デジタルカメラHotNews!(2001/06/01-31)

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2013/02/28
(木)
●キヤノン
1回のシャッターで5種のバリエーションカットが自動撮影できる
WiFi機能搭載1/2.3型12メガ8倍ズーム機「PowerShot N」、4月25日発売に決定。3月12日より受注開始

-オンラインショップ限定販売の新コンセプトカメラ「PowerShot N」の発売日を決定。
-発表当初、「4月下旬」としていた発売時期を「4月25日発売」に決定。
-予約受付は、3月12日の午前10時より開始。
-同機は、1回の撮影で、通常撮影画像のほか、カメラが被写体やシーンを判断し、構図や色調・露出を自動調整した5種類のバリエーションカットを生成する「クリエイティブショット」を搭載。
-29,800円。500台限定の本革ストラップ付きモデル32,800円。4月25日発売。キヤノンオンラインショップ限定発売。

●アドビシステムズ
スマートフォンで本格的な画像編集ができる
iOS、Android OS向け画像編集ソフト「Adobe Photoshop Touch for Phone」発表

-スマートフォンでレイヤーなどを使った本格的な画像編集ができるソフトウエア「Adobe Photoshop Touch for Phone」を発表。
-iPhoneやiPod Touch向けのiOS用と、Android OS用を用意。タッチ操作による感覚的な操作が可能。
-レイヤーや選択ツール、画像補正やフィルター機能などを利用可能。トーンカーブ機能は未搭載。
-レイヤーごとに階調や色調の補正が可能。選択範囲を設定しての適用も可能に。
-ペイントやフィルターブラシにより画像補正だけでなく、ビットマップでのイラスト作成なども可能。
-スマートフォンで撮影した画像への落書き機能も搭載。
-無償で2GBのクラウドストレージが提供される「Adobe Creative Cloud」を利用可能。画像の同期も可能。
-同ソフトで加工できる最大画像サイズは、1,200万画素の画像まで。
-450円(4.99ドル)。2月27日発売。iOS用はApple App Store、Android用はGoogle Playから購入可能。

[ファームウエアUPDATE]
●ペンタックスリコーイメージング
PENTAX K-30用ファームウェア Ver.1.03
PENTAX K-01用ファームウェア Ver.1.03
-「PENTAX K-30」「K-01」用最新ファームウエアを公開。
-前バージョンのVer.1.02で、動画撮影時に一部レンズでコントラストAFが動作しない不具合を修正。

2013/02/27
(水)
●ソニー
クラス世界最小最軽量を実現したWiFi機能搭載
25〜500mm相当の光学20倍ズーム1/2.3型1,820万画素機「Cyber-shot WX300」、国内正式発表

-Cyber-shotの中核モデル「WX」シリーズの最上位モデル「WX300」を国内向けに正式発表。
-光学20倍ズーム機でクラス最小最軽量を実現した、1,820万画素機に。
-レンズに25〜500mm相当の20倍ズームを搭載。明るさはF3.5〜6.5。超解像ズームで実質40倍相当に。
-光学式手ブレ補正が進化。従来比約2倍の補正効果を実現。望遠側での手ブレ補正に威力を発揮。
-イメージセンサーに1/2.3型1,820万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載。
-画像処理エンジンにはBIONZを採用。高精細化と低ノイズ化を実現。
-背面ディスプレイは3.0型約46万ドットクリアフォト液晶を搭載。
-AF速度を大幅に高速化。CIPA基準で従来比約3.6倍の高速AFを実現。
-WiFi機能を搭載。スマートフォンやタブレットとの連携も容易。「スマートリモコン機能」により、スマートフォン側でファインダー画像の確認や撮影画像の保存も可能。
-大容量バッテリーを採用。「W100」比で約2倍の約500枚もの撮影を実現。
-静止画や動画、パノラマ撮影にも対応したピクチャーエフェクト機能を搭載。
-記録媒体は、SDカードとメモリースティックDUOに対応。
-広色域のトリルミナスカラー対応。トリルミナスディスプレイ対応テレビでの広色域表示が可能。
-ボディーカラーはブラック、ホワイト、ブラウン、ブルー、レッドの5色展開。
-大きさは、96.0×54.9×25.7mm。最薄部20.3mm。重さ約166g。
-オープンプライス。実売33,000円前後。ブラックとホワイトは3月15日、ブラウン、ブルー、レッドは4月5日発売。

●ソニー
24〜1,200mm相当の光学50倍ズームを搭載した高速AFや高い手ぶれ補正効果の
1/2.3型2,040万画素裏面照射型CMOS搭載EVF採用超高倍率機「Cyber-shot HX300」、国内正式発表

-50倍ズームを搭載した、一眼風デザインのEVF一体型高倍率ハイエンド機「HX300」を国内正式発表。
-レンズに24〜1,200mm相当の超望遠域までをカバーした、カールツァイス・バリオゾナー50倍ズームを搭載。F値はワイド端ではF2.8、テレ側ではF6.3に。超解像ズームにより、実質2,400mm相当の撮影が可能。
-イメージセンサーは、新開発でコンパクト機最高の1/2.3型2,040万画素の裏面照射型CMOSを搭載。
-画像処理エンジンにはBIONZを採用。高精細化と低ノイズ化を実現。
-レンズ先端側の光学系を動かすことで、光学手ぶれの補正角を広げる「2群防振手ブレ補正」を新採用。望遠時の補正効果を従来機比で約2倍に向上。
-手ぶれが常時働くため、ファインダー像も安定しフレーミングも容易に。
-AFも高速化。望遠側では従来比で約2倍のAF速度を実現。
-連写速度は、2,040万画素のフル画素時で、秒間10コマを実現。
-背面ディスプレイは、可動式の3.0型約92.1万ドットのエクストラファイン液晶を等搭載。
-レンズ周囲に操作リングを配置。ズーミングやフォーカシングもリングで感覚的に操作可能。
-動画撮影は1,920×1,080/60p記録。
-広色域のトリルミナスカラー対応。トリルミナスディスプレイ対応テレビでの広色域表示が可能。
-大きさは、129.6×93.2×103.2mm。重さ約650g。
-オープンプライス。実売53,000円前後。3月8日発売。

●ソニー
薄さ14.4mmの本格的防水耐衝撃機能を備えた15倍マクロ撮影可能な26〜130mm相当
屈曲式5倍ズーム搭載1/2.3型1,820万画素裏面照射CMOS機「Cyber-shot TX30」、国内正式発表

-本格的な防水や耐衝撃機能を備えた屈曲式5倍ズーム搭載18メガ機「Cyber-shot TX30」、国内正式発表。
-10m防水や1.5m自由落下、-10度の低温動作など本格的なヘビーデューティー仕様を実現。
-最大撮影倍率15倍の本格的なマクロ撮影機能「拡大鏡プラス」機能を搭載。LEDライトも装備。
-レンズは26〜130mm相当の屈曲式カールツァイス・バリオゾナー5倍ズーム。F3.5〜4.8。超解像ズームで10倍相当の撮影が可能。
-イメージセンサーに1/2.3型1,820万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載。
-画像処理エンジンにはBIONZを採用。高精細化と低ノイズ化を実現。
-背面ディスプレイは3.3型約122.9万ドットのクリアフォト有機ELタッチパネルを搭載。
-ボディーカラーは、オレンジとシルバーの2種を用意。
-大きさは96.4×59.3×15.4mm。最薄部14.4mm。重さ約140g。
-オープンプライス。実売35,000円前後。4月5日発売。

●ケンコー・トキナー
中型カーボン三脚やAMT三脚、雲台なしモデルの発売を開始
-好みの雲台を組み合わせる際に便利な、中型三脚の脚のみ(雲台なし)モデルを新発売。
-脚部のみでの購入が容易なため、手持ちの雲台や好みの雲台の利用が容易に。
-今回脚部のみの販売が開始されるカーボン三脚は「カーボンマスター 923 PRO N」「同 924 PRO N」、「同 823 PRO N」、「同 824 PRO N」。
-AMT三脚では「プロ 700 DX III N」と「プロ 500 DX III N」の2種を用意。
-各脚部の詳細は当該ページ参照。
-2月下旬販売開始。

2013/02/26
(火)
●キヤノン
高画質なフィルムスキャンも可能な9,600dpiのCCDセンサー搭載
フラットベッドスキャナーの最上位機種「CanoScan 9000F Mark II」発売日決定。3月14日発売へ

-同社のフラットベッドスキャナーの最上位機種「CanoScan 9000F Mark II 」。
-「生産上に都合により」延期されていた発売日を決定。3月14日発売に。
-同機は、現行のCanoScanシリーズの最上位機種。
-9,600dpiのCCDセンサーを搭載。高精細なフィルムスキャンも可能。
-35mmフィルムの6コマスリーブ2列や、マウント入り35mmフィルム、ブローニーフィルムのスキャンにも対応。
-大きさは270×480×111mm。重さ約4.8kg。
-オープンプライス。3月14日発売。

[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラリー
SILKYPIX Developer Studio Pro5(Win版/Mac版)Ver.5.0.33
SILKYPIX Developer Studio 4.0(Win版/Mac版) Ver.4.0.75
-高機能・高画質RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」各シリーズの最新版を公開。
-今回の最新バージョンでは、「富士フイルム・X100S」「X20」「FInePix HS50EXR」「SL1000/SL1100」のRAWデータに対応。
-一部の古いCPUを搭載するマシンで起動時できないことがある点を修正。(Windows版)

●米 アドビシステムズ
Photoshop Lightroom 4.4 rc
Photoshop Camera Raw 7.4 beta
-Photoshop LightroomとCamera Rawの最新β版を公開。日本語版もインストール可能。
-あらたに、X-Trans CMOS採用機「富士フイルム・X-Pro1」「X-E」「X100S」「X20」をサポート。
-さらに、「キヤノン・EOS 1D C」、「カシオ・EXILIM EX-ZR700」、「Hasselblad・Lunar」、「Leica M」、「Nikon 1 V3」「Nikon 1 S1」、「PENTAX MX-1」のRAWデータに対応。
-サポートレンズもアップデート。あらたに「キヤノン・24-70 f/4L IS」「シグマ・18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM for Sony, Pentax)」「APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM for Sony」「35mm F1.4 DG HSM A012 for Canon, Sigma, Nikon」「17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM C013 for Canon, Sigma」をサポート。

2013/02/25
(月)
●ソニー
オートフレーミング機能を搭載したストロボ搭載機最軽量の210gを実現した
16.1メガExmor APS HD CMOSセンサー搭載エントリー機「NEX-3N」、国内正式発表

-クラス最軽量のNEXシリーズエントリー機「NEX-3N」を、日本国内向けに正式発表。
-ストロボ内蔵式ながらも、重さ210gの軽量化を実現。
-従来のオートポートレートフレーミング機能をさらに進化させた「オートフレーミング機能」を搭載。ポートレート時は2人での撮影にも対応。「オートマクロフレーミング」「オート追尾フレーミング」の2機能を追加。
-180度のチルト可能な23万ドット液晶を搭載。
-ボディー側にズームレバーを搭載し、パワーズームの操作が可能。
-さまざまなシーンに対応したオートフレーミング機能搭載。
-ポップアップ式ストロボを新搭載。
-イメージセンサーにAPS-Cサイズの1,610万画素Exmor APS HD CMOSセンサー搭載。
-大きさは109.9×62.0×34.6mm。重さ約269g。重さ210g。
-オープンプライス。実売価格は16-50mmレンズキット 60,000円前後、16-50mm/55-210mmダブルズームキット85,000円前後。3月8日発売。

●ソニー
AF速度を従来の4倍に高速化した
Aマウント用望遠ズーム「70-400mm F4-5.6 G SSM II」、国内正式発表

70-400mm F4-5.6 G SSM II
-Aマウント用望遠ズーム「70-400mm F4-5.6 G SSM II」を日本国内向けに正式発表。
-従来レンズに比べ、AF速度を4倍に高速化。
-光学系は従来モデルと同等だが、ソニー独自のナノARコーティングを採用し、高コントラストでフレア・ゴーストの少ない画像に。
-レンズ外観色は、従来のシルバーからアイボリーホワイトに変更。
-最短撮影距離は1.5m。AF駆動は超音波モーターを採用。
-大きさは、最大径94.5mm、全長196mm。重さ約1,500g。
-278,250円。3月8日発売。

●ソニー
クラス最高レベルの解像力と高コントラストを実現した
Aマウント用大口径標準レンズ「Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM」、国内正式発表

Carl Zeiss Planar T*
50mm F1.4 ZA SSM
-Aマウント用大口径標準レンズ「Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM」を日本国内向けに正式発表。
-「業界最高クラスの解像力とコントラストを実現した」フルサイズ対応の新世代標準レンズに。
-最新の光学設計を採用。非球面レンズ2枚の5群8枚構成を採用。ハイレベルの収差補正を実現。
-Planarの名称が示すように、画面中心から周辺までの高い像面平坦性を実現。絞り開放から高い解像度を実現。
-美しいボケ味を実現。絞り羽根は9枚の円形絞りを採用。
-最短撮影距離は0.45m。AF駆動源に超音波モーターを採用。
-「”撮る喜び”と”持つ喜び”を提供するレンズ」に説明。防塵防滴性にも配慮。
-大きさは、最大径81mm、全長71.5mm。重さ約518g。
-164,850円。5月発売予定。

●ソニー
薄さ20mmのEマウント用ワイド系パンケーキレンズ「E 20mm F2.8」、国内正式発表
-薄さわずか20mmのNEXシリーズ用パンケーキレンズ「E 20mmF2.8」を国内正式発表。
-35mm判換算で30mm相当の広角レンズに。
-3枚の非球面レンズを採用。画面全域にわたり高い解像度と高コントラストを実現。
-パンケーキ系ワイドレンズながらも、歪曲収差や画面周辺部の画質低下を抑えた設計に。
-最短撮影距離は0.2m。
-大きさは、最大径62.6mm、全長20.4mm。重さ約69g。フィルター径49mm。
-44,100円。3月8日発売。

●ソニー
パワーズーム搭載Eマウント用11倍ズーム「E PZ18-200mm F3.5-6.3 OSS」、国内正式発表

-NEXシリーズ用Eマウントの、パワーズーム内蔵高倍率ズームレンズ「E PZ 18-200mmF3.5-6.3 OSS」。
-従来はE用マウントビデオカメラのキットレンズとして発売していたが、今回より単体発売を開始。
-6段変速式のパワーズームを採用。動画撮影にも最適。動画撮影時はアクティブモードの手ぶれ補正に対応。
-「NEX-VG900」「同VG30」「FS700」では、ズーム操作をカメラ側から制御可能。
-最短撮影距離はワイド側0.3m、テレ側0.5m。
-大きさは、最大径93.2mm、全長99mm。重さ約649g。フィルター径67mm。
-149,100円。3月8日発売。

●ニコン
FXフォーマット対応超広角ズーム「AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED」、
Nikon1シリーズ用交換レンズ初の超広角ズーム「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」、発売日決定

-1月発表の超広角系ズームレンズ「AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED」「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」の発売日を決定。
-発表当初、「3月発売」としていた「AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED」、「2月発売」としていた「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」ともに、3月7日発売に決定。
-「AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED」はFXフォーマット対応で重さ385gと軽量コンパクトな超広角ズームに。
-「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」は、35mm判換算で18〜35mm相当の、Nikon1用初の超広角系ズームレンズに。
-「AF-S 18-35mm f/3.5-4.5G ED」は99,750円。「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」は74,550円。3月7日発売。

●ソニー
「Cyber-shot RX1」「NEX-7」、
「iFデザインアワード」の2部門で最優秀賞「iFゴールドアワード」を受賞

-毎年開催される、国際的なデザイン賞「iFデザインアワード」の2部門で、最優秀賞の「iFゴールドアワード」を受賞。
-プロダクトデザイン部門の最優秀賞を、フルサイズコンパクト機「DSC-RX1」が受賞。
-コミュニケーションデザイン部門の最優秀賞を、APSミラーレス機「NEX-7」が受賞。
-また、同社のカメラでは、 「α99」「NEX-5」「DSC-RX100」「DSC-HX30V」が「iFデザインアワード2013」の各部門賞を受賞。
-今回は世界51カ国から4352件が応募。1410件に部門賞に選出され、そのなかから、75件に最優秀デザイン賞の「iFゴールドアワード」に。

2013/02/24
(日)
●ケンコー・トキナー
今春発売のコンパクトカメラに対応した背面ディスプレイを保護する液晶プロテクター14種発表
-この春に発表・発売された、コンパクトカメラの新製品各機種に対応した、液晶保護フィルム14種を一挙発表。
-今回発売されるのは、「オリンパス・STYLUS XZ-10」「SH-50」「SZ-15」「SZ-16」「カシオ・EXILIM EX-ZR400」「ニコン・COOLPIX S6500/S5200」「パナソニック LUMIX TZ35/SZ9」「TZ40」「SZ3」「XS1」「FH10」、「シグマ・DP3merrill/DP1merrill/DP2merrill」「キヤノン IXY90F」「フジフイルム・FinePix T500/JZ700」用など14種。
-1,365円。2月22日発売。

2013/02/23
(土)
●富士フイルム
Xシリーズ用「XFレンズ」や「ワイドコンバージョンレンズ」
購入者を対象にした「+1 LENS キャッシュバックキャンペーン」実施

-高級機「Xシリーズ」のレンズを対象としたキャッシュバックキャンペーンを実施。
-Xシリーズ用交換レンズ「XFレンズ」本体の購入者に5,000円をキャッシュバック。
-「X100」「X100s」用「ワイドコンバージョンレンズ」購入者に3,000円をキャッシュバック。
-対象製品の購入期間は2月21日〜5月10日まで。応募締切は5月31日消印有効。
-キャンペーンの詳細や応募方法などは当該ページ参照。

2013/02/22
(金)
●タムロン
手ブレ補正機構と超音波モーターを搭載した
定番マクロレンズ「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F004)」、ニコン用発売日決定

-手ぶれ補正機能と超音波モーターを搭載した、タムロンの名レンズ”90mmマクロ”の最新版「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F004)」。
-既発売のキヤノンAF用に続き、今回、ニコンAF用の発売日を決定。3月2日発売へ。
-最新の光学設計により、さらなる高画質化を実現。特殊ガラス「XLD」2枚と特殊低分散ガラス「LD」1枚を採用し、色収差をはじめとした諸収差を良好に補正。
-レンズ単体で等倍撮影が可能。35mフルサイズ対応。
-同社独自の光学手ぶれ補正機能「VC」を搭載。
-AF駆動源に超音波モーター「USD」を採用。高速AFとフルタイムマニュアル操作を実現。
-最短撮影距離0.3m。インナーフォーカス式のため、フォーカスによる全長変化がなく、139mmのワーキングディスタンスを確保。
-レンズ内部に水滴が進入しにくい簡易防塵防滴機能採用。
-マウントは、キヤノン用、ニコン用、ソニー用を用意。ソニー用は光学手ぶれ補正機能なし。
-大きさは、最大径76.4mm、全長122.9mm。重さ約550g。フィルター径58mm。
-94,500円。ニコン用3月2日発売。

●ニコン
フルサイズ一眼レフ「D600」でローパスフィルターなどに付着した
ゴミなどが映り込む現象について告知。ユーザーやサービス機関での清掃を推奨

-フルサイズ一眼レフ「D600」ユーザーに、センサーなどに付着したゴミなどが映り込む点について告知。
-同機ユーザーより「撮影した画像に複数の黒い粒状の像が写りこむ」という指摘あり。
-原因について「黒い粒状の像は、カメラの作動によりカメラ内部の細粉や外部から侵入したゴミがローパスフィルター上に付着して写り込んだもの」であり、「機構上避けられず、完全に無くすことは困難」に。
-軽減するための対応としては、ユーザー自身による、イメージセンサークリーニングやブロアーの清掃。
-それで除去しきれない場合は、同社サービス機関に相談のうえ、点検や対応を実施。
-具体的な清掃依頼方法などについては、当該ページ参照。

●ニコン
新コンパクトカメラ「COOLPIX S31」「COOLPIX AW110」の発売日を決定
-1月29日発表の新COOLPIXシリーズ2機種の発売日を決定。
-5m防水・1.2m自由落下対応の10メガ3倍ズーム機「「COOLPIX S31」は、当初「2月発売」だった発売時期を「2月28日発売」に決定。
-18m防水のWiFi搭載16メガ5倍ズーム機「COOLPIX AW110」は、発表当初「2月発売」予定だったが、やや遅れて「3月8日発売」に。
-オープンプライス。「S31」は2月28日発売、「AW110」は3月8日発売。

[ソフトウエアUPDATE]
●シグマ
SIGMA Photo Pro 5.5 for Windows
SIGMA Photo Pro 5.5 for Macintosh
-純正RAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」の最新版を公開。
-専用処理によるモノクロームモードを新搭載。「SD1」「SD1Merrill」「DP1Merrill」「DP2Merrill」「DP3Merrill」用。
-各画素ごとに輝度と色信号を備えたFOVEON X3センサーならではのモノクロ作品の作成が可能に。
-Windows 8に対応。
-メインウインドウの編集メニューからノイズリダクション設定が可能に。
-調整設定でAuto選択時、カラーモードに合わせたプリセット値を適用。
-フリンジ除去のインターフェースを変更。
-SIGMA Photo Proをアップデートしても最新レンズデータに更新されない点を修正。

●オリンパス
OLYMPUS Viewer 3 Ver.1.01 (Windows)
OLYMPUS Viewer 3 Ver.1.01 (Macintosh)
-同社製品付属ソフト「OLYMPUS Viewer 3」の最新アップデータ。
-今回のVer.1.01では、同社の最新RAWファイルに対応。

2013/02/21
(木)
●ニコン
ローパスフィルターレスの2,410万画素CMOSを搭載
51点AFや秒7コマの新クロップ撮影機能を採用したDXフォーマット機「D7100」発表

-DXフォーマット採用の中堅デジタル一眼レフ「D7100」を発表。
-イメージセンサーはDXフォーマットでローパスレス仕様の、2,410万画素CMOSセンサーを搭載。
-映像エンジンには「D4」や「D800」と同じく、最新の「EXPEED 3」を採用。最高感度はISO6,400。
-連写速度は通常時秒6コマ。1.3xクロップ時秒7コマ。
-光学ファインダーは、視野率100%、倍率0.94倍。ガラスペンタプリズムを採用。
-光学ファインダー内のデータ表示に有機ELディスプレイを新採用。
-AF測距点は51点タイプを採用。中央部15点クロスAF。中央1点のみF8でのAFにも対応。
-あらたなクロップ範囲として「対DX 1.3×クロップ」(約18×12mm)を搭載。DXフォーマット比で約1.3倍となり、FXDXフォーマット時に比べ焦点距離換算で約2倍の望遠撮影が可能。秒7コマの高速連写と51点AFにも対応。
-測光系には、2016分割RGBセンサーによるTTL開放測光方式を採用。
-シャッター速度は1/8,000〜30秒。シンクロは1/250秒。シャッターは約15万回耐久。
-ストロボ内蔵。ガイドナンバー12(ISO100)。
-ライブビュー時に画面の一部を選択してホワイトバランスがとれる「スポットホワイトバランス」機能を新搭載。
-背面ディスプレイには、RGBW配列で高輝度の3.2型約122.9万ドット液晶を採用。視野角約170度。
-使用頻度の高い機能を簡単に呼び出せる「iボタン」を新搭載。
-動画撮影は、1,920×1,080/30pもしくは60i。MOV/ H.264・MPEG-4 AVC記録。ステレオマイクを本体に内蔵。
-記録媒体はSDカード。SDXC UHS-I対応のデュアルスロットを採用。
-バッテリーは、Li-ionリチャージャブルバッテリー「EN-EL15」。
-大きさは、約135.5×106.5×76mm。重さ約765g。
-オープンプライス。実売価格はボディー 138,000円前後。16-85VRレンズキット 208,000円前後。18-105VRレンズキット 178,000円前後・18-200VRIIレンズキット 226,000円前後。
-3月発売予定。




●オリンパス
600mm相当の超望遠域までカバーできるコンパクトな
マイクロフォーサーズ用望遠ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7U」発売日決定

-35mm判換算で150〜600mm相当の超望遠系までカバーできる、マイクロフォーサーズ用超望遠系ズームの改良タイプ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7U」を、3月1日発売に決定。
-本格的な超望遠撮影ができるズームレンズながらも、重さ423gの軽量さを実現。
-動画撮影時の静音動作にも威力を発揮するMSC機構を搭載。
-最新のZEROコー ティングにより、ゴーストやフレアを軽減し、クリアな描写に。
-最短撮影距離は75mm時は0.9m、それ以外は1.5m。
-大きさは、最大径69mm、全長116.5mm。重さ約423g。フィルター径58mm。
-66,150円。3月1日発売。

●ライカカメラジャパン
超高画質なM型用標準レンズ「ライカ アポ・ズミクロンM f2.0/50mm ASPH.」、発売日決定
-最新の光学設計により、現行M システム用でも卓越した高性能を実現した標準レンズ「ライカ アポ・ズミクロンM f2.0/50mm ASPH.」の発売日を決定。2月21日より発売開始。
-同レンズの製造工程は「非常に複雑で繊細な」ため、生産数に限りがあるうえ、予約数が初回入荷数を上回っているため、早期の入手は困難に。
-693,000 円。2月21日発売。



●シュッピン & ライカカメラジャパン
新宿MapCamera本店内に国内4カ所目となる
ライカ専門エリア「ライカブティックMapCamera Shinjuku」を開設。オープニングセレモニーを開催

-日本国内で4カ所目、ライカ専門スペース「ライカブティックMapCamera Shinjuku」が2月20日にオープン。
-場所はMapCamera本店の地下1階にあり、階段を降りた正面がこのスペースとなっている。
-ライカブティックは、世界統一の赤と黒基調のデザインによる展示コーナーに、同社の現行カメラやレンズ、双眼鏡などを一堂に展示・販売するスペースに。
-今回オープンした「ライカブティックMapCamera Shinjuku」は、激戦区である新宿地区ではじめてのスペースであり、ライカの中古品販売スペースに隣接した独特なポジションに。
-20日のオープニングイベントには、MapCameraの母体であるシュッピンやライカカメラジャパンの社長などが出席したオープニングセレモニーを開催。会場にはライカにゆかりの深い写真家の姿もみられた。

-ライカブティックでは、「M-E」や「S」「X2」などの最新モデルを一堂に展示。
-さらに、国内にお目見えしたばかりのライカアラカルトも展示されていた。
-もちろん、ライカアラカルトは単なる展示・説明用スペースではなく、製品の販売も行う総合的なスペースになっており、ライカの実機を手にしながら、安心して購入することができる。

-さらに、ライカアラカルトのスペースに隣接して、ライカや関連製品に中古品販売スペースが設けられており、国内有数の豊富な品揃えの中古品を見て、購入することができる。
-現在、ライカボディーは約200台、レンズは500本もの在庫があり、レアものや細かなアクセサリーも豊富。
-また、マウントアダプターや他社のライカマウントレンズはもちろん、レンジファインダー機などもあり、見ているだけでも楽しめるスペースになっている。
-同店ではライカブティックオープンを記念して、2月20日〜3月20日までライカフェアを開催中。詳細は当該ページ参照。




2013/02/20
(水)
●欧州 ソニー
新開発の20.1メガExmor APS HD CMOSセンサー採用した
自動フレーミング機能や秒8コマ連写、有機ELファインダー搭載機「α58」、欧州発表
 
-世界初のオートオブジェクトフレーミング機能を搭載した、トランスルーセントミラー採用機「α58」を欧州向けに発表。
-さまざまなシーンに応じて最適なフレーミングを自動的に行う新機能を搭載。
-イメージセンサーに、新開発の20.1メガ Exmor APS HD CMOSセンサーを搭載。
-連写速度は最高秒8コマ。通常モードでは秒5コマを実現。
-新しいロックオンオートフォーカス機能を搭載。
-EVFには有機ELディスプレイを採用。
-背面ディスプレイは2.7型46万ドット液晶を採用。
-大きさは128.6×95.5×77.7mm。重さ約492g。
-欧州向け発表。

※当初、見出しの機種名に間違いがありました、お詫びし訂正いたします。

●欧州ソニー
ストロボ搭載機ながらもクラス最軽量の210g実現した
16.1メガExmor APS HD CMOSセンサー搭載エントリー機「NEX-3N」、欧州発表
 
-クラス最軽量のNEXシリーズエントリー機「NEX-3N」を欧州向けに発表。
-ストロボ内蔵式ながらも、重さ210gの軽量化を実現。
-180度のチルト可能な23万ドット液晶を搭載。
-ボディー側にズームレバーを搭載し、パワーズームの操作が可能。
-さまざまなシーンに対応したオートオブジェクトフレーミング機能搭載。
-従来未搭載だったポップアップ式ストロボを採用。
-大きさは109.9×62.0×34.6mm。重さ約269g。
-欧州向け発表。

●欧州ソニー
Aマウント望遠ズーム「70-400mm F4-5.6 G SSM II」、標準ズーム「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II」
大口径標準レンズ「Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM」、欧州正式発表
 
70-400mm F4-5.6 G SSM II DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II Carl Zeiss Planar T*
50mm F1.4 ZA SSM
-Aマウント用望遠ズーム「70-400mm F4-5.6 G SSM II」と標準ズーム「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II」、CP+2013で参考出品された大口径標準ズームレンズ「Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM」、新標準ズーム「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II」、欧州正式発表。
-80-400mmレンズはAFを従来レンズより4倍高速化。光学系は従来モデルと同等だが、ソニー独自のナノARコーティングを採用し、高コントラストでフレア・ゴーストの少ない画像に。

※当初、記述に間違いがありました、お詫びし訂正いたします。

●欧州ソニー
光学20倍ズーム機で世界最小最軽量な「Cyber-shot WX300」
光学50倍ズーム搭載で20メガCMOS搭載超高倍率機「Cyber-shot HX300」
10m防水の屈曲式5倍ズーム機「Cyber-shot TX30」、欧州向け発表

WX300 HX300 TX30
-裏面照射型CMOSセンサーを搭載したCyber-shotの新シリーズを一挙発表。
-イメージセンサーは、「HX300」は新開発の20.4メガ裏面照射型CMOS。「WX300」「TX30」が18.2メガ裏面照射型CMOS。
-レンズは「HX300」が24〜1200mm相当の50倍、「WX300」が20倍、「TX30」は5倍ズームを搭載。
-欧州向け発表。

●キヤノン UPDATE
「EOS 5D Mark III」「EOS-1D Mark X」で
ストロボAF補助光使用時にAF速度が先代機より遅くなる現象が発生。ファームアップへ

-「EOS 5D MarkIII」「EOS-1D X」で、条件によりAF速度が遅くなる現象が発生。
-「EOS 5D MarkIII」「EOS-1D X」ともに、先代モデル「EOS 5D Mark II」「EOS-1D Mark IV」と比較して、ストロボAF補助光使用時のAF測距速度が低下。
-ファームアップで対応。ストロボのAF補助光が投光された時のAFスピードを向上する新ファームウエアを公開予定。
-公開時期は、「EOS 5D Mark III」が4月下旬予定、「EOS-1D X」は 5月下旬予定に。

※当初、記述に間違いがありました、お詫びし訂正いたします。

2013/02/19
(火)
●オリンパス
EVF搭載ミラーレス機「E-M5」の一部で微細なクラックが発生。無償点検修理へ
-EVF搭載マイクロフォーサーズ機「OM-D E-M5」の一部で外装の不具合発生。
-製品の一部で、モニターカバー枠の固定ネジ部分の周辺にクラック(亀裂や割れ)が発生。
-同症状に起因する「防塵・防滴を含めた機能面あるいは安全面での不具合はありません」と告知。
-該当するボディーナンバーは、 ブラックが「BEH501001〜BEH517447」の一部、シルバーは「BF2501001〜BF2510258」の一部に。
-原因は「生産工程での組立作業の不備と、部品の強度不足」。
-対象商品でクラックが発生している場合、修理ピックアップサービスもしくは、修理センターへ料金着払いで送付することで、無償修理可能。5営業日で発送予定。
-2月26日より無償点検・修理受付を開始。詳細は当該ページ参照。

●オリンパス
STYLUSやPENの特定機種購入者にWiFi機能搭載メモリーカード
「FlashAir」をもれなくプレゼントする「イメージシェアキャンペーン」実施

-キャンペーン対象機種を購入すると、もれなく東芝製のWiFi機能搭載SDカード「FlashAir 8GB」をプレゼントする「イメージシェアキャンペーン」を実施。
-「FlashAir」と同社のスマートフォン用アプリ「OLYMPUS Image Share」(iOS、Android用)を併用することで、スマートフォンに直接撮影画像を転送可能。8GB SDHCカードとしても利用可能。
-キャンペーン対象機種は、「PEN Lite E-PL5」「PEN mini E-PM2」、「STYLUS XZ-10」「XZ-2」「TG-2 Tough」「TG-830 Tough」「SH-50」。
-キャンペーン期間は、2月22日〜5月15日まで。
-応募には、オンラインでのユーザー登録後に可能。
-キャンペーンの詳細や具体的な応募方法は当該ページ参照。

●欧州 カシオ
クラス初の2,000万画素超のコンパクトカメラ
1/2.3型20.1メガCCD搭載光学6倍ズーム搭載機「EXILIM EX-ZS30」、欧州向け発表

-1/2.3型センサー搭載機ではじめての2,000万画素超コンパクトカメラ「EXILIM EX-ZS30」を欧州発表。
-イメージセンサーに、1/2.3型20.1メガCCDを搭載。最高感度ISO1,600。
-レンズは、26〜156mm相当の光学6倍ズーム。4.6〜27.6mmF3.5〜6.5。
-背面ディスプレイは、2.7型約23万ドットのTFT液晶を採用。
-動画性能は、1,280×720ピクセル。Motion JPEG,記録。
-プレミアムオートモードやアートショット、自分撮り用のオートシャッターモードやメイクアップモードを搭載。
-大きさは94.9×55.9×20.4mm。最薄部16.5mm。重さ約146g。
-欧州向け発表。

●欧州 カシオ
透明感や光沢感のある独特な表面仕上げを採用した1/2.3型16.1メガCCD
光学6倍ズーム搭載のエレガンス系モデル「EXILIM EX-N50」、
シンプル系の「EX-N5」、欧州向け発表
EX-N50 EX-N5
-光沢感のある独特な表面仕上げを施した、16メガ6倍ズーム機「EXILIM EX-N50」「N5」を欧州発表。
-エレガンス系の「EX-N50」では、下層にストライプ模様を施した透明仕上げを採用。
-シンプル系の「EX-N5」では、単色系ながらも、光沢感の強い仕上げを採用。
-イメージセンサーに、1/2.3型16.1メガCCDを搭載。最高感度ISO1,600。
-レンズは、26〜156mm相当の光学6倍ズーム。4.6〜27.6mmF3.5〜6.5。
-背面ディスプレイは、2.7型約23万ドットのTFT液晶を採用。
-動画性能は、1,280×720ピクセル。Motion JPEG,記録。
-プレミアムオートモードやアートショット、自分撮り用のオートシャッターモードやメイクアップモードを搭載。
-大きさは98.5×58.2×22.3mm。重さは「N50」が約132g、「N5」は約129g。
-ボディーカラーは、「N50」がブルー、シルバー、レッドの3種。「N5」はレッド、シルバー、ブラック、ホワイトの4種。
-欧州向け発表。

[ファームウエアUPDATE]
●オリンパス
「OM-D E-M5」用ファームウエア Ver.1.6
-EVF搭載ミラーレス機「OM-D E-M5」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.6では、下記の点を改善。
-ISO2,000以上でのハイライト&シャドウコントロールの露出設定が正しく反映するよう修正。
-長時間露光時、まれに操作ができなくなる点を修正。

●ニコン
Nikon COOLPIX S800c 用ファームウェア Ver.1.3 (Windows)
Nikon COOLPIX S800c 用ファームウェア Ver.1.3 (Macintosh)
-Android OS採用コンパクトカメラ「COOLPIX S800s」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.3では、接続可能アクセスポイントが設定メニューに表示されていても、圏外表示になり接続できなくなることがある点を修正。

[ソフトウエアUPDATE]
●ニコン
ViewNX 2 Ver.2.7.2 (Windows)
ViewNX 2 Ver.2.7.2 (Macintosh)
-同社モデル付属ソフト「ViewNX2」の最新アップデータ。
-今回のVer.2.7.2では下記の点を追加・修正。
-「COOLPIX P520」「S9500」「S9400」「S5200」「S31」「AW110」「L820」に対応。
-新画像共有・保存サービス「NIKON IMAGE SPACE」と連携。タブ名称などを変更。

2013/02/18
(月)
●オリンパス
新STYLUSシリーズ「XZ-10」「SH-50」
「TG-830 Tough」「TG-630 Tough」「STYLUS XZ-2 ホワイトモデル」発売日決定

XZ-10 SH-50 XZ-2 ホワイトモデル
TG-830 Tough TG-630 Tough
-1月30日発表の新コンパクトカメラ「STYLUS」シリーズ主要機種の発売日を決定。
-新STYLUSモデルの「XZ-10「SH-50」「TG-830 Tough」「TG-630 Tough」「XZ-2 ホワイトモデル」の各モデルとも、1月30日に発表時は「2月下旬」とアナウンスされていたが、今回「2月23日発売」に決定。
-各モデル専用のボディージャケットも同日発売に。

●キヤノン
「EOS Kiss X6i」「EOS M」や特定EFレンズなどの購入者に
最大1万円をキャッシュバックする「ザ・ゴールドラッシュキャンペーン」実施

-キヤノンが「EOS Kiss X6i」や「EOS M」、主要交換レンズなどを対象としたキャッシュバックキャンペーンを実施。
-キャンペーン期間中にキャッシュバック対象製品を購入すると、最大1万円をキャッシュバック。
-1万円のキャッシュバックを実施するのは「EOS Kiss X6i EF-S18-135 IS STM レンズキット」「同ダブルズームキット」や「EOS M ダブルレンズキット」、主要Lレンズ。
-5,000円をキャッシュバックするのは、「EOS Kiss X6i ボディー」「同 EF-S18-55 IS IIレンズキット」や「EOS Mボディー」「同 EF-M 18-55 IS STMレンズキット」「同 EF-M 22 STMレンズキット」、「PowerShot G1X」「同G15」「同S110」や対象EFレンズなど。対象製品の詳細は、当該ページ参照。
-さらに、キャッシュバックキャンペーン応募者から抽選100名に、純銀のフレームに24金メッキを施した「金のフォトフレーム」をプレゼント。
-申し込みは店頭の応募用紙または応募用紙をダウンロードし、郵送することで可能。
-キャンペーンの詳細は、当該ページ参照。

2013/02/17
(日)
●エツミ
カメラ女子向けストラップ「ファンストラップ」、小型ケース「ラフィーネカメラケース」発表
-カメラ女子向けのストラップやカメラケースなどのラインナップを拡充。
-ミラーレス機や小型一眼レフに適した、たすき掛け可能な幅20mmの「faonストラップ」のラインナップを拡充。、パッチワーク柄タイプ2種を追加。
-小型ミラーレス機や交換レンズをオシャレに収納できる「ラフィーネカメラケース」5色を展開。大きさは約70×125×85mm。重さ約65g。
-ファンストラップは1,890円。ラフィーネカメラケースは2,940円。2月14日発売。

2013/02/16
(土)
●シグマ
同社モデルユーザーの新機種購入時にキャッシュバックをする
DP3 Merrill発売記念「SIGMA SD/DPユーザー様スペシャルキャッシュバックプログラム」の詳細情報を更新

-望遠系レンズ搭載高級コンパクト機「DP3 Merrill」発売記念としてキャッシュバックキャンペーンを実施。
-同社のSDシリーズやDPシリーズのユーザーが、現行機種を購入する場合にキャッシュバック。
-応募資格対象機種は「DP1 Merrill」「DP2 Merrill」「DP3 Merrill」「DP1」「DP1s」「DP1x」「DP2」「DP2s」「DP2x」「SD1 Merrill」「SD1」「SD9」「SD10」「SD14」「SD15」の新品で購入したオーナー。1台につき1権利。
-キャッシュバックは、現行機の「DP1 Merrill」「DP2 Merrill」「DP3 Merrill」「SD1」「SD1 Merrill」オーナーが、新規に「SD1 Merrill」を購入する場合は5万円、DPシリーズ新規購入時は3万円をキャッシュバック。
-旧機種「DP1」「DP1s」「DP1x」、「DP2」「DP2s」「DPx」、「SD9」「SD10」「SD14」「SD15」オーナーが、新規に「SD1 Merrill」を購入する場合は5万円、DPシリーズ新規購入時は2万円をキャッシュバック。
-キャッシュバック対象商品の購入期間は2月22日〜6月2日。受付期間は2月22日〜6月17日まで。
-お申込み方法は、2月20日に同社サイトで告知。

2013/02/15
(金)
●ニコン
今春の新コンパクトカメラ
「COOLPIX S9500」「S9400」「S5200」「P520」「L820」「L28」、発売日決定

S9500 S9400 S5200
P520 L280 L28
-1月29日に国内発表された、ニコンの新コンパクトカメラ「COOLPIX S9500」「S9400」「S5200」「P520」「L820」「L28」の発売日を決定。
-「COOLPIX S9400」「S5200」「P520」「L820」「L28」は2月21日発売。
-Sシリーズの最上位機種「COOLPIX S9500」のみ02月23日発売に。
-オープンプライス。

●パナソニック
Android端末用「パナソニックスマートアプリ」 をアップデート。LUMIXからのWiFiやNFC転送に対応
-Android用アプリ「パナソニックスマートアプリ(Panasonic Smart App)」をアップデート。
-今回のアップデートにより、同社のLUMIXやビエラ、ディーガなどさまざまなAV家電製品とのリンクを実現。
-LUMIXシリーズとの連携機能としては、既発売WiFi対応モデルはもちろん、来週発売予定の短距離無線規格「NFC」機能によるデータ転送にも対応。
-WiFiやNFCによりワイヤレスでのデータ転送が可能。さらに、スマートフォンの動画などをビエラで表示可能。
-LUMIXのコントロール機能も搭載。WiFi対応機種では、ライブビュー表示やズームや各種設定などもスマートフォンのアプリ側から操作可能。
-LUMIXの対応機種は昨日発売の「DMC-SZ9」、22日発売の「DMC-TZ40」「DMC-FT5」に。
-無償ダウンロード可能。2月14日より公開。

●ペンタックスリコーイメージング
エヴァンゲリオンとのコラボレーションによるオリジナルデザインの
超小型ミラーレス機「PENTAX Q10 エヴァンゲリオンモデル」、予定限定台数を完売。予約受付を終了

-1/2.3型CMOSセンサー搭載の超小型レンズ交換式ミラーレス機「PENTAX Q10」の特別仕様モデルとして、エヴァンゲリオンとのコラボレーションによる「PENTAX Q10 エヴァンゲリオンモデル」を数量限定発売。
-各モデル1,500台限定での発売だったが、好評につき、受注数が限定販売台数に到達。予約受付を終了。
-「TYPE00:レイ」「TYPE01:初号機」「TYPE02:アスカ」の3モデルを用意。
-主要キャラクターをイメージしたオリジナルのカラーリングを採用。内蔵ストロボ上部にネルフのシンボルマークをデザイン。
-カメラ起動時は液晶モニターにネルフのシンボルマークを表示。化粧箱も特別デザインに。
-カメラとしての基本性能は「PENTAX Q10」と同等。
-オープンプライス。4月発売。3タイプ各1500セット限定発売。予約受け付け終了。

●アドビシステムズ
「Photoshop Elements 11」「Photoshop Lightroom 4」を
15%引きで購入できる「アドビ 春 スタート!セール」、本日より実施
-アドビの画像管理・処理ソフトを通常の15%引きで購入できる、春のキャンペーンをを本日より実施。
-対象製品は「Photoshop Lightroom 4」「Photoshop Elements 11」「Photoshop Elements 11 & Premiere Elements 11」。
-アドビストアとアドビ製品取扱販売店、オンラインストアで展開。
-キャンペーン期間は2月15日〜3月3日。
-アドビストアでの価格は「Photoshop Lightroom 4」が14,280円(通常 16,800円)、「Photoshop Elements 11」は12,316円(通常 14,490円)、「Photoshop Elements 11& Premiere Elements 11」は17,671円(通常 20,790円)。

[ファームウエアUPDATE]
●キヤノン
PowerShot S110ファームウエア Version 1.0.2.0
PowerShot S100ファームウエアVersion 1.0.2.0
IXY 430FファームウェアVersion 1.0.2.0
-高級コンパクト機「PowerShot S110」「同 S100」、中堅機「IXY 430F」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.0.2.0では下記の点を改善。
-カメラとiOS端末をアクセスポイントモードでWi-Fi接続するとき、2回目以降の接続を「自動接続」で行うと、1分で通信が切断されてしまうことがある点を修正。同時に、iOSアプリ「CameraWindow 1.2.0」以降にアップデートすることを推奨。(S110、IXY430F)
-コントローラーリングをステップズームに設定し、コントローラーリングを一ステップずつゆっくり回すと焦点距離が変更できない点を修正。

2013/02/14
(木)
●コシナ
フルサイズ対応の一眼レフ用大口径超広角レンズ
「カールツァイス ディスタゴン T* 2,8/15」、ニコン用、キヤノン用発表日決定

-対角線画角約100度の35mmフルサイズ対応大口径超広角レンズ「カールツァイス ディスタゴン T* 2,8/15」(15mmF2.8)の、ZE (キヤノンEOS用)、ZF.2 (ニコン用)の発売日を決定。
-レンズ構成は12群15枚。非球面レンズ2枚と異常分散ガラスや高屈折率ガラス、フローティング機構を採用。色収差を近接撮影から無限遠まで徹底補正することで、高画質化を実現。
-超広角で問題になる歪曲収差も最小限に。
-最短撮影距離は0.25m。マニュアルフォーカス専用。
-マウントは、キヤノンEF互換の「ZE」と、ニコンのCPU内蔵Ai-s互換の「ZF.2」を用意。
-大きさは、最大径103mm、全長116mm(ZE)、113mm(ZF.2)。重さ約820g(ZE)、730g(ZF.2)。フィルター径95mm。
-260,400円。ZE、ZF.2ともに3月10日発売。

●HSGi
iカメラボディー全面を保護できる「SNUG iT PRO Nikon D600 用シリコンカバー」、国内発売

-各ボディー専用形状でボディーにフィットするシリコンカバー。
-ホールド感や操作感を損なわずに、ボディー全面を保護。
-従来の同シリーズよりやや厚め(2.3mm)の素材を採用し、保護機能とグリップ感を向上。
-今回、ラインナップに「ニコン・D600」用を追加。
-4,980円(同社Web販売価格)。2月25日発売。

[ファームウエアUPDATE]
●ペンタックスリコーイメージング
PENTAX Firmware Update Software for PENTAX Q10 Ver.1.01
-超小型ミラーレス機「PENTAX Q10」用最新ファームウエアを公開。
-コントラストAF性能が向上。
-全般的な動作安定性が向上。

[ソフトウエアUPDATE]
●Dxo Labs
DxO Optics Pro Ver.8.1.3
-ボディーとレンズの組み合わせによる光学モジュールを元にRAW現像を行う「Dxo Optics Pro」の最新版。
-今回のVer.8.1.3では、「ライカ・M-E」「M9」「M9-P」、「ニコン・D5200」、「パナソニック・LUMIX DMC-FZ200」、「キヤノン・PowerShot SX50 HS」のRAWデータに対応。
-あらたに261個のカメラ/レンズの組み合わせによる光学モジュールを追加。

2013/02/13
(水)
●オリンパス
昨日の一部メディアによる、デジタル一眼レフからの撤退報道を否定
-昨日の一部報道で「デジタル一眼レフカメラからの撤退、および大幅な縮小」などの報道を否定。
-今後、ミラーレス機とともに、デジタル一眼レフについても、従来と変わらずに継続。

●キヤノン
1月発表のコンパクトカメラの発売日を決定。「IXY 610F」「IXY 110F」
「Powershot A2600」「Powershot A1400」は2月21日、「IXY 90F」は3月7日発売に

IXY610F IXY 110F IXY 90
PowerShot A2600 PowerShot A1400
-1月発表のIXY、PowerShotの新製品の発売日を決定。
-WiFi機能搭載10倍ズーム1/2.3型1,210万画素裏面照射CMOS機「IXY610F」、WiFi機能搭載8倍ズーム1/2.3型1,600万画素CCD機「IXY110F」、 5倍ズーム16メガCCD機「PowerShot A2600」、乾電池駆動の5倍16メガCCD機「PowerShot A1400」は、2月21日発売。
-WiFiを省いた8倍ズーム搭載1/2.3型1,600万画素CCD機「IXY 90」は3月7日に発売に。

●ケンコー・トキナー
肩への負担を軽減するエアーセル採用の速写ストラップ「エアーセルストラップ」発表
-肩への負担を軽減するショルダーパッドを採用した、斜めがけ式の速写ストラップ「エアーセルストラップ」発表。
-肩にあたる部分に独自のエアーセルを採用し、疲れを軽減。
-使用時にはカメラをストラップに沿って移動させるだけで、即座に撮影が可能に。
-カメラ取り付け部とストラップをバックルで簡単に分離可能。
-三脚取り付け時も、バックルでストラップを外すだけで容易に撮影可能。
-「ミラーレスカメラ用」「小型・中型一眼レフ用」「プロ用一眼レフ用」「一眼レフ2台用」の4種類をラインナップ。
-オープンプライス。実売価格は各6,000円、7,000円、8,000円、10000円前後。1月31日より発売中。

2013/02/12
(火)
●オリンパス
オリンパス、低価格コンパクトカメラから撤退。好採算のミラーレス機・高級コンパクトなどに集中
-オリンパス、第3四半期決算情報を公開。
-同社全体のデジタルカメラ市場縮小などにより減収。当期連結売上高は約5612億2800万円(前年同期比で1約10.2%減)、営業利益は約246億1000万円(約5.2%減)。経常利益は約87億3900万円(約41.8%減)に。当期純利益は60億円の黒字と予測。
-カメラ事業を含む映像事業の当期連結売上高は約8688億8900万円(前年同期比17.1%減)、営業損失は約87億5300万円(前年同期比は約38億200万円の営業損失)。
-ミラーレス機「E-M5」や「PL5」の売り上げが好調。
-コンパクトカメラは市場全体の販売台数減や単価低下。
-今度同社の映像事業は、低価格帯のコンパクトカメラから撤退し、高級コンパクト機やOM-D、PENシリーズなど好採算性が見込めるミラーレス機などに事業を集中。 (asahi.com/nikkei.com報)
-2013年4月より、映像事業は1割強の要因減少。販売管理費を前年同期比で約40億円削減。
-「さらなる抜本的な改革を検討中」と告知。

●ペンタックスリコーイメージング
防塵防滴コンパクトカメラ「PENTAX WG-10」の発売を延期。3月8日発売へ
-10m防水¥1.5m自由落下対応の防塵防滴モデル「PENTAX WS-10」の発売日を変更。
-発表当初、「2月15日発売」としていた発売日を、「3月8日」に延期。
-延期理由として「一部の部品調達に遅延が生じたため」とアナウンス。
-オープンプライス。3月8日発売。

●イメージビジョン
Datacolor社のSpyderシリーズ、3月1日より価格改定。1割前後の値上げに
-イメージビジョン社が扱う米国のDatacolor社Spyderシリーズの価格を改定。
-昨年11月からの急激な為替レート変更のため、3月1日より1割前後の値上げに。
-主なキャリブレーションシステムの新価格は次の通り。「Spyder4 express」は13,965円(旧価格 12,600円)、「Spyder4 PRO」は21,000円(旧価格18,900円)、「Spyder4 Elite」は31,500円(旧価格 27,300円)。
-その他製品では、「Spyder Lens Cal】が8,800円(旧価格 7,980円)、「Spyder CUBE」は6,930円(旧価格 6,720円)、「Spyder Checkr」は17,850円(旧価格 15,750円。
-3月1日より価格を改定。詳しい新価格は当該ページ参照。

2013/02/11
(月)
[ソフトウエアUPDATE]
●アップル
デジタルカメラ RAW 互換性アップデート 4.04
-「Aperture 3」「iPhoto ’11」用RAWデータ対応アップテータを更新。
-あらたに、「Leica D-Lux 6」「V-Lux 4」「X2」、「ニコン・D5200」、「ペンタックスリコー・PENTAX K-5 II」「PENTAX K-5 IIs」「PENTAX K-30」「PENTAX Q」、「ソニー・Cyber-shot DSC-RX1」のRAWデータに対応。

2013/02/10
(日)
[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラリー
SILKYPIX Developer Studio Pro5(Win版/Mac版)Ver.5.0.32
SILKYPIX Developer Studio 4.0(Win版/Mac版) Ver.4.0.74
-高機能・高画質RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」各シリーズの最新版を公開。
-今回の最新バージョンでは、「ニコン・Nikon1 J3」「Nikon1 S1」のRAWデータに対応。



●DigitalCamera.jp より

本サイトをご覧いただき、ありがとうございます。

当サイトは、本日でJPドメイン移行からのTopページへのアクセス数が
7,000万アクセスを迎えました。

たくさんの読者のみなさまに支えられ、JPドメイン移行から11年あまりで、
これほど多くのアクセス数を達成することができました。

ありがとうございます。

まだまだ拙いサイトではありますが、今後も地道に更新を続けて行こうと思っていますので、
今後ともよろしくお願いします。

2013年2月10日
DigitalCamera.jp 運営者代表 山田久美夫


2013/02/09
(土)
【会場miniレポート】
●ソニー
84V型の4Kテレビを使った「感じる写真展」、明日10日まで六本木で開催中
-ソニーが、4Kの高精細ブラビアを使った写真展を都内で開催中。
-最新の84V型4Kブラビアを使った、日本初の4Kによる写真展に。
-場所は六本木の東京ミッドタウン ガレリア地下1階アトリウム。
-会期は明日10日まで。開催時間11〜20時まで。
-入場無料。詳細は当該ページ参照。



-会場は六本木の東京ミッドタウンの地下一階ガレリアの特設会場。
-取材に訪れたのは開催2日目だが、金曜の18時前後だったこともあり、けっこう多くの来場者が訪れていた。
-このイベントは、4Kテレビで静止画を楽しむというチャレンジだが、開催場所は、プリント文化の総本山である富士フイルム本社の地下街であり、かなり大胆で挑戦的なイベントともいえる。
-会場はさほど大きくはなく、民生用の84V型4Kブラビア「KD-84X9000」3台の比較的シンプルなもの。
-3台それぞれが黒いパテーションで仕切られた暗いスペースに設置されており、別々のコンテンツがスライドショーとして表示されていた。

-4Kの静止画は、PS3から出力されており、構成自体は実にシンプルなもの。従来はPCからの出力が当たり前だったことを考えると、こんな簡単に出力できるということ自体に、4Kを取り巻く進化を感じる。
-コンテンツ表示は、PS3のプレイメモリーズから、スライドショーとして表示されている。
-4Kで見る静止画は、さすがに圧巻。解像度的には800万画素程度ではあるが、十分に高精細。
-通常、フルHDテレビの推奨視聴距離は3H。つまり、画面の高さの3倍といわれている。
-だが、4Kテレビでは、その半分の1.5Hを推奨。84V型では高さが約1mなので、1.5mの至近距離からの視聴になるわけだ。
-この距離で見ると、まさに目の前いっぱいに画面が広がる感じで、実に迫力と臨場感がある。
-しかも、この近さでも画面のドットがほとんど見えないので、”液晶で表示された静止画表示”というより、そこには撮影されたときの”空間が広がる”感じだ。
-ただ、その印象は、表示されるコンテンツによって、かなり異なる。
-女優を撮影した「艶 photos by IQUEEN」シリーズは、内容は魅力的。ただ、4K向けの映像ということだが、どうも、元画像の絵作りが4Kテレビにマッチしていないような印象があり、妙に平面的で違和感があった。
-また、84V型というと、高さ1m、対角線で2.1mと巨大な画面なので、人物などでは等身大を超えるカットもあり、その表示サイズ自体が非現実的な部分もある。

4Kの魅力を感じるひまわり畑のカット 左カットの部分切り出し 夕焼けのグラデーションもきれい
-一方、「ソニー・ワールド・フォトグラフィー・アワード」の入賞作品や、αカフェを通して応募された作品のほうが、自然な階調や解像感があり、好感の持てるものが多かった感じだ。
-とくに、絵柄の細かな風景カットなどの再現性は圧巻。1.5mどころか、1mくらいまで近づいて細部を見ても、十分に耐えられる解像感を備えており、迫力満点という感じだった。
-階調の再現性も比較的よく、夕焼けの微妙なグラデーションもよく再現されていた。

-ただ、静止画向けの絵作りというには、ややチューニングが甘い感じもあり、ハイライトやディープシャドーの表現には、まだ課題が残されているような印象。
-また、表示時の色温度も結構高めで、白が青っぽく感じられるケースもあった。会場に訪れた時間帯が夕暮れ後だったので、会場周囲の照明の色温度が低かったこともあるが、”4Kで見る静止画”を本格的にアピールするなら、会場や時間帯にあわせた色温度や階調設定を、もっときめ細かくするべきだろう。

-絵作り以外で一番気になったのはスライドショー表示。写真と写真の間に1秒程度の暗転(無表示のブラック)がはいるのだが、このときにもバックライトが点灯したままになっているため、画面内の輝度ムラがそのままでてしまう。
・しかも、本機はバックライトが上下のみという簡易的なものということもあり、配光のムラがかなり目立つ。
-具体的には、四隅が明らかに明るく、周辺以外の部分も展示機の3台で異なる状態。動画や明るい静止画表示中なら気にならないが、タイトルバックや暗い絵柄、暗転状態ではビックリするほど目立ち、興ざめする。
-先行他社の4Kテレビよりは抑えられている感じだが、ユニフォミティーの効いたグラフィック用のPCモニターの均一性とはほど遠く、やはり、4Kといっても、所詮、民生用テレビであることを痛感する。
-できれば、スライドショーの暗転時は、バックライトを消して、ほんとうのムラのない黒をだして欲しいところだ。
-また、今回のイベントは4Kテレビがパテーションで囲まれ、暗い空間を作っての表示だったが、これではプロジェクターと違って、明るい場所で楽しめるテレビならではのメリットが感じられない。
-周囲を囲んで遮光した会場を設営するなら、同じ会場で、同社の4Kプロジェクターでの表示を見比べてみたい感じもした。同じ4Kでも、84V型の4Kテレビと、150インチの4Kプロジェクターでは、印象も大きく異なり、どちらも魅力的な世界といえる。もっともこれは、本来「CP+」で展開すべき世界かもしれないが。
-まだ細部で気になる部分も多いが、この「4Kで楽しむ静止画の世界」は、これから楽しさが広がる分野だけに、大いに期待したいところ。
-できれば、イベントではなく、常設で、自分の作品を持ち込んで、4K静止画の魅力を体感できる場所が欲しいところだ。




2013/02/08
(金)
●ソニー
84V型の4Kテレビを使った「感じる写真展」、10日まで六本木で開催中
-ソニーが、4Kの高精細ブラビアを使った写真展を都内で開催中。
-最新の84V型4Kブラビアを使った、日本初の4Kによる写真展に。
-場所は六本木の東京ミッドタウン ガレリア地下1階アトリウム。
-会期は2月7日から10日まで。開催時間11〜20時まで。
-入場無料。詳細は当該ページ参照。

2013/02/07
(木)
●キヤノン
iPadでEFレンズの世界を堪能できるiOS用アプリ「EF LENS HANDBOOK for iPad」公開
-EFレンズの世界をiPad上で楽しめるiOS用アプリ「EF LENS HANDBOOK for iPad」を本日より公開。
-同アプリでは、レンズの選び方や、EFレンズの紹介、各レンズでの作例も幅広く網羅。
-さらに、画角や絞り。シャッター速度の効果などもiPadならではのインタラクティブな操作で体感可能。
-基本アプリは5.4MB程度だが、本体はデータは488MBの大容量なので、ダウンロード時は注意が必要。
-無償ダウンロード。iPad専用。



【CP+2013 レポート 追記編 (その4)】 UPDATE



●ケンコー・トキナー
65周年の初代スリック三脚を展示。手頃なビデオ三脚や中型三脚など魅力的な新製品も多数出品
-豊富な製品群を網羅するケンコー・トキナーブース。今回も魅力的な新製品が多数登場した。
-そのなかで、今年65周年となる日本の老舗三脚メーカー「スリック」の初代モデル「アルプス」の現物をブースで展示。創業者の白石氏の手によるもので、その後の国産三脚に大きな影響を与えた製品だ。
-スリックブランドの新製品も数多かったが、なかでも、ユーザー目線で開発された中型三脚の「カーボン 924 FL(仮称)」や、携帯性に優れた「カーボンフラット255」「カーボントラベレック255」に好感が持てた。
-また、ダイワブランドのきわめてコストパフォーマンスなビデオ三脚「DST-53」も注目。実売2万円弱と手頃で、しかも一眼動画にも対応できるビデオ雲台を搭載したもの。
-このシリーズの脚部はツインタイプでねじれに強く、私自身、アダプターをつけて3Way雲台を載せて風景撮影にも愛用しているのだが、今回からそのまま普通の雲台が装着できる「DST-73 LHB」「DST-53 LHB」を追加。
-価格はそれぞれ20,200円と12,000円(税別)と超お手頃だが、価格から想像できないほどの強度を備えており、なかなかに魅力的な存在だ。
-あまり知られていないが、国産最大の自由雲台「スーパーボール20」も出品。とにかく雲台だけで1キロ超の超弩級製品で、私自身も旧タイプに300mmF2.8や500mmF4.5を搭載し愛用しているものの。
-この製品は価格も超弩級だが、その造りの良さは日本のクラフトマンシップを感じるに十分なもの。
-近年、三脚や雲台は海外製品に押され気味だが、国産メーカーならではの品質やアイデアをもっと生かした製品が登場すれば、世界に席巻するカメラやレンズ2加え、フォトアクセサリーの世界でも日本製品のよさがもっとアピールできると思うのだが。

-ケンコー・トキナーは今回、「MIL TOL」という、マニュアルフォーカスの望遠システムを発表。
-「見る・撮る」という名称からもわかるように、フィールドスコープ的な使い方と、望遠レンズ的な使い方の両方を網羅する新システム。
-レンズ系としては、蛍石採用の「600mmF8 FL」(口径75mm・想定価格99,800円前後)、EDガラス採用の「400mmF6.7ED」(口径60mm・49,800円前後)、「200mmF4」(口径50mm・29,800円前後)を用意。
-このほかに、ミラータイプの「600mmF8」「400mmF8」も用意。
-これらに、観察時にはアイピースユニットやレンズスコープを装着。撮影時には、Tリングを介して、各社の一眼レフやミラーレスボディーを自由に装着できる、本格的なシステムだ。
-外観は「ブラック」と「カモフラージュ」の2種を用意。
-マニュアルフォーカス専用だが、手頃な価格で多目的に楽しめるシステムとして注目される。

-昨年は日食や金星の日面通過などの天文イベントが多かったが、今年は3月と12月に肉眼でも見える彗星が来ることもあり、天体関係の新製品もさらに充実。
-赤道儀関係では、スカイエクスプローラシリーズを一新。
-今回は、簡単な切り替えで高精度な赤道儀とフリーストップ的にも使える経緯台の両方に使え、ステッピングモーターによる天体の自動導入も可能な、積載重量20kg超の大型赤道儀「AZEQ6GT」(447,300円)を出展。
-「EQ6 Pro」の上位種となるかなり大型の赤道儀だが、使い勝手はよさそうだ。



●サイトロンジャパン
バッテリー内蔵の超小型赤道儀を参考出品。ナノ・トラッカーのカラーバリエーションも人気
-ケンコー・トキナー系列の望遠鏡・双眼鏡メーカー/代理店「サイトロンジャパン」は独立したブースで製品を展開。
-昨年のCP+で参考出品され、昨年発売された人気の超小型赤道儀「ナノ・トラッカー」。
-今年はそのカラーバリエーションを参考出品。実売2万円程度で、簡単に天体の追尾撮影が楽しめる特殊な雲台だが、カラーバリーエーションの展開で、よりユーザー層も広がりそうだ。
-また、さりげなく、「ナノ・トラッカー」の姉妹モデルとなる、超小型赤道儀を参考出品。
-パッと見ると気がつかないように展示されていたので、あやうく見逃すところだったが、こちらはナノ・トラッカーのように外付けのコントロールボックスが必要なく、本体に小型電池を収納でき、側面のスイッチですべての操作ができる、とても魅力的なもの。デザインも丸っこくて、なかなか可愛らしい。
-こちらは参考出品ということで、価格や発売時期は未定だが、早期の登場を期待したいところだ。

-同社ブースでは、Sky-Watcherシリーズの新ラインナップも一堂に展示。
-本格的な天体撮影向けに2枚のEDレンズを採用した5枚構成の「Esprit 100 ED Apo Quintet」。口径100mmでF5と大口径なアポクロマート設計の屈折タイプだ。
-鏡筒関係では、このほか、EDアポクロマートで口径80mmF7.5 (600mm)の「BK80ED OTAW」や、直焦点撮影も楽しめる反射式で口径200mmF4 (800mm)の「BKP200/F800 OTA」などを出品。
-赤道儀関係では、既発売の「セレストロン・ADVANCED-VX」のほか、Sky-Watcherシリーズのエントリーモデル「EQ3」と自動導入式でオートガイダー対応の「EQ3 GOTO」も出品されていた。
-Sky-Watcherシリーズ
-また同社では、今年から、アルカスイス規格の三脚関連のフォトアクセアリーメーカー「SUNWAYFOTO」の取り扱いも開始するという。



●ビクセン
ポラリエのタイムラプス用アクセサリーや「PENTAX 125SDP」ベースの「V-SDP125S」を出展
-大手望遠鏡メーカーのビクセンブースでは、一昨年発売された天体写真用簡易赤道儀「ポラリエ」の拡張パーツを参考出品。
-今回出品された「背面ステー」は、ポラリエの背面に装着して、タイムラプス撮影用雲台として活用するもの。とくにタイムラプス用の高速作動機能やコントロール機能を搭載しているわけではなさそうだが、このあたりは、次期ポラリエでの対応になる可能性もありそうだ。
-また、往年の名機である「PENTAX 125SDP」の設計図面と関連特許をビクセンが買い取り製作されるフォトビジュアル系鏡筒「V-SDP125S」を参考展示していた。




2013/02/06
(水)
[ファームウエアUPDATE]
●ペンタックスリコーイメージング
「PENTAX K-5II / K-5IIs」ファームウェア Ver.1.02
「PENTAX K-30」ファームウェア Ver.1.02
「PENTAX K-01」ファームウェア Ver.1.02
「PENTAX K-5」ファームウェア Ver.1.14
「PENTAX K-r」ファームウェア Ver.1.13
-デジタル一眼各機種の最新ファームウエアを公開。
-「HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW」使用時のコントラストAFを最適化。
-全般的な動作安定性を向上。



【CP+2013 レポート 追記編 (その3)】 UPDATE

●エックスライト
実売1万円前後の新キャリブレーター「Color Munki Smile」を参考展示
-エックスライトは今回、海外で先行発表された、モニターキャリブレーションシステム「Color Munki Smile」を参考出品。
-このモデルは、Color Munkiシリーズのエントリーモデルで、実売1万円前後とお手頃なもの。
-キャリブレーションのターゲットは、sRGBの標準である6,500ケルビン・ガンマ2.2のみとシンプルなもの。
-操作もきわめて簡単で、ほとんど設定する項目もなく、とてもわかりやすいもの。
-すでに同社Webには日本語での紹介ページもあり、日本国内でも近日中に発売されるという。

●SD アソシエーション
最大312MB/秒の転送速度を実現する、SDカードの次世代規格「UHS-II 」をアピール
-SDカードの規格団体であるSDアソシエーションブースでは、SDカードの次世代規格「UHS-II」を紹介。
-この規格は、現在の[UHS-I」の上位規格になる、超高速なもの。
-カード自体も大きな変更があり、接点が従来の1列から2列構成になる。これはSDもmicroSDも同様だ。
-最大転送速度は、最大で312MB/秒と超高速。これならRAWデータでの無限連写や4K動画の記録にも対応できる実力だ。
-現在のUHS-I規格は最高で104MB/秒であり、現行のカメラ側は50MB/秒規格で設計されているため、高速なカードを使っても、50MB/秒までしか発揮できないのが現状。
-これがUHS-II規格対応になれば、遅い方の規格でも165MB/秒をサポートするので、かなりの高速化が期待できる。
-UHS-II規格は、UHS-Iの上位規格であり、UHS-I対応機でも、UHS-I規格の範囲での高速アクセスができる。
-ただし、UHS-IIになると、接点も代わり、内部のコントーラーも変更せざるを得ないので、そう簡単に対応できるわけではない。また、UHS-II規格のみに対応した機種で、UHS-Iカードを使うと、速度はミニマムの12.5MB/秒になるなど、いくつかの懸念材料もある。
-とはいえ、今後の大容量データ時代にも十分対応できる規格が策定されたことで、ハイエンド機でもSDカードの採用が促進されることになるだろう。

-また、同ブースでは、東芝の最新SDカードもアピール。
-すでに販売が開始されており、EXCERIAの最上位カードでは、90MB/秒の書き込みと95MB/秒の読み出しを実現。
-また、現物はなかったが、CFカードで最高速の1,066倍速を実現したUDMA7対応の64GB CFカード「EXCERIA Pro」もアピール。
-WiFi搭載カード「Flash Air」については、残念ながら、あまり触れられていなかった。CESの東芝ブースでは、「CP+2013でFlash Airを大々的にアピールする」と聞いていただけに、なんとも不思議な感じだった。

●三菱電機
和紙などファインアート紙の仕上がりをモニターでシミュレートできる「トーンカーブエディターβ版」を公開
-パソコン用ディスプレイを積極展開する三菱電機ブース。
-同ブースでは、近年広まっている、インクジェットプリンターによる、和紙や風合い紙などファインアート系のペーパーでのプリントに、きわめて効果的なソフトウエア「トーンカーブエディター」のβ版をアピール。
-このソフトは、同社の三菱ディスプレイグラフィックディスプレイ上で、ファインアート紙特有の黒や紙色をシミュレートできるもの。
-実際、和紙系などは独特の風合いが魅力だが、黒の締まりが浅いため、プリントしてみると、通常のモニター表示とは全く雰囲気の異なる仕上がりになってしまい、調整も大変で失敗も多く、紙のコストもかなりの負担になる。
-そのため、このトーンカーブエディターでは、三菱電機側が独自に測定した、各ファインアート紙ごとのプロファイルを用意し、それをこのソフトで適用することで、まさにプリント時の仕上がりをモニターで事前に確認できるもの。
-実際にモニターとプリントを見比べても、かなりのレベルでシミュレートできており、感心してしまうほど。
-これなら、安心して高価なファインアート紙でのプリントを楽しめそうだ。
-ただし、このソフトは三菱ディスプレイグラフィックモデル専用であり、現時点ではMac OS X 10.5.8以降用のベータ版のみが公開されている。次期新製品では、Windows用も公開されるという。
-この「トーンカーブエディター β版」は現在公開中。もちろん、同社のグラフィックディスプレイ専用で、公開されているキャリブレーション用データは、A3ノビ対応の顔料系プリンター「エプソン・PX-5V」用と「キヤノン・Pro-1」用限定だ。

●セイコーエプソン
高精細EVF向けデバイス「ULTIMICRON」シリーズ第3弾の0.48型XGAパネルを出品
-エプソンブースでは、近年採用機種が増えつつある、高精細EVF向けデバイス「ULTIMICRON」を展示。
-なかでも、今回はシリーズ第3弾の、0.48型XGAの高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル「L3F04X-80300C」を展示し、表示デモをしていた。
-同社のデバイスはすでに「オリンパス・OM-D E-M5」をはじめとした機種に搭載されており、今回のXGAデバイスは、その上級機として、ミドルからハイエンド向けデジタルカメラ用EVFデバイスとして開発されたもの。
-現行のSVGA(800×600)と同じ0.48型で、XGA(1,024×768)の高解像度を実現。輝度も向上しているという。
-デモを見た範囲でも、その高精細ぶりは十分に体感できるレベル。
-すでに量産が開始されており、さほど遠くないタイミングで、製品に搭載されるのは確実だ。

-ブースでは、ビジネスプロジェクターを使って写真を楽しむ体験コーナーも設置。最近のビジネス機は、解像度も上がり、小型で明るく、価格も手頃。ホームシアター用のフルHDプロジェクターで、暗い部屋で楽しむ世界も魅力的だが、こんな手軽な楽しみ方も十分にアリ。
-惜しむらくは、当社画面が小さくて迫力に欠ける点と、取材に訪れたときに説明員がおらず、積極性に欠ける印象だったのが残念。私自身、日常的にプロジェクターで写真を楽しんでいることもあり、もっと多くの人に楽しんで欲しい分野といえる。
-また、ブースでは、最近の高画素機をプリントで体験する展示も行われており、ニコンの「D600」と「D300」との比較プリントを展示。さすがにA3クラスになると、12メガと24メガ機の違いは結構明確だった。
-ただ、できれば、センサーサイズが同じ機種での、画素数による比較を見たかったところではあるが、プリントすることで、最新の高画素機の実力を引き出せる点は十分に理解できた。

●マルミ
高品位フィルターの新ブランド「EXUS」を出展。露出倍数の少ないPLフィルターをアピール

-マルミは今回、高品位フィルターの新シリーズ「EXUS」を発表。
-新シリーズは、帯電防止コートや撥水・撥油コーティングを施した、汚れに強いもの。製品は日本製という。
-レンズ保護用のプロテクターフィルターと、サーキュラーPLの2種で製品を展開。
-なかでも、PLフィルターは最新の高透過率偏光膜を採用することで、同社の従来品よりも約30%も透過率がアップしており、少ない露出倍数での撮影が可能。
-また、フィルターの回転枠も薄型に仕上がっており、ワイド系レンズでのケラレが少ない点も特徴という。
-ミラーレス機を考慮し、37mm径の小口径タイプもラインナップ。今後順次展開してゆくという。



※適時編集・更新中


2013/02/05
(火)
[ファームウエアUPDATE]
●ソニー
「α99 (SLT-A99)」用ファームウェアアップデートVer.1.01
-フルサイズ一眼「α99」用最新ファームウエアを公開。
-デュアルAF対応レンズに下記の11本を追加。「SAL24F20Z」「SAL85F14Z」「SAL135F18Z」「SAL70300G」「SAL70200G」「SAL35F14G」「SAL1635Z」「SAL100M28」「SAL50M28」「SAL85F28」「SAL300F28G」。
- 自動補正対応レンズに下記の6本を追加。「SAL100M28」「SAL50M28}「SAL85F28」「SAL18200}「SAL20F28」「SAL28F28」。

「α77 (SLT-A77)」「α65 (SLT-A65)」用ファームウェアアップデート Ver.1.07
「α57 (SLT-A57)」「α37 (SLT-A37)」用ファームウェアアップデート Ver.104
-「α77」「α65」「57」「α37」用最新ファームウェアを公開。
-自動補正対応レンズに下記の6本を追加。「SAL100M28」「SAL50M28」「SAL85F28」「SAL18200」「SAL20F28」「SAL28F28」。

「NEX-7」用ファームウェアアップデート Ver.1.02
-ミラーレス機「NEX-7」用最新ファームウエアを公開。
-パンケーキズーム「SELP1650」の自動補正に対応。電源OFF時レンズ収納を高速化。

「NEX-5R」「NEX-6」用ファームウェアアップデート Ver.1.01
-ミラーレス機「NEX-5R」「NEX-6」用最新ファームウエアを公開。
-ファストハイブリッドAF対応レンズに下記の5本を追加。「SEL1018」「SEL35F18」「SEL30M35」「SEL50F18」「SEL18200LE」。

「NEX-5N」用ファームウェアアップデート Ver.1.02
-ミラーレス機「NEX-5N」用最新ファームウエアを公開。
-パンケーキズーム「SELP1650」の自動補正に対応。電源OFF時レンズ収納を高速化。
-RAWデータフォーマットをバージョンアップ。RAW現像ソフト「Image Data Converter」Ver 4.2以降でRAWデータの歪曲収差補正が可能に
-連続ブラケットモード設定の段数に「1.0EV」「2.0EV」「3.0EV」を追加。
-AF動作の安定性向上

「NEX-F3」ファームウェアアップデート Ver.1.01
-エントリー系ミラーレス機「NEX-F3」用最新ファームウエアを公開。
-「SELP1650」の自動補正に対応。

交換レンズ「SEL30M35」「SEL50F18」ファームウェアアップデート 02
交換レンズ「SEL18200LE」用ファームウェアアップデート 02
-NEX用Eマウントレンズ用最新ファームウエアを公開。
-ファストハイブリッドAF機能が利用可能に。

[ファームウエアUPDATE]
●ニコン
Nikon 1 V1 用ファームウェアA:Ver.1.21 / B:Ver.1.21 (Windows)
Nikon 1 V1 用ファームウェアA:Ver.1.21 / B:Ver.1.21 (Macintosh)
-「Nikon1 V1」用最新ファームウエアを公開。
-カメラにレンズを装着し、電源ON直後に、撮影時の液晶モニターや電子ビューファインダーの(スルー表示 が動いて見えることがある点を修正。

[ソフトウエアUPDATE]
●ニコン
Capture NX 2 Ver.2.4.0 ソフトウェア (Windows)
Capture NX 2 Ver.2.4.0 ソフトウェア (Macintosh
-純正RAW現像ソフト「Capture NX 2」の最新アップデータを公開。
-「Nikon 1 J3」「Nikon 1 S1」のRAWデータに対応。
-ホワイトバランス設定に「水中」を追加。ただし、対応機種のみで選択可能。
-「Nikon1 V2」のRAWデータで、新規ホワイトバランスの「フラッシュ」選択時の色味を修正。
-一部のJEPG画像で、まれに表示できないことがある点を修正。
-Windows 8、Windows 8 Pro、Windows 8 Enterprise に対応。
-Retina ディスプレイを搭載したMacintosh の高解像度表示に対応(Macintosh版のみ)。



【CP+2013 レポート 追記編 (その2)】 UPDATE

●オリンパス
顕微鏡モードを新搭載した本格防塵防滴モデル「TG-2」や大口径ズーム搭載機「XZ-10」をアピール
-オリンパスはCP+にあわせて、多数のコンパクトカメラを国内発表。
-なかでも強くアピールしていたのが、タフシリーズの最上級モデル「TG-2」。
-本機のベースは、F2.0の大口径ズームを搭載した「TG-1」だが、今回新たに、顕微鏡モードを追加。
-このモードでは、最大14倍までの顕微鏡的な撮影が可能だ。14倍といっても、さほど高倍率には感じられないが、実際に背面液晶で見ると、まさに顕微鏡の世界そのもの。
-写真でもわかるように、米粒に書かれた「STYLUS」の文字が画面いっぱいに拡大表示されるのは圧巻。
-さらに、接写撮影用スタンドも参考出品。これは撮影したいものをガラスステージにおいてみるものだが、光源側とレンズ側にそれぞれ偏光フィルターを配置することで、いわゆる偏光顕微鏡的な使い方モデルという。
-また、顕微鏡モードの場合、超至近距離で撮影することになるため、被写体が暗くなってしまい、内蔵ストロボも使えない。そのため、内蔵のLEDライトの光を導き、リングライト上にする「接写撮影用ライトガイドも参考出品されていた。

-また、F1.8の大口径ズームを搭載した高級コンパクト「XZ」シリーズの最新モデル「XZ-10」も発表。
-1/2.3型センサー搭載のため、大口径レンズ搭載機でも、ボディーは十分にコンパクトだ。
-気軽に外観色を変えられる一体感のあるラバーケースも用意されており、なかなか楽しめそう。
-技術系の展示も数多くあったが、OM-Dで採用された5軸手ぶれ補正機能搭載の、最新24倍ズーム搭載コンパクトカメラ「STYLUS HS-50」でのデモも展開。
-デモを見る限り、コンパクト機ながらも、OM-Dに匹敵するブレ補正効果を実現していた。

●シグマ
Artラインの新製品や新開発の「USB DOCK」をデモ。国内での一貫製造体制についても紹介
-シグマは以前のレポートでも紹介したように、Artラインのミラーレス用レンズやAPS向けの30mmF1.4などを展示。
-Artラインのミラーレス用レンズは、独特な外観でフォーカスリングにもラバー素材はなく、光沢感のある素材を採用するなど、かなり斬新なもの。操作感はやや心配だったが、実際に触れてみると、意外に違和感はなかった。
-また、シリーズ初の望遠系レンズ「60mmF2.8 DN」も軽量コンパクトでなかなかに魅力的。同シリーズのレンズはいずれも、スペックこそおとなしいが、最新光学設計による高画質で、しかも素直な描写が特徴であり、この60mmの描写も興味津々だ。

-ブースでは、パソコン側からレンズの設定を変更できる「USB DOCK」とパソコン用ソフト「SIGMA Optimization Pro」のデモを展開。
-これらは、今後登場する新ラインのレンズで使用可能になるもので、レンズのファームアップやピント調節が可能。
-さらに、Sportラインのレンズでは、AF速度やフォーカスリミッターの調整、手ぶれ補正の動作についてもカスタマイズが可能だ。
-かなりディープなカスタマイズではあるが、ユーザーによるレンズのファームアップが可能になる点は心強い。
-まら、ピント位置の調整が焦点距離別に設定できる点も魅力。高画素機でピントにこだわるユーザーには大きな魅力といえる。

-あまり知られていないかもしれないが、シグマ製品は福島県の会津工場で一貫生産される、いまや数少ない、真の日本製品だ。
-ブースでは、同社のクラフトマンシップを紹介するスペースがあり、新製品「17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM」を構成する、約400点ものパーツをずらりと並べて展示。その姿はまさに圧巻だ。
-さらにブースでは、同社の会津工場でのレンズ製造現場を紹介したオリジナルムービーが流れており、このムービーを見ていると、交換レンズがいかに多くの手を経て製造されているのかを知ることができる。
-これを見ると、シグマのレンズに対する見方や考え方、そして、同社の企業理念まで伝わってくる。
-このムービーはYoutubeに公式ムービーとしてアップされており、ほんとうに素直に感動できる秀逸なもの。レンズに興味のある方も、そうでない人も、ぜひ一度見てみることをオススメしたい。



●ソニー
α/NEXやCyber-shotから超高精細な84V型4Kテレビまで、ソニーならではの世界をアピール
-昨年秋のフォトキナで、35mmフルサイズ機や新NEXシリーズを発表。今回のCP+での新製品はCyber-shotのみだったが、入力から出力までをカバーする、総合映像メーカーとしての強みをアピールしたソニー。
-ブース前面には、話題の高精細4Kの84V型テレビをずらりと並べ、写真を4Kテレビで楽しむ世界を多くの人に体感できるブース展開に。

-ブースのなかでも、ひときわ混み合っていたのが、フルサイズコンパクト機「RX1」の説明エリア。
-すでに販売されているモデルだが、店舗での展示機も少なく、まだ十分な台数がなく、まだ予約中のところもあり、今回のCP+で実機を体感しようという来場者も多かったようだ。
-また、説明員に聞いたところ、すでに購入している人も多く訪れており、EVFなどのアクセサリーを購入しようかどうか、迷っていて、それを見に来たというユーザーも結構多かったという。
-ブースではイベント恒例となった内部モデルなども展示されており、通常見ることができない、RX1の巨大な後玉の姿を見ることもできた。

-ブースでは、WiFi経由でカメラの機能を拡張できる「PlayMemories Camera Apps」をアピール。まだ対応機種は「BEX-5R」と「NEX-6」のみだが、今後対応機種が続々登場するという。
-また、参考出品として新アプリの「モーションショット」と「ライトシャフト」を公開。モーションショットでは、動きのあるシーンを高速連写で撮影して自動合成し、1枚の写真にするもの。これがカメラ内でできるのは魅力的だ。
-また、ネット上で撮影した静止画や動画を簡単に閲覧・共有し、AV家電などでの表示もできる「PlayMemories Online」をアピール。
-この「PlayMemories Online」もなかなか魅力的なもの。近い将来、デジタルカメラで撮影し、オンラインで保存・共有し、自宅の4Kテレビや手持ちのモバイル機器でいつでもどこでも楽しめる世界が訪れることを予感させるに十分な内容といえる。
-だが、現時点では、まだまだ全体像が掴みにくいのが難点。このあたりが今後の課題といえそうだ。

-先だって発表されたばかりの新Cyber-shotも出展。
-なかでも、小型軽量な10倍ズーム機で、WiFi機能を搭載した「WX200」は注目機種といえる。
-ブースでは、WiFi機能を使って、タブレットと連携させてのデモを展開。タブレットの大型画面でカメラのファインダー表示がそのまま見られるうえ、撮影操作もタブレットや素マートン側のアプリでできるので、なかなか便利。
-もちろん、カメラで撮影した画像をWiFi経由でスマートフォンやタブレットに転送できるため、気軽にカメラの画像を持ち歩くこともできるなど、使い勝手もよさそうだ。

-CESでアピールしていた「トリルミナスカラー」のデモも展開。
-これは、広色域再現を実現した「トリルミナスディスプレイ」と、トリミナスカラー対応カメラやビデオカメラを組み合わせることで、フルに生かした色再現や階調再現を楽しめるもの。
-まだ日本国内で「トリミナスカラー」についての詳細な発表がなされていないため、参考展示という感じだが、なかなか魅力的なシステムになりそう。
-このトリミナスカラーは、イメージ的には、これまでsRGBだった色域を、AdobeRGBのような広色域に拡大することで、より広い色域を表示しようというもの。
-もちろん、カメラ側もトリミナスカラーに対応する必要があるわけだが、実は今年発売のモデルの一部は、その機能をうたっていないものの、すでのトリミナスカラー対応になっているようだ。
-ブースには、対応機種の例として、発売中の「Cyber-shot WX60」や「ハンディカム HDR-PJ790」が展示されていた。



※適時編集・更新中




2013/02/04
(月)
●CIPA
カメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2013」の
最終来場者数集計結果を発表。来場者は62,597人。前年比約96%を記録

-1月31日から昨日2月3日まで、横浜で開催された、アジア圏最大級の総合カメラ映像ショー「CP+2013」。
-4日間の来場者数実績を公式ページで公開。
-4日間の来場者の合計は、62,597人を記録。昨年2012年の実績は65,120名。
-来場者数は、前年比約96.1%。と、目標の7万人には届かなかったが、一眼やミラーレス機など大物新製品の発表がなかったものの、新製品ラッシュだった昨年にほぼ匹敵する来場者数を記録。



●パナソニック
カラーフィルターの代わりにマイクロ分光素子を採用することで
従来比2倍の高感度化を実現するイメージセンサー向け高感度化技術を開発

-高い効率のマイクロ分光素子にすることで、従来比2倍の高感度化を実現する新技術を発表。
-イメージセンサーでカラー撮影を行う際の分光方法を、従来のカラーフィルターではなく、今回の「マイクロ分光素子」にすることで、CCD、CMOSなどをセンサー形式問わず、高感度化を実現可能に。
-同分光方式は、波長による光学回折の違いを利用して、撮像面に届く光を分光。100%の透過率を実現。
-カラーフィルター方式の場合、透過効率の関係などで、透過率は30〜50%程度になり、入射した光の50〜70%が損失。
-この分光素子は、通常の半導体デバイス製造のプロセスで作成可能。
-マイクロ分光素子の採用により、従来よりも、高感度で高精細な撮像が可能に。
-開発発表。詳細は当該ページ参照。

[ファームウエアUPDATE]
●富士フイルム
FUJIFILM X-E1用ファームウエア Ver.1.04
-X-Trans CMOS搭載ミラーレス機「X-E1」用最新ファームウエア Ver.1.04を公開。
-「フジノン XF14mmF2.8R」に対応。レンズ情報を取得し適切な撮影が可能に。
-マイク/リモートレリーズ端子もしくはUSBミニ端子にリモートレリースやマイクを接続しても、シャッターボタンが動作する機能を追加。
-細かな被写体やXF35mmレンズ使用時、ワンプッシュAF動作など、さまざまな撮影条件下でのAF精度を向上。
-別売ステレオマイク「MIC-ST1」での性能を最適化。
-XF18-55mmレンズ装着時、特定焦点距離で撮影すると、左上部にわずかに色のついたラインが発生する現象を改善。

FUJIFILM X-Pro1 ファームウエア Ver.2.03
-X-Trans CMOS搭載ミラーレス機「X-Pro1」用最新ファームウエア Ver.2.03を公開。
-「フジノン XF14mmF2.8R」に対応。レンズ情報を取得し適切な撮影が可能に。
-細かな被写体やXF35mmレンズ使用時、ワンプッシュAF動作など、さまざまな撮影条件下でのAF精度を向上。
-別売ステレオマイク「MIC-ST1」での性能を最適化。
-XF18-55mmレンズ装着時、特定焦点距離で撮影すると、左上部にわずかに色のついたラインが発生する現象を改善。

フジノン XF35mmF1.4 R ファームウエア Ver.2.02
-富士のXシリーズ用標準レンズ「XF35mmF1.4 R」用最新ファームウエア。
-さまざまなシーンでのAF精度を向上。



【CP+2013 レポート 追記編 (その1)】 UPDATE

●カシオ
ハイスピードEXILIMの新製品「EX-ZR700」「EX-ZR400」をアピール
-カシオは今回、CP+向けに発表した、高速動作のハイスピードEXILIMシリーズの最新モデル「EX-ZR700」「EX-ZR400」を積極的にアピール。
-両機とも、最新のEXILIMエンジンを搭載したモデルで、動作もきわめて高速で軽快なもの。
-さらに、同シリーズはこれまで軽快さ重視のため、撮影後の自動再生をしない方向性だったが、今回のモデルでは、撮影直後に撮影画像のサムネールが画面右下につぎつぎ表示されるようになり、どんな風に撮影できたか簡単に知ることができるようになった点は大きな魅力。
-また、両機ともに、「ZR1000」で搭載された高速連写による全焦点マクロ撮影も搭載するなど、なかなか魅力的で超軽快なモデルに仕上がっていた。

●ジェネラルイメージング
アグファフォトブランドの「AP15」やEVF搭載26倍ズーム機「X600」、3倍ズーム搭載
防塵防滴フルHDムービー機「DVX」、プロジェクター内蔵機「PJ1」など個性派モデルを一堂に展示

-「映育」をベースに、GEブランドとアグファフォトブランドで、手頃な価格帯のバリエーション豊かなコンパクトカメラを展開するジェネラルイメージング。
-今回は、販売が開始された、モノクローム専用モードを備えたアグファフォトブランドの「AP15」をはじめ、クラス最小のEVF搭載26倍ズーム機「X600」を出展。
-さらに、クラス唯一の屈曲式光学3倍ズーム搭載の防塵防滴フルHDムービー機「DVX」や、プロジェクター内蔵機「PJ1」など個性派モデルも展開。
-昨今、コンパクトカメラ市場は厳しい状態だが、スマートフォンでは体験できない世界を、手頃な価格でカバーする製品群として、今後の展開が注目される。

●富士フイルム
新イメージセンサー搭載の高級コンパクト機「X100S」「X20」をアピール
-富士フイルムは、CES発表の新製品「X100S」「X20」が大人気。ハンズオンコーナーでは連日長蛇の列ができていた。
-また、ブースではXシリーズを愛用する写真家たちのセミナーが多数開催されていた。
-「X100S」「X20」ともに、従来機をベースに新型センサーを搭載し、画質や機能を向上。
-とくに人気だったのが「X100S」のデジタルスプリットイメージ。MF一眼レフ時代のスプリットイメージや二重合致像とはかなり感覚は異なるが、広い範囲で上下のズレでピント合わせができる点が大きな魅力だ。
-また、Xシリーズ用交換レンズもラインナップが充実。5月発売の光学手ぶれ補正搭載望遠ズーム「XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」も参考展示。Xシリーズ待望の望遠ズームであり期待が高まるところ。

-ブースでは、Xシリーズに採用された、さまざまな独自技術をパネルで紹介。
-なかでも、X100Sに新搭載され、今後各機種に展開されると思われる「X-Trans CMOS II」、回折現象による小絞りボケを補正する「点像復元技術」など、注目の新技術を紹介していた。






2013/02/03
(日)
●カメラ映像機器工業会(CIPA)  【会場レポート 4日目 最終日】 UPDATE
カメラと写真映像の情報発信イベント
「CP+ 2013 〜ワールドプレミアつながる世界、広がるフォトイメージング〜」閉幕。来場者数は約6万人に

-アジア圏最大で世界屈指の総合カメラ映像ショー「CP+2013」 (カメラ映像機器工業会主催・パシフィコ横浜で開催)が、本日2月3日に閉幕した。
-「ワールドプレミアつながる世界、広がるフォトイメージング」をテーマに、写真・映像機器を広く網羅するイベントとして開催。詳細は公式ページ参照。

-「CP+2013」も4日目の最終日を迎えた。天候は朝から快晴。
-日曜日ということもあり、最終日にもかかわらず、きわめて多くの一般来場者が訪れた。
-写真でもわかるように、会場内は歩くのも大変なほど、ごった返しており、猛烈な状態だった。

-3日目の来場者数は20,652人。昨年の約92%と、連日とも、昨年の9割強の来場者が訪れている。
-4日目最終日の来場者数は、速報値で約15,205人を記録。(最終集計 15,343人)。
-4日間通算での来場者数は、ほぼ6万人超となった。(最終集計 62,597人・前年比約96%)
-正直なところ、ここまで大物新製品がなかった春のカメラ系イベントは近年例を見ない惨憺たる状況だったことを考えると、すでに春のイベントとして来場者に定着したという感じだ。
-来年の開催は、2014年2月13日(木)〜16日(日)。会場も今年同じ、パシフィコ横浜に決定。

<2月4日追記>
-4日目の来場数は、最終集計で 15,343人に。
-4日間の来場者の合計は、62,597人。前年比約96.1%と、ほぼ前年並みの来場者数を達成。
-目標の7万人には届かなかったものの、一眼やミラーレス機など大物新製品の発表がなかったにも関わらず、これだけの来場者数を記録。






2013/02/02
(土)
●カメラ映像機器工業会(CIPA)  【会場レポート 3日目】
カメラと写真映像の情報発信イベント
「CP+ 2013 〜ワールドプレミアつながる世界、広がるフォトイメージング〜」開催中

-アジア圏最大で世界屈指の総合カメラ映像ショー「CP+2013」 (カメラ映像機器工業会主催)、2月3日までパシフィコ横浜で開催中。
-「ワールドプレミアつながる世界、広がるフォトイメージング」をテーマに、写真・映像機器を広く網羅するイベントとして開催。
-開催時間は2月1日と2日は10:00〜17:00。最終日の3日は10:00〜16:00まで。
-Webでの事前登録者は入場無料。入場料1,000円。詳細は公式ページ参照。





-「CP+2013」も3日目を迎えた。天候は朝方雨が降っていたものの、その後回復。
-土曜日だけに、きわめて多くの一般来場者が訪れ、会場は終日賑わいを見せていた。
-また、会場には、カメラ・写真愛好者としても知られる、横浜市の林市長も会場を訪れていた。

-2日目の来場者数は15,910人。昨年の約95%とほぼ同じくらいの来場者が訪れた。
-また、3日目の来場者数は、速報値で約20,595人と、昨年の9割くらいだが、目立った新製品がないことを考えると、予想以上に多くの来場者が訪れている感じだ。



●ニコン
Nikon1シリーズや新交換レンズ、新COOLPIXシリーズをアピール
-CP+でも最大級のブースを構えるニコン。今回、日本国内初公開の新製品が数多く出展。
-Nikon 1 J3やS1などアドバンストカメラをはじめとした、大半の新モデルはすでにCESで先行発表されており、今回のCP+向け新製品はCOOLPIXシリーズがメイン。
-とはいえ、ブースは終日、かなり混み合っており、ステージやセミナーなどはかなりの賑わいを見せていた。

-一眼系の新製品としては、「AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED」と「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」の2種を出品。いずれも、ブースで実際に触れることができる。
-フルサイズ対応の軽量コンパクトな超広角系ズーム「AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED」は、実際に手にしてみると、想像以上に軽量なのがとくに印象的。フルサイズ対応の超広角系ズームは比較的使用頻度が少ない割に、重く嵩張るのが欠点だったが、このレンズは携帯性もきわめてよく、とても魅力的なレンズだ。
-「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」は超望遠レンズ体験エリアにあり、600mmなどと一緒に展示されている。VR搭載でF5.6と大口径な800mmというスペックから想像するよりも遙かにコンパクト。さすがに200万円超のレンズだけに、CP+のようなイベントでしか見ることができないため、ブースを訪れたらぜひ実機を体感しておきたい。
-ブースではニッコール80周年ということもあり、歴史の残る同社レンズやボディーなど集めた展示もあった。

-また、ブースでは、東芝の84V型4Kテレビを使っての作品展示も行われていた。
-今回、各社から4Kテレビを使ったデモを展開していたが、やはり4Kで見る静止画映像はかなりの迫力。
-4Kといっても800万画素レベルではあるのだが、それでもデジタル一眼レフならではの高精細で立体感のある映像を十分に楽しむことができるレベルだ。

-CESで先行発表された「Nikon1 J3」「同 S1」もブースで展示。
-Nikon1シリーズも「V2」を含めて3機種展開となり、目的に合わせて機材をセレクトできる新システムというイメージがでてきた感じだ。
-ブースでは、カラーバリエーションモデルの展示されており、女性来場者にも好評を博していた。



●キヤノン
入力から出力、静止画から4Kムービーまでをフルにカバー。著名写真家の作品も多数展示
-キヤノンは今回、映像を取り巻くあらゆる分野を広く網羅するブース展開。
-ブースでは、EOSシステムはもちろん、PIXUS Proなどのインクジェットプリンター、動画用のCINEMA EOSなど、あらゆる分野の製品を一堂に展開。
-さらに、4K動画関係の展示も多く、4K対応の「EOS-1D C」やプロジェクターによる4Kシアターも。また、参考展示ながら、業務用の4K 30インチモニターも出品。

-もちろん、話題の「PowerShot N」をはじめとした新コンパクトカメラも一堂に展示。
-なかでも「PowerShot N」は、他のコンパクト機とは別の専用エリアを設け、積極的にアピールしていた。
-ブースでの人気は極めて高く、その個性的なデザインや機能を体感したい人でごった返していた。
-とくに、このモデルの場合、日本国内では店頭販売の予定がなく、オンライン専用になるだけに、実機に触れる機会がきわめて少ないモデルになりそう。
-だが、本機の魅力は、実機に触れ、使ってみなければわからない部分が多々ある。個性の強いモデルだけに、オンライン専売という判断もあると思うが、本機を理解してもらうには逆効果のような気もした。

-また、同社が今年から来年までにかけて展開する「キヤノンギャラリー S 10周年記念展」の発表イベントを初日に開催。
-同イベントは、品川のキヤノンギャラリー Sの10周年記念として、同ギャラリーと銀座のキヤノンギャラリー銀座で開催される、日本の著名写真家の作品展を1年かけて展開するもの。
-初日のイベントステージでは、日本を代表する写真家がステージに上がり、作品展にスピーチを行いアピール。
-国内でこれだけの規模で行われる企画展は例がなく、注目されるイベントいえる。作品展の詳細は当該ページ参照。

-業務用の4K 30インチディスプレイも出展。
-こちらは業務用といっても、静止画編集用ではなく、あくまでも4K映像など映像編集用としての展示だ。
-参考出品であり、価格や発売時期は未定。もちろん、映像制作での業務用だけに価格帯はクルマ1台分くらいのイメージになりそう。
-表示品質はさすがにきわめて高品位で、高精細なだけでなく、階調性や黒の締まりも良好で高品位。
-ただ、鳴り物入りだったSEDがいつの間にかなくなり、その後、「EOS 5D MarkII」以降は動画の世界の邁進する同社。本格的な映像製作用4Kディスプレイもいいが、個人的には、その前に、多くのユーザーが必要とする高品位な静止画向けディスプレイを開発し、提示するのが、総合映像機器メーカーであるキヤノンのするべきことではないかと思うのだが。

-ハワイ島マウナケア山頂にある、国立天文台ハワイ観測所の「すばる望遠鏡」に関する展示も。
-ブースでは、同社が手がけた同望遠鏡用超広視野主焦点カメラのレプリカも展示されていた。



●パナソニック
LUMIX GH3を中心にしたLUMIXシリーズをアピール。新レンズやコンパクトカメラも一堂に展示
-パナソニックは、昨年発売されたフラッグシップモデル「LUMIX GH3」を始めとした、LUMIXシリーズを展開。
-国内イベントで初公開となる、開発中のマイクロフォーサーズ用レンズ「42.5mmF1.2」や「150mmF2.8」も展示。まだモックアップの段階ではあるが、35mm判換算で「85mmF1.2」「300mmF2.8」相当の魅力的なレンズだ。
-また、イベント直前に発表されたコンパクトなキットレンズも展示。沈胴式の14-42mmほど薄型ではないものの、結構コンパクトに仕上がっている感じだ。

-また、CESで先行発表され、CP+直前に国内発表されたばかりの、コンパクトカメラも展示。
-なかでも、エントリー機ながらも薄型で高品位な「LUMIX XS1」は、カスタムデザインモデルも参考展示されており、なかなかに魅力的。
-さらに、短距離無線通信の「NFC」を搭載した「LUMIX TZ40」を使った、タブレットへの転送デモも行われていた。
-ブースでは、「4K2Kフォトギャラリー」と題された、20インチの4Kパネルを使った展示も行われている。同じ4Kでもコンパクトなパネルならではの高密度な映像は、とても立体感があり、大型4Kとは違った世界が感じられた。



※適時編集・更新中




2013/02/01
(金)
●カメラ映像機器工業会(CIPA)  【会場レポート 2日目】
カメラと写真映像の情報発信イベント
「CP+ 2013 〜ワールドプレミアつながる世界、広がるフォトイメージング〜」開催中


-アジア圏最大で世界屈指の総合カメラ映像ショー「CP+2013」 (カメラ映像機器工業会主催)、2月3日までパシフィコ横浜で開催中。
-「ワールドプレミアつながる世界、広がるフォトイメージング」をテーマに、写真・映像機器を広く網羅するイベントとして開催。
-開催時間は2月1日と2日は10:00〜17:00。最終日の3日は10:00〜16:00まで。
-Webでの事前登録者は入場無料。入場料1,000円。詳細は公式ページ参照。



-「CP+2013」も今日で2日目。初日の来場者数は、10,692人と昨年の約9割に。
-初日と同じく、今日も天候に恵まれたこともあり、会場は終始賑わいを見せていた。
-2日目の来場者数は、速報値で約16,000人と、昨年よりも若干減少気味。
-だが、今年は目玉となるような一眼レフやミラーレス機が登場しなかったことを考えると、なかなかの来場者数といえる。



●オリンパス
ミラーレス機 PENシリーズの最上級モデル「E-P3」後継機、年内発売へ
-オリンパス、ブース内でPENシリーズの最上位機種の開発・発売を予告。
-予告といっても、ウインドー内にさりげなく、カメラが布で包まれたようなものがあり、「OLYMPUS PEN E=P3 後継機」という表記があり、説明は「2013年内発売予定」とあるだけのシンプルなもの。
-もちろん、デザインもスペックも、何もわからない状態ではあるが、とりあえず、年内に発売されることだけは確実なようだ。

-また、同社ブースでは、フォーサーズ機である「OM-D E-M5」と、他社フルサイズ機との実写による画質比較サンプルなど展示されており、プリントを見る限り、解像感や高感度性能などはフルサイズに勝るとも劣らない性能を実現している点をアピールしていたのが印象的。
-ブース内ステージでのセミナーも適時開催されており、好評を博していた。



●ハッセルブラッド
同社初のミラーレス機「Lunar」、一般向け国内イベントで初公開
-昨年秋のフォトキナで発表された、ハッセルブラッド社初のミラーレス機「Lunar」を、日本国内の一般向けイベントで初公開。
-本機はソニーとのコラボレーションで生まれたもので、マウントはNEXと同じEマウント。
-センサーはAPS-Cの24メガであり、操作部のレイアウトからベースボディーは「NEX-7」系だ。
-ハッセルブラッドは、新たに日本法人を設立したばかりで、CP+にも今回が初参加。今後、日本での展開を積極的にすすめてゆくという。
-ブースでは、実機を手にすることができ、その人気は上々。
-グリップはやや大柄だが、なかなか持ちやすく、操作性は独特だが使い勝手はよさそう。
-キットレンズは、初代のNEXと同じ18-55mmだが、今回ブースでは、あらたにカールツァイス製の交換レンズ「Planar 32mmF1.8」なども展示されていた。
-現時点では、まだ日本国内での正式な価格が決まっておらず、フォトキナ時と同じく標準ズーム付きで「5,000ユーロ(約50万円)くらい」ということだった。



●富士フイルム
高級コンパクト機「X100S」「X20」が人気。Xシリーズのロードマップも更新
-富士フイルムは今回、CESで先行発表した、新センサー搭載高級コンパクトカメラ「X100S」「X20」を、日本で初公開。ブースではその実機をいち早く体験しようと、終日行列ができていた。
-さらに、Xシリーズの交換レンズ群のロードマップをアップデート。今年中に合計10本のラインナップにすると予告しているわけだが、その具体的な発売時期が公開された。
-まず、先だって発売された、超広角レンズ「14mmF2.8R」は、ブースで実機に触れることができる。このレンズはコンパクトな超広角レンズながらも、歪曲収差をはじめとした諸収差が高度に補正されており、きわめて高画質なレンズに仕上がっているという。外観も高品位で、スナップ用に被写界深度指標がある点も特徴だ。
-Xレンズは今後、5月に望遠ズームの「XF55-200mmF3.5-4.8R LM OIS」を発売予定。その後、「XR 10-24mmF4R OIS」が登場し、年末までには「XF56mmF1.4R」「XF27mmF2.8」「XF23mmF1.4R」。
-また、カールツァイスからも、Xマウント用の交換レンズが登場。「ディスタゴン T* 12mmF2.8」「Planr T+ 32mmF1.8」「Makro-Planer T* 50mmF2.8」の3種が予定されており、12mmと32mmは富士フイルムブースにも展示されていた。

-このほか、フォトキナでも技術発表されていた、写真観賞用の高品位ディスプレイや「XF1」のコラボレーションモデルなどもブースに展示。
-また、Xシリーズカメラ持参者には、毎日先着400名に「X100S ピンバッジ」もプレゼントされるという。



●シグマ
「DP3 Merrill」やArtラインのミラーレス用新レンズなど多数を出品。本格モノクロ対応RAW現像ソフトも
-シグマは今回、CESで先行発表した、DP Merriilシリーズの第三弾となる、望遠とマクロをカバーする50mmレンズ搭載機「DP3 Merrill」を出展。
-さらに、昨年フォトキナで発表した新ラインの第二弾となる、Artラインのミラーレス用交換レンズ「19mmF2.8 DN」「30mmF2.8 DN」「60mmF2.8 DN」の3種を公開。デザインを一新して新ラインナップとして公開した。
-また、APS-C用標準レンズとしてArtラインの「30mmF1.4 DC HSM」も発表。
-Artラインに相応しく、DNシリーズはいずれも、デザイン性も高く、高品位な仕上がりだ。

-1画素毎にきちんとした輝度情報を備えたFOVEON X3センサーの特徴を生かした、本格的なモノクローム作品を作ることができる新機能を備えた、純正RAW現像ソフト現像ソフト「SIGMA Photo Pro 5.5」のデモも展開。
-この機能を使うことで、単純なモノクロ変換ではなく、独自アルゴリズムによるモノクロ化が可能。
-階調がきわめて豊かで、解像感も極めて高く、まさにデジタルで本格的なモノクロ作品を作れるシステムといった印象。
-しかも、FOVEONセンサーの弱点だった高感度時のノイズも、モノクロ化により大幅に軽減され、ISO1,600以上でも十分に鑑賞に堪える仕上がりが得られる点も大きな魅力だ。



●ペンタックスリコーイメージング
「PENTAX Q10」を大々的にアピール。エヴァンゲリオンモデルやマウントキャップレンズも展開
-ペンタックスリコーイメージングは、PENTAXブランドとRICOHブランドの両方での展開。
-といっても、今回のメインは、マイクロ一眼「PENTAX Q10」といった印象だ。
-ブースでは、「Q10」ベースのコラボレーションの「PENTAX Q10 エヴァンゲリオンモデル」が大人気。ブースでは実機はもちろん、新世紀エヴァンゲリオンの登場人物である綾波レイや惣流・アスカ・ラングレーの模型(?)と一緒に展示されており、なかなかの人気を博していた。

-また、開発発表として、今回のCP+で初お目見えとなった「MOUNT CAP LENS(仮称)」もウィンドー越しながらも実機を展示。
-二日目からは実際に撮影された写真も公開されており、いい意味でのトイレンズ風の描写が楽しめるレンズであることをアピール。これは、Qシリーズ用交換レンズのトイシリーズが”よく写りすぎる”という反省(?)から、独特な味のある描写を追求した結果という。
-先だってアナウンスされた「Q10グリップ交換サービス(3,150円)の紹介も行われており、さらにオリジナリティーのある外装に仕上げることもできるようになった。

-また、本格的な防塵防滴機能を備えたコンパクトカメラ「WG-3/同GPS」、「WG-10」の実機も展示。
-CESで海外先行発表された小型ストロボ「AF360FGZ II(仮称)」も展示されていた。

-リコーブランドのカメラは、とくに新製品があるわけではないが、ブースでは歴代の「GR DIGITAL」シリーズを、発売時期順にずらりと展示。
-そして、その一番下には、「2013」というタグのみを展示。説明員によると「説明は何もできないのですが、察してください」というニュアンス。そろそろ、次世代GRが出てもおかしくない時期だけに、今年中には新モデルが登場する可能性を示唆している感じだった。



●トミーテック
多目的望遠鏡システム「BORG」が新製品を一挙発表
「89ED」を始め、いつでも持ち歩けるM42新鏡筒システムを公開。第一弾は「36mmF5.6ED」に

-トミーテックが展開する、多目的望遠鏡システム「BORG」。
-今回、同社ブースでは、新製品の「89ED」(600mmF6.7)の実記を公開。実際に撮影された月面やカワセミなどのパネルも展示されている。
-さらに、新システムとして、いつも気軽に持ち歩ける「M42新鏡筒システム」を発表。
-これは、従来のM42ヘリコイドなどをベースにした小型望遠鏡システムで、第一弾として「36ED」(200mmF5.6)を発売するという。その後、テレコンバーターやフラットナーなども順次展開する。
-同システムはとにかくコンパクトで、分解しなくても、通勤バッグに収納できるレベル。しかも、システム化されているため、拡張性もあり、かなり楽しめそうな製品だ。
-ブースでは、第一弾の「36DE」の試作機などが展示されており、実際に手にすることもできる。
-とくに、小型赤道儀のナノトラッカーなどと組み合わせることで、従来では考えられないほどコンパクトで本格的なシステムが組めそう。
-また、マイクロフォーサーズ機などと組み合わせて、気軽に野鳥などの超望遠撮影が楽しめるシステムとしても注目される。
-第一弾の「36ED」は2013年夏発売予定。カラーバーリエーションや各種アダプターなども順次展開してゆくという。



●TOAST
GPSなど各種センサーで極軸あわせができる
タイムラプス用雲台としても利用可能なモバイル赤道儀「TOAST-PRO Delicious」発表

-天体の動きを追尾する高精度でコンパクトな赤道儀「TOAST。
-同社は今回、タイムラプス用雲台としても利用できる多目的雲台「TOAST-PRO Delicious」を発表した。
-このモデルは実に多機能で画期的なモデルなのだが、一番のポイントはやはり、赤道儀の極軸あわせに、各種センサーを利用することで、きわめて簡単で高精度にセッティングができる点。
-従来は、極軸望遠鏡で北極星を使ってあわせていたが、本機では、GPSをはじめとした複数のセンサーを駆使し、液晶モニターを見ながら調整するだけで、約0.1度レベルの精度でセッティングできるという。
-さらに、北極星が見えず、周囲に鉄骨など時期に影響のあるものがある場所でのセッティング用のバルコニーモードも用意。こちらは内部センサーをフルに活用することで、従来不可能だった場所での極軸あわせが可能。
-また、近年多くなったタイムラプス撮影用雲台としても利用でき、液晶モニター上で動かす方向と速度、過減速のタイミングを入力するだけでOK。
-さらに、諸条件の変化で撮影を途中で終えたいときにも、終了ボタンを押すだけで自動的に減速し、一連のタイムラプス用素材として使えるものが撮れるという。
-現時点では、まだ参考出品レベルであり、CP+での意見などを反映し、製品化や価格を決定。年内目安くらいで発売するという。
-ブースには、実際に稼働するモデルがあり、詳細な説明がなされている。また、極軸あわせに便利な軽量コンパクトな台座も同時発表されている。
-天体写真はもちろん、本格的なタイムラプス撮影をしたい方はブースを訪れることをオススメしたい。

※適時更新中







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<2013>

2013.01 2013.02


<2012>

2012.01 2012.02 2012.03 2012.04 2012.05 2012.06
2012.07 2012.08 2012.09 2012.10 2012.11 2012.12


<2011>

2011.01 2011.02 2011.03 2011.04 2011.05 2011.06
2011.07 2011.08 2011.09 2011.10 2011.11 2011.12


<2010>

2010.01 2010.02 2010.03 2010.04 2010.05 2010.06
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