デジタルカメラHotNews!(2001/06/01-31)

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2013/06/30
(日)
[ソフトウエアUPDATE]
●米アドビシステムズ
Adobe Camera Raw and DNG Converter 6.7.1 (Windows)
Adobe Camera Raw and DNG Converter 6.7.1 (Macintosh)
-Photoshop CS5用Adobe Camera Raw and DNG Converterの最新版を公開。
-TIFFファイル閲覧時、ブリッジがクラッシュする点を解決。

●米 アップル
OS X Mountain Lion のカメラRAWサポート情報をアップデート
-OS X (Mountain Lion)のRAWデータサポート機種をアップデート。
-「パナソニック・ LUMIX DMC-G6」「DMC-GF6」、「ソニー・α58」のRAWデータを新たにサポート。

2013/06/29
(土)
●エツミ
時間経過で気泡がゼロになる特殊吸着層を採用した
液晶保護フィルム「ZERO」シリーズに「PENTAX/Q7/Q10専用」「PENTAX/K-50/K-30専用」を追加

-「貼りやすさNo.1」を謳う液晶保護フィルム「ZERO」シリーズのラインナップを拡充。
-ZEROシリーズは、時間経過とともに気泡がゼロになるエアレス加工フィルムを採用。
-さらに、6箇所の切れ込みのある保護フィルムより一回り大きい新剥離シートを採用し貼りやすさも向上。
-エアーレス加工のため、時間経過とともに気泡がなくなるうえ、貼っているときには指で気泡を押し出すことも容易に。
-今回あらたに、新機種「PENTAX/Q7/Q10専用」「PENTAX/K-50/K-30専用」を追加。
-1,470円。7月1日発売。

●エツミ
背面液晶を保護するプロ用液晶ガードフィルムに
「ライカ M(Type240)専用」「ライカ M9/M モノクローム/M-E/M0-P専用」を追加

-デジタルカメラの背面液晶を保護する保護用フィルムのラインナップを拡充。
-あらたにレンジファインダー機「ライカ M(Type240)専用」」「ライカ M(Type240)専用」「ライカ M9/M モノクローム/M-E/M0-P専用」を追加。
-素材にパナソニック電工のファインティアラフィルムを採用。
-反射軽減用のARハードコートを採用し、屋外などでの視認性を向上。
-1,260円。7月3日発売。

2013/06/28
(金)
●ケンコー・トキナー
飛行機の機内持ち込みも可能で
本格的な撮影に耐える大型カーボン三脚「カーボンマスター 924 FL-SP」発表

-機内持ち込み可能な本格派大型カーボン三脚「カーボンマスター 924 FL-SP」。
-縮長は580mmと、60cm以下のため、飛行機の機内持ち込みにも対応。リュックサイドへの装着も可能。
-最大搭載重量は5kg。フルサイズ一眼+300mmF2.8クラスにも耐える強度を実現。
-脚部は、4段式のカーボンパイプを採用。パイプ径32mm。開脚度変更により約30cmのローアングル撮影も可能。
-雲台は3Wayの「SH-806N」を採用。カメラ取り付け部はクイックシューではなくコマ締め式を採用。
-エレベータ部は微調整が容易で重い機材でも使いやすいラック&ピニオン式を採用。
-全高 1,420mm。EV下げ全高 1,155mm。縮長 580mm。地上最低高 305mm。 重さ約2,870g。
-クッション入り三脚ケースとストーンバッグを付属。
-107,100円。6月28日発売。

● ソニー
アプリ追加でNEX-6/5Rの機能拡張できるPlayMemories Camera Appsに
ポートレートでのライティング効果を演出できる新アプリ「ポートレートライティング」追加

-ミラーレス機「NEX-6」「NEX-5R」に対応したPlayMemories Camera Appsを拡充。
-ポートレート撮影でのライティング効果をアプリで演出できる「ポートレートライティング」を追加
-同アプリをダウンロードしてカメラにインストールすることで、顔検出機能により人物と背景を自動検出し、それぞれの明るさやコントラストを調整可能。周辺光量を減らして、主被写体を強調する効果も。
-アプリ内で適用効果をレベル1〜5まで設定可能。カスタムで人物と背景を別に設定することも可能。
-ただし、効果がライブビューには適用されないので注意が必要。
-対応機種は「NEX-6」「NEX-5R」。
-500円・6月27日よりダウンロード公開開始。

[ファームウエアUPDATE]
●ソニー
EOS M ファームウエア Version 2.0.2
-ミラーレス機「EOS M」のAF速度を大幅に改善するファームウエアアップデートを公開。
-ワンショットAFの合焦速度を約2.3倍に向上。
-「EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM」に対応。
-簡体中国語、ハンガリー語、繁体中国語、韓国語の誤記を修正。

2013/06/27
(木)
●ソニー
ローパスレスで解像感を重視した「RX1」の派生モデル
フルサイズ24メガCMOS搭載高級コンパクト機「Cyber-shot RX1R」発表

-ハイエンドコンパクトカメラ「RX1」の派生モデルとして、解像感を重視し、ローパススレス仕様の「RX1R」を発表。
-ローパスフィルターを排除することで、解像度劣化がない画像を実現。
-ただし、ローパスレスのため、高周波パターンには弱く、モアレが発生するケースも。
-「RX1R」は自然物で最高の解像感を発揮。従来からの「RX1」は自然物・人工物を問わないオールラウンド性能に。
-ローパスレス以外の部分は「RX1」を踏襲。
-イメージセンサーは、35mmフルサイズの2,430万画素CMOSを搭載。
-レンズは35mmF2.0の単焦点タイプを採用。
-大きさは、113.3×65.4×69.6mm。重さ約482g。
-オープンプライス。市場想定価格は25万円。7月5日発売。



クラス初の裏面照射型を搭載。WiFiやチルト液晶を採用した
1.0型2,020万画素裏面照射CMOSセンサー搭載高級コンパクト機「RX100 II」発表

-世界初の裏面照射型1.0型CMOSセンサーを搭載した高級コンパクト機「RX100 II」(呼称はRX100 マーク2)を発表。
-「RX100」の画質や機能を向上させた上位機種として展開。
-イメージセンサーに、1インチクラスで世界初の裏面照射型2,020万画素CMOSを搭載。
-液晶はそのままにチルト液晶を搭載。
-マルチインターフェースシューの搭載により外付けEVFに対応。
-LEDライト内蔵フラッシュ「HVL-F43M」も同時発表。
-WiFiとNFCによる即時共有が可能。
-レンズはRX100と同じ大口径ズームを採用。28〜100mm相当の10.4〜37.1mmF1.8〜4.9。
-裏面照射化と新画像処理エンジンの組み合わせにより、ISO感度で1段分向上。ISO12,800まで。
-動画性能も1080/30pに加え、24p動画にも対応。外付けマイクも用意。
-オプションとして、高画質EVFの装着が可能。EVFは内蔵ではサイズの関係もあり外付けに。
-ステップズームを搭載。ズームリングを回すことで、28、35、50、70、100mmにセット可能。
-WiFiに加えてNFC。iPhoneなどはWiFiで対応。
-NFCをスマートフォンに近づけると、アプリ起動や接続確認や認証、コピー開始までワンタッチで可能。
-撮影中にタッチすると、スマートリモコンに。カメラのスルー画をスマートフォンに転送し、スマホで撮影。
-現行の「RX100」も併売。
-新アクセサリーとして、フィルターアダプター、グリップ、ジャケットケースを発売。
-オープンプライス。市場想定は75,000円。7月5日発売。


-「RX100」と比較すると、サイズ感やパッと見たときの印象はとても似通っているが、結構進化している。
-外観上の最大の違いは、マルチファンクションシューを搭載した点。これにより、外付けストロボやマイクのほか、RX1やNEX-5R用のEVFユニットの装着も可能になった。
-背面側では、液晶モニターがチルト式になっている点がポイント。撮影時のアングルの自由度が増しており、使い勝手も大きく向上。その分、若干厚みは増えているが、携帯性を損ねるような心配はない。

-機能面での大きな進化は、WiFiとNFCの搭載。NFCはボディー底面にあり、NEF対応のスマートフォンと連携させれば、簡単に通信が可能。もちろん、同社以外のAndroid搭載機でもOK。iOSではWiFi経由での対応になる。
-スマートフォン側に専用アプリをインストールすることで、スマートフォンの画面でライブビューを見ながらのリモート撮影も可能だ。
-今回、オプションとしてグリップも用意。両面テープで装着するタイプで、RX100と兼用。
-滑りやすいのがRX100の欠点だったが、グリップを装着することで、大幅に改善される。



「ソニー・Cyber-shot 新RXシリーズ発表会」発表会語録概要 ※誤字脱字は後ほど修正します

ソニー デジタルイメージング事業本部 第二事業部 事業部長 槙 公雄氏
・民生用デジタルカメラは、レンズ交換式が拡大傾向。コンパクトカメラ市場は縮小。
・ソニーは昨年、あらたに高級コンパクト市場向けに、「RX100」「RX1」を発売。
・ソニーのDNAとして「お客様の想像を超える商品で、驚きと感動を与えたい」。


・RXシリーズはソニーにとって、”ソニーのDNA”を覚醒させた。
・RXシリーズ開発にあたり、センサー事業部と共同でセンサーを開発。ソニーの強みを生かして、高画質と小型化という相反する課題にチャレンジした。
・RX100はポケットサイズで高画質。RX1はフルサイズで高画質を目指した。
・あらたな高級コンパクト市場の創造。従来の延長上ではなく、ソニーらしい、新たな付加価値とあらたな成長市場を提供する。

・RX1はソニーだけでなく、他社一眼レフユーザーからも高い評価を得ている。
・コンパクトでいつでも高画質なサブカメラに。あらたな付加価値を提供できた。
・全世界での高級コンパクトカメラ市場は、高級コンパクトの市場は、堅実に成長。2012〜13年にかけて、我々がさらに牽引し、50%以上の成長に。

・RXシリーズの投入により、Cyber-shotを高付加価値化。平均単価を押し上げた。RX100は全世界で好調。高級コンパクト機で金額シェアNo.1に。
・RXシリーズは多数の賞を獲得。RX1はカメラグランプリ大賞を受賞。ソニーとして初の受賞であり、大変、身の締まるおもいだ。
・RXシリーズ以外のラインナップもソニーらしい特徴のある製品に。付加価値のあるビジネスを引き続き展開してゆきたい。

・「RX100」の後継機種「RX100 II」。
・裏面照射CMOSを搭載。裏面照射は、ソニーが開発したセンサーで、感度特性を上げ、暗いシーンでの性能を向上。
・従来よりも、暗い場所での撮影性能を約40%向上。
・飽和信号料も10%向上しており、明るい場所での階調表現も向上している。
・新センサー搭載により、「RX100II」の画質が大きく向上している。
・チルト液晶、マルチインターフェースシュー、NFCやWiFIも搭載。
・NFCやWiFiを搭載することで、スマートフォンやタブレットとの連携をワンタッチに。ソニー機器同士の連携もさらに便利に。

・RX1の派生モデルとして、解像感を研ぎ澄ましたモデル「RX1R」を発表。
・偽色やモアレを軽減するためにローパスフィルターがあり、「RX1」はオールラウンドな描写を追求したカメラになっている。
・「RX1R」はより高い解像度を体験できるカメラに。
・「RX1」はオールマイティーで中心的な存在。今回、解像感を研ぎ澄ました「RX1R」を追加することで、様々なお客様の要望に応える展開に。
・「RX1R」「RX100II」ともに、マルチインターフェースシューを搭載し、豊富なアクセサリーの活用が可能に。
・「お客様の想像を超える商品で、お客様の感動を」。RXファミリーは最高画質を手軽に楽しみたいというニーズに応える。
・ソニーは高級コンパクト市場をさらに牽引し、拡大してゆきたい。

ソニーマーケティング デジタルイメージングMK部 担当部長・小笠原 啓克氏
・国内でも高級コンパクト市場は、2013年度に46万台。前年比180%と予測。
・一眼レフユーザーのサブカメラとして、いつも持ち歩ける高画質コンパクトを。
・普段の撮影はスマートフォンでも、カメラを買うなら、高画質で使いやすい高級コンパクトが選ばれている。
・RX100の場合、約80%のユーザーが一眼レフユーザー。残りはRX100をメインとして使っている。
・昨年「RX100」「RX1」を発売し、高級コンパクト市場で金額シェアNo.1に。

・サイズからは想像できない高画質。気軽に持ち歩けるコンパクトさ、撮影領域の拡大。
・RXシリーズの投入で、ソニーは国内での販売単価も、引き上げることができた。ソニー以外は横ばい。業界に対して差を広げながら、約6000円も高い平均単価に。
・「RX100II」 75000円前後、「RX1R」は25万円前後。
・現行機は継続。合計4モデルの販売に。

・RX100シリーズ用のアクセサリーも充実。
・新製品体験の場として、今週末に先行体験会を実施。
・カメラのこれからの形はこれまでの常識にとらわれない、独創的な発想から生まれる。
・製品登録者には専用メールを。さまざまな情報提供や4Kテレビなども紹介。αカフェも展開。
・ソニーらしい独創的な発想で市場を活性化。


<質疑応答>
Q.RX1Rは併売だが、市場性は?
A.オールマイティーな存在は「RX1」。販売比率は「RX1」がメインになる。「RX1R」はお客様からの要望でニーズに耐えるものとして追加。

Q.RX1Rは高い解像度を得るためにローパスを省いているが、解像度の数値比較はできるのか?
A.数字的な評価ではなかなか現れない。ビデオ解像度とは異なるものなので、ぜひ画を見て欲しい。

Q.RXシリーズの投入で平均単価が上がっているが、13年度の平均単価は? コンパクトカメラの台数計画は?12年度は1500万台だが。売り上げ全体は減少傾向だと思うが、RXシリーズで食い止めることができるのか?
A.具体的な数字は控えるが、1-3月は20-30%平均単価が上がっている。さらに押し上げてゆきたい。市場自身の下落や縮小は現時点で止まっているわけではないので、付加価値路線でソニーならではの方式や技術で展開。売り上げや利益水準は上昇方向に。台数を追うつもりはない。

Q.欧米での発売日は? コンパクト市場での高級コンパクト機の推移は? 高級コンパクト機でのシェアは? レンズ交換機のサブ機ということだが、ミラーレス機との食い合いは?
A.欧米は順次発売。高級コンパクトのシェアは20〜50%に。金額で1位。お客様とは異なるので、食い合いはないと思う。

Q.裏面照射は小さいサイズに効果があると説明されてきたが? また、付加価値のないデジタルカメラ市場についての展開は?
A.裏面照射型の技術は小さいサイズで一番効果があるとみられていたが、イメージセンサー事業部と開発したが、1インチでも1絞り分の効果があるということがわかったので開発した。低価格帯の商品については、やめるという方向はない。新興国でもスマートフォンの拡大で、インドやロシア、ブラジルでも、倍率の高い商品やより絵がきれいな商品のニーズが高まっている。

Q.デジタルカメラ市場はニッチになってきていると思うが、デジタルカメラはマスマーケットの商品なのか?
A.詳細な湖面tにはならないが、市場は縮小方向だが、お客様の嗜好は変わっている。カメラをもっと高付加価値で、いい絵が撮れるニーズになってきており、それに応える形に。それがマスなのかはコメントを控えたい。
Q.RX1Rの解像度について、わかりやすく説明して欲しい。副作用は。
A.解像をあげることに特化した商品なので、細かな自然風景に適したモデルだと思う。苦手な被写体はモアレや偽色。人工物については発生することがある。

Q.月産台数は? オリンパスとの協業は?
A.現行機との併売なので、コメントできない。オリンパスとの協業は進展は大きくない。

Q.高付加価値商品の推進は、デジタルカメラ全体についてなのか?
A.デジタルカメラが起点。ミラーレスは高付加価値の方向をとる可能性もあるが、具体的なコメントはできない。

Q,1インチとフルサイズの中間サイズは?
A,現状、ポケットサイズの1型と最高画質のフルサイズRX1を提供。いろいろなケースを考えている。

Q.Rの意味は? また、既存の「RX1」ユーザーがローパスなしが欲しいという声があった場合、改造などができる可能性はあるのか?(山田)
A.”R”はレゾリューションのR。文字が赤だが、文字は当初、白だった。ただ、目立たないので、赤にした。現行機のローパスレス改造については、(まだできると決定はしていないが、)真摯に検討してゆきたいと思う。
※括弧内を追記しました。






●パナソニック
さらに小型・高性能化を実現した
マイクロフォーサーズ用パンケーキレンズ「LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH. (H-H020A)」発表

-マイクロフォーサーズ用の標準系大口径パンケーキレンズ「20mmF1.7」をリニュアル。
-定評のある光学系はそのままに、外観デザインを一新。さらに小型軽量化なレンズに。
-従来レンズ(H-H020)に比べ、13%の軽量化を実現。
-外装に金属素材を採用。外観デザインも最新のLUMIXレンズに共通した高級感のあるものに。
-パンケーキレンズでもっとも大口径な開放F1.7を実現。最短撮影距離も0.2mに。
-35mm判換算で40mmレンズ相当。レンズ構成は5群7枚。非球面レンズ2枚を採用。絞り羽根は7枚に。
-大きさは、 最大径63mm、全長約25.5mm。重さ約87g。フィルター径46mm。
-52,500円。7月11日発売。

2013/06/26
(水)
●オリンパス
ミラーレス機「PEN E-P5」を使いこなすポイントを網羅した
スマートフォン用電子書籍アプリ「OLYMPUS PEN E-P5 ガイドブック」
、iPhone/iPad版、Android版公開
-「E-P5」で写真を楽しむためのスマートフォン/タブレット用電子書籍アプリ「OLYMPUS PEN E-P5 ガイドブック」を公開。
-画像一覧から撮影したい画像を選んで、撮影方法やカメラの設定方法などをガイド可能。
-スマートフォンなどを使ったカメラの取扱説明書的な使い方も可能。
-iOS (iPhone/iPad)用Android用を公開。無償ダウンロード可能。

●コシナ
アポクロマート設計で色収差を徹底排除した
デジタル一眼レフ用大口径望遠レンズ「Carl Zriss Apo Sonnar T* 2/135 ZE」「同 ZF.2」、発売日決定

-カールツァイスブランドの35mmフルサイズ対応マニュアルフォーカスレンズ「Carl Zriss Apo Sonnar T* 2/135 ZE」「同 ZF.2」の発売日を決定。
-同レンズは、特殊低分散ガラスによるアポクロマート設計を採用し、色収差を徹底排除。
-マニュアルフォーカス専用。最短撮影距離は0.8m。フローティングシステムの採用で至近距離から無限遠まで高画質を実現。
-大きさは、最大径84mm、全長107.8mm(ZE)、105.3mm(ZF.2)。重さ約930g(ZE)、約920g(ZF.2)。
-マウントはキヤノンEFレンズ互換の「ZE」と、ニコンのCPU内蔵Ai-S互換の「ZF.2」を用意。
-210,000円。7月25日発売。

●ケンコー・トキナー
ストロボ初のタッチスクリーン採用クリップオンストロボ「Mets MECABLITZ 52AF-1 digital」発表
-ドイツのMetz社の最新クリップオンストロボ「MECABLITZ 52AF-1 digital」、国内発表。
-クリップオンストロボで初めて、背面モノクロ液晶でのタッチスクリーン操作を採用。
-ガイドナンバーは52(105mmカバー時)。
-発光部はカメラ側のズーミングに連動し、24〜105mmまでカバー。ワイドパネルで12mmまで対応。
-水平300度、上方90度のバウンス撮影が可能。
-各社の独自TTL調光システムに対応。スレーブ発光も可能。
-キヤノン用、ニコン用、オリンパス/パナソニック用、ペンタックス用、ソニー用を用意。
-USB経由でストロボ側のアップデートが可能。各社の最新機能に対応。
-カメラへの装着部には、丈夫な金属製シューベースを採用。
-電源は単三形電池4本。リサイクルタイム約4秒。発光回数は約140回(アルカリ電池時)。
-大きさは、134×73×90mm。重さ約346g(電池除く)。
-35,490円。6月25日発売。


●プロメディア
フォトグラファー&フォトビジネスイベント「PHOTONEXT 2013」、今日まで開催
-今年で4回目となる、プロフォトグラファーとフォトビジネス向けイベント「PHOTONEXT 2013」を開催。
-今年のテーマは「探せ育てよ次世代ビジネスの芽」。
-プロ写真家や写真館、ポートレートやウエディングなどフォトビジネス向けイベントに。
-展示内容はプロ用機材がメイン。プロ向けのセミナーも多数開催。
-会場は東京ビッグサイトの西4ホールがメインに。入場無料(一部有料セミナーあり)。
-開催日は6月25日、26日の2日間開催。
-開催時間は25日が10〜18時、26日は10〜17時に。
-入場無料。



-国内最大のプロフォトグラファーとフォトビジネス系イベント「PHOTONEXT」。
-基本的には、営業写真館(ポートレートスタジオ)を中心としたイベントであり、CP+のようなイベントとはかなり違ったプロ向けイベントといえる。
-会場は初日午前中からかなり混み合っており、きわめて多くの来場者が訪れていた。

-主催側の各種セミナーも多数開催されており、各セミナーとも盛況。
-なかでも初日に開催された「Photoshop CC」のイベントなどは、会場に入りきれない人が会場の外側まで溢れるなど、驚くほどの人気を博していた。



●富士フイルム
ミラーレス機「Xシリーズ」初のエントリー機「X-M1」を世界初公開
-PHOTONEXの初日に合わせて発表された、ミラーレス機Xシリーズ初のエントリー機「X-M1」。
-もちろん、ブースには実機が展示されていたが、ブースの大半がプリント関係の出展のため、あやうく見逃してしまうほど、ひっそりと出展されていた。
-実機は3台あり、シルバーとブラックの2台はきちんと作動するモデルで、自由に触れることができた。残念ながら、9月発売のブラウンボディーはモックアップ状態だった。
-クラスとしては、Xシリーズのエントリー機になるわけだが、元々がプレミアムクラスのため、エントリーとはいえ、なかなか高級感のあるもので、安っぽさは感じられない。
-デザイン的には、どことなく、”EVFを省いた「X-E1」”という感じもあるが、操作部のレイアウトはよく考えられており、右手だけで、ほとんどの操作ができる。とくに背面右上部にあるジョグダイアルはなかなか便利。
-可動式液晶は自分撮りこそできないが、自由なアングルでの撮影ができ、X-E1やPro1よりも便利なケースもありそうだ。個人的にはタッチパネルでなかったのがやや残念だった。
-ボディー上部にはモードダイアルがあり、モード切り替えが容易だが、どれがフルオートポジションなのかわかりにくく、エントリー機としてはもう少し分かりやすさが欲しいところ。
-また、シルバーボディーではダイアル上面が光ってしまい、表示が見にくい点も少々気になった。ダイアルはブラックボディーの方が見やすい感じだ。
-キットレンズとなる「XC16-50mmF3.5-5.6」は、24mm域からカバーできる点が便利。ただ、絞りリングが省かれており、ボディー側で絞りをセットするため、従来機ユーザーはやや操作に戸惑うかもしれない。
-APS機だけに、レンズはそれなりに大きめ。また、レンズの質感は、従来レンズほどの高級感はないが、実用上は問題ないレベル。ただ、最短撮影距離がワイド側で30cm、望遠側では40cmともう少し寄りたいところ。
-画質は未知数だが、イメージセンサーが「X-Pro1」や「X-E1」と同じなので、かなり期待できそうだ。
-レンズキットは実売85,000円前後。画質は十分期待できるが、APSのWiFi付きとはいえ、若干高めの設定。また、残念ながら、エントリー系の望遠ズームや、高倍率系ズームがないのが、難点だろう。

薄さ23mm・重さ78gと薄型軽量なパンケーキレンズ「フジノン XF27mmF2.8」も出品
-以前からロードマップで予告されていたパンケーキレンズ「27mmF2.8」も登場。
-X-M1との組み合わせは、なかなかスマート。携帯性も上々だ。
-絞りリングがないタイプなので、従来のXFレンズと操作感が異なり、少々慣れが必要。
-レンズ単体での実売は、45,000円前後と高めなので、興味にある人は「X-M1」のダブルレンズキットとして購入したほうが断然お買い得だ。

-富士フイルムブースでは、さまざまなプリントシステムなどを出品。
-あらたに、コンパクトでタッチ操作のセルフプリントシステムを発表。6色インク採用のインクジェットプリントシステムを採用しており、会場では銀塩方式との比較プリントも展示されていた。
-比べてみても、ペーパーのテクスチャー以外は、ほぼ同等の仕上がりを実現しており、肌のつながりなどを厳密に見ない限り、ほとんど見分けがつかないクォリティーという印象だった。

●キヤノン
-キヤノンは今回。業務用のフォトインクジェットプリントシステム「DreamLabo 5000」をメインにした展開。同システムは5,000万円の超大型システムで、高品位なフォトブックなどが高速に作成できるものだ。
-さらに、あまり知られていないが、キヤノンはさまざまなスタジオ撮影向け業務用システムを展開している。
-今回は写真館向けの「Digital PhotoPresenter for Studio Ver.4.0 」(DPPS)をアピールしていた。
-このシステムは、ポートレートスタジオ向けのもので、撮影された画像をサーバーに保存して、一括管理するもの。
-さらに、今回参考出展されたDPPS Ver.4.1では、写真館などで撮影され、サーバーに保管された画像を、タブレットで待ち時間の間にお客様にみていただき、注文を受けるシステムを公開。
-HTML5ベースのため、iPadなどでも対応でき、画像の一覧表示や拡大表示も容易だ。タブレット表示時のカラーマネージメントまでは考慮されていないようだが、今後の展開が楽しみな新機能といえる。

-ブースでは、現在開発中の「カメラUSBプロテクター」を参考出品。
-これは、同社一眼レフにUSBケーブルを挿したままでも安心して使えるプロテクターであり、構造的にはシンプルなもの。
-実は、同社一眼レフの多くの機種は、カメラ側のUSBスロットがメイン基板と一体化されているという。そのため、USBケーブル接続時などに、USBスロットが破損すると、メイン基板交換になり、修理代が高額になる。
-このプロテクター経由でUSBケーブルを装着することで、USBスロット部に無理な力が加わらないため、スロットの破損を防げるというわけだ。
-対応機種は「EOS-1D X」「EOS 5D Mark III」「EOS 6D」「EOS 7D」。
-参考出品のため、発売時期や価格も未定という。

※適時更新中。

2013/06/25
(火)
●富士フイルム
ミラーレス機「Xシリーズ」初のエントリー機
APS-Cサイズ1,630万画素X-Trans CMOS搭載機「X-M1」発表。「16-50mmF3.5-5.6」「27mmF2.8」同時発表

-EVFを省いて小型軽量化を図った、ミラーレスXシリーズ初のエントリー機「X-M1」発表。
-あらたに、シリーズ初のWiFi機能とチルト式3.0型92万ドット液晶モニターを採用。
-2つの操作ダイアルを配置し、右手操作だけで大半の設定が可能に。
-撮影モードに「フィルムシミュレーション」のほか、アドバンストフィルターや多重露出などを搭載。
-イメージセンサーには、APS-Cサイズで1,630万画素のX-TransCMOSセンサーを搭載。センサーは現行機同様、像面位相差AFではないローパスレスタイプを採用。
-画像処理エンジンには「EXRプロセッサーII」を採用。起動時間約0.5秒、シャッタータイムラグ約0.05秒、撮影間隔約0.7秒を実現。連写枚数は秒5.6コマ。
-新標準ズームとして「XC16-50mmF3.5-5.6」を用意。超薄型の「XF27mmF2.8」も同時発表。
-ボディーカラーは、シルバーとブラック、ブラウンの3色展開に。
-大きさは、116.9×66.5×39.0mm。最薄部32.1mm。重さ約330g。
-オープンプライス。実売価格はレンズキット 84,800円前後。シルバー、ブラックのレンズキットは7月27日発売。ボディー単体やブラウン系レンズキットは9月発売に。

●富士フイルム
薄さ23mm・重さ78gと薄型軽量な
41mmレンズ相当のXマウント用パンケーキレンズ「フジノン XF27mmF2.8」発表

-すでにロードマップで予告されていた、標準系の単焦点パンケーキレンズ「フジノン XF27mmF2.8」を正式発表。
-Xマウントレンズで最薄最軽量の全長23mm、重さも78gを実現。
-35mm判換算で41mm相当の準標準域の単焦点レンズに。
-独自光学技術により、周辺解像度と周辺光量に配慮し、色収差を徹底的に抑えたレンズに。
-フジノン独自の多層コート「HT-EBC」を採用。フレアやゴーストの発生を低減。
-フォーカシングは収差変動の少ない全体繰り出し式を採用。高トルクモーターにより高速AFを実現。
-マニュアルフォーカス用リングも、適度なトルク感のあるものに。
-小型軽量化のため、絞りリングを省いているため、絞り設定はボディー側で制御。「X-Pro1」「X-E1」ではファームアップが必要に。
-最短撮影距離は34cm(ボディー側でマクロ設定時)。通常時は0.6mまで。
-大きさは最大径61.2mm、全長23mm。重さ約78g。フィルター径39mm。
-外観はブラックとシルバーの2種を用意。
-オープンプライス。ブラックタイプ 7月27日発売。シルバーは9月発売に。

●富士フイルム
AF速度向上やピーキング機能を追加した「X-Pro1」「X-E1」用ファームウエア、順次公開
-同社ミラーレス機「X-Pro1」「X-E1」用の機能向上ファームウエアを2回にわたり公開。
-6月25日14時公開予定の第一弾、「X-Pro1」Ver. 2.05、「X-E1」Ver. 1.06では、「片手で素早くメニュー選択や設定変更ができるよう操作性を改善」「絞りリング非搭載レンズ(XF27mmF2.8/XC16-50mmF3.5-5.6 OIS)対応」。
-7月23日14時公開予定の第二弾、「X-Pro1」Ver. 3.00、「X-E1」Ver. 2.00では、「オートフォーカス速度改善」「マニュアルフォーカス時のピーキング機能追加」「マニュアルフォーカスピント拡大時の倍率変更方法を改善」。
-これらのファームアップにより、フォーカス関係の操作性向上や新レンズへの対応を実現。

●プロメディア
フォトグラファー&フォトビジネスイベント「PHOTONEXT 2013」、今日、明日開催
-今年で4回目となる、プロフォトグラファーとフォトビジネス向けイベント「PHOTONEXT 2013」を開催。
-今年のテーマは「探せ育てよ次世代ビジネスの芽」。
-プロ写真家や写真館、ポートレートやウエディングなどフォトビジネス向けイベントに。
-展示内容はプロ用機材がメイン。プロ向けのセミナーも多数開催。
-会場は東京ビッグサイトの西4ホールがメインに。入場無料(一部有料セミナーあり)。
-開催日は6月25日、26日の2日間開催。
-開催時間は25日が10〜18時、26日は10〜17時に。
-入場無料。

[ファームウエアUPDATE]
●ニコン
Nikon D7100 用ファームウェア C:Ver.1.01(Windows)
Nikon D7100 用ファームウェア C:Ver.1.01(Macintosh)
-APS24メガローパスレス一眼レフ「D7100」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.01では下記の点を改善。
-[マニュアル発光モード][リピーティング発光モード] でフラッシュ撮影し、画像を再生画面で統合表示させると、フラッシュ調光補正値の表示部分に発光量が表示される点を修正。
-スペシャルエフェクトモードのセレクトカラー撮影で、ライブビュー効果の設定画面で拡大表示し、AE/AFロック ボタンを押すとライブビュー中の画像が更新されない点を修正。
-ファインダー内水準器が特定の操作時にフリーズする点を修正。
-WBブラケティング撮影した画像の再生時、WB微調整値が実際は10段以上でも9段と表示される点を修正。
-再生のカレンダー表示モードで特定操作時、カーソル移動ができない点を修正。
-再生のカレンダー表示モードの文字サイズの一部を見直し。
-撮影画像のExifデータに記録される35mm判換算の焦点距離表示を修正。
-動画撮影の[1920x1080 24p] で、露出モードMのとき、シャッタースピードを変えても被写体の明るさが変化しない点を修正。

2013/06/24
(月)
●ケンコー・トキナー
独自の動画対応3Way雲台を搭載したミラーレス機向け小型三脚「スプリントHD」シリーズ発表
-定番小型三脚のスプリントシリーズの動画対応機「スプリントHD」シリーズを発表。
-フリクションコントロール機能を採用した、同社独自の動画対応3Way雲台を搭載。
-ミラーレス機での静止画撮影はもちろん、動画機能を生かした撮影にも対応。
-さらに、フリクション機能を省いた通常タイプ「スプリントDX」も同時発表。
-両シリーズともにブラックタイプとガンメタリックの2色を用意。
-各三脚に採用された雲台部「SH-734HD」「SH-724E」の単体発売も開始。
-「スプリントHD」 19,425円。「スプリントDX」 17,325円。「SH-734HD」10,500円、「SH-724E」9,975円。6月28日発売。

●HSGi
1チャージャーで別種の2つのバッテリーを同時充電できる
「Delkin バッテリー充電器 デュアルチャージャー」に「キヤノンセット」「ニコンセット」を追加

-充電プレートの交換でさまざまな種類のバッテリーを、2つ同時に充電できる「Delkin Devices社 カメラ用バッテリー充電器 デュアルチャージャーシリーズ」のラインナップを拡充。
-あらたに、キヤノンの各種バッテリー用充電プレート6種をセットにした「キヤノンセット」と、同じく「ニコンセット」を追加。
-「キヤノンセット」では、「BP-511 / BP-511A」「LP-E5」「LP-E6」「LP-E8」「NB-2LH」「NB-7L」の各充電プレートを1つづつ同梱。
-「ニコンセット」では、「ENEL3 / ENEL3e」「ENEL5」「ENEL8」「ENEL9」「ENEL10」「ENEL12」の各充電プレートを1つづつ同梱。
-いずれも、通常のAC電源からの充電のほか、車のシガーソケットから充電可能なケーブルも同梱。
-各9,870円。7月8日発売。6月24日より受注開始。

[ファームウエアUPDATE]
●パナソニック
LUMIX DMC-FT5 アップデートプログラム Ver.1.2
LUMIX DMC-SZ5 アップデートプログラム
LUMIX DMC-SZ9 アップデートプログラム
LUMIX DMC-TZ30 アップデートプログラム
LUMIX DMC-TZ40 アップデートプログラム
-今春発売のコンパクトカメラ用最新ファームウエアを公開。
-Macとの接続性を改善。
-GPS自動時間合わせの不具合を修正。(FT5、TZ30、TZ40)

DMC-GH3 ファームウェアアップデート
-ハイエンドミラーレス機「LUMIX GH3」用最新ファームウエアを7月上旬に公開。
-次期ファームウエアでは、下記の機能を追加。
-暗い環境下(-3EV)でのピント合わせが可能な「ローライトAF」機能を追加。
-電子シャッター・操作音・フラッシュ発光禁止などの一括設定が可能な「サイレントモード」を追加。
-電源OFF時、撮影モード変更時に露出補正量を±0に戻す「露出補正リセット」を追加。
-Wi-FiでのMacとの接続不具合を改善。
-7月上旬公開予定。

2013/06/23
(日)
●シグマ [mini mini レポート]
「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」体感イベント開催
-一眼レフ用ズームレンズで最高の開放F1.8を実現した「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」の体験イベントを、川崎市麻生区のシグマ社本社で、昨日開催された。
-会場となった同社エントランスには、同社レンズがズラリと展示されており、先だって受賞した「カメラグランプリ2013」や一昨日都内で授与式があったTIPAの受賞楯も展示されていた。

※18-35mm F1.8 DC HSMで撮影
-会場では、「18-35mm F1.8 DC HSM」」のシグママウントとキヤノンマウント用レンズが多数用意されており、来場者は自由に触れ、実写することができた。もちろん、データの持ち帰りやWeb公開も可能。
-会場には朝10時のオープンから多数の来場者が訪れていた。私が訪れた午後3時前後まででも、すでに100人を超える来場があったという。また、他のカメラメーカーからの来場者の姿もみられた。
-会場は、同社本社のエントランスで、同社スタッフの手作りによるテーブルフォト用の被写体などが用意されており、大口径ズームの威力を体感することができた。
-当日の参加者には、記念品代わりに、この日のために製作された、SIGMAロゴ入りチョコレートがプレゼントされていた。

-APS用とはいえ、ズーム全域でF1.8の大口径だけに、レンズはそこそこ大柄。
-実際にレンズを手にした感じは、同社の「35mmF1.4」の全長をやや伸ばしたような感じで、質感は上々。
-重さは810gと結構重量級だが、今回持参した「EOS 7D」が重めのボディーだったこともあり、組み合わせてのバランスは、なかなかよかった。
-ズーム域は35mm判換算で27〜52.5mm相当。もうちょっとテレ側やワイド側が欲しい感じもあるが、実際に使ってみると、想像以上に便利で使い勝手もいい。
-感覚的には、APS機でも、フルサイズのF2.8ズームと同等のボケ味が使え、サイズはフルサイズ用F2.8ズームよりもコンパクトで、価格も手頃。APS機をメインで使うユーザーにとって、なかなか魅力的。
-できれば、この光学系のままでもいいので、マイクロフォーサーズ用やAPSミラーレス機用も欲しいところ。
-また、今後、魅力的なAPS一眼レフが登場してくれば、より魅力的な存在になる可能性もありそうだ。

「18-35mm F1.8 DC HSM」の18mm側。 いずれも絞り開放F1.8で撮影。(ボディーはEOS 7D)
「18-35mm F1.8 DC HSM」の35mm側。 いずれも絞り開放F1.8で撮影。(ボディーはEOS 7D)
-屋内で簡単に試写した印象ではあるが、描写は上々。絞り開放から実用になるシャープさを備えている。
-ボケ味も意外なほど素直で、ボケを生かした作画にも十分使えるレベル。
-F1.8開放でもさほど目立つ周辺減光は感じられず、ワイド側の歪曲収差もさほど気にならなかった。
-また、ズーム全域で28cmまで寄れ、テレ側では約1/4倍の接写ができる点は、そうそう以上に便利。F値が明るく、被写界深度が浅いため、ボケを生かしたワイド系マクロ的な使い方もできる。


2013/06/22
(土)
●シグマ
開放F1.8を実現したAPS機向け大口径ズーム
「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」体感イベント、本日土曜日に同社本社で開催

-一眼レフ用ズームレンズで最高の開放F1.8を実現した「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」の体験イベントを、川崎市の同社本社で、本日6月22日に開催。
-同イベントでは、「18-35mm F1.8 DC HSM」」のシグママウント、キヤノンマウント用での実写体験が可能。
-シグマもしくはキヤノンのAPS機を持参することで、実写体験でき、データの持ち帰りも可能。
-イベントの開催場所は、シグマ本社(川崎市麻生区栗木2-4-16)。小田急多摩線「黒川駅」下車徒歩約10分。
-6月22日(土)開催。開催時間は10:00〜17:00まで。参加無料。予約不要。詳細は当該ページ参照。

●ケンコープロフェショナルイメージング
GOSSENの新露出計「DIGIPRO F2」「DIGISIX 2」「DIGIFLASH 2」の国内取り扱いを開始
-露出計メーカーの老舗「GOSSEN(ゴッセン)」の新露出計「DIGIPRO F2」「DIGISIX 2」「DIGIFLASH 2」の3種を国内発売。
-「DIGIPRO F2」は定常光/フラッシュ光兼用のシネスケール搭載デジタル露出計に。
-定常光専用の「DIGISIX 2」と、定常光/フラッシュ光兼用の「DIGIFLASH 2」は、いずれも重さ40gの小型軽量タイプに。
-「DIGIPRO F2」 72,450円。「DIGISIX 2」36,750円。「DIGIFLASH 2」48,300円。6月28日発売。

[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio Pro5(Win版/Mac版)Ver.5.0.40.1
SILKYPIX Developer Studio 4.0(Win版/Mac版) Ver.4.0.82.1
-高画質・高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」の最新版を公開。
-前バージョンで発生していた「設定ファイルが正しく書けない事がある点」と「バッチ現像でファイル名が重複していないにもかかわらず重複ファイル名として扱われてしまう事がある点」を修正。

2013/06/21
(金)
●SAMSUNG
3GやLTE回線に常時接続可能なAndroid OS採用
APS-C 20.3メガCMOS搭載ミミラーレス機「GALAXY NX」、海外発表
-3GやLTE回線接続機能を搭載した”GALAXY Camera”シリーズ初のミラーレス機「GALAXY NX」を海外発表。
-WiFiに加え、3GやLTE(4G)回線に常時接続できるミラーレス機は世界初に。
-基本制御にAndoroid 4.2を搭載。スマートフォン的なタッチ操作での各種操作が可能に。
-3GやLTE回線を経由して、人気の撮影地情報などを提供。
-イメージセンサーは、APS-Cサイズの20.3メガCMOSセンサーを搭載。最高感度ISO25,600。
-AFはコントラストAFと像面位相差検出AFのハイブリッドタイプを採用。
-マウントは同社独自のNXマウントを採用。従来からのNX用交換レンズを利用可能。
-最高速は1/6,000秒。連写速度は秒8.6コマ。
-大きさは、136.5×101.2×25.6mm。重さ約495g。
-海外発表。

●キヤノン
AF速度を従来比で最大約2.3倍にスピードアップする
ミラーレス機「EOS M」用最新ファームウエア、6月27日13時より公開

-ミラーレス機「EOS M」のAF速度を大幅に改善するファームウエアアップデートを告知。
-ファームアップにより、同機のネックだったAF速度を、現行の最大約2.3倍にスピードアップ(シングルAF時)。
-同社のパーソナルショールームで、ファームアップされた「EOS M」とEF-Mマウントの超広角ズーム「EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM」を体感可能。
-最新ファームウエアは、6月27日13時より公開予定に。

●タムロン
超音波モーターを搭載した定番マクロレンズ
「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 USD(Model F004)」、ソニー用発売日決定

-超音波モーターを搭載した、タムロンの名レンズ”90mmマクロ”の最新版「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 USD(Model F004)」。
-既発売のキヤノンAF用、ニコン用に続き、今回、ソニー用の発売日を決定。6月27日発売へ。
-ソニー用の場合、手ぶれ補正機能がαボディー側のセンサーシフトのため、レンズ側にVC機能はナシ。
-最新の光学設計により、さらなる高画質化を実現。特殊ガラス「XLD」2枚と特殊低分散ガラス「LD」1枚を採用し、色収差をはじめとした諸収差を良好に補正。
-レンズ単体で等倍撮影が可能。35mフルサイズ対応。
-AF駆動源に超音波モーター「USD」を採用。高速AFとフルタイムマニュアル操作を実現。
-最短撮影距離0.3m。インナーフォーカス式のため、フォーカスによる全長変化がなく、139mmのワーキングディスタンスを確保。
-レンズ内部に水滴が進入しにくい簡易防塵防滴機能採用。
-マウントは、キヤノン用、ニコン用、ソニー用を用意。ソニー用は光学手ぶれ補正機能なし。
-大きさは、最大径76.4mm、全長122.9mm。重さ約520g。フィルター径58mm。
-94,500円。ソニー用6月27日発売。

●ケンコー・トキナー
18〜42mm相当の超広角域をカバーするDXフォーマット用超広角ズーム
「AT-X 12〜28mm F4(IF) ASPHERICAL (AT-X 12-28 PRO DX)」、キヤノンマウント用発売日決定

-超広角系のAPSセンサー向けズーム「AT-X 12〜28mm F4(IF) ASPHERICAL (AT-X 12-28 PRO DX)」。
-既発売のニコンDX用に続き、キヤノンのAPS機用の発売日を決定。6月26日発売に。
-従来の「12〜24mmF4」の後継レンズとして、望遠側を28mmまで延長し、準標準域までカバー。
-35mm判換算で18〜42mm相当までの超広角域を広くカバー。ズーム全域でF4を実現。
-2000万画素センサーに耐えられる新規設計に。画面周辺部の解像度を向上。テレ側の性能も見直し。
-ガラスモールド非球面レンズと超低分散ガラスを採用し、高画質化を実現。
-AF制御用センサーに高分解能のGMRセンサーを採用し、高精度で高速なAF制御に。
-AF駆動源には新開発のSD-Mを採用し、AF駆動音を静穏性を向上。
-ピントリングを前後することでAFとMF切り替えが可能。適度なトルク感のあるMF操作を実現。
-最短撮影距離は全域で25cm。
-大きさは、最大径84mm、全長90.2mm。重さ約600g。
-マウントはニコン用とキヤノン用を用意。
-94,500円。キヤノンAPS機用6月26日発売。

●シグマ
開放F1.8を実現したAPS機向け大口径ズーム
「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」体感イベント、明日土曜日に同社本社で開催

-一眼レフ用ズームレンズで最高の開放F1.8を実現した「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」の体験イベントを、川崎市の同社本社で、明日6月22日に開催。
-同イベントでは、「18-35mm F1.8 DC HSM」」のシグママウント、キヤノンマウント用での実写体験が可能。
-シグマもしくはキヤノンのAPS機を持参することで、実写体験でき、データの持ち帰りも可能。
-イベントの開催場所は、シグマ本社(川崎市麻生区栗木2-4-16)。小田急多摩線「黒川駅」下車徒歩約10分。
-6月22日(土)開催。開催時間は10:00〜17:00まで。参加無料。予約不要。詳細は当該ページ参照。

●HSGi
Delkin iPad用ホルダーマウントに「iPad mini」用ホルダーマウントを追加
-多目的なカメラマウントシステム、Delkin社「FatGecko」システムのラインナップを拡充。
-今回新たに、「iPad mini」を装着できる「Delkin iPad miniホルダーマウント」を追加。
-ホルダー裏面に一般的な雲台と同じ1/4インチのメスネジ穴があるため、マウント単体でもiPad miniを三脚などに装着可能に。
-同社のFatGeckoやFatGecko miniシステムなどと組み合わせることで、いろいろな場所に設置可能。
-iPad miniとWiFiカードやWiFi対応カメラを接続することで、iPad miniをファインダーとして利用しての撮影にも、同ホルダーは威力を発揮。
-2,980円。Fat Gecko miniとiPad mini ホルダーマウントのセットは6,980円。6月21日発売。

●ケンコー・トキナー
単4型電池駆動のエントリー向け
1/3.2型817万画素CMOS搭載単焦点モデル「pixmo DSC180」発表


[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio Pro5(Win版/Mac版)Ver.5.0.40
SILKYPIX Developer Studio 4.0(Win版/Mac版) Ver.4.0.82
-高画質・高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」の最新版を公開。
-あらたに「Panasonic DMC-G6」「DMC-LF1」、「Sony・NEX-VG900」「NEX-VG30E」のRAWデータに対応。
※上記バージョンで一部不具合発生により、現在、新バージョンを公開中。

2013/06/20
(木)
●カメラ映像機器工業会(CIPA)
「CP+2014」出展者向け説明会を開催
テーマは「より楽しく、より美しく。進化するフォトイメージングテクノロジー」に

-来春開催されるアジア圏最大の写真映像機器イベント「CP+2014」の出展者向け説明会を都内で開催
-テーマは「より楽しく、より美しく。進化するフォトイメージングテクノロジー」。
-開催日時は2014年2月13日〜16日。10:00〜18:00(最終日のみ 17:00まで)。
-会場はパシフィコ横浜 展示ホール、アネックスホール、会議センター。

<説明会会場語録概要>
●カメラ映像機器工業会 CP+実行委員長 寺田俊夫氏
・CP+は今回で5回目。昨年は6万名を超える来場者に。
・台数ベースでは減少傾向。スマートフォンの影響もあるが、金額ベースでは底打ち。
・スマートフォンの台頭で、お客様は高機能指向に。
・日本ブランドのデジタルカメラは、日本ブランドが81%のシェアを占めている。
・さらに、レンズ交換式モデルは日本メーカーが98%を占めている。

・CP+のコンセプトは、「総合カメラショーであること」「新製品情報を世界に向けて発信する」「写真の撮る見るつながる楽しさを提供」「写真映像分野の発信・発展に貢献」。この4つが今後も続けてゆくポイント。
・コンシューマーショー、ビジネスショー、トレードショー、写真文化が基本。

・新製品情報を世界に向けて発信している。製品は毎月発信されているが、世界的に見て、3つのカメラショーでの発信に。アジアではCP+が一番多い。世界に向けての新製品発表の場に。
・海外のカメラ映像ショーとの連携も密に。ドイツのフォトキナ、フランスのサロンドラフォトと提携。
・CP+では撮る見るつながるに注力。
・日本カメラ博物館企画展示や各種写真展、フォトセミナーを展開。
・フォトヨコハマとの連携。50以上のイベント、30万人以上の来場者に。
・テーマは「より楽しく、より美しく。進化するフォトイメージングテクノロジー」。

・見る人がほほえみ、感動できる、写真映像を後世に残し伝える。
・「フォトプリントメディアゾーン」を新設。PCのなかで埋もれてしまうのではなく、いい写真はプリントして見たい。高精細できれいな写真プリントを。
・フランスのサロンドラフォトの、Zoomsフォトコンテスト受賞作品展示も。
・あらたに、フォトアクセサリーアウトレットを開催。土日のみの展開。ワゴンセールに。
・CP+がさらに魅力的な展示会になるようにしてきたい。

●凸版印刷 木村和也氏
・2月13日から16日。18時まで開催。昨年よりも1時間長くなる。初日午前はプレミアタイムに。
・入場料は1,500円。昨年より500円高くなっているが、Web事前登録で無料に。
・ゾーニングでは、展示ホールに、フォトプリントメディアゾーンを新設。ビジネスミーツも展開。

・各種メディアを通して、幅広く告知。フォトヨコハマとも連動。交通広告も。
・近年は海外からのメディアでも取り上げられている。
・2013年は約15,000人のビジネスユーザーが来場。日本最大のフォトビジネスショーに。今年もビジネスミーツを展開。




●コシナ
85mmF0.95相当の超大口径を実現した
マイクロフォーサーズ用中望遠レンズ「NOKTON 42.5mmF0.95」発表

-クラス最高のF0.95を実現した、マイクロフォーサーズ用超大口径中望遠レンズ「NOKTON 42.5mmF0.95」発表。
-35mm判換算で、85mmF0.95相当のマニュアルフォーカス専用レンズに。
-大口径を生かした、浅い被写界深度と大きなボケ味や、その場の自然光を生かした撮影が可能に。
-マニュアルフォーカス専用。最短撮影距離は23cm。1/4倍の接写撮影も可能に。
-レンズ構成は8群11枚。超高屈折ガラスを採用し高画質を追求。開放での立体感のある描写から、絞り込んだときのシャープな描写まで楽しめるレンズに。
-絞り開放から周辺光量も豊かなものに。
-動画撮影などを配慮し、絞り設定時にクリック音が発生せず、無段階に調整可能な新機構を採用。切り替えでクリックあり設定も可能。絞り羽根10枚。
-専用フード付属。リバース収納も可能。
-マイクロフォーサーズ専用。
-大きさは、最大径64.3mm、全長704.6mm。重さ約571g。フィルター径58mm。
-123,900円。8月発売予定。

●セイコーエプソン
同社開発の236万画素高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル
「ULTIMICRON」、オリンパスの新電子ビューファインダー「VF-4」に搭載

-セイコーエプソンが開発した、約236万画素の高温ポリシリコンTFT液晶パネル「ULTIMICRON」を、オリンパスの新電子ビューファインダー(EVF)「VF-4」が採用。
-同社の同シリーズ液晶デバイスは、EVF用に開発された超高密度液晶パネルで、従来製品はすでにオリンパスの外付けEVFユニットやミラーレス機「OM-D E-M5」の内蔵EVF用として搭載された実績あり。
-今回搭載されたものは、今年1月に量産を開始した、最新型の0.48型・XGA(1,024×RGB×768、約236万画素)タイプに。

2013/06/19
(水)
●ライカカメラジャパン
オランダのジーンズ&ファッション・ブランド「G-STAR」と
コラボレーションした特別限定モデル「ライカD-LUX 6 G-STAR RAW エディション」発表

-大口径ズーム搭載コンパクトカメラ「Leica D-LUX6」の特別限定モデル「ライカD-LUX6 G-STAR RAW エディション」を発表。
-同機は、オランダのジーンズ&ファッション・ブランド「G-STAR」とのコラボレーションモデルとして、「G-STAR RAW」コレクションにインスピレーションを得て誕生したモデルに。
-ライカのコンパクト機ではじめてドット模様のレザーを採用。デザイン性とグリップ性を向上。
-さらに、RAW デザインによる「G-STAR」ロゴ入りのブラウンの革製カメラケースやストラップを同梱。
-ベースボディーは、大口径ズームと1/1.7型CMOSを搭載した「ライカD-LUX6」に。
-販売はライカストアやライカブティック、ライカ正規特約店で展開。
-7月下旬発売。

●オリンパス
24倍ズーム搭載コンパクトカメラ 「STYLUS SH-50」、6月下旬より販売を再開

-今春発売の3軸手ぶれ補正機能搭載24倍ズーム機「STYLUS SH-50」。
-一部製品で不具合が発生し、3月上旬から販売を休止。
-6月下旬より、販売を再開。

●HSGi
iカメラボディー全面を保護できる「SNUG iT PRO Nikon D7100 用シリコンカバー」、国内発売

-各ボディー専用形状でボディーにフィットするシリコンカバー。
-ホールド感や操作感を損なわずに、ボディー全面を保護。
-従来の同シリーズよりやや厚め(2.3mm)の素材を採用し、保護機能とグリップ感を向上。
-今回、ラインナップに「ニコン・D7100」用を追加。
-4,980円(同社Web販売価格)。6月24日発売。

2013/06/18
(火)
●キヤノン [トラブル情報]
ハイエンドデジタル一眼レフ「EOS-1D X」とデジタルシネマカメラ「EOS-1D C」の一部で不具合
部品の摩耗により「AFが合焦しない」「撮影中のファインダー像がボケる」現象発生。無償点検修理へ

-キヤノンのハイエンドデジタル一眼レフ「EOS-1D X」と、デジタルシネマカメラ「EOS-1D C」の一部で不具合。
-製品の一部で「カメラの駆動機構へのグリスの塗布不足により摩耗が生じ、以下の現象が発生する可能性」あり。
-具体的な症状として「オートフォーカス (AF) が合焦しない。(摩耗に伴う微小な粒子の影響)」「撮影中、ファインダー内の像がぼやける、または安定しない。(摩耗が進んだ場合)」などが発生。
-該当製品は、「EOS-1D X」はカメラのシリアルナンバーの左から6桁目が、1〜7までの製品。「xxxxx1xxxxxx」「xxxxx2xxxxxx」「xxxxx3xxxxxx」「xxxxx4xxxxxx」「xxxxx5xxxxxx」「xxxxx6xxxxxx」「xxxxx7xxxxxx」( xは任意)。
-「EOS-1D C」では、6桁目が1の製品。「xxxxx1xxxxxx」( xは任意)。
-上記該当ナンバーのボディーでも、カメラの電池室に下記のマークがある個体は対象外。
-「非対象製品のマーキング 「A」 のマークがある黄色の丸部の様に白い 「A」 のマークがある」「非対象製品のマーキング 「黒く」なっている黄色の丸部の様にこの部分が「黒く」なっている」ものは対象外に。
-対象製品は、無償での点検・修理を実施。6月25日開始予定。詳細は当該ページ参照。

●アドビ システムズ
「Photoshop CC」を含む
新世代クリエイティブ系ソフト「Adobe Creative Cloud」の提供を本日開始。永久ライセンス版終了へ

-アドビのクリエイティブ系アプリケーション群を一挙に「クリエイティブクラウド」シリーズへ移行。
-今後は、従来から発売されている永久ライセンス版の販売は終了。パッケージ版も市場在庫のみに。
-ブランド名はこれまでの「CS」から、クラウドと統合した「CC」へ。
-クラウド系といっても、ソフトは従来通り、PCにダウンロードしての使用に。
-また、ソフトの使用時には、必ずしもオンライン環境である必要はなし。
-オンラインでサインインすることで、自分の使用環境との同期が可能に。
-それに伴い、これまでの「Photoshop CS」は、「Photoshop CC」に移行。
-今回発表になった「Photoshop CC」では、あらたに、「カメラシェイクリダクション」(手ブレ補正機能)を新搭載。ブレた画像をソフトが解析し、シャープな画像に。
-さらに、従来はRAWデータのみへの適用しかできなかった「CameraRaw」を、Photoshopのプラグインとして、Photoshopで開い た通常画像に対しても適用可能。ホワイトバランス補正やノイズリダクション機能も、RAWデータ以外で利用可能に。
-詳細は当該ページ参照。
-個人版は年間契約時、月々5,000円で利用可能に。本日6月18日より提供開始。

2013/06/17
(月)
●シャープ
細かな液晶モニター制御やジェスチャーによる操作を可能にする
RGB照度センサーとジェスチャーセンサーを搭載した超小型近接センサー「GP2AP050A00F」開発

-スマートフォンなどモバイル機器の制御を容易にする、新型の近接センサーを開発。
-1つのユニットにジェスチャーセンサーとRGB照度センサーを搭載。
-ジェスチャーセンサーにより、液晶モニターに直接触れずに、機器の操作が可能。カメラの各種操作やAF測距点選択などにも応用可能。
-さらに、RGB照度センサーにより、周囲の色温度や明るさを検知することで、電灯光下などでも液晶モニターなどの的確な色再現制御が可能に。
-パッケージサイズは5.6×2.1×1.25mmと、シャープペンシルの先と同じくらいの超小型化を実現。
-サンプル価格300円。サンプル出荷6月28日。量産は9月上旬に。

●DNPフォトルシオ
マミヤセコールレンズの価格を改定。8月1日以降平均15%の値上げに
-DNPフォトルシオが国内代理店となるマミヤセコールレンズの価格を改定。
-同社からの出荷価格を、8月1日より、平均15%値上げ。
-改定理由として「原材料コストの急激な上昇により製造原価が上がり、弊社としても企業努力による原価上昇の吸収の範囲を超えているため」と告知。
-2013年8月1日以降出荷分より、出荷価格の改定を実施。

2013/06/16
(日)
●DigitalCamera.jp
デジタルカメラ売れ筋ランキング、2013年4月分公開
-マップカメラ様のご協力による、2013年4月のデジタルカメラ売れ筋ランキング。
-新品カメラのトップは「K-5IIs」、2位は「EOS 6D」、3位は「D800」に。
-さらに、6位には「D7100」,7位には「EOS 60D」がランクイン。
-中古カメラのトップは「EOS 5D MarkII」、2位は「D7000」、3位は「OM-D E-M5」に。
-5位は「D800」、7位には「D700」、10位には「D600」がランクアップ。

2013/06/15
(土)
●ハッセルブラッド
同社初のミラーレス機「Lunar」、日本での予約を開始。実売65万円前後に
-昨年のフォトキナで発表された、ハッセルブラッド社初のミラーレス機「Lunar」。
-国産ミラーレス機をベースに同社ならではのテイストを加えたモデルに。
-イメージセンサーはAPS-Cサイズ24メガCMOSを搭載。
-マウントはNEX用のEマウントを採用。
-レンズキットして「Hasselblad LF 18-55mm f3.5-5.6」を付属。
-オープンプライス。実売65万円前後。6月20日発売。

2013/06/14
(金)
●シグマ
一眼レフ用ズーム初の開放F1.8を実現した
APS-Cセンサー機向け超大口径ワイド系標準ズーム「18-35mm F1.8 DC HSM」、価格・発売日決定

-4月12日に発表された、一眼レフ用ズームレンズで世界最高の明るさとなる、全域F1.8を実現した、APS機向け超大口径ズームレンズ「18-35mm F1.8 DC HSM」。
-今回、キヤノン用の価格と発売日を決定。
-Artライン初のズームレンズとして、ズーム全域でF1.8の明るさを達成。
-APS-Cセンサー搭載機向け。35mm判換算27〜52.5mmとワイドから標準域までをカバー。
-最短撮影距離はズーム全域で28cm。最大像倍率は1:4.3に。
-レンズをカスタマイズ可能なUSB DOCKにも対応。
-来る6月22日に「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM体感イベント」をシグマ本社(川崎市麻生区)で開催。
-マウントは、キヤノン用、シグマ用、ニコン用、ソニー用、ペンタックス用を予定。
-大きさは、最大径78mm、全長121.0mm。重さ約810g。フィルター径72mm。
-113,400円。キヤノン用6月28日発売。

●シグマ
新ラインナップのCシリーズ第一弾となる、小型軽量なAPS-Cセンサー機向け
標準ズーム「17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSM」、ソニー用、ペンタックス用発売日決定

-目的別新ラインナップのC(contemporary)シリーズの第一弾となる、小型軽量で大口径なAPS機向け標準ズーム「17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSM」。
-今回、OS機能なしのソニー用、ペンタックス用の発売日を6月21日発売に。
-同レンズは、従来同社比で約30%ものコンパクト化を実現。
-超広角域の25.5mm相当から望遠域の105mm相当までを広くカバー。
-さらに、ワイド側でF2.8、望遠側でもF4.0を実現した、コンパクトで大口径なモデルに。
-最短撮影距離22cm。望遠側では1:2.8の本格的なマクロ撮影までカバー可能。
-14群16枚構成。FLDガラス2枚、SLDガラス1枚を採用し、倍率色収差と軸上色収差を補正。
-4,600万画素FOVEONセンサーによる独自開発のMTF測定器「AI」で全数検査し出荷。
-大きさは最大径79mm、全長82mm。重さ約465g。
-マウントは、シグマ、 ソニー、ニコン、ペンタックス、キヤノン用を用意。
-59,850円。ソニー用、ペンタックス用6月21日発売。

[ファームウエアUPDATE]
●キヤノン
EOS Kiss X6i ファームウエア Version 1.0.4
-昨年発売のエントリー一眼レフ「EOS Kiss X6i」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.0.4では下記の点を改善。
-「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM」「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STM」との組み合せで発生していた、ライブビューでのAF動作やEOS Utility上でリモートライブビュー使用時にフォーカス微調整ができない場合がある点を改善。
-一部のSDカードを認識しない点を修正。

2013/06/13
(木)
●ペンタックスリコーイメージング
あらたに1/1.7型の1,240万画素裏面照射型CMOSを搭載した
超小型ミラーレス機「PENTAX Q7」発表。120色展開や限定コンプリートキット発売

-従来、1/2.3型センサーを搭載していた「PENTAX Qシリーズ」に、一回り大きな1/1.7型センサーを搭載した上位モデル「PENTAX Q7」を発表。
-イメージセンサーに、1/1.7型1,240万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載。
-高速画像処理エンジン「Q ENGINE」との組み合わせにより高画質化を実現。最高感度はISO12,800に。
-レンズマウントは、現行のQマウントを採用。現行レンズでの撮影が可能。
-従来からの標準ズーム「02」は、23〜69mm相当のワイド系ズームに(QやQ10装着時は27.5〜83mm相当)。
-イメージサークルに余裕のないレンズについては、カメラが自動認識しクロップ撮影。
-背面ディスプレイは、3.0型約46万ドット液晶を搭載。反射軽減のARコートを採用。
-動画撮影は1,920×1,080/30fps。H.264形式記録に。
-大きさは、約102.0×58.0×33.5mm。重さ約200g。
-ボディーカラーは、ブラック、ホワイト、イエローを用意。
-全システムをパッケージにした「PENTAX Q7コンプリートキット」(1,000セット限定発売)や120種のオーダーカラーも展開。
-オープンプライス。実売価格はボディーが39,800円前後、ズームレンズキット49,800円前後、ダブルズームキットは69,800円前後。7月5日発売。

●ペンタックスリコーイメージング
エントリー機ながらも防塵防滴構造や視野率約100%ガラスペンタプリズムを採用した
APS-Cサイズ1,628万画素CMOSセンサー搭載デジタル一眼レフ「PENTAX K-50」発表

-デジタル一眼レフKシリーズのエントリー機となる「K-50」を発表。
-同機はエントリー一眼レフで唯一、防塵防滴構造を採用。キットレンズも同対応のWPタイプに。
-ファインダーは視野率約100%のガラスペンタプリズムを採用。倍率約0.92倍。
-イメージセンサーは、APS-Cサイズ1,628万画素CMOSセンサーを搭載。最高感度はISO 51,200に。
-AFセンサーはSAFOX IXi+を採用。11点測距で中央9点クロスタイプ。-1EVまで測距可能。
-手ぶれ補正はセンサーシフト式。自動水平補正や構図微調整機能を搭載。GPSユニット「O-GPS1」併用により天体追尾撮影「アストロトレーサー」にも対応。
-シャッター速度は1/6,000秒〜30秒。
-連写速度は最高秒6コマ(別売リチウム電池使用・JPEG時)。標準の単三形リチウム電池では秒5コマに。
-背面ディスプレイは、3.0型約92.1万ドットTFT液晶を採用。
-電源は単三形電池4本。オプションでリチウムイオン充電池にも対応。
-ボディーカラーは基本色として、ホワイト、ブラック、ピンクを用意。120色のオーダーカラーも展開。
-大きさは、約129.0×96.5×70.0mm。675g。
-オープンプライス。実売価格はボディー74,800円前後、レンズキット79,800円前後、ダブルズームキット89,800円前後。7月5日発売。

●独 ペンタックスリコーイメージング
「K-50」から防塵防滴構造を省いて低価格をはかった
APS-Cサイズ1,628万画素CMOSセンサー搭載エントリー系デジタル一眼レフ「PENTAX K-500」、欧州発表

-デジタル一眼レフKシリーズのエントリー機となる「K-500」を欧州向け発表。
-「K-50」から防塵防滴構造や電子水準器などを省いて、低価格化を実現。
-ファインダーは視野率約100%のガラスペンタプリズムを採用。倍率約0.92倍。
-イメージセンサーは、APS-Cサイズ1,628万画素CMOSセンサーを搭載。最高感度はISO 51,200に。
-AFセンサーはSAFOX IXi+を採用。11点測距で中央9点クロスタイプ。-1EVまで測距可能。
-手ぶれ補正はセンサーシフト式。自動水平補正や構図微調整機能を搭載。GPSユニット「O-GPS1」併用により天体追尾撮影「アストロトレーサー」にも対応。
-シャッター速度は1/6,000秒〜30秒。
-連写速度は最高秒6コマ(リチウム電池使用・JPEG時)。単三形リチウム電池では秒5コマに。
-背面ディスプレイは、3.0型約92.1万ドットTFT液晶を採用。
-電源はリチウムイオン充電池。オプション併用で単三形電池4本でも使用も可能。
-大きさは、約129.0×95.5×70.0mm。650g。
-欧州向け発表。

●ペンタックスリコーイメージング
Qマウント用交換レンズ「PENTAX-07 MOUNT SHIELD LENS」発表
-今春のCP+2013で参考出品された、トイカメラ風描写が得られる、Qマウント用ユニークレンズシリーズ第4弾「
PENTAX-07 MOUNT SHIELD LENS」を正式発表。
-「トイカメラで撮影したような画像周辺部の流れや、個性的でやわらかな味わいのある描写」を実現。
-光学系は1群1枚構成。F値はF9固定。
-本日発表の「Q7」では53.0mm相当、Q/Q10では63.5mm相当に。
-固定焦点式。撮影距離は約0.3m〜約2.0m。
-大きさは、最大径40.8mm、全長6.9mm。重さ約8g。
-オープンプライス。7月5日発売。

●タムロン
クラス最小の高画質でハイパフォーマンスな超音波モーター搭載
大口径望遠ズーム「SP 70-200mm F/2.8 Di USD(Model A009)」、ソニー用発売日決定

-クラス最小サイズを実現した、35mmフルサイズ対応超音波モーター搭載大口径望遠ズーム「SP 70-200mm F/2.8 Di USD(Model A009)」のソニーマウント用の発売日を決定。
-特殊ガラス「XLD」1枚、異常低分散ガラス「LD」を4枚採用し、色収差を徹底補正。高コントラストで解像力も高く、歪曲収差なども良好に補正。
-高精度なマルチコーティングにより、フレアーやゴーストを抑えた逆光に強いレンズに。
-AF駆動源に超音波モーター「USD」を採用。高速AFとフルタイムマニュアル操作を実現。
-最短撮影距離はズーム全域で1.3m。
-レンズ内部に水滴が進入しにくい簡易防塵防滴機能採用。
-マウントは、キヤノン用、ニコン用、ソニー用を用意。ソニー用は光学手ぶれ補正機能なし。
-大きさは、最大径85.8mm、全長195.1mm。重さ約1,425g。フィルター径77mm。
-157,500円。ソニー用6月27日発売。

●ニコン
レンズ交換式カメラ用「NIKKOR」レンズ、累計生産本数 8,000万本を達成
-ニコンの一眼レフ用・Nikon1用「NIKKOR」交換レンズの累計生産本数が、6月中旬に8,000万本を達成。
-1959年の「ニコンF」用交換レンズ発売から約54年での達成に。
-昨年11月初旬に7,500万本を達成してから、約8ヶ月で500万本を生産し、累計8,000万本を達成。。

[ファームウエアUPDATE]
●シグマ
SIGMA DP1 Merrillファームウェア Ver.1.04
SIGMA DP2 Merrillファームウェア Ver.1.05
SIGMA DP3 Merrillファームウェア Ver.1.02
-FOVEON X3センサー搭載高級コンパクトカメラ「DP1 Merrill」「DP2 Merrill」「DP3 Merrill」の各機種用最新ファームウエアを公開。
-動作安定性を向上。
-画像拡大表示時、画像中心が拡大表示されていたが、フォーカス位置を基準の拡大表示に変更。
-撮影画像のファイル名を「SDIM」か機種名適用のいずれかの選択が可能に。
-マニュアルホワイトバランス(晴れ、日陰、くもり、白熱電球、蛍光灯、フラッシュ)の色調を「DP1 Merrill」「DP2 Merrill」「DP3 Merril」lの3機種間で統一。
-AELボタンに「中央AFL+AEL」を割り当て、ボタンを押し作動アイコンが表示中にMFとAFの切り替えを行うと、割り当てそのものが解除されて初期設定のAELに戻ってしまう点を修正。
・Pモードでセルタイマー撮影時に、プログラムシフトを使いシャッター速度と絞りの組み合わせを変更しても、レリーズと同時にプログラムシフトが解除されてしまう点を修正。
-撮影画像の拡大率に合わせて正しく画像表示を行うよう修正。
-カスタムモードで外部フラッシュ使用時、登録した露出が反映されない点を修正。
-バッテリー残量が少なくなった際に、撮影した画像がまれに正しく記録されない点を修正。
-撮影直後に電源をオフにした場合、まれに記録画像がエラーとなる点を修正。
-再生画像情報スクリーンにファイルサイズを表示するように変更。
-「ELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPER SA-STTL」「同EF-610 DG ST SA-STTL」でのバウンス撮影時の調光精度を向上。(DP1 Merrill)

[ソフトウエアUPDATE]
●ニコン
Capture NX 2 Ver.2.4.3 ソフトウェア(Windows)
Capture NX 2 Ver.2.4.3 ソフトウェア(Macintosh)
-純正RAW現像ソフト「Capture NX 2」用最新アップデータを公開。
-今回のVer.2.4.3では、現像セクションでの自動ゆがみ補正機能で使用するレンズ情報を更新。

ViewNX 2 Ver.2.7.6 ソフトウェア(Windows)
ViewNX 2 Ver.2.7.6 ソフトウェア(Macintosh)
-同社モデル付属ソフト「ViewNX 2」用最新アップデータを公開。
-今回のVer.2.7.6では、下記の点を改善。
-メタデータ]パレットの自動ゆがみ補正表示で使用するレンズ情報を更新。
-ブラウザーパレットの「NIKON IMAGE SPACE」ホームページのリンク先を修正。

2013/06/12
(水)
●アイファイジャパン
ペアリングを簡略化し使い勝手を向上させた
スマートフォンやタブレットへのWiFi画像転送専用カード「Eye-Fi Mobiカード」発表

-WiFi機能搭載SDメモリーカードの元祖であるEye-Fi社の新展開。
-今回あらたに、スマートフォンやタブレットへの画像転送に特化した「Eye-Fi Mobi」を発表。
-同カードを使うことで、デジタルカメラで撮影した画像を、PtoP接続で専用アプリを起動したスマートフォンやタブレットにWiFi転送が可能に。Eye-Fi Mobiカード自体がアクセスポイントに。
-スマートフォンやタブレットとのセットアップも簡易化。Eye-Fi Mobiカードのケースにある10ケタの英数字を専用アプリに打ち込むだけでペアリング可能。PCもWiFi環境、登録も不要に。
-データ転送は、撮影後、即座に開始されるため、バックアップとしても最適。
-カード容量は、8GBと16GBタイプを用意。スピードクラスはClass10に対応。
-対応フォーマットは、JPEGと2GB以下の主要動画ファイル。詳細は当該ページ参照。RAWは未対応。
-対応機種は当該ページ参照。
-対応OSはiOSとAndroidに対応。それぞれ専用アプリはApp Store、Google Playからダウンロード可能。
-オープンプライス。「Eye-Fi Mobi 8GB」実売4,980円、「同16GB」は実売7,980円前後。6月14日発売。



アイファイジャパン
都内で開催したプレスイベントで新製品「Eye-Fi Mobiカード」を発表

米国Eye-Fi Inc,CEO Matt DiMaria氏

・CEOには今年4月に就任。
・私はデジタルメディアに大きな情熱を持っている、人生の大切な瞬間を記録してくれるものだと思っている。
・アイファイに参加できたことをうれしく思う。我々は写真を愛している。
・デジタルカメラはときに撮影している人の目となり、大切な瞬間を残してくれる。
・デジタルカメラのもう一つの特徴に、シャッターチャンスがある。これはスマートフォンではとらえられない。
・記者のみなさんは大きなデジタルカメラを持っている。大切なイベントだと思っているからだろう。
・写真が好きな人もとってカメラは重要だが、私たちはモバイルの世界に住んでいる。そして、写真の使われ方も変わってくる。
・写真を楽しむアプリケーションもモバイル機器のなかで動いている。


・いままで、ユーザーは2つの選択肢があった。「カメラでいい写真を撮る」か「便利なスマートフォンを使う」か。
・Eye-Fi Mobiはカメラとスマートフォンをつなげる。
・この製品はとても重要なプロダクトであり、写真愛好家だけでなく、すべての人に向けたプロダクトである。
・2007年に世界初のWiFi搭載カードを発売。翌年日本で発売。それ以来5億枚以上の写真がEye-Fiカードで撮影され、PCやモバイルに運ばれた。
・戦略的なパートナーとして、日本のDoCoMoとパートナーを組めたことをうれしく思う。

・我々はこの分野のパイオニアであり、ユーザーの使われ方を真摯に受け止めている。
・我々の製品は90%が250ドル以上のユーザー。
・ここ数年間で、ユーザーの大半はパソコンに転送していた。毎年じょじょにモバイルに転送するようになってきた。
・現在、Eye-fi X2カードのユーザーの半数以上はモバイルに直接転送できるモードを選んでいる。
・この2年間で大きな変化があった。昨年末、タブレットの出荷台数がPCを抜いた。
・それまではモバイルやタブレットに写真を送れる機能は、「あるといいね」だったが、これからはなくてはならない機能になった。
・スマートフォンが進化すると、デジタルカメラがいらなくなるといわれるが、そう思っていない。
・インフォトレンドのデータが示している。あなたのカメラに通信機能がついていたら、使用頻度が上がるか?」という設問に対して、スマートフォンの59%、タブレットの49%のユーザーはもっと使うようになると答えている。
・どうしたらいいか考えた。我々が信じていることは、シンプルで、使うのが簡単で、使うとワクワクするものでなくてはならない。
・お客様には、残念ながら、ハード上だけのソリューションは難解で使い勝手が悪かった。
・われわれは、ソフトウエアとハードウエアを両方提供する。
・Mobiは複雑なプロセスを、最も簡単なプロセスで解決。お客様は写真を撮るだけ。あとはアプリを使って、写真を受け取るだけ。

・ケースに記載された、数字とアルファベットを、アプリに入力するだけ。あとは指示に従って、アプリをダウンロードするだけ。
・アプリ画面の左上でダイレクトモードかどうかがわかる。
・アプリはとてもシンプル。初期設定も簡単。10桁のコードを入力するだけ。初回起動時に設定画面を表示。
・iOS6以降はFBやメールなどにアプリ内から転送可能。iOSではカメラロールの中に画像が保存される。
・カメラロールに撮影された画像は、自動的にクラウドにアップされることになる。
・AndroidではEye-Fiホルダーの中に保存される。
・自分がデジタルカメラで撮った写真を、自分の好きなアプリで使える。

・アマゾンのKindleでも使えるようになった。
・現行の「X2 Pro」も同じアプリで動作。
・多くのお客様が「Mobi」を使っていただけると考えている。今週金曜日に国内発売。
・8GB/16GBでクラス10対応。4980円、7980円を想定。
・既存のX2 Proは残り、PCやRAW画像の転送をサポート。
・あらゆるデジタルカメラ愛好家に十分なラインナップを提供できると信じている。
・世界で最もパワフルで使いやすいWiFiメモリーカードを提供できたと思っている。

<質疑応答>
Q,販売枚数は?
A.まだ未上場なので、正確な数字はいえないが、数十万枚。このMobiでその2倍以上を見込んでいる。世界のデジタルカメラ市場は今年1億台。SDカードは2800万枚市場。ハイエンドデジタルカメラユーザーの動きに注目しており、すでに数億枚が転送されたことに注目している。日本に来て、写真業界で中心的な市場であり、写真を愛していると思っている。

Q.ハードウエアは従来と同じなのか?
A.ハードウエアはほぼ同じ。8GBだけクラス10になった。ファームウエアとアプリで変更している。最大の違いはサーバーに通信しなくても、情報を更新できる点。サーバーに接続せずに、SSIDを記録可能になった。買ったときからダイレクトモードになっている。Eye-Fiカードがネットワークを構築して、モバイルはそこに接続しにゆく。Mobiカードはルーター経由の接続はできない。

Q.MobiカードはDoCoMoと協力するのか?
A.現在はdocomoブランドの製品を販売しており、このMobiカードはほかのチャンネルで販売。

Q.マイクロSDへの対応は?
A.いま現在は、カメラメーカーとの話の中でSDカードを中心にサポートしてゆく。

Q.クラウドを活用した戦略は?
A.昨年はプライベートベータで展開。今後はそのスタディーを使って展開。写真が好きなユーザーにとって、カード、カメラ、クラウドが連動した展開に。この数年、撮った写真がすべて自動的にアップロードされることを望まないユーザーが増えている。スタート時から比べて、自動アップロードは半減している。カメラからモバイルデバイスに送る専用デバイスとして展開。

Q.2.4G帯から5G帯への変更計画は?
A.現在は、2.4Gだが、互換性を重視しており、数百台を一挙にテストするラボを使っている。簡単に規格を変えるのは難しい。

Q. 8GBで4980円、16GBで7980円という価格設定は高くないのか? ユーザーが本当に欲しいのはマイクロSDなどが交換できる”Eye-Fiアダプター”なのだが(山田)
A.我々は75%のマーケットを持っている。また、今回、メモリーの速度をClass10にしたが、Class10カードの実売価格を考えると、高いとはいえない。さらに、Eye-Fiカードは写真を記録するためのものであり、写真がなくならないという信頼性をとても重視している。

Q.Eye-Fiソリューションを、いっそカメラに内蔵するという方向性はないのか?(山田)
A.各社からWiFiのカメラが出てくるのはいいこと。Eye-Fi社としては、カード側でのソリューションを提供。現在は(Eye-Fiを)カメラに内蔵する方向にはフォーカスしていない。





●オリンパス
マイクロフォーサーズ規格ミラーレス機「PEN E-P5」「PEN Lite E-PL6」、発売日決定
-同社のミラーレス機 PENシリーズの最新モデル「E-P5」「E-PL6」の発売日を決定。
-発表当初、「6月下旬」としていた発売時期を「6月28日」に決定。
-同日発売されるのは「PEN E-P5」(シルバー/ブラック/ホワイト)ボディーと17mm F1.8 レンズキット、14−42mmレンズキット。「PEN Lite E-PL6」(ホワイト/シルバー/ブラック/レッド)レンズキット、ダブルズームキット。
-アクセサリー関係では、新開発の電子ビューファインダー「VF-4」、本革ボディージャケット、金属レンズフードなど。 カメラグリップ(ピュアホワイト)「MCG-4」のみ、7月12日発売。
-「E-P5」「E-PL6」はオープンプライス。6月28日発売。

●SAMSUNG
24〜240mm相当の光学手ぶれ補正式10倍ズーム搭載
16メガ裏面照射型CMOSセンサー搭載スマートフォン「GALAXY S4 zoom」、英国発表

-最新の人気スマートフォン「GALAXY S4」をベースに、光学10倍ズームを搭載した「GALAXY S4 zoom」を
英国発表。
-先代の「GALAXY Camera」が21倍ズームだったが、今回はレンズを光学10倍に抑えることで、通常のモバイルフォンサイズでズーム付きモデルを実現。
-電話中でも、ズームリングを操作することで撮影が可能に。MMS経由での画像共有にも対応。
-イメージセンサーは16メガの裏面照射型CMOSセンサーを搭載。
-レンズは24〜240mm相当で、光学手ぶれ補正式の光学10倍ズームを搭載。
-ディスプレイは4.3型の有機ELを採用。
-通信機能は、LTEと3G。通常のAndroid OS搭載スマートフォンとして活用可能。
-大きさは、125.5×63.5×15.4mm。重さ約208g。
-英国発表。

[ファームウエアUPDATE]
●オリンパス
XZ-2 ファームウェアアップデート Ver.1.2
-高級コンパクトカメラ「XZ-2」用最新ファームウエアを公開。
-電子ビューファインダー「VF-4」に対応。
-アイセンサーによる表示の自動切り換えには未対応に。

2013/06/11
(火)
●ライカカメラジャパン
28〜70mm相当の「バリオ・エルマー f3.5-6.4/18-46mm ASPH」を搭載した
APSサイズ1,620万画素CMOSセンサーを搭載した高級コンパクト機「ライカ X バリオ」発表
UPDATE
-ライカの新ラインナップとなる、ズームレンズ採用APS16メガCMOS搭載機「ライカ X バリオ」発表。
-フルサイズでレンズ交換式の「ライカ M」と、単焦点レンズ固定式の「ライカ X2」の中間を埋めるポジションの「Made in Germany」の高級コンパクト機に。
-レンズに35mm判換算で28〜70mm相当の「ライカ バリオ・エルマー f3.5-6.4/18-46mm ASPH.」を搭載。ズーミングは手動式。
-イメージセンサーは、APS-Cサイズの1,620万画素CMOSセンサーを採用。最高感度ISO12,500。
-イメージセンサーとのマッチングを図った最新の専用設計レンズにより高画質化を実現。
-最短撮影距離は30cm。
-連写速度は秒5コマ。連続撮影枚数はDNG+JPEG時で最大7コマ。
-動画性能は、1,920×1,080/30fps記録。MP4形式。
-基本デザインはM型ライカ的な要素を取り入れた高品位なものに。
-トップカバーは、「ライカ M」と同じく無垢のアルミ削り出し。他の外装もメタル素材に。
-外装も上質なレザーを採用することで、「X2」より「M」に近い高級感のあるモデルに。
-背面ディスプレイは、高コントラストな3.0型・約92万ドット液晶を採用。
-ストロボは内蔵式。ガイドナンバー5(ISO100)。
-電源は充電式リチウムイオン電池。撮影可能枚数は約350枚。
-オプションとして、外付け式の140万画素電子ビューファインダー「EVF2」を用意。上方に90度のチルトも可能。同機専用のハンドグリップも用意。7月発売予定。
-大きさは、約133×73×95mm。重さ約628g。
-発売に先駆けて「ライカ銀座店」「ライカプロフェッショナルストア東京」「ライカ大丸東京店」「ライカ二子玉川店」「ライカそごう横浜店」「ライカ大丸心斎橋店」で展示開始。UPDATE
-オープンプライス。ライカ直営店価格 341,250円。6月20日発売。

●ライカカメラジャパン
新型モデル「MINI M」、ドイツ時間の6月11日情報公開へ
-ライカの新ラインナップ「MINI M」のティザー告知を同社Topページで公開中。
-同社Webでは、現行の「Leica M」と「X2」との間を埋めるクラスのモデルに。
-19時現在は、ブラックボックスが半開きになった状態で、レンジファインダーのない姿を公開中。
-6月11日(ドイツ時間)に情報公開へ。

●富士フイルム & パナソニック
富士フイルムとパナソニック、広ダイナミックレンジや感度向上に有利な
有機薄膜による高受光効率の「有機CMOSイメージセンサー技術」を共同開発

-富士フイルムとパナソニックが、新型のCMOSイメージセンサーを共同開発。
-受光部に従来のシリコンフォトダイオードではなく、富士フイルム開発の有機薄膜を採用。
-同方式を採用することで、クラス最高の88dbのダイナミックレンジと、従来比約1.2倍の高感度化を実現。
-同イメージセンサーは、デジタルカメラ用を始め、モバイル機器や車載用センサーに応用可能。
-本日京都で開催される「2013 Symposium on VLSI Technology (VLSI2013)」、6月15日に米国ユタ州で開催される「2013 International Image Sensor Workshop」で研究成果を発表。

●SAMSUNG
薄さ26.3mmとAPS機用対角線魚眼レンズで最薄の
APSミラーレス機NXシリーズ用フィッシュアイレンズ「10mm F3.5 Fisheye」、米国発表

-同社のAPSセンサー搭載ミラーレス機「NXシリーズ」用交換レンズを拡充。
-あらたに、APS用対角魚眼レンズで最薄の26.3mmを実現した「10mm F3.5 Fisheye」を発表。
-画角は対角線方向で180度。35mm判換算で15.4mm相当。
-最短撮影距離は0.09m。
-大きさは、最大径58.8mm、全長26.3mm。重さ約72g。
-米国向け発表。2013年下半期発売予定。

●ケンコー・トキナー
アルカスイス規格のクイックシューを採用した
搭載機材20kgの超大型自由雲台「スーパーボールヘッド20」、高精度自由雲台「SBH-320 DS」発表

-クイックシューの事実上の国際標準であるアルカスイス互換規格を採用した自由雲台2種を発表。
-最大搭載機材20kgの超大型で高精度な国産自由雲台「スーパーボールヘッド20」。高精度ボールの採用により、滑らかな動きと強い固定力を実現。高さ142mm、ベース径76mm、重さ約1,270g。
-最大搭載機材7kgの高精度な中型自由雲台「SBH-320」。高さ115mm、ベース径58.6mm、重さ485g。
-アルカスイス規格互換のクイックシュー「DS-20N」と、対応プレート2種も同時発売。
-「スーパーボールヘッド20」 117600円。「SBH-320」 26,670円。「DS-20N」 11,025円。6月7日発売。

[ファームウエアUPDATE]
●ニコン
Nikon 1 V2 用ファームウェアA:Ver.1.10 / B:Ver.1.10 (Windows)
Nikon 1 V2 用ファームウェアA:Ver.1.10 / B:Ver.1.10 (Macintosh)
Nikon 1 V1 用ファームウェアA:Ver.1.30 / B:Ver.1.30 (Windows)
Nikon 1 V1 用ファームウェアA:Ver.1.30 / B:Ver.1.30 (Macintosh)
Nikon 1 J3 用ファームウェアA:Ver.1.10 / B:Ver.1.10 (Windows)
Nikon 1 J3 用ファームウェアA:Ver.1.10 / B:Ver.1.10 (Macintosh)
Nikon 1 J2 用ファームウェアA:Ver.1.10 / B:Ver.1.10 (Windows)
Nikon 1 J2 用ファームウェアA:Ver.1.10 / B:Ver.1.10 (Macintosh)
Nikon 1 J1 用ファームウェアA:Ver.1.30 / B:Ver.1.30 (Windows)
・Nikon 1 J1 用ファームウェアA:Ver.1.30 / B:Ver.1.30 (Macintosh)
Nikon 1 S1 用ファームウェアA:Ver.1.10 / B:Ver.1.10 (Windows)
Nikon 1 S1 用ファームウェアA:Ver.1.10 / B:Ver.1.10 (Macintosh)
-アドバンストカメラ「Nikon1」シリーズ各機種用最新ファームウエアを公開。
-マウントアダプター「FT1」とAF-S レンズを取り付けたとき、AF-C(コンティニュアスAF)に対応(マウントアダプター FT1がVer.1.10以降)。
-フォーカスリング搭載レンズ「 1 NIKKOR 32mm f/1.2」に対応。
-[フォーカスモード] をマニュアルフォーカスにしたときの拡大表示に拡大率1倍を追加。
-1 NIKKORレンズのファームウェアのバージョンアップが正常に実行可能に。(Nikon1 V2)
-撮影モードをオートモード、P、S、A、Mモードにして撮影しているときの電子ビューファインダーの表示が、滑らかになるよう改善しました。
・ マウントアダプター FT1 と AF-S レンズを取り付けて連続撮影しているときに、撮影画像が暗くなることがある点を修正(Nikon1 V2)。
-GPS ユニット「GP-N100」装着時、[GPS による日時合わせ] をONにしたときの時刻合わせ精度を向上(Nikon1 V2/V1)。
-マウントアダプター「FT1」でエレクトロニック(Hi)の10 fps撮影時、シャッターボタンを半押ししたときと全押ししたときとで、シャッタースピードの表示が異なる点を修正(Nikon1 V1/J1)。

●ニコン
マウントアダプター FT1ファームウェア L:Ver.1.10 (Windows)
マウントアダプター FT1ファームウェア L:Ver.1.10 (Macintosh)
-Nikon1シリーズのFマウントレンズを装着できる純正マウントアダプター「FT1」の最新ファームウエア。
-Nikon1にマウントアダプター「FT1」経由でAF-Sレンズ装着時、AF-C(コンティニュアスAF)に対応。
-ただし、ボディー側を本日公開の最新ファームウエアにアップデートする必要あり。
-Nikon1 V2で「FT1」のファームアップをする場合、先に、ボディー側の最新ファームウエアへのアップデートが必要。

●ニコン
GP-N100 用ファームウェア Ver.1.02 (Windows)
GP-N100 用ファームウェア Ver.1.02 (Macintosh)
-アドバンストカメラ「Nikon1」シリーズ用GPSユニット「GP-N100」用最新ファームウエアを公開。
-GPS ユニット「GP-N100」装着時、[GPS による日時合わせ] をONにしたときの時刻合わせ精度を向上。
-ただし、GPSによる時刻あわせで時刻の誤差を完全になくすことは不可。
-対応機種は「Nikon1 V2」「同V1」。最新ファームウエアへのアップデートが必須。

2013/06/10
(月)
●アドビシステムズ
フォトグラファー向け総合ソフトウエア「Photoshop Lightroom 5」発売開始
-プロ・ハイアマチュア向け画像総合ソフト「Photoshop lightroom 5」の発売を開始。
-同ソフトでは、画像の管理・編集・公開など一連のワークフローを1つのソフトでカバー可能。
-今回のハイライトは4つ。Uprigthテクノロジー、修正ブラシの強化、円形フィルター、スマートプレビューなどを搭載。
-現在のVer.4とモジュール系は同じで基本設計も同等だが、撮影後の処理を、より高度に実現。
-修正ブラシが進化。修復ブラシの適用範囲が円形に加え、エリア選択が可能になり、「コンテンツに応じて」に近い動作に。さらに、スラッシュキーで補正元を提案。
-Uprightテクノロジーをレンズ補正機能に搭載。斜めに撮れてしまったものを、さらに簡単に補正可能。補正ボタン操作だけで水平、垂直やその両方の補正が可能。自動化も可能。
-円形フィルターを現像モジュールで活用可能。周辺光量補正メニューで、周辺光量を減らす時などに有効。円形にエリア選択しての補正も可能。
-スマートプレビュー機能を搭載。外付けHDDに保存した画像をライブラリーを、オフラインで補正可能。オンライン後、継続しての作業や補正結果の適用が可能に。
-Windows用、Mac OS用を公開。
-16,000円。アップグレード版、乗り換え/特別提供版9,600円。本日6月10日より発売開始。

●ソニー
広色域の「トリルミナス ディスプレイ for mobile」のフルHDを搭載
写真の忠実再現用モードも備えた薄型軽量ノートPC「VAIO Duo 13」「VAIO Pro 13」「同11」発表

-広色再現域液晶モニターを搭載した、薄型軽量なWindows8搭載ノートPC「VAIO Duo 13」「VAIO PRO 13」「同/11」を発表。
-液晶モニターに広い色再現域を備えたIPSタイプでフルHD(1,920×1,080)の「TRILUMINOS DISPLAY for mobile」を採用。
-TRILUMINOS Colorに対応した、Cyber-shotやαなどで撮影した画像データを色鮮やかに再現可能。
-さらに、画像データに忠実な色再現性を指向した「ナチュアルモード」も搭載。
-タブレットにもなるスライド式キーボード折りたたみ式で13インチ液晶搭載の「VAIO Duo 13」。Ultrabookで最長の18時間駆動を実現。
-通常スタイルで軽量な13インチ液晶搭載ノートPC「VAIO PRO13」、11インチタイプ「PRO11」を用意。
-店頭モデルは、128GB SSDとメモリーがオンボードの4GB。OSはWindows8 64bit。
-オープンプライス。6月22日より順次発売開始。

2013/06/09
(日)
●ニコン
ニコンのデジタル一眼レフやNikon1などの
取扱説明書をスマートフォンで読める「Nikon Manual Viewer 2」公開

-ニコンの取扱説明書がスマートフォンで読める「Nikon Manual Viewer 2」を公開。
-同ソフトでは、現行のデジタル一眼レフやNikon1の取扱説明書を、スマートフォン内にダウンロードして外出先などで確認可能に。
-iOS用Android用を公開。無償ダウンロード可能。

2013/06/08
(土)
●ジャングル
「チルトシフト」エフェクト機能を新搭載した
RAW現像やHDR対応画像総合ソフト「Zoner PhotoStudio 15」シリーズ発表

-チェコ生まれの画像管理・編集統合ソフト「Zoner Photo Sutudio」の最新版「Zoner Photo Studio 15」シリーズを国内発表。
-さらにパノラマ作成、3D画像作成など、さまざまな機能を網羅したソフトに。
-今回のVer.15では、ミニチュア風効果が得られる「チルトシフト」エフェクトを追加。
-RAW現像やHDR出力対応の「Zoner Photo Studio 15 PRO」と、それらを省いて低価格化を図った「Zoner Photo Studio 15 HOME」の2種を用意。
-対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP。
-「Zoner Photo Studio 15 PRO」は6,980円、同HOME版は3,980円(ダウンロード販売)。6月13日発売。

2013/06/07
(金)
[ファームウエアUPDATE]
●キヤノン
PowerShot SX280 HS ファームウエア Version 1.0.2.0
-動画機能を重視したコンパクト機「PowerShot SX280 HS」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.0.2.0では下記の点を改善。
-動画撮影中の光学ズームしたときの消費電流を軽減。動画撮影時間を約20%増加(同社条件)。
-ファームアップの対象は、ファームのバージョンが「1.0.1.0」もしくは「1.0.0.0」の製品に。

[ファームウエアUPDATE]
●ライカカメラジャパン
ライカMモノクローム用最新版ファームウェア Ver.1.002
-モノクロ専用機「ライカM モノクローム」用最新ファームウエアを公開。
-今回のVer.1.002では、下記の点を改善。
-「分離チャージ」モード時の安定性を向上。
-言語メニューのフランス語とイタリア語を改善。
-カメラとPCのUSB接続時の安定性を向上。

2013/06/06
(木)
●キヤノン
AF速度を従来比で最大約2.3倍にスピードアップする
ミラーレス機「EOS M」用ファームアップを6月下旬より実施

-ミラーレス機「EOS M」のAF速度を大幅に改善するファームウエアアップデートを告知。
-ファームアップにより、同機のネックだったAF速度を、現行の最大約2.3倍にスピードアップ(シングルAF時)。
-6月下旬に新ファームウエアを公開予定に。

●キヤノン
35mm判換算で18〜35mm相当をカバーする
ミラーレス機「EOS M」用超広角系ズーム「EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM」発表

-ミラーレスEOS「EOS M」シリーズ用広角ズーム「EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM」を発表。
-同レンズは、EF-Mシリーズとして3本目のレンズとして、ショートフランジバックのメリットを生かした、高画質でコンパクトな超広角系ズームレンズに。
-35mm判換算で18〜35mm相当のワイド系を広くカバー。光学手ぶれ補正機構も採用。
-同レンズは「圧倒的な高画質を実現したコンパクトでスタイリッシュなデザイン」のレンズに。
-ショートフランジバックを生かしながら、ガラスモールド非球面レンズ2枚と特殊低分散のUDレンズ1枚を採用。「中心から周辺領域までの高解像・高コントラストな高画質とミラーレスカメラ専用レンズにふさわしい小型化を両立」。
-動画撮影に適した軽量なフォーカスレンズを採用。AFはリアフォーカス式。駆動源にリードスクリュータイプのステッピングモーター(STM)を採用し、静粛でスムーズなAFを実現。
-最短撮影距離はズーム全域で0.15mを達成。
-大きさは、最大径60.9mm、全長58.2mmとコンパクト。重さ約220g。フィルター径55mm。
-オープンプライス。7月発売。

●キヤノン
コンパクトなIS機能搭載標準ズームをキットレンズにした
35mmフルサイズ機「EOS 5D Mark III・EF24-70L IS U レンズキット」を追加

-35mmフルサイズ2,230万画素センサー搭載デジタル一眼レフ「EOS 5D MarkIII」の販売ラインナップをさらに拡充。
-従来、「EF24-105mmF4L IS USM」のみだったレンズキットに、コンパクトな手ぶれ補正機構付き標準ズーム「EF24-70mm F4L IS USM」をキットレンズにした「EOS 5D Mark III・EF24-70L IS U レンズキット」を追加。
-同レンズは高画質でコンパクトな手ぶれ補正機能採用レンズであり、マクロ撮影にも強い点も大きな特徴に。
-オープンプライス。6月13日発売。

●電塾
「電塾オープンカレッジ ―写真業界の現場から―」、今週土曜日に無料開催
-電塾主催の無償オープンカレッジを、今週土曜日に都内で開催。
-同オープンカレッジは、電塾の社会貢献やボランティア活動の一環として、主に学生対象に開催。
-今回の第1回目のテーマは「写真業界の現場から」。
-第一線で活躍するプロカメラマンによる、実践的なセミナーを多数開催。
-大学生はもちろん、中高校生・専門学校生、社会人も参加可能。
-開催日時は6月8日(土)。開場 12:30。講演は13:00〜18:00まで。終了後、懇親会も予定。
-会場は、日本大学藝術学部 江古田キャンパス(西武池袋線江古田駅下車徒歩1分)。
-参加無料。内容や申込みは当該ページ参照。

2013/06/05
(水)
●オリンパス
マイクロフォーサーズ用大口径単焦点レンズ
「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」「同 ED 75mm F1.8」ブラックバージョン、発売日決定

-マイクロフォーサーズ用の大口径単焦点レンズ3種にブラックタイプを追加。
-今回、「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」「M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8」のブラックバージョンの発売日を決定。
-当初、「6月下旬」としていた発売時期を「6月14日」に決定。
-いずれも、外観色以外は既発売製品と同等。
-36,750円、124,950円。6月14日発売。「17mm F1.8」のブラックタイプの発売日は未定。

2013/06/04
(火)
●ニコン
シリーズ最大のF1.2を実現したナノクリスタルコート採用の
中望遠86mm相当の大口径単焦点レンズ「1 NIKKOR 32mm f/1.2」、発売日決定

-Nikon1シリーズ初の中望遠大口径単焦点レンズ「1 NIKKOR 32mm f/1.2」。
-5月14日の正式発表時、「6月発売」としていた発売時期を「6月13日」に決定。
-同シリーズでもっとも明るい開放F1.2を達成。大口径を生かした作画も容易に。
-35mm判換算で約86mmレンズ相当の中望遠レンズとして活用可能。
-高解像力と滑らかなボケ味を実現。
-ナノクリスタルコートの採用により、逆光撮影時のフレアーやゴーストを軽減。
-最短撮影距離は0.45m。近距離補正方式を採用し、至近距離でも収差の少ない高い解像力を達成。
-AF駆動源には超音波モーター(SWM)を搭載。ピントの微調整が容易な「M/A」機能も搭載。
-外観色はブラックとシルバーの2色を用意。外装には金属素材を採用。
-大きさは、最大径約65.5mm、全長約47mm。重さ約235g。フィルター径52mm。
-105,000円。6月13日発売。

●ペンタックスリコーイメージング
水深14mの防水性能と2mからの自由落下に耐える、
F2.0〜4.9の4倍ズーム搭載1/2.3型16メガ裏面照射CMOS機「PENTAX WG-3」に新色追加

-ペンタックスブランドの防塵防滴モデル「WG-3」のカラーバリエーションを拡充。
-クラストップレベルの水深14m防水や、2mからの自由落下に耐える耐衝撃性を実現。
-今回、1月30日発表時のブラックとオレンジに加え、「ホワイト・ブルー」を追加。
-基本機能は、従来からの「WG-3」のものを踏襲。
-レンズはワイド側でF2.0の大口径を実現した屈曲式4倍ズームを搭載。35mm判換算25〜100mm相当。4.5〜18mmF2.0〜4.9。
-イメージセンサーは、1/2.3型1,600万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載。センサーシフト式手ぶれ補正機能を採用。
-背面ディスプレイは3.0型ワイドの約46万ドット液晶。表面に反射軽減のARコートを採用。
-大きさは約125×64.5×32mm。重さ約229g。
-オープンプライス。ホワイト・ブルーは6月21日発売。

2013/06/03
(月)
●ライカカメラジャパン
ライカ製品の価格を7月1日より改訂。詳細は後日告知予定
-ライカの一部製品の価格を、来月7月1日より改訂。
-具体的な改定価格などについては、現時点で告知されていないが、昨今の為替変動から考えて値上げになる可能性が高い。
-詳細は後日、告知予定に。

●マンフロット
脚部が180度開きコンパクトに携帯できる、同社初の旅行用コンパクト三脚「Befree」発表
-マンフロット製品で初めて、脚部が180度開くタイプのトラベル用三脚「Befree」を発表。
-他社のトラベル用三脚と同じく、携帯時に脚部を180度上方に開いてセンターポールと雲台を包み込むようにして、コンパクトに収納できる方式を、同社製品で初採用。
-携帯時は、自由雲台込みで重さ1.4kg、長さ40cmとコンパクト。最大荷重は約4kgと望遠ズーム付きのデジタル一眼レフにも対応。
-脚部はアルミ素材の4段式。脚部はレバーロック式。開脚度は25度と51度の2段階に設定可能。
-雲台部分はクイックシュー式の自由雲台を採用。
-全伸高144cm、センターポール未使用時123cm。最低高37cm。
-24,780円。6月17日発売。

2013/06/02
(日)
[ソフトウエアUPDATE]
●アップル
デジタルカメラRAW互換性アップデート4.06
-OS X Mountain Lion環境での「Aperture」「iPhoto」の対応RAWデータを拡充。
-今回のVer.4.06では下記の機種のRAWデータデータをあらたにサポート。
-新サポートされた機種は「キヤノン・EOS-1D C」「EOS Kiss X7 /RebelのSL1 / 100D」「EOS Kiss X7i / RebelのT5i / 700D」、「ニコン・D7100」「COOLPIX A」「Nikon1 J3」「Nikon1 S1」、「ソニー・NEX-3N」、「ハッセルブラッド・Lunar」。

2013/06/01
(土)
●マンフロット
「iPhone5」にLEDライトやミニ三脚を装着できる「KLYP for iPhone 5」発表
-マンフロットが、iPhoneで写真を楽しむためのフォトアクセサリーを拡充。
-これまでiPhone4/4S用として展開していた、アクセサリー装着用アダプター「KLYP」をiPhone5用に展開。
-同アダプターをiPhone 5に装着することで、LEDライトの装着や、iPhoneをミニ三脚にセットすることが可能に。
-iPhone5用ハードケースに、ホットシュー付のスナップ式アダプター、1/4インチカメラ小ネジ付のスナップ式アダプターそれぞれ1個を同梱した「MCKLYP5 KLYP iPhone 5用ケース」(アタッチメント付)を用意。
-さらに、LEDライト「ML240 LED」を同梱した「MCLKLYP5 KLYPケース for iPhone 5 + ML240 LED」も同時発売。
-また、拍手をすることでiPhoneで撮影ができるマンフロット初のiOS用アプリ「KLYPAPP」も無償公開。
-「MCKLYP5 KLYP iPhone 5用ケース」4,998円。「MCLKLYP5 KLYPケース for iPhone 5 + ML240 LED」 11,193円。6月12日発売。




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<2013>

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<2012>

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<2011>

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<2010>

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<2009>

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<2007>

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<2006>

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<2000>

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2000.02.16-29
2000.03 2000.04 2000.05 2000.06
2000.07 2000.08 2000.09
2000.10
2000.11 2000.12


<1999>

1999.07.19-31 1999.08.01-15
1999.08.16-31
1999.09
1999.10 1999.11 1999.12


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