフォーマット16.2メガCMOSセンサーを搭載。最高感度ISO
25,600。
-クラス初となる視野率100%・0.94倍の光学ファインダーを搭載。
-新開発の2016分割RGB測距センサーを搭載。輝度はもちろん、色情報を解析した測光制御に。
-新開発の39点AFセンサー「マルチCAM4800」を搭載。頻度の高い9点はクロスタイプに。3D-トラッキング機能も搭載。
-AF追尾の秒6コマ連写を実現。連続100枚の撮影が可能。
-1080p/24fpsのフルHD動画撮影に対応。ファイル形式はMOV(H.264/MPEG-4 AVC)。
-ボディー上面と背面カバーにマグネシウム合金を採用。丈夫で軽量なボディーを実現。
-各接合部分にシーリングをすることで、高い防塵防滴性を確保。
-記録媒体は、SDカードのダブルスロットを採用。SDXCカードに対応。
-背面ディスプレイに3.0型92万画素液晶を搭載。ライブビュー専用ボタンを新設。
-蛍光灯や水銀灯でのフリッカー低減機能搭載。50Hz、60Hzを選択可能。
-大きさは、約132×105×77mm。重さ約690g。
-オープンプライス。実売138,000円前後。18-105mmキット18万円前後、18-200mmキット23万円前後。10月29日発売。
●ニコン
FXフォーマット対応大口径単焦点レンズ
開放F値1.4の大口径広角レンズ「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」
4段分の補正効果を発揮するVRII搭載大口径レンズ「AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED
VR II」発表
-35mmフルサイズのFXフォーマットに対応した、大口径単焦点レンズ。
-両レンズともに、ナノクリスタルコートを採用。
-「35mmF1.4」は、絞り開放から高解像力と自然なボケ味を両立。とくに天体撮影や夜景撮影に最適。
-「200mmF2」は、4段分の補正効果が得られる手ぶれ補正機能「VRII」を搭載。EDレンズ3枚とスーパーEDレンズ1枚を採用。
-「AF-S 200mmF2G ED VR II」は861,000円。10月1日発売。
-「AF-S 35mmF1.4G」は241,500円。11月19日発売。
●ニコン UPDATE
中堅デジタル一眼レフ「D7000」を
いち早く体感できる体験型イベント「Nikon Digital Live 2010」、東京・大阪で開催
-本日発表の中堅一眼レフ「D7000」などの新製品を体感できるイベント「Nikon
Digital Live 2010」を、東京と大阪で開催。
-会場では、「D7000」に関する質問や相談にニコンスタッフが応える「製品説明カウンター」を設置。
-「D7000」での実写体験ができる「撮影体験コーナー」を開設。プリントコーナーも併設。
-新製品の魅力や性能を解説する4人のプロカメラマンによるステージ「写真家セミナー」も実施。
-東京会場は、10月15日(金)〜17日(日)に「AKIBA_SQUARE(秋葉UDX 2F)」で開催。
-大阪会場は、10月22日(金)〜23日(土)に「堂島リバーフォーラム」で開催。
-入場無料。各日先着500名に記念品を進呈。
-イベントの詳細は当該ページ参照。
●ニコン
一眼レフ用「NIKKOR」レンズ、累計生産本数5,500万本を達成。SWM搭載レンズも2,000万本に
-ニコンの一眼レフ用レンズ「NIKKOR」の累計生産本数が、2010年8月に5,500万本を達成。
-同社独自開発のAF駆動用超音波モーター「SWM」搭載NIKKORレンズも累積2,000万本に。
-最初のNIKKORレンズは1959年に「ニコンF」用の「NIKKOR-S Auto 5cm f/2」。以後、約50年で5,500万本を達成。
-なお、1年前の2009年8月に累計生産本数5,000万本を達成。約1年で500万本を生産。
●ニコン
タッチ操作式の3.5型有機ELディスプレイを搭載した
薄さ16.5mmの14.1メガCCD搭載35〜175mm5倍ズーム機「COOLPIX S80」、国内発表
-同社で初めてOLED(有機ELディスプレイ)を搭載した、タッチ操作式コンパクト機。 -背面ディスプレイに、81.9万画素の3.5型OLEDを搭載。約180度の超広視野角と、sRGBの50%の色域表示と実現。 -タッチ操作も進化。新型LSIを搭載することで、操作を高速化。2本指での操作も可能。 -スリムでシンプルなデザインを採用。薄さ16.5mmの薄型化を達成。 -撮像素子は、1/2.3型14.1メガCCDを搭載。最高感度ISO6,400。 -レンズは35〜175mm相当となる屈曲式5倍ズーム。6.3〜35mmF3.6〜4.8。 -6種類の画像編集用フィルターを内蔵。魚眼効果やミニチュア効果処理も可能。 -動画記録は1,280×720のHD記録。HDMI端子装備。 -大きさは98.8×62.6×16.5mm。重さ約133g。
-オープンプライス。実売37,800円前後。10月7日発売。
●ニコン
裏面照射型2/2.3型12.1メガCMOSセンサーを搭載した
フルHD動画記録対応30〜300mm相当10倍ズーム機「COOLPIX S8100」、国内発表
-薄型10倍ズーム機「S8000」の後継機となる、12.1メガ裏面照射CMOS搭載機。 -あらたに、1/2.3型12.1メガの裏面照射型CMOSセンサーを搭載。最高感度ISO3200。 -高速性を活かした各機能を搭載。フル画素で秒10コマの高速連写が可能。HDRも可能。 -夜景人物撮影時には、自動的に、自然光で背景を撮影し、ストロボ撮影した人物と合成する機能を搭載。 -動画撮影は、1,920×1,080ピクセルのフルHD記録に対応。音声もストレオ記録に。 -背面ディスプレイは3.0型92.1万画素液晶パネルを搭載。 -大きさは104.0×59.2×29.9mm。重さ約209g。
-オープンプライス。実売37,800円前後。10月7日発売。
●ニコン
COOLPIXシリーズのハイエンド機となる
1/1.7型1,010万画素CCD搭載28〜200mm7.1倍ズーム機「COOLPIX P7000」、国内発表
-アナログ感覚のダイアル式操作性を採用した「P6000」の後継機。 -余裕のある撮像素子に最新の画像処理エンジンと高性能レンズを搭載したハイエンド機。 -撮像素子に、1/1.7型1,010万画素CCDを搭載。 -レンズは光学手ぶれ補正機能を採用した、28〜200mm相当となる7.1倍の、NIKKOR
6.0〜42.6mmF2.8〜5.6を搭載。3段分の減光ができるNDフィルターを内蔵。 -背面ディスプレイはsRGBを100%カバーする、3.0型92.1万画素TFT液晶を搭載。 -ズーム位置やユーザー設定を登録可能。ユーザー設定は3種まで記録。 -高感度撮影時のノイズリダクション機能をさらに強化。 -電源ONから撮影までの起動時間は約0.95秒。撮影タイムラグ約0.23秒を実現。 -液晶モニターに独自のヒストグラム表示を採用。 -RAWデータ記録に対応。 -電子水準器を内蔵。背面液晶で確認可能。 -動画記録は1,280×720のHD記録が可能。 -大きさは114.2×77×44.8mm。重さ約360g。
-オープンプライス。実売59,800円前後。9月24日発売。
●ニコン
高機能でコンパクトなi-TTL調光対応G.N.28のクリップオンストロボ「SB-700」発表
-手軽に多彩なストロボライティングが楽しめる、i-TTL調光対応でガイドナンバー28のクリップオンストロボ「SB-700」。
-「SB-900」に匹敵する高機能を「SB-600」サイズで実現。
-バウンスは上方向 90度、下方向 7度。左方向 180度、右方向 180度。
-発光部はオートズーム式。24〜120mm相当まで自動で照射角を調整。
-ガイドナンバーは28(ISO100、照射角はFXフォーマットの35mm、スタンダード配光)。
-リサイクルタイム約2.5秒。
-電源は単三型電池4本。アルカリ、リチウム、ニッケル水素電池対応。
-大きさは約71.0×126.0×104.5mm。重さ約360g。
-44,100円。11月下発売。
●キヤノン
コンパクト機で世界最高倍率となる
24〜840mm相当の光学35倍ズーム搭載1/2.3型1,410万画素CCD機「PowerShot SX30IS」発表
-コンパクトカメラで世界最高倍率となる、光学35倍ズーム機「PowerShot SX30IS」。
-レンズに、USM対応の24〜840mm相当(35mm判換算)の35倍ズームを搭載。4.3〜150.5mmF2.7〜5.8。超広角域から超望遠域までをフルにカバー可能。
-光学手ぶれ補正は約4.5段分の補正効果を実現。
-撮像素子は1/2.3型1,410万画素CCDを搭載。
-背面ディスプレイは2.7型23万画素のバリアングル液晶を搭載。
-電子ビューファインダー装備(約20.2万画素)。
-動画記録は720p/30fps。MOV記録。動画撮影中のズーミングも可能。
-ジオラマ風モードや魚眼風モードを搭載。
-記録媒体はSDメモリーカード。
-大きさは約122.9×92.4×107.7mm。重さ約552g。
-オープンプライス。10月7日発売。
●キヤノン
ハイブリッドIS機能やHS SYSTEMを新搭載した
1/1.7型1,000万画素高感度CCD搭載28〜140mm5倍ズーム機「PowerShot G12」、国内発表
-高倍率ズーム搭載10メガ機「G11」の後継機となる「G12」を国内向けに正式発表。
-「G11」の基本機能をベースに、さまざまな最新機能を新搭載。
-大きさは112.1×76.2×48,.3mm。重さ約401g。
-オープンプライス。実売59,980円前後。10月7日発売。
●独 キヤノン
ハイブリッドIS機能やHS SYSTEMを新搭載した
1/1.7型1,000万画素高感度CCD搭載28〜140mm5倍ズーム機「PowerShot G12」、ドイツ発表
-高倍率ズーム搭載10メガ機「G11」の後継機となる「G12」をドイツ向けに発表。
-「G11」の基本機能をベースに、さまざまな最新機能を新搭載。
-あらたに、EF100mmマクロと同じハイブリッドIS手ぶれ補正機能を搭載。マクロ時のブレ補正効果を向上。約4段分の補正効果を実現。
-自然光を積極的に活かした「HSシステム」を採用。雰囲気のあるより自然な撮影が可能に。
-前面のグリップ部に操作ダイアルを新設し操作性を向上。
-ISO12,800相当の超高感度撮影モードを搭載(2.5メガ時)。
-マルチアスペクトに対応。3:2、4:3、1:1、16:9 4:5比率での撮影が可能。
-HDR撮影機能を搭載。3枚撮影し、位置合わせをしてのカメラ内合成が可能。
-撮像素子は1/1.7型1,000万画素の高感度CCDを搭載。ISO感度は80〜3,200。
-画像処理エンジンは「DIGIC4」を搭載。
-レンズは28〜140mm相当の5倍ズームとなる、6.1〜30.5mmF2.8〜4.5。
-背面ディスプレイは、2.8型46.1万画素の可動式液晶モニターを搭載。光学ファインダーも装備。
-動画撮影は720p/24fpsのハイビジョン対応。MOV形式。ステレオ音声記録。
-Eye-Fiカードに対応。同カード併用により、WiFI経由での画像アップロードも可能に。
-記録媒体はSDカードを採用。SDXCカードにも対応。
-大きさは112.1×76.2×48,.3mm。重さ約401g。
-549ユーロ。ドイツ10月発売。
●DigitalCamera.jp より
昨夜、サーバー移設が完了しましたが、現在、アクセスカウンターなど一部機能が
完全に動いていない状態です。ご了解いただければ幸いです。よろしくお願いします。
※不具合解消しました。
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2010/09/14
(火) |
●オリンパス
「E-3」の防塵防滴性と「PEN」の画質・表現力・動画性能を融合した
4/3型1,230万画素LiveMOS搭載ハイエンド・フォーサーズ一眼レフ「E-5」発表
-一眼レフタイプのレギュラー・フォーサーズのハイエンドモデル「E-5」を発表。
-従来のハイエンド機「E-3」をベースに、PENシリーズで培った最新技術を搭載。
-「E-3」の高い信頼性や防塵防滴性能を踏襲。ボディー外装や操作部もそのままに。
-「PEN P-L1」の高画質やアートフィルター機能、HD動画撮影機能を新搭載。
-撮像素子に4/3型1,230万画素のハイスピードLiveMOSセンサーを新搭載。
-画像処理エンジンには、最新の「TruePic V+」を搭載。
-ローパスフィルターの効果を軽減し、画像処理エンジン側で補正することで、12メガ機ながらも、他社のAPS中堅機を超えるレベル(同社調べ)の高い解像感を実現。
-背面ディスプレイには、4:3比率の3.0型92.1万画素の2軸可動式フリーアングル液晶を搭載。
-PENなどで好評のアートフィルター機能を10種搭載。あらたに「ドラマチックトーン」を新設。全フィルターで連写に対応。ピクチャーモードにi-FINISHを搭載。
-720P/30fpsのハイビジョン記録が可能。モノラルマイク内蔵。ステレオ記録。
-記録媒体は、CFカードとSDカードのデュアルスロットを採用。SDXCカード対応。
-ファインダーは、視野率100%。倍率約1.15倍。スクリーン交換可能(サービス拠点対応)。
-連写速度は秒5コマ。
-AF測距は、11点全点ツインクロスセンサーを搭載。ライブビュー時はコントラストAFが可能。
-測光は49分割のデジタルESP測光方式を採用。
-最高感度はISO6,400。オート時の初期設定はISO200〜1,600までで自動制御。
-大きさは142.5×116.5×74.4mm。重さ約800g。
-オープンプライス。10月下旬発売。
●オリンパス
マイクロフォーサーズ用
超小型超望遠系ズームレンズ「M.Zuiko Digital ED 75-300mm f4.8-6.7」、国内発表
-マイクロフォーサーズ規格向けのコンパクトな超望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm f4.8-6.7」を、日本国内向けに正式発表。 -35mm判換算で150〜600mm相当の超望遠域までを広くカバー。 -常時携帯できるレベルの小型軽量化を実現。 -13群18枚構成。スーパーEDガラス2枚、EDガラス3枚を採用。 -最短撮影距離は1.5m。75mm側では0.9mまでの近接撮影が可能。 -レンズ外装はシルバータイプとブラックタイプを用意。 -大きさは最大径70mm、全長約116mm。重さ約430g。
-107,000円。12月発売予定。
マイクロフォーサーズ用
小型望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm f4.0-5.6」、国内発表
-気軽に携帯できるマイクロフォーサーズ用望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm
f4.0-5.6」を日本国内向けに正式発表。 -35mm判換算で80〜300mm相当の望遠域を一本でカバー。 -14〜42mmレンズとペアで使うことで小型軽量なダブルズームとして利用可能。 -光学系はEDガラスを採用した10群13枚構成を採用。 -最短撮影距離は0.9m。 -大きさは、最大径63.5mm、全長83mm。重さ約190g。
-47,500円。11月発売。
●オリンパス
ハイエンド機「E-5」発売記念「E-5 予約キャンペーン」実施
「E-5」を体感できる新製品フェア「オリンパスPhoto Festa Pro-Style」開催
-ハイエンド・レギュラーフォーサーズ機「E-5」の発売を記念して、キャンペーンとイベントを実施。
-同機購入者を対象に「E-5 予約キャンペーン」を実施。期間中の購入者には、「A:
高画質でたくさん撮ろうコース」「B: 防塵防滴でたくさん撮ろうコース」「C:
ハイビジョンムービーをたくさん撮ろうコース」の3つのコースのいずれかをプレゼント。9月15日より実施。
-「E-5」(レンズ限定)で雨の中での使用で故障した場合でも、1年間無償修理保証になる「防塵・防滴
特別保証」も実施。
-新製品「E-5」や新レンズをはじめとした同社製品を体感できる「オリンパスPhoto
Festa Pro-Style」を9月26日から全国で順次開催。日程と会場は下記の通り。
-キャンペーンや体感イベントの詳細は当該ページ参照。
9月26日(日) |
東京・秋葉原UDXギャラリー |
10月2日(土) |
名古屋・栄ガスビル |
10月9日(土) |
大阪・梅田クリスタルホール |
10月16日(土) |
仙台・オリンパス仙台営業所 |
10月16日(土) |
広島・広島グランドインテリジェントホテル曙 |
10月23日(土) |
札幌・オリンパス札幌支店 |
10月23日(土) |
福岡・オリンパス福岡支店 |
●SAMSUNG 電子
レンズ側に操作部を備えた
282gと軽量なAPSセンサー搭載レンズ交換式ミラーレス機「NX100」発表
-同社のミラーレス機「NX10」に続く、電子ビューファインダーなしのAPS機「NX100」を発表。
-あらたに、レンズ側でカメラの設定操作ができる新機能「 i-Function」を搭載。シャッター速度や絞り、露出補正、ホワイトバランスなどの設定が可能。
-カメラの主要コンポーネントを100%自社で開発。
-撮像素子はAPS-Cサイズの14.6メガCMOSセンサーを搭載。最高感度はISO6,400(拡張時)。
-背面ディスプレイは3.0型AMOLED(有機EL)を搭載。
-動画記録は720PのH.264記録。
-オプションで、電子ビューファインダーや外部フラッシュ、GPSユニットを用意。
-新標準レンズとなる「20-50mm F3.5-5.6 ED」を用意。「20mm F2.8」のパンケーキレンズもラインナップ。2011年前半には「60mmマクロ」「18〜200mm」、後半には「16〜80mm」「16mm」「85mm」を発売予定。
-大きさは120.5×71×34.5mm。重さ282g。
-海外発表。
●ニコン [発売延期情報]
PCやSDカードの画像投影に対応した
プロジェクター内蔵1/2.3型14.2メガ5倍ズーム機「COOLPIX S1100pj」、発売延期。9月24日発売へ
-8月19日に発表されたLEDプロジェクター内蔵デジタルカメラ「COOLPIX S1100pj」の発売を延期。
-当初、「9月16日発売」としていたが、延期され「9月24日発売」に。
-延期理由として「発売に必要な台数をご用意できないため」と説明。
-同機は初代よりプロジェクター部分を中心に性能を向上。明るさを14ルーメンに向上し、USB経由でのPCからに投影にも対応。
-撮像素子は1/2.3型1,410万画素CCDを搭載を搭載。 -レンズは28〜140mm相当となる、ニッコール5.0〜25.0mmF3.9〜5.8の屈曲5倍ズーム。 -動画撮影は1,280×720のハイビジョン対応。 -大きさは100.8×62.7×24.1mm。重さ約180g。
-オープンプライス。実売42,800円前後。9月24日発売。
●宮本製作所
「ソニー・α NEX」シリーズに他社レンズを装着できるマウントアダプター
「M42用」「ペンタックスDA用」「オリンパスOM用」「LeicaR用」発表、9月15日発売
-ソニー・α NEXシリーズ用のα Eマウントボディーに、他社レンズを装着できるマウント変換アダプターのラインナップを拡充。
-あらたにスクリュー式の「M42」用、ペンタックスDA用、オリンパスOM」用、Leica
R用を追加。
-19,950円。9月15日発売。
●DigitalCamera.jp より
今夜深夜 9月15日 1:00-2:00までの間、サーバー移設のため、アクセスができなくなります。
ご了解いただければ幸いです。よろしくお願いします。
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2010/09/13
(月) |
●パナソニック
マイクロフォーサーズ用交換レンズに対応した
世界初の4/3型MOS搭載レンズ交換式AVCHD記録の業務用ビデオカメラ「AG-AF105」発表
-マイクロフォーサーズと同じ4/3型イメージセンサーを搭載したレンズ交換式業務用ビデオカメラ。
-イメージセンサーに、映画用35mmフィルムとほぼ同じサイズの、4/3型MOSセンサーを搭載。
-レンズマウントに、LUMIX Gシリーズと同じ、マイクロフォーサーズ用マウントを採用。
-マウント変換アダプターにより、プライムレンズなどのシネマ用レンズなどの使用が可能。
-記録フォーマットは1080/60iや1080/50iのほか、1080/24p記録などにも対応。
-記録モードは、AVCHD方式を採用。24Mbit記録の「PHモード」を採用。
-記録媒体はSDカード。SDXCカードにも対応。
-電子ビューファインダーに0.45型約122.6万ドット相当(852×480×RGB)の大型ビューファインダーを採用。
-16:9比率の3.45型約92.1万ドット(1920×480)カラーLCD パネルも搭載。
-インターフェースに、業務用ビデオカメラと同じ、HD-SDI 出力やXLR オーディオ2ch(48Vファントム電源対応)を採用。タイムコード記録にも対応。
-ボディー内に1/4、1/16、1/64のNDフィルターを内蔵。
-大きさは163.4×195×209.4mm。重さ約1.2kg。
-837,900円(ボディーのみ。レンズ別売)。12月発売。
●ライカジャパン
新・銀座三越増床と銀座三越ライカカメラコーナーのオープン記念となる
特別限定品「ライカM9スチールグレーオーストリッチブラックレザー」、20台限定発売
-35mmフルサイズセンサー搭載デジタルカメラ「ライカM9」の特別限定モデル。
-新・銀座三越の増床オープンと、銀座三越のライカカメラコーナーオープン記念として「ライカM9スチールグレーオーストリッチブラックレザー」を20台限定発売。
-ベースモデルは「ライカM9 スチールグレー」。
-外装に丈夫な「オーストリッチ風ブラックレザー」を採用。さらに高級感のある仕上がりに。
-トップカバーには、ビンテージ・ライカの「ライカクラシックロゴ」を刻印。
-880,000円。9月11日発売。20台限定販売。
●トムソン・カノープス
EOS MOVIEやAVCHD動画に対応
4Kや1080/60p動画編集に対応したノンリニアビデオ編集ソフト「EDIUS 6」発表
-高機能・高速ノンリニアビデオ編集ソフト「EDIUS」の最新版「EDIUS 6」発表。
-リアルタイムマルチフォーマット混在編集が可能。H.264のマルチレイヤー性能を高速化。
-自社開発のH.264編集エンジンを採用。キヤノンの一眼ムービー「EOS MOVIE」(MOV)やAVCHDフォーマット編集が可能。
-従来は中間コーデック変換が必要だった「EOS MOVIE」もリアルタイムネイティブ編集が可能。
-高精細な4Kムービーや1080/60pなどの編集も可能に。10bit対応や4:2:2カラースペースに対応。
-Windows用。推奨メモリー2GB、AVCHD編集時にはCore 2 Duo以上のCPUを推奨。
-83,790円。10月下旬発売。
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2010/09/12
(日) |
●カシオ
インターネット調査「写真に関する意識調査」結果公開。顔と表情に7割が不満
-カシオは "女子カメ"「EXILIM ZOOM EX-Z800」発売にともない、「写真に対する女性の意識調査」をインターネット調査した結果を公開。
-調査対象は、20〜50代までの女性800名。年代別に200名。血液型別に各50名。
-自分が写っている写真の7割に不満。写真の善し悪しは"自分の顔"が決め手に。
-不満の8割は「自分の表情が変」と回答。目つぶりは1割未満。
-女性は写真に対して「写真の出来栄えよりも人」「他人より自分」が重要という結果に。
-デジタルカメラに対して欲しい機能(複数回答)は「高感度撮影」が64.9%。「画面の美しさ」が55.9%、「高倍率ズーム」が52.5%、「長電池寿命」は47.4%。「美顔撮影」機能も44%に。
-一方、「3D撮影」は3.5%、「パノラマ撮影」は10.9%、「フルHDムービー」は11.8%と少なく、「大画面表示」(22.5%)や「連写撮影」(15.5%)も少なめに。
-自分が写っている写真のポイントは、「笑顔」が5割以上、「表情がやわらかい」も4割以上に。
-高年齢層ほど「若く見える」「しみ・しわが目立たない」の比率が高く、若い世代ほど「目が大きく見える」「肌がきれいに見える」が重要で、“大きな目”と“美肌”がポイント。
-撮るのと撮られるのでは、撮られる方と回答した人は全体の2割未満に。
-調査結果を詳細は当該ページ(PDF)参照。
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2010/09/11
(土) |
●ユーエヌ
α NEXシリーズ用マウントキャップ「SONYーEマウント用キャップセット」発表
-ソニーのα NEXシリーズに採用されているEマウント用のレンズリアとボディーキャップ。
-NEXのダブルレンズキット購入時など、予め、ボディーにレンズが装着された状態で出荷されているため、レンズリアキャップとボディーキャップが付属せず、各単体での収納が不便なユーザー向き。
-レンズリアキャップ、ボディーキャップの各単体と両方のセットを用意。
-オープンプライス。実売価格はレンズリアキャップとボディーキャップが各525円前後。両方のセットが実売840円前後。9月17日発売。
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2010/09/10
(金) |
●シグマ [トラブル情報]
同社のソニーαマウント交換レンズで
「α55」「α33」使用時に絞り動作不良が発生する不具合発生。無償修理へ
-シグマのソニーα用レンズ(Aマウント)と、新製品の超高速連写対応機「ソニー・α55」「α33」との組み合わせで不具合。
-上記ボディーでの使用時、「絞り作動不良が発生し、『カメラエラー(Camera
Error)』と表示される」現象が発生。
-対象レンズを無償修理対応へ。該当製品を同社カスタマーサービス部宛に発送。佐川急便、ヤマト運輸、ゆうパックなどで着払いでの送付を推奨。
-生産完了し、一定期間を経た製品は対応できないケースあり。同社カスタマーサービス部で対応。
-今後出荷される対応レンズには、上記のマウント判別シールを添付。
-送付先など詳細は当該ページ参照。
●キヤノン
バリアングル液晶搭載
中堅デジタル一眼レフ「EOS 60D」、発売日決定。9月18日発売へ
-8月26日に発表された、キヤノンの中堅デジタル一眼レフ「EOS 60D」」。
-発表当初、「9月中旬」としていた発売時期を「9月18日発売」に決定。
-「EOS 60Dボディー」「EOS 60D・EF-S18-135 IS レンズキット」「EOS 60D・EF-S18-55 IS レンズキット」ともに、9月18日発売に。
-オープンプライス。実売価格はボディー128,000円前後、18-55ISキット 138,000円前後、18-135
ISキットは168,000円前後。9月18日発売。
●シグマ
35mmフルサイズ対応の
大口径中望遠レンズ「85mm F1.4 EX DG HSM」、キヤノン用の価格・発売日決定
-開放F値1.4を実現した、大口径中望遠レンズの定番となる「85mmF1.4」。 -APS-Cサイズでは約127.5mm相当の大口径望遠レンズに。 -特殊低分散のSLDガラスとグラスモールド非球面を採用。画面周辺部まで諸収差を良好に補正。 -AFはリアフォーカス式を採用。全撮影距離で高画質を実現。 -高透過率のスーパーマルチレイヤーコートを採用し、ゴーストやフレアを軽減。 -開放からシャープでコントラストの高い描写を実現。周辺光量も豊富に。 -AF駆動に超音波モーターを搭載し、静かで高速なAFに。フルタイムマニュアルも可能。 -最短撮影距離85cm。 -絞り羽根は9枚の円形絞りを採用。 -レンズフードは花形タイプを採用。APS-Cセンサー機用にフード延長用アダプターも装着可能。
-マウントはシグマ、ソニー、ニコン、ペンタックス、キヤノンAF用を用意。
-大きさは最大径86.4mm、全長87.6mm。重さは725g。フィルター径77mm。
-99,015円。キヤノン用9月24日発売。
●シグマ
手ぶれ補正機能搭載のコンパクトな、APS一眼向け
大口径標準ズーム「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」、ペンタックス用発売日決定
-APSセンサー搭載機向けの、コンパクトな手ぶれ補正機能搭載大口径標準ズーム「17-50mm F2.8 EX
DC OS
HSM」。
-既発売のキヤノン用、ニコン用、ソニー用、シグマ用に続き、ペンタックス用の発売日を決定。 -全域F2.8の大口径で手ぶれ補正機能を搭載しながらも、全長91.8mmのコンパクト化を達成。 -手ブレ補正のOS機構を搭載。約4段分の補正効果に。 -光学系に蛍石と同等の性能のFLDガラスを2枚採用することで、色収差を補正。 -グラスモールド非球面2枚とハイブリット非球面レンズを搭載し、非点収差、像面湾曲を補正。 -AF駆動に超音波モーターを搭載し、高速で静粛なAFを実現。 -最短撮影距離は全域28cm。約1/5倍の接写撮影が可能。インナーフォーカス式。 -大きさは、最大径83.5mm、全長91.8mm。重さ約565g
(数値はシグマ用)。 -マウントは、キヤノン用、シグマ用、ソニー用、ニコン用、ペンタックス用を用意。
-86,940円。ペンタックス用9月17日発売。
●トキナー
フルサイズ一眼レフに対応した
大口径超広角ズームレンズ「AT-X 16-28 F2.8 PRO FX」、キヤノン用発売日決定
-35mmフルサイズ対応の超広角ズーム「AT-X
16-28 F2.8 PRO
FX」。
-既発売のニコン用に続き、キヤノン用の発売日を決定。 -16〜28mmの超広角ズームながらも、開放F値はズーム全域でF2.8を実現。 -フルサイズセンサー向けに光学系を設計。新開発のガラスモールド型非球面レンズ2枚と、超低分散ガラス3枚を採用し、周辺の解像度と光量を確保。歪曲収差も高次元で補正。 -AF駆動に新開発のDCモーター「SD-M」を搭載。モーターと減速ギアを一体化し静粛化。 -AF制御用センサーに高分解能なGMRセンサーを採用。AF速度の高速化に貢献。 -フォーカスリングの前後動でAFとMFを切り替えできるワンタッチフォーカスクラッチ機構搭載。 -フォーカス部の二重構造化やマウント外周部のゴムシーリングにより、防塵防滴に配慮。 -最短撮影距離は全域で0.28m。絞り羽根枚数
9枚。 -前玉形状などの関係で前部へのフィルター装着は不可。 -大きさは最大径90.0mm、全長133.3mm。重さ約950g。 -マウントはニコン用とキヤノン用を用意。
-123,900円。キヤノン用9月17日発売。
●リコー
耐衝撃・耐水・耐薬品性を備えた
業務向けデジタルカメラ「G700」「G700安心保証モデル」、発売延期
-耐水・耐衝撃に加え、耐薬品性を備えた業務用デジタルカメラ「G700」の発売を延期。
-発表時「9月10日発売」とアナウンスしていたが、発売日を一週間延期。
-延期理由として「一部、品質上の不具合品が混入する可能性があり、その対応に時間を要する」ため説明。
-延期モデルは「G700」と「G700安心保証モデル」、同機用ACアダプター、ソフトケース。
-99,000円。同安心保証モデル」は108,000円。9月17日発売。
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2010/09/09
(木) |
●タムロン
「タムロン創業60周年記念モデル」となる手ブレ補正搭載
高画質望遠ズーム「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD 」、キヤノン用発売日決定
-「タムロン創業60周年記念モデル」となる、35mmフルサイズ対応高画質望遠ズーム。
-既発売のニコン用に続き、キヤノン用レンズの発売日を正式決定。 -「クラス最高レベルの高画質」「超音波モーター」「手ブレ補正機構」の“プレミアムな望遠ズームレンズ”。 -蛍石に近い色収差補正効果のある特殊硝材「XLD」採用。クラス世界最高レベルの高画質を実現。 -同社レンズで初めてAF駆動源に超音波モーターを採用。 -同社独自の3コイル方式を採用した光学手ぶれ補正機能「VC」を搭載。4段分の補正効果あり。 -同レンズより、レンズ名を簡略化。 -最短撮影距離1.5m。倍率は1:4倍。 -大きさは最大径81.5mm、全長142.7mm。重さ765g。 -マウントはニコン用、キヤノン用、ソニー用。ソニー用はVC機能なし。
-63,000円。キヤノン用 9月25日発売。
●HOYA
秒6コマ連写機能や720PのHD動画撮影など基本機能を充実した
APSサイズの1,240万画素CMOSセンサー搭載エントリー機「PENTAX K-r」発表
-同社のエントリー一眼レフ「K-x」の後継機となる1,240万画素CMOS搭載一眼レフ。
-デザインを変更し、「K-x」の基本機能をさらに充実。
-撮像素子はAPS-Cサイズの1,240万画素CMOSを搭載。
-センサーシフト式ブレ補正機能採用。
-同社エントリー機初の720P/25fpsのハイビジョン撮影に対応。
-秒間6コマの高速連写機能を搭載。
-最高感度はISO25,600(カスタム設定時)を実現。通常時はISO 12,800まで。
-測距センサーを一新。よりAF精度を向上させた、11点測距(中央部9点はクロス)の「SAFOX
IX」を搭載。
-HDR機能を充実。カメラ内での自動位置合わせによる合成が可能に。手持ちでのHDRに対応。
-背面ディスプレイに3.0型92.1万画素タイプを採用。
-ファインダーは視野率96%、倍率0.85倍のペンタミラー式。
-赤外線転送の「IrSimple」を搭載。対応機器や「K-r」同士での画像データ転送が可能に。
-大きさは125×97×68mm。重さ約544g。
-電源は充電式リチウムイオン電池。別売アクセサリー併用で単三型4本での駆動も可能。
-ボディーカラーは、基本色として、ブラック、ホワイト、ピンクの3種を用意。
-注文による120種のカラーバリエーションを用意。ボディー12色、グリップ10色の組み合わせが可能。
-オープンプライス。実売価格はボディー75,000円前後、レンズキット8万円前後、ダブルズームキット10万円前後。10月中旬発売。
実売25,000円の手軽に使える
重さ124gの小型軽量な単焦点標準レンズ「DA35mmF2.4AL」発表
-「K-r」とペアで気軽に使える、軽量コンパクトな単焦点レンズ。
-35mm判換算で52.5mm相当で、開放F2.4の標準レンズとして活用可能。
-絞りリングはもちろん、距離目盛りも省き、低コスト化を実現。
-最短撮影距離は0.3m。
-大きさは最大径63mm、全長46mm。重さ約124g。
-オープンプライス。実売25,000円前後。11月発売予定。
●HOYA
ボディー前面の透明アクリルにシートを挟み込み
オリジナルデザインが作れる1/2.33型1,400万画素4倍ズーム機「Optio RS1000」発表
-世界に一つの外観デザインを実現できる、新感覚のコンパクトカメラ「RS1000」。
-ボディ前面の透明アクリルを六角レンチで外し、デザインシートを挟み込むことで、前面を自由なデザインに変更可能。
-デザインシートは同社Webからダウンロードし、手持ちのプリンターで作成することも可能。オリジナルシート作成用ソフトウエアも無償配布。
-撮像素子は1/2.33型1,400万画素CCDを採用。
-レンズは27.5mmからの4倍ズームを搭載。
-背面ディスプレイは3.0型23万画素タイプ。
-大きさは約約 92×56×20.5mm。重さ約130g。
-オープンプライス。実売価格は18,000円前後。10月中旬発売。
●HOYA
「RS1000」ベースに前面パネルを
ナノブロック仕上げにしたコラボレーションモデル「Optio NB1000」発表
-「RS1000」の前面アクリルパネルを、小型ブロックの「ナノブロック」用パネルに変更したコラボレーションモデル。
-玩具の「ダイヤブロック」で有名な(株)河田とコラボレーション。
-本体色が緑の「SAFARI」と、白の「MONOTONE」の2種を用意。各モデルにあったブロックをを付属。
-別売の「ナノブロック」パーツを装着することで、自在なデコレーションが可能に。
-カメラとして基本部分は「RS1000」を踏襲。
-オープンプライス。10月中旬発売。
●HOYA
CCDシフトと電子ブレ補正を搭載したビビッドカラーの
28〜280mm相当の10倍ズーム搭載1/2.33型1,400万画素機「Optio RZ10」発表
-ワイド系10倍ズームを搭載した多目的に使える1,400万画素機。
-レンズは28〜280mm相当の光学10倍ズームを搭載。
-撮像素子は1/2.33型1,400万画素CCDを採用。
-背面ディスプレイに2.7型23万画素液晶。
-手ぶれ補正は、センサーシフト式と電子補正式のデュアルタイプ。
-動画撮影は720/30fpsのHD記録が可能。
-ボディーカラーは、ホワイトとブラックに加え、ライムとバイオレットの4色を用意。
-大きさは約97×61×33mm。重さ約157g。
-オープンプライス。実売25,000円前後。10月上旬発売。
<発表会会場語録概要>
●HOYA・ペンタックス事業部事業部長 井植氏
・昨年のK-X」は同歴代モデルで一番の出荷数を記録。
・ペンタックスに対するイメージとして、非常に面白いこと、ユニークなことをやるというイメージになった。・市場規模は一眼レフは堅調に。昨年はダウンしたが、今年は126%と予測。
・入門者向けはミラーレス機を含めてとても堅調で8割を超えている。
・購入者層の変化。35%が初めて一眼レフ購入している。
・K-x購入者は、ボディーカラーやデザインで選ばれた。
・サイト上での人気ランキングでは、「こんなモノも入るんだ」という結果に。どの色も、意外に好評で売れている。
・ユーザーが多岐にわたり、使われるシーンも多岐にわたっている。これまでの常識が通用しない世界に。
・ラインナップ上は、エントリー層。黒、白、ピンクを用意。
●HOYA・ペンタックス事業部副事業部長 北沢氏
・「なぜ一眼レフが欲しいのか?」という調査をみると、やはり画質であり、予想されていたもの。開発チームは高画質をテーマに開発した。
・「いい写真が撮りたい、すべての人たちへ」。
・今回は新型の高速タイプのCMOSセンサーを搭載。画像処理エンジンも新開発。
・最高感度は拡張時に、ISO25600まで実用になった。
・エントリークラスでトップレベルの秒6コマ連写に。
・AF性能も大幅に向上。位相差検出AFは新センサーを開発。
・コントラストAFも高速CMOSとアルゴリズムの見直しで大幅な高速化を実現。
・ファインダーは大きく見やすい、スーパーインポーズ機能付きのものに。
・高密度実装によりハイスペックと小型軽量化を実現。K-xとほぼ同じサイズに。
・ベンチマークでは、有効画素数は劣っているが、高感度。連写速度は高速で、シャッター速度は1/6000秒で他社のエントリー機よりも優位に。
・ミドルクラスと比較すると、画素数は中間。最高感度は勝っている。連写速度も勝っており、シャッター速度も1/6000秒と中間くらい。
・オートピクチャーモードを搭載。5種を自動判別。シーンモードは11種を搭載。
・ライブビューのグリッド表示に黄金分割を追加。
・デジタル一眼レフで初めて、本体電池を2電源に。専用電池と単三電池を選択可能。
・赤外線通信機能を搭載。携帯電話に転送し、ブログにアップ。K-r同士の転送も。
・撮影データを元にしたゲーム「フォトチャレンジ」を装備。
・リバーサルモードを搭載。銀残しという調色モード2種を用意。銀残しではコントラストが強くなり、引き締まった、趣のある画像に。
・デジタルフィルターも追加。18種用意し重ね掛けも可能。
・気に入ったモードやクロスプロセスの登録も可能。
・HDR機能もオート、標準、拡張の選択が可能。手持ちでのHDRが可能に。
・レンズでは「DA35mmF2.4AL」を追加。35mm換算で52.5mmの明るい軽量コンパクトな単焦点レンズに。
・120種のカラーバリエーション展開。ボディーカラーを12色、グリップを10色から選べる。
・K-xの100通りのものから、グリップの色が見えない、レンズのコーディネートができない、グリップカラーを後から変えたいという要望を実現した。
・交換レンズは黒を標準に、12色を用意。
・iPhoneやiPadからカラーシミュレーションが可能に。
・ボディー色とグリップを選び、レンズを選ぶ。それをWeb上から購入できる。
・注文はWebとカタログから。カメラは約2週間。レンズは約3週間で届けられる。
・購入後のグリップ交換は、10色から選び、窓口に持ち込むか郵送。5,250円で交換できる。
●HOYA・ペンタックス事業部事業部長 井植氏
・2009年、ペンタックスのデジタルカメラはデザインがいいということで、購入していただいている。2010年春は32%のお客様が選んでいる。
・「RZ10」は、4色のカラーバリエーション。28mmからの10倍ズームを搭載。ペットモードも進化。登録したペットの顔の検出も高速化。1400万画素で720/30の動画撮影も。
・「RS1000」。名刺サイズで白と黒を用意。小型軽量スリム。27.5mmからの4倍ズームを搭載。
・「RS1000」でのコラボレーションを展開。
●ザリガニワークス
・「RS1000 これじゃないロボ」。昨年、「K-x」でコレジャナイロボを発売。10分で完売し、ほっとした。
・昨年は、顔の部分を一体一体、マジックで書いて出荷した。100台くらいが限界かな?と。
・今回は3種類を用意した。昨年のコレジャナイロボモデルでは、写真を撮るときに、顔を見てくれるので、顔をデザインした。
・コレジャナイロボが集合しているものには、吹き出しを付けて、お客さんに書いて貰おうと思っている。
・「K-x」のコレジャナイロボ風のデザインも作った。
・この秋にキッズ向けのコレジャナイロボを展開。それとあわせて使って欲しい。
・「K-r」コレジャナイロボも作った。ホットシュー部分に顔を作ったので、子供を撮ると、困惑した表情が撮れるんじゃないか? 嫌な場合は外してもらえればいい。ただ、まだ、PENTAXさんからお声がかかっていない。このデザインにはまだOKがでていないので、盛り上げて欲しい。
●森チャック
・いたずら熊のグルービーを書いている。熊に対する凶暴さが描かれていないのが不満で書いていた。
・コンパクトカメラは偶然にも、ずっとペンタックスのカメラを使っていた。その機種は不人気機種だった。
・僕の琴線に触れるモノは珍しいモノで、これはペンタックスしかないな〜と。
・僕のデザインにはペンタックスさんへのアイがこもっている。
●パンソンワークス
・「ロビン君と100人のお友達」は僕のライフワーク。絆や友情を見つめ直すのがテーマ。
・今回のコラボレーションでは、キャラクターと目が合うことで、自然と笑みが浮かぶようなデザインを心がけました。
・シャッターを押すたびに、その回数だけ、あらたなつながりが生まれればいいなと思っています。
●HOYA・ペンタックス事業部事業部長 井植氏
・RS1000は、前カバーがアクリルで外れるようになっている。
・自分の好きなものを挟んで、オリジナルのものを作れるようになっている。
・表面にナノブロックを使った商品も展開。サファリとモノトーンを用意。
・2010年秋は、「カスタマイズ」。K-rではカラー、RS1000ではデザイン、NB1000では立体に。
・開発時のコンセプトは、「写真を撮る喜び」「持つ喜び」「撮られる喜び」の3つで展開。
●株式会社 カワダ
・ダイヤブロックを発売しているメーカーで、その小型版のナノブロックを展開。発売以来100万個を超えている。
・市場には60アイテムの商品を展開中。
・手始めに、カエルとくっつけてみた。グリップにもなる。きりんやモアイ像、季節限定でクリスマスも。
・二眼レフ風や2台繋げてステレオカメラにも。レンズ部を延ばして妨害レンズにも。
・ついでに今話題の、スカイツリーも作ってみた。ペンタックスの人には申し訳ないけど。
<質疑応答>
Q.店頭価格は?
A.K-rはレンズキットで8万円。ボディーで75000円。Wズームキットは約10万円。RS1000は18000円前後、NB1000は約20000円。RZ10は25000円。レンズは25000円前後。
Q.年末商戦の目標は?
A.ずばっと、はっきりはいえない。
Q.K-xは今までで一番売れた一眼レフというが、K-rやRS1000やNB1000での、デザインによるヒットと考えていいのか?
A.K-xはきっちりとした機能があり、魅力的なデザインができたと思っている。商品作りはきっちりしたモノであり、さらにカラーバリエーションがあると思っている。
Q.フォトキナではこれ以外の新製品がでるのか?
A.120色は海外展開しない。あとはお楽しみに。
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2010/09/08
(水) |
●米 ニコン
タッチ操作式の3.5型有機ELディスプレイを搭載した
薄さ16.5mmの14.1メガCCD搭載35〜175mm5倍ズーム機「COOLPIX S80」、米国発表
-同社で初めてOLED(有機ELディスプレイ)を搭載した、タッチ操作式コンパクト機。
-背面ディスプレイに、81.9万画素の3.5型OLEDを搭載。約180度の超広視野角と、sRGBの50%の色域表示と実現。
-タッチ操作も進化。新型LSIを搭載することで、操作を高速化。2本指での操作も可能。
-スリムでシンプルなデザインを採用。薄さ16.5mmの薄型化を達成。
-撮像素子は、1/2.3型14.1メガCCDを搭載。最高感度ISO6,400。
-レンズは35〜175mm相当となる屈曲式5倍ズーム。6.3〜35mmF3.6〜4.8。
-6種類の画像編集用フィルターを内蔵。魚眼効果やミニチュア効果処理も可能。
-動画記録は1,280×720のHD記録。HDMI端子装備。
-大きさは98.8×62.6×16.5mm。重さ約133g。
-米国向け発表。
●米 ニコン
裏面照射型2/2.3型12.1メガCMOSセンサーを搭載した
フルHD動画記録対応30〜300mm相当10倍ズーム機「COOLPIX S8100」、米国発表
-薄型10倍ズーム機「S8000」の後継機となる、12.1メガ裏面照射CMOS搭載機。
-あらたに、1/2.3型12.1メガの裏面照射型CMOSセンサーを搭載。最高感度ISO3200。
-高速性を活かした各機能を搭載。フル画素で秒10コマの高速連写が可能。HDRも可能。
-夜景人物撮影時には、自動的に、自然光で背景を撮影し、ストロボ撮影した人物と合成する機能を搭載。
-動画撮影は、1,920×1,080ピクセルのフルHD記録に対応。音声もストレオ記録に。
-背面ディスプレイは3.0型92.1万画素液晶パネルを搭載。
-大きさは104.0×59.2×29.9mm。重さ約209g。
-米国向け発表。
●米 ニコン
COOLPIXシリーズのハイエンド機となる
1/1.7型1,010万画素CCD搭載28〜200mm7.1倍ズーム機「COOLPIX P7000」、米国発表
-アナログ感覚のダイアル式操作性を採用した「P6000」の後継機。
-余裕のある撮像素子に最新の画像処理エンジンと高性能レンズを搭載したハイエンド機。
-撮像素子に、1/1.7型1,010万画素CCDを搭載。
-レンズは光学手ぶれ補正機能を採用した、28〜200mm相当となる7.1倍の、NIKKOR
6.0〜42.6mmF2.8〜5.6を搭載。3段分の減光ができるNDフィルターを内蔵。
-背面ディスプレイはsRGBを100%カバーする、3.0型92.1万画素TFT液晶を搭載。
-ズーム位置やユーザー設定を登録可能。ユーザー設定は3種まで記録。
-高感度撮影時のノイズリダクション機能をさらに強化。
-電源ONから撮影までの起動時間は約0.95秒。撮影タイムラグ約0.23秒を実現。
-液晶モニターに独自のヒストグラム表示を採用。
-RAWデータ記録に対応。
-電子水準器を内蔵。背面液晶で確認可能。
-動画記録は1,280×720のHD記録が可能。
-大きさは114.2×77×44.8mm。重さ約360g。
-米国向け発表。
●コシナ
ソニーα NEXのEマウントボディー用マウント変換アダプター
Fマウントレンズ用「F E-mount Adapter」、Kマウント用「K E-mount Adapter」発表
-ソニーのミラーレス機「NEX」シリーズのα Eマウントに、ニコンFマウント、ペンタックスKAマウントレンズを装着できる、マウント変換アダプター。
-Eマウントボディーに、同社のフォクトレンダーAi-S、Carl Zeiss ZFレンズやPK-A/R、KAマウント、ZKマウントレンズが装着可能。
-マニュアルフォーカス専用。電気接点などはなく、実絞りでの撮影に。
-同社の対応レンズは当該ページ参照。
-20,790円。Fマウント用9月23日発売。Kマウント用10月発売予定。
ソニーα NEXのEマウントボディーに
フォクトレンダーSマウント、同SCマウントレンズを装着できる「SC E-mount Adapter」発表
-ソニーのミラーレス機「NEX」シリーズ用α Eマウントボディーに、フォクトレンダーのSマウントやSCマウントレンズを装着できる、マウント変換アダプター。
-マニュアルフォーカス専用。電気接点がないため、実絞りでの撮影に。
-同社の対応レンズは当該ページ参照。
-26,040円。9月23日発売。
●コシナ
往年の名レンズ「ヘリアー」の流れを汲む
コンパクトなMマウント互換の中望遠レンズ「HELIAR classic 75mm F1.8」発売日決定
-注視したときの視覚に近い画角を備えたVMマウントの中望遠レンズ。 -ヘリアーの進化版といえる3群6枚構成による、立体感のある描写と甘美なボケ味が特徴。 -やや長めの焦点距離とF1.8の大口径によるボケ味を実現。50mmF0.8に相当する大きなボケに。 -ライカMマウント互換のVMマウントを採用。アダプター併用によりミラーレス一眼での利用も可能。 -最短撮影距離は0.9m。 -大きさは最大径57.9mm、全長73.8mm。重さ約427g。
-78,750円。9月23日発売。
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2010/09/07
(火) |
●ニコンイメージングジャパン
ニコンの情報発信拠点となる「ニコンプラザ新宿」、10月7日にリニューアルオープン
-東京・新宿の「ニコンプラザ新宿」を、来月10月7日にリニュアルオープン。
-新宿駅前の利便性を活かし、映像関連機器の情報発信拠点へ。
-リニュアルにより、製品の展示や説明はもちろん、修理サービス、「Nikon College」など各種セミナーやイベントを開催。
-ニコンサロンを中心とした写真展の開催や、映像事業関連製品のショースペースに。
-リニュアル後は、LED照明による環境配慮やバリアフリー化も実施。
-場所は新宿駅近隣の新宿エルタワー28階。営業時間は10:30〜18:30。
-10月7日よりリニュアルオープン。
●ライカジャパン
伊勢丹のライカコーナーオープン3周年を記念の
特別限定モデル「ライカX1 オーストリッチエディション」、80台限定発表
-APSセンサー搭載ハイエンドコンパクト機「Leica X1」の特別限定モデル「LEICA
X1 BLACK EMBOSSED OSTRICH LIMITED」。
-同機は、伊勢丹メンズ館8階 イセタンメンズレジデンス ライカコーナーのオープン3周年を記念して企画。
-「Leica X1」のスチールグレーモデルをベースに、 外装に「オーストリッチ風ブラックレザ
ー」を採用。より高級感のある仕上げに。
-238,000円。80台限定生産。発売中。
●ソニー
フルHDでの3D表示に対応した倍速表示の
反射型液晶"SXRD"搭載プロジェクター「VPL-VW90ES」、普及機「VPL-HW20」発表
-業界初の1光学系でフルHDの3D表示が可能な反射型液晶搭載プロジェクター「VPL-VW90ES」を発表。
-倍速表示によるフレームシーケンシャル表示方式で3D表示を実現。
-3D鑑賞には、対応3Dメガネ「TDG−BR100」が必要。2個を付属。
-映像素子には240Hzの高フレームレート対応の反射型液晶「SXRD」を採用。解像度は1,920×1,080ピクセル。
-光源は200Wの高圧水銀ランプを採用。あかるさ1,000ルーメンを実現。
-絞り自動制御機能「アドバンスアイリス3」により、150,000:1の高コントラスト比を達成。
-3Dシンクロトランスミッターをレンズ周辺に内蔵。5m以上離れる場合は、別売の3Dシンクロトランスミッター「TMR-BR100」をLANケーブルで接続してのシンクロも可能。
-ピントの合っている部分を中心に2D映像を3D化する「2D→3D変換機能」搭載。
-レンズは1.6倍ズーム。上下65%、左右25%の電動レンズシフト機能搭載。
-ファンノイズは20db以下を実現。
-入力はHDMIを2系統。D-sub15ピン入力も可能。
-大きさは470.0×179.2×484.9mm。重さ約12kg。
-フルHD反射型液晶を搭載した1,300ルーメンでコントラスト比80,000:1の「VPL-HW20」も同時発表。オープンプライス(実売30万円前後)。10月21日発売。
-「VW90ES」は724,500円。11月20日発売。
[ソフトウエアUPDATE]
●DxO
「DxO Optics Pro」用DxO光学モジュール99種を新規追加
-自動補正型RAW現像ソフト「DxO Optics Pro」用光学モジュールを新規追加。
-あらたに、キヤノン、ニコン、ペンタックス、ソニー用など99種のDxO光学モジュールを公開。
-新規モジュールのリストは当該ページ参照。
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2010/09/06
(月) |
●タカラトミー
5,980円で3D静止画が撮れる
3Dビューアー付属の30万画素センサー搭載2眼式3Dカメラ「3D Shot Cam」発表
-30万画素センサーを搭載した2眼式の3Dデジタルカメラ「3D Shot Cam」。
-一回の撮影で左右2つのレンズで同時撮影し、3D静止画を撮影。
-同機で撮影した画像をL判にプリントし、付属の3Dビュワーにセットすることで、3D静止画の鑑賞が可能。
-記録媒体はSDメモリーカードを採用。8GBまで対応。
-電源は単4型電池3本。
-専用のレンズ付きビューは2枚付属。追加ビュワーも用意(5枚・980円)。
-大きさは55×142×30mm。重さ約100g。
-ボディーカラーはホワイトとレッドを用意。
-5,980円。2011年春より発売開始。
●サンワサプライ
USB2.0の約10倍の高速転送が可能な
USB3.0規格対応AC駆動専用4ポートハブ「USB-HGW410BK」発表
-高速転送が可能なUSB3.0対応の4ポートハブを発表。
-従来のUSB2.0や1.1との互換性を保ちながら、USB3.0環境下での高速転送を実現。従来の環境下でもそのまま利用可能。
-転送速度は最大5Mbps(規格値)と、USB2.0の約10倍の高速転送を実現。
-電源は付属ACアダプターによる、セルフパワー専用。バスパワーでの駆動は不可。
-対応OSは、Windows 7/Vista/XPとMacOS X 10.4以降。
-大きさは約96×60×22mm。重さ約70g。
-オープンプライス。実売6,480円前後。発売中。
[ソフトウエアUPDATE]
●富士フイルム
・MyFinepix Studio Ver.2.0
-「MyFinepix Studio」をメジャーバージョンアップ。
-今回のVer.2.0では下記の機能を追加。
-「2つの3D動画の連結」「3D動画のカット(切り出し)」「3D動画を2つの動画の分離」「3Dの静止画(MPOファイル)を2つのJPEG画像に分離」「フォトブックアシストに対応」。
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2010/09/05
(日) |
●ソニー
トランスルーセントテクノロジー搭載
AF追従高速連写一眼「α55」「α33」体験会、本日東京で開催
-透過型ミラー搭載のAF追従超高速連写対応機「α55」「α33」の体験イベント。
-本日日曜日、東京・銀座の「ソニービル」で、体験会を開催。 -会場では「α55」「α33」の実機による体感が可能。 -APSセンサー搭載レンズ交換式ビデオカメラ「"ハンディカム"NEX-VG10」も体験可能に。
-体験会の詳細は当該ページ参照。
●ニッシン
同社製品ユーザー向け会員サービス
「ニッシン・アドバンスト・ユーザークラブ」、会員募集開始
-ストロボメーカーのニッシンが、同社ストロボユーザー向けの会員サービス「ニッシン・アドバンスト・ユーザークラブ(NAUC)」を開設。
-同社ストロボ購入者は、無償の会員登録により、各種サービスを享受。
-会員特典として、同社の各種情報のEメール配信、修理代金10%割引サービス(ニッシンジャパンへ直接依頼時のみ)、キャンペーン情報案内などを提供。
-会員登録無料。9月3日より受付開始。抽選で毎月20名にストロボ読本をプレゼント。
-詳細は当該ページ参照。
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2010/09/04
(土) |
●カシオ
ウルトラセブンとの合成写真が撮れる
ダイナミックフォト搭載1,200万画素3倍ズーム機「ウルトラセブン×EXILIM」発表
-EXILIMのダイナックフォト機能を活用して、ウルトラセブンとの合成写真が撮れる「ウルトラセブン×EXILIM」発表。
-ボディー前面にウルトラセブンのiイラストを配置。
-起動時にウルトラセブンが変身する画面を表示。
-ダイナミックフォトにより、ウルトラセブンやカプセル怪獣、エレキング、メトロン星人など人気怪獣との合成写真を作成可能。
-ウルトラセブンのイラストを配したオリジナルポーチを付属。
-カメラとしての基本機能は、1,210万画素3倍ズーム機「EXILIM EX-Z330」と同等。
-大きさは96.9×56.5×19.9mm。重さ約121g。
-29,800円。9月3日より予約開始。注文から3週間日前後で発送。
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2010/09/03
(金) |
●東芝
読み出し速度95MB/秒、書き込み80MB/秒と世界最速の転送速度を実現した
SD規格Ver.3.0対応の「SDHC UHS-1カード」発表。「microSDHC UHS-Iカード」も同時発表
-最新のSDメモリーカード規格Ver.3.0の高速インターフェース規格「UHS104」に対応した、高速SDHCカードとmicroSDHCカードを発表。
-今回ラインナップされた「SDHC UHS-Tカード」は、最大読み出し速度95MB/秒、最大書き込み速度80MB/秒の超高速転送を実現。32GB 、16GB、8GBの3種を用意。
-「UHS50」規格で世界初の「microSDHC UHS-Tカード」では、最大読み出し速度40MB/秒、最大書き込み速度20MB/秒に。容量は16GB、8GB、4GBの3種を用意。
-SDHC UHS-Iカードは11月より順次発売開始。microSDHCカードは11月サンプル出荷開始。
●リコー
「GR DIGITAL」5周年記念イベント「GR PARTY」、10月9日開催
-高級コンパクト機「GR DIGITAL」の5周年記念イベント「GR PARTY」。
-イベントを、「表参道ヒルズ・ スペースオー」で10月9日に開催。開催時間は11〜18時。
-会場では非売品を含む、歴代のGR DIGITALを展示。
-会場限定のスペシャルファームウエアの書き換えサービスを実施。
-写真家によるワークショップも開催。
-1000個限定の「5周年記念リング(GR DIGITALIII用)」(予価2000円)など、リコーオリジナルグッズや関連グッズの即売会も実施。
-入場無料。事前登録者には来場時に「GR DIGITALオリジナル記念切手」をプレゼント。
-詳細は今後、「GR BLOG」で順次告知予定。
[ソフトウエアUPDATE]
●富士フイルム
・FinePix HS10用 RAW FILE CONVERTER機能アップデータ Ver.3.0.1.0
-裏面照射CMOS搭載30倍ズーム機「FinePix HS10」用ソフトウエア。
-今回のVer.3.0.1.0では、あらたに、RAWファイル変換時にTIFFでの変換が可能に。
●富士フイルム
・HDプレイヤー「FinePix HDP-L1」用ファームウエアVer.2.11
-「FinePix REAL 3D W1」で撮影した3D画像を3Dテレビで表示できるHDTVやプロジェクター化プレイヤー「HDP-L1」用最新ファームウエア。
-今回のVer.2.11では、下記の機能を追加。
-ピクチャーサーチ機能、操作音量調節機能、NTSC/PAL強制切替え機能を追加。
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2010/09/02
(木) |
●セイコーエプソン
全機種で無線LANに対応。LED表示によるナビ機能を搭載した
前面操作パネル採用A4インクジェットプリンター、新カラリオシリーズ7種発表
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EP-903F |
EP-903A |
EP-803A |
EP-803AW |
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EP-703A |
PX-503A |
PX-203 |
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-エプソンのA4インクジェットプリンター「カラリオ」シリーズ7種を一挙発表。
-全機種に無線LAN機能を標準搭載。無線LANの設定も容易に。
-中上位機種「EP-903F」「EP-903A」「EP-803A/AW」「EP-703A」に、LEDによるバックライト照明で目的の操作ボタンを浮かび上がらせる「カンタンLEDナビ」機能を採用。
-染料系のEPシリーズは6色染料インクを採用。PXシリーズは4色顔料系インクを採用。
-「EP-903F」「EP-903A」「EP-803A/AW』」「EP-703A」向けにより手頃な価格の小容量インクカートリッジを用意。
-最上位機種の「EP-903F」はFAX機能を搭載。
-オープンプライス。EPシリーズは9月15日。PXシリーズは10月発売予定。
●セイコーエプソン
写真への文字レイアウトを搭載。スライドショー機能を充実させた
7型液晶搭載コンパクトプリンター「E-810」発表。2.5型液晶搭載機「E-340」同時発表
-パソコンなしにプリントが楽しめる「カラリオ ミー」シリーズの最新モデル。
-年賀状作成などに適した「E-800」の後継機として「E-810」を発表。
-「E-810」は、宛名書き用キーボードの同梱や7型液晶の搭載など先代の基本機能を踏襲。
-さらに、写真に文字を自由にレイアウトできる新機能を搭載。年賀状作成はもちろん、写真俳句などにも便利な機能に。
-新配列のキーボードを採用。ローマ字入力とあいうえお入力に対応。
-同じ日に撮影した写真を一枚にまとめてプリントできる「思い出の一枚アルバム」機能を新搭載。
-7.0型液晶を活用したデジタルフォトフレーム機能をさらに進化。12種のエフェクト機能や表示速度の変更や一時停止、早送りも可能に。
-カラリオミーシリーズのスタンダード機となる2.5型液晶搭載機「E-340S」「同P」も発表。
-オープンプライス。9月15日発売。
<セイコーエプソン発表会会場語録概要>
●セイコーエプソン 取締役 羽片氏
・カラリオは今年15年。累計販売台数は3500万台に。
・プリンターの使い方を考え、生活の中にとけ込んで使える「暮らしの中で、無くてはならない存在へ」。
・もっと簡単に、無線LAN、パソコンを使わないでアルバム印刷がしたいといった要望に応えた製品に。
●セイコーエプソン 業務執行役員 奥村氏
・カラリオの6つのカラーボールは、お客様価値を洗わしている。今年は簡単快適を重視。
・「プリンター選びで、もう迷わない」
・操作が簡単にしたいという要望に応え、「カンタンLEDナビ」を搭載。
・LED表示とパネルをみながら、次々に選んでゆくだけで操作可能。次の操作を導くガイドがサポート。
・パネルも操作しやすい角度に。すべての操作が左から右に。
・無線LANセットアップを簡単に。無線LAN対応機の約60%が無線LANで使われているが、問い合わせの上位が無線LANだった。
・無線LANを初めて設定する人でも簡単に。以前はSSIDやパスフレームが必要、2010年モデルはUSBを繋ぐだけ。
・Webプリント容易に。丸ごと印刷やブログ印刷にも対応。ブログを簡易ブックレントにすることもできる。
・昨年の「E-800」は好評だった。今年はもっと簡単いつ帰る「E-810」に。
・オールシーズンで使えるモデルに。思い出のアルバム印刷機能やテンプレートも。スライドショーも充実。
・「好きな場所における快適さ」。無線LANでケーブル不要、
・白モデルと黒モデルを用意。
・ビジネス向けの普通紙くっきりモデルを用意。PXシリーズも充実。
・PX-503A、203は自動両面印刷を採用。高速で小型に。
・iPad/iPhone、アンドロイドから印刷できるアプリを用意。
・iPad/iPhoneユーザーには、無償アプリを提供。アンドロイド携帯にはCyPria(450円)も用意。
・インクカートリッジに小容量タイプを、求めやすい価格で用意。
・環境プログラムも用意。
・今後もカラリオは「暮らしの中で、無くて亜鳴らない存在へ」。
●エプソン販売 社長 平野氏
・複合機8モデル、コンパクト機が2モデル、単機能機が1モデル。
・発売日は9月15日を予定。
・年末商戦は全19モデルで展開。
・コンシューマーPC市場はプラス成長。デジタルカメラは今年度は前年比プラスの成長に。
・これをうけて、2010年度は500万台と予測。対前年比で105%に。
・複合機の買い換え需要。キーボード付きコンパクトプリンター市場が2倍以上に拡大すると予測。
・年末、複合機はシェア50%い助いう、コンパクトプリンターは60%異常、単機能は50%以上。全体に51%シェアに。この1%にこだわった展開に。
・年末、複合機は使い勝手と置き場所に迷わない。コンパクト機は年賀状作りに迷わないを訴求。
・今年は複合機から複合機への買い換えが5割を超える。買い換えサイクルが5-6年で2004-2005年に購入したユーザーが対象。カンタンLEDナビと無線LANが訴求ポイント。
・年末商戦では、新商品が販売台数70%を見込む。主力のEP-803では、白モデルを用意、白と黒で各5割と予測。
・2005年モデルに比べ、設置性、速度、操作性を大幅に向上。
・コンパクトプリンターは、キーボード付きモデルの市場を拡大。TVCMで訴求し、12月上旬には在庫切れ。市場規模は2倍に。今年、前年比130%以上に。
・コミュニケーションターゲットは、昨年はシニア層だったが、結果的にファミリー層に購入いただいた。今年は幅広いユーザー層に訴求してゆきたい。
・昨年のキーボード付きモデルの認知度は25.5%。これを拡大してゆきたい。
・ビジネスで使われているプリンターはSOHO含め、約100万台。
・レーザーは印刷族度や大量印刷向きと認識されている。その点を改善し、インクジェットプリンターを訴求。・対象印刷向けの250枚給紙カセット。印刷速度も38ppmに。ネットワークも無線LANを標準採用。従来のインクジェットプリンターの良さをそのままにビジネス用途に訴求してゆきたい。
・新カラリオのCMには、役所広司さんに加え、黒木メイサさんを起用。
・「それゆけ写真隊」を2007年より展開。来場者数も増加。昨年は83歳のかたが参加しブログで公開していただいた。
・快適修理サービスを提供。ドアtoドアサービスを展開。引き取りから修理、お届けまでを短期間で行う。最短3日で修理可能。
・新カラリオは、「よりお客様にとって無くてはならない存在」に。
<質疑応答>
・E-810の認知展開は?
・昨年はE-800の生産が間に合わず、CMを11月で打ち切った。
Q.E-810の訴求については?
A.CM展開はもちろん、今年はほとんどの量販店で展開。販売スタッフの商品説明を強化。ライバルとカシオさんに負けないように展開してゆきたい。
Q.ビジネス機を強化しているが、新製品内での割合は?
A.公表していないが、概ね2割と予測。昨年比で50%程度延ばしてゆきたい。
Q.生産台数の見込みは?
A.月産で約150万台前後。
Q.シャア1%にこだわる部分について
A.確実にトップシェアをとるという意味で、目標を51%に設定している。
Q.キヤノンに対するポイントは?
A.ライティングナビは同様。無線LANのカンタンセットアップがポイントになる。カラーバリエーションに白がある点も相違点だと思う。カラー6色プリント。キヤノンは黒が2つあるので、実質4色。こちらは5色。
Q.家庭で、コンパクトタイプの「E-810」と通常のプリンターと2台持つのは厳しいと思う。E-810のようなキーボード入力のようなモデルを通常モデルで展開しないのか?
(山田)
A.多機能モデルが欲しい人と単機能モデルが欲しい人がいる。提案いただいたようなものも、今後、考えてゆきたい。
Q.今年、写真印刷について進化した点は? (山田)
A.写真印刷は今年は大きく進化していないが、機能面では充実させている。携帯機器からの印刷などに注力をした。
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●独 カールツァイス
大口径広角レンズ「Distagon T* 1,4/35」発表。ZE、ZF.2タイプを用意
-開放F値F1.4を誇る、35mmフルサイズ対応の大口径レンズ「Distagon T* 1,4/35」。
-35mmフルサイズでは大口径広角レンズ、APS機では大口径標準レンズに。
-キヤノンEOS用のZEタイプと、CPU内蔵ニコンFマウントのZF.2タイプを用意。
-マニュアルフォーカス専用。
-最短撮影距離0.3m。フィルター径72mm。
-全長は120〜122mm。重さ830〜850g(マウントによる)。
-1385.71ユーロ(約15万円)。2011年第一四半期発売予定。
●米 ソニー
実売199ドルのフルHD動画撮影可能な3.0型タッチパネル搭載
12.8メガCMOS採用単焦点ムービーカメラ「Bloggie Touch Camera」、米国発表
-簡易ビデオカメラ”Bloggie”の新世代モデルを欧米向けに発表。
-1,920×1,080/30fpsのフルHD動画撮影が可能。記録はMPEG-4 AVC (H.264)形式。
-3.0型タッチパネル液晶を搭載。タッチ操作による簡単操作に。
-撮像素子は1/2.5型12.8メガのCMOSセンサーを搭載。最高感度ISO1,600。
-レンズはワイド系の単焦点タイプ。ピントはAF。4倍のデジタルズーム採用。
-12.8メガの静止画撮影にも対応。
-内蔵メモリーは8GBと4GBタイプを用意。データ転送は格納式USB端子を採用。
-大きさは52×107×15.2mm。重さ約125g。
-8GBタイプは199ドル。4GBタイプは179ドル。欧米向け発表。
●米 ソニー
AVCHD動画再生機能や256万画素10.2型液晶、
バッテリー駆動タイプなどデジタルフォトフレーム「S-Frame」の新ラインナップを発表
-デジタルフォトフレーム「S-Frame」の新ラインナップを欧米向けに一挙発表。
-ハイエンドの「VR100」と「XR100」には、クラス最高の256万画素(WSVGA)の10.2型高精細液晶パネルとLEDバックライトを採用。さらなる高精細化を実現。
-両機とも、AVCHDのハイビジョン動画再生に対応。メモリーカードに記録された動画を再生可能に。ステレオスピーカー内蔵。
-「D830」では、同社で初めてバッテリー駆動に対応。より自由な設置が可能に。液晶パネルは8インチのSVGAタイプ。内蔵メモリーは2GBに。
-「VR100」が250ドル、「XR100」は200ドル、「D830」は150ドル前後。米国11月発売。
-このほか、70ドルから150ドルまでの計8種の製品をラインナップ。米国10月発売予定。
●アップル
720/30Pのハイビジョン動画撮影に対応した
高精細タッチ式液晶搭載マルチメディアプレイヤー、新「iPod touch」発表
-第三世代となるタッチ液晶搭載マルチメディアプレイヤー「iPod touch」発表。
-iPodシリーズで初めてカメラ機能を搭載。インカメラとアウトカメラの両方を装備。
-アウトカメラでは1,280×720ピクセルで最大30fpsのハイビジョン動画撮影が可能。
-本体での動画編集も可能。簡単な動画編集は本機のみで可能。WiFi機能によりEメールでの送付やWebへのアップロードも可能。
-WiFi回線を使ったテレビ電話機能「FaceTime」も搭載。
-液晶部はiPhone4で搭載された超高精細(960×640ドット)液晶パネルを採用。
-容量は8GBタイプと、32GB、64GBタイプを用意。
-大きさは111.0×58.9×7.2mm。重さ約101g。
-8GBタイプは20,900円。32GBは27,800円、64GBは36,800円(アップルストア価格)。
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2010/09/01
(水) |
●CIPA(CP+事務局)
カメラと写真映像の情報発信イベント
「CP+(シーピープラス)2011」企画進行状況を告知
-2011年2月9日から13日まで、パシフィコ横浜で開催される「CP+2011」の進行状況を告知。
-2011年の同イベントはサブタイトルを「〜ワールドプレミア ここから始まるフォトイメージング〜」とし、世界に向けての情報発信イベントとして積極展開。
-2011年より、初日午前に特別招待者やプレス向けにプレミアムタイムを設定。
-ビジネスユーザーの商談の場として「Business Meets」を実施。
-現在、出展社を募集中。9月30日申し込み締め切りに。
-今後、詳細な情報は適時、当該ページで告知。
●米 オリンパス
マイクロフォーサーズ用
超小型超望遠系ズームレンズ「M.Zuiko Digital ED 75-300mm f4.8-6.7」、米国発表
-マイクロフォーサーズ規格向けのコンパクトな超望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm f4.8-6.7」を米国向け発表。
-35mm判換算で150〜600mm相当の超望遠域までを広くカバー。
-常時携帯できるレベルの小型軽量化を実現。
-13群18枚構成。スーパーEDガラス2枚、EDガラス3枚を採用。
-最短撮影距離は1.5m。75mm側では0.9mまでの近接撮影が可能。
-レンズ外装はシルバータイプとブラックタイプを用意。
-大きさは最大径70mm、全長約116mm。重さ約430g。
-実売899.99ドル。米国12月発売予定。米国向け発表。
マイクロフォーサーズ用
小型望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm f4.0-5.6」、米国発表
-気軽に携帯できるマイクロフォーサーズ用望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm f4.0-5.6」を米国向け発表。
-35mm判換算で80〜300mm相当の望遠域を一本でカバー。
-14〜42mmレンズとペアで使うことで小型軽量なダブルズームとして利用可能。
-光学系はEDガラスを採用した10群13枚構成を採用。
-最短撮影距離は0.9m。
-大きさは、最大径63.5mm、全長83mm。重さ約190g。
-実売299.99ドル。米国11月発売。米国向け発表。
マイクロフォーサーズ用パンケーキレンズ
「M.ZUIKO DIGITAL 17mm f2.8」、ブラックタイプを米国発表
-従来、シルバータイプのみだった、パンケーキレンズ「17mmF2.8」に、あらたにブラックタイプを米国向けに追加発売。
-米国では「E-P2」のブラックボディーに、同レンズとブラックタイプのクリップオンストロボのセットして展開予定。
-同時発表のブラック外装の望遠系レンズとの組み合わせにより、ブラックで常用レンズを統一することも可能に。
-カメラやレンズの基本性能は従来のシルバータイプなどを同等。
-E-P2セットでの価格は999.99ドル。米国では10月予定発売開始。
●オリンパス
同社新製品を体感できる「オリンパスPhoto Festa2010」、9月末より全国で開催
-同社の最新製品が体感できるイベント「「オリンパスPhoto Festa2010」を開催。
-9月26日の東京会場(秋葉原UDX)を皮切りに、名古屋(10月2日)、大阪(10月9日)、仙台(10月16日)、広島(10月16日)、札幌(10月23日)、福岡(10月23日)で順次開催。
開催内容の詳細は、オリンパスイメージングホームページにて追って公開いたします。
-詳細な内容は追って公開予定。
●ソニー
同社イメージセンサー"Exmor""Exmor R"の生産設備をさらに強化
デジタルカメラやスマートフォン用裏面照射型や大型CMOSセンサー生産能力を増強
-ソニーが同社の裏面照射型CMOSや大型センサーの生産能力を強化。
-約400億円を投じて、生産拠点となるソニーセミコンダクタ九州 熊本テクノロジーセンターの生産設備を強化。
-デジタルカメラや拡大するスマートフォン市場での需要拡大に対応できる供給体制に。
-同拠点では、今年末から300mm(12インチ)ウェーハによる先端ラインでの量産を開始。
-コンパクト機やスマートフォン向けの裏面照射型CMSOはもちろん、一眼系などの大型CMOSセンサーの生産能力も強化。
-設備拡充により、イメージセンサーの生産能力は、300mmウェーハで、投資前の16,000枚/月から、22,500枚/月に。
●富士フイルム
位相差検出AF採用の1/2型1,200万画素スーパーCCDハニカムEXR搭載
24〜360mmツインシフト式15倍ズーム機「FinePix F300EXR」、シルバーボディー発表
-FinePix”F"シリーズの最新モデルとなる薄型15倍ズーム搭載位相差AF採用機「FinePix F300EXR」に、シルバーボディーを追加。
-撮像素子に位相差検出AF対応の位相差画素を配した、1/2型の1,200万画素「スーパーCCDハニカムEXR」を搭載。
-画面中央部に位相差検出用の数万個の画素を配置。一眼レフと同じ位相差検出AFによる測距が可能。最速で0.158秒の高速なAFが可能に。測距ポイントの表示はナシ。
-レンズは、24〜360mm相当となる、沈胴式の15倍ズームを採用。4.4〜66mmF3.5〜5.3。
-カメラをスイングさせることで、最大360度の全周パノラマ撮影ができる「ぐるっとパノラマ機能」搭載。
-フォトブック作成時のコマ選びが効率よくできる、カメラ内で画像選択をしてグループ化できる「フォトブックアシスト」機能搭載。 -背面ディスプレイは、広視野角の3.0型約46万ドットのTFT液晶を採用。 -動画撮影は720/24fps。HDMIマイクロ端子での出力が可能。 -電源は充電式リチウムイオン電池。撮影可能枚数約250枚。 -大きさは約103.5×59.2×32.6mm。最薄部22.9mm。重さ約195g。
-オープンプライス。店頭想定価格45,000円前後。9月18日発売。
●近代インターナショナル
マイクロフォーサーズ機やソニーNEXで「CONTAX G」レンズが使える
KIPON コンタックスGマウントアダプター「ContaxG-m4/3」「ContaxG-NEX」発表
-ミラーレス機で「京セラ・CONTAX G」シリーズ用レンズが使える「KIPON コンタックスGマウントアダプター」発表。
-マイクロフォーサーズ用の「ContaxG-m4/3」と、ソニーαNEX用の「ContaxG-NEX」を用意。
-各アダプターとも、レンズ制限あり。マイクロフォーサーズ用は「35mmF2」「45mmF2」「90mmF2.8」が利用可能。
-NEX用は上記3本のほか、「28mmF2.8」も利用可能だがボディー内にすり傷がつく可能性あり。
-アダプターが薄めに作られているため、ライブビューでのピント確認が必要。
-21,000円。中国製。
[ソフトウエアUPDATE]
●アドビ システムズ
最新機種のRAWデータやレンズプロファイルを追加した
「Adobe Photoshop Lightroom 3.2」「Camera Raw 6.2」ダウンロード公開開始
-アドビの最新RAW現像モジュールとLightroomの最新バージョンを公開。
-今回の「Camera Raw 6.2」と「Lightroom 3.2」では、下記の16機種のRAWデータと、120種以上のレンズ補正用プロファイルを追加。
-新対応機種は「キヤノン・EOS 60D」「富士フイルム・FinePix HS10」「パナソニック・DMC-FZ100」「同
DMC-FZ40 (FZ45)」「DMC-LX5」「HOYA・ Pentax 645D」「Samsung ・NX10」「同TL500
(EX1)」「ソニー・α290」「同α390」「同α NEX-3」「同α NEX-5」「同α33」「同α55」。
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