2013/11/30
(土) |
●NASA 【参考】
NASA、アイソン彗星の太陽最接近後の生存を確認。太陽最接近時の消失見解を修正
-肉眼でも観測できる大彗星になると予測され、昨日の対象接近で消失したとされていたアイソン彗星の存在を確認。
-昨日、NASAは対象接近時に核が完全に消失したというリリースを公開。その後のSOHO(太陽・太陽圏観測衛星)からの映像などを元にした観測の結果、「少なくとも小規模な核そのままがある」ことを確認。
-今後、当初予想されたような明るい大彗星になるかどうかは不明確だが、少なくとも、近日点通過後も健在であることが公式見解として確認された。
-実際にSOHOの映像では、近日点通過後も彗星の姿が映像から消えることはなく、11月30日現在も拡散した尾を広げて太陽から遠ざかる姿を見ることができる。
-明るさや形状は不明だが、数日後には夜明け前の東の空にその姿を見せる。
[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
・SILKYPIX Developer Studio Pro6 Beta (Windows版) Ver.6.0.1.4
-高機能高画質RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro6」の最新Beta版を公開。
-今回のBeta版のVer.6.0.1.4 (Windows版)では下記の多数の点を改善。
-シェーディング中心位置をリセットするボタンをレンズ収差補正サブコントロールに追加。
-一部メーカーテイストを追加。
-ステータスバーのEXIF表示で項目間にスペースが表示されない問題を修正。
-プレビューのダブルクリック時の動作を「フィット表示とズームツールの切り替え」にすると、マルチプレビューの連動表示モードでダブルクリック時に参照プレビューの倍率が連動しない問題を修正。
-美肌処理のパラメータと他の現像パラメータの組み合わせでプレビューが正常に描画されない問題を修正。
-大きいスキンで表示中、プレビュー表示で最大化するとプレビュー表示領域が正しく更新されない問題を修正。
-旧バージョンでエクスポートされたキー設定がインポートできない問題を修正。
-旧バージョンでエクスポートされたテイストをインポートした際、本来有効にチェックがついていた場合でも有効のチェックが付かない問題を修正。
-カラーマネージメントサブコントロールを横方向にリサイズできるように修正。
-モーダルダイアログで「モニタプロファイル」などのコンボボックスで文字列が途中で切れてしまう問題を修正。
-コマの移動時や現像パラメータ編集後にプレビューに砂時計が表示されたままになる問題を改善。
-スポッティングツールに関する問題の一部修正・改善。
-プレビューの簡易現像と本現像で位置ずれが生じる問題を改善。
-その他UIに関する問題を修正。
-操作中にメインウィンドウが表示されなくなる点は未修正。
-64bit版Windows Vistaでインストールできない場合がある点も未解決に。
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2013/11/29
(金) |
●ソニー
APSミラーレス機用Eマウント標準ズーム「E PZ 18-105mm F4 G OSS(SELP18105G)」、
フルサイズEマウント機用標準レンズ「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA (SEL55F18Z)」発売日決定
-Eマウント用交換レンズ「「E PZ 18-105mm F4 G OSS(SELP18105G)」、フルサイズEマウント機用標準レンズ「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA (SEL55F18Z)」の発売日を決定。
-「E PZ 18-105mm F4 G OSS(SELP18105G)」は「12月発売予定」を、「12月13日発売」に。
-「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)」は「2014年1月発売」を前倒しし、「12月20日発売」へ。
-「E PZ 18-105mm F4 G OSS」は66,150円・12月13日発売。「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」は103,950円・12月20日発売。
●カシオ
“EXILIM”「EX-10」「EX-FC400S」を対象とした各購入者キャンペーンを実施
-本日発売の新型EXILIM「EX-10」「と「EX-FC400S」の購入者を対象としたキャンペーンをそれぞれ実施。
-シリーズ最高峰の「EX-10」購入者向けに「EX-10 QUOカード進呈キャンペーン」を実施。同機を購入し登録し、同社からのメール受信を了承した登録ユーザー全員に、1,000円分の「QUOカード」をプレゼント。キャンペーン期間は12月3日〜2014年1月31日まで。
-スイングチェックができるゴルフ用モデル「EX-FC400S」購入者向けに、「EX-FC400S
ドリームページキャンペーン」を実施。フォトブックを一冊無料で作成できる「Dream
Pages」の無料クーポンを製品に同梱。キャンペーン期間は11月29日〜2014年3月31日まで。
-各キャンペーンの詳細は当該ページ参照。
[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
・SILKYPIX Developer Studio Pro5(Win版/Mac版)Ver.5.0.51
・SILKYPIX Developer Studio 4.0(Win版/Mac版) Ver.4.0.93 -高画質・高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」の最新版を公開。
-今回の最新バージョンでは、「ニコン・Df」「D5300」、「富士フイルム・X-A1」「XQ1」、「パナソニック・GM1」、「カシオ・EX-10」、「ライカ・Leica
C(Type112)」のRAWデータに対応。
-「ソニー・α550」の画質を改善。
-富士フイルムのEXRセンサー搭載機種のHRモードでの処理を改善。
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2013/11/28
(木) |
[ファームウエアUPDATE]
●オリンパス
・「OM-D E-M1」用ファームウエア Ver.1.1
-ハイエンドマイクロフォーサーズ機「OM-D E-M1」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.1では下記の点を改善。
-「E-M1」ボディーと、パナソニックの「LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S. (H-FS14140)」との組み合わせで、倍率色収差補正に対応。
-C-AF、SCNモードのスポーツモード、チャイルドモードでの撮影動作の安定性を向上。
-ノイズリダクションON時のライブバルブの画質を向上。
-マイクロフォーサーズレンズ使用時、特定AFターゲット位置でのAF動作を改善。
・「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」用ファームウエア Ver.1.1
-パワーズーム搭載標準ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.1では、パナソニックのLUMIX Gシリーズボディーとの組み合わせにで、EXテレコン操作後の撮影動作がまれに不安定となる点を修正。
・「XZ-2」用ファームウエア Ver.1.3
-コンパクトカメラ「XZ-2」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.3では、低照度でシングルターゲット選択時のAFの性能を向上。
●富士フイルム
・「X-M1」用ファームウエア Ver.1.01
-X-Trans CMOS搭載エントリー系ミラーレス機「X-M1」用最新ファームウエア。
-静止画撮影時のAF合焦精度が向上。
-バルブ撮影時、撮影画像表示が「連続」のとき、バルブ撮影途中でも自動電源OFFしてしまう点を改善。
・「フジノンレンズ XF18mmF2 R」用ファームウエア Ver.3.10
・「フジノンレンズ XF27mmF2.8」用ファームウエア Ver.1.10
-Xシリーズ用交換レンズ「XF18mmF2 R」「XF27mmF2.8」用ファームウエアを公開。
-「X-E2」装着時、位相差AFが利用可能に。
-「X-E2」装着時、点像復復元処理機能が使用可能に。
●富士フイルム
・FUJIFILM X-Pro1用ファームウエア Ver.3.10(12月5日公開予定)
-Xシリーズハイエンド機「X-Pro1」用最新ファームウエアを12月5日に公開予定。
-今回のVer.3.10では、下記の点を改善。
-光学ファインダー内のブライトフレーム精度を向上。AFロック時にパララックス補正位置を維持。
-マニュアル露出で撮影時の露出を反映した画像のヒストグラムををスルー画に表示可能。
-AEロックボタンでEV値を維持したまま、絞りとシャッタースピードが変更可能。
-ISO AUTO時に上限ISO感度や低速シャッター限界などが設定可能。
-画像ファイル名の編集機能を追加。画像ファイル名をカメラ上で任意のアルファベット名に変更可能。
-連写後の画像再生を、通常撮影と同じ表示に変更。
-カメラ内RAW現像の操作性を向上。現像後の戻り先をRAF画像に。
●富士フイルム
・FUJIFILM X-E2用ファームウエア Ver.1.10 (12月19日公開予定)
・FUJIFILM X-E1用ファームウエア Ver.2.10 (12月19日公開予定)
・FUJIFILM X100S用ファームウエア Ver.1.10 (12月19日公開予定)
-Xシリーズ「X-E2」「X-E1」「X100S」用最新ファームウエアを12月19日公開予定。
-今回の最新ファームウエアでは下記の点を改善。
-画像ファイル名の編集機能を追加。画像ファイル名をカメラ上で任意のアルファベット名に変更可能。
-カメラ内RAW現像の操作性を向上。現像後の戻り先をRAF画像に。
-マニュアル露出で撮影時の露出を反映した画像のヒストグラムををスルー画に表示可能(X-E1、X100S)。
-AEロックボタンでEV値を維持したまま、絞りとシャッタースピードが変更可能(X-E1、X100S)。
-連写後の画像再生を、通常撮影と同じ表示に変更(X-E1、X100S)。
-ISO AUTO時に上限ISO感度や低速シャッター限界などが設定可能(X-E1のみ)。
-光学ファインダー内のブライトフレーム精度を向上。AFロック時にパララックス補正位置を維持(X100Sのみ)。
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2013/11/27
(水) |
●オリンパス
E-P5 プレミアム本革ボディージャケット「CS-41B PR」で不具合。無償交換へ
-ミラーレス機「PEN E-P5」用で、数量限定品のプレミアム本革ボディージャケット「CS-41B
PR」で不具合発生。
-過日より「製造上の不具合によりホック部品が外れる可能性があることが判明」した点を告知。
-無償交換での対応を実施。12月2日より順次交換対応を開始。
-具体的な内容や送付先などは当該ページ参照。
●バッファロー
スマートフォンやタブレット連携やSNSでのシェアに対応した
1TB HDD内蔵フォトストレージ「”おもいでばこ” PD-100S/W-L」発表
-HDD内蔵フォトストレージ「おもいでばこ」の第三弾「PD-100S/W」シリーズを発表。
-今回の新シリーズでは、”写真を自動で整理し、まるごと楽しめる”というコンセプトを踏襲し、さらに便利な機能を搭載。
-11n/g/b対応のWi-Fi USBアダプターを同梱。同アダプター経由でネットワークとの連携が可能に。
-「おもいでばこ」用のスマートフォンアプリを用意。iOS用は同機と同時公開。Android用は2014年2月公開予定。
-SDカードやUSB経由でデジタルカメラで撮影した静止画や動画を同機に取り込み可能。
-さらに、スマートフォンやタブレットからの取り込みも可能に。
-取り込み後は、自動的にデータが時系列などに整理され、見やすく、見つけやすい形に。
-1TB HDD搭載の「PD-100S/W-L」と、500GB HDD搭載の「PD-100S/W」を用意。
-HDMI出力やコンポジット出力によりテレビ画面でも画像閲覧が可能。SDカードなどへの書き出しにも対応。
-エプソンの「Epson iPrint」対応インクジェットプリンターでのプリント出力も可能。
-フォト蔵との連携により「ネットアルバム」の作成も可能に。
-外付けのUSB HDDへの自動バックアップ機能も搭載。
-対応フォーマットは、静止画はJPEGのみ。動画はmotionJPEG、mp4、H.264/AVCに対応。
-大きさは230×35×155mm。重さ約600g。
-オープンプライス。12月中旬発売。
●ケンコー・トキナー
各機種専用の背面ディスプレイ保護フィルム「液晶プロテクター」に「ニコン
Df用」「D5300用」
「富士フイルム X-A1 / X-M1用」「XQ1用」「パナソニック LUMIX GM / GX7用」「オリンパス
STYLUS 1用」発表
-3月に発売されたニコンの新コンパクトカメラ3種に対応した、液晶保護フィルムを発表。
-傷や汚れがつくにくく、表面反射が少ないARハードコートフィルムを採用。
-今回、「ニコン Df用」「D5300用」、「富士フイルム X-A1/X-M1用」「XQ1用」、「パナソニック
LUMIX GM / GX7用」、「オリンパス STYLUS 1用」を追加。
-1,365円(ニコンDf用のみ1,890円)。「D5300用」11月20日発売。「X-A1/X-M1用」「XQ1用」「LUMIX
GM1/GX7用」11月22日発売。「Df用」11月28日発売。「STYLUS1用」12月4日発売。
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2013/11/26
(火) |
●ハクバ
デジタルカメラの背面ディスプレイを保護する液晶保護フィルムに
「ニコン Df 専用」「α7R/α7専用」「オリンパス STYLUS 1専用」の3種を追加
-各機種の液晶画面にあわせた専用サイズの液晶保護フィルムのラインナップを拡充。
-あらたにニコン Df 専用」「ソニー α7R/α7専用」「オリンパス STYLUS 1専用の3種を追加。
-すり傷や爪跡に強い耐久性を実現。クラス最高レベルの表面硬度に。
-ブルーレイヤー反射防止コーティングによりフィルム面での表面反射を軽減。
-フィルムを貼る前に液晶を安心してふける超極細繊維不織布の液晶クリーニングペーパーを付属。
-STYLUS1用 1,155円。α7R/7用 1,260円。Df用2,100円。10月22日発売。
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2013/11/25
(月) |
●キヤノン
PCやスマートフォンに保存した画像を
手軽に選択して音楽付きフォトムービーにできる iOSアプリケーション「思い出ぽん!」シリーズ発表
-写真の新しい楽しみ方を提案するiOSアプリ「思い出ぽん!」シリーズを発表。
-同アプリは、カメラやPC、スマートフォンなどに保存されている写真を、”手軽に「ぽん、ぽん」”と選択して、音楽付きのフォトムービーを作成可能に。
-NHK放送中の「Eテレ0655」総合演出の佐藤雅彦氏と番組制作のユーフラテスと共同で研究・開発。
-「愛猫や愛犬との大切な思い出を1つのストーリーとして残す」アプリに。
-5種類の有償アプリを用意。「おれ、ねこ」アプリのみ、試用版も用意。
-ネコや犬以外の好きなものを対象にしたオリジナルソング「あたしのすきなもの」も12月16日公開。
-iOS用。iPhone/iPad/iPod touch対応。
-200円。App Storeよりダウンロード可能。
●トダ精光
富士フイルム Xマウント用対角魚眼レンズ「DIGILAL KING TFX-02」発売
-富士フイルムのXマウントボディーで対角魚眼撮影ができる、マニュアルフォーカス専用レンズ「DIGILAL KING TFX-02」の発売を開始。
-同レンズは既発売のEマウント対角魚眼レンズ「TFE02」のXマウントタイプに。
-焦点距離は12mm。F値は7.4固定(絞りなし)。
-レンズ構成は4群4枚。7層マルチコートを採用。
-ピントはマニュアルフォーカス専用。
-大きさは、最大径65.0mm、全長58.5mm。重さ約220g。
-オープンプライス。実売24,800円前後。11月23日発売。
[ファームウエアUPDATE]
●パナソニック
・「LUMIX GX7」用ファームウエア Ver.1.2
-EVF一体型ミラーレス機「LUMIX GX7」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.2では下記の機能を追加。
-「GM1」キットレンズ「H-FS12032」のMF操作に対応。
-フラッシュ光量調整機能をFnボタンに割り当て可能に。
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2013/11/24
(日) |
●パナソニック
LUMIX GM1発売記念イベントとして
「GM1」で撮り下ろした写真展「綾瀬はるか x LUMIX GM Gallery」、表参道ヒルズで開催
-21日に発売された超小型マイクロフォーサーズ機「LUMIX GM1」の発売記念イベントとして、同機で綾瀬はるかさんを撮りおろした写真展「綾瀬はるか
x LUMIX GM Gallery」を、東京・表参道ヒルズで開催。
-会場では、同機のCM作成時に「GM1」で撮影されたオフショット73点を展示。撮影地は福島県会津。
-会場では、最大A0サイズくらいにプリントされた綾瀬はるかさんを撮影した作品が展示されており、表参道ヒルズという場所柄もあって、多数の来場者が訪れていた。
-プリントを見る限り、「GM1」のような超小型マイクロフォーサーズ機で撮影されたとは思えない画質を実現しており、その写りはおおかたの予想を超えるレベルといえそう。
-プリントは銀塩方式で、グラデーションがとても滑らかなのも印象的だった。
-さらに、モノクロでの作品も多く、綾瀬はるかさんの雰囲気によくあった作品に仕上がっていた。
-なかでも、カップルや女性グループでの来場者がきわめて多いのが印象的。
-会場では、ビエラを使った同機のCMも流されていた。
-CMは5種類あり、それぞれ雰囲気の異なるものが用意されており、29日から放映されるという。
-撮影ボディーはすべて「LUMIX GM1」。レンズも基本的に「12-35mmF2.8」「35-100mmF2.8」「100-300mmF4-5.6」の3本と、機材としてはシンプルなもの。
-会場には「GM1」の展示エリアと、実機体験スペースが設けられており、体験スペースでは同社説明員によるGM1の詳しい説明を受けることもできた。
-GM1は4色展開だが、やはり人気はイメージカラーのオレンジ。とくに、この季節に合うということもあるが、一種のアクセサリー感覚で持ち歩きたいという人も多いようだ。
-来週29日よりCM放映が開始され、そちらでもボディーカラーはオレンジなので、さらに人気ができる可能性が高そうだ。
-ただ、残念だったのは、展示作品が「GM1」で撮影されたものであることが、あまり明確に書かれておらず、ごく普通にふらりと会場を訪れた人にとっては、ただの綾瀬はるかさんを撮影した写真展に見えてしまうこと。
-また、展示されている「GM1」はすべて12-32mmレンズ付きのため、予備知識がないと、レンズ交換ができることも気がつかない。実際、説明員の話を聞いてから、レンズ交換式であることに気がついた人もいたという。
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2013/11/23
(土) |
●宮本製作所
RAYQUALのEマウントアダプター、全種がフルサイズ機「α7R/α7」に対応
-同社オリジナルのRAYQUALブランドのEマウントアダプターが、全種がフルサイズ機対応に。
-同社の現行アダプターは、フルサイズ機に未対応だったが、今回あらたに、全種がフルサイズ機に対応。
-なお、同社の既存製品も、有償バージョンアップで対応可能。返送料込みで2,100円でフルサイズ対応に(送付費は自己負担)。
-詳細は当該ページ参照。
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2013/11/22
(金) |
●リコーイメージング
全世界限定2,000台の「PENTAX K-3 PREMIUM SILVER EDITION」、キャンセル分を限定販売
-全世界2,000台限定の限定カラーモデル「PENTAX K-3 Premium Silver Edition」。
-発表直後に予定数に達したが、今回、キャンセル分が発生したため、同社オンラインショップで限定販売を実施。
-同機は、台数限定のシルバー塗装の「K-3」ボディーとバッテリーグリップに、シルバーのLimitedレンズをセットにしたモデルに。
-さらに、レザー調限定モデル専用オリジナルストラップと予備のバッテリーも付属。
-同オンラインショップでは現在、全世界5,000台限定の「GR Limited Edition」も購入可能。
-178,000円。キャンセル分を限定販売。
●リコーイメージング
全天球カメラ「THETA」用Androidアプリ「RICOH THETA for Android」、11月29日より公開
-一回の撮影で上下左右360度すべてが撮影できる、全天球カメラ「THETA」。
-現行のiOS向けアプリに続き、Android用アプリを11月29日より公開。
-Android OS4.0以上に対応。
-29日リリース時点では、Facebookのみ投稿が可能。
-一部機能は、iOS用アプリと異なる点も。
-無償ダウンロード可能。11月29日よりGoogle playで公開。
[ファームウエアUPDATE]
●リコーイメージング
・THETA用ファームウエア Ver.01.10
-全天球カメラ「RICOH THETA」用最新ファームウエアを公開。
-ノイズリダクション処理の見直しにより画質を向上。
-電源OFF時に、露出補正が初期値に戻るように仕様を変更。
-露出制御の精度が向上。
-ファームアップにはPC用ソフト「RICOH THETA for Windows/Mac」経由での作業が必要。
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2013/11/21
(木) |
●アドビシステムズ
期間限定でPhotoshop CS3以降のユーザー以外でも
毎月1,000円でPhotoshop CCが利用できる特別プログラムを実施。12月2日まで申し込み可能
-アドビシステムズ、Photoshop CC/Lightroom 5が、1,000円/月(年間プラン時)で利用できる特別プログラムの対象を、期間限定で拡大。
-通常はPhotoshop CS3以降の正規ユーザーに限定されていた同プログラムを、本日11月21日から12月2日までの期間限定で、申し込み制限を解除。
-Photoshopオーナー以外でも、この期間にプログラムに申し込むことで、今後継続的に、毎月1,000円(年間プラン時)でPhotoshop
CCの最新版とLightroom 5のフル機能が利用可能に。
-さらに、機能のアップデートやアップグレードリリース時にも、継続的に最新版の利用が可能。
-また、20GB内のクラウドストレージとBehance ProSiteのすべても同時に利用可能。
-申込期間は、本日11月21日より12月2日まで。詳細は当該ページ参照。
●カメラ映像機器工業会 & 横浜市
"より楽しく、より美しく。進化するフォトイメージングテクノロジー"をテーマとした
アジア圏最大級の、カメラと写真映像の情報発信イベント「CP+2014」、記者発表会開催
-来春で5回目の開催となる「CP+2014/フォト・ヨコハマ合同発表会」を、昨日都内で開催。
-「CP+2014」のテーマは「より楽しく、より美しく。進化するフォトイメージングテクノロジー」。
-開場は、パシフィコ横浜。展示ホールやアネックスホールに加え、会議センターでも展開。
-開催期間は、2014年2月13日(木)〜16日(日)。
-開催時間は、昨年より終了時間を1時間延長。2月13日(木)は12:00〜18:00。2月14日(金)〜
15日(土)は10:00〜18:00。最終日2月16日(日)は10:00〜17:00。
-入場料は1,500円(昨年までは1,000円)。ただし、Web事前登録により無料での入場が可能。
-主催は、一般社団法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)。協賛は一般社団法人
日本写真映像用品工業会。
-出展社数は114社・団体(昨年106 社・団体)。出展小間数は949小間(昨年は908小間)。11月20日現在。
-来場者数は、 70,000人を想定。前回CP+2013の来場者数は62,597人。
-今年に続き、横浜市主催のフォトイベント「フォト・ヨコハマ」を同時期に展開。
※写真は今春開催された「CP+2013」のダイジェストビデオ。
<CP+2014/フォト・ヨコハマ合同記者発表会 開場語録概要>
●CIPA 内田会長
・カメラ映像機器工業会は、デジタルカメラに代表される写真映像企業で運営。
・国内外の55の企業や団体が登録。デジタルカメラの標準規格、製品標準基準の制定、関税問題の対応などを通じて、写真映像産業に貢献。
・CP+は横浜市のご協力で第5回目を迎えようとしている。
・世界に向けての最新情報を発信。1960年に日本カメラショーとして発足。日本橋高島屋で開催。それから半世紀を経て、世界をリードするフォトイメージングショーに。
・今回の多数のワールドプレミアが発信されると期待。横浜市は日本の商業写真の発祥の地。写真産業、文化、双方の発展に貢献したい。
・今回のテーマは「より楽しく、より美しく、進化するフォトイメージングテクノロジー」。感動と喜びを与え、人生をより豊かに。
・フォトイメージングはこれからもさらなる技術的進化を遂げる。
・今回はフランスの工業会と協力しての写真展も。
・初心者からビジネスユーザーまで、さまざまな企画を提供。ぜひご参加いただきたい。
●CIPA 寺田委員長
・前回のCP+2013は62000人を超える来場者。出展社106団体。新製品は35機種。
・デジタルカメラの販売数は世界で下がっている。日本メーカーのシェアは81%。レンズ交換タイプでは98%が日本のカメラブランドである。日本メーカーが高い世界シェアを誇っている。責任も大きい。
・今回で5回目。変わらない4つのコンセプト。総合的カメラ映像ショーであり、映像を含めたショーである。最新の製品情報を発信。写真の撮る見るつながるを広く提供。写真映像文化の発信発展に貢献。
・映像はカメラで撮ってそれを見て感動するもの。それが一つのサイクルとなる。
・「より楽しく、より美しく、進化するフォトイメージングテクノロジー」。
・撮って、できれば大きくプリントして、楽しんでいただきたい。
・美しい写真に対して、バックアップするテクノロジーも盛り込んでゆきたいという意図がある。
・5回目であり、ポスターのデザインも変えた。フィンガーフレームをモチーフにしている。このモチーフをこれからも継続してゆきたい。
・変更点は、開催時間を1時間延ばした。勤め帰りでも見られるように。
・会議センターを借りることで、広く使えるようにした。
・入場料は1,500円に。Web事前登録で無料に。
・出展社は114社・団体。コマ数は949コマと前回を上回っている。
・来場者数は今回、7万人を目標に。前回は62,000人。
・前回は35機種のワールドプレミアに。
・CP+優秀出展社賞を以前から設けている、優秀なブースを選出。国内外プレスが投票。特別賞として、実行委員会が2つの賞を設定。
・CP+でのセミナーでは、キーノートスピーチを初日に開催。技術アカデミーは10社のエンジニアによる最新技術講座を開催。
・上級エンジニアによるパネルディスカッションも例年通り開催。技術開発の観点からカメラ映像産業を語る。
・マーケティングセミナー、CIPA/GfKグローバルセミナーも開催。
・2014年に力を入れたのが、ゲストスピーチ。ヨーロッパ写真美術館館長による、アートとしての写真価値のセミナーを開催。
・フランスのサロン・ド・フォト主催のフォトコンテストが開かれており、一人の写真家をカメラ雑誌が推薦。一般のWeb投票と雑誌社相互の投票があり、2人が選ばれる。CP+ではこの2人を呼んで写真を展示。パネルディスカッションも実施。
・アートプリント展示。展示会場の中で、できるだけ多くの、より美しい写真を展示。
・アウトレットも実施。フォトアクセサリーのアウトレット品の販売コーナーを設置。12社から申し込みがあり、アネックスホールで販売を実施。
●横浜市 林市長
・CP+の開催に合わせ、フォト・ヨコハマを実施。
・横浜は商業写真発祥の地。写真とのゆかりが深い。フォトジェニックな街といえる。
・CP+を通して、フォトの街横浜を堪能して欲しい。
・カメラ、映像を通しての素敵なイベントにしたい。
・1月から2月に開催される、さまざまなフォトイベントの総称。45万人を予定。会場は市内の各種施設や文化施設で開催。
・JAMSETC「深海」の写真展を開催。。神秘に満ちた深海の写真を開催。
・Nikon TopEyeによる高校生写真サミットを横浜に招待。
・横浜の町歩きに最適なフォトジェニックな撮影スポットMapを作成。子育て世代向けの家族写真が気軽に投稿できるイベントも。
・フォトグラフィーユと題した、女子大生イベントも。
・スティーブ・マッカリ-氏による、三渓園での写真展も実施。ワークショップも展開。
・エリオット・アーウィット氏の作品展も開催。
・横浜市は日本でのグローバル都市に選定。CP+を核として、海外の方にも多数来場していただきたい。横浜市としても全力で支援してゆきたい。
・アンケートでは、横浜市の魅力は「ロマンチックな気持ちになれる」という声が多く、銀座や渋谷よりさらに多かった。
・フォトジェニックな横浜を堪能して欲しい。
●質疑応答
Q.海外メーカーからの出展は?(山田)
A.プレゼンでの出展者数は114社。海外企業は33社ある。今回、海外企業という枠組みでカウントした。前回はしていないが、前回は25社程度だと思う。もっと海外企業を増やすべきだと考え、まずはCP+は海外での認知度が高くないので、その点を地道に展開。それもあり、フランスでの展開やフォトキナでの記者会見もやっている。
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●オリンパス
28〜300mm相当でF2.8の大口径を実現した
高級高倍率コンパクト機「STYLUS 1」の発売記念キャンペーンを実施
-11月29日に発売される、28〜300mm相当で、全域F2.8を実現した大口径高倍率ズーム機「STYLUS1」の発売記念キャンペーンを実施。
-同機を購入し、キャンペーンに応募することで、「STYLUS 1用リモートケーブル
RM-UC1」または「リチウムイオン充電池 BLS-5」をもれなくプレゼント(景品がなくなり次第終了)。
-さらに、全国5ヶ所の「厳選宿」の宿泊券(1組2名)が、抽選で当たるキャンペーンを11月29日〜2014年1月16日まで実施。
-キャンペーンの詳細は当該ページ参照。
[ファームウエアUPDATE]
●シグマ
・SIGMA SD1ファームウェア Ver.1.12
・SIGMA SD1 Merrillファームウェア Ver.1.07
-Foveon X3センサー搭載デジタル一眼レフ「SD1」「SD1 Merrill」用最新ファームウエアを公開。
-今回の最新ファームでは、まれに白とびした部分の周辺にノイズが発生してしまうバグを修正。
●シグマ
SIGMA USB DOCK専用ソフトウェア「SIGMA Optimization Pro」用対応レンズファームウェア
-USB DOCKと対応レンズ使用者向けのレンズファームウエアを公開。
-レンズのファームアップや各種設定をUSB経由でユーザーが書き換え可能な「USB
DOCK」経由で、SIGMA Optimization Pro Ver1.1を介して、下記のレンズのファームアップが可能に。
-レンズのファームアップにより、「D5300」使用時に発生する不具合の解消が可能。
-ファームアップ対象レンズは、いずれもニコンマウントの「35mm F1.4 DG HSM
A012 NIKON」「17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM C013 NIKON」「30mm F1.4 DC
HSM A013 NIKON」「18-35mm F1.8 DC HSM A013 NIKON」「120-300mm F2.8 DG OS
HSM S013 NIKON」。
-なお、ファームアップには、PC用ソフトを最新の「SIGMA Optimization Pro Ver1.1」にアップデートする必要あり。
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2013/11/20
(水) |
●市川ソフトラボラトリー
新開発のノイズリダクション機能や処理速度を向上させ、メジャーバージョンアップした
高画質RAW現像ソフトの最上位版「SILKYPIX Developer Studio Pro6 Beta (Windows版)」発表
-高機能・高画質RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro」がVer.6へメジャーバージョンアップ。
-同ソフトのベータ版「SILKYPIXDeveloper Studio Pro6 Beta(Windows版)」を、同社Webで無償公開。全機能の試用が可能に。
-開発テーマは、「快適なパフォーマンス」と「高画質」の向上。
-最新の「Pro 6」のおもな特徴は、「パフォーマンスの向上」「ノイズリダクション時の画質向上」「印刷警告表示(ソフトプルーフ)機能の搭載」。
-画像処理エンジンやアプリ設計を改良。さらに一部画像処理をAVX2に対応させることで、現像処理やプレビュー表示、調整時のスライダー応答性、アプリ起動速度などを向上。
-新開発のノイズリダクションアルゴリズム「NR5」の搭載により、超高感度時の画質を向上。
-これまで、暗部と明部を同時に階調補正していた「覆い焼き」「HDR機能」を、「明部」と「暗部」別々に調整可能に。
-プリンタープロファイルの使用により、プリント時の色味をプレビュー画面上で確認可能。とくに、ファインアート紙での使用に威力を発揮。
-さらに、きわめて多数の新機能が搭載。詳細は当該ページ参照。
-現在、全機能が制限なく試用できる、Windows版のベータ版を同社Webで無償公開中。
-対応OSはWindows 8.1/8/7/Vista/XP。
-価格・発売時期未定。
●パナソニック
明日21日発売の「LUMIX GM1」発売イベントを表参道で開催
「LUMIX GM」で撮り下ろした、綾瀬はるか写真展「綾瀬はるか x LUMIX GM Gallery」を表参道ヒルズで開催
-明日発売の超小型マイクロフォーサーズ機「LUMIX GM1」の発売記念イベントを、東京・表参道ヒルズで開催。
-明日21日より24日まで、表参道ヒルズで「GM1」の発売記念イベントと、同機で綾瀬はるかさんを撮りおろした写真展「綾瀬はるか
x LUMIX GM Gallery」を開催。
<オープニング記念イベント語録概要>
●パナソニック DSC事業部長 北尾一朗氏
・「LUMIX GM」は、単に小さくするだけでは意味がない。
・レンズが交換でき、手のひらに収まるサイズに。
・シャッターやメイン基板も新開発。パネルを納めるように作った。
・マグネシウムで堅牢感を実現。
・高品位で質感のあるモデルに仕上がっていると自負している。
・WiFi機能も搭載。GMで撮影した写真をWiFiでスマホで楽しめる。
・よりいい写真を撮りたいときにGMを持ち出すと、少しアートなものが撮れる。
●パナソニック コンシューマーマーケティングジャパン本部 本部長 原 昭一郎氏
・LUMIX GM1は世界最小。グリップ付きで約300g。かちっとした剛性感を備えたカメラに。
・革しぼりのテイストも、4色展開でそれぞれ質感も異なる。「持つだけで、とてもハイな気分になるカメラ」。
・デジタルカメラは大変普及し、スマホにもカメラ機能があり、一億人総カメラユーザー時代。
・そのなかで、思いがけない一枚、誰かに自慢したくなる一枚が撮れることがある。
・それが写真に目覚めた瞬間。そんな一枚に巡り会い、ちゃんとカメラに向き合い、「私にも、もっといい絵が撮れるかもしれない」と思った人に持って欲しい。
・日常のさり投げないシーンから一枚を撮っていただきたい、
・CMの最中に撮影した73点の綾瀬はるかさんの写真展を4日間開催。
・東京都内の山手線の一車両を使って、この写真展を展開する。車内が写真展になる。
・CMは5種類あり、11月29日から展開。
・写真展はCM撮影時のオフショット。
・大きなカメラではつい、構えてしまう。小さなカメラでは自然な表情が撮れる。
・私たちは、カメラというハードだけでなく、文化を創ってゆきたい。
●綾瀬はるかさん
・今回のロケ地は「八重の桜」の舞台、福島県会津で撮影した。
・CMの撮影は10月頃で、本当にきれいだった。
・ススキがとてもきれいで日本じゃないような風景。途中で霧が出てきて幻想的。寒さを忘れるほど。
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2013/11/19
(火) |
●シグマ
「ニコン D5300」とシグマのレンズ内モーター駆動レンズの組み合わせで
AFや手ぶれ補正機能が正常動作しない不具合発生。無償アップデートに
-シグマのレンズ内モーター駆動のニコン用交換レンズと、ニコンの新製品「D5300」の組み合わせで不具合。
-この組み合わせにおいて、手ブレ補正OS機構やAFが正常作動しないことが判明。
-同社カスタマーサポートでの、無償アップデートで対応。
-対象製品は、レンズ内モーター駆動のニコン用交換レンズ。モーター非搭載レンズは対象外。
-なお、生産終了から相応の時間が経て、補修部品がないレンズのアップデートは不可。
-11月20日よりアップデートの受け付けを開始。ヤマト運輸やゆうパックの着払いで送付。
-生産終了品については、同社カスタマーサポートへの問い合わせが必要。
-なお、昨年より展開している新ラインレンズでは、「USB DOCK」(別売り)でのアップデートが可能。
-今後出荷される対応済み製品は、「D5300 compatible」のシールで判別可能。
-詳細は当該ページ参照。
●カシオ
8倍スロー再生でのスイングチェックや2画面同時再生で石川遼プロの比較ができる
24〜300mm相当12.5倍ズーム1/2.3型1,610万画素CMOS搭載ゴルフ用モデル「EXILIM
EX-FC400S」発表
-ゴルフ練習に最適な機能を搭載した”ゴルフ用デジタルカメラ”の第5弾「EX-FC400S」を発表。
-ハイスピードEXILIMシリーズの上級モデル「EX-ZR1100」をベースに、スイングチェックに適した機能を搭載。
-秒240コマの超高速連写機能を使ってスイングを撮影し、8倍の超スロー再生をすることで、細かなチェックが可能。
-スイングチェック用のガイドライン表示に加え、微妙なスイングの違いを掴みやすい角度表示機能を追加。
-屋内練習場での撮影を考慮した逆光補正機能も搭載。
-さらに、プロゴルファー石川遼氏のスイングとの2画面同時再生表示が可能。スイングの比較が容易に。
-チルト式液晶と自立式スタンドを装備し、ひとりでの練習時の撮影も可能に。
-レンズは、24〜300mm相当の12.5倍ズームを搭載。
-イメージセンサーは、1/2.3型1,610万画素CMOSセンサーを搭載。
-背面ディスプレイは、3.0型92.1万ドットのチルト式液晶を採用。
-手ぶれ補正機能は光学式とセンサーシフト式を採用。
-ボディーカラーはホワイトのみ。
-大きさは107.5×61.5×36.7mm。重さ約256g。
-オープンプライス。実売45,000円前後。11月29日発売。
●ケンコー・トキナー
自動キズ補正機能付きを搭載した
35mmフィルム専用小型フィルムスキャナー 「KFS-1450」発表
-フィルムの傷やほこりを自動修正する機能を備えた、35mmフィルム専用フィルムスキャナー「KFS-1450」。
-ネガフィルムからスキャン時、スキャナー内で自動的にフィルムの傷やほこりを補正。ただし、スキャン時間は25〜30秒必要。
-イメージセンサーには1462万画素CMOSセンサーを搭載。スキャン解像度は3,000dpi。
-対応フィルムは35mm判のネガフィルムとリバーサルフィルム。
-スキャンした画像データは、SDカードにJPEGデータとして自動保存可能。
-2.4型液晶モニターを内蔵。明るさや色調を各6段階調節可能。
-スキャンしたSDカードをテレビのスロットに挿すことで、フィルム画像をTVで鑑賞可能。
-大きさは約91×118×110mm。重さ約260g。
-オープンプライス。11月20日発売。
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2013/11/18
(月) |
●キヤノン
同社デジタル一眼レフやミラーレス、高級コンパクト、A3プリンターなどキャンペーン対象製品
購入者に最大30,000円をキャッシュバックする「ゴールドラッシュ[プレミアム]キャンペーン」実施
-同社のデジタル一眼レフ、ミラーレス、高級コンパクトカメラ、A3プリンター購入者対象のキャンペーンを実施。
-キャンペーン期間中、対象製品を購入し、キャンペーンに応募すると、もれなくキャッシュバックを実施。
-さらに、抽選100名を「プロ写真家と行く 絶景フォトツアー」に招待。
-「EOS-1D Xボディー」「EOS 5D MarkIII・EF24-70L IS USM レンズキット」購入者に、30,000円をキャッシュバック。
-「EOS 5D MarkIII ボディー」「EOS 5D MarkIII・EF24-105L IS USM レンズキット」「EOS
6D (WG)・EF24-70L IS USM レンズキット」購入者に20,000円をキャッシュバック。
-「EOS 6D (WG)ボディー」「EOS 6D (WG)・EF24-105L IS USM レンズキット」、「PIXUS
PRO-1」「同 PRO-10」、主要なLレンズなどの購入者に10,000円をキャッシュバック。
-その他、高級コンパクト機や一眼レフ用アクセサリーなどもキャッシュバック対象に。
-キャンペーン期間は11月22日〜2014年1月13日まで。
-キャッシュバック対象製品と、キャッシュバック金額、応募方法など詳細は当該ページ参照。
●ケンコー・トキナー
静音化とAF速度向上を実現した、APSセンサー機向け大口径超広角ズーム
「AT-X 11〜16mmF2.8(IF) ASPHERICAL (「AT-X 116 PRO DX U)」、α Aマウント追加
-同社のAPS機向け超広角ズーム「AT-X 11〜16mmF2.8(IF) ASPHERICAL (「AT-X 116 PRO DX U)」。
-現行のニコンマウント、キヤノンマウントに続き、あらたに、ソニーα Aマウント用を追加。
-AF駆動源に、DCモーター「SD-M」を採用。モーターと減速ギアを密閉形状化することで、AF動作の静音化を実現。
-従来レンズをベースに、コーティングを改善。シャドー側の階調性を向上。
-前群全群にP-MO非球面レンズを採用。後群にガラスモールド非球面レンズを配置し、ディストーション補正を始め、諸収差を補正。
-蛍石に近い特性を備えた超低分散のSDガラス「FK03」を2枚採用し、色収差を除去。
-リングを前後させることで、AF/MF切り替えが可能。
-最短撮影距離は、F2.8の大口径ながらも、全域0.3mを達成。活用頻度の高いC-PLフィルターなども使用可能。
-大きさは、最大径84.0mm、全長89.2mm。重さ550g。フィルター径77mm。
-マウントは、ニコン用、キヤノン用、ソニーα Aマウント用を追加。
-94,500円。ソニーα Aマウント用11月21日発売。
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2013/11/17
(日) |
●デジタルホビー
Metabones社 Eマウントアダプター、α7/SONYα7R使用時の検証結果を公開。大半の現行品が対応可能に
-同社が国内販売中のMETABONES製SONY NEX Eマウント用マウントアダプターの、フルサイズ機対応状況を告知。
-先だって発売された「α7R」「α7」との組み合わせで、下記のマウントアダプターがフルサイズ対応可能である点を、METABONES社とデジタルホビー社で確認。
-フルサイズ対応確認済みの製品は下記の通り。
-「SONY NEX Eマウント用コンタックスGレンズアダプター(ゴールド)」「同コンタックスGレンズアダプター(ブラック)」「同ライカM
アダプター(ブラック)」「同 ライカM アダプター(レッド)]」「同 キャノン FD
アダプター」「同 ミノルタ MD アダプター」「同 ニコンGアダプター」「同 ニコンF
アダプター Ver2, (ブラック)」「同 ニコンF アダプター Ver2, (レッド)」「同
ライカR アダプター Ver2,(ブラック)」「同 Cマウント アダプター」「同 アリフレックススタンダード・マウントアダプター」「同
電子接点付キャノンEFアダプターVer3」「同 ALPAアダプター」。
-上記のEマウントアダプター使用時には、α7R/α7でフルサイズでの撮影が可能に。
-製品の詳細は当該ページ参照。
●宮本製作所
RAYQUALのEマウントアダプターのフルサイズ機「α7R/α7」向けバージョンアップを実施。2,100円で対応可能
-同社オリジナルのRAYQUALブランドのEマウントアダプターの、フルサイズ機対応について告知。
-同社の現行アダプターは、フルサイズ機に対応しておらず、フルサイズ時にはケラレが発生。
-簡易的には、アダプター内の遮光板を外すことで対応可能だが、内面反射処理が不十分になり、画質低下の原因になる可能性あり。
-同社では、有償でのバージョンアップを実施。返送料込みで2,100円でフルサイズ対応に(送付費は自己負担)。
-今後は順次、フルサイズ対応へのモデルチェンジを予定。ただし、直販以外の市場流通品は切り替えに時間がかかるため、購入時には注意が必要。
-詳細は当該ページ参照。
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2013/11/16
(土) |
●ニコン 【イベントレポート】
”Nikon Df 体験イベント”Nikon Digital Live 2013」、東京・品川で明日17日、17時まで開催中
-クラシカルデザインの「Nikon Df」を体感できるリアルイベント「Nikon Digital
Live 2013」を明日16日、17日に、東京・品川で開催。
-開催日時と開催時間は、11月16日(土)が12:00〜20:00。11月17日(日)は10:00〜17:00に。
-会場は、TKPガーデンシティ品川 ボールルーム ウェスト (東京都港区高輪3-13-3。品川駅高輪口より徒歩1分)。
-入場無料。詳細は当該ページ参照。
-会場は品川の高輪口を出てすぐの「TKPガーデンシティ品川」。(旧)ホテルパシフィック東京といったほうがわかりやすいかもしれない。
-駅前では、同イベントのチラシが配られており、もし場所がわかりにくい場合は、その案内員に聞くといいだろう。
-品川といえば、キヤノンマーケティングジャパンやソニー本社など、大手デジタルカメラメーカーが集結する場所。
-キヤノンとソニーは線路の海側だが、この場所で「Df」のイベントを開催することで、「Dfのようなカメラは、君たちにはできないだろう」といっているような感じもする。
-会場を訪れたのは、土曜日の14時を回った頃。実は、会場の入り口付近はガランとしており、人もまばら。「もしかして、空いているのかな?」と思ったが、会場に入ってみると、猛烈に混雑していてビックリ。
-入口付近が空いているのに、会場内が混み合っているのは、会場での滞留時間がとても長いため。つまり、かなりじっくりと時間をかけて「Df」や関連セミナーを見ている来場者がきわめて多い証拠ともいえる。
-ちなみに、12時の開場時には、約100人が並んだという。
-クラシカルデザインの、「Df」のイベントらしく(?)、来場者の年齢層は結構高め。しかも、意外なほど銀塩の「F3」などを持ってきている人が多かったのも印象的。
-対面で「Df」の説明が受けられる体験コーナーは大混雑。私が見た範囲では、最長で45〜50分待ちということもあった。
-来場者の質問などを聞いていると、非Aiレンズへの対応についての話がとても多かったのが印象的。
-感覚的には、「Df」の登場で、ようやく「F3」時代の銀塩カメラから、本格的にデジタルに移行する決心がついたという人が多いような感触を得た。
-撮影体験コーナーは2種類用意されており、六本木ヒルズから見た東京のジオラマと、ボケ感も体感できるモデルシーンの体験が可能。
-いずれも、SDカードを持参することで、データの持ち帰りが可能。明日訪れる方は、カードの用意をお忘れなく。
-モデル撮影体験コーナーでは、キットレンズの50mmF1.8G(SP)や58mmF1.4Gでの実写体験が可能。人物の背景が点光源になるように考えられており、レンズのボケ味の体験も可能。
-比較的暗めのシーンだが、撮像系は「D4」と同等なので、超高感度でも安心して使える。
-モデル撮影コーナーは、大人気で、ほぼ20〜30分待ちといった状態だった。
-一方、ジオラマのほうが、あまり人気がなく、10分待ち程度のときや、待ち時間ナシのこともあった。もっとも、体験時間は最長5分程度と短く設定されているので、ちょっと慌ただしい感じもあるが・・・。
-会場内のステージでは、「Df」に関するセミナーなどが、ほぼ間断なく行われている。
-いずれも、「Df」の魅力をそれぞれの講演者独特の語り口で紹介しており、なかなか説得力のある内容。
-「Df」は通常のモデルと異なるプロセスで企画され、開発されたモデルだけに、セミナー内で誕生秘話についても数多く語られていた。
-また、「製品にかける思い 〜Df開発者インタビュー」では、写真家の河田一規氏が、Dfプロダクトマネジャー
三浦康晶氏に、ステージ上でインタビューするプログラムがあり、開発者自身から「Df」について語られるプログラムもあった。
-普通の機種と違い、「Df」は誕生自体に”ドラマ”のあるモデルだけに、その誕生プロセスはとても興味深いものだった。
-なお、明日17日は、13時過ぎから同プログラムに後藤哲朗氏が登場。どんな話が飛び出すのか、期待が集まるところ。
-「Df」は、従来機種と違い、機能や性能だけでは語りきれない世界が多いモデルだけに、このようなイベントを通して「Df」に触れると、単に”クラシカルなデザインの小型軽量なフルサイズ機”という言葉では到底語りきれない世界を体感することができる。
-残念ながら、明日17日は早くも最終日。しかも開催時間は17時まで。品川駅前で交通の便がいい場所なので、時間のある方は、ぜひイベントを訪れることをオススメしたい。
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2013/11/15
(金) |
●ニコン
”Nikon Df 体験イベント”Nikon Digital Live 2013」、今週末に東京・品川で開催
-クラシカルデザインの「Nikon Df」を体感できるリアルイベント「Nikon Digital
Live 2013」を明日16日、17日に、東京・品川で開催。
-同イベントでは「Df」の実機を実際に手にしての体感が可能。撮影体験コーナーも。
-ステージでは、開発者や写真家のセミナーを実施。
-ニコンプラザ大阪内ショールームでは、会場をリアルタイムで中継。
-開催日時と開催時間は、11月16日(土)が12:00〜20:00。11月17日(日)は10:00〜17:00に。
-会場は、TKPガーデンシティ品川 ボールルーム ウェスト (東京都港区高輪3-13-3。品川駅高輪口より徒歩1分)。
-入場無料。詳細は当該ページ参照。
●東芝
次世代規格のUHS-II 対応の
SDメモリカード「エクセリアプロ」シリーズ発表。対応環境では秒240MB記録も可能に
-SDメモリーカードの次世代規格「UHS-II」に対応したSDメモリーカード「エクセリアプロ」シリーズを発表。
-SDメモリカード規格Ver. 4.10の高速シリアルバスインターフェース規格「UHS-U」に対応。
-同規格対応機器では、書き込み240MB/秒、読み出し260MB/秒の超高速アクセスが可能。従来比約2.5倍の高速化を実現。
-RAW撮影での連写後のカード記録時間が大幅に短縮されるほか、カードからPCへのデータ転送も高速化可能。
-動画撮影では、4Kムービー撮影など超大容量で高速記録が必要なシーンで威力を発揮。
-ただし、現行でデジタルカメラで、公式にUHS-II規格に対応しているモデルは、1機種もないのが現状。
-同カードは、現行のUHS-I規格のモデルでも利用可能だが、アクセス速度は使用機器に依存。
-ラインナップは、32GBの「SDXU-032GA」と、16GBタイプの「SDXU-016GA」を用意。
-オープンプライス。11月16日発売。
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2013/11/14
(木) |
●カシオ 【発表会レポート】
ピント位置と絞りなどを変化させながら連写する世界初の2軸ブラケティング機能を搭載した
EXILIMシリーズの最高峰となる、1/1.7型1,210万画素CMOS搭載4倍ズーム機「EXILIM
EX-10」発表
-世界初の2軸ブラケティング機能を搭載した、EXILIMシリーズの最高峰モデル「EX-10」。
-同機は、ピント位置と絞りなど2種類のパラメーターを、3段階に変化させて、9枚連写撮影。
-バリエーションは「フォーカス×絞り」「ホワイトバランス×明るさ」「コントラスト×彩度」の3種。
-イメージセンサーは、1/1.7型1,210万画素CMOSセンサーを搭載。
-レンズはF1.8〜2.5と大口径な28〜112mm相当の光学4倍ズームを採用。
-背面ディスプレイはクラス最大の3.5型チルト液晶を採用。タッチ操作不可。
-大きさは、119.9×67.9×48.6mm。重さ約384g。
-オープンプライス。実売8万円前後。11月29日発売。
<発表会会場語録概要>
カシオ EXILIM EX-10発表会
カシオ計算機 執行役員 QV事業部長 中山仁氏
・デジタルカメラマーケットは年々減少。厳しい状態に。
・昨年、レンズ交換式は手がけず、コンパクト機を極める。その思いは全く変わっていない。
・コンパクトで「カメラという既成概念にとらわれない、アメイジングな体験をユーザーに届ける。
・コア技術は超高速連写。
・ハイスピードのZR、アングルフリーなTRなども超高速連写がベースに。
・ユーザービリティーと独自の操作性を極めたのが「EX-10」。
・高級コンパクトカメラを意識したものではない。
・操作性と表現性。一般的なコンパクトカメラは簡単操作で記録性重視。
・一眼やミラーレスは、ある程度カメラの知識を持っている人しかできない、複雑な操作が必要だが、豊かな表現ができる。
・ZRシリーズはコンパクトよりも上の表現性。
・「EX-10」は難しい操作をせずに、豊かな表現ができること。
・いい写真とは、撮影者が好む画質である「好画質」。
・「EX-10」はカメラがユーザーの好みを覚えるカメラに。
・今後も新たな価値をもとに、カメラ市場を活性化してゆきたい。
カシオ計算機 QV事業部 開発部長 松原直也氏
・「EX-10」は、カメラの知識がさほどなくても、カメラマンのようなクールな写真が撮れるカメラに。
・ハイスピードテクノロジーをきわめて感度に優れた1/1.7型センサー。
・レンズは望遠側でも明るいF1.8〜2.5のレンズを搭載。
・超高速処理の画像処理エンジンを搭載。
・世界初の2軸ブラケティング機能を搭載。ハイスピードテクノロジーにより、明るさとホワイトバランスなどをブラケティング。
・2つの基準値からプラスマイナス9枚の撮影をする。ある意味で、9眼カメラといえるかもしれない。
・シャッターボタンを一度押すだけで9枚の撮影ができる。
・明るさとホワイトバランスの組み合わせ、フォーカスと絞りでは、メカ部分を変化させながら連写。
・プレミアムブラケティングが確認しやすい3.5型液晶を搭載。ダイアル操作で9枚の写真をブラケティング表示可能。
・いつも見ている世界が全く新しい世界に見えるかもしれない。
・最上位機種としてのこだわり。スカルプチャーを採用。シンプルな形状で、自然でスムーズな操作感に。
・表面はサテン質感塗装に。使うことにこだわった、新しいデザインに。
・ボディー剛性や耐久性、放熱を考え、マグネシウム合金を採用。
・液晶は上方向180度まで可能。
・フロントシャッターも搭載。WiFi機能も搭載。
・パスト連写がスマートフォンでの操作でも可能。シャッターチャンスを逃さない。
・高い操作性で、プロのような写真が撮れる。
・誰もが自分の中に持っているイメージを刺激するカメラに。
・多くの人に、写真を撮る楽しみを届けたい。
<質疑応答>
Q.実売価格は?(山田)
A.8万円前後。
Q.絞りやピントのブラケティングを考えると、より大きなイメージセンサーのほうが効果があると思われるが、1/1.7型を選んだ理由は?(山田)
A.F1やZRシリーズの流れをくむハイスピードカメラである。センサーのスピード性能、画素数、感度を配慮した。ハイスピード性能を重視するために、1/1.7型センサーを搭載。レンズもF1.8なので、ある程度できる。
Q.3.5型液晶は魅力的だが、タッチパネルでないようだが、その理由は?(山田)
A.タッチパネルの報が操作性がよくなると思う。3.5インチなのでタッチパネルだと誤動作をする可能性があるので、見送ったが、今後の参考にしたい。
Q.他社の高級コンパクトの違いは?
A.基本的にカメラの知識がある人が駆使しながら、カメラの知識を駆使して撮るもの。このカメラは思っていた以上のものが撮れるカメラであり、他社がやっていない世界だと思う。銀塩からのカメラメーカーではないので、QV-10以来、ずっと、驚きのある技術で実現している。それが我々の使命である。
Q.フォーカス位置が変化する機能は、近づいて撮影したときに変化するのか?
A.離れた位置でも作動はするが、距離により効果は変化する。
<トークショー & ゆるキャライベント>
●ゲスト・哀川翔さん
・カメラはゴルフや釣りよりも近い存在。一回は撮る。写真を撮るというよりも、記録に残すという感じ。身近になりすぎて趣味という感じではない。ボケた感のいい写真という感覚とは違ってきた。
・想像以上に重量があって、存在を感じる。”カメラ”という感じがする。
・画面が大きいのがいい。
・オレはたぶん、喜んで使う機能がたくさんついている。
・(プレミアムブラケティング機能を使って)、一枚の写真を撮るためにものすごく苦労しているが、9枚の写真がそれぞれ個性を持つ1枚になっている。
・ローアングルのカットでは、彩度とコントラストの高い写真を選んだ。ちょっと角度を変えることで、自分の立ち位置が錯覚するところが面白い。
・ブラケティングはそれぞれ違う表情がでる。
・ピント位置が後から選べるのは画期的。また、写真が撮りたくなるカメラ。
●ゲスト・デジタルハリウッド 杉山学長
・普段からカメラは持ち歩いている。きちんと撮るときは、重いカメラを持って作品を撮る。静止画も撮るけど、動画も撮りたい。両方に強いカメラを持っておきたい。
・カメラの学校をオンラインでやっているのだが、哀川さんの写真は、街の中で植物に惹かれている部分がよく伝わってくる。プレミアムブラケティング機能は9枚撮れるので、風景でも若干違うが、写真を見る目が養える。ものすごくいい機能。
・毎日撮っている中で、記録としての写真だけでなく、作品も撮ってゆくことができるカメラ。
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●キヤノン
デジタル一眼レフEOSシリーズ初のホワイト外装を採用した
APS18メガCMOS搭載デジタル一眼レフ「EOS Kiss X7(ホワイト)」発表。付属40mmレンズもホワイトに
-エントリーデジタル一眼レフ「EOS Kiss X7」のホワイトボディーを発表。
-デジタル一眼レフのEOSシリーズで初めてのホワイト外装を採用。
-販売形態は、ダブルレンズキットのみ。レンズには標準ズームの「EF-S18-55mm
F3.5-5.6 IS STM」と「EF40mmF2.8 STM」をセット。
-キットのパンケーキレンズ「EF40mmF2.8 STM」は、本機向けにホワイトタイプを用意。
-基本機能は現行の「EOS Kiss X7」を踏襲。
-オープンプライス。実売99,800円前後。11月28日発売。
●リコーイメージング
WiFi機能搭載SDカード”FLUCARD FOR PENTAX 16GB”「O-FC1」、発売延期
-WiFi機能搭載SDHCカード「O-FC1」の発売日を延期。
-発表当初、「近日発売」としていが、「2014年2月下旬」に変更。
-変更の理由として「当初の予想を大幅に上回るご注文をいただいており、発売に必要な初期数量の確保に時間を要するため」と説明。
-オープンプライス。2014年2月下旬発売。
●電子情報技術産業協会(JEITA) 【イベントレポート】
”音と映像と通信のプロフェッショナル展”「Inter BEE 2013」、明日15日まで幕張メッセで開催
-放送機器やプロ向けの映像機器などを一堂に集めた国際映像機器展「InterBEE」が、昨日13日から15日まで、幕張メッセで開催されている。
-本イベントは、いわば業務用映像機器展であり、一般ユーザーが普段見ることない機器がずらりと並ぶ、きわめて特殊なイベントといえる。
-今年のメインは「4K」。主要な大手メーカーブースでは、最新の4K対応機器が多数出展されていた。
-今回は、4K対応のムービーカメラはもちろん、高品位レンズ、4K編集用ディスプレイなども勢揃い。
-家庭用テレビの世界では、大手メーカーから4Kテレビが登場し、50万円前後でも入手できるレベルになってきたわけだが、こと放送や映像製作の現場は、意外に4K化が進んでいないのも現状。
-さらに、2020年の東京オリンピックまでに4Kの次世代の8Kの実用化方針が打ち出されており、4Kはやや過渡的な感覚で捉えられている可能性もありそうだ。
-また、近年はデジタル一眼レフやミラーレス機でも、プロの使用に耐える動画撮影ができるシステムが続々登場していることもあり、その関連機器などもいろいろなメーカーから出展されていた。
●カールツァイス
最新設計の超弩級レンズ「APO Distagon T* 1.4/55」や
本邦初公開のミラーレス機用マクロレンズ「Touit Makro-Planar T* 2.8/50M」を出展
-映画や映像製作用レンズの世界で高い評価を得ている、ドイツ・カールツァイス。
-今回のイベントでは、本邦初公開となる新レンズ「Touit Makro-Planar T* 2.8/50M」と「APO Distagon T* 1.4/55」を出展。
-昨年のフォトキナで出展されて超弩級の新世代標準レンズ「Otus APO Distagon T* 1.4/55」を出展。
-通常、大口径標準レンズというと、ガウスタイプの光学系によるプラナーが定番だが、本レンズはさらに高い光学性能を実現するために、レトロフォーカスタイプのディスタゴン形式を採用。これまでと一線を画す高性能を実現しているという。
-ブースの説明員によると「通常の50mmF1.4をF5.6に絞ったくらいの高い描写性能が、絞り開放F1.4で得られる」という。
-会場では「D800」に装着された状態で展示されていたが、D800が小さく見えるほど巨大なレンズで、到底、フルサイズ対応の標準レンズとは思えないサイズ。
-レンズ表記は、同社のシネマ用最高級レンズと同じく、すべて黄色に統一されており、同格の超高性能であることを示唆している。
-気になるのは、なによりも描写力。ブースの許可を得て、同レンズを「D800」に装着し、F1.4開放で撮影し、背面液晶で等倍くらいまで拡大してみてビックリ。
-F1.4開放で、しかも、最短撮影距離の0.5m付近で撮影したものにもかかわらず、描写は驚くほど、というか、本当ビックリするほどシャープ。
-背面液晶での判断ではあるが、正直、ここまで凄い描写の標準レンズは見たことがないほど。正直にいって、開放F1.4でこれほど鋭い切れ味を備えたレンズは、これまで体験したことがない。
-至近距離でこれほどの性能を発揮しており、遠景でもその切れ味はまったく変わない印象。おそらく、解像度の点では、F1.4から絞り込む必要がないのでは?と思わせるような感覚だ。
-36メガ機でも、それを遙かに超える解像度を備えている感じなので、今後の高画素化にも十分対応できるだろう。
-ボケ味については、もともと深度が浅いこともあるが、液晶上での判断が難しいこともあり、やや未知数。このあたりは、実際にフィールドでいろいろ撮影してみなければわからない部分といえる。
-プラナー50mmF1.4的な”味のある描写”とはかなり異なる部分もあるが、現代のツァイスが理想とする新世代の描写といえる。ツァイスファンのなかには、この描写に違和感を抱く人もいると思うが、とにかく一見の価値はある。
-日本国内ではコシナから発売されるということで、発売時期は未定だが、年明け以降、CP+前後というイメージという。
-ただ、欧州など海外市場にはすでに出荷が始まっており、価格は約4,000ドル前後。
-日本国内での価格は未定というが、順当に考えれば、40万円台になる可能性が大きい。
-マニュアルフォーカス専用。マウントは最初にニコンFマウント用が登場し、その後、EFマウントが追加されるという。
-もちろん、恐ろしく高価で、とても巨大なレンズではあるが、この描写を一度でも見てしまうと、他のレンズでは体験することができない、唯一無二の世界を備えたレンズといえる。
-レンズ好きにとっては、このレンズを実際に体感するだけでも、会場を訪れる価値があるかもしれない。
-ミラーレス用の「Touit」シリーズ初のマクロレンズ「Touit Makro-Planar T* 2.8/50M」もブースで初公開。
-同レンズは以前からロードマップに記載されていた、待望のマクロレンズだ。
-同シリーズは、基本的に、APSセンサー搭載のミラーレス向けのもので、マウントはソニーEマウントと、富士Xマウント用を発売するという。
-35mm判換算で約75mm前後の等倍マクロレンズであり、サイズはなかなかコンパクト。
-マクロレンズらしく、近距離での映り込みを配慮して、レンズ前面の化粧環に文字がない点にも好感が持てる。
-ブースでは、未発売のフルサイズ機「ソニー・α7」ボディーと一緒に展示されていた。
-同機に装着した感じもなかなか軽快。まだチューニング中ということだが、「α7」ボディーに装着した感じでは、AF測距も比較的スムーズだった。
-液晶上で見た感じではあるが、切れ味はなかなかよさそうだ。
-ちなみに、フルサイズの「α7」に装着すると、自動的にAPSにクロップされるわけだが、メニューでクロップを外してみたところ、やはり鏡胴のケラレでフルサイズまではカバーできなかった。
-もっとも、イメージサークルはまだ余裕がありそうな感じだったので、少々残念な感じもした。
-価格・発売時期とも未定。だが、発売時期については、年明け以降になりそうという。
-また、ブースでは、同社レンズのシネマ用プライムレンズのマウントをユーザーが交換できるサービスについて紹介されていた。
-このサービスは、手持ちのコンパクトプライムレンズとコンパクトズームレンズを対象に、必要に応じてマウントを変更できるもの。
-マウントは、EFマウント、マイクロフォーサーズ用、Fマウント、Eマウント、PLマウントが用意されており、いずれかのマウントの対象レンズを、このなかの他のマウントに変更できる。
-交換時はメーカーに交換したいレンズとマウントを指定することで、マウントと治具とフランジバック調整用のスペーサーを購入することができるもの。価格は7万円。
-マウント部は2つに分かれており、各レンズ別のユニットとマウント部が別構成になっている感じだ。
-もちろん、シネマ用プライムレンズは、マニュアルフォーカス専用なので、このようなことがユーザーでもできるわけだが、なにしろ、レンズがきわめて高価なので、このようなサービスが必要になるという。
●興和
4Kカメラ向けのマニュアルフォーカス専用マイクロフォーサーズマウントレンズ群を参考出品
「8.5mmF2.8 MFT」「12mmF1.8 MFT」「16mmF1.8 MFT」「25mmF1.8 MFT」「35mmF2.0
MFT」「50mmF2.0 MFT」出品
-興和(コーワ)ブースでは、同社初のマイクロフォーサーズ用交換レンズ6種を参考出品(技術紹介)。
-これまでも同社はスポッティングスコープやPROMINAR望遠レンズなどを展開しているわけだが、今回は4K2Kムービーカメラ向けとして、マニュアルフォーカス・手動絞り専用のレンズを出展。
- ラインナップは、「8.5mmF2.8 MFT」「12mmF1.8 MFT」「16mmF1.8 MFT」「25mmF1.8
MFT」「35mmF2.0 MFT」「50mmF2.0 MFT」の計6種を用意。
-このなかでも、超広角系の「8.5mmF2.8 MFT」(TナンバーT3.0)と、「12mmF1.8 MFT」(T1.9)の2種を積極展開したい意向だ。
-やや唐突な感じにみえると思うが、同社は従来からいわゆる工業用カメラのレンズを多数手がけており、そのなかに4/3型センサー対応レンズ群があることから、その光学系をベースに、今回のシステムを参考出品したという。
-工業用カメラ向けのため、8メガセンサー対応で、ピクセルサイズで5ミクロンピッチがターゲット。そのため、4K2Kカメラでの動画撮影では十分な性能を発揮できるというわけだ。
-高性能化のため、非球面レンズや低分散ガラスを採用しており、工業用の高性能レンズという感じだ。
-ブースでは、実際に撮影された静止画プリントも展示されており、それを見る限り、通常使用であれば、静止画でも十分に対応できる性能を備えているような印象を得た。
-現在、絞りリングは、クリック付きのものになっており、動画重視の場合は、クリックをなくす必要もありそう。
-また、動画用で考えると、フォーカス送り用のシステムとの互換性なども拝領する必要がありそう。
-レンズの作りは悪くないが、正直なところ、高級感があるというほどではなく、工業用レンズベースのためか、やや垢抜けない印象もある。
-価格帯は8.5mmF2.8 MFTが15万円前後、それ以外のレンズも10万円前後を予定。
-もちろん、業務用の4Kムービー用レンズとしては格安だが、静止画用としては結構高価なもの。
-実際のところ、今回のイベントでの反応を見て、商品化を決めたいという。商品化された場合には、来春のCP+あたりで出品されるという。
●ケンコー・トキナー
トキナーのシネマレンズ「CINEMA ATX」シリーズを展開。「11-16mmT3.0」「50-135mmT3.0
PL」を参考出品
-同社は今回、トキナーブランドで「CINEMA AT-Xシリーズ」を積極展開。
-既発売のシネマ用レンズ「16〜28mmF3.0」に続き、今回は「11-16mmT3.0」のEFマウント用とマイクロフォーサーズ用を参考出品。
-さらに、大口径望遠ズームの「50-135mmT3.0」のPLマウント用レンズも参考出品。
-価格はいずれも、かなり高価なものになるというが、本格的なシネマ用ズームレンズとして考えると、十分にリーズナブルなレベルといえる。
-また、サムヤンのシネマ用レンズもラインナップを拡充。あらたに、「16mm T2.2
Aspherical ED」を出品していた。
●EIZO
カラーマネージメントモニター ColorEdgeシリーズの最上級シリーズ
27.0型で2560×1440ピクセル表示のセンサー内蔵機「CG277」を出品。新カラーマネージメントソフトのデモも展開
-ハイエンドグラフィック向けカラーマネージメントモニター「ColorEdge」シリーズの27型モデルをリニュアル。
-今回のイベントでは、キャリブレーションセンサー内蔵のCG276の後継機「CG277」を初公開。
-同機は表示解像度が2,560×1,440ピクセルのAdobeRGB対応。
-今回の新ラインナップでは、液晶パネルを一新。Adobe RGBカバー率99%のIPSパネルを採用。
-表面処理の改善により、反射を抑えることで、より引き締まった黒色表示を実現。
-調光時のリフレッシュレートを高速化することで、表示のちらつきを抑え、目の疲れを軽減。
-バックライトに広色域LEDを採用。従来機種比で約40%の省電力化を実現しているという。
-さらに今回、映像制作用途向けに、複数のモニターの一括管理が可能な専用ソフトウェア「ColorNavigator
NX」を新開発。このアプリを利用することで、複数のモニターで画面の色調などを高精度に揃えることができるという。
-そのため、マスターモニターを一度測定し、その測定値をもとに、同ソフトで表示を揃えることで、マスモニに近い画面表示をColorEdgeシリーズで実現できるという。
-同ソフトに対応しているのは、現行機と今回発表のColorEdgeシリーズのみ。1月10日より同社Webで無償提供予定という。
-なお、ColorEdge CG277は、オープンプライス。実売価格はCG277が199,800円前後。11月22日発売予定。
-ColorEdgeシリーズはもちろん、業務用の30インチ4Kモニター「FDH3601」も展示。こちらは現行商品で、価格はj実売で約200万円と超弩級。もちろん、表示品質はきわめて良質だ。
-また、製品ではないが、面白いiOS用アプリを使ってのデモも行われていた。これは、先のCG277で4K画像を手軽にチェックできるように考えられたもので、モニターとiPadをUSB接続して、CG277をiPadでコントロールするもの。
-iPad上の操作で、モニターのカラーモードも簡単に切り替えられるうえ、4Kの全画面表示と、ピント確認用のドットバイドット表示も簡単に切り替えることができるもの。現在提供予定はないようだが、実に便利なアプリなので、ぜひColor
Edgeユーザー向けに公開して欲しいところだ。
●銀一
手軽に正確なグレーバランスが取れる
グレーカードが「シルクグレーカードVer.2」へ進化。GoPro用ステディーカムなども参考出品
-もはや定番商品といえる、銀一の18%グレーカード「シルクグレーカード」が、あらたにVer.2へと進化。
-旧製品と同じく安定した18%グレーを再現しているカードだが、今回のVer.2では、使用インクを見直すことで、より高精度で安定した製造が可能に。
-もちろん、表面は高精度な18%グレー。さらに裏面は、従来、反射率90%のホワイトだったが、今回のVer.2では、反射率50%のライトグレーに変更。両面とも、シルクスクリーン印刷で、今回も日本製。
-説明によると、ホワイトバランスを取る際に、グレー面よりも50%ライトグレーのほうが、より高精度なホワイトバランスが取れるという。
-もちろん、これはホワイトバランスのみであり、露出を含めたグレーバランスを取る場合には、従来通り、18%面を利用する必要がある。
-サイズは従来同様、A4判のみ。価格は従来より高くなり、2枚入りで2,000円を予定。
-現在、12月1日を目処に、Ver.2に順次切り替えてゆくという。
-このほか、GoPro用の小型で手頃な価格帯のステディーカムも参考展示。価格は1万円前後くらいで、カラーバリエーションも用意されるという。
-また、やや大型だが、一脚としても使えるステディーカムも出品されていた。
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2013/11/13
(水) |
●東芝
端末の無線LAN設定をFlashAirに設定したまま
同時にネット接続ができるWiFi機能搭載SDHCメモリカード「FlashAir」に32GBタイプを追加
-WiFi機能搭載SDHCカード「FlashAir」のラインナックを拡充。
-同カードにより、デジタルカメラで撮影した画像データを、スマートフォンやタブレットにワイヤレス転送可能。
-従来の、8GB、16GBタイプに加え、あらたに、32GBタイプを追加。いずれもClass10対応に。
-さらに、「FlashAir」に使用環境でのLAN環境が同時利用できる「インターネット同時接続機能」を追加。
-同機能は、使用環境での無線LAN環境のSSIDとパスワードをカードに設定しておくことで、FlashAirカード使用時にも、設定を変更することなく、スマートフォンやタブレットの無線LANが利用可能に。
-同機能は、既発売の8GBや16GBのFlashAirカードでも、ファームアップで利用可能に。
-オープンプライス。11月16日発売。
[ソフトウエアUPDATE]
●ニコン
・Camera Control Pro 2 Ver.2.16.0 (Windows)
・Camera Control Pro 2 Ver.2.16.0 (Macintosh)
-同社デジタル一眼レフをパソコンから操作するソフトウエア「Camera Cotrol
Pro 2」の最新アップデータ。
-今回のVer.2.16.0では、「Df」「D5300」のRAW現像ソフトデータに対応。
-Windows版では、Windows 8.1に対応。
●キヤノン
・ImageBrowser EX 1.1.0a for Windows
-同社モデル付属のWindows用ソフト「ImageBrowser EX」の最新バージョンを公開。
-今回のVer.1.1.0a for Windowsでは、Windows 8.1に対応。
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2013/11/12
(火) |
●シグマ
デジタル一眼レフ「SD1」「SD1 Merrill」の
各最新ファームウエア使用時、ノイズが発生するバグが判明。修正ファーム開発中
-積層型カラーイメージセンサー「FOVEON X3」搭載デジタル一眼レフ「SD1」「SD1
Merrill」の最新ファームで不具合。
-最新の、「SD1」用ファームウェアVer1.11、「SD1 Merrill」用ファームウェアVer1.06で、「まれに白とびした部分の周辺にノイズが発生してしまうバグが判明」。
-現在、バグ修正版の新ファームウエアを開発中。そのため、現在、上記ファームウエアの公開を中止。
-該当ファームウエア以外では、このバグは発生せず。
-修正ファームウエアは後日公開予定。
●キヤノン
4K対応CINEMA EOS「EOS-1D C」、デジタル一眼レフで初めて欧州EBU基準に適合
-CINEMA EOSシステムの4K対応デジタル一眼レフ「EOS-1D C」が、デジタル一眼レフで初めてEBUのHD放送制作用機材基準に適合。
-同機はすでに映画を中心とした映像分野で評価を得ていたが、今回、欧州のEBU基準テストで適合評価を獲得。
-解像度、感度、ノイズ、露出範囲などのテストにおいて、HD Tier 1の推奨基準に適合。
[ファームウエアUPDATE]
●キヤノン
・デジタルシネマカメラ 「EOS-1D C」ファームウエアVersion 1.3.4
-キヤノン・EFシネマレンズの光学補正対応機能を追加。。周辺光量と色収差の補正が可能に。
-音声のライン入力機能を追加。
[ソフトウエアUPDATE]
●ニコン
・Capture NX 2 Ver.2.4.5 (Windows)
・Capture NX 2 Ver.2.4.5 (Macintosh)
-純正RAW現像ソフト「Capture NX 2」の最新バージョンを公開。
-「Df」「D5300」のRAWデータに対応。
-ノイズリダクションを[高画質2013] に変更。輝度とカラーで別々に、適用量とシャープネスの調整が可能に。
-Windows 8.1 に対応(Windows版)。
●ニコン
・ViewNX 2 Ver.2.8.2 (Windows)
・ViewNX 2 Ver.2.8.2 (Macintosh)
-付属ソフト「ViewNX 2」の最新バージョンを公開。 -「Df」「D5300」のRAWデータに対応。
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2013/11/11
(月) |
●富士フイルム
「X-A1」プレミアムホワイトボディーにボディジャケット、ショルダーストラップを
セットにしたダブルレンズキット「FUJIFILM X-A1 プレミアムホワイトボックス」、1000セット限定発売
-ベイヤーセンサー搭載ミラーレス機「FUJIFILM X-A1」限定キットを1,000セット限定発売。
-「X-A1」のホワイト外装のボディーに、同系色のボディジャケット、ショルダーストラップをセットした「FUJIFILM
X-A1 プレミアムホワイトボックス」を用意。
-基本ボディーは、冬をイメージしたプレミアムホワイトカラーに。外装は合成皮革を採用。
-標準ズーム「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS シルバー」と、単焦点レンズ「XF27mmF2.8
シルバー」をセット。
-ボディジャケットとショルダーストラップは、シルバーの星型モチーフを箔押ししたホワイト基調の限定仕様に。
-オープンプライス。12月14日発売。1,000セット限定販売。
●ニコン
東京・銀材のサービス拠点「ニコンプラザ銀座」をリニューアルオープン
-ニコンとニコンイメージングジャパンのサービス拠点「ニコンプラザ銀座」をリニュアルオープン。
-同拠点は、ショールームやサービスセンター機能、フォトギャラリーの「ニコンサロン」を包括。
-タッチ&トライコーナースペースを拡大。
-さらに、プロ写真家による撮り下ろし作品の展示コーナー「銀座フォトプロムナード」を新設。
-場所は従来と同じく、東京・銀座のSTRATA GINZA(東京都中央区銀座7-10-1)。
-営業時間は10:30〜18:30。定休日は年末年始と特定日)。
-本日11月11日よりリニュアルオープン。
[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
・SILKYPIX Developer Studio Pro5(Win版/Mac版)Ver.5.0.50
・SILKYPIX Developer Studio 4.0(Win版/Mac版) Ver.4.0.92 -高画質・高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」の最新版を公開。
-今回の最新バージョンでは、「FujiFilm X-E2」のRAWデータに対応。
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2013/11/10
(日) |
●富士フイルム [イベントminiレポート]
「X-E2」発売記念トークショーを都内各量販店で開催
-11月9日に発売されたミラーレス機「X-E2」の発売記念トークショーを都内の大手量販店で開催。
-「ビックカメラ」有楽町店の特設ステージでは、Xシリーズを愛用する写真家 小原玲氏がトークショーを開催した。
-同イベントでは、長年報道写真家として活躍。LIFE誌やTIME誌などで活躍。中国の天安門事件を撮影した作品ではライフ誌から1989年の「Tehe Best of LIFE」に選ばれている。
-その後、動物写真家として、アザラシとホタルを撮影。今回のトークショーでは、その小原玲氏が自分の体験に基づいた「Xシリーズ」の魅力を1時間半にわたり、自分の言葉と自分の作品で紹介。
-同氏は「好きが写るカメラ」としてXシリーズの魅力を、存分に語った。
-Xシリーズとの出会いは、BORGのブログで、BORGとX-Pro1で撮影したカワセミの描写を見てからという。
-報道写真家を経て、動物写真家になってからも、国産一眼レフやM型ライカなどをメインにしてきたが、「X-Pro1」と出会って、メイン機材を同シリーズに移行。現在ではほぼすべてをXシリーズで撮影しているという。
-同氏にとってのXシリーズの魅力は、「自然な描写力」「暗所での高感度性能の高さ」「白と青の階調に優れた再現性」「交換レンズの描写力」。
-さらに、その場の雰囲気を壊すことなく静かに撮影でき、ダイアル操作メインのため、電源OFFでもカメラの状況がわかる点という。
-また、撮影はJPEGの撮って出しがメインであり、RAWは露出や微妙な色調調整が必要な場合に、カメラ内処理で行うという。だが、RAW現像をする比率は全体の5%程度という。
-今回の「X-E2」について、「外観はX-E1とあまり変わっていないが、中身は全くの別物。あらゆる面でストレスがなくなった」「センサーサイズや画素数で他機種と比較できない世界を備えた、独自のポジションを持ったモデル」と紹介。
-レンズについては、「XF35mmF1.4R」がメイン。「明るく、寄れて、描写も開放から素直」で「想いが写るレンズ」と紹介。さらに望遠ズームの「XF55-200mmF3.5-4.8
R LM OIS」も多用。
-「XF14mmF2.8R」や新レンズ「XF23mmF1.4R」の優秀さにも言及していた。
-大きく、重く、高価なプロ用デジタル一眼レフと大口径レンズを凌駕する写りを、このXシリーズが実現しており、「X-E2」はもちろん、写りの点では手頃な価格の「X-M1」も同等の性能を発揮。
-アザラシやホタルの撮影はすべてがXシリーズで撮影しており、オーロラの作品では「X-M1」でも撮影しているという。
-「写真は好きなものを撮るのが一番」であり、「好きなモノが一番美しく写る」。そして、Xシリーズは「好きが写るカメラ」という言葉がとても印象的だった。
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2013/11/09
(土) |
●TOAST TECHNOLOGY
本格的なタイムラプス撮影に対応
より高精度な天体追尾を実現した小型軽量モバイル赤道儀「TP-2」発表
-本格的なタイムラプス撮影に対応した、高精度モバイル赤道儀「TOAST」の最新モデル「TP-2」を発表。
-現行の「TOST Pro」をベースに、さらに多才な駆動モードを搭載。単体写真向けの「星野撮影モード」「太陽撮影モード」、「月撮影モード」「星景撮影モード」に加え、6種類の「タイムラプスムービー撮影モード」の合計10種のモードを搭載。
-駆動モードの変更は、ロータリースイッチを採用。
-新ウオームホイールを採用。耐荷重性を向上。
-駆動トルク性能を向上。昇圧回路を内蔵することで、高電圧のまま駆動することで安定度を向上。
-電源は従来の単三形4本に加え、スマートフォン用の5V-USB大容量リチウムイオンバッテリーの使用も可能に。
-eneloopもしくは単三形アルカリ乾電池使用時向けに、バッテリー警告機能を追加。
-独自のモノコックボディーを採用。バランスウエイト不要。
-底面が日本の主な緯度35度になっているため、三脚搭載時の安定性も良好。
-中型赤道儀に匹敵する、±7”角以下の低ピリオディックモーションを実現。300mmレンズの追尾が可能。
-肉眼での極軸合わせが可能なPolar Alignment Holeを装備。
-調光式の暗視野照明装置付ポーラファインダー(極軸望遠鏡)を付属。
-大きさは104×:43(最薄部29mm)×180mm。重さは本体1.3kg。外観色はブラッドオレンジのみ。
-オープンプライス。11月中旬発売。
●オリンパス
防塵・防滴・耐低温性と全域F2.8を実現した
マイクロフォーサーズ用大口径標準ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8
PRO」、発売日決定
-高い描写力と防塵防滴性を備えた「OM-D E-M1」にマッチした、「ZUIKO PRO」シリーズの第一弾となる大口径標準ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」。
-発表当初、「11月下旬」としていた発売時期を、「11月29日」に決定。
-同社のマイクロフォーサーズ用ズームレンズで初めて、ズーム全域でF2.8を実現。フォーサーズ規格のHIGH
GRADEレンズを超える高画質に。
-35mm判換算で24〜80mm相当の標準域をカバー。マクロ切り替えなしに全域20cmの近接撮影も可能。
-HDレンズによる薄肉大口径接合レンズや大偏肉非球面レンズ、非球面レンズやEDレンズの最適配置により高画質化を実現。
-悪条件下でも安心して撮影できる防塵防滴性能を実現。
-AF駆動はリニアモーターによる高速で静粛なMSC機構を搭載。
-フォーカスリングを手前に引くだけでMF撮影ができるマニュアルフォーカスクラッチ機構も採用。フォーカスリングは距離目盛り内のみの回転に。
-「E-M1」と同時発表されたカメラバッグ「CBG-10」は、11月15日発売に、
-大きさは、最大径69.9mm、全長84.0mm。重さ382g。フィルター径62mm。
-112,350円。11月29日発売。
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2013/11/08
(金) |
●サンディスク
4K動画撮影にも対応できる最大160MB/秒の超高速転送を実現
世界最速大容量の256GB CFカード「エクストリーム プロ 256GBカード」発表。現行品もさらに高速化
-従来タイプから大幅な高速化を実現した新CFカード「Extreme Pro」シリーズなど、新ラインナップを一挙発表。
-本日発表の「Extreme Pro 256GB CFカード」は、UDMA7に対応し、書き込み速度 最大140MB/秒、読み出し速度最大160MB/秒の超高速アクセスを達成。
-カード容量も、CFカード最大となる256GBを実現。
-高速・大容量が要求される4Kムービー撮影などで、とくに威力を発揮。
-さらに、現行のCFカードラインナップもさらに高速化。「Extreme」シリーズは書き込み速度60MB/秒、読み出し速度120MB/秒に高速化。
-標準的な「Ultra」も、従来の30MB/秒から50MB/秒へ高速化。
-オープンプライス。Extreme Pro 256GB CFカードは実売約15万円前後。12月出荷開始。
<発表会会場語録概要> ※誤字脱字は後日修正します
●サンディスク(株)代表取締役社長 兼 サンディスク シニア バイスプレジデント 小池淳義氏
・サンディスクは、25年間、フラッシュメモリーとともに、育ってきた。
・本社はカリフォルニア州ミルピタスにある。
・2002年にたいしたことなかったが、今年で6000億円に。
・大事なことは新製品の開発。売り上げの10%以上を開発につぎ込んでいる。560億円にのぼる。
・全世界に商品を提供している。アメリカに大きな拠点。イスラエル、インドにも拠点。従業員は5300名と少数精鋭。
・人類はたくさんのデータを使っている。今後、どれくらいのデータを使うのか?あらゆるものでは、2012年では1.2ゼタバイト。ギガバイトの一兆倍。
・10年後には40倍になる。
・このうち、2012年にはフラッシュメモリーは1%。2020年には、1.183ゼタバイト。この10年間で100倍以上のNANDフラッシュが必要になる。
・この10年間で記録媒体は大きく変貌。牽引しているのは、スマートフォン。タブレット、PCも伸びる。
・エンタープライズ市場は10倍になる。
・NANDフラッシュは2012年に2兆、2016年には3兆8000億円。
・四日市で東芝と50:50の投資をしている。3つの棟でNANDフラッシュを作っており、全世界の約半分を作っている。
・コストを下げるだけでなく、最先端の技術を投入。
・日本の拠点でも最先端の技術で活躍。
・上海でアッセンブリー。1日で200万個を全世界に出荷。
・あらゆる分野で使われている。コンシューマー向け、法人向けで展開。
●サンディスク(株)代表取締役 青柳マテウ氏
・1998年のことを思い出していただきたい。総理が小渕氏で、1ドルが123円。横浜ベイスターズが優勝した。
・この年、弊社では、初めてメモリーカードを発売。4MBから96MBのCFを発売した。5万円くらいした。
・現在は16GBから128GB。11の商品があったものを4つに絞っている。
・この15年でキャパシティーは1300倍になった。
・スピードについては、98年は発表していなかった。2001年は2.8MBだったが、今日現在は100MB。12年で35.7倍になった。
・4つのカテゴリーがある。SD、microSD、CF、メモリースティックがあり、速度も分かれている。
・CFを発売カードでは、速度が3種あり、超高速の90MBのUDMA7がある。128GBもラインナップ。
・SDカードは4種。95MB/秒のClass10まで提供している・
・microSDは3種。80MB/秒の超高速タイプもあり、スマートフォンの普及で売れている。64GBカードもラインナップ。
・サンディスクはシェア世界一。アメリカ45%、欧州は33%、アジアは31%。
・アジアは、金額シェアで31-33%くらいとやや苦戦している。来年に向かって、シェアを伸ばしてゆく。
・誇りに思っているのは、85.5%のプロカメラマンが安心のブランドと評価。今後、そこにフォーカスをかけたい。
・本日は、各商品をレベルアップ。
・ウルトラは、30MB/秒と50MB/秒に。12月販売予定。
・エクストリームは60MBから120MBに高速化。128GBカードも12月から発売。
・4K対応のエクストリームプロの超高速CFカード。160MBのリードスピードの新製品を本日発表。
・容量も16〜128GBを用意。
・ウルトラは50MB、エクストリームは120MB、エクストリームProは160MB/秒へ。
・キャンペーンを実施。地球を記録に残したいというキャンペーンを3年間やっていた。
・「世界は、忘れたくないもので、あふれている」という新キャンペーンを展開。
・「思い出とはどういうものか」というテーマで3名のクリエイターの動画作品をWebで公開。
・「ライフ」「カラフル」「パッション」の3テーマで展開。
●サンディスク リテールマーケティングディレクター スーザンパーク氏
・前回、日本でのプレスイベントでお会いしたのは2年ちょっと前。
・そのとき、6ヶ月の身重だった。そのときのテーマも、速度と容量がテーマだった。
・ただ、私の子供は、スピードでは一週間予定よりくれて出てきた。容量は4000gと大容量だった。
・娘も2歳になり、容量もスピードも備えてきた。
・速度と容量は、プロの要求が非常に重要。プロの世界では、継続的に、高品質の画像や動画が求められている。
・より高速な撮影への要求が高まっている。
・同時に、動画の世界でも、フルHDから4Kに移行し、高いデータレート、高い容量が必要に。
・4Kは想定よりも、かなり速いスピードで要求が高まっている。
・4Kコンテンツはプロのハイエンドデバイスだが、コンシューマー用のデバイスへの浸透。
・同時に、4K動画を楽しむ、4K TVもデバイスとして普及。
・具体的に、どの程度の容量が必要なのかを、キヤノンのEOS-1D Cで見てみたい。
・4K動画では、1分で4GB必要。取り込むためのデータレートは500Mbpsが必要。62MBの高速性が必要。
・このような環境になり、本日、新しい256GBMB CFカードを提供。
・このカードは4K動画に耐える環境を提供できる。高速記録ではVPG-65に対応。
・同時に、書き込み速度は秒150MB。高品質な連写にも十分なスピードに。
・読み込み速度は秒160MB。大容量コンテンツに対応できる速度になっている。
・256GB CFに対応している機材も数多くある。
・エクストリームチームの一員でハリウッドで活躍しているサム・ニコルソン氏も雑纂している。
・本日さらに、CFastカードを発表。
・映画や放送の世界では、長い間、独自の形式のものを採用してきた。
・今回、オープンフォーマットのCFast2.0を発表。
・次世代の超高速・大容量向けに発表。
・60GBと120GBカードを発表。データレートは読み込みが450MB/秒。書き込みは350MB/秒。
・すでに、CFastカードに対応したプロ用カメラがグローバルで発表され、利用できる。
・ドイツのARRIが採用。アカデミー賞8本のうち6本がARRIのカメラで撮影されている。
・AMIRAでは、CFast用スロットを2つ搭載している。
・さらに、第一線のカメラベンダー、カメラメーカーがプロの第一線で活躍するCFastをサポート。
・サンディスクは、コンシューマーからプロフェッショナルまで、さまざまなプロダクトを提供。
・本日の256GBの製品やCFastがラインナップに加わる。
・現在、フルラインナップで、プロのハイエンドストレージを提供できる体制に。
・今後も、継続的に、ハイエンド領域のカードの提供に、最大限の取り組みと技術革新をしてゆきたい。
・CFastカードの中に、どのようなすばらしいコンテンツが取り込まれるのか、楽しみにしている。
<質疑応答>
Q.今後、4Kや8Kカードが広まってゆくが、どこかのカメラメーカーと提携して展開する予定は?
A.主要なカメラベンダーと密接な関係にあり、すべてのカメラに対して、私たちのカードが利用できるようにしたい。とくに、日本のカメラメーカー全社とも、最も重要なメーカーであり、具体的なビジネス提携よりも、全面的に各社と一緒に展開してゆきたい。
Q.2020年に1.2ゼタバイトのフラッシュメモリーが必要というが、対応できるのか?
A.技術的な限界があるのではといわれていたが、どんどん微細化をして、続けてゆきたい。電子デバイスなので、限界はあるという機具がある。立体構造のデバイスなども同時に供給してゆきたい。
Q.NANDメモリーの生産体制について、他社とシェアを争っているが。今回はCFカードだが、その技術のフィードバックは?
A.世界には4つのフラッシュメモリー工場があり、激しい競争をしている。パフォーマンスを上げ、信頼性をあげてゆきたい。少しでも技術を先行させ、微細化をし、信頼性を高めたい。大事なのは技術。それが差別化。今後も努力をしてゆきたい。
●【ゲスト】 フォトグラファー 熱田護氏 / フォトグラファー 水谷たかひと氏
/ 南明奈さん
・6時間のレースで5,000枚は超えていた。何枚くらい気に入ったのかは、恥ずかしくていえない(熱田氏)。
・モトGTを撮影。2,000枚くらいは撮った。そのなかでお気に入りはこの1カットです(水谷氏)。
・出身が鈴鹿で、自然とオートバイが好きになり、写真が好きになった。この分野は難しいから、面白い。(熱田氏)
・この分野へのきっかけは、父がスポーツ写真をやっていたので、「写真でもやってみようかな?」という感じでこの世界に入った。(水谷氏)
・プロとして一番大切なのは、いくらF1でも、飽きてしまうこと。自分がどういう風にモチベーションを保ち続けるか。とりあえず、歩くことが大切。(熱田氏)
・モータースポーツだけではなく、ラグビーやサッカー、競馬なども撮っているので、そのなかでの一瞬や真剣さ。普通の人がスポーツの写真を飾っておきたいなと思う作品にしたい。人間が持っているパフォーマンスの高さやその場の雰囲気が伝わるような、風景写真のようなスポーツ写真が利用(水谷氏)
・普段撮っているのがF1で、世界最高峰。頂点人が集まったところであり、いろいろなドラマが起こるし、とんでもないドラマがある。それを自分がどう料理できるか、納められるかがモチベーション。(熱田氏)
・カメラ選び、レンズ選びも大切だが、メディアは同じように選ぶ対象に入ってきている。一日2000枚きるが、過酷な条件で使っているので、サンディスクに100%の信頼を置いている。(水谷氏)
・2年くらい前に、早朝からロケをして、お昼ご飯のときに、メディアを水の中に落としてしまった。全身凍り付いた。焦ってまた中に落とした。1分くらいなかにあったが、ダメだろうと思いながら、カードリーダーに指したが、ちゃんと残っていた。(熱田氏)
・新しいカードは、PCに落とす時間が、速い、速い。ビックリしました。(水谷氏)
・スポーツの世界もアスリートもどんどん速くなってきている。メディアも、よりパワフルでハイスピードに。記録も残しますけど、記憶に残るような写真に。
・カードも高速になり、大容量になり、128とか256GBになると、交換する手間はない。そのぶん、1枚のカードにたくさん撮ることになるので、クラッシュする可能性もある。安全に、確実に残せるようになる。CFastも楽しみにしたい。(熱田氏)
・カートは、スピード感や疾走感にハマってしまった。カートの写真も撮ってみたが、動いているのをうまく撮れない。スピード感が出なかったが、プロに習ったら、1時間くらいでうまく撮れるようになった。ヘルメットやカートも、全部自分でデザインした。風景や動物を撮るのが好きです。(南明奈さん)
●サンディスク(株)代表取締役社長 兼 サンディスク シニア バイスプレジデント 小池淳義氏
・今後、どんどんこの分野が開拓されてゆく。
・私たちは、フラッシュメモリーを通じて、人々の暮らしをもっと豊かにしたい。
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●キヤノン
デュアルピクセルCMOS技術によるコンティニュアスAFを実現した
デジタルシネマカメラ 「EOS C100」オートフォーカス機能追加有償サービス、来年2月に実施
-デジタルシネマカメラ 「EOS C100」に、ファームアップでAF機能追加サービスを実施。
-同機のセンサーは、各画素にフォトダイオードが2つ付属しているため、デュアルピクセルCMOS AF技術の利用が可能。
-EOS Cinemaの場合、画素毎の2つのフォトダイオードを使うことで、高速読み出しと広ダイナミックレンジを実現しているが、今回のファームアップにより、デュアルピクセルCMOS
AFとして利用可能に。
-機能追加により、すべてのEFレンズで、画面中心の被写体に対してコンティニュアスAFを実現。
-ワンタッチでAFが可能な「ONE-SHOT AF」も、従来の約2倍に高速化。
-対象機種は、デジタルシネマカメラ 「EOS C100」。
-ファームアップサービスは購入店もしくは修理拠点窓口での受け付けに。
-55,000円(税別)。2014年2月開始予定。
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2013/11/07
(木) |
●タムロン
150〜600mmまでの超望遠域を広くカバーできる
手ぶれ補正機能搭載ズームレンズ「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011) 」開発発表
-150〜600mmまでの超望遠域をフルにカバーできる、VC機能搭載超望遠レンズ「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011) 」を開発発表。
-2004年の「200-500mm」以来、9年ぶりのリニュアル。ズーム域を広げ、VC機能を新搭載。
-11月7日よりフランス・パリで開催される「サロン・デ・ラ・フォト2013」にあわせての公開に。
-同社独自の光学手ぶれ補正技術「VC」を搭載。AF駆動には超音波モーターを採用。手持ち撮影も可能なコンパクトな超望遠ズームに。
-異常低分散のLDガラスを3枚採用し、超望遠系で問題になる軸上色収差を徹底補正。
-最新のeBANDコーティングの採用により、ゴーストやフレアを抑えた高コントラスト化を実現。
-外観デザインも、より高級感のあるものに。
-最短撮影距離は全域2.7m。600mm時には1:5のクローズアップ撮影も。
-大きさは、全長257.8mm、最大径105.6mm。重さ約1,915g。フィルター径95mm。
-マウントは、ニコン用、キヤノン用、ソニー用を用意。ソニー用はVC機能なし。
-開発発表。価格・発売時期未定。
●リコーイメージング
防塵防滴機能を備えたリミテッドシリーズ初の
ズームレンズ「HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR」発表
-高性能レンズ「リミテッドシリーズ」初のズームレンズ「HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED
Limited DC WR」を発表。
-同シリーズは、 描写の味や高い質感を追求した、こだわりのレンズラインナップ。
-APSセンサー搭載機向けのDAタイプで、35mm判換算で30.5〜61.5mm相当の光学2倍ズームに。
-ワイド側でF2.8、望遠側でもF4.0の大口径を実現。
-「ズーム全域で非点収差を抑え、立体描写を優先した光学設計」を採用。「開放では柔らかく、絞るにつれてシャープさを増す描写特性」に。
-シリーズ初の防塵防滴構造を採用。過酷な撮影条件下でも安心して使用できるレンズに。
-レンズ鏡筒やフード、キャップには高級感のあるアルミ削り出しの素材に。 外装色はブラック、シルバーを用意。
-レンズコートにはHDコーティングを採用。
-最短撮影距離は0.28m。最大像倍率は0.2倍。
-大きさは、最大径71mm、全長68.5mm。重さ283g。
-オープンプライス。実売10万円前後。12月中旬発売。
●リコーイメージング
17.5〜27mm相当の超広角域をカバーできる
Qマウント初の超広角系ズームレンズ「PENTAX-08 WIDE ZOOM」発表
-PENTAX Qシリーズ用のQマウントレンズ初の超広角系ズーム「PENTAX-08 WIDE ZOOM」。
-35mm判換算で、17.5〜27mm相当の超広角域をカバー(Q7使用時)。3.8〜5.9mmF3.7〜F4。
-クラス世界最小最軽量の超広角ズームに。最短撮影距離は0.25m。
-8群10枚構成。第1レンズに大偏肉ガラスモールド非球面レンズを採用し、歪曲収差を大幅に低減。
-EDガラスを2枚と異常低分散ガラスを1枚を採用し、色収差を良好に補正。
-インナーフォーカス式で高速で静かなAF動作を実現。
-NDフィルターと多段虹彩絞り採用のしたレンズシャッターを内蔵。
-大きさは、全長54mm、最大径38mmとコンパクト。重さ約75g。
-オープンプライス。12月中旬発売。
●EIZO
カラーマネージメントモニター ColorEdgeシリーズの最上級シリーズ
27.0型で2560×1440ピクセル表示のセンサー内蔵機「CG277」、外部センサー式モデル「CX271」発表
-ハイエンドグラフィック向けカラーマネージメントモニター「ColorEdge」シリーズの27型モデルをリニュアル。
-キャリブレーションセンサー内蔵のCG276の後継機「CG277」と、CX270の後継の「CX271」を発表。
-両機ともに、液晶パネルを一新。Adobe RGBカバー率99%のIPSパネルを採用。
-表面処理の改善により、反射を抑えることで、より引き締まった黒色表示を実現。
-調光時のリフレッシュレートを高速化することで、表示のちらつきを抑え、目の疲れを軽減。
-バックライトに広色域LEDを採用。従来機種比で約40%の省電力化を実現。
-映像制作用途向けに、複数のモニターの一括管理が可能な専用ソフトウェア「ColorNavigator
NX」を新開発。同ソフトは1月10日より同社Webで無償提供。
-オープンプライス。 実売価格はCG277が199,800円前後、CX271-CNXが159,800円前後、CX271-CNが154,800円前後、CX271単体は149,800円前後。11月22日発売。
●キヤノン
4K映像制作向け業務用30型4Kディスプレイ「DP-V3010」発売。ディスプレイ市場に新規参入
-キヤノンがディスプレイ市場に新規参入。初めての製品として、業務用30型4Kディスプレイ「DP-V3010」を発表。
-同ディスプレイは、これまでの展示会などで参考出品されていた、業務用4K液晶モニター。
-独自開発のディスプレイ用映像エンジンと、独自設計のRGB LEDバックライトシステムを採用。
-ディスプレイ部はIPS液晶パネルを採用。忠実な色再現を実現。
-基本的には4Kを中心とした映像制作向けの業務用で、「CINEMA EOS」とあわせ、4Kムービーの世界も、入力から出力までを自社製品でカバー。
-DCIのデジタルシネマ向けの色域表示に適合。工場出荷時に、DCI、ITU-R BT.709、EBU、SMPTE-C、
Adobe RGBの5種に高精度調整済み。
-表示解像度は、4096×2560ピクセル。4K映像をそのまま表示可能に。
-高コントラスト比は2000:1以上(DCI規格)を実現。
-オープンプライス。実売300万円前後。2014年1月下旬発売。
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2013/11/06
(水) |
[ファームウエアUPDATE]
●富士フイルム
・「FinePix X100」用ファームウエア Ver.2.01
-初代高級コンパクト機「FinePix X100」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.2.01では、MF時にレリーズ半押しや撮影を繰り返すと、ピント位置や距離指標が近距離側にずれることがある点を改善。
●富士フイルム
・「XF14mmF2.8 R」用ファームウエア Ver.3.10
-超広角レンズ「XF 14mmF2.8 R」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.3.10では、「X-E2」装着時、位相差AFと点像復元機能が利用可能に。
・「XF35mmF1.4 R」用ファームウエア Ver.3.10
-標準レンズ「XF 35mmF1.4 R」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.3.10では、「X-E2」装着時、位相差AFと点像復元機能が利用可能に。
・「XF60mmF2.4 R」用ファームウエア Ver.3.10
-望遠マクロレンズ「XF60mmF2.4 R」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.10では、「X-E2」装着時、位相差AFと点像復元機能が利用可能に。
・「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」用ファームウエア Ver.3.10
-標準ズーム「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.3.10では、「X-E2」装着時、位相差AFと点像復元機能が利用可能に。
・「XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」用ファームウエア Ver.1.10
-望遠ズーム「XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.10では、「X-E2」装着時、位相差AFと点像復元機能が利用可能に。
・「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」用ファームウエア Ver.1.10
-標準ズーム「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.10では、「X-E2」装着時、位相差AFが利用可能に。
[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
・SILKYPIX Developer Studio Pro5(Win版/Mac版)Ver.5.0.49
・SILKYPIX Developer Studio 4.0(Win版/Mac版) Ver.4.0.91
-高画質・高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」の最新版を公開。
-今回の最新バージョンでは、「PENTAX K-3」のRAWデータに対応。
・SILKYPIX Marine Photography Pro4.0 (Mac版) Ver.4.0.85.1
-水中写真向けRAW現像ソフト「SILKYPIX Marine Photography Pro 4.0」 Macintosh版の最新版を公開。
-今回の最新バージョンでは、Mac OS X Mavericks (v10.9) に対応。
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2013/11/05
(火) |
●ニコン
「D4」の撮像系とダイアル操作メインの銀塩一眼レフ的デザインを採用した
FXフォーマットで世界最小最軽量の16.2メガCMOS搭載デジタル一眼レフ「Df」発表
-「ニコンでしかできないもの」を追求した、新プロダクト「Df」を発表。
-ニコンフェローの後藤研究所室長 後藤哲朗氏が企画を担当。
-「手にする喜び、操る楽しみ」を重視。銀塩時代のダイアル操作中心の操作性を採用。
-ボディーの質感や操作性を重視する人。クリエイティブでカメラの表現力を実現したい人。高画質と携帯性を重視したい人。作品、撮影主義層に。
-新しいカメラとして、純粋に写真を楽しむことを追求した「オンリーワンD-SLR」。
-撮像系は、ハイエンド機「D4」と同等。FXフォーマット16.2メガCMOSと「D4」と同じ画像処理エンジンを搭載。広いダイナミックレンジと超高感度により、懐の深い絵作りに。
-ファインダーやシャッターなどメカ部分はほぼ「D610」のものを採用。
-外観に金属カバーを採用。上カバー、底カバー背面カバーがマグネシウムダイキャスト。
-防塵防滴を実現。性能は「D800」と同等クラス。
-シャッターは1/4000〜30秒の縦走り。Xは1/250秒。組み込み状態で15万回の耐久。
-連写性能は毎秒5.5コマに。レリーズタイムラグは0,052秒。起動は0.14秒。
-ファインダー視野率100%。連写は秒間5.5コマを実現。
-「Df名入れサービス」を実施。11月20日から受け付け開始。1月31日まで実施。サブコマンドダイアルへの名入れを、4200円で。
-大きさは、143.5×110×86.5mm。重さ約765g。
-オープンプライス。実売価格はボディー 28万円前後。レンズキット 30万円前後。50mmF1.8SPは29,400円。
-11月28日発売。
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-往年の銀塩一眼レフのような雰囲気を備えた「Df」。
-FX機で最小というが、ボディーサイズは若干大きめな印象もある。
-だが、実際に手にすると、金属外装で重厚感があるためか、意外なほど軽く感じる。軽量なことはいいことだが、もう少し重めで、重心が低いほうが安定感があり、ブレも軽減できるような気がした。
-ダイアル中心の操作性は、デジタル一眼レフにないものだけに、なかなか新鮮。
-シャッタースピード、露出モード、露出補正、ISO感度に、それぞれ専用ダイアルがある。
-ボディー前面のダイアルでは、絞りリングのない最近のAFレンズ使用時に、絞りをセットするためのもの。
-発表会会場では、多数の「Df」が用意されており、自由に触れることができた。
-ただ、ダイアルの操作感は各個体で若干の差があり、まだチューニング途中という感じもあった。
-ダイアルのレイアウトは、往年の銀塩時代のものを踏襲しており、往年のユーザーには馴染みあるもの。だが、デジタル一眼レフでも同じレイアウトでよかったのか?は少々疑問。
-とくに、現行のAFレンズは絞り環がないため、撮影前に絞り値を確認するのは、上部の小さな液晶画面で見るしかない。また、前部のダイアルの操作感も向上させたいところ。
-もっとも、そのような”操作の作法”も”本機の持ち味”。まあ、慣れでカバーできる範囲ともいえる。
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-Dfは、Ai連動爪を起こすことができるため、往年の非Aiレンズでの撮影にも対応できる。
-ボディーデザインが往年の銀塩一眼レフテイストなので、オールドニッコールとのデザイン的なマッチングもなかなかいい。
-会場では、往年の名ニッコールレンズも用意されており、装着することもできた。
-とくにシルバーボディーとの相性はなかなかよく、懐かしい雰囲気が漂う。
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-ボディーの上下カバーは、マグネシウムダイキャストを採用。
-往年の銀塩一眼レフのような真鍮の外装も考えたが、重さの点と、現在の技術での加工の難しさなどもあり、早期に断念したという。
-撮像系は「D4」と同等。フルサイズで画素数も抑えられているのため、ダイナミックレンジが広く、階調も豊富。さらに、超高感度時の画質のいいため、条件の悪いシーンでも威力を発揮するという。
-ファインダーやメカ系は、最新の「D610」がベース。シャッターの耐久性も高く、15万回をクリア。
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<発表会会場語録概要> ※誤字脱字は後日修正します
●ニコンイメージングジャパン 取締役社長 五代厚司氏
・国内のデジタルカメラ市場は好調に推移。
・日本のカメラ、写真文化には、熱い文化がある。写真愛好家、写真愛好家に刺激を与える人、雑誌、販売店様などが存在している。
・ニッコールレンズは今年80周年。秋には「D610」「D5300」を発表した。
・(「Df」は)長年写真に向き合ってきた、ニコンならではの価値の提供。写真を楽しめるカメラに。
●ニコン ニコンフェロー 映像カンパニー 後藤研究所室長 後藤哲朗氏
・発表会への登壇は6年ぶり。
・今回のモデルはルーチンではない、後藤研究所で企画したもの。
・企画やコンセプトを間違いなく伝えたい。
・今回のティザーを見ても、販売や利益達成は本気ですが、肩の力を抜いて使って欲しい。
・後藤研究所は2009年に発足。
・いまやデジタルカメラは電機メーカーとのサバイバル。ニコンが生き残るために、存在価値を。
・飛び道具ではなく、ニコンの自己研鑽を図ろう。
・ニコンの強みは、光学、メカニズム、画像など、アナログ的なものばかり。
・手に触り、耳に感じる、言葉にならないものを提案。
・後藤研究所は、社内で製品や技術を提案し、助言をしている。
・現在のカメラは、大型ダイアルとコマンドダイアル全盛。ちょっと使われ感がある。
・もちろん、効率なら現行品でいい。
・(今回の「Df」は)2009年に企画を開始。あっという間に企画が決まった。普遍性を追求。
・スローライフやロハス。日頃勇ましく「D800」「や「D4」を使っている方が、気軽に写真を楽しむときに。
・デザイナーと有志雄志で精密なモックを作成した。
・30年以上カメラを開発しているが、(社内で)これほど真っ二つにわかれたモデルはない。
・「ほかに作るべきモデルがある」「市場がない」「作るべきでない」という声もあった。
・賛成意見もあり、工場を含め、大賛成のも人も多かった。
・上層部に強力な賛同者がいて、ルーチンなものに。
・ニコンとして、その間に、いろいろな声があった。
・お客様から、「ニコンSP」や「ニコンF」をデジタル化して欲しいという声があった。
・デジタル化でかなり自由度が高まるはずだが、右にならえだった。
・(この「Df」で)大人の写真生活を楽しんで欲しいと思っている。
●ニコン映像カンパニー 開発本部 山本本部長
・(「Df」の特徴は)「メカニカルダイアルの採用」「フラッグシップ機画質」「FX最小最軽量」。
・ボディーの質感や操作感を重視する人。カメラの表現力を重視するユーザー。
・純粋に写真と向き合って欲しい。写真趣味層がターゲット。
・新コンセプトの独自の存在。写真を楽しむことを追求。
・フィーリング。直線的なフォルム、上質な仕上げ。ファインダー撮影のフィーリングを重視。
・手にする喜び、操る楽しみを刺激。
・機能面。小型ながら「D4」と同じセンサーとエンジンを搭載。表現の領域と自由度の拡大
・これらの融合による「Fusion」。Dfの"f "はこの意味。
●後藤研究室 プロダクトマネージャー 三浦氏
・メカニカルダイアルを採用。シャッターダイアル、露出補正、ISOダイアルなどを採用。
・いくつかの機能がメカダイアルだとできない。1段ごとしかできないが、1/3段設定も可能。
・メインとサブコマンドダイアルで設定。
・ケーブルレリーズソケットやシンクロターミナルを配置。
・フィルムカメラ時代のデザインテイストを継承。
・小ぶりのグリップとレザー調の外観に。
・フラッグシップ画質。「D4」と同じセンサー。ISO50-12800。拡張で50〜204800まで。
・エンジンには、EXPEED3を採用。
・高感度画質。豊かな階調性を実現。
・メカニカルダイアルによる精密感、フラッグシップ画質を、FX史上最小最軽量に。
・体積比でFXフォーマット史上最小。質量も710gと「D610」より50g軽量。CIPAガイドラインでは765g。
・ニコンクォリティーと先進機能。
・上カバーと背面カバーにマグネシウムダイキャストを採用。高い堅牢性に。
・合わせ目もシーリングやパッキングを多様し、高度な防塵防滴に。
・シャッターユニットやミラーユニットは、高耐久性・高精度・高速化。
・15万回のシャッター耐久。コマ即は秒5.5コマ。
・ファインダー部は丸形アイピースを採用。
・ガラスペンタプリズムにより、視野率100%に。
・92万ドット液晶。3.2型の「D4」と同じものに。
・上部のバックライトをこのカメラに合わせてモノトーン化。上面液晶のバックライトもニコンで初めて白色に。
・動画機能はあえて搭載していない。ライブビュー機能は静止画でも必要なので搭載。
・ライブビュー時は、家庭のテレビ用の16:9指標も。正方形にも対応。三分割表示も。
・ライブビューで、無彩色部分でプリセットホワイトバランスも可能。
・デザインはシルバーとブラック。直線基調のデザイン。昨今はエルゴノミックだが、カメラは精密機械であったものが家電側に触れている感じ合って、精密感を強調するデザインに。
・ペンタ部にもレザー風外観を採用。
・本機用に50mmF1.8GのSPを。光学系は同じ。シルバーリングを採用。Ai/Ai-S的なデザインに。Dfとマッチする。
・45年前からニコンはFマウントを継承。Ai方式前の非Aiレンズにも対応可能。
・Aiリングの突起爪が可倒式になっており、外側に倒すことで、従来レンズの装着が可能に。
・絞り値を手動で選択することで、45年前からの古いレンズも最新のデジタル映像で可能。
・ストラップを2種。キャメルとブラックを用意。
・オープンプライス。Dfボディー28万円前後。50mmF1.8G SP付き30万円前後。
<質疑応答>
Q.このカメラはとても商品化が大変だったと思うが、その苦労話を。(山田)
A.2009年に社内を通した。ただ、東日本大震災やタイの洪水などで(Dfの開発)予定が大幅に狂った。その沈静化まで時期を待たなければいけなかった。さらに、「D4」「Nikon1」の開発も同時に立ち上がったので、人・もの・金を集めるのに苦労した。開発途中での苦労が多かったカメラだ。
Q.後藤さんとして、このカメラの完成度、満足度は?(山田)
A.気になっている点や満足度は、次に何が来るのかわかってしまうので、いえない。自分の(手がけた)ものには100点をつけたことがない。(このモデルが成功して)もしチャンスをあれば、次の派生機種ができるんじゃないかと思っている。
Q.マニュアルフォーカスで使われることが多いと思うのだが?(山田)
A.マニュアルフォーカスに対する配慮はとくにない。緑色のランプの点灯。ファインダーとスクリーンはライバルよりもピントの山がつかみやすいと思っている。今後検討したい。
Q.このタイミングで発売された意義は?
A.デジタルカメラは高性能高機能への進化を続けてきた。社内でやろうという決定したのは、写真は趣味性の非常に高い分野であり、写真の歩留まり、効率よく撮るより、一日一枚、気に入った写真が撮れればいいというときに。今後、よりいい写真が撮れるカメラと、よりいい写真文化が育つカメラの、両面で進めてゆきたい。
Q.直線基調のデザインだが、具体的なモチーフは?
A.昔からのニコンのカメラ、世界中のカメラを参考にしたが、どちらかというと、ニコンの商品を優遇している。ニコンのといっても、ドイツやフランスから来ている。所詮、ニコンといっても、海外のまねだと思っているので。(後藤)
特定の機種をまねたわけではないが、セルフタイバーの窓を「F3」に合わせた。ロックの部は「F2」的。プレビューやファンクションボタンは「F2」や「FM」系のデザインに。わかる人が見るとわかる。(三浦氏)
ニコンの縦ロゴは、このカメラに合わせるようにした。社内で通すのに苦労した。全体のフォルムを見たときに、縦ロゴのゴシック調のロゴのほうが似合うと思ったので写真で通した。(後藤氏)
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2013/11/04
(月・祝) |
●トミーテック
「BORG 36ED用スリムフラットナー 1.1xDG」、「ポラリエ用アングルプレート35VP」発表
-トミーテックのシステム望遠鏡「BORG」シリーズのアクセサリーを充実。
-口径36mmで焦点距離200mmのEDレンズ採用小型望遠鏡「”コ・ボーグ”36ED」対応の補正レンズ「スリムフラットナー1.1xDG 【7110】」を発表。
-装着により、220mmF6.1で、APSサイズの周辺までシャープな画像を結像する光学系に。きわめてコンパクトなためポータブル赤道儀での追尾撮影も容易に。29,200円。10月30日より発売開始。
-ビクセンのポータブル赤道儀「ポラリエ」用の「ポラリエ用アングルプレート35VP」も発表。
-ポラリエと組み合わせて三脚に取り付けることで、カメラ雲台はほぼ水平のまま装着できるため、安定性が向上。
-重心が三脚の真上になるため、重めの機材搭載時の安定感も向上。
-大きさは93×40mm。重さ55g。色はブラック、ブルー、ピンクを用意。7,400円。10月25日より発売中。
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2013/11/03
(日) |
●ユーエヌ
フルサイズコンパクト機「RX1」「RX1R」の
ホールド感を向上させる「SONY DSC-RX1/RX1R用サムグリップ」発表
-35mmフルサイズセンサー搭載高級コンパクト機「RX1」「RX1R」用サムグリップを発表。
-同機に装着することで、親指がかかるようになるため、ホールド感が向上。片手でのホールドも可能に。
-カメラのシュー部分に差し込むだけで装着可能。各ダイアルの操作感もそのままに。
-アルミ削り出しの高品位な仕上がりに。同社の「RX1」シリーズ用グリップブラケットとの併用も可能。
-大きさは20×66×36mm。重さ約9g。
-オープンプライス。実売7,980円前後。
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2013/11/02
(土) |
●ニコン
未発表の新デジタルカメラのティザー告知ビデオの第五弾を公開。いよいよカメラの姿が登場
-ニコンが同社Webで新デジタルカメラのティザー告知ビデオ、第五弾を公開。
-キーワードはこれまでと同じく「Pure Photography」。
-ニューモデルでの撮影風景が多数登場。
-銀塩カメラ時代の名機「FM」に似たデザインを採用。
-操作部は往年のダイアル式操作と、背面にはデジタル一眼レフ的な操作性も採用。
-最後の場面の画像の明るさ調整をしてしてみると、一眼レフの姿とともに、フルサイズ機である「FX」のプレートも、。
-後半部分では「写真の愉しみを今再び」という言葉とともに、「2013.10.05」という発表日を連想させる日付も。
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2013/11/01
(金) |
●ニコン
”ART meets TECHNOLOGY makes HISTORY”をテーマに世界各国のフォトグラファー撮りおろした
「NIKKOR」発売80周年記念プロジェクトによる写真集「Eyes of Nikon」「Masters
of the Light」を制作。Web公開も
-写真用レンズ「NIKKOR」発売80周年記念プロジェクトの一環として、ニコン愛用の世界中のフォトグラファーの作品を集めた写真集2冊をを制作。
2冊ともに、テーマは“ART meets TECHNOLOGY makes HISTORY"。
-全作品、ニコンのカメラとNIKKORレンズで撮影。
-「Eyes of Nikon」(ディー・ディー・ウェーブ発行・2,100円・12月中旬発売)では、NIKKORレンズの特性を引き出した作品はもちろん、ニコンレンズの開発設計者による解説や、設計思想、テクノロジー、歴史などを網羅。
-ニコン全面協力のアート作品集「Masters of the Light」(ディー・ディー・ウェーブ社発行。10,500円・12月10日発売予定)はアート作品集に。
-さらに、ニコンのグローバルブランドサイト「nikkor.com」でも、写真集「Eyes of Nikon」と連動したフォトギャラリーを展開。作品とそのレンズの開発者による解説を掲載。12月公開予定に。
●富士フイルム
レンズ交換式Xシリーズ対象の
「Xシリーズ 少し早めのお年玉キャンペーン」実施。最大10,000円キャッシュバックに
-Xシリーズのミラーレス機を対象とした「Xシリーズ 少し早めのお年玉キャンペーン」を実施。
-「X-Pro1」「X-E2」「X-E1」の購入者には、10,000円をキャッシュバック。
-「X-M1」「X-A1」購入者には、5,000円をキャッシュバック。
-購入対象期間は、11月1日〜2014年1月14日まで。申込みは:2014年1月31日(当日消印有効)。
-キャッシュバックにはキャンペーンへの応募が必要。
-応募には「保証書のコピー」「レシートまたは領収書のコピー」「化粧箱のバーコード部分」が必要。
-キャンペーンの詳細は当該ページ参照。
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