デジタルカメラHotNews!(2001/06/01-31)

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2011/06/30
(木)
●オリンパス
世界最高速AFを実現したPENシリーズ最上機
新開発の4/3型1,230万画素LiveMOSセンサー搭載ミラーレス機「E-P3」発表

-PENシリーズのフラッグシップとなる「E-P」シリーズの第三世代モデル。
-新世代処理エンジンと新イメージセンサーにより、世界最速AFやISO12,800の超高感度、シリーズ初のフルHD動画記録を実現。
-撮像素子は新開発となる4/3型1,230万画素LiveMOSセンサーを搭載。センサーシフト式手ぶれ補正。
-画像処理エンジンに新開発のデュアルコアの「TruePic VI」を採用し、高速処理を実現。
-背面ディスプレイに、タッチパネル式の広色域の3.0型有機ELディスプレイを採用。静電容量式。
-位相差検出方式一眼レフを上回る超高速なをFAST AF」を実現。センサー読みだしを120fpsに高速化し、新エンジンにより演算処理を高速化。さらに、レンズ駆動を高速化することで実現。
-シャッターボタンを押してから、AFスタートまでのタイムラグを短くすることで、体感上の高速化も実現。
-35点AFやトラッキングAF、フルタイムAF機能を搭載。ボディーにAF補助光を内蔵。
-新開発の12メガLiveMOSセンサーにより、高速AFや1080フルHD動画撮影を実現。
-「TruePic VI」の搭載で、エメラルドグリーンや彩度の高い黄色、赤、マゼンタなどの再現が向上。逆光補正のアドバンスドSATの性能も向上。
-記録画像とライブビューをパラレルで処理。記録後のライブビュー表示も高速化。
-動画はAVCHD記録に対応。近隣フレーム間でのノイズ軽減処理が可能に。
-アートフィルターは従来からの10種すべてを搭載。デイドリームとホワイトエッジのバリエーションを搭載。新エフェクトとして、スターライトを装備。
-アートフィルターブラケット機能。新エンジンの導入で現像時間が短くなったために実現。
-デザインはPEN E-Pシリーズのものを踏襲。フラッシュを内蔵しても、PENならではのラインを実現。
-グリップは取り外し可能。レギュラーグリップを同梱。コインで回すと取り外し可能。大きなグリップもオプションで用意。
-ボディーカラーは、シルバー、ホワイト、ブラックの3色を用意。
-大きさは約122.0×69.1×34.3mm。重さ約321g(本体)、369g(カード・バッテリー含む)。
-オープンプライス。実売価格はボディー9万円前後(受注生産)、14〜42mm付きキット10万円前後、14〜42mmと40〜150mmのダブルズームキットは12万円前後。7月22日発売。





大幅な小型化を実現したPENの中堅シリーズ「PEN Lite E-PL3」、開発発表
-「PEN E-PL」シリーズの第三世代モデル「E-PL3」を開発発表。
-先代の「E-PL2」に比べ、約25%もの小型化を実現。
-基本性能は上級機の「E-P3」のものを踏襲。画質は「E-P3」と同等に。
-新世代処理エンジンと新イメージセンサーにより、世界最速AFやISO12,800の超高感度、シリーズ初のフルHD動画記録を実現。
-撮像素子は新開発となる4/3型1,230万画素LiveMOSセンサーを搭載。センサーシフト式手ぶれ補正。
-画像処理エンジンに新開発のデュアルコアの「TruePic VI」を採用し、高速処理を実現。
-背面ディスプレイは、同シリーズ初の可動式3.0型ワイド液晶を搭載。
-新開発の小型シャッターユニットの搭載により、連写速度は秒5.5コマを実現。
-小型化のため、内蔵ストロボはなく、G.N.10の外付け式ストロボを同梱。
-アートフィルターは「E-PL2」と同じ6種を搭載。スターライトやホワイトエッジを追加。アートフィルターブラケット機能も搭載。
-開発発表のため、詳細なスペックは未公開。
-価格未定。2011年秋発売。




クラス世界最小最軽量となる、PENの新シリーズ「PEN mini E-PM1」、開発発表
-シンプルでスタイリッシュをコンセプトとした、小型を極める新シリーズ第一弾「E-PM1」。
-クラス世界最小最軽量(同社基準)を実現。ボディー217g、カード・バッテリー込みでも265gを達成。
-同梱外部ストロボを足しても、「GF3」より軽量に(同社基準)。
-小型軽量化のため、内蔵ストロボやモードダイアルを省いたモデルに。
-ボディーカラーは、ホワイト、シルバー、ピンク、パープル、ブラウン、ブラックの6色展開。
-「E-PL3」との相違点は、背面ディスプレイが固定式になり、アートフィルターは6種のみの点。
-基本性能は上級機の「E-P3」「E-PL3」のものを踏襲。画質も「E-P3」「E-PL3」と同等に。
-新世代処理エンジンと新イメージセンサーにより、世界最速AFやISO12,800の超高感度、シリーズ初のフルHD動画記録を実現。
-撮像素子は新開発となる4/3型1,230万画素LiveMOSセンサーを搭載。センサーシフト式手ぶれ補正。
-画像処理エンジンに新開発のデュアルコアの「TruePic VI」を採用し、高速処理を実現。
-背面ディスプレイは、3.0型ワイド液晶を搭載。
-新開発の小型シャッターユニットの搭載により、連写速度は秒5.5コマを実現。
-小型化のため、内蔵ストロボはなく、G.N.10の外付け式ストロボを同梱。
-アートフィルターは「E-PL2」と同じ6種を搭載。アートフィルターブラケット機能も搭載。
-開発発表のため、詳細なスペックは未公開。
-価格未定。2011年秋発売。




新開発の大口径広角レンズレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED12mm F2.0」発表
-マイクロフォーサーズ用単焦点レンズ2種をラインナップに追加。
-「CP+2011」で参考出品されたプレミアムレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED12mmF2.0」。24mm相当の超広角でF2.0を実現した、高品位な超小型レンズに。
-外装に金属素材を採用。滑らかなマニュアルフォーカス操作を実現。リングを前後に移動させることで、自分が予め決めたピント位置に固定される新機能を搭載。
-99,750円。7月22日発売。




ポートレート向きの大口径中望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」開発発表
-ポートレート向きレンズとして、90mm相当の望遠レンズとなる「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」を開発発表。
-手頃な価格でボケを活かした撮影も楽しめる、大口径中望遠レンズに。
-36,750円。今秋発売。




バウンス撮影やワイヤレス撮影も可能なクリップオンストロボ「FL-300R」発表
-コンパクトで高機能なクリップオンストロボ「FL-300R」。
-コンパクトなモデルながらも、G.N.28(ISO200時)を実現。
-カメラ装着時、前方に倒すと電源OFF。上方に倒すことでバウンス撮影が可能に。
-内蔵ワイドパネル使用により、9mm(35mm判換算18mm相当)の超広角広角にも対応。
-RCモードに対応。ワイヤレスフラッシュとしても使用可能。
-大きさは56.4×89.2×26.9mm。重さ約97g。
-18,375円。7月22日発売。



[発表会会場語録概要]

<オリンパスイメージング社長 高山氏>

・今回は社長就任以来、初めての発表会。
・内視鏡分野で入社し、その後、医療系の商品開発。そして、各分野の開発技術を担当。レンズの小型化技術なども担当。その後、人事を経て、医療ロボットの開発なども担当。
・本年4月より社長に。
・学生時代、オリンパスPENを使っており、学生時代にコンテストもやっていた。入社後、OM-1を使っていた。まったくのカメラの素人というわけだが、写真愛好者です。
・写真を通じて、人々の感動を。世界初、世界一にチャレンジし続けたい。

・オリンパスのデジタルカメラの歴史は、常に、世界最小最軽量を実現してきた。一眼レフではダストリダクションやライブビュー機能を搭載。手ぶれ機能など、基本機能も充実。
・ノイズ低減やDレンジ技術、アートフィルター技術を提供。
・フォーサーズ用レンズの開発では、将来を見据えた商品化をしてきた。今回のモデルにも装着できる。
・オリンパスは伝統の光学技術と、最先端のデジタル技術を融合。
・世界最先端の内視鏡技術に携わってきて、この後術を活かしてカメラに。
・昨年の「E-5」はプロ写真を初めとしたカメラファンに好評に。
・「XZ-1」は最高峰のコンパクトカメラ。望遠側でF2.5の大口径を実現画像処理エンジンも一眼レフを同じもので、美しく豊かな映像を実現した。
・SZ30はコンパクトなボディーに24倍ズームを搭載。高画質と高速処理を実現。処理エンジンを2つ搭載。フルHDとフル画素静止画の同時記録を実現。しかも、ワイシャツのポケットに入る。
・「オプトデジタル エボリューション」として推し進めてゆきたい。

<オリンパスイメージング 取締役 マーケティング本部長 小川氏>
・2年前の「オリンパスPEN」の発表の時を思い出す。
・「E-P1」は類を見ない小型軽量化と高品位ボディーで好評を博した。
・「PEN Lite」は女子カメラのブームを巻き起こした。
・市場でのシェアは右肩上がり。
・第三世代プロジェクトをE-PL2導入後に立ち上げた。

・「オプトデジタル エボリューション」を掲げ、世界最速AF、ISO12800、フルHD動画の実現。レンズの高画質化。
・第三世代の代表格であり、最高峰が「E-P3」。力の限り開発した作品。

・FAST AF、新開発センサーによるISO12800、有機ELタッチパネルを搭載。
・FAST AFはシングルAFで、世界最速のAF。プロ機の一眼レフを超える高速化に。
・ISO12800を実現する新開発センサー。
・新画像処理エンジンも最高のパフォーマンスを発揮。
・タッチパネル式の有機ELを装備。AF測距点選択も可能に。
・受け継がれる、タイムレスデザイン。ほかのマイクロ一眼と一線を画す上質なデザインに。
・交換式グリップを採用。
・最高画質のレンズも用意。
・PEN史上最高画質。デジタル一眼でも、最上位の画質を実現した。

・生まれ変わる「PEN Lite」。アクティブに。3インチの可動液晶を搭載。秒5.5コマ。
・一眼のアート画質を超小型ボディーに集約した「PEN mini」。3D撮影にもアートフィルター。6色のボディカラーを用意。

・レンズラインナップは、今後、、より個性的なレンズに。
・45mmF1.8はポートレートレンズ、周辺部まできれいなこだわりのボケを実現。キットレンズもデザインを一新。
・あらたにワイヤレスフラッシュを用意。
・グリップ交換によりドレスアップキットも用意。
・PEN Lite mini向けにLEDライトを装備した防水プロテクターも。

・「PEN E-P3」は7月22日発売。Lite とminiはこの秋発売。
・コンパクトミラーレス機の開拓者として、上質なデザインや操作性を。女子カメラだけでなく、いろいろなライフスタイルに。

・「E-P3」の価格は、市場予想価格が、ボディーが9万円前後、14-42mm付きは10万円前後、ツインレンズキットは12万円前後。
・「E-PL3」「E-PM1」は開発中。

<質疑応答>
・世界最速AFは「E-5」と比較すると、3倍ズームレンズの70mm相当で、無限遠から1mで「E-P3」のほうが速い。連写モードでは、より速いものもある。
・どんなユーザーに使って欲しいといっても、本格的な撮影には「E-5」。パーソナルなどこでも持ち歩けるカメラとして「PEN P3」あたりに。
・ミラーレス市場は、北アジアが中心。そのなかでは検討している。日本の直近シェアでは一眼全体の1/3がミラーレス。そのなかの3割を超えると思う。香港では一眼市場の3割がオリンパスのミラーレス。欧米ではミラーレス市場が形成できていない。しかし、変化してきている。イギリスは15-20%。ソニーやパナソニック、HOYAが出してきているので、この市場は間違いなく広がってくると思う。

Q.ストロボを外してまで小型化する必要があるのか?(山田)
A.E-P1のときからストロボでのお話があるが、この3機種ではボディー内手ぶれ補正があり、アダプター併用でいろいろなレンズが使える。このあたりにこだわっている。なんでもかんでも、外して小型化を実現しているわけではない。「PL2」をベースにした小型化にあたって、ストロボを常に使うものではないということでストロボを外して、同梱して持ち運べるようにした。望遠側では内蔵ストロボでは光が届かないこともある。今後、意見を聞いて開発してゆきたい。

Q.今回の3機種は、市場で、どのような割合になって行くと思っているのか?(山田)
A.どのモデルも売れて欲しい。いままでのPEN Liteがエントリーを獲得。liteやminiが多くなる。「E-P3」はとにかく性能のいいモデルとして上位機種を用意している。

Q.XZ-1と今回のPEN miniなどとの棲み分けは?(山田)
A.XZ-1との棲み分けは、PENのエンジンをそのまま使い、描写性能はPENにも勝るとも劣らないと思っている。オールインワンなので、ビジネスマンでも利便性の高いモデルだと思っている。レンズ交換もひとつの楽しみであるので、そんな用途を広げてもらえることが重要。面白いレンズを継続して提供してゆきたい。スターターキットも用意しており、レンズ交換をする楽しみを味わって欲しいと思っており。十分に棲み分けができていると思っている。

<宮崎あおいさん>(ビデオレター)
・今回のPENの特徴がピントが合うのが、凄く速い。触ってすぐにわかるくらい。E-P1を使っているが、このカメラを使うと、もっと写真が上手になったような気がします。
・今回のCMは、上海の映画村で撮影した。



[ファームウエアUPDATE]
●シグマ
SIGMA SD1ファームウェア(Ver.1.01)
-FOVEON X3センサー搭載一眼レフ「SD1」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.01では、下記の点を改善。
-評価測光の精度を向上。
-特定の操作によってフリーズする現象を修正。
-AF精度を向上。

[ソフトウエアUPDATE]
●キヤノン
Easy-WebPrintダウンロードサービス提供終了
PhotoRecord Updaterダウンロードサービス提供
-「Easy-WebPrint」「PhotoRecord Updater」のダウンロードサービスを、本日で終了。
-両ソフトともに、2011年6月30日17:00で頒布ライセンス契約を終了。

2011/06/29
(水)
●ライカジャパン
プロの要望を考慮した
35mmフルサイズ1,800万画素CCD搭載レンジファインダー機「Leica M9-P」、発売日決定

-35mmフルサイズCCD搭載機「M9」のプロ仕様となる「M9-P」。
-当初、「7月」としていた発売時期を、「6月30日発売」に決定。
-製品名の"P"は「プロフェッショナルの要望を考慮した」シリーズに。
-「M9」をベースに「優れた耐久性や控えめな存在感」に。
-ボディーカラーは、ブラックペイント仕上げとシルバークローム仕上げの2種を用意。
-819,000円。6月30日発売。

●HSGi
秒45MBの高速書き込みに対応した
UHS-I対応64GB SDHCカード「Delkin Elite 633 SDHC UHS-I 64GB」発表

-米国DELKIN社の高速SDカードのフラッグシップとなるUHS-I対応の64GB SDカード。
-UHS-I対応機器では、読み出しで最大95MB/秒、書き込みでは最大45MB/秒の超高速アクセスが可能。
-UHS-I非対応機器の場合でも「Class 10」対応になるため、最低書き込み速度10MB/秒を実現。
-動作温度範囲は-25〜80℃までの幅広い動作環境に対応。
-オープンプライス。同社Web価格49,800円。7月11日発売予定。6月29日より受け付け開始。

●アイオーデータ機器
実売1万円前後のClass4対応の32GB SDHCカード「SDH-W32G」発表
-手頃な価格帯で大容量のスピードクラス Class4対応のSDHCカード。
-秒4MB以上の転送速度を保証するClass4規格に対応。
-容量は32GB、16GB、8GB、4GBの4種を用意。
-オープンプライス。同社Web価格は32GBで10,800円。7月下旬発売。

2011/06/28
(火)
●HOYA
本格的な防水・耐衝撃機能を備えたGPS搭載
1/2.3型1,400万画素5倍ズームコンパクト機「PENTAX Optio WG-1 GPS」に新色シャイニーオレンジを追加

-本格的な防水・耐衝撃性を備えた、GPS搭載コンパクトカメラ「PENTAX Optio WG-1 GPS」に新色を追加。
-従来のグリーンとグレーに加えて、あらたにシャイニーオレンジを追加。
-今年3月に発売された本機は、水深10mの防水機能や、1.5mからの自由落下に耐える耐衝撃性を実現。
-GPS機能を本体内に内蔵。位置情報や移動情報の測位ログデータの取得が可能に。
-近接撮影によるデジタル顕微鏡モードを搭載。レンズ周囲に5つのLEDライトを搭載。
-撮像素子は、1/2.3型1,400万画素CCDを採用。最高感度ISO6,400。
-レンズは約28〜140mm相当となる光学5倍ズームを搭載。5〜25mmF3.5〜5.5。
-背面ディスプレイは、2.7型ワイド液晶を搭載。約23万ドット。カバーにARコートを実施。
-大きさは約115.5×58.5×28.5mm。重さ約146g。
-オープンプライス。シャイニーオレンジは7月15日発売。

[ファームウエアUPDATE]
●キヤノン
EOS 50D ファームウエア Version 1.0.8
-先代の中堅デジタル一眼レフ「EOS 50D」用最新ファームウエア。
-UDMA7対応のCFカードでの、書き込み/読み取り速度を向上。
-メニュー画面の8言語の誤表示を修正。
-修正言語は、簡体中国語、繁体中国語、アラビア語、スウェーデン語、スペイン語、ポルトガル語、タイ語、トルコ語。

EOS Kiss X3 ファームウエア Version 1.1.1 更新掲載
-エントリー系デジタル一眼レフ「EOS Kiss X3」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.1.1では下記の点を修正。
-メニュー画面表示のアラビア語とポルトガル語の誤表示を修正。

[ファームウエアUPDATE]
●富士フイルム
FinePix X100用ファームウエア Ver.1.10
-APSセンサー搭載高級コンパクト機「FinePix X100」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.10では、下記の通り、きわめて多数の機能追加や改善点を網羅。
-撮影時に「MENU/OKボタンの長押し3秒」で、コマンドダイヤルの上下左右に割り当てられている機能とRAWボタンをロックできる機能を追加
-近接撮影用のAFフレームが表示をできるようSETUPメニューで「AFフレーム補正」のON/OFFあ選択できる機能を追加。
-シャッタースピード優先AE、絞り優先AEともに、アニュアル露出同様、コマンドダイヤル/コマンドレバーで1/3段ステップのシャッタスピード設定や絞り設定を可能に。
-撮影画像表示を「連続」にセットしたとき、撮影画像表示中にコマンドレバーを押すとピント位置が拡大できるように改善。
-「Fnボタンの長押し3秒」で、SET UPメニュー内「Fnボタンの設定」へのショートカットが可能に。
-感度 AUTO制御時、シャッター半押し前には設定しているISO感度、シャッターボタン半押し後は実際の撮影ISO感度を表示するように改善。
-「VIEWMODE」ボタンを押して「アイセンサーON」になった時、「アイセンサー」と表示するよう改善。
-一度設定したマクロやISO感度、ドライブ、ダイナミックレンジ、セルフタイマー、フラッシュモードなどの設定内容を、露出モードを変更時や再生後の撮影時、電源OFF後にも、設定を維持するように改善。
-EVFで設定したAFエリアサイズを、OVFに切替て再びEVFに戻しても保持されるように改善。
-セットアップの「シャッター音」でサウンド選択時、同時選択したサウンドが聞けるように改善。
-再生モード時、最後に見た画像を記憶し、次回再生時にも同じ画像を表示するように改善。
-画像サイズ16:9選択時、OVFのブライトフレームも16:9になるよう改善。
-再生で「詳細情報表示」選択時、撮影後再び再生した時、表示を保持させるように改善。
-シャッターボタン半押し時、被写体の明るさや設定絞りによりモニター画像が暗くなる場合がある点を改善。
-カスタム撮影画面で「EVF/LCD」のカスタム表示項目設定し、戻った時に表示が「EVF/LCD」になるように修正。
-RAWモード撮影時、フラッシュモードを撮影時の「赤目補正」ON/OFFに連動させるように改善。
-OVFでMF撮影時、拡大表示でピント合わせ後、シャッターボタン半押してもOVFを維持するよう改善。
-コマンドダイヤルの左右に割り当てられている機能(マクロ/フラッシュ)を押した時に表示される設定バーの表示時間を変更(1.5秒→2.0秒)し、操作性を改善。
-セットアップで撮影画像表示を「連続」に設定時、撮影画像表示中にシャッタースピード/絞りの変更を受け付け、次の撮影を行う際の動作がスムーズになるよう改善。
-自動電源OFF状態から再起動する際のシャッターボタン半押し操作時間を短縮。
-フィルムシミュレーションの「ベルビア/ASTIAモード」で、ダインミックレンジ200%・400%の画質(シャドー部階調)を改善。
-セットアップのOVF撮影枚数UPをONに設定し、Fnボタンを動画に設定後、Fnボタンを押すとまれにカメラが正常に動作しなくなる点を改善。
-露出補正時のOVFのヒストグラム表示を改善。

FinePix F550EXR用ファームウエア Ver.1.13
-EXR CMOS搭載コンパクトカメラ「FinePix F550EXR」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.13では下記の点を修正。
-シャッターボタン半押し時、被写体の明るさや設定絞りによりモニター画像が暗くなる場合がある点を改善。
-防水プロテクターにカメラ収納時、カメラのボタン類が反応しない場合がある点を改善。

FinePix Z900EXR用ファームウエア Ver.1.02
-EXR CMOS搭載コンパクトカメラ「FinePix Z900EXR」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.02では下記の点を修正。
-シャッターボタン半押し時、被写体の明るさや設定絞りによりモニター画像が暗くなる場合がある点を改善。

FinePix F300EXR用ファームウエア Ver.1.02
-EXR CMOS搭載コンパクトカメラ「FinePix F300EXR」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.02では下記の点を修正。
-防水プロテクターにカメラ収納時、カメラのボタン類が反応しない場合がある点を改善。

FinePix HS20EXR用ファームウエア Ver.1.03
-EXR CMOS搭載コンパクトカメラ「FinePix HS20EXR」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.03では下記の点を修正。
-シャッターボタン半押し時、被写体の明るさや設定絞りによりモニター画像が暗くなる場合がある点を改善。


[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio Pro5 RC版( Windows )Ver.5.0.2.3
-高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro5 RC(製品候補)版」の最新版。
-今回のVer.Ver.5.0.2.3では下記の点を修正。
-露出やHDRと黒レベル操作で、黒レベルを高くすると明るくなる場合がある点を修正。
-色域外警告が網の目や格子状の点で表示されることがある点に対処。
-一部機種でHDR編集をするとアプリケーションエラーになる点を修正。
-表示設定でプレビュー表示方式を「簡易現像結果のみを高速に表示する」にすると、ヒストグラムのRGBマーカーやステータスバーの色情報の表示が正しく動作し ない点を修正。
-フォルダ履歴で存在しないフォルダ選択時、エラーメッセージを出すよう修正。
-X3Fでのダイナミックデフォルトのパラメータを調整。
-RAFでミックス光補正時にエラー状態になることがある点を修正。
-1コマ現像画面でプレビュー表示状態とピクセルサイズの指定のサイズの組み合わせにより、アプリケーションエラーになることがある点を修正。
-フォルダ選択で新しいフォルダ作成時、デスクトップにフォルダが作成さ れる点を修正。
-SILKYPIX Developer Studio Proからの設定系テイストの引き継ぎの機能を追加。
-NR処理を改善。
-その他、細かな点を修正。

2011/06/27
(月)
●CIPA
カメラと写真映像の情報発信イベント「CP+2012」の公式Webを開設。出展申し込み受け付け開始
-次回で第三回目をなる「CP+」の出展者説明会を都内で開催。
-2012年のテーマは、「ワールドプレミア 伝える、つながる、写真の力」に。
-開催は2012年2月9〜12日。開催時間は10:00〜17:00を予定。
-会場は昨年同様、横浜みなとみらいの「パシフィコ横浜」で開催。
-入場料は1,000円。開催中4日間ともに、Webでの事前登録のみで無料に。



「CP+2012」の出展社募集説明会を都内で開催

●出展者募集説明会語録概要
<CIPA イベントプロジェクト審議会 委員長 後藤哲朗氏>
・写真の威力。写真の思いで、写真の記録でも重要なものであることを感じた。
・日本が、カメラ産業の重要な位置にあることを深く感じた。
・CIPAは世界に向けて情報発信できるイベントとしてCP+を開催した
。出展者は99団体。810小間、約5万人の来場者。500人を超える海外からの来場者。
・多くのマスメディアにも取り上げられた。
・45機種もの新製品発表があり、フォトキナなどと並ぶ、世界の三大カメラショーに。
・写真の街であるフォトイベントとの中心的存在に。
・写真が生まれて、約180年、横浜に商業写真ができて約150年になる。
・アジアを代表する総合的なカメラショーとして展開。
・厳しい環境下だが、ビジネスに貢献するイベントとして展開。

※今春開催された「CP+2011」の概要を画像とともに紹介。

<CIPA イベントプロジェクト チーフ 岡本昌也氏>
・CIPAのイベントプロジェクトは、13社19名で構成。
・「CP+」は出展価値ある総合イベントに。
・カメラ出荷台数は成長基調。2011年には1億台超へ。
・日本メーカーの台数シェアはは8割近く。一眼レフは100%が日本メーカー。
・液晶テレビや自動車よりも遙かに高いシェアをもっている。
・元気なニッポンを産業面から。
・日本でのフォトイベントを根付かせたい。こんな時だからこそ、ぜひ開催したい。
・2011年のCP+での新製品発表は、コンパクトカメラ、一眼、レンズ、周辺機器は、「CP+」向け発表は45機種が発表。2010年よりも遙かに多くの発表に。

・「CP+2012」は2月に横浜で開催。
・2012年のテーマは、「ワールドプレミア 伝える、つながる、写真の力」に。
・「伝える、つながる、写真の力」。写真は産業、歴史、生活、文化など、さまざまな方面にいろいろな力を及ぼしている。
・企画段階だが、体験写真館なども予定。
・日本から世界への情報発信の場。産業としての情報発信。さらに、写真のチカラで元気なニッポンをアピール。
・開催は2月。新製品発表のタイミングであり、小売店や写真館にも。
・2012年は、春節にもなさならないタイミングに。
・ぜひ、ソフトや周辺機材でも、新製品発表の場として活用して欲しい。
・ブースの国際化やディーラーツアーにも活用して欲しい。
・「カメラ産業は、ニッポンのもの作りの最後の砦」。

<コーディネーター 凸版印刷 櫻井圭介氏>
・CP+の基本コンセプトは4つ。「総合ショー」「日本発」「撮る・見る・つながる」「写真映像文化」。
・産業技術、趣味・楽しみ、フォトビジネス、写真映像文化の、すべてを網羅するイベントである。
・日本発。世界に向けての世界が注目する新製品発表の場に。
・初日にプレミアタイムを実施。プレスや特別来場者向けの時間に。
・海外の写真専門誌でも、CP+を大きく取り上げている。雑誌によっては、その本の半分がCP+に。
・ドイツのフォトキナ、アメリカのPMA、フランスのサロンドフォトなど、海外有効展示会との連携を強化。

・メディアや広報宣伝活動を充実。「フォトヨコハマ」との連動PRも大きい。広い形での告知に。
・冬の時期に行われるイベントでは、高い注目度に。
・「撮る」「見る」「つながる」。それぞれの楽しさに繋がる製品が多数出展されている。スマートフォンやSNSも網羅。
・写真文化にも力を注ぐ展示に。カメラ博物館の企画展示を実施。御苗場も展開。
・各種写真展も開催。フォトヨコハマとの連携も。CP+ならではの講師陣によるフォトセミナーも実施。
・2012年は、横浜商業写真150周年。横浜市長、自らが積極的に。
・開催時間は節電の関係で、10:00〜17:00まで。最終日は16:00まで。節電の関係で昨年より1時間短く設定。電力が大幅に回復した場合は昨年通りになる可能性も。
・入場料1,000円。Web事前登録者無料。
・展示ホールはABCDを利用。
・展示ホール内で「コンポーネンツ&デバイスプラザ」を展開。限定30小間。シンプルでリーズナブルな標準ブースに。通訳サービス(有償)も。
・ブースの国際化への対応を出展者にお願いしたい。日英中の三カ国表記に。

・避難通路を確保するため、人気イベントでも小間外スペースの使用を禁止。
・節電対策も依頼。暖房の制限も。基本的にはつけない方向で。音量規制は75デシベル厳守に。
・震災対策。耐震対策の呼びかけ。災害時マニュアルもさらなる向上。避難訓練も従来から実施しているので参加してほしい。節電対策や環境に優しいブースに。
・模倣品展示、物販の禁止。
・9月30日に出展申し込み締め切り。11月中旬に記者発表会を開催。
・出展申し込みはWebからのみに。本日16時より出展募集を開始。

<質疑応答>
・物販は禁止ということだが、チャリティーの場合は後日あらためて告知。柔軟に考えてゆきたい。
・入場料は今回、平日も土日も、Webでの事前登録のみで無料になる。
・コンポーネンツ&デバイスプラザは、昨年ビジネスミーツという形で展開した。今回、会場をかなり凝縮しているため、もの作り系の展示に特化した。部品やパーツなどをご覧になりたい方もいらっしゃるので、その技術を展示したいかた向け。
・コンポーネンツ&デバイスプラザは、より出展しやすくしている。
・コンポーネンツ&デバイスプラザは、アメックスホールではなく、本展示場内で実施する。




●DigitalCamera.jp
デジタルカメラ売れ筋ランキング、2011年4月分公開
-マップカメラ様のご協力による、2011年4月のデジタルカメラ売れ筋ランキング。
-新品カメラのトップは3ヶ月連続の「ニコン・D7000」。2位は3位からランクアップした「PENTAX K-5」。3位は8位からラックアップした「FinePix X100」に。
-中古カメラのトップは、2ヵ月連続の「キヤノン・EOS 7D」。2位は圏外からランクアップした「ニコン・D700」。3位は8位からランクアップした「ニコン・D90」に。
-中古の4位には13位からアップした「EOS Kiss X4」、5位には圏外からラックアップした「D300」に。


2011/06/26
(日)
●ケンコー・トキナー
ドイツ・Metz社のクリップオンストロボ
「MECABLITZ 58AF-2 digital」「同50AF-1 digital」「同36AF-5 digital」、販売開始

-ドイツのストロボメーカー「Metz」の新クリップオンストロボ3種の国内販売を開始。
-「MECABLITZ 58AF-2 digital」「同50AF-1 digital」はUSB経由でファームアップすることで、最新機種に対応可能に。
-「MECABLITZ 58AF-2 digital」は、先代の「58AF-1」をベースに、シュー部分を金属製にし、内蔵ワイドパネルを12mmレンズカバーに。G.N.58(ISO100/105mm時)。キヤノン用、ニコン用を用意。E-TTLII、i-TTLに完全互換し、スレーブやグループ発光にも対応。
-「MECABLITZ 50AF-1 digital」は、G.N.50(ISO100/105mm時)。キヤノン用、ニコン用、オリンパス/パナソニック用、ペンタックス用、ソニー用を用意。各社のTTL調光に完全互換。スレーブ発光にも対応。
-「MECABLITZ 36AF-5 digital」は手動ズームヘッドで上方バウンスのみのシンプルなモデル。G.N.36 (ISO100/85mm時) 。キヤノン用、ニコン用、オリンパス/パナソニック用、ペンタックス用、ソニー用を用意。各社のTTL調光に完全互換。
-オープンプライス。7月1日発売。

2011/06/25
(土)
●富士フイルム
写真用印画紙の価格を8月以降改定。1平米あたり16〜20円の値上がりに
-富士フイルムが、写真印画紙の価格改定を8月以降に、全世界で実施。
-同社はフォトイメージング事業の安定的存続のため、生産効率向上や経費節減などでコスト吸収。
-しかし、昨年秋以降の、銀など原材料コストの急激で大幅な上昇により、昨年12月に写真印画紙の価格改定を実施。
-その後、さらに原料の高騰が続き、史上最高値水準になったため、やむを得ず価格を改定。
-価格改定対象は、写真印画紙。
-値上げ幅は、一般向けのアマチュア用印画紙で、1平米あたり0.20米ドル(16円相当)。スタジオや写真館向けのプロ用印画紙は、1平米あたり0.25米ドル(20円相当)の値上げを予定。
-値上げ時期は、今年8月出荷以降を予定。全世界向けの展開に。

2011/06/24
(金)
●パナソニック
小型軽量ミラーレス機「LUMIX G3」「GF3」デビューイベント、今週土日に東京・有明で開催
-マイクロフォーサーズ規格の小型軽量ミラーレス機「LUMIX GF3」「G3」のデビューイベントを、今週末の25日、26日に都内で開催。
-会場では「GF3」「G3」のタッチ&トライはもちろん、プロカメラマンによる製品紹介も実施。
-会場は、東京・有明の「パナソニックセンター東京」(りんかい線国際展示場駅下車徒歩2分)。
-開催日時は、6月25日(土)、26日(日)。10:00〜17:00。入場無料。

●ソニー
小型軽量ミラーレス機「NEX-C3」特別体験イベント、今週土日に東京・銀座で開催
-APSセンサー搭載の小型軽量ミラーレス機「NEX-C3」の特別体験会を、今週末の25日、26日に都内で開催。
-会場では、「NEX-C3」の実機体験はもちろん、トークショーも一日3回開催。
-会場は東京銀座数寄屋橋のソニービル2Fで開催。
-開催日時は、6月25日(土)、26日(日)。10:00〜19:00。入場無料。

●富士フイルム
画像保存安定性に優れる
インクジェットインクの発明で、平成23年度全国発明表彰「文部科学大臣発明賞」を受賞

-銀写真プリントに匹敵する保存性を実現したインクジェットプリント用インクの発明で、富士フイルムの発明者と経営者が、平成23年度全国発明表彰で「文部科学大臣発明賞」を受賞。
-文部科学大臣発明賞は、科学技術的に優秀な進歩性を備え、実施が顕著な科学技術や産業発展に寄与する発明で、優秀なものに授与。
-「文部科学大臣発明賞受賞者」は、富士フイルムの立石桂一氏、野呂正樹氏、矢吹嘉治氏、大松禎氏氏4人の研究者と、企業代表として古森重髑纒\取締役社長が受賞。


●セイコーエプソン
縁なし印刷可能なインクジェットプリンターの開発で、平成23年度全国発明表彰発明賞受賞
-インクジェットプリンターによる縁なし印刷技術の発明で、セイコーエプソン社員の松橋邦彦氏が「平成23年度全国発明表彰 発明賞」を受賞。
-同発明により、インクジェットプリンターでの「四辺縁なし印刷」の基本技術を世界で初めて確立。
-同技術は2000年に「PM-900C」などで商品化。ビニール袋や布など、紙以外にも印刷も可能に。

2011/06/23
(木)
●HOYA
1/2.3型裏面照射型CMOSセンサーを搭載した
新開発のQマウント採用レンズ交換式ミラーレス機「PENTAX Q」発表

-コンパクトカメラでポピュラーな、1/2.3型イメージセンサーをベースにした、超小型ミラーレスシステム。
-撮像素子はソニー製の1/2.3型1,240万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載。
-レンズマウントに新開発の完全電子マウント方式となる「Qマウント」を採用。マウント径は29mm、フランジバックは9.2mmに。
-シャッター形式は、レンズシャッターと電子シャッターの併用タイプ。レンズシャッター搭載の「高性能レンズ」はレンズシャッター、「ユニークレンズシリーズ」は電子シャッターでの撮影に。
-手ぶれ補正機能はセンサーシフト式のボディー内手ぶれ補正方式を採用。アストロトレーサーは不可。
-動画記録は1,920×1,080ピクセルのフルHD。H.246記録に対応。
-連写速度はフル画素時で秒5コマを実現。
-ボケコントロール機能搭載。レンズの被写界深度に加え、画像処理によるぼかし処理を併用。
-9種類のスマートエフェクト機能を搭載。
-背面ディスプレイは3.0型46万画素タイプを採用。
-電源は専用リチウムイオン電池。ストロボOFF時約250枚、50%発光時約230枚。
-ボディーカラーはホワイトとブラックの2種。
-大きさは約98.0×57.5×31.0mm。重さ約180g(ボディーのみ)。
-オープンプライス。単焦点の「01」付きセット(実売7万円前後)と、「01」「02」のダブルレンズキット(実売9万円前後)を用意。近日発売。

Qマウント交換レンズ「01」「02」「03」「04」「05」5種を発表
-新開発のQマウントレンズ5種を一挙発表。
-AFでレンズシャッター内蔵の「高性能シリーズ」と、マニュアルフォーカスでF値固定で電子シャッター(レンズシャッターなし)の「ユニークレンズシリーズ」の2系列を用意。
-高性能シリーズの標準単焦点タイプの「01(STANDARD PRIME)」(セット販売のみ)、標準系3倍ズームの「02(STANDARD ZOOM)」。
-ユニークレンズシリーズでは、魚眼レンズの「03(FISH-EYE)」、低価格なトイシリーズの広角レンズ「04(TOY LENZ WIDE)」、トイシリーズの望遠レンズ「05(TOY LENZ TELE」の、計5種類をラインナップ。
-今後もラインナップをさらに充実予定。
-オープンプライス。実売価格は「02」が2万円前後、「03」は1万円前後、「04」「05」は6,000円前後。近日発売。




<Auto110 Super との比較>



「HOYA・PENTAX Q」発表会会場語録概要


<PENTAX イメージング・システム事業部 事業部長 井植氏>

・2007年以降、入門機の比率が高まっている。
・「645D」はカメラグランプリとTIPAをダブル受賞した。「K-5」も昨年発売。天体撮影が楽しめるGPSユニットももうすぐ発売。
・多彩なカラーリングと画像処理、コラボレーションモデルの「K-r」も展開。
・コンパクト機購入者で、デジタル一眼レフを購入しようと思った人は、2008年18%2010年には31%に。
・デジタル一眼レフは本体が大きい、思い、持ち運びにくい、見た目が怖いという忌め0時を持っている人が多い。
・画質がいい、レンズ交換、個性的な写真が撮れるという、いいイメージがある。
・レンズ交換のイメージには、お金がかかるというイメージもあるが、いろいろな写真が撮れそうというイメージがある。

・手のひらに収まる世界最小最軽量のミラーレス機。それが「PENTAX Q」。
・今回の「Q」で、3つのマウントを揃えたメーカーに。

<PENTAX イメージング・システム事業部 副事業部長 北沢氏>
・Qシリーズは「世界最小最軽量」「高感度、高解像度」「交換レンズ」「本格撮影機能」などが特徴。
・今回のモデルの特徴は、1/2.3の裏面照射型CMOSを採用。新開発のQマウント。独自の本体構造。
・マウント径は29mm、フランジバックは
・体積で1/5、重さで1/3に。
・他社比でも、もっとも小型軽量になっている。

・CMOSセンサーと高性能レンズ。解像性能を重視した光学性能。
・APSに迫る高画質を実現。
・ISO200で、高級コンパクトとレンズ交換機で比較したが、中心部、周辺部とも、すぐれた解像性能に。
・高感度6400では、輝度ノイズを抑制し、カラーノイズを軽減し、高画質化を実現。

・交換レンズは2シリーズ。高性能レンズとユニークレンズシリーズを用意。
・これから出てくるPENTAXレンズは、通し番号せ登場する。
・絞りとNDフィルターを内蔵したレンズシャッターを採用。
・コントラストの高い優れた描写性能に、
・47mm相当のスタンダードプライム。開放F値は1.9。
・27,5〜83mmの3倍ズーム。低分散ガラスや非球面レンズを採用することで、中心から周辺まで高い病舎性能に、
・ユニークレンズは、マニュアルフォーカス、絞り固定、レンズシャッター非搭載、低価格。
・画角160度の魚眼レンズ。前面にSPコートを採用。
・35mm相当ワイドと、100mmのテレフォトを用意。

・モードダイアルを装備。RAW記録も。
・メイン基板は2枚。ISO6400。秒5コマの高速連写を実現。
・ボディー内手ぶれ補正機能搭載。
・ゴミ対策は超音波式。
・前面、背面、トップカバーをマグネシウムに。
・背面からのリモコン操作が可能。ポップアップ式の2Wayタイプのストロボを内蔵。
・ほのか、ポップチューンなどを用意。Auto110モードも搭載、
・前面にクイックダイアルを新設。4つのモードを設定できる。
・BC、ボケコントロールを装備。画像処理で背景ボケだけでなく、前ボケも可能に。
・HDR機能も搭載。手持ち撮影も可能。
・H.264でのフルHD動画撮影に対応。各種フィルターも適用可能。

・光学ファインダーや、フジツボ型フードも用意。ズーム用角形フードも用意。
・PLフィルターや専用カメラケースも用意。
・PENTAX Qは新しい市場を開拓する。デジタル一眼の新しい可能性を今後も追求する。

<トークセッション>
モデル里織さん、テラウチマサト氏、中井美穂さん(司会)

・今回使ったが、試作なのですぐにフリーズする、悪女のようなカメラ。だが、いい写真も撮れるカメラ。普通にとっても、エフェクト機能を使うと、冷たくされたあとの微笑みのようなカメラ。新製品登場のときには、ぜひよいカメラになって欲しいと思っている(テラウチ氏)

・いつでもバッグに入れておけるので、日常的に使いたい。自分の子供たちを撮って写真集のようにしたい。かわいくて、働き者の主婦のようなカメラだと思った(モデル里織さん)

・フィルターの掛け合わせができるのが魅力。見ている風景と違う写真が撮れる。ふつうにとっても、わりとちゃんと撮れる。カメラが小さいので、リラックスした写真が撮れる。(テラウチ氏)

<質疑応答>
・販売目標は、それほど大きなものではない。
・ウリは画質がきちっとしていながら、これだけ小さくできたこと。
・価格はレンズキットが7万円程度、ダブルレンズキットが9万円前後。02が2万円台なかば、フィッシュアイ1万円程度、トイレンズは6000円程度。
・商品企画上、Auto110からインプレッションをうけた。そのDNAが今回の商品に含まれている。Auto 110モードはレトロ感のあるもの。
・ミラーレスカメラは(世界各国の)市場によって、バラツキがある。今回のモデルは、売れている、売れていないという観点より、一眼レフに行きたいけど、行けない理由があるという需要層があるので開発した。
・販売目標は現実に経営をするところから考えた結果。
・デザインはクラシカルなイメージと先進的なイメージの融合。
・この製品にかけるガッツは、この会場(東京国際フォーラム)で発表したということ。写真が広まっているなかで、いろいろな商品を各メーカーで発売することは正しいことだと思う。

Q.今回の「Qマウント」のサードパーティーへの仕様公開は?(山田)
A.いまのところ、考えていない。

Q.交換レンズに、望遠系やマクロはないのか?(山田)
A.そのあたりは、もちろん考えている。望遠、マクロとも、今後に期待して欲しい。

Q.ミラーレスは今回のQシステムがベストなのか?APSセンサー搭載機については?(山田)
A.もちろん、コメントできない。

Q.価格について、個人的にはちょっと高いと思うが。 (山田)
A.これが適正だと考えている。


●オリンパス
防塵防滴モデル 「OLYMPUS Tough TG-810 CMコンテスト」実施。最優秀賞は10万円旅行券に
-10m防水や2.0m自由落下、-10℃動作、100kgfの耐荷重などのタフ性能に加え、GPSや電子コンパス機能を備えた「OLYMPUS Tough TG-810」のタフ性能をアピールするCMコンテストを実施。
-CMテーマと概要は「防水・GPSなど多彩な特長を持った「Tough TG-810」の魅力を伝えるものに。
-絵コンテ作品で一次選考を実施。選考通過者は、動画をYouTubeにアップしての応募で二次選考を実施。
-厳正な審査をし、最優秀賞、優秀賞、オリンパス賞を発表。
-一次選考の応募期間は、6月20日〜7月20日。応募はアマチュアはもちろん、プロでも可能。
-最優秀賞は10万円の旅行券、優秀賞には5万円分のJTB旅行券、オリンパス賞には1万円分のJTB旅行券を進呈。
-CMコンテストの詳細は当該ページ参照。

2011/06/22
(水)
●ライカジャパン
プロの要望を考慮した
35mmフルサイズ1,800万画素CCD搭載レンジファインダー機「Leica M9-P」発表

-35mmフルサイズCCD搭載機「M9」のプロ仕様となる「M9-P」を発表。
-製品名の"P"は「プロフェッショナルの要望を考慮した」シリーズに。
-「M9」をベースに「優れた耐久性や控えめな存在感」に。
-具体的には、液晶モニターのカバーガラスに、高耐傷性のサファイアガラスを採用。
-サファイアガラス両面に反射防止コーティングを採用し、視認性を向上。
-外装に耐磨耗性に優れたヴァルカナイトを採用。表面が粗いためホールド性も向上。
-赤いロゴマークとボディ前面の「M9」のロゴを、ボディー上面に。
-ライカのロゴマークも伝統的なトラディショナルロゴに。
-ボディーカラーは、ブラックペイント仕上げとシルバークローム仕上げの2種を用意。
-現行の「M9」も継続して発売。
-オープンプライス。実売78万円前後。7月発売予定。

大幅な小型化と高画質化を実現した
Mマウント用超広角レンズ「ライカ スーパー・エルマーM f3.4/21mm ASPH.」発表

-新世代のMマウント用超広角レンズ「ライカ スーパー・エルマー M f3.4/21mm ASPH.」発表。
-名レンズ「ライカ スーパー・アンギュロンM f3.4/21mm」の後継レンズに。
-絞り開放から高コントラストな描写を実現。
-7群8枚構成。2面1枚の非球面レンズと、4枚の異常部分分散レンズを採用し、高画質化と大幅なコンパクト化を実現。
-フルメタル製のレンズフードを付属。
-最短撮影距離0.7m。
-大きさは最大径約53mm、全長約43mm。重さ約279g。
-オープンプライス。実売28万円前後。7月発売予定。ドイツ製。


●プロメディア
プロ写真家や写真館向けのフォトビジネス系イベント「PhotoNEXT 2011」開催
-プロメディア主催のフォトビジネス向けイベント「PhotoNEXT 2011」が、21日に開幕。本日22日まで開催。
-同イベントは、フォトビジネスを中心としたもので、プロ写真家や写真館など、写真業会向けのビジネスイベントに。
-開催会場は、東京ビッグサイト西4ホール。
-機材展示やビジネスセミナーや講演を展開。スタジオでのデモイベントなども展開。無料聴講可能。
-参加企業やセミナー内容などの詳細は当該ページ参照。
-入場無料。



-プロ機材を中心としたビジネス系イベント「PhotoNEXT 2011」。
-震災後初となる大型の写真機材系イベントだけに、参加メーカーや来場者数が懸念されたが、実際には数多くのメーカーが参加し、開幕初日の午前中から会場は混み合っていた。
-昨年は、ビジネス系ユーザーだけでなく、一般ユーザーへの来場促進も図られたが、今年はほぼ完全にビジネス系に絞った展開へと方針を転換。
-今回のイベントは、ビジネス向けに特化したわけだが、なかでも、一般的なプロカメラマン向けというよりも、いわゆる写真館をはじめとしたスタジオ関連の機材や消耗品が中心。
-大手カメラメーカーでは、ニコン、HOYA、富士フイルム、コダックなどが出展しているが、「CP+」のように、多数の新製品が発表されるわけではない。
-このイベントでは、ふだん、なかなか見ることができないプロ機材や消耗品が多数出展されており、細かくみれば見るほどに、興味深いイベントといえる。



●ケンコー・トキナー
35mmフルサイズセンサー対応超広角ズーム「AT-X 17-35 F4 PRO FX」などを出品
-新社名である「ケンコー・トキナー」グループは、今回、プロ機材を中心としたブース展開に。
-先週末に正式発表されたばかりの、35mmフルサイズカバーの超広角系ズーム「AT-X 17-35 F4 PRO FX (17〜35mm F4)」を出展。
-既発売の16〜28mmF2.8よりも一回り以上コンパクトで、しかも、開放F値はF4固定と、なかなか使い勝手のいいレンズといった印象。最短撮影距離も28cmと短い点も便利。
-ブースには、キヤノン用とニコン用が展示されており、キヤノン用は7月下旬、ニコン用は9月上旬発売予定。
-価格は102,900円。実売価格はさらに安く、フルサイズ対応の超広角ズームとして、結構手頃で魅力的な存在になりそうだ。

-同社ブースでは、濃度が可変できるNDフィルター「バリアブルNDX」も出品。露出倍数は2.5〜1,000倍までバリアブルに変更することができる。
-まだ、発売時期は正式決定になっていないが、さほど遠くない時期には製品化される見込み。特殊な製品ということもあり、実売価格は5万円前後になりそうということだった。
-発売時期未定ながらも、ニコン製一眼レフに装着して、ボディーからの電源供給で動作する、ワイヤレスレリーズも参考出品。受信部はボディー自体に装着でき、別電源は不要なので、なかなかに便利。
-会場にはパッケージも展示されていたが、海外製品のため、日本の電波法の認証を受けなければ国内販売できないため、発売までもう少し時間がかかるという。



●DNPフォトルシオ
8,000万画素デジタルバック「iQシリーズ」やRAW現像ソフト「Capture One Pro6」などを出品
-デジタルバックからラボ用プリント機器まで幅広く展開するDNPフォトルシオ。
-今回、デジタルカメラ系では、マミヤ、リーフ、PhaseOneの製品を一堂に展示。
-ブースには、8,000万画素の中判カメラ用超高画素デジタルバック「PhaseOne iQシリーズ」を出展。同機は背面にタッチ液晶を備えたデジタルバックで、超高画素機とは思えないほど簡単で感覚的な操作での撮影が可能な画期的なもの。
-また、撮像素子のレボルビング機能を備えた「Leaf AptusIIシリーズ」も展示。
-各デジタルバックは、各社の中判カメラ用の製品が用意されており、数種類の画素数のモデルが用意されている。また、量販店での販売も開始されるなど、価格はまだまだ高価だが、以前よりも身近な存在になりつつある。
-ブースでは、先だってバージョンアップした、高機能RAW現像ソフト「Capture One Pro 6」と「同Express 6」のデモを積極展開。
-同ソフトはPhaseOne社のデジタルバックはもちろん、ニコンやキヤノンなど主要なデジタル一眼レフのRAW現像が可能だ。
-プロの間ではユーザーも多いが、これまで解説書がなかったため、やや敷居が高い印象があったが、今回のVer.6発売に伴い、解説書を出版。筆者である写真家の湯浅立志氏もブースを訪れていた。
-なお、同ソフトは、30日間制限なしに体験できる、日本語版の無料お試し版も公開中だ。



●X-Rite
より高精度で高速化を実現したカラーマネージメント用キャリブレーター「i1Display Pro」を参考出品
-X-Riteブースでは、カラーマネージメントシステムの定番「i 1(アイワン)」システムを展示。
-開幕初日に米国のX-Riteが発表したばかりの新キャリブレーター「i1Display Pro」をブースで展示。
-この製品は従来の「i1Display 2」の後継機となるもの。
-外観は大きく変わっており、コンパクトで機能的でスタイリッシュ。
-ディスプレイの測色はもちろん、プロジェクターや環境光の測色にも対応。測色速度も5倍高速化されているという。
-日本国内での価格や発売時期は未定だが、実売価格は3万円前後になりそうだという。



●三菱電機
IPS液晶を搭載したノングレア処理の
フルHD対応LEDバックライト採用超薄型23型ワイド液晶モニター「RDT233WX」出品

-三菱電機ブースでは、今春発売されたばかりのsRGB対応薄型モニター「RDT233WX」を展示。
-同モニターは、このクラスでは数少ない高品質なIPS液晶パネル(ノングレア)を採用したもの。
-処理エンジンも新世代の「ギガクリアエンジンII」を採用。超解像や高速応答性を実現。
-解像度は1,920×1,080のフルHDカバー。HDMI入力も2系統備えている。
-内部処理も10bit処理を採用。カラーマネージメント用ソフト「EASYCOLOR!3」も同梱されている。
-電源ユニット内蔵型ながらも、わずか39mmの薄さを実現しており、省スペース化も可能。
-色域はsRGBだが、IPSパネルによる安定した再現性は大きな魅力で、sRGB域での画像処理入門用としても対応できるもの。表面処理も光沢のないノングレアタイプなので映り込みも少なく使い勝手もいい。
-実売価格は3万円台と手頃なこともあり、マルチメディア系にも、画像処理用入門機としてもオススメだ。
-同機ベースで3D表示対応した「RDT233WX-3D」も発売されているが、ブースでの展示はなかった。
-また、ブースでは、カラーマネージメントやモニターの使いこなしに関するミニセミナーも開催されていた。



●ニコン
デジタル一眼レフによるDムービーを中心としたセミナーや機材展示を展開
-ニコンは今回、デジタル一眼レフによるHD動画の「Dムービー」を中心とした展開。
-写真を中心としたビジネスシーンでは、まだまだ未開拓な動画分野へのニコンとしての取り組みを、積極的にアピールした形だ。
-ブースは機材展示よりもセミナーを中心としたもので、セミナーも動画関係のものが人気を集めていた。
-展示機材はごく少なく、動画に関連したものに絞った展開だ。

●HOYA
「PENTAX 645D」によるワンショット機でのデジタルアーカイブシステムを紹介
-ペンタックスは今回、震災後、とくに重視されているデジタルアーカイブへの取り組みを紹介。
-これは超高精細な画像をワンショットで撮影できる「PENTAX645D」の特性を活かして、スピーディーに大量の資料をデジタル化できる点を最大限に生かしたもの。
-同社ブースでは、実際に活用されている古書籍をデジタルアーカイブするシステムを展示。
-従来のスキャナーやデジタルバックによる方式に比べ、同機はワンショットでそれらに匹敵するクォリティーでのデジタル化が可能。書籍などの立体物でも、効率よくデジタル化できるという。
-もっとも、まだ「PENTAX645D」に触れたことのない来場者も少なくないため、デジタルアーカイブシステムの紹介はもちろんだが、本機自体についての質問も数多く寄せられていた。

●富士フイルム
データ消去や改ざんができない「SD-WORM」カード対応FinePixを展示
-「PhotoNEXT」はビジネス系イベントだけに、通常、見ることができない業務用機器も数多く出品されている。
-富士フイルムブースでは、日本の各都道府県の警察や海上保安庁でも採用されているという、改竄ができないSanDiskのSDカード「SD-WORMカード」に対応したデジタルカメラシステムを展示。
-このカードやカメラは、一般向けに市販されておらず、カードもカメラも、販売先を届け出る必要があるという、きわめて特殊なもの。
-このカードと対応カメラで撮影した画像は、カード記録後、瞬時にロックされるため、改竄することができない。そのため、事件や裁判での証拠能力があるものとして活用できるという。
-カメラのベースになっているのは「FinePix F200EXR」で、同規格対応機は「F200EXR-K」という別の型番になるという。
-実際には、富士フイルム以外にも各社からSD-WORM対応カメラが発売されているが、一般に市販されないため、ほとんど知られていないのが現状。
-このような製品システムがみられるのも「PhotoNEXT」ならではといえそうだ。

●アポロクリエイト
簡単な操作で高精度な3次元3D画像を作成できる「Photosimile」をアピール
-商品や人物の3次元3D画像を、高い専門知識がなくても作成できるシステム「フォトシミリ」。
-マウス操作などで商品をどの方向からでも自由に見ることができる3次元3D画像が作成可能。
-同システムは、専用ソフトと回転式ステージを備えた撮影装置を組み合わせることで、商品を置いて撮影するだけで、360度全方向からの3次元3Dデータを作成できるもの。
-基本機能を備えたソフトウエア「フォトキャプチャ360」で207,900円という価格設定ではあるが、このソフトを使うことで、iPhoneやiPadでもぐるぐる回転しての3D表示ができるHTML5形式のファイルまで作成できることを考えると納得できるレベル。
-専用の撮影システムも展示。商品を水平から垂直方向まで撮影できるデジタル一眼レフ内蔵の撮影システム「フォトシミリ5000」(2,394,000円)も展示。高価なシステムだが、内部の回転式テーブルに被写体を置くことで、簡単な操作で高精度な画像作成が可能だ。
-完全な業務用システムだけに、全体に高価なものではあるが、これらを導入するだけで、手軽にビジネスレベルの3次元3D撮影と画像生成ができることを考えると、むしろリーズナブルなシステムといえるだろう。


[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio Pro 5 RC版 Ver.5.0.2.2RC
-高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro5 RC(製品候補)版」の最新版。
-今回のVer.Ver.5.0.2.2では下記の点を修正。
-トリミングした画像印刷時、「余白が少なくなるように自動回転する」にチェックを入れると、プレビューの印刷画像のリサイズがおかしくなる点を修正。
-色域外警告が、網の目や格子状の点で表示されることがある点を修正。
-一部のX3Fファイルをホワイトバランス[AUTO]で開くと色がおかしくなる点を修正。
-「Leica S2」のRAWデータで本現像後に色がおかしくなる点を修正。
-一部のX3FやRAFデータで、倍率色収差をかけると、緑色がかった色になる点を修正。
-[フォルダを開く]で表示されるフォルダツリーで、真っ白なフォルダーアイコンが表示されフォルダ名も表示されないことがある点を修正。
-[フォルダを開く]で表示されるフォルダツリーで、フォルダーが二重に表示されることがある点を修正。
-その他、細かな点の修正。

2011/06/21
(火)
●セコニック
創立60周年記念の小型軽量なフラッシュ・定常光対応の
入射光・反射光両用露出計「リミテッドカラーバーション フラッシュメイト L-308S」、各色60台限定発売

-セコニック創立60周年記念モデルとなる、ファッショナブルなカラーリングの単体露出計「リミテッドカラーバーション フラッシュメイト L-308S」を発表。
-同機は現行の小型軽量なフラッシュメーター「フラッシュメイト L-308S」をベースに、外装色を変更。
-大きさは63×110×22mmとコンパクト。重さは95g(電池含む)と軽量に。
-定常光はもちろん、フラッシュ光の測定が可能。
-測光は入射測定と反射光(40度)の両方の測光が可能。
-設定は、シャッター速度、絞り値とも、1段、1/2段、1/3段ステップに設定可能。
-今回、リミテッドバージョンとして、レッド、ペールブルー、ライトグリーンの3色を用意。
-国内出荷は各色ともに限定60台に。
-38,000円。7月20日発売。

●ニコン
デジタル一眼レフ「D3」の有償バッファメモリー増設サービス、7月20日終了
-初代「D3」の連続撮影枚数を大幅に増やす「バッファーメモリー増設サービス」。
-2008年7月に開始した同サービスを、今年7月20日をもって終了。
-同増設サービスにより、RAW(ロスレス圧縮RAW/12ビット記録)でノーマルの連続18コマから43コマに。JPEGのFINEでは、ノーマルの連続52コマから119コマに。
-詳細は当該ページ参照。
-増設改造費用は52,500円。納期約2週間。2011年7月20日終了。

[ファームウエアUPDATE]
●ニコン
Nikon COOLPIX P500用ファームウェア Ver.1.1 (Windows)
Nikon COOLPIX P500用ファームウェア Ver.1.1 (Macintosh)
-コンパクトカメラ「COOLPIX P500」用最新ファームウエア。
-充電完了したバッテリーをカメラに挿入し、カメラ使用後、電源OFFして放置すると、まれにバッテリー残量が無くなったり、電源ONでカメラが起動しなくなる現象を修正。
-連写を「連写L」に設定し連続撮影すると、まれに液晶モニターの画面表示が乱れる現象を修正。
-特定のSDカードをカメラに挿入し、電源ONすると「このカードは使用できません」と表示される場合がある現象を修正。該当カードは「SanDisk Extreme Pro SDHC UHS-I(32GB、16GB、8GB)」「SanDisk Extreme SDHC UHS-I(32GB、16GB、8GB、4GB)」。
-撮影モードを「Uモード(ユーザーセッティング)」に設定し、セットアップメニューの設定をクリアすると [User Setting 登録] で設定した項目がリセットされる現象を修正。

Nikon COOLPIX L120用ファームウェア Ver.1.1 (Windows)
Nikon COOLPIX L120用ファームウェア Ver.1.1 (Macintosh)
-コンパクトカメラ「COOLPIX L120」用最新ファームウエア。
-特定のSDカードをカメラに挿入し、初期化すると、「このカードは初期化されていません。初期化しますか?」と表示され、[はい] を選択しても、再度同じメッセージが表示される現象を修正。該当カードは「SanDisk Extreme Pro SDHC UHS-I(32GB、16GB、8GB)」「SanDisk Extreme SDHC UHS-I(32GB、16GB、8GB、4GB)」。
-SDカード初期化時の安定性を向上。

Nikon COOLPIX L23用ファームウェア Ver.1.1 (Windows)
Nikon COOLPIX L23用ファームウェア Ver.1.1 (Macintosh)
-コンパクトカメラ「COOLPIX L23」用最新ファームウエア。
-特定のSDカードをカメラに挿入し、初期化すると、「このカードは初期化されていません。初期化しますか?」と表示され、[はい] を選択しても、再度同じメッセージが表示される現象を修正。該当カードは「SanDisk Extreme Pro SDHC UHS-I(32GB、16GB、8GB)」「SanDisk Extreme SDHC UHS-I(32GB、16GB、8GB、4GB)」。
-SDカード初期化時の安定性を向上

●HOYA
「PENTAX 645D」GPSユニット対応ファームウェア
「PENTAX K-5」GPSユニット対応ファームウェア
「PENTAX K-r」GPSユニット対応ファームウェア
-6月25日発売の同社の一眼レフ用GPSユニット「PENTAX O-GPS1」に対応した各機種の最新ファームウエア。
-「K-5」「K-r」では、星の動きを手ぶれ補正用センサーシフト機能で自動追尾できる「アストロトレーサー機能」が利用可能に。

●ソニー
「NEX-5」「NEX-3」「α55」「α33」用ファームウェアアップグレードプログラム
-今週発表の「NEX-C3」で新搭載された「ピクチャーエフェクト機能」などを追加できる、「α55」「α33」「NEX-5」「NEX-3」用機能追加ファームウエア。
-「NEX-5」「NEX-3」用ファームウエアでは、「.ピクチャーエフェクト機能」「MF時のピーキング機能」「電源OFF時の液晶画面にαロゴ表示」機能を追加。
-「α55」「α33」用ファームウエアでは、「ピクチャーエフェクト機能」「D-RANGEボタンによく使う別の機能を割り当てることができる機能」「ファインダーが「撮影情報表示オフ」状態での表示設定機能」を追加。メニュー選択の操作性を向上。外部フラッシュでワイヤレス発光でのハイスピードシンクロ撮影機能を追加。外付けモニター接続時の水準器に対応。
-無償アップデート。

2011/06/20
(月)
●プロメディア
プロ写真家や写真館向けのフォトビジネス系イベント「PhotoNEXT 2011」、明日21日開催
-プロメディア主催のフォトビジネス向けイベント「PhotoNEXT 2011」、明日21日と22日に開催。
-同イベントは、フォトビジネスを中心としたもので、プロ写真家や写真館など、写真業会向けのビジネスイベントに。
-開催会場は、東京ビッグサイト西4ホール。
-機材展示やビジネスセミナーや講演を展開。スタジオでのデモイベントなども展開。無料聴講可能。
-参加企業やセミナー内容などの詳細は当該ページ参照。
-入場無料。

●ナナオ
超高解像度4K×2K対応の36.4型業務用液晶モニター「DuraVision FDH3601」発表
-4096×2160ピクセル表示の超高解像度4K×2K対応の36.4型業務用液晶モニター。
-大画面36.4型と4K×2Kの超高精細表示により、大量の情報を高精細に表示可能。地理情報表示や航空管制、地図測量などにも最適。
-約30cd/m2の暗い輝度まで安定して調整可能。最大輝度700cd/m2の高輝度表示を実現。
-バックライトに白色LEDを採用。
-内部処理に16bit-LUTを採用。10bit対応の約10億7374万色の同時表示が可能に。
-表示ムラを抑制できるデジタルユニフォミティ補正回路を採用。
-24時間連続使用で2年間の長期保証を実施。航空管制や災害対策用途にも最適。
-入力は、DVI-DとDisplayPort入力端子を各2系統装備。
-画面サイズは817.1×430.9mm。画素ピッチは0.1995mm。
-大きさは896×527×157mm(モニター部)。
-オープンプライス。同社Webショップ価格2,880,000円。9月7日発売。

●コシナ
35mmフルサイズ対応
カールツァイス製大口径広角レンズ「Distagon T*1.4/35 ZE」「同 ZF.2」発表

-カールツァイス製のマニュアルフォーカス専用大口径広角レンズ「Distagon T*1.4/35」。
-35mmフルサイズをカバーする、広いイメージサークルを実現。
-最短撮影距離0.3m。フローティング機構の採用により、近距離でも高画質を実現。
-マニュアルフォーカス専用設計による、幅広いフォーカスリングにより、滑らかなピント合わせを実現。
-コーティングにはT*コートを採用。
-レンズ構成は9群11枚構成。フィルター径 72mm。
-大きさは、最大径78mm、全長95.6mm。重さ約830g(ZF.2)。
-マウントは、キヤノンEF互換の「ZE」タイプと、CPU内蔵ニコンAi-S互換の「ZF.2」タイプを用意。
-203,700円。キヤノンEF用8月発売、ニコン用発売日未定。

●コシナ
クラス最高の明るさを誇る
35mmフルサイズ対応のMマウント互換レンズ「ノクトン35mmF1.2アスフェリカルVMII」発表

-現行の35mm判用の35mmレンズで、もっとも大口径なF1.2を実現したMマウントレンズのリニュアル版。
-新設計のヘリコイドを採用し、最短撮影距離0.5mを達成。距離計連動範囲は∞〜0.7mまで。
-レンズ構成7群10枚構成。3面に非球面を採用することで、大口径と高画質化を両立。
-ライカMマウント互換の「VMマウント」を採用。マウント変換アダプターにより、フォーサーズなどよりフランジバックの短いモデルへの装着も可能に。
-マニュアルフォーカス専用。
-絞り羽根枚数は12枚。フィルター径52mm。
-大きさは、最大径60.8mm、全長62.0mm。重さ約470g。
-バヨネット式フード「LH-8」(別売・12,000円)も用意。
-141,750円。8月発売予定。

2011/06/19
(日)
●トミーテック
蛍石を光学系に採用した重さ610gの超軽量な
マウント交換式で400mmF8.0相当の超望遠レンズ「デジボーグ50FL望遠レンズセット」発表

-多彩な望遠鏡システム「BORG」シリーズの、手頃な価格の、高画質で軽量な望遠レンズセット。
-同システムは、天体用をはじめ、野鳥撮影や鉄道撮影などでも、望遠レンズとしても高評価に。
-今回あらたに、キヤノンオプトロン製のフローライト(蛍石)レンズを搭載した、400mmF8相当の「デジボーグ50FL望遠レンズセット」を発表。
-レンズ光学系に、蛍石を採用することで色収差を極力軽減。きわめてシャープで高コントラストな描写を実現。画面中心部はカメラメーカーの超望遠レンズを凌駕するほどの高解像力に。
-400mmF8の超望遠レンズながらも、重さわずか610gと軽量。
-鏡筒部を分解することで、コンパクトに収納可能。もっとも大きなパーツの最大長は153mmに。
-ピントはマニュアルフォーカス専用。
-マウント交換式。マウントアダプターの交換だけで、各社一眼レフに対応可能。
-400mmF8相当の「50FL望遠レンズセットA」、さらに1.4倍テレコンバータを同梱した「同セットB」を用意。
-BORGシステム(60mm径シリーズ)所有者は、対物レンズ「50FL」の追加のみで利用可能。
-画面周辺まで像を均一化する補正レンズ「マルチフラットナー1.08×DG」(41,000円)も用意。
-「50FL望遠レンズセットA」は76,500円。「セットB」は94,000円。カメラマウントアダプター別売(2,800円〜)。「50FL対物レンズ」は52,700円。
-6月23日発売。予約受付中。

●エツミ
白色外装を採用したキヤノンの望遠系Lレンズ互換のホワイトレンズフード4種発表
-レンズフードの外装を、キヤノンの白レンズにあわせたホワイトレンズフード。
-キヤノンEFレンズの望遠系Lレンズで純正フードが黒色のレンズ用を4種ラインナップ。
-「キヤノンEF 100-400mm f/4.5-5.6L IS USM」対応の「ホワイトフードLH-83 C」。
-「キヤノンEF 70-200mm f/4L USM」「同 IS USM」用の「ホワイトフードLH-74」。
-「キヤノンEF 70-200mm f/2.8L IS USM(T型)(II型使用不可)用の「ホワイトフードLH-86」。
-「キヤノンEF 70-300mm f/4-5.6L IS USM」用の「ホワイトフードLH-73 B」。
-フード内面は黒色の樹脂素材(純正は植毛処理)。
-「LH-83C」は3,885円、「LH-74」は3,780円、「LH-86」は4,305円、「LH-73 B」4,725円。6月17日発売。

2011/06/18
(土)
●ケンコー・トキナー
35mmフルサイズセンサーに対応した
超広角ズームレンズ「AT-X 17-35 F4 PRO FX (17〜35mm F4)」、正式発表

-35mmフルサイズセンサーに対応する超広角ズームレンズ。
-ズーム全域でF4固定のコンスタントF値を実現。
-同社独自のGMRセンサーとSD-Mにより静音性の高いAF動作を実現。
-フォーカスリングを引くことでAF/MF切り替えが可能なワンタッチフォーカスクラッチを採用。
-マウント部のゴムシーリング加工を実施。防塵防滴や対衝撃性に配慮。
-最短撮影距離 0.28m。最大像倍率 1:4.82。
-レンズ構成は12群13枚。P-MOレンズ2枚と超分散ガラス2枚を採用。
-フィルター径は82mm。
-絞り羽根は9枚。
-大きさは最大径89.0mm、全長94.5mm。重さ約600g。
-専用花形フードを付属。
-マウントは、ニコン用とキヤノン用を用意。
-102,900円(専用花形フード付)。キヤノン用7月下旬、ニコン用9月上旬発売予定。

●DxO
銀塩フィルムの画像を
シミュレートできるソフトウエアの最新版「DxO FilmPack 3」発表

-銀塩写真ならではの色調や階調性などをシミュレートできるソフトウエア。
-各社有名フィルムをシミュレート可能。色調、彩度、コントラスト、粒状感を再現可能。
-60種以上のフィルムシミュレーションデータを網羅。今回のVer.3では、あらたに「Agfa APX 100」「Ilford Delta 100」「Rollei ortho 25」「Rollei Retro 100 Tonal」「Rollei Retro 80s」「Agfa Precisa 100」「Fuji Sensia 100」「Lomography X-Pro Slide 200」「Lomography Redscale 100」のフィルムデータを新搭載。
-基本的なフィルムシミュレーション機能を備えた「エッセンシャル版」と、バッチ処理やノイズ除去機能などを追加した高機能な「エキスパート版」を用意。
-スタンドアロン版、Adobe Photoshop CS4/CS5用プラグイン版、Adobe Lightroom 3用プラグイン版、DxO Optics Pro v6.6以上用プラグイン版を用意。MacではApple Aperture 3用プラグイン版も用意。
-エッセンシャル版 9,870円、エキスパート版14,700円。
-発売記念特別価格として、DxO Optics Pro 用プラグイン版の購入とアップグレードを、7月15日まで、同社オンラインショップで各5,980円、10.920円で購入可能。
-DxO Optics Pro 用プラグイン版の発売を開始。スタンドアローン版、Photoshop CS/Lightroom3用プラグインは今夏発売予定。

2011/06/17
(金)
●リコー
水深3mの防水機能と1.5m自由落下に耐える防水防塵タイプの
28〜140mm5倍ズーム1/2.3型1,600万画素CCD搭載機「RICOH PX」、発売日決定

-新シリーズとなる、防水防塵性能を備えた光学5倍ズーム搭載16メガ機「PX」発表。
-3m防水機能と1.5mからの自由落下性能や防塵機能を実現。水辺などでも安心して使えるモデルに。
-レンズは28〜140mm相当となる光学5倍ズームを搭載。5〜25mmF3.9〜5.4。
-撮像素子は、1/2.3型1,600万画素CCDを採用。最高感度ISO3,200。
-背面ディスプレイは、2.7型約23万画素液晶を搭載。
-大きさは100×55×21.3mm。重さ約136g。
-ボディカラーは、ライムグリーン、シャンパンシルバー、ブラックの3色を用意。
-オプションでカラフルなプロテクションジャケットを用意。
-オープンプライス。6月24日発売。

[ファームウエアUPDATE]
●ライカジャパン
Improvements in the M9 Firmware Version 1.162
-35mmフルサイズセンサー搭載レンジファインダー機「Leica M9」用最新ファームウエア。
-広角レンズ使用時、中心から周辺部にかけての色収差の偏りを軽減し、色再現を改善。
.-カメラの安定性向上のためファームウェアを最適化。
-イタリア語表記を修正。

[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio Pro5 RC版( Windows ) Ver.5.0.2
SILKYPIX Developer Studio Pro( Windows ) Ver.4.1.46.0c
SILKYPIX Developer Studio 4.0( Windows ) Ver.4.0.46.0c
-高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」の最新バージョン。
-一部の環境で「SILKYPIX Developer Studio Pro5 Beta版」のファイル削除が正しく行われない場合がある問題を修正。

2011/06/16
(木)
●ニコン UPDATE
デジタルカメラ用マルチパワーバッテリーパック「MB-D10」の模倣品が流通。注意を喚起
MB-D10(純正品) 純正品(右)と模倣品(左)
-「D700」「D300S」「D300」用アクセサリー「マルチパワーバッテリーパック MB-D10」の模倣品が、一部の国や地域で流通していることを確認。
-同模倣品は安全性などの点で問題があり、カメラ本来の性能が発揮できないケースあり。最悪はカメラが破損することもあるため、注意を喚起。ニコン純正品の使用を推奨。
-純正品と模倣品は、製品細部で確認可能。外観の差違など詳細は当該ページ参照。

※写真キャプションの純正と模倣品が左右逆に記載しておりました、申し訳ありません。

●駒村商会
望遠レンズを装備した6×6判二眼レフ「ローライフレックス 4.0FT」、取り扱い開始
-135mmの望遠レンズを装備した6×6判二眼レフ”テレローライ”「DHW・ローライフレックス4.0FT」の取り扱いを開始。
-レンズに新設計の「シュナイダー・テレクスナーHFT135mmF4.0」を装備。最短撮影距離1.5m。
-本製品の登場により、同シリーズは標準タイプの「ローライフレックス2.8FX」、ワイドレンズタイプの「ローライフレックス4.0FW」、望遠レンズの「ローライフレックス4.0FT」の3種に。
-ファインダーはパララックス自動補正機能を搭載。ファインダー交換も可能。
-大きさは147×109×136.5mm。重さ約1,390g。
-764,400円。7月1日発売。

●ニコン
同社一眼レフをデザインした
ニコンダイレクト専売の「ND オリジナルTシャツ<カメラ>」発表

-ニコンの直販ショップ「ニコンダイレクト」専売のオリジナルTシャツを発売。
-同社の一眼レフをモチーフにしたデザインを採用。
-色はイエローとブラックを用意。サイズはM、L、LLの3サイズを用意。素材は綿100%。日本製。
-数量限定販売。一人2枚まで購入可能。
-恩多インショップの「ニコンダイレクト」と、ニコンダイレクトストア(土岐店・神戸三田店・御殿場店)、ニコンプラザ新宿・銀座・大阪、各地サービスセンターだけで購入可能。通常のカメラ販売店では購入不可。
-2,800円。07月16日発売予定。

[ファームウエアUPDATE]
●リコー
「G700」「G700安心保証モデル」「G700SE」用機能拡張ファームウェア
-「G700」「G700安心保証モデル」「G700SE」の機能を拡張するカメラファームウエアを公開
-「G700」「G700安心保証モデル」「G700SE」共通の機能拡張項目として、「カメラメモ機能に関連画像の拡大移動機能」「カメラメモ機能にオン/オフ機能」「CALS画質・サイズ設定項目」「二次元バーコード種類」などを追加。
-「G700SE」では、さらに「コンパスデータ選択機能」「コンパス偏角補正選択機能」「動画撮影中のGPS情報表示機能」「コンパス表示設定項目の度数表示」を追加。

2011/06/15
(水)
●市川ソフトラボラトリー [トラブル情報]
「SILKYPIX Developer Studio Pro5 Beta(Windows版)」「同RC版」
で不具合。現行の製品版ユーザーにアンインストールしないよう告知

-現在、公開中の次期バージョン「SILKYPIX Developer Studio Pro5 Beta(Windows版)」と「同RC版」でトラブルが発生。
-すでに現行の製品版「SILKYPIX Developer Studio」をインストールしているユーザーに対して、同Beta版とRC版をアンインストールしないように告知。
-アンインストールした場合、すでに購入した同社ソフトが正常に動作しなくなる現象が発生。
-現在、RC版ソフトを修正中。修正でき次第、追って告知・公開予定に。

●タムロン
第4回「タムロン 鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景コンテスト」 の応募規約を公開
-鉄道のまち大宮(さいたま市)に本社をおくタムロン主催の鉄道写真フォトコンテスト。
-東日本大震災の影響を考慮し、募集期間を8月1日から鉄道の日10月14日までに変更。
-本日より、同社フォトコンテストの応募要項を正式公開。
-8月1日より応募可能。審査結果発表は11月下旬予定。
-詳細は当該ページ参照。

●HSGi
一眼レフボディーを保護する
EOS Kiss X5用シリコンカバー「SNUG iT PRO [DDSP-CKX5]」発表

-米国Delkin社の一眼レフ用シリコンカバー「SNUG iT PRO」に「キヤノン・EOS Kiss X5」用を追加。
-本シリーズは各機種専用設計で、ボディーにフィットし、ボディーを保護。
-カメラボディーはもちろん、レンズマウントやアイカップ、ホットシューもカバー。
-従来のシリーズに比べ、カバーの厚みを2.3mmと厚めにすることで保護性能を向上。
-可動式液晶モニターにも対応。
-「キヤノン・EOS Kiss X5」用 5,980円。5月26日発売。

●HOYA
渋谷系人気ブランドとのコラボレーションによる
「PENTAX Optio RS1500」用オリジナルデザインシートを公開

-カメラの前面デザインをシートで変更できる「PENTAX Optio RS1500」用デザインシートを追加。
-あらたに、SHIBUYA109≠ノ出店している渋谷系人気ブランドとコラボレーションとして、Gal’s.PENTAX≠フダウンロードサービスを開始。
-あらたに、8ブランド24種のデザインシートを用意。
-無償ダウンロード可能。6月15日10:00より公開中。

[ファームウエアUPDATE]
●カシオ
EX-H20Gファームウェア・バージョンアップ・ソフトウェア Ver.1.03.
-GPS搭載高倍率ズーム搭載コンパクトカメラ「EX-H20G」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.03では、Mac OS9との接続性を改善。

2011/06/14
(火)
●シグマ
手ぶれ補正機能を搭載した等倍撮影可能な
望遠マクロレンズ「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM」、価格・発売日決定

-CP+2011で発表された、同社初の手ぶれ補正機能搭載マクロレンズ「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM」の、価格と発売日を発表。
-マクロレンズで同社初となる手ブレ補正OS機構を搭載。約4段分の補正効果に。
-2つのレンズ群を異なる量で動かす「フローティングインナーフォーカス」を採用。撮影距離変化による、非点収差や歪曲収差の変動を抑えることで、遠距離から等倍撮影まで高画質を実現。
-SLDガラスを3枚を採用。スーパーマルチレイヤーコートにより、フレアやゴーストを軽減。
-AF駆動に、超音波モーターを搭載し、高速で静かなAFを実現。フルタイムマニュアルフォーカスにも対応。
-9枚羽根の円形絞りを採用することで、開放付近で円形のボケを実現。
-別売りの純正テレコンバーターも利用可能。等倍以上の撮影も可能に。
-最短撮影距離38cm。等倍撮影が可能。
-レンズフードは、35mmフルサイズ用と、APS用の延長用フードアダプターを付属。
-大きさは最大径79.6mm、全長150mm。重さ約1,150g。
-マウントは、キヤノン用、ニコン用、シグマ用を用意。
-136,500円。シグマ用、キヤノン用 6月24日発売。ニコン用発売日未定。

●HOYA
星の移動をセンサーシフト機能で自動追尾できる
アストロトレーサー機能搭載デジタル一眼レフ用GPSユニット「PENTAX O-GPS1」、発売日決定

-同社の「K-5」「K-r」「645D」用のGPSユニットの発売日を決定。
-通常のGPSユニットとして、画像データへのジオタグ情報記録が可能。
-さらに、史上初となる、カメラの手ぶれ補正用のセンサーシフト機能を使って、天体の日周運動の追尾をする「アストロトレーサー」機能を実現。「K-5」「K-r」で使用可能。
-同機能を使うことで、赤道儀なしに、三脚にカメラを載せて、天体に向けるだけで、長時間露出時でも、星が点像に写る、本格的な天体撮影が可能に。
-「K-5」との組み合わせでは、天の赤道方向(赤緯0度)でも、50mm以下のレンズで300秒(5分)の追尾が可能。300mmレンズでも110秒までの追尾を実現(「K-r」は80秒)。詳細は当該ページ参照。
-電源は単4型電池1本。約7時間の駆動が可能。
-大きさは約49.0×33.0×59.5mm。重さ約50g。
-オープンプライス。実売19,800円前後。6月25日発売。

[ファームウエアUPDATE]
●パナソニック
DMC-FP3 ファームウェアアップデートプログラム Ver.1.3
-コンパクトカメラ「LUMIX DMC-FP3」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.3では、メニュー表示を改善。

●富士フイルム
FinePix Z90用ファームウエア Ver.1.02
FinePix XP30用ファームウエア Ver.103
-コンパクトカメラ「FinePix Z90」「FinePix XP30」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.02では、下記の点を改善。
-再生ズーム拡大/縮小スピードを高速化。
-パノラマ再生時の速度を改善。
-シャープネスや色味など画質を改善。

2011/06/13
(月)
●パナソニック
ストロボ内蔵機で世界最小最軽量を実現した
レンズ交換式4/3型1,200万画素LiveMOS搭載ミラーレス機「LUMIX DMC-GF3」発表

-ストロボ内蔵式レンズ交換式ミラーレス機で世界最小・最軽量を実現した「LUMIX GF3」。
-先代の「GF2」よりもさらに約25%(体積比)もの小型を実現。
-高級コンパクト機「LUMIX LX5」より、横幅はさらに2mm短く、まさにコンパクト機サイズを実現。
-「ソニー・NEX-C3」より横幅が2mm短く、奥行きはほぼ同サイズ。高さはストロボ分、6mm高いサイズに。
-撮像素子は、4/3型1,200万画素LiveMOSセンサーを搭載。
-「GH2」で搭載された。位相差検出AFを超える超高速コントラストAF機能を搭載。
-動画記録は、1,920×1,080/60i (センサー出力は30fps)のAVCHD記録。
-iA(インテリジェントオート)機能を拡張。iAモード時にも、露出補正とカラーバランス調整が可能な「iA+」モードを新搭載。
-背面ディスプレイは、タッチ式の3.0型約46万画素液晶を搭載。縦横比3:2。
-操作部はタッチパネルと新搭載のコントロールリングを採用。コントロールリングのみでも主要操作可能。
-ボディー外装に高品位な金属素材を採用。
-小型化のために省かれた機能は、唯一、外付けEVFファインダーへの対応のみ。
-ボディーカラーはブラック、ホワイト、ピンクにブラウンを加えた4色展開。
-キットレンズは、ブラックとブラウンボディーのみ、新採用のブラック外装レンズをセット。
-大きさは107.7×67.1×32.5mm。重さ約222g。
-オープンプライス。実売価格はボディー 54,800円前後、14mm付きキット74,800円前後。14mmパンケーキレンズ+14-42mmズームキットは84,800円前後。7月8日発売。

●パナソニック
EVF一体型レンズ交換式モデルで世界最小最軽量の3型タッチ液晶搭載
フルHD動画対応4/3型1,600万画素MOSセンサー搭載ミラーレス機「LUMIX DMC-G3」、国内発表

-EVF(電子ビューファインダー)搭載のレンズ交換式ミラーレス機で、世界最小最軽量となる「LUMIX G」シリーズの第三世代モデルの第一弾「LUMIX G3」を、国内正式発表。
-先代モデル「G2」に比べ、一気に25%もの小型化を実現。
-コントラストAFは測距時間0.18秒の世界最速レベルを達成。
-iAモードに、露出補正とカラーバランス調整が可能な「iA+」モードを新搭載。
-EVFファインダーは「G2」と同じく144万画素相当の高精細タイプ。
-撮像素子は、新開発の4/3型の1,600万画素 LiveMOSセンサーを搭載。
-背面ディスプレイは3.0型46万画素のタッチパネル式のフリーアングル液晶を搭載。
-動画記録は1,920×1,080/60i (センサー出力30p)のAVCHD フルHD記録に対応。
-ボディーカラーは、ブラック、ブラウン、ホワイトの3種を用意。レッドは国内投入せず。
-大きさは115.2×83.6×46.7mm。重さ約336g。
-オープンプライス。実売価格はボディーが69,800円前後、14-42mmキット79,800円前後。ダブルズームキットは109,800円前後。7月8日発売。

マイクロフォーサーズ用大口径標準単焦点レンズ
「LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH. (H-X025)」発表

-ライカブランドの大口径単焦点標準レンズ「LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.」。
-マイクロフォーサーズ用のAF対応交換レンズで、もっとも大口径な単焦点レンズに。
-ナノサーフェスコーティングの採用により、ゴーストやフレアを軽減。
-新開発の超高屈折率ガラスレンズ「UHRレンズ」と、ガラスモールド非球面レンズを採用し、画面周辺まで均一な描写性を実現。
-マイクロフォーサーズのGシリーズは、コントラストAFのため、大口径レンズでは、位相差検出方式よりも正確なフォーカシングが可能に。
-最短撮影距離は0.3m。フィルター径46mm。
-大きさは、最大径約63mm(固定フード部)、全長は約54.5mm(マウント部から先端まで)。重さ約200g。
-73,500円。7月22日発売。

2011/06/12
(日)
●プラネックス
超高速なUSB3.0規格やUHS-I、Class10に対応した
SDXCカードも利用可能な小型SDカードリーダー/ライター「PL-CR29S3U3」発表

-超高速アクセスが可能な最新規格に対応したSDカード用USBカードリーダー/ライター。
-高速規格のUSB3.0、SD3.0規格のUHS-IやClass10に対応することで、超高速転送が可能に。
-USB3.0規格のため、理論値では5Gbps/秒の高速転送に。
-SDメモリーカードに対応。microSDやminiSDはSD変換アダプターを介して利用可能。
-ボディーカラーはホワイトとブラックの2色を用意。
-2,000円。7月上旬発売。USB2.0規格用(1,000円)も同時発売。

2011/06/11
(土)
●ケンコー・トキナー
本格的な防水機能を備えた720PのHD動画撮影対応
1/3.2型513万画素CMOS搭載単焦点ビデオカメラ「DVS508W」発表

-JIS IPX8規格に対応した、本格的な防水機能を備えた、HD動画対応の簡易ビデオカメラ。
-720P(1,280×720)/30fpsのハイビジョン撮影に対応。AVI記録。
-500万画素静止画撮影も可能。
-水中撮影に対応。水中撮影用のダイビングモード搭載。
-撮像素子は1/3.2型513万画素CMOSセンサーを搭載。
-レンズは5.1mmF3.2の単焦点タイプ。固定焦点式。
-マクロ切り替え時20〜21cmのマクロ撮影画可能。
-背面ディスプレイに2.5型TFT液晶を搭載。
-記録媒体はSDカード。16MBの内蔵メモリーも搭載。
-電源は単4型アルカリ電池2本。
-大きさは約95.5×63.6×24.5mm。重さ約103g。
-オープンプライス。実売9,980円。6月17日発売。

2011/06/10
(金)
●ジャングル
RAW現像、HDR出力、パノラマ合成もサポートした
画像編集総合ソフト「Zoner Photo Studio 13」、2011年 6月 9日(木)発売!

-画像処理ソフト「Zoner Photo Studio 13」シリーズを発表。
-通常の画像調整処理をはじめ、パノラマ合成処理などにも対応。
-デジタルカメラの高画素化に対応し、高速プレビューやバッチ処理などの大量処理に対応。
-高機能なPro版では、RAW現像やHDR出力処理、3D出力にも対応。
-Windows版。
-Pro版 5,800円(ダウンロード版)、9,800円(パッケージ版)。Home版は3,980円(ダウンロード版)。
-ダウンロード版6月9日、パッケージ版6月16日発売。

[ソフトウエアUPDATE]
●シグマ
SIGMA Photo Pro 5.0 (Ver.5.0.0.1) Windows版
SIGMA Photo Pro 5.0 (Ver.5.0.0.2) Macintosh版
-本日発売の「SD1」に対応した純正RAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro 5.0」の最新版を公開。
-あらたに「SD1」のRAWデータに対応。
-インターフェースデザインを一新。
-Windows版、Mac版を公開。

2011/06/09
(木)
●ライカカメラジャパン
世界初のライカカメラ直営店「ライカ銀座店」
5周年記念の特別限定モデル「ライカM9ハンマートーンセット」発表

-世界初のライカカメラ直営店「ライカ銀座」のオープン5周年を記念した、特別限定モデルの「ライカM9 ハンマートーンセット」発表。
-ボディーにハンマーでたたき出したような模様の「ハンマートーン塗装」を実施。
-トップカバーにライカのクラシックロゴを刻印。
-ボディーの貼革には、クラシックなヴァルカナイト革仕上げを採用。
-背面の液晶ガラスに硬質なサファイアガラスを採用。
-同限定セットには、ボディーと「ライカ エルマリートM f2.8/28mm ASPH. シルバー」をセットで販売。
-ハンマートーン塗装の金属製フードも標準付属。
-ライカ銀座店、ライカ二子玉川店の2つの直営店で限定販売。
-1,197,000円。7月発売予定。100セット限定発売。

●リコー
水深3mの防水機能と1.5m自由落下に耐える防水防塵タイプの
28〜140mm5倍ズーム1/2.3型1,600万画素CCD搭載機「RICOH PX」発表

-新シリーズとなる、防水防塵性能を備えた光学5倍ズーム搭載16メガ機「PX」発表。
-3m防水機能と1.5mからの自由落下性能や防塵機能を実現。水辺などでも安心して使えるモデルに。
-レンズは28〜140mm相当となる光学5倍ズームを搭載。5〜25mmF39〜5.4。
-撮像素子は、1/2.3型1,600万画素CCDを採用。最高感度ISO3,200。
-背面ディスプレイは、2.7型約23万画素液晶を搭載。表面に指紋が付きにくいAFコートやキズ防止のハードコート、反射防止のARコートを実施。
-動画撮影は1,280×720/30fps。HDMI出力対応。
-大きさは100×55×21.3mm。重さ約136g。
-ボディカラーは、ライムグリーン、シャンパンシルバー、ブラックの3色を用意。
-オプションでカラフルなプロテクションジャケットを用意。
-オープンプライス。6月下旬発売。

●ハクバ
デジタルカメラ用液晶保護フィルムに
「シグマ・SD1専用」「DP2x/2s専用」「パナソニック・LUMIX FH7専用」を追加

-カメラの背面ディスプレイなどをカバーする、液晶保護フィルムのラインナップを拡充。
-あらたに、新製品の「シグマ・SD1専用」「シグマ・DP2x / DP2s専用」「パナソニック・LUMIX FH7専用」の3種を追加。
-ブルーレイヤー反射防止コーティングにより表面反射を軽減。
-プロ仕様ハードコートを施すことで、高い耐擦傷性を実現し、耐久性を向上。
-装着時に気泡が入りにくく、貼り直しもできるシリコン皮膜の粘着面を採用。
-「SD1専用」1,260円、「DP2x/2s専用」「LUMIX FH7専用」1,150円。6月8日発売。

2011/06/08
(水)
●ソニー
豊富なエフェクト機能を新搭載した
APS機で世界最小最軽量の1,620万画素CMOS搭載エントリー向けミラーレス機「NEX-C3」発表

-「NEX-5」を超える小型化を実現した、「NEX-3」の後継機「NEX-C3」を発表。
-小型化とともに、アート系処理の「ピクチャーエフェクト」や「美肌効果」機能を新搭載。
-幅109.6mm、高さ60.0mm、奥行き33.0mm。重さ225gと、レンズ交換式APS機で世界最小最軽量を実現。「NEX-5」より、幅7.4mm、高さ2.0mm小型に。奥行きは同等に。
-撮像素子はAPSサイズの1,620万画素CMOSを搭載(「NEX-3/5は1,420万画素)。
-バッテリー部とメモリーカード部を分離。より理想的なグリップ形状を実現。
-ストロボは、今回も、外部取り付け式を踏襲。
-背面ディスプレイは、従来と同じく、チルト可能な3.0型ワイドタイプ。タッチ操作は採用せず。
-あらたに、「ピクチャーエフェクト」や「美肌効果」などの新機能を搭載。
-コントロールホイール中央のボタンを押すことで、「背景ぼかし」に加え、「明るさ」「色合い」「鮮やかさ」「ピクチャーエフェクト」「美肌効果」「セルフタイマー/連続撮影」に切り替え可能に。
-「ピクチャーエフェクト機能」や「明るさ」「色合い」「鮮やかさ」などの効果を、適時、重ね合わせることが可能。効果はライブビューで確認可能。
-アート系フィルターの「ピクチャーエフェクト」機能は11種。「ポスタリゼーション(カラー)」「トイカメラ」「ハイコントラストモノクロ」「ハイキー」「パートカラー(イエロー)」「パートカラー(ブルー)」「パートカラー(グリーン)」「パートカラー(レッド)」「レトロフォト」「ポップカラー」「ポスタリゼーション(白黒)」を搭載。
-同機能は、本日発表の「NEX-5」「NEX-3」や「α55」「α33」向け新ファームウエアで、これらのモデルにも追加可能。
-「美肌効果」は、顔検出機能により、目と口もとはそのままに、それ以外の部分のシワやシミを軽減可能に。
-カスタマイズ機能を充実。コントロールホイールの左右にも機能登録が可能に。
-MF時のピント合わせをアシストするピーキング機能を新搭載。
-動画機能は、従来の「NEX-3」と同じく、720PのMPEG4記録に。
-バッテリーは従来と同等。省電力化により、撮影可能枚数は400枚(20%増)を実現。
-キットレンズは18-55mmと16mmF2.8のパンケーキレンズを用意。
-ボディーカラーは、ブラック、シルバー、ピンクの3種を用意。ピンクは従来よりビビッドな色合いに。
-あらたに、135gと軽量で等倍撮影可能な「E30mmF3.5マクロ」(9月発売予定)を用意。
-ガイドナンバー20の外部ストロボ「HVL-F20S」も同時発表。
-大きさは109.6×60.0×33.0mm。重さ約225g。
-オープンプライス。店頭想定価格はズームキット(18-55mm付き)が70,000円前後。ダブルレンズキット(18-55mm/16mmF2.8付き)が80,000円前後。6月24日発売。

●欧州ソニー
1,620万画素CMOSセンサーを新搭載した
トランスルーセントミラー搭載αシリーズのエントリー機「α35」、欧州発表

-超高速連写が可能な、αシリーズのエントリー機「α33」の後継機となる、1,620万画素APSセンサーを搭載機「α35」を欧州向け発表。
-撮像素子に、1,620万画素CMOSセンサーを搭載(「α33」は1,420万画素)。
-ピクチャーエフェクト機能を搭載。静止画はもちろん、フルHD動画時にも適用可能。
-トランスルーセントミラー搭載で秒7コマの超高速連写が可能に。
-撮像素子以外の、基本的な機能やデザインは「α33」のものをほぼ踏襲。
-大きさは124.4×92×84.7mm。重さ約415g(ボディー単体)。
-欧州向け発表。欧州では8月発売予定。

[ファームウエアUPDATE]
●ソニー
ピクチャーエフェクト機能追加や操作性を改良した
「α55/α33/NEX-5/NEX-3」用ファームウエア、6月20日公開

-本日発表の「NEX-C3」で新搭載された「ピクチャーエフェクト機能」などを追加できる、「α55」「α33」「NEX-5」「NEX-3」用機能追加ファームウエアを、6月20日より公開。
-「NEX-5」「NEX-3」用ファームウエアでは、「.ピクチャーエフェクト機能」「MF時のピーキング機能」「電源OFF時の液晶画面にαロゴ表示」機能を追加。
-「α55」「α33」用ファームウエアでは、「ピクチャーエフェクト機能」「D-RANGEボタンによく使う別の機能を割り当てることができる機能」「ファインダーが「撮影情報表示オフ」状態での表示設定機能」を追加。メニュー選択の操作性を向上。外部フラッシュでワイヤレス発光でのハイスピードシンクロ撮影機能を追加。外付けモニター接続時の水準器に対応。
-無償アップデート。6月20日公開予定。

2011/06/07
(火)
●ソニー
HDMI外部入力での3D表示も可能な
3D対応24型ワイド液晶モニター一体型ボードPC、新型「"VAIO L" VPCL229FJ/B」発表

-本格的な3D表示が可能な24型ワイド液晶(最上位モデル)に対応した、モニター一体型PCの新型「VAIO L」発表。
-最上位モデルの「VPCL229FJ/B」では、フルHDの3D表示での「フレームシーケンシャル表示方式」に対応。3D眼鏡も付属。
-HDMIでの外部入力に対応。デジタルカメラで撮影した3D映像もHDMI経由での表示可能(「VPCL229FJ/B」)。
-モニター部は24型ワイド液晶。解像度は1,920×1,080のフルHD表示に対応。タッチ対応機も用意。
-CPUはインテル Core i7プロセッサーをはじめ、Core i5/i3プロセッサーも用意。
-地デジ対応チューナー内蔵モデルやBD対応モデルも用意。
-オープンプライス。3D対応の「VPCL229FJ/B」は実売25万円前後。7月16日発売。通常モデルは、店頭モデルで実売17万円、カスタマイズモデルは109,800円。6月11日発売。

●エツミ
雨天でもファインダーを覗きながら安心して撮影できる
小型デジタル一眼レフ対応のレインカバー「デジタルフォトレインカバーS E-6374」発表

-小型一眼レフをボディーごと収納できる、小型レインカバーをラインナップに追加。
-既発売の「デジタルフォトレインカバーM」を一回り小型化し、小型一眼レフやミラーレス機に最適なサイズに。
-ストラップを外に出せるため、カメラを首からさげることで、傘を持ちながらの撮影も可能。
-レンズの大きさに合わせて、レンズ部の延長可能。70-200mmF2.8クラスでも対応できる延長カバーを標準付属。マジックテープで取り付け可能。
-カメラの上面・背面側に、樹脂製の透明カバーを採用。液晶モニターはもちろん、一眼レフファインダーを覗きながらの撮影にも対応。
-5,250円。6月8日発売。

2011/06/06
(月)
●DigitalCamera.jp
デジタルカメラ売れ筋ランキング、2011年3月分公開
-マップカメラ様のご協力による、2011年3月のデジタルカメラ売れ筋ランキング。
-新品カメラのトップは2ヶ月連続の「ニコン・D7000」。2位は3位からランクアップした「ニコン・D700」。3位は「HOYA,・PENTAX K-5」に。8位には「FinePix X100」、9位に「DP2s」が圏外よりランクイン。
-中古カメラのトップは、9位からランクアップした「キヤノン・EOS 7D」。2位は「パナソニック・GF1」、3位は5位からランクアップした「キヤノン・EOS 40D」に。
-中古の4位には13位からアップした「EOS 5D MarkII」、5位には12位からアップした「EOS 50D」、6位には「EOS 60D」が圏外よりランクイン。トップ10のうち5機種がEOSシリーズに。


[ソフトウエアUPDATE]
●アストロアーツ
天体写真用画像処理ソフト「ステライメージ Ver.6」用アップデータVer.6.0g
-天体写真の処理に特化したRAW現像ソフト「ステライメージ Ver.6」用無償アップデータ。
-96ビットスーパーカラー処理エンジンを搭載。RAWデータの熱カブリやダークノイズを除去、コンポジットや色調補正、各種フィルターによる本格的な天体写真用の画像処理が可能に。
-あらたに20機種以上のRAWデータに対応。今回のアップデートにより「キヤノン・EOS Kiss X5/X50」「ニコン・D7000/D5100/D3100」「オリンパス・E-5/E-30/E-620/E-P1/E-P2/E-PL1/E-PL1s/E-PL2」「HOYA・ペンタックス K-5/K-r」「ソニー・α33/α55/α230/α330/α380/α550/NEX-3/NEX-5」のRAWデータに対応。
-「画像ファイルを開く」ダイアログで「.raw」の拡張子ファイルを含むフォルダを開くと、強制終了する点を修正。
-Nikon TransferでNEFファイルを読み込むと、露出開始時刻が画像のPC転送時刻で表示される点を修正。
-「画像回転」-「角度入力」ダイアログで90度の倍数の値を入力すると、画像サイズが縦横1ピクセル大きくなる点を修正。
-Windows用。

2011/06/05
(日)
●エバーグリーン
カメラのアクセサリーシューに取り付け可能な実売約2万円の
バッテリー駆動式のHDMI入力対応7インチ液晶モニター「Donyaダイレクト DN-TLHM667」発表

-デジタルカメラやビデオカメラのアクセサリーシューに装着できる外部モニター。
-モニターサイズは7インチTFTタイプ。解像度は480×800ピクセル。
-入力はHDMIに対応(1080P)。YPbPr(BNC)、Video1/2(BNC)入力も可能。
-充電式バッテリー駆動可能(バッテリー別売)。変換アダプター付属。
-対応バッテリーは「NP-Q91D/NP-QM71D」「CGA-DU21/CGA-DU14」もしくは同互換バッテリー。
-大きさは約188×134×33mm。重さ約510g。
-19,999円。発売中。

●スリック
YouTubeで「SLIK60年の歴史」を公開。三脚の選び方・使い方も動画で公開中
-動画共有サイト「YouTube」の、Kenko、Tokina、Slikの合同アカウントで動画で情報を公開中。
-今回、三脚メーカー「スリック」の1948年から2011年の歩みを動画で公開。
-同アカウントでは、田原氏による「三脚の選び方と使い方」も動画で閲覧可能。
-順次、コンテンツを追加予定。

2011/06/04
(土)
●キヤノン
「Easy-WebPrint」のダウンロードサービス提供を今月末で終了
-同社のインクジェットプリンター用ソフトウエア「Easy-WebPrint」。
-同ソフトを利用することでインターネットエクスプローラ(IE)からWebページを簡単に印刷可能。
-「Easy-WebPrint」の頒布ライセンス切れに伴い、今月6月末でダウンロードサービスを終了。
-必要なユーザーは月末までのダウンロードを推奨。

2011/06/03
(金)
●シグマ
手ぶれ補正機能を搭載した
大口径超望遠レンズ「APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM」、シグマ用発売日決定

-手ぶれ補正機能を新搭載した、クラス唯一の大口径望遠ズームレンズ「APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM」、シグマ用の発売日を決定。
-光学性能が先代よりさらに向上。FLDガラス2枚とSLDガラス1枚を採用。
-プロの過酷な撮影条件に応えるよう防塵・防滴性の高い構造を採用。
-スーパーマルチレイヤーコートにより、フレア・ゴーストの発生を軽減。
-インナーズーム方式とインターフォーカスを採用し、ズーム全域で高画質に。
-サジタル方向のコマフレアをさらに補正。周辺部での点光源のにじみを軽減し、単焦点レンズに匹敵する高画質を実現。
-手ブレ補正のOS機構は、約4段分の手ブレ補正効果を発揮。
-9枚羽根の円形絞りを採用し、開放付近でも自然なボケ味に。
-別売のテレコンバーター「APO TELE CONVERTER」の併用が可能。マスターレンズが大口径なため、AFでの超望遠ズーム撮影が可能に。
-最短撮影距離は150〜250cm。ズーム位置により変動。
-今回、既発売のキヤノン用、ニコン用に続き、シグマSAマウント用を発売。
-大きさは最大径114.4mm、全長289.2mm。重さ2,950g。
-367,500円。シグマ用 6月10日発売。

●ジャストシステム
簡単操作で静止画や動画データからムービーを
自動編集できるムービー作成ソフト「感動かんたん!フォトムービー3 」発売

-静止画や動画データを自動編集して、見栄えのするムービーを作成できるソフトウエア。
-2ステップ操作だけに、BGM付きの本格的なフォトムービーやスライドショーの作成が可能に。
-17種類の多彩なスタイル(演出効果)を搭載。
-顔を自動認識して、エフェクトや画面効果を自動設定。
-DVDへの出力はもちろん、iPhone/iPad、Android端末、携帯電話への出力が可能。
-Windows 7/Vista/XP用。
-8,190円。6月3日発売。

2011/06/02
(木)
●HOYA
星の移動をセンサーシフト機能で自動追尾できる
画期的なアストロトレーサー機能搭載デジタル一眼レフ用GPSユニット 「PENTAX O-GPS1」発表

-同社の「K-5」「K-r」「645D」用のGPSユニットを正式発表。
-通常のGPSユニットとして、画像データへのジオタグ情報記録が可能。
-さらに、史上初となる、カメラの手ぶれ補正用のセンサーシフト機能を使って、天体の日周運動の追尾をする「アストロトレーサー」機能を実現。「K-5」「K-r」で使用可能。
-同機能を使うことで、赤道儀なしに、三脚にカメラを載せて、天体に向けるだけで、長時間露出時でも、星が点像に写る、本格的な天体撮影が可能に。
-GPSでの測位情報やカメラの方向を検知して、その方向にある天体の動き(日周運動)を演算。
-その情報に基づき、ボディーのセンサーシフト機能を制御し、星の動きを追尾。
-同社のセンサーシフト機能は斜め方向にも自由に動かすことができるため、この機能が可能に。
-「K-5」との組み合わせでは、天の赤道方向(赤緯0度)でも、50mm以下のレンズで300秒(5分)の追尾が可能。
-300mmレンズでも110秒までの追尾を実現(「K-r」は80秒)。詳細は当該ページ参照。
-他社レンズや天体望遠鏡での直焦点撮影でも、焦点距離をカメラに登録することで、追尾撮影可能。
-焦点距離に応じて、追尾できる最長時間を表示。撮影時はその秒数までの撮影のみ可能。
-同ユニット使用時は、カメラ側のファームアップが必要。
-登録した場所への方向を表示できる「電子コンパス」機能も搭載。
-電源は単4型電池1本。約7時間の駆動が可能。
-大きさは約49.0×33.0×59.5mm。重さ約50g。
-オープンプライス。実売19,800円前後。6月下旬発売。

●ケンコー・トキナー
ケンコー・トキナー、合併後も従来のブランド名を踏襲
-昨日、(株)ケンコーと(株)トキナーが合併し、(株)ケンコー・トキナーが発足。
-合併後のブランド名について問い合わせが多いため、今後のブランド名について告知。
-統合に伴って社名は変更したが、ブランド名は今後も「Kenko」「Tokina」の名称を継続して使用。


●カメラ記者クラブ
「カメラグランプリ2011」贈呈式、写真の日に都内で開催
-カメラ記者クラブ主催の「カメラグランプリ 2011」の贈呈式を、写真の日となる昨日6月1日に、都内で開催。
-「カメラグランプリ2011 大賞」は、中判デジタル一眼レフ「HOYA・PENTAX 645D」が受賞。
-「カメラグランプリ2011 レンズ賞」は、小型高倍率ズーム「タムロン・18-270mm F/3.5-6.3Di U VC PZD」が受賞。
-「カメラグランプリ2011 あなたが選ぶベストカメラ賞」は、中堅デジタル一眼レフ「ニコン・D7000」が受賞。
-「カメラグランプリ2011 カメラ記者クラブ賞」は、「セイコーエプソン・MAXART PX-5V」と「富士フイルム・FinePix X100」が受賞。
-贈呈式では、今回の各賞を受賞したモデルの関係者が出席。開発秘話などを紹介した。

[贈呈式会場語録概要]

<実行委員長・カメラ記者クラブ 伊藤氏>
・カメラグランプリは今回で28回目。
・1984年からのロゴを、今年から一新。
・TIPAとの協力関係を密にしての展開とした。
・今年より、レンズ賞の新設。「大賞」「レンズ賞」「あなたが選ぶベストカメラ賞」「カメラ記者クラブ特別賞」の4賞を審査。
・今回の新ロゴは「頑張ろうニッポン」のイメージがあるという声もある。

<カメラ記者クラブ 尾島氏>
・グランプリは1位5点、2位3点、3位1点で審査委員が投票。
・得票結果は、1位が「PENTAX 645D」177点、2位は「D7000」の70点、3位は「FinePix X100」の70点。2位と3位は同点だが、1位投票数が「D7000」のほうが多かったため、「D7000」が2位に。次いで、「ソニー・NEX-5」「ソニー・α55」が得票。 
・レンズ賞では、「タムロン・18-270mm」が71点、2位は「タムロン・70-300mm」の65点、3位は「コシナ・ノクトン25mmF0.95」の23点。
・「読者が選ぶ」は「ニコン・D7000」が受賞。

<大賞受賞 HOYA・ペンタックス事業部事業部長 井植氏>
・このカメラはリーーマンショックの頃に開発した。
・「いっぺん、市場を驚かせてやろう」という意気込みで開発に取り組んだ。
・これからもよりいいカメラをどんどん開発してゆきたい。

<レンズ賞受賞 タムロン代表取締役社長 小野氏>
・第一回の賞をいただき、とてもうれしく思う。
・社長のわがままを通してもらった。
・一世代前の18-270mmは、私自身が作らせておいて、買ったことがない。
・私自身、α350に一世代前の18-250mmの手ぶれなしレンズをつけていたので、「このサイズで、防振と小型化、高画質化をした、60周年記念モデル」として開発。
・今回のレンズは、「D7000」と一緒に、私も購入した。
・このレンズを開発した、技術陣に感謝したい。

<TIPA代表>
・TIPA代表として、今回の授賞式にお招きいただいた。
・カメラ記者クラブとTIPAが協力し、選考過程に今年初めて参加した。
・この4月には、カメラ記者クラブ代表がTIPAアワードの各投票に参加。
・カメラ記者クラブとTIPAは世界中で40紙以上のカメラ専門誌を世界中で展開。
・TIPAは1991年に創設され、5つの大陸に加盟組織をもっている。カメラ記者クラブとの提携で今後の展開に期待している。
・フォトイメージング雑誌の編集者は多くの取材に基づき、誌面を作っている。
・カメラ雑誌は、企業のカタログや販売店などより遙かに信頼が置けると考えている。
・TIPAは、カメラグランプリを世界中に宣伝し、広めてゆきたい。
・日本は写真残業で最も重要な国。日本への渡航を幾度も経験し、知識を深めている。
・本年の地震と津波により、TIPAとして、日本赤十字社より、1万ユーロの寄付を決定し、実行した。
・TIPAアワード授賞式はロンドンで開催。そこでお会いできるのを楽しみにしている。
・「ありがとうございました。and 頑張れニッポン!」。

<あなたが選ぶベストカメラ賞受賞 ニコン執行役員・風見氏>
・2008年より創設された「あなたが選ぶベストカメラ賞」は、2008年が「D3」、2009年は「D700」。そして、今回で3機種目の受賞になり、とても光栄なことだと思っている。
・この賞は、お客様のもっとも投票が多かった製品ということで、広くご支持いただいたということで、とても喜んでいる。
・「D7000」は上位機種に迫る機能をコンパクトなボディーに凝縮。これから本格的趣味として始める方やハイアマチュア向けに開発した。
・写真の奥深さや映像表現の広がりを、このモデルを通して実感して欲しい。
・日本は今回の災害で大変厳しい状況にある。来年95周年になるニコンは、これからも引き続き、すばらしいカメラを開発し、貢献してゆきたい。

<カメラ記者クラブ賞受賞 富士フイルム 電子映像事業部営業部長・松本氏>
・今回、栄えある賞をいただき、事業部一同、喜んでいる。
・デジタルカメラでは初めての受賞。ほんとに喜んでいる。
・2年前にこれを作ろうと始めた。海外現法から最高にいいカメラをという声があり、みんなの意見がまとまり、やってきた。
・3月5日に発売。その後、一週間で地震になり、思いっきり その建屋は崩れずに、設備などを入れ替えて、製造を再開できた。現在は順調に作っている。
・これからも、おもしろいカメラ、美しいカメラを提供してゆきたい。

<カメラ記者クラブ特別賞受賞 セイコーエプソン 情報映像事業本部副事業本部長・三村氏>
・カメラ記者クラブの賞で、プリンターが初めて入ったということで、とても喜んでいる。
・以前、「R-D1」というとてもニッチなカメラを2005年に開発し、記者クラブ賞を受賞した。
・今回は本業であるプリンターで、この受賞ができたことをとても喜んでいる
・写真文化は世界共通。みなさんのカメラの性能を最大限に、忠実に発揮できるプリンターを開発している。
・今後も写真文化は紙に出すのが原点。今後の皆さんのカメラの性能をきちんと発揮できるプリンターを発売してゆきたい。
・今回のプリンターはTIPAでも受賞。このプリンターが高画質であることを認められた結果だと思っている。

<CIPA 上村氏>
・今回の対象は172機種、レンズは64種。これだけ多くのモデルが日本国内で発売された。
・今回、レンズ賞が加わった。レンズの伸びは著しく、とてもタイムリー。
・日本のシェアは1割あり前後であるが、今回の賞が世界に貢献することを祈っている。

<新ロゴについて カメラ記者クラブ 荒井氏>
・今年からグランプリのロゴを一新した。
・今回の新ロゴ作成には、リスモなども手がけているアートディレクターの佐野研二郎氏に依頼。
・このロゴは、カメラにも、レンズにも、日の丸にも見える。
・おめでたい感じで、「ニッポン頑張れ」という感じも出ている。
・このデザインで世界のTIPAと並んで展開してゆきたい。

<開発秘話>
<HOYA・PENTAX事業部・北沢氏>
・「645D」には数々のドラマがある。
・一歩間違えると、この世の中に出なかった。発売できてよかったなと思っている。
・得点もダントツの一位ということで、認められたと喜んでいる。
・高性能、高画質のフィールドカメラ。防塵防滴、マイナス10度までの耐寒性を実現。高精細のため、ローパスフィルターを省いた。
・2005年にPIEに開発発表。その後、開発発表。一部で本当に売るの?という声もあった。
・その後、中判カメラ開発の一時凍結に。3年間、開発を凍結。K-10D、K-100Dの開発ご、K-20などを開発しており、645Dの開発リソースを使わなければできなかった。
・2008年10月に、開発凍結を解除する、キックオフミーティングをした。そのときに、「これ以上、中断や凍結はないのか」という開発陣からの話もあったが、「私がいるうちはそれはない」といっていた。
・2007年、2008年は合併や買収で新聞紙上をさわがせた。
・製品的にはまだ完成品ではない。次なる、”645D MarkII”、という名前かどうかわからないが、それを目指して、今後も開発してゆきたい。

<レンズ賞・タムロン 桜庭氏>
・栄えあるレンズ賞の第一回目として光栄である。
・「より小さく軽く」「より静かに」「より高画質に」。この3つがこのレンズの開発テーマ。
・18-250mmのサイズで、VCを入れて、テレ端は20mm伸ばして、同じサイズで実現。
・もちろん、アクチュエーターがそのままでは入らない。従来は光学設計を変えて入れてもらったが、今回は光学設計のわがままを聞いてもらい、アクチュエーターを新開発した。
・その結果、タムロン初の超音波モーターを採用し、VCも変更。アイリスも新規開発し、小型化を図った。それぞれの設計者が1mm以下でのせめぎ合いのなかで頑張った。
・さらに光学設計は、Ver.10を超えていた。
・小型化しつつ高画質も。タムロンには、18年の高倍率ズームの歴史があり、みなさんが喜んでいただける光学性能に。
・開発者にとって、このような賞がいただけることは、最高の喜びである。

<あなたが選ぶベストカメラ賞 ニコン・川村氏>
・ユーザーが選んでいただいた賞なので、本来はユーザーの方に直接お礼を伝えたい。
・この賞は4回目。そのうち、ニコンの機種が3回もいただいている。個人的にユーザーがニコンの製品を認めていただいていると思っている。
・ただ、これらのモデルが、社内的に、売りと儲けにつながっていない。ぜひみなさんに「D7000」を買っていただき、PRしていただきたい。
・「D7000」の開発は順調だった。何の苦労もしていないわけではないが、昨年秋の同時発表した「D3100」のほうが苦労している。
・最初にどんなものを作ってゆくかという方向性があり、このモデルは、「D90」の後継機といわれているが、実際には、マーケティングからいろいろな声があり、ユーザー様からの声を反映した。
・だが、「D7000」では、どちらかというと、開発側から、100%ファインダーやマグネシウムボディーなども入れちゃおうという感じで、「いいカメラを作ろう」という意識で作った。
・ニコンの製品、とくに7の付く製品は賞との相性がよく、「D70」「D700」「D7000」が賞を取った。これから発売するものは、なんとか、機種名を変更して、「7」という番号をつけて頑張ってゆきたい。

<カメラ記者クラブ賞 富士フイルム河原氏>
・「X100」はプロ写真家が仕事でも使えるカメラとして作った。
・デジタルカメラから距離を置いていた富士として、写真を撮ることに徹底的にこだわった。
・ファインダーをのぞいて撮ることにこだわった。
・レンズ設計もこのカメラのために1から作った。
・デザイナーは、昔、書斎に飾ってあったようなカメラを作りたいという思いで作った。
・富士フイルムは、こんな高価なカメラを作ったことがなかった。コスト最優先ではないカメラを作ることは非常に勇気がある。性能、素材、操作性のすべてに妥協しないカメラを作ってみようと思った。
・最高の技術を凝縮したカメラを作ってみようということで作った。
・発表会などで、いまさら、「なぜ今、あんなに高いカメラを出すのか?」という質問をいただいた。高級な素材や難しい内部構造などを、妥協せずに作った。質感と操作性でこのカメラの良さをわっていただける方がたくさんいると思って作った。
・ダイアルや革を変えたり、ネジを変えたりして、ぎりぎりまで頑張って作ったカメラ。
・いろいろな写真家の方の意見を聞いて作った。いろいろな方から予想外の意見もいただいたが、思いとしては、プレミアムなカメラを作りたいということで作った。
・今回のカメラ記者クラブ賞で、少しは認められたのかな?と思った。Xシリーズをこれからの発展させてゆきたいと思った。

<カメラ記者クラブ賞 セイコーエプソン >
・プリンターでは初の受賞。グループ、関係者みんなで喜んでいる。
・PX-5500も完成度の高いモデルだった。その後、どんな方向にゆけばいいのか。20代、30代の開発者に世界中からユーザーの声を聞いてもらった。
・若いプロジェクトリームから、インクカートリッジが小さくて、頻繁に交換するのが面倒という声がでた。「本当はインクが高い」という声が多かったが、そこは微妙な問題なので、まずはサイズから改善。
・デスクなど高めの位置に置くことが多いので、フロントオペレーションにしたいということが多かった。
・PX-5Vは従来の2倍の容量に。あらたにオフキャリッジタイプにした。
・フロントオペレーションによる手差しも可能にした。
・2階建てのリフォームのつもりが、一階から変えなければならなくなった。
・開発秘話なのだが、フォトプリンターになると、火の玉集団になってしまい、ここまでやったら、デザインや使い勝手、画質の向上など、プリンターとしての完成度が、さらに高くなっている。


2011/06/01
(水)
●カシオ
同社初の3.2型タッチパネルを搭載した、HDRアート対応
25〜200mm相当光学8倍ズーム搭載1/2.3型1,610万画素機「EXILIM EX-Z3000」発表

-カシオ初のタッチパネル搭載16メガ8倍ズーム機「EXILIM EX-Z3000」。
-背面ディスプレイに、3.2型46万画素のタッチパネル液晶を搭載。省電力設計により、約560枚の撮影枚数を実現。
-撮影や再生などの設定操作をタッチパネルで感覚的に操作可能に。カメラ背面に物理的な操作部を排除。タッチ操作のアイコンも大きなサイズにし、操作性を向上。
-撮像素子は1/2.3型1,610万画素CCDを搭載。
-レンズに25〜200mm相当の光学8倍ズームを搭載。4.4〜35.2mmF3.3〜5.9。
-超解像技術によるプレミアムズームにより、実質12倍ズームとして活用可能。
-HDR機能やHDRアート機能(画像サイズは3メガに固定)。スライドパノラマ機能搭載。
-動画撮影機能は1,280×720ピクセルのHD対応。
-ボディーカラーは、シルバー、レッド、ピンク、ブラウンの4種を用意。
-大きさは97.0×56.6×22.6mm。最薄部18.8mm。重さ約121g。
-オープンプライス。実売30,000円前後。6月17日発売。

●ケンコー & トキナー
ケンコーとトキナーが本日合併。「(株)ケンコートキナー」として発足
-総合写真機器メーカー「株式会社ケンコー」と、レンズメーカー「株式会社トキナー」が合併。
-本日、6月1日より「株式会社ケンコー・トキナー」として発足。
-今回の統合により「経営資源の統合により、経営の効率化と多様化するお客様のニーズに対するサービスの強化をはかり更なる社業の発展に貢献」。




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