デジタルカメラHotNews!(2001/06/01-31)

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2004/01/31
(土)
●キヤノン
2003年の決算概要を公開。売上高、純利益ともに過去最高に
-売上高は3兆1,981億円(前年比8.8%増)、純利益は2,757億円(前年比44.6%増)で過去最高。
-カメラ事業は、デジタルカメラの需要が引き続き高い伸びを示し、銀塩カメラは低迷。
-デジタルカメラではIXY DIGITAL400を中心に売り上げが大幅増加。EOS 10D、Kiss DIGITALも大きく売り上げを伸ばす。
-カメラ関係事業では、売上高6,535億円(前年比34.5%増)、営業利益は1,263億円(前年比79.7%増)に。

[ソフトウエアUPDATE]
●ニコン
COOLPIX4500 Firmware Ver.1.3 Windows
COOLPIX4500 Firmware Ver.1.3 Macintosh
-リモートコードMC-EU1使用時のストロボ撮影で露出アンダーになる不具合を修正。

2004/01/30
(金)
●松下電器
デジタルカメラで2倍の撮影枚数を実現する
アルカリ電池に代わる40年ぶりの次世代乾電池「オキシライド乾電池」発表

-アルカリ電池に代わる、新世代の高出力乾電池。
-正極材料にオキシ水酸化ニッケルと、新開発の新二酸化マンガン、新黒鉛を採用。
-電池内部への注入量を増量、配合をコントロールし、維持電圧を高め、高電流の出力を可能に。
-圧力の変化を利用した高注液システムを採用し、電解液の増量を可能に。
-アルカリ乾電池比約1.5倍の性能アップを実現。デジタルカメラでは約2倍の長もちを達成(同社基準)。
-単三型乾電池2本入り「ZR6Y/2VB」。4本、8本、12本、20本入りも用意。
-2本パック360円。4、8、12、20本入りはオープンプライス。4月1日発売。

[ソフトウエアUPDATE]
●オリンパス
OLYMPUS Viewer 1.1へのアップデート(Windows版/Macintosh版)
OLYMPUS Studio 1.1へのアップデート(Windows版/Macintosh版)
オリンパス E-システム ファームウェアアップデート手順
-E-Systemのファームウェアアップデート機能を利用するためのアップデート機能を装備した新バージョン。ヘルプメニューからアップデート可能。

2004/01/29
(木)
●キヤノン
第二世代となる820万画素CMOSセンサー搭載
秒間8.5コマ・連続40枚の超高速連写を実現したハイエンド機「EOS-1D Mark II」発表

-高速連写タイプのハイエンド機「EOS-1D」の後継機。
-820万画素の第二世代CMOSセンサーを搭載。サイズはEOS-1Dと同じ28.7×19.1mm。8.2ミクロン。
-新CMOSでは固定パターンノイズやランダムノイズを徹底除去。8チャンネル同時読みだしにより高速化。
-連写速度は秒間8.5コマを実現。
-感度はISO100-1600。拡張モードではISO50-3200まで設定可能。
-ローパスフィルターは1Dsと同じ3枚構成の正方分離型を採用。
-連写枚数はJPEGで40枚(EOS-1Dは21枚)、RAWで20枚、RAW+JPEGで18枚(EOS-1Dは16枚)。
-新世代処理エンジン「DIGIC II」搭載。DIGIC比4.5倍の超高速処理が可能。
-内部メモリーには高速アクセス可能なDDR SDRAMを採用。
-起動時間は0.5秒(EOS-1Dは0.6秒)。
-シャッタータイムラグは最短40ms(EOS-1Dは55ms)。
-AF測距機能はEOS-1Dと同等だが、分散型マルチプロセッサー構成によりさらに高速化。
-ストロボ制御は、レンズ距離情報を加味した新開発の「E-TTL II」を採用。
-バッテリーはEOS-1Dと共通。撮影枚数は1Dの2倍以上を実現。
-シャッターはオールマグネシウム。20万回耐久を実現。
-液晶モニターはサイズは同等だが、23万画素と高精細。10倍までの拡大表示や画像回転、RGB別個のヒストグラム表示にも対応。
-色空間は従来のsRGB、AdobeRGBに加え、Wide Gammut RGBにも対応。
-高速なRAW現像が可能な新ソフトウエア「Digital Photo Professional」を新開発。約1.8秒でRAW画像のプレビューが可能(Pentium4 3GHz・512MB・EOS-1Ds時)。画像編集結果もリアルタイムで表示可能。
-オープンプライス。実売価格は60万円を切るレベルを想定。4月発売予定。月産4,000台。

光学手ぶれ補正機能を搭載した
超高倍率Lレンズ「EF28-300mmF3.5-5.6L IS USM」発表

-「EF35-350mm3.5-5.6 L」の後継となる超高倍率ズーム。
-最短撮影距離0.7m。
-最大径92mm×全長184mm。重さ約1,670g。
-330,000円。4月発売。

回折光学素子DOと光学手ぶれ補正機能を採用した
コンパクトで高画質な望遠ズーム「EF70-300mmF3.5-5.6DO IS USM」発表

-同社独自技術の回折光学素子「DO」を搭載した、小型望遠ズーム。
-より高度な収差補正が可能な新開発の3積層型DOレンズを採用。
-同クラスのレンズに比べ、大幅なコンパクト化を実現。
-Lレンズに匹敵する高画質化を実現。
-最短撮影距離1.4m。
-最大径82.4mm×全長99.9mm。重さ約720g。
-174,000円。4月発売。

2004/01/28
(水)
●ニコン [発表会会場速報]
フルサイズで256MBカード一杯までのエンドレス連写を実現した
APSサイズ新型610万画素CCD搭載デジタル一眼レフ「ニコン D70」、正式発表

-昨年12月4日に開発発表された「D70」を正式発表!
-「嬉しい・楽しい・かっこいい」が基本コンセプト。
-ほぼすべての面で「EOS Kiss DIGITAL」を凌ぐ性能を達成。
-標準ズーム「DXニッコール18-70mmF3.5-4.5」(56,000円)も同時発表。
-大きな特徴として、600万画素JPEG・NORMALモードで指定メモリーカード(SanDisk Ultra II)使用時、秒3コマで、256MBメモリーカードが一杯になるまでのエンドレス連写が可能に。256MBカードで144枚の連写が可能。
-撮像素子はソニー製となる新開発のAPSサイズ610万画素CCDを搭載。
-ISO感度は200〜1,600まで、1/3ステップで設定可能。
-シャッター速度は30秒〜1/8,000秒。1/500秒シンクロ。
-連写速度は秒間3コマ。JPEG時は12枚以上の連写が可能。RAW時は4枚まで。
-JPEGとRAWデータの同時記録も可能。ニコンキャプチャーも新型へ。
-ファインダーは視野率95%。倍率は0,75倍。
-AFは5点測距式を採用。
-電源は「D100」と同等の充電池。約2,000枚の撮影が可能(同社実測値)。カタログ条件では公称400枚。
-CR2型電池3本での駆動も可能。
-起動後、わずか0.2秒でレリーズ可能な超高速起動を実現。レリーズタイムラグは約0.1秒。
-カードのアクセスはライト側で6.8MB/sec、リードで8.2MB/sec。Kissは1.2Mb/sec。
-大きさは140×111×78mm。重さ約595g。
-150,000円。レンズセットで206,000円。3月19日発売。月産70,000台。



「D70」などDXフォーマット採用
デジタル一眼レフ用標準ズーム「AF-S DX ズームニッコール ED 18〜70mm F3.5〜4.5G(IF)」発表

-35mm判換算で27〜105mm相当のコンパクトなワイド系標準ズーム。
-56,000円(税込58,800円)。「D70」とのセット販売は3月19日。単体は6月予定。

2/3型800万画素8倍ズーム搭載機「COOLPIX8700」発表
-「COOLPIX5700」の8メガ版となる、レンズ一体型モデルのハイエンド機。
-撮像素子は2/3型有効800万画素の原色CCDを採用。
-レンズは35mm判換算35〜280mm相当の8倍ズーム8.9〜71.2mmF2.8〜F4.2。10群14枚構成。
-大きさは約113×105×78mm。重さ約480g。
-オープンプライス。2月14日発売。

海外先行発表の「COOLPIX3200」「COOLPIX2200」も国内発表
-「COOLPIX3100」「COOLPIX2100」の後継機。
-CCDは1/2.7型320万画素(E3200)、1/3.2型200万画素(E2200)の原色タイプを採用。
-レンズは、E3200は5.8〜17.4mmF2.8〜4.9(38〜115mm相当)
-オープンプライス。3200は2月27日発売。2200は3月12日発売。

30GB HDD内蔵
2.5型カラー液晶搭載携帯型ストレージ「COOLWALKER MSV-01」も同時発表

-30GBの2.5インチHDDを内蔵した、ビュワー&ストレージ。
-CFカード(Type II対応)からHDDへのコピー(逆も可)が可能。
-PCとのインターフェスはUSB2.0を採用。
-液晶モニターは2.5型カラー液晶を採用。
-同社のRAWデータ(NEF)の画像表示(サムネール)にも対応。
-ビデオ出力装備。家庭用テレビ画面での画像閲覧にも対応。
-PictBridge対応。対応プリンタでのプリントも可能に。
-充電式バッテリーでの駆動が可能。約1.5時間の再生駆動可能。
-大きさは約81×130×35mm。重さ約350g(バッテリー含む)。
-75,000円。6月発売予定。月産5,000台。

[発表会語録]
・市場では某C社の”なんとかKiss”が話題になっているが、今回のモデルで一気に他社を突き放したいと思っている。

<ニコン会長・吉田氏>
・半導体市況が不況だったが需要は拡大基調にある。
・液晶露光装置事業は大型基板用投資が旺盛。大きな飛躍に。
・映像事業は、銀塩カメラ市場は昨年来落ち込み、デジタルカメラは大きく伸び、売り上げ、利益面でも全社事業に大きく貢献。
・97年にコンパクトデジタルカメラで参入。ハイエンドからコンパクトに市場を拡大。デジタルカメラ事業がカメラ事業全体の7割に。
・「D1」が一眼レフ市場を開拓。収益の柱に育ってきている。
・「D70」はニーズの拡大により商品化。パイオニアとして、初心者から一般愛好家まで楽しめる商品となった。
・「D70」は、ニコンにとって、映像事業の大きな柱となる。
・生産はニコンタイランド。
・COOLPIX8700、3200、3200を含め、デジタルカメラ市場でのポジションをより強固に。

<映像カンパニー・木村プレジデント>
・映像カンパニーは今年度、3100億円の売り上げ。
・売り上げは、いまやコンパクトデジタルカメラがメイン。デジタル一眼レフが伸びている。
・デジタルカメラマーケットは2003年度は4600万台、来期は6200万台前後。2006年度で約8,000万台と予測。
・一眼レフ分野が大きくなり、普及率は増し、2006年度の8000万台は実現できる。
・1997年は3万台。2003年度には500万台に8前年比70%増。2004年度860万台を出荷予定。
・台数シェア、金額シェアも伸びている。シェアは昨年度から横ばい。来期はシェア拡大へ。
・基本的には、デジタル一眼レフやCOOLPIXの中級からハイエンドがニコンの中心。
・COOLPIX3200/2200は市場拡大へ。
・8700はコンシューマー向けハイエンド。COOLPIXのイメージリーダーへ。
・「D70」はデジタル一眼レフをプロからアマチュアまで使ってほしい。
・デジタル一眼レフは2002年度は25万台、2003年度は100万台市場へ。2004年はその2倍の200万台+アルファ。2006年度では約500万台市場になると考えている。10年前の銀塩一眼レフ(400万台)を超える市場へ。
・「D1」を基本に、ハイスピード、より高画質にという2つの流れに分かれた。「D1H」は「D2H」に進化。当然、「D1X」の後継として、「D2なんとか」が登場する。現在開発中である。
・「D100」に対して、それをさらに一般に広めるための、戦略的な商品。
・「D70」のシェアターゲットは40%。デジタル一眼レフではトップシェアを確保したい。
・ニコンの強みはレンズ。今年には約3,500万本の販売実績。世界最大規模。
・DXニッコールはワイド系の充実を図る。独自開発の超音波モーターも採用をはかってゆく。
・手ぶれ補正機能もさまざまなレンズに採用。

・「D70」はクラスを超えた質感と性能を備えた、デジタル一眼レフカメラシステム。
・「COOLPIX8700」は、COOLPIXのハイエンドであり、イメージリーダー。コンシューマー機でも、本当にいい絵が撮れる製品として投入。
・「COOLPIX3200/2200」は持ちやすいデザインと使いやすさで、デジタル写真の楽しさをより広めたい。
・COOLWALKERは、手軽にいつでもどこでも保存できるみることができるデジタルビュワー。
・ピクチャープロジェクターは、ユーザーフレンドリーな基本ソフト。画像の転送、整理、編集、活用が簡単にできる。将来に向けての基礎となるソフトウエア。

<映像カンパニー副プレジデント・富野氏>
・個人的に「D100」を購入したが、今回の「D70」は絶対の買いだと思っており、より自分にあったカメラという感覚を持っている。
・自分自身、カメラ愛好家ではなく、”写真愛好家”の一人として、「D100」はちょっと重い。もう少し日常的に写真を楽しむカメラとして「D70」を開発。
・開発当初、富野氏が喜ぶようカメラを作ってほしいということで、開発を進めてきた。
・写真を撮るということは、どういうことかという原点を協議した。撮った人の気持ちを、開発者が感じられるような開発をしたかった。
・写真を撮るときの”想い”を表現できるカメラを作りたかった。
・1999年の「D1」は、最高級のカメラを作ろうと思った。「きれい・はやい・使いやすい」がコンセプト。
・これまで自分が関わってきたカメラは買ってきたが、「D1」で挫折したが、「D100」で復帰した。
・「D70」は、とにかくストレスを感じないようなカメラを提供し、写真を楽しんでほしいと思っている。
・デジタルカメラはデジタルの塊のようだが、CCDやセンサーも基本的には微弱電流によるアナログ。それをデジタル技術で実現しているもの。
・「D70」はひょっとすると「D100」よりもいいカメラができてしまったのかもしれない。
・「写る」から「写す」へ。ニコンのカメラは、写せちゃうカメラはイヤ。
・撮れちゃうのではなく、ある意識を持って”写す”という行為を助けるカメラを作りたい。
・主役は撮影者。あくまでも、カメラは脇役であり、いわばコンセルジュのようなもの。
・プロダクトコンセプトは「ハイクォリティーをお求めやすく」。そして「買ってうれしい・使って楽しい・持っていてカッコイイ」。
・小型軽量で、長い間考え抜いて作った操作性なので、基本操作は変えていない。
・「D70」は直感的な操作ができることがメイン。表示を大きくして、見やすくした。
・デジタルイメージプログラムを新搭載。撮影シーンごとにカラー処理やトーン、エッジ処理を制御し、従来の露出制御に、デジタルならではのプロセスを追加した。
・仕上がり設定機能では、わかりやすい日本語メニューとした。
・より鮮やかで、より滑らかな画像に。
・「D70」用に新CCDを開発。プロセスまで変えてもらった。画素サイズは7.8ミクロン。LSIも新開発。
・某C社のカメラは、スイッチを入れても、なかなか起動してくれないので、その時間を1/10にした。
・通常、持ち歩くときはスイッチを切っているので、それでもストレスなく撮れるようにした。
・連写も某カメラみたいに4コマではイヤ。エンジンやメモリーを工夫し、無限に撮れるようにした。
・高速カードアクセスはD100の3倍、ノイズリダクションは20倍、ロスレスRAWは200倍に高速化。
・ニコンビューは見るのが基本だったが、ニコンプロジェクトは「転送→整理→編集→活用」ができる。ネット経由でどんどんバージョンアップできるようにした。
・画像の色や明るさを簡単に変えられる機能も装備した。
・ニコンキャプチャー4も考え方を変えた。「ニコンのAdobe(Photoshop)を作ろう」と思った。
・フォーマットは某社のようにいろいろなフォーマットを使うのではなく、APSサイズで統一した。
・レンズもDXフォーマット用として、超音波モーターを採用し静かなものにした。
・SB-600は、SB-800の妹。ストロボの遠隔制御なども搭載。

・「COOLPIX8700」は8メガ8倍のEDレンズ搭載機。RAWデータ記録もできる。非常にコンパクトで高画質。
・3200/2200はたくさん売れた機種の後継機となる。ニコンはグリップをしっかりつけるのが特徴。しっかりグリップを握って、いい写真が撮れるモデルにした。
・COOLWALKERは30GB HDD内蔵。6メガのJPEGで約10,000枚の保存ができる。本体液晶でも見られ、パソコンにもつながり、プリントもできる。

[質疑応答]
・ボディーの実売価格は12万円くらいで、Kiss Dとほぼ同等になると考えている。
・「D70」は本当の意味でのローエンドとは考えていないため、今回は”D”というネーミングとしている。
・COOLPIX3200は34,800円、2200は25,000円前後。8700は13万円前後。COOLWALKERは6万円弱。
・COOLPIX8700は、8メガ8倍だが、将来的にはいろいろな倍率のものが出てくる可能性があるので、バランスはいいと考えている。8メガは5メガよりも解像が高く、キッチリとしたレンズ性能が備わっていれば、その性能はきちんと発揮される。実用的にも8メガの性能は発揮できるうえ、数値的な喜びもあると考えている。

・「D70」と「COOLPIX8700」の棲み分けについては、銀塩では一眼もコンパクトもフォーマットは同じだったが、デジタルではセンサーサイズの違いという別のカテゴリーがある。そのため、値段や画質が似通っても、デジタル時代にはコンパクトと一眼レフでは別の使われ方をすると思う。(木村氏)

・「D70」と「COOLPIX8700」の棲み分けについては、一眼レフにはミラーがあるため、一眼レフにはスルー画がない。そのため、スルー画で構図を見たい人や動画を楽しみたい人にはCOOLPIXを。一般写真愛好家の方で、銀塩からデジタルに入ろうという写真愛好家や、デジタルコンパクトを使っていて不満を持つ人は「D70」。新しいデジタルとしての使い方をしたい人には「COOLPIX」が向いている。(富野氏)

・センサーの供給については、サプライメーカーとの信頼関係なので、昨年のセンサー不足時への不安はない。昨年・一昨年のセンサー不足で、ソニーは工場新設、シャープはデジタルカメラ用CCD重視の展開を図ってくれた。(富野氏)

・キヤノンのような派手な宣伝広告は考えていない。発表展示会の全国展開のような、タイミングにあったメディアを使いながら展開してゆきたい。

・「D70」発売後も、当面は「D100」も併売する。「D70」開発発表後も「D100」の販売台数は変わっていない。感触などカメラの核の部分では「D100」が勝る部分があると考えている。

・私はキヤノンが決して憎くありません。みんなが切磋琢磨して、いい市場を作ってゆきたい。ある意味で、適正な競争をしていると考えている。(富野氏)



●CIPA
平成15年度カメラ出荷実績、平成16年カメラ出荷見通しを発表
-「薄型テレビ」「DVDレコーダ」「デジタルカメラ」が“新3種の神器”に。
-平成15年(2003年)のカメラ全体の出荷台数は約5,971万台(前年比23.8%増)。
-銀塩カメラは前年比31.1%減の約1,630万台。デジタルカメラは前年比76.8%増の約4,341万台に。
-国内は前年比41.5%減の約67万台、海外は30.9%減の約1,046万台。

-平成16年(2004年)の出荷台数は約7,203万台(前年比20.8%増)と予想。
-銀塩カメラは31.7%減の1,113万台。デジタルカメラは40.3%増の6,090万台と予測。
-国内は前年比11.6%増の約942万台、海外は47.2%増の約5,148万台と予測。

2003年実績(前年比) 2004年予想(前年比)
デジタルカメラ 4,341万台(+76,8% 6,090万台(+40,3%
銀塩カメラ 1,630万台(-31.1% 1,113万台(-31.7%

-デジタルカメラは伸び率はやや鈍化するものの、数量的には引き続き急拡大の見通し。
-国内出荷は買替え需要の比率が増加。普及率の伸びは鈍化。前年比11.6%増の約942万台。
-輸出はアメリカ市場の伸び率はやや鈍化傾向。欧州やその他地域の拡大が期待。前年比47.2%増の約5,148万台と予測。

●富士フイルム
300万画素ハニカムCCD搭載
工事現場用デジタルカメラBIGJOB「HD-1」の発売日を決定

-1/2.7型300万画素スーパーCCDハニカムIV搭載防塵防滴モデル「HD-1」。
-11月26日発表時、「平成16年2月上旬」発売とアナウンス。
-今回、発売日を最終決定。
-付属バッテリーをニッケル水素充電池にするなど、一部仕様も変更。
-オープンプライス。2月10日発売。

2004/01/27
(火)
●京セラ
カメラデザインを気軽に変えられる
ストリームショット「SL300R」購入者向けのシールプレゼントキャンペーンを実施中

-高速動作の薄型モデル「Finecam SL300R」購入者向けキャンペーン
-キャンペーン期間中の同機購入者にその場でデザインシールをプレゼント。
-シールをボディーに貼ることでデザインイメージの変更が可能。
-キャンペーン期間は1月24日〜3月31日。

●ソースネクスト & 市川ソフトラボラトリー
家庭用プリンターで分割プリントし
ポスターサイズのプリントを作成できるソフトウエア「ズバリ 巨大プリント」発売

-画像データを拡大し、家庭用プリンターで分割プリント。それをプリント後に貼り合わせることで、大判プリントの作成が可能に。
-画像の拡大と配置が容易で、自動的に「のりしろ」も追加。
-高度な拡大アルゴリズムにより、ジャギーの目立ちにくいプリント作成が可能。
-Windows XP/2000 Professional/Me/98/98SE用。
-1,980円。2月6日発売。開発元は市川ソフトラボラトリー。

2004/01/26
(月)
●オリンパス
画期的な薄型光学系を実現できる
自由曲面(フリーシェイプト)プリズム方式光学系を開発。携帯電話用レンズユニットから製品化へ

自由曲面プリズムによる
メガピクセル携帯電話用光学系
新開発の自由曲面プリズムによる光学系
右は従来光学系で作成した場合。
-同社が独自開発した「自由曲面プリズム方式」光学系を発表。
-複雑な曲面を持つ2つのプリズムを、水平に配置。ダハプリズムのように、光路を折り曲げて構成。
-光軸上にレンズを重ねて配置する従来型の共軸系設計のレンズユニットよりも、構成枚数を減らすことができる上、大幅な薄型化を実現。
-カメラモジュールの厚さを変えることなく、高画素に適した高画質レンズの作成が可能に。
-プリズム内のすべての面を回転対称でない自由な曲面で設計。少ない部品点数で収差を良好に補正。
-今回試作した光学系では、自由曲面プリズム2個で、従来の共軸系レンズ3〜5枚相当の性能を実現、設計段階では中心部で1mmあたり250本以上、最周辺部でも200本以上の高解像力を実現。
-さらに、撮像面に垂直に光が入射するため、CCDやCMOS用光学系としても最適。
-試作では、1.3メガ対応の携帯電話用ユニットを厚さ8.5mmで実現。
-今秋より、撮像素子と組み合わせたカメラモジュールとして製品化。
-今春から辰野工場で試作生産を開始。今秋量産。携帯電話メーカーへ本格的な販売開始。
-カメラ付き携帯電話向けカメラモジュールの売上は、3年後300億円を予定。

●PC Watch
山田久美夫のカシオ「QV-R51」ファーストインプレッション
-大型2型液晶を搭載した1/1.8型500万画素機。
-軽快で高画質な好バランスモデル。
-「QV-R40」「DSC-T1」「IXY400」との定点比較あり。

2004/01/25
(日)
[ソフトウエアUPDATE]
●セイコーエプソン
CL-760用 Win2000/XPドライバー Ver.5.32
-HyperThread CPU環境で連続印刷時にジョブ間で印字停止する場合があった点に対応。

PM-G700用 Windows98/MEドライバー Ver.6.42
-写真用紙 超高精細でA4に印刷ができない場合があった点を修正。

PX-V600用 Windows2000/XPプリンタドライバアップデーター Ver.5.32
-・マイクロウィーブON設定で、上端1インチ程のみのデータを印刷すると、何も印刷されずに終了し、給紙されない点を修正。

2004/01/24
(土)
●京セラ
317万画素3倍ズーム機「Finecam L30」の発売日を決定
-同社の中堅クラスとなる「KYOCERA Finecam L30」。
-発表時「11月中旬発売」とアナウンスしていたが、その後発売日を延期。最終的な発売日を「2月2日」に決定。
-オープンプライス。2月2日発売。

2004/01/23
(金)
●富士フイルム
CFカード時に電源OFFでも電池が消耗する
現象に対応した「FinePix S7000」の無償バージョンアップサービスを実施

-630万画素ハニカムCCD搭載機「FinePix S7000」のバージョンアップ。
-CFカード使用時に電源がOFFになっていても電池が消耗する現象が発生。
-対象ボディーは「34060001」以前のボディー番号のボディー。
-本来同機は、「xDピクチャーカード」もしくは「MicroDrive」(CFカードを除く)での動作保証のため、「やむをえずコンパクトフラッシュカードをお使いになられる場合」のために、バージョンアップサービスを実施。
-無償バージョンアップ希望者は同社該当ページの申込書に記載し送信。
-後日、指定宅配便業者によりカメラを同社に送付。約3日間で同社よりバージョンアップ後のボディーを配送。

●日本シーベルヘグナー
ワイド系大口径ズーム搭載2/3型500万画素モデル「ライカ・DIGILUX 2」、国内発表
-ドイツ本国で先行発表された「ライカ・DIGILUX 2」の国内発売を決定。
-「松下電器・DMC-LC1」の姉妹機となるワイド系ズーム搭載本格派モデル。
-CCDは2/3型524万画素タイプを採用。
-レンズはDC VARIO SUMMICRON 7〜22.5mmF2.0〜2.4 ASPH.。35mm判換算で28〜90mm相当。
-液晶モニターは2.5型タイプを搭載。21,1万画素。
-液晶ビューファインダーは23.5万画素。視野率100%。
-記録媒体はSDメモリーカードを採用。64MBタイプを付属。
-JPEGやTIFFのほか、RAWデータ記録も可能。
-バッテリーはリチウムイオン式を採用。
-大きさは135×82×103mm。630g(本体のみ)。
-オープンプライス。店頭想定価格20-30万円。2月発売予定。

●キヤノン
「EOS Kiss Digital」「IXY DIGITAL」堅調で2003年決算予想を上方修正 [訂正]
-平成15年1〜12月期の業績予測を、中間決算期を踏まえて上方修正。
-連結売上高を7570億円(+70億円)、経常利益141億円(+21億円)、純利益70億円(+19億円)に。
-修正理由として「EOS Kiss DIGITAL」「IXY DIGITL400」「IXY DIGITAL L」など、高付加価値商品による粗利率の改善。年間首位を達成。
-デジタル一眼レフが好調で、交換レンズが増加。カメラ本体と相まって利益面で大きく貢献。
-フォトプリンターのニーズが高まり、インクカートリッジやフォト用紙など消耗品需要が急増。利益貢献が顕著に。

2004/01/22
(木)
●コダック
デジタルカメラ事業強化のため、チノン株の公開買付けを決定。チノン合併へ
-コダック社のデジタルカメラの設計・開発・製造で協力関係にあるチノン合併に向けた展開。
-コダックの完全子会社である「コダックジャパン デジタルプロダクトディベロップメント(KJDPD)」による、チノン株の公開買付を実施。
-現在、コダックはチノン株の59.02%を持ち株としており、KJDPDも持ち株を譲渡。その後、残り株を取得することで、KJDPDを完全子会社化。その後、コダックがチノンを合併。
-同社合併により、コダックとチノン両社の強みを活かしながら、重複部分を整理。さらなるデジタルカメラ事業の強化へ。

●コダック
創立者ジョージ・イーストマン生誕150年を記念したキャンペーンを展開
-イーストマン・コダックの創立者であり、写真の大衆化や映画フィルムの発明などに貢献したジョージ・イーストマンの生誕150年を記念したキャンペーンを2004年1年を通して展開。
-「ジョージ・イーストマンの功績が伝える写真の持つ価値」がテーマに。
-「ジョージ・イーストマン生誕150年記念 コダック・カメラ展」を日本カメラ博物館で開催。
-記念フォトコンテストなども積極展開へ。

●コニカミノルタ
3200dpiの35mm/APS兼用
高画質・高速フィルムスキャナー「「コニカミノルタDiMAGE Scan Dual IV」体験説明会を実施

-新型の高画質・高速フィルムスキャナー「DiMAGE Scan Dual IV」の体験イベントを東京と大阪の2会場で開催。
-東京は1月24日に新宿「コニカミノルタフォトスクエア東京」。
-大阪は1月23/24日に「コニカミノルタフォトスクエア大阪」で開催。参加費無料。

2004/01/21
(水)
●ヨドバシカメラ
メモリーカード 実販価格表(2004年1月21日版)更新
-レキサーメディア製40倍速CFカードが軒並み値下がり。
-レキサーメディア製4GB40倍速タイプも168,000円で発売。
-サンディスク製高速CFカード「Urtra II」の価格を新掲載。通常タイプの2GBタイプも発売に。
-ハギワラシスコム製SDカード、512MBタイプが5,000円の値下がり。
-ソニー製メモリースティックDuo/Duo Proの価格を新規掲載。

●セイコーエプソン [トラブル解消情報]
ホームプロジェクター「dreamio EMP-TW200」で
短期間の使用で色むらが発生する不具合発生。性能向上した改良品に無償交換へ

-同社の中堅クラスのホームプロジェクターで不具合。
-「短期間のご使用で投写映像に色むらが発生する可能性のあることが判明」と説明。
-対策の結果、不具合解消の上、コントラスト比が従来の1:800から、1:1000に向上。
-該当製品は、製造番号が「FQJG39○○○○F」と「FQJG3X○○○○F」(○は任意番号)の製品。
-既購入者には、対策品との無償交換を実施。2月上旬より順次開始。

●コニカミノルタ
純正リチウムイオン充電池の模造品に関する注意を告知
-同社への純正リチウムイオン電池の模造品への問い合わせに対する回答を公開。
-純正品は、危険防止の安全機構を備えており、カメラ側では電池特性に合わせた最適設計により公称性能を達成しているため、純正のリチウムイオン充電池の使用を推奨。
-模造品の電池では、危険防止の安全機構を備えていない製品があり、危険性大。
-模造品など推奨品以外の電池使用時による事故や故障は、同社に一切責任を追わない点を明言。

[ソフトウエアUPDATE]
●キヤノン
EOS 10D ファームウェア変更 Version 2.0.1
-「EOS 10D」用ファームウエアVer.2.0.0での不具合を修正。
-「カメラの設定内容を確認する画面の <INFO.> 画面で、ファームウェア Version 2.0.0 では 「色温度」 が表示されない」点を修正。
-これまでのVer.1.0.1、Ver.2.0.0での修正内容も同時解消可能。

2004/01/20
(火)
●カシオ
高速起動の”QV-R40”の500万画素版となる
2インチ液晶モニター採用 1/1.8型525万画素CCD搭載3倍ズーム機「QV-R51」、国内発表
-高速起動でハイコストパフォーマンスな「QV-R40」ベースの500万画素モデル。
-R40と同じく、撮影・再生の各専用ボタンを背面に配置。
-CCDに1/1.8型525万画素原色系CCDを搭載。
-液晶モニターには、アクリルカバー付きの2インチ大型液晶モニターを新採用。
-動画撮影時間は従来の30秒から60秒に。
-レンズは8〜24mmF2.8〜4.9の3倍ズーム。35mm判換算で39〜117mm相当。
-外観デザインはほぼ「QV-R40」のものを踏襲。
-電源は単三型電池2本。
-大きさは88.3×60.4×33.4mm。重さ約168g。
-オープンプライス。1月28日発売。

●オリンパス
「E-1」ボディーやレンズ、フラッシュなどの
ファームウェアのアップデートをネット経由で実現するサービスを1月28日より開始

-「E-1」本体や周辺アクセサリーのファームアップサービスを展開。
-E-1の同梱のソフト「OLYMPUS Viewer」や別売ソフト「OLYMPUS Studio」を使い、インターネット経由でファームのアップデートが可能。
-カメラボディーとパソコンをUSBケーブルで接続。ソフト側のメニュー操作だけで、本体ファームのバージョンを自動確認し、アップデートが可能。
-本サービスの利用には、上記PC用ソフトウエアのVer.1.1へのアップデートが必要。インターネット経由でのアップデート(1月28日より対応)可能。
-1月28日よりサービス開始。

2004/01/19
(月)
●ニコン
「D70」など新製品を中心とした
新製品発表展示会「Nikon Digital Live 2004」を全国7ヶ所で2月13日より順次開催

-デジタル一眼レフ「D70」をメインとした新製品展示発表会を開催。
-新製品展示はもちろん、「D70」での撮影から出力まで体験可能。
-「D70」で撮影した写真パネル展も開催。
-大阪(2/13-14)、東京(2/20-21)、名古屋(2/28-29、仙台(2/28-29)、福岡(3/6-7)、札幌(3/12-13)、横浜(3/27-28)など全国7ヶ所で開催。入場無料。

[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
デイジーコラージュ6 Release 6 Build 4 アップデートキット
-内部の機構を調整。セクションの移動やファイルの読み込みなどを高速化。

2004/01/18
(日)
●タムロン
デジタル一眼レフの性能基準を満たさないため
大口径望遠ズーム「SP AF 70−200mm F/2.8 Di」の発売を延期。設計見直しに

-2002年のフォトキナで開発発表した小型大口径ズームの発売を延期。
-延期理由として同社は「最近発売されたデジタル一眼レフカメラでの使用などを考慮した場合、開発当初の光学設計では現在の弊社の性能基準を満たすことができないことが判明し、設計の見直しを行うためやむなく発売を見合わせる」と説明。
-発売時期は未定。

2004/01/17
(土)
●ソースネクスト
シミやソバカス、ホクロなどを補正できる
特殊フィルター機能を搭載した、1,980円の画像編集ソフト「ズバリ 劇的美人」発表

-人物撮影時の補正機能に特化した画像編集ソフト。
-簡単操作でシミやソバカス、ほくろを修正できる「メーキャップフィルタ」搭載。
-美白機能やソフト機能、色調整機能なども装備。
-証明写真やポストカード、オリジナルカレンダーなどに最適化したデータの作成も容易に。
-開発元は市川ソフトラボラトリー。
-1,980円。1月30日発売。Windows用。

2004/01/16
(金)
●キヤノン
大分市にデジタルカメラやDVカメラ用生産工場を建設。2005年1月より稼働予定
-キヤノンと大分県および大分市が、新工場建設の立地協定書に調印。
-新工場は、現在のカメラ部門国内生産拠点「大分キヤノン」の第二工場に。
-敷地面積約380,000m2。投資額は当初約80億円を予定。
-生産品目はデジタルカメラやデジタルビデオカメラが中心に。
-今年4月に着工。2005年1月の稼動を目指す。
-2006年末には従業員1,500名、年間600万台の生産規模へ。

●松下電器
3CCD搭載機で世界最小のDVカメラ
232万画素静止画記録が可能な「NV-GS200K」、123万画素対応の「NV-GS120」発表

-高い色再現性を実現する1/6型3CCD搭載小型DVカメラ。
-80万画素の3CCDタイプの「NV-GS200K」と46万画素3CCDの「NV-GS120K」を用意。
-3CCDを活かした高画質静止画撮影にも対応。SDメモリーカード対応。
-レンズはライカブランドの光学10倍ズームを搭載。
-パワーLCDボタンで液晶の明るさを2倍にアップできるパワー液晶モニター搭載。
-PictBridge対応。
-オープンプライス。3月5日発売。

●キヤノン
小型・軽量で低価格な
22倍ズームレンズを搭載68万画素DVカメラ「FV50 KIT」、18倍モデル「FV400 KIT」発表

-実売75,000円前後とコストパフォーマンスな高倍率ズーム搭載DVカメラ。
-CCDは1/6型総画素68万画素補色系フィルター採用。
-レンズはFV50が光学22倍、FV400は光学18倍ズームを搭載。
-0.6倍ワイドアタッチメントを同梱。広角側の撮影能力を強化。
-FV50はXGA(1024×768画素)静止画撮影が可能。
-記録媒体はSDカードを採用。PictBridge対応。
-オープンプライス。店頭想定価格は75,000円と6,5000円。2月上旬発売。

2004/01/15
(木)
●オリンパス
「E-1」ユーザー向けに
同社35mm一眼レフ用OMレンズアダプター「MA-1」を無償配布

-フォーサーズ規格の「E-1」で、OMレンズが装着できるアダプターを開発。
-OMレンズはデジタル用でないため、レンズや絞り値により十分な性能が発揮できないため、OMレンズアダプターの商品化はせず無償提供へ。
-AFは動作せず、露出は絞り込み測光のみ。絞り優先やマニュアル露出撮影は可能。
-告知用資料には、OMレンズでの推奨絞り値や推奨焦点距離(ズーム時)の一覧表あり。
-同アダプターは、「E-1」の登録ユーザー向けに無償で配布予定。
-Webなどでの告知はせず、店頭ちらしや登録ユーザー向けに直接告知。
-「E-1」を購入した最終ユーザー向けに、一台1個のみ提供。
-販売店や業者、転売目的の購入は対象外。
-応募にはユーザー登録後、保証書のコピーと応募用紙を同社に送付。
-アダプターの発送は2月末より開始。アダプターの提供は先着順。現品がなくなり次第終了。

●富士フイルム
FinePix専用充電式
リチウムイオンバッテリーの模造品についての警告を告知

-FinePix用純正充電式バッテリー「NP-40」「NP-60」の模造品が流通。
-外観が非常に似ている模倣品のため、判別は困難。
-模造品には保護装置などの安全機構のないものもあり、カメラが正常動作せず、破損する可能性あり。異常な発熱、液漏れ、破裂や発火などに原因になる可能性も。
-同社では模造品バッテリーに起因する事故などについて責任を負いかねると告知。
-純正バッテリーの使用を推奨。

2004/01/14
(水)
●ソニー
アイワブランドでもデジタルスチルカメラ市場に参入!
USBストレージをベースにした200万画素単焦点モデル「AZ-C7」発表

-アイワブランドのUSBストレージメディア"pavit"(パビ)をストレージとした新シリーズの一環としてデジタルスチルカメラを発表。
-付属ソフトで写真日記を自動で作成できるアプリケーションソフト"PhotoDiary"を付属。
-電源オフの状態からでもシャッターを押すだけで撮影できる"ダイレクトシャッター"機能搭載。
-同位置シーンを自然光やストロボ撮影などで撮影した4種類のカットから最適な部分だけを取り出して合成し、自然な雰囲気のカットを作成するムーディーショットモードを搭載。
-CCDは総画素数211万画素。
-レンズは6.4mmF2.8の単焦点タイプ。35mm判換算で42mm相当。
-ピントはAF。10cmのマクロ撮影可能。
-液晶モニターは1.5型TFTタイプを採用。光学ファインダーはナシ。
-記録媒体は、USBストレージメディア"pavit"専用。32MBタイプ付属。
-電源はリチウムイオン充電池を採用。
-大きさは95×76×23mm。重さ約127g。
-オープンプライス。2月1日発売。

●ソースネクスト
画像補正機能やレイヤー機能を搭載した
1,980円の低価格グラフィックソフトウエア「Paintgraphic」発表

-ソースネクストの1,980円シリーズの画像編集ソフト。
-画像の自動補正機能やレイヤーによる画像合成機能を装備。
-各種フィルターやペイント機能も装備。
-Photoshop形式のPSDファイルの編集も可能。レイヤーにも対応。
-1,980円。1月30日発売。Windows版のみ。

2004/01/13
(火)
●アイ・オー・データ機器
現在最大容量となる4GB MicroDrive「CFMD-4G」発表
-待望の2GBと4GBタイプのMicroDrive(日立製)を発表。
-形状は従来タイプと同じくCF Type II。
-4GBタイプはFAT32対応モデルでのみ使用可能。
-対応機種一覧表も同時公開。
-4GBタイプは77,000円。2GBタイプは38,000円。1月下旬出荷予定。

[ソフトウエアUPDATE]
●カシオ
「EX-Z4」用ファームウエアVer.1.02
-年末に公開されたVer.1.01の修正版。
-ダウンロードにはユーザー登録必要。

2004/01/12
(月)
●アドビシステムズ
画像管理ソフト「Adobe Photoshop Album 2.0 Mini」公開
-画像管理ソフトの定番「AdobeR Photoshop Album 2.0」の機能限定版を無償公開。
-一部機能が制限されるものの、試用期限はナシ。前バージョンにあった登録枚数制限もナシ。
-本バージョンとの違いは、カレンダー表示による検索機能や自動補正機能、Webフォトギャラリー機能などはナシ。
-ダウンロード、試用無償。Windows版のみ。

2004/01/11
(日)
●米 松下電器
小型軽量な低価格タイプの
400万画素3倍ズーム機「DMC-LC70」、320万画素3倍ズーム機「DMC-LC50」発表

-低価格タイプの「LC」シリーズの新ラインナップ。
-400万画素タイプの「LC70」と、320万画素タイプの「LC50」の2種をラインナップ。
-画像処理LSIにはヴィーナスエンジンを採用。
-LC70は音声付き動画撮影に対応。
-米国向け発表。2004年春発売予定。

2004/01/10
(土)
●米 サンディスク
現在最大容量となる
2GB メモリースティックPROなど新ラインナップを発表

-メモリースティックで最大容量となる2GBタイプを含む新ラインナップを発表。
-新タイプはブルーを基調にした新デザインを採用。
-メモリースティックPROは256MB〜2GBタイプまでをラインナップ。
-256MB、512MBのメモリースティックPRO DUOも第一四半期に発売予定。
-米国向け発表。実売1,000ドル前後を想定。近日発売予定。

2004/01/09
(金)
●欧州 カシオ
高速起動の”QV-R40”の500万画素版となる
2インチ液晶モニター採用 1/1.8型525万画素CCD搭載3倍ズーム機「QV-R51」発表

-高速起動でハイコストパフォーマンスな「QV-R40」ベースの500万画素モデル。
-R40と同じく、撮影・再生の各専用ボタンを背面に配置。
-CCDに1/1.8型525万画素原色系CCDを搭載。
-液晶モニターには、アクリルカバー付きの2インチ大型液晶モニターを新採用。
-動画撮影時間は従来の30秒から60秒に。
-レンズは8〜24mmF2.8〜4.9の3倍ズーム。35mm判換算で39〜117mm相当。
-外観デザインはほぼ「QV-R40」のものを踏襲。
-電源は単三型電池2本。
-大きさは88.3×60.4×33.4mm。重さ約168g。
-欧米向け発表。

●米 ニコン
コンパクトなグリップタイプの3倍ズームエントリーモデル
200万画素機「COOLPIX2200」、320万画素機「COOLPIX3200」発表

-グリップタイプの「COOLPIX2100」「3100」の後継機となる新エントリーモデルを米国発表。
-ビビッドカラーなどのカラーオプションモードや15種類のシーンモードを搭載。
-Nikon Viewで簡単操作で赤目の自動補正が可能な「One-Touch Red-Eye Fix」機能を採用。
-レンズはニッコールブランドの光学3倍ズームを搭載。
-記録媒体はSDメモリーカードを採用。
-電源はニッケル水素電池を採用。
-200万画素タイプの「COOLPIX2200」は199.95ドル、320万画素の「COOLPIX3200」は299.95ドルを予定。
-米国向け発表。

●ペンタックス
「*istD用機能追加ファームウェア、バージョン1.10」をリリース
-デジタル一眼レフ「*istD」の機能をアップする追加ファームウエアを公開。
-ファームアップにより下記の新機能を追加可能。
-レンズの絞りにA位置がない、SMC PENTAXレンズやSMC PENTAX-MレンズでもHyM(ハイパーマニュアル)の利用が可能。
-露出モードがM(マニュアル露出)で露出補正が使用可能に。
-オートブラケッティング時にオートパワーオフしても、オートブラケッティングモードが保持されるように改善。
-ファイルフォーマット、ファイルシステムがExif2.21、DCF2.0に対応。
-同社Webからのダウンロードによるアップデートのほか、サービス拠点でも有償サービス(1,050円)や同ファーム入りの32MB CFカード(3,150円)によるアップデートも可能。

●ソニー
1GBの大容量化を実現した
MDディスクとの再生互換性を備えた汎用メディア「Hi-MD」規格策定

-MD(ミニディスク)をベースにした大容量の汎用記録メディア。
-音楽や動画、PCデータなどの記録が可能。
-現行のMDディスクを「Hi-MD」でフォーマットすることで305MBの記録メディアに。
-Hi-MD用ディスク使用時には1GBの大容量化を実現。最大約45時間分の音楽録音が可能。
-著作権保護機能搭載。OpenMGとMagicGateを採用。
-Hi-MD規格対応機器は従来のMDディスクの再生が可能。
-同規格の詳細情報を掲載したHi-MD専門サイトもオープン。
-同規格対応機器は今年6月より発売開始。

2004/01/08
(木)
●欧州オリンパス
大幅な小型軽量化を実現した世界最小の
320万画素光学10倍ズーム機「CAMEDIA C-760Ultra Zoom」発表

-高倍率光学ズーム搭載のUltraZoomシリーズの新ラインナップ。
-現行の「C-740UZ」などに比べ大幅な小型軽量化を実現。
-液晶ファインダー(EVF)に高精細な24万画素タイプを採用。液晶モニターは1.8型を採用。
-CCDは1/2.7型有効320万画素の原色系タイプを採用。
-レンズは6,3〜63mmF2.8〜3.7。35mm判換算で42〜420mm相当。EDガラスを採用。
-連写速度は秒間1.4コマ。連続12枚の撮影が可能。
-3cmまでのクローズアップ撮影が可能。
-記録媒体はxDピクチャーカードを採用。
-電源はLI-10Bリチウムイオンバッテリー。
-USB2.0対応。PictBridgeにも対応。
-大きさは104.5×60×68.5mm。重さ約280g。
-欧州向け発表。

●東芝
世界最小レベルの超小型0.85型HDDを開発
-MicroDrive用HDDよりもさらに小さな0.85型HDDを開発。
-ディスク系はわずか2.2cm。
-記録容量は現在、2〜4GBを想定。将来的にはさらなる大容量化も可能。
-2004年夏よりサンプル出荷開始。秋より月産20〜30万台規模で量産開始。

●富士フイルム
有効630万画素
スーパーCCDハニカムIV搭載縦型モデル「FinePix F610」の発売日を決定

-コンパクトタイプで最高の有効630万画素CCD搭載機「F610」。
-発表当初、「1月中旬発売」としていた発売日を最終決定。
-オープンプライス。1月23日発売。

2004/01/07
(水)
●ソニー
107万画素CCD搭載DVカメラ「DCR-HC40」を始めとした新ハンディーカム4機種を発表
DCR-HC40 DCR-HC30 DCR-PC109
-普及価格帯の新ハンディーカムシリーズを一挙発表。
-液晶モニター横にも録画ボタンを搭載。ローアングル撮影や自分撮りが容易に。
-液晶パネルには日中での視認性に優れたハイブリッド(半透過型)液晶を採用。
-タッチパネル式の操作部を採用。より感覚的な操作が可能に。
-ビデオクリップの作成が容易なPC用ソフト"Picture Package"を同梱。
-「DCR-HC40」「DCR-PC109」は、1/5型107万画素CCDを搭載。1,152×864ピクセルの静止画撮影が可能。内部処理も14bit化。
-DV方式の「DCR-HC40」「HC30」「PC109」にはカールツァイス・バリオテッサーレンズを採用。
-Hi8方式の「CCD-TRV116」も同時発表。
-いずれもオープンプライス。市場想定価格は「HC30」8万円前後、「HC40」9万円前後。「PC109」は11万円前後、「CCD-TRV116」は5万円前後を想定。2月7日発売。

●グリーンハウス
SDメモリーカードで最大容量となる1GBタイプを含む「GH-SDC**MDシリーズ」を発表
-同社従来シリーズより低価格化を実現した新シリーズ。
-現在最大容量となる1GBタイプを始め、32〜512MBまでの各容量を発売。
-各容量のカードとも、転送速度は5MB/sec。
-3年間保証付き。
-オープンプライス。1GBタイプの実売価格未定。512MBタイプで3万円前後、256MBタイプで12,800円前後を想定。1月末より出荷開始。

2004/01/06
(火)
●富士フイルム
原画像を瞬時に最適画像へ変換する
高画質デジタル画像処理テクノロジー"ImageIntelligence"サイトを公開

-同社独自の高画質デジタル処理技術に関する詳細情報サイトを公開。
-シーン解析アルゴリズムの基本的な考え方などを解説。
-同技術による補正結果サンプルも公開。

[ソフトウエアUPDATE]
●カシオ
「EX-Z4用ファームウェア Ver.1.01」の公開を一時停止
-年末に公開された400万画素3倍ズーム機「EX-Z4」用ファームの公開を一時停止。
-ファームアップ後、レンズエラーが発生する可能性あり。現在確認中。
-事象確認後に再公開を予定。

2004/01/05
(月)
●コニカミノルタ
2004年年頭ご挨拶をWeb公開。更なる「スピード」と「変革」を目指しての展開へ
-昨年11月に発表の経営統合後初の中間決算では、営業利益、経常利益、当期利益いずれも過去最高の業績に。
-当面の目標は売上高1兆3千億円、営業利益1,500億円。
-グローバルな一流プレーヤーとなるべく自らを変革し、更なるスピード経営の実践へ。

●シーアンドシー
水深60mまで対応できる
「COOLPIX5400」用水中ハウジング「DX-5400」発表

-28-105mm相当の広角系ズーム搭載機「ニコン・COOLPIX5400」用水中ハウジング。
-水深60mまでの本格的な水中撮影に対応。
-専用ド−ムポ−トとアダプタ−併用でニコン純正のフィッシュアイレンズが使用可能。
-予価98,000円。今春発売。

2004/01/04
(日)
●ニコン
第140期上半期(4〜9月)の営業概況・中間決算を公開
-デジタルカメラ市場が拡大。銀塩カメラ市場は縮小。
-デジタル一眼レフ販売増に伴い、高価格帯の交換レンズを中心に売上増。
-カメラ関連の映像カンパニーの売上高は、1,088億960万円(前年比10.1%増)。
-当期上半期、デジタルカメラ市場は前期に引き続き順調に拡大。
-全社的な売上高は、1,613 億620万円。前年同期比55億700万円(3.6%)増。
-当期上半期の連結決算は、連結売上高2,409億170万円(前年比12.0%増)。連結経常損失5億150万円。連結中間純利益は20億460万円。

2004/01/03
(土)
●富士フイルム
新卒者、経験者向けの採用情報を更新
-2005年3月卒業者向けや経験者向けの情報を中心とした採用情報。
-新卒者向けの事務職では国内外営業、工場スタッフ。技術系では研究開発、製造、生産技術系を募集。
-経験者では、デジタルカメラやCCD、関連ソフトウエアの設計・開発者なども募集中。

2004/01/02
(金)
●ソニースタイル
「Cyber-shot F828」専用ゼロ・ハリバートンケースをネット販売
-ソニースタイルだけで入手可能なF828専用ケースを発売。
-耐久性で定評のあるゼロ・ハリバートン社製ケースを採用。
-本体、ストロボ、フィルター、フード、予備バッテリーなどの収納が可能。
-ソニースタイルでのF828購入者のみ入手可能。
-1月下旬より正式な発売案内をメールで告知予定。

2004/01/01
(木)
●DigitalCamera.jpより
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
DigitalCamera.jp代表 山田久美夫

●ヨドバシ・ドット・コム
デジタルカメラ部門2003年人気ランキング公開
-第一位は「EOS Kiss DIGITAL」。
-第二位以下では「薄型デジタルカメラ」「デジタル一眼レフ」「デジタル一眼レフ専用レンズ」など、各人気部門での人気モデルを公開。




Back No. Index

<2004>

2004.01 - - - - -
- - - - - -

<2003>


2003.01 2003.02 2003.03 2003.04 2003.05 2003.06
2003.07 2003.08 2003.09 2003.10 2003.11 2003.12

<2002>

2002.01 2002.02 2002.03 2002.04 2002.05 2002.06
2002.07 2002.08 2002.09 2002.10 2002.11 2002.12

<2001>

2001.01 2001.02 2001.03 2001.04 2001.05 2001.06
2001.07 2001.08  2001.09 2001.10 2001.11 2001.12 



<2000>

2000.01 2000.02.01-15
2000.02.16-29
2000.03 2000.04 2000.05 2000.06
2000.07 2000.08 2000.09
2000.10
2000.11 2000.12


<1999>

1999.07.19-31 1999.08.01-15
1999.08.16-31
1999.09
1999.10 1999.11 1999.12


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