デジタルカメラHotNews!(2001/06/01-31)

デジタルカメラおよび周辺機器などに関係する最新情報をお寄せください。
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2008/06/30
(月)
●オリンパス
軸対称自由曲面レンズ技術を応用した
垂直180度、水平360度の全方位撮影可能なレンズ、カメラの試作機を開発

-特殊ミラーを採用した全方向撮影CCDカメラシステムを同社の未来創造研究所が開発。
-昨年7月に同社が開発した「軸対称自由曲面レンズ」を応用。
-従来、水平画角360度、垂直画角45度の半球状だった撮影範囲を広げ、水平画角360度、垂直画角180度の全球撮影を実現。
-直径約3cmの円柱形状の、ガラス製軸対称自由曲面レンズを採用。
-レンズに入射した光を、内部で反射させて撮影。
-試作機開発のみで市販化の予定はナシ。

●ニコン
技術紹介ページで「FXフォーマットCMOSセンサー」を紹介
-同社のさまざまな技術を紹介するページで、コア技術として「D3」に搭載された、FXフォーマットのCMOSセンサーについて紹介。
-FXフォーマットCMOSセンサーに採用された、ギャップレスオンチップレンズや12チャンネル高速読み出し方式について技術紹介。

2008/06/29
(日)
●HSGi
プレート交換だけで各社バッテリーを2個同時充電可能な
「Delkin・デュアルユニバーサルバッテリーチャージャー」、国内発売開始

-アダプター(プレート)交換で、各社のバッテリー充電が可能なバッテリーチャージャー。
-一度に2つのバッテリーを同時に充電可能。
-デジタルカメラとビデオカメラなど、異なるバッテリー2種でも同時充電が可能。
-各バッテリー対応の専用チャージングプレート交換により、新旧大半の各社バッテリーに対応可能。
-入力電圧は100/240V対応の自動スイッチングタイプ。海外でもそのまま利用可能。
-車のシガーソケット用専用ケーブルも付属。クルマでの充電も可能に。
-バッテリー残量がわかる4段階のLEDインディケータ装備。
-過充電・加熱保護機能装備。CE, FCC, CUL, UL取得。PSEマーク取得済み。
-対応バッテリーとプレートは、同社Web参照
-大きさは108×50×75mm。
-本体 8,380円。キヤノンBP511プレートセット、NB2LHプレートセット、ニコンENEL3Eプレートセットは8,980円。各プレート(2個入り)700円。6月27日より発売中。

[ファームウエアUPDATE]
●ケンコー
mecablitz 58 AF-1 digital Canon V2.0 Win
mecablitz 58 AF-1 digital Nikon V3.0 Win
-クリップオンストロボ「メッツ・メカブリッツ 58AF-1 デジタル」用最新ファームウエア。
-「キヤノン・EOS 40D」「EOS-1D MarkIII」対応ファームウェアと、「ニコン・D300」「D3」に対応する、各最新ファームウェアを公開。
-ファームアップには、ストロボ本体とUSBケーブル、Windows PC(XP/2000)が必要。

2008/06/28
(土)
[ソフトウエアUPDATE]
●HOYA
PENTAX Optioシリーズ用フレーム画像
-カメラ内で撮影画像とフレーム合成できる追加フレームを公開。
-Optio Z10/V10/V20/M10/M20/M30/M40/M50、T30/E30/E40/E50、WP/WPi、W10/W20 /W30/W60用。

PENTAX Optioシリーズ用フレーム画像
-カメラ内で撮影画像とフレーム合成できる追加フレームを公開。
-Optio A10/A20/A30/A40、S6/S7/S10、T10/T20用。

2008/06/27
(金)
●ソニー
動画共有サービス"eyeVio:アイビオ"で
HD画質での映像投稿・視聴・共有が可能な"eyeVio" HD Pro、6月30日開始

-ソニーの動画共有サービス"eyeVio"(アイビオ)の新展開。
-あらたにHD画質の投稿や視聴・共有が可能な“eyeVio” HD Proを開始。
-PCはもちろん、HDテレビでも、HD画質の投稿ビデオの試聴や共有が可能に。
-ブラビア ユニット ネットワークTVボックス「BRX-NT1」や、PLAYSTATION3 (PS3)で視聴可能。
-利用にはHD Pro申し込みページでの申込み必要。容量は1ファイルにつき500MBまで。
-HD視聴には、一定水準以上の処理速度や通信環境が必要。
-6月30日よりサービス開始。

[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Marine Photoraphy Pro3.0 Early Preview版 Windows版 Ver.3.010.0
SILKYPIX Marine Photoraphy Pro3.0 Early Preview版 Macintosh版 Ver.3.010.0
SILKYPIX Developer Studio 3.0 Early Preview Windows版 Ver.3.0.22.0
SILKYPIX Developer Studio 3.0 Early Preview Macintosh版 Ver.3.0.22.0
-高機能RAW現像ソフトの最新Early Preview版。
-「キヤノン・EOS Kiss F/Digital Rebel XS/1000D」、「富士フイルム・FinePix S100FS」のRAWデータに対応。

2008/06/26
(木)
●松下電器産業
「パナソニック株式会社」への社名変更を正式決定。10月1日より実施
-本日の株主総会で松下電器産業が社名変更を正式決定。
-創業90周年の本年、社名変更とブランドの統一を実施。
-10月1日より「パナソニック株式会社」に社名変更。
-英文表記は「Panasonic Corporation」に。
-国内での「Panasonic」へのブランド統一は10月1日より前倒しで開始。2009年度中をめどに完了予定。

●日立マクセル
インク定着性や吸収性をさらに向上させた
「プロ仕上げ高画質フォト用紙」「高画質フォト用紙」発表

-画質を向上させた写真印刷用のフォト光沢紙2種を発表。
-インクの定着性、吸収性を向上させ、鮮やかな色再現を実現。
-高白色度のレジンコート紙を採用。高級感のある艶を実現した銀塩印画紙風の「プロ仕上げ高画質フォト用紙<光沢>」。
-発色性に優れトータルバランスのよい色再現を実現した「高画質フォト用紙<光沢>」。
-染料系、顔料系の両タイプに対応。
-サイズはL判からA4サイズまでラインナップ。プロ仕上げはA3判も用意。
-オープンプライス。7月25日発売。

2008/06/25
(水)
●オリンパス
同社オンラインショップで
デジタル一眼レフ用交換レンズを分割払いで購入できるキャンペーンを実施

-同社オンラインショップで「交換レンズお買い得キャンペーン」を実施。
-Eシリーズ用レンズを量販店と同等の価格で、分割払いでの購入が可能。
-分割時の価格も、一括時同等。分割手数料は同社負担。
-購入者には、5%のポイントも還元。
-本数は各10本。期間は本日25日から7月31日まで。

[ファームウエアUPDATE]
●カシオ
EX-Z200ファームウェア・バージョンアップ・ソフトウェア Ver.1.01
EX-Z100ファームウェア・バージョンアップ・ソフトウェア Ver.1.01
EX-Z80ファームウェア・バージョンアップ・ソフトウェア Ver.1.02
EX-Z20ファームウェア・バージョンアップ・ソフトウェア Ver.1.01
EX-S10ファームウェア・バージョンアップ・ソフトウェア Ver.1.02
-EXILIMシリーズ各機種用最新ファームウエア。
-一部の地域の言語不具合を修正。

2008/06/24
(火)
●リコー [発表会会場速報]
拡張性を高めたワイド系ズーム搭載
1/1.7型1,210万画素CCD2.7型液晶機「GX200」発表

-「Caplio GX100」の後継機となる12メガ機「GX200」発表。
-「GX100」をベースに拡張性をさらに向上。
-あらたに電子水準器を搭載。EVF上でも利用可能。
-撮像素子は1/1.7型1,210万画素CCDを搭載。CCDシフト式手ぶれ補正採用。
-レンズに24〜72mm相当の広角系ズームを搭載。
-19mm相当のワイドコンバーターを装着可能(オプション)。歪曲収差補正も可能。
-あらたに135mm相当の望遠撮影ができるテレコンバーターを開発(オプション・17,325円)。ズームのテレ端付近で利用可能。
-GR II搭載の新画像処理エンジン「スムースイメージングエンジンIII」を採用。解像度、彩度を落とさずに画像ノイズを大幅に低減。
-液晶モニターは2.7型約46万画素タイプを採用。
-自動開閉式レンズキャップ「LC-1」もオプションで用意(1,680円)。同キャップはGX100でも利用可能。(動画ファイル参照・約1MB
-EVFユニット同梱セットと本体のみの2タイプを用意。EVFユニットは23,100円。
-大きさは111.6×58.0×25.0mm。重さ約208g。
-オープンプライス。実売価格はGX100と同レベル。EVFキットは80,000円前後、本体のみ65,000円前後。7月4日発売。

写真を通じ文化的な交流を行う
新プロジェクト「RICOH Candid Photo Project」をスタート






GX200(左)とGX100(右)。外観上の違いは
液晶の大きさと、外部AFセンサーが省かれた点くらい。

<発表会語録概要>
●パーソナルメディアカンパニー プレジデント 湯浅氏

・GX100で目指したもの。
・Rシリーズでズーム多機能モデルを確立。
・GRシリーズは切れ味が鋭いもの。
・GXシリーズは拡張性がポイント。
・GX100はユーザーから多くの声をもらった。TIPAやグッドデザイン賞、IFアワードでも賞をいただいた。
・GX200は、撮影領域を広げるカメラとして開発
・GXは撮影者のさまざまな目的に対応できるカメラ。
・コンパクトで、超広角・高画質。拡張性、カスタマイズ性、自由度の高いフレーミング性、多彩な撮影機能を実現。
・撮影を楽しむための道具であり、リコーらしさを構築するリブランディングのために「Caplio」ブランドを廃止。


●パーソナルメディアカンパニー 設計室長 北郷氏

・GX100ユーザーから多くの声をいただいた。
・5つの強化ポイント。超広角・高画質、自由度の高いフレーミング。
・逆光性能を向上。光学系を改善。ゴーストを軽減。
・画像のノイズを低減。新エンジンを採用。解像度、彩度を最適化しながら、ノイズを低減。
・ディストーション補正機能搭載。24mm時でも直線に。ワイド端で19mmのワイコンを用意。
・歪曲補正はON/OFF可能。
・自動レベル補正撮影機能を搭載。ダイナミックレンジの拡大。
・画素数は1,210万画素CCDに。解像力を向上。かなりシャープな画像を実現した。
・LCDサイズを2.7型に拡大。解像度も向上。視野角も160度に。
・GR IIで好評の電子水準器を採用。EVFでも確認可能。
・RAW撮影機能を強化。GX100では1枚で処理に5秒。GX200では、最大5枚で処理3秒程度に。1:1の正方形時にもRAW対応。
・フラッシュ関係を強化。ストロボの調光補正機能を搭載。先幕・後幕シンクロも搭載。
・AF/AEターゲット移動も可能。AEのみ、AFのみも。
・ホワイトバランスの微調整も可能。撮影前後とも可能。
・モノクロ関係の画質パラメータ設定も可能に。コントラストやシャープネス、色合いも調整可能。調色も可能。
・カスタマイズ性も向上。クイックに設定可能。モードダイアルを3セットのマイセッティングが登録可能。
・ファンクションボタンを追加。ファンクション2にもオリジナル設定可能。
・拡張性も強化。自動開閉式のキャップも開発。パワーONで自動で開く。
・テレコンも新規に。135mm相当の望遠撮影も可能に。GX100でも使用可能。
・外観上は液晶とFnボタン。基本デザインは踏襲。


Q&A
・撮像素子について、大きさや画素数での議論はなかった。
・生活防水機能については、今回のモデルでは見送ったが、今後検討する項目であると考えている。
・テレコンはほぼテレ端のみで利用可能。
・画質についてはGX100よりも向上している。期待して欲しい。

・想定ユーザーは、カメラを愛する人、写真が趣味の人がターゲット。そのようなお客様を増やしてゆきたい。
・リコーのブランドとして、GRとGXとRシリーズの3つのカテゴリーがあり、GRは切れ味が鋭いもの。GXは拡張性に。

・ワイコン時は内蔵ストロボでケラレが発生する。
・自動レベル補正機能はRAWとモノクロ以外は利用可能。


●新プロジェクト「RICOH Candid Photo Project」
・リコーがコンパクトデジタルカメラを通じて提唱してゆくこと。
・キャンディットフォト文化の支援。
・プロダクトとして、撮影領域の拡大。「空間的×時間的」な撮影領域の拡大。
・2003年からさまざまな機種で、撮影領域の拡大を展開。
・これまでも、フォトコンテスト(年2回)、フォトコンテスト展。GRブログなど。
・横浜美術館や京都での写真展も展開。
・GR SNAPSなども展開。

・新プロジェクト発足。「リコー・キャンディットフォトプロジェクト」。
・プロダクトとしてのこだわりと、芸術や文化の支援。
・リコーがその道具を提供するという形での展開。
・「その瞬間が世界をつなぐ」がキーワード。

・銀座近辺にギャラリー的なものを計画中。いわゆるギャラリーというよりも、いろいろなものを体感できる場として活用。今年中にオープンしたい。

・ドムス・アカデミーは世界初の、デザイン専門のアカデミー。
・アカデミーの他、外部とのデザインコンサルティング業務を展開。
・auとのデザインコラボレーションプロジェクトなども展開。
・アカデミーのマスターコースとノキアとのリサーチプロセスも展開。
・内部コンペでは、パイオニアと展開。

・今回のキャンディットフォトプロジェクトでリコーと一緒に展開。見えなかった世界が見えてゆくという、写真が撮る一瞬を形にしてゆくというワークショップを展開。今度のキャンディットフォトの可能性を追求してゆく。



●キヤノン
5色インクを搭載したB0ノビ対応
大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF iPF820」「iPF810」発表

-同社の大判プリンター「imagePROGRAF」シリーズの5色インクB0ノビ対応モデル。
-CADや地理情報システム出力用途向けの「iPF820」と、ポスターや掲示物などプロダクション市場向けモデル「iPF810」を用意。
-5色インク採用。A0サイズのCADデータを約46秒で印刷可能。
-80GB HDDを内蔵し、印刷時のPC解放を高速化。
-iPF820は1,698,000円。iPF810は1,198,000円。8月下旬発売。

2008/06/23
(月)
●ケンコー
ARコートを採用した液晶保護フィルム
「デジカメ用 液晶プロテクター」、キヤノン・EOS Kiss F用発表

-カメラの液晶モニターに貼り付け保護する液晶プロテクター。
-あらたに「キヤノン・EOS Kiss F」用を発売。
-表面反射を軽減するARハードコーティングを採用。
-接着面には透明度の高い特殊シリコン薄膜を採用。
-1,365円。6月25日発売。

[ソフトウエアUPDATE]
●ソフトウェア・トゥー
「D60」「EOS Kiss X2」「EOS-1Ds Mark III」に対応した
RAWデータ自動補正ソフトの最新版「DxO Optics Pro v5.1」公開

-ノイズ補正やレンズ収差補正などを自動化した「DxO Optics Pro」の最新版。
-今回のVer.5.1では、最新機種の「キヤノン・EOS Kiss X2」「EOS-1Ds Mark III」「ニコン・D60」を新規サポート。
-既サポートの「EOS 40D」「EOS-1D Mark III」「ニコン・D3」にも新モジュールを追加。
-新規サポートレンズなど多数。詳細は当該ページ参照。
-Mac版では、Raw現像エンジンに新デモザイク処理アルゴリズムを採用。ディテール向上とモワレ、ジャギー、偽色を削減。
-Windows版では、互換性と安定性を向上。
-DxO Optics Pro Ver.5.1の新規購入者と所有者に「DxO FilmPack v1.2」の無償進呈キャンペーンを実施。
-Macintosh、Windows対応。

2008/06/22
(日)
●シュリロトレーディング
高価下取りで3,900万画素デジタルバック「H3DII-39」などへ
アップグレードできる「ハッセルブラッド トレードインキャンペーン」開催中

-ハッセルブラッドの超高画素デジタルバック購入者向けの下取りキャンペーン。
-ハイエンド35mmデジタル一眼レフを最大50万円で下取り。
-2,200万画素デジタルバックを下取りした場合、「H3DII-39」を325万円で購入可能。
-詳細な内容はPDFファイル参照。
-キャンペーン開催中。7月31日まで。

[ソフトウエアUPDATE]
●セイコーエプソン
E-720 Windows 2000/XP/Vista 32bit版用プリンタドライバ Ver.6.53 /J s
-「E-720」用Windowsドライバー。
-Windows Vista SP1でOSが省電力状態から復帰後、 印刷時に印刷が開始されない場合がある点を修正。

2008/06/21
(土)
●DigitalCamera.jp
デジタルカメラ売れ筋ランキング、2008年5月分公開
-マップカメラ様のご協力による、5月のデジタルカメラ売れ筋ランキング。
-新品カメラ、中古カメラともに、中下位モデルのランキングが大きく変動。
-新品カメラのトップは、4ヶ月ぶりに「松下電器・LUMIX LX2」。2位は「リコー・GR DIGITAL」、3位は「同GRII」に。
-中古カメラのトップは今月も「ニコン・D200」。2位も「リコー・GR DIGITAL」。3位には「リコー・GR DIGITAL II」が6位からランクアップ。

2008/06/20
(金)
●シグマ
独自の手ブレ補正機構を搭載した
小型高倍率ズーム「18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM」、ニコン用発売日決定
-独自手ブレ補正機構を搭載したAPS-Cサイズ対応小型高倍率ズーム「18-125mmF3.5-5.6 DC OS HSM」。
-約4段分の手ブレ軽減効果を実現。
-AF駆動に超音波モーターのHSMを搭載。AFの高速化と静粛性を実現。
-SLDガラスや非球面レンズを採用し高描写力を実現。
-最短撮影距離35cm。最大倍率1:3.8を達成。
-大きさは全長88.5mm、最大径74mm。
-既発売のシグマ用、キヤノン用に続き、ニコン用を追加。
-51,450円。ニコン用7月2日発売。

2008/06/19
(木)
●ソニー
動画撮影中にスマイルシャッターで760万画素の静止画自動撮影ができる
1/3.13型566万画素CMOS12倍ズームフルHD機「"ハンディカム"HDR-CX12」発表

-メモリースティックDuo記録のACVHD対応ビデオカメラ。
-笑顔検出の「スマイルシャッター」を搭載。動画撮影中、動画と同時に、笑顔を自動的に760万画素(16:9)で静止画撮影できる機能を搭載。
-大きさは69×67×131mm、重さ約450gの小型軽量化を実現。
-1920×1080iのHD動画対応。付属の8GBメモリースティックに最長約3時間の長時間撮影が可能。
-撮影シーンに応じ、露出やコントラストに自動補正する「Dレンジオプティマイザー」機能搭載。
-本機で動画再生中、任意の瞬間を210万画素静止画切り出しが可能。
-約1秒で高速起動できるクイックオン機能搭載。
-撮像素子は1/3.13型566万画素クリアビッドCMOSセンサー。有効画素数は動画時381万画素、静止画時508万画素。
-レンズは光学手ぶれ補正機能搭載4.9〜58.8mmF1.8〜3.1の12倍ズーム。40〜480mm(16:9時)相当。
-液晶モニターは2.7型21.1万画素タッチパネル式液晶搭載。
-オープンプライス。実売130,000円前後。7月20日発売。

●シグマ
補正効果約4段分の手ぶれ補正機能を搭載したフルサイズ対応
超望遠ズーム「APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM」、ニコン用発売日決定

-同社独自の光学手ぶれ補正機能を搭載した超望遠ズームの発売日を決定。
-35mmフルサイズに対応。APS-Cセンサー時は約225〜750mm相当。
-特殊低分散ガラス3枚を採用し色収差を良好に補正。
-超音波モーター駆動によるリアフォーカス式を採用。
-最短撮影距離220cm。
-既発売のキヤノン、シグマ用に続き、ニコン用を発売。
-大きさは全長252mm、最大径94.7mm。重さ約1,910g。
-129,990円。ニコン用 6月28日発売。


●キヤノンイメージングシステムズ
キヤノン・PIXUS専用プリントサーバー
無線/有線LAN対応機「PIXPORT WP80」、有線LAN専用機「PIXPORT EP80」発表

-LAN経由でキヤノンPIXUSプリンターを利用できる純正USBプリントサーバー。
-仮想USB接続技術「USB Bridge」によりLANでPIXUSのステータス情報取得可能。
-無線LANと有線LANに対応した「WP80」と有線専用の「EP80」を用意。
-無線LAN対応の「WP80」はバッファロー社開発の無線LAN簡単接続システム「AOSS」を採用。
-「WP80」は17,800円、「EP80」は11,800円。6月下旬発売。

●ジャングル
画質低下を抑えたプロ向け画像拡大・縮小ツール「PhotoZoom Pro 2」発表
-画像の拡大・縮小に特化した専用アプリケーションソフト。
-独自の拡大・縮小技術「S-Spline XL」を採用。11種の拡大アルゴリズムにも対応。
-開発元BenVista社特許の独自拡大技術により、最適なシャープネスでジャギーのないエッジングの画像拡大が可能。
-最大100万 X 100万ピクセルまで拡大処理が可能。
-Adobe Photoshop用プラグインとしても利用可能。
-対応フォーマットはJPEG、TIFF、BMP、PNG、TGA、GIF。
-Windows、Mac用。ハイブリッド版。
-20,790円。7月3日発売。

●松下電器
1層25GBを約16分、2層50GBを約32分で記録できる
6倍速で記録可能なパソコン向けドライブユニットを開発。対応ディスク発表

-Blu-rayディスクの6倍速記録・再生を実現した、BD用ドライブユニット。
-単層25GB、2層50GBの追記型Blu-rayディスク(BD-R)の6倍速に対応。
-6倍速記録対応の追記型BD-R使用時、単層25GBで約16分、2層50GBを約32分で記録可能。
-書き換え式のBD-REディスクでは、2倍速での記録・再生に。
-パソコン用の6倍速対応BD-Rディスクも同時発表。
-パソコン用ドライブユニットとして、2008年度上期に製品化を予定。

2008/06/18
(水)
●三洋電機
世界初の4 LCDを採用した"高精彩"業務用プロジェクター「LPーXP200L」発表
-広色域と高輝度を両立させた4LCD方式を採用した"高精彩"プロジェクター。
-従来の3LCD(液晶パネル)に、黄成分を独立制御する「カラーコントロールデバイス」を追加した、世界初の「4LCD新光学エンジン」を採用。
-液晶パネルは
1.3型786,432画素(1024×768)×3枚。縦横比4:3。
-電子広告(デジタルサイネージ)市場を重視。高画質な映像ソースを再生する機器として、高画質化の要求に対応。
-RGBに加え、Y成分を制御し、高精彩を実現。
-色再現域を従来比で約20%拡大。
-クラス最高輝度の7,000ルーメンを実現。明るい大画面投影を実現。
-アクティブメンテランスフィルターを搭載。約1万時間の実稼働時間を実現。
-コントラスト比はクラス最高となる2200:1を実現。
-大きさは370.0×187.0×439.9mm。重さ約11.4kg。
-1,890,000円。9月24日発売。

●松下電器
シーン自動判別の「おまかせiA」機能搭載
AVCHD規格初の3MOS搭載HDビデオカメラ「HDC-SD100」「HDC-HS100」発表

-シーン自動判別機能「おまかせiA」を搭載したハイビジョンビデオカメラ。
-「顔認識」「風景認識」「スポットライト認識」「ローライト認識」「iAノーマル」を自動判別し、自動設定。
-光学補正レンズの動作エリアを従来比3倍に広げた次世代手ぶれ補正機能搭載。
-60GB HDD内蔵タイプの「HS100」と、SDカード専用(8GBカード付属)の「SD100」の2種を用意。
-撮像素子は1/6型有効52万画素3枚の3MOS方式を採用。
-レンズは光学12倍ズーム。明るさはF1.8〜2.8。42.1〜505.0mm相当(16:9)。
-液晶モニターは2.7型約30万画素タイプ。
-大きさ・重さは、「HD100」が74×76×138mm・420g。「SD100」は65×72×138mm・320g。
-オープンプライス。7月12日発売。

[ソフトウエアUPDATE]

●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Marine Photoraphy Pro3.0 Windows版 Ver.3.0.9.2
SILKYPIX Marine Photoraphy Pro3.0 Macintosh版 Ver.3.0.9.2
SILKYPIX Developer Studio 3.0 Windows版 Ver.3.0.21.2
SILKYPIX Developer Studio 3.0 Macintosh版 Ver.3.0.21.2
-高機能RAW現像ソフトの最新製品/試用版。
-あらたに「オリンパス・E-520」「SP570UZ」、「ソニー・α300」、「Leaf AFi5」「AFi7」「AFi6」のRAWデータに対応。
-今バージョンより起動画面を変更。最新情報や案内を表示。従来通り、ドラッグ&ドロップなども可能。

2008/06/17
(火)
●日本hp
30bit表示とAdobeRGB比132%の超広色域対応RGB LEDバックライト採用
WUXGA対応24V型液晶モニター「DreamColor HP LP2480zx」、国内発表

-各色10bitの30bit表示に対応した高品位液晶モニター。
-通常モニターの約1670万色に対し、約10億色の表示が可能に。
-バックライトにRGB 3色のLED光源を採用した「Tri-Color LEDバックライト」を採用。
-色域は、Adobe RGB比131%、NTSC比133%、sRGB比153%、DCI(デジタルシネマ)比122%を実現。
-最小輝度40cd/m2。最小黒レベルは0.05cd/m2(最小輝度設定時)を達成。一般液晶モニターの約4倍の黒色表現を達成。
-内部処理12bit。ハードウエアキャリブレーション対応。X-Rite社と共同開発の測色機付属専用キャリブレーションキットを用意。
-工場出荷時に、Adobe RGB、sRGB、DCI-P3 emulation、Rec.709をプリセット設定済み。
-S-IPSパネル採用。表示解像度は1,920×1,200ドットのWUXGA。
-パネルの応答速度は、中間調のグレー→グレー 6ms。、黒→白→黒で12msとクラス最速レベル。
-各色10bit表示に対応したビデオカードもオプションで用意。DisplayPort 1.1対応。
-専用モニターフードも用意。
-大きさは42.5〜52.5×56.5×25.4cm。重さ約12.5kg。
-399,000円(HP Directplus価格)。6月19日発売。

●コダック
外式リバーサルフィルム「コダクローム」の現像仲介業務、9月末終了
-米国のみでの現像処理体制となっているコダクローム。
-現在、日本国内からコダック(株)を仲介しての依頼が可能だが、同サービスを今年9月末で終了。
-本来は、国内販売されたコダクロームの使用有効期限となる今年6月までの予定だったが、3ヶ月延長し、9月末まで実施。
-10月以降は世界で唯一、処理可能なラボとなる米国ドウエイン社に国際宅急便などでの依頼が必要。価格や申し込みフォームは当該ページ(英文)を参照。

[ファームウエアUPDATE]
●HOYA
PENTAX Firmware Update Software Ver.1.01 for K20D
-14.6メガデジタル一眼レフ「PENTAX K20D」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.01では、2秒セルフタイマー撮影時のノイズを軽減。

2008/06/16
(月)
●日本ビクター
AVCHDとMPEG-2の両圧縮方式に対応した
HDD内蔵機で世界最小のフルHDムービーカメラ「"Everio" GZ-HD40」発表

-HDD内蔵ムービーカメラ「Everio」シリーズの最新モデル。
-HDD内蔵のハイビジョン対応機で世界最小を実現。
-新開発のビデオカメラ用「デュアルコーディック対応HD信号処理LSI」を初採用。
-長時間記録に有効な「H.264/MPEG-4 AVC(AVCHD)」と、高ビットレートで既存編集環境に適合した「MPEG-2」の2つの圧縮方式を採用。
-120GBのHDDを内蔵。最長50時間の記録が可能。
-録画ボタンを押すと、約0.08秒後から記録できるクイック記録機能搭載。
-独自開発アルゴリズムにより、ダイジェスト再生機能をDVDに付加可能。60分のDVDディスクを約5分で視聴可能。
-内蔵HDDのほか、microSDHDカード(Class4以上)にも記録可能。
-同社の専用DVDライターによりDVDディスクへの記録も可能。
-撮像素子は1/3型268万画素CMOSセンサーを採用。
-レンズは光学10倍ズーム。明るさはF1.8〜2.2。動画時約50〜500mm、静止画時39.5〜395mm相当。
-大きさは73×68×123mm。重さ約455g。
-業界初のワンプラッター薄型80GB HDDを採用した「GZ-HD30」も同時発表。
-オープンプライス。7月上旬発売。

従来比約1/2の小型化を実現。AVCHDとMPEG-2の
DVDディスク作成が可能な再生機能付きEverio用DVDライター「CU-VD50」発表

-ハイビジョンEverio本体とUSB接続し、PCなしに直接DVDディスクを作成ができる同Everio専用DVDライター。
-スリムドライブを採用することで、現行機の約1/2のコンパクト化を実現。
-AVCHDやMPEG-2方式でハイビジョンDVDディスクが作成可能。
-約60分の動画を約5分にまとめるダイジェスト再生機能搭載。
-再生機能搭載。記録された動画や静止画をテレビ画面にサムネイル表示可能。
-HDMI接続時、1920×1080/60Pのプログレッシブ出力やx.v.Color出力、CEC対応ハイビジョンテレビとのリンク機能に対応。
-PC用外部ドライブとしても利用可能。
-オープンプライス。7月上旬発売。

2008/06/15
(日)
●ケンコー
多機能ストロボ「メッツ・メカブリッツ 48AF-1 デジタル」、発売日決定
-USB経由で最新デジタルカメラへの対応が可能な独Metz社の多機能ストロボ。
-ニコン用では3Dマルチパターン調光、D-TTL自動調光、i-TTL・i-TTL BL自動調光に対応。
-キヤノン用はE-TTL/E-TTL II自動調光に対応。
-スレーブ発光やグループ発光機能など独自機能にも完全対応。
-ガイドナンバーは105mm時48、50mm時35、24mm時24(ISO100)。
-24〜105mm相当のオートパワーズーム対応。ワイドパネルで18mm相当カバー。
-発光部は水平270度、上方90度、下方7度に回転可能。
-33,000円。ニコン用、キヤノン用。6月20日発売。

●ソフトウェア・トゥー
画像拡大用プラグイン「onOne Genuine Fractals 5」発表
-米 onOne Software社の画像拡大専用Adobe Photoshop用プラグインソフトの日本語版。
-新ピクセル補完エンジンを搭載。ディテールやシャープネスを維持しながら高品位な画像拡大が可能。
-今回のGenuine Fractals 5から、RGB用の「Genuine Fractals 5」と、CMYK対応の「Genuine Fractals Print Pro 5」の2種をラインナップ。
-現行の「onOne pxl SmartScale 1.0」からの有償アップグレード(8,400円)も可能。
- 対応OSはWindowsとMacintosh。ハイブリッドパッケージで提供。
-「Genuine Fractals 5日本語版」19,950円、同PROは39,900円。6月26日発売。

2008/06/14
(土)
●シグマ
クラス最高の周辺光量とサジタルコマフレアの低減を実現した
35mmフルサイズ対応大口径レンズ「50mm F1.4 EX DG HSM」、本日発売

-シグマ初となる大口径標準レンズ「50mmF1.4」。
-35mmフルサイズ対応。デジタル一眼レフに最適化した最新設計に。
-APS-Cセンサーの場合、80mmF1.4相当の大口径中望遠レンズに。
-最短撮影距離は45cm、最大撮影倍率は1:7.4。
-AF駆動に超音波モーター「HSM」を搭載。高速で静粛なAF駆動を達成。フルタイムマニュアルフォーカスも可能。
-マウントはシグマ、ニコン、キヤノン、ソニー、ペンタックス用。
-63,000円。キヤノン、シグマ用6月14日発売。他マウントは発売日未定。

●松下電器
誤飲防止のため苦味剤を塗布した
超小型で大容量の8GB microSDHCカード「RP-SM08GBJ1K」発表

-クラス最大級となる8GBのmicroSDHCカード。
-誤飲防止のための苦味剤を塗布。健康に影響のないデナトニウムベンゾエイトを使用。
-Class4対応。最大5MB/sの転送速度を実現。
-SDHC対応機器で使用できるSD変換アダプターを付属。
-カードとアダプターを収納できる専用ケース付き。
-オープンプライス。6月27日発売。

2008/06/13
(金)
●オリンパス
「E-3」と「ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD」に
高速な4GB CFカードをセットにした「E-3最速キット、数量限定販売

-Eシリーズ最高級機「E-3」と、超音波モーター駆動の標準ズーム「ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD」、300倍速の4GB CFカードなどを同梱した「E-3最速キット」。
-「E-3ボディー」と「ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD」の組み合わせにより、世界最速(同社条件)の高速AFス撮影が可能に。
-E-3のムック本やオーナーズキーホルダーも同梱。
-オープンプライス。同社オンラインショップ価格299,760円。6月21日発売。台数限定販売。

●ナナオ
「FlexScan HD2452W」体験イベントを秋葉原で今週土日に開催
-昨日発売された24.1型ワイド液晶モニター 「FlexScan HD2452W」の発売記念イベントを開催。
-今週末の6月14日(土)、15日(日)の2日間、秋葉原の「ヨドバシカメラ・マルチメディアAkiba店」で開催。
-同機にパソコンやBDレコーダー、HDビデオカメラ、ゲーム機などを接続しての体験が可能。
-イベント期間中に同機購入者にPS3やPSPなどが当たる抽選会を開催。
-イベントの詳細は当該ページ参照。

[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Marine Photoraphy Pro3.0 Early Preview版 Windows版 Ver.3.0.9.2
SILKYPIX Marine Photoraphy Pro3.0 Early Preview版 Macintosh版 Ver.3.0.9.2
SILKYPIX Developer Studio 3.0 Early Preview Windows版 Ver.3.0.21.2
SILKYPIX Developer Studio 3.0 Early Preview Macintosh版 Ver.3.0.21.2
-高機能RAW現像ソフトの最新Early Preview版。
-今回のEarlyPreview版では、試用期間を30日間に延長。

2008/06/12
(木)
●シグマ
独自の手ぶれ補正機能を搭載した
超望遠ズーム「APO120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM」、ニコン用発売日決定

-光学手ぶれ補正機能内蔵超望遠系ズーム「120-400mm」の発売日を決定。
-既発売のキヤノン用、シグマ用に続き、ニコン用の発売日を決定。
-109,935円。ニコン用6月22日発売。ソニー、ペンタックス用発売日未定。

●シャープ
2.5mの受信距離を実現した
高速赤外線通信IrSS対応の赤外線受信専用デバイス「GP2W4020XP0F」を量産

-業界最長の2.5mのデータ受信を実現した高速赤外線通信「IrSS」対応受信専用デバイスの量産を開始。
-カメラ付き携帯電話やデジタルカメラをはじめ、テレビやプリンターなどに、高速にデータ通信が可能。
-フォトダイオードを2個搭載し、Dレンジを広げることで、受信距離を現行タイプの0.5〜1mから、2.5mまで伸ばすことに成功。
-サンプル価格650円。6月13日量産開始。

[ファームウエアUPDATE]
●シグマ
「DP1」用ファームウェア Ver.1.03
-FOVEON X3搭載コンパクト機「DP1」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.3では、ISO50モードを追加。
-グリッド表示モードでの撮影情報表示を追加。
-オートブラケット設定が電源OFF後も保持されるよう仕様変更。
-赤目緩和モードのプリ発光間隔を変更。

●オリンパス
「E-3」用ファームウエア Ver.1.2
-デジタル一眼レフ「E-3」用最新ファームウエア。
-オートホワイトバランスの安定性を向上。

2008/06/11
(水)
●ソニー
従来比約2倍もの高感度化と低ノイズ化を実現した
デジタルカメラ・ビデオカメラ向け裏面照射型CMOSイメージセンサーを新開発

-基盤裏面から撮像することで、従来比2倍の高感度化とローノイズ化を達成した、デジタルカメラ・ビデオカメラ用次世代CMOSセンサー。
-裏面照射型CMOSイメージセンサー(画素サイズ1.75um角、有効500万画素、60フレーム/秒)の試作開発に成功。
-従来の表面照射型と根本的に異なり、シリコン基板の裏面側から光を照射。
-同画素サイズ(1.75um)の同社表面照射型に比べ、+8dB(感度+6dB、ノイズ−2dB)もの高SN比を実現。
-従来の表面照射型は、受光部の基板表面側にある配線やトランジスタがオンチップレンズで集光した入射光の妨げになり、画素の小型化や光の入射角が課題に。
-今回の裏面照射型では、シリコン基板側から露光するため、光路の障害がなく、受光部への光量損失も少なく、入射角による感度低下も減少。
-同社は裏面照射型に最適化した独自のフォトダイオード構造とオンチップレンズを新開発し、裏面照射型の欠点を克服。
-従来型比で、感度+6dBの改善を実現。
-さらに、ノイズ、暗電流、欠陥画素を低減し、暗時ランダムノイズの−2dB改善。
-高精度アライメント技術により、混色の課題も克服。
-今回の裏面照射型CMOSイメージセンサーにより、さらなる高感度化と低ノイズ化を実現。
-さらに、裏面照射型では配線層の多層化や自由なトランジスタ構成が可能となるため、さらに高速化、高ダイナミックレンジ化も。
-今後、デジタルカメラやビデオカメラ用撮像素子として、同形式を採用したCMOSイメージセンサーを積極展開。

[ファームウエアUPDATE]
●ニコン
Nikon COOLPIX P80 用ファームウェア (Windows 用) Ver.1.1
Nikon COOLPIX P80 用ファームウェア (Macintosh 用) Ver.1.1
-ワイド系18倍ズームコンパクト機「COOLPIX P80」用最新ファームウエア。
-セットアップメニューの「手ブレ補正」機能ONで撮影しても、特定条件下で手ブレ補正機能が動作しないことがある不具合を修正。
-「ゆがみ補正」機能をONにすると、過度に補正される場合があった点を修正。

[ソフトウエアUPDATE]
●キヤノン
Digital Photo Professional Ver3.4.1アップデーター for Windows
Digital Photo Professional Ver3.4.1 アップデーター for Mac OS X
-純正RAW現像ソフト「DPP」の最新版。
-「EOS kiss F」のRAWデータに対応。
-Windows Vista Service Pack 1(SP1)、Mac OS X v10.5(Leopard)に対応。
-TIFF/JPEGの輝度ノイズ緩和機能を追加。
-レンズ収差補正機能の対象レンズ16本追加とエクステンダー(EF1.4 X II, EF2 X II)に対応。
-EOS Kiss X2にPictureStyleファイルを設定したRAW画像を表示時、PictureStyleが反映されない不具合を修正。

EOS Utility Ver2.4 アップデーター for Windows
EOS Utility 2.4 アップデーター for Mac OS X
-パソコンへの取り込みや表示、リモート撮影やカメラの各種設定などのカメラコントロール機能を集約したアプリケーション。
-「EOS kiss F」のRAWデータに対応。
-Windows Vista Service Pack 1(SP1)、Mac OS X v10.5(Leopard)に対応。
-複数画像の一括選択機能を追加。

ZoomBrowser EX Ver.6.1.1a アップデーター
-「EOS kiss F」のRAWデータに対応。
-Windows Vista Service Pack 1(SP1)に対応。
-Windows Vista/XP/2000用。

ImageBrowser Ver.6.1.1aアップデーター (Mac OS X)
-「EOS kiss F」のRAWデータに対応。
-Mac OS X v10.3〜v10.5用。

Canon RAW Codec Ver.1.3
-Windows Vista/XPにインストールすることで、キヤノンのRAW画像の読み込み、表示ができるプラグインソフト。
-「EOS Kiss X2」「EOS Kiss F」に対応。
-Windows Vista SP1(32bit版)に対応。
-Windows Vista/XP用。

Picture Style Editor 1.3 for Windows
Picture Style Editor 1.3 for Mac OS X
-オリジナルのピクチャースタイルファイルを作成するためのソフトウェア。
-「EOS kiss F」のRAWデータに対応。
-Windows Vista Service Pack 1(SP1)、Mac OS X v10.5(Leopard)に対応。

Canon EOS PTP TWAIN Driver 1.7.0
-「EOS Kiss X2」用PTP TWAINドライバー。
-Windows 2000 SP4用。

Canon Camera TWAIN Driver Ver6.9.0 for Windows2000
-Windows対応TWAINドライバー。TWAIN対応アプリでUSB経由で画像取り込み可能。
-PowerShot A590 IS/A580/A470、IXY DIGITAL 820 IS/95 IS/25 IS/20 IS用。
-Windows 2000 SP4用。

●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Marine Photoraphy Pro3.0 Early Preview版 Windows版 Ver.3.0.9.1
SILKYPIX Marine Photoraphy Pro3.0 Early Preview版 Macintosh版 Ver.3.0.9.1
SILKYPIX Developer Studio 3.0 Early Preview Windows版 Ver.3.0.21.1
SILKYPIX Developer Studio 3.0 Early Preview Macintosh版 Ver.3.0.21.1
-高機能RAW現像ソフトの最新Early Preview版。
-今回のEarlyPreview版では、あらたに「Leaf AFi6」のRAWデータに対応。

2008/06/10
(火)
●キヤノン
ボディー実売7万円前後のシリーズ最軽量な
APS-Cサイズ1,010万画素CMOS搭載ファミリー向け一眼レフ「EOS Kiss F」発表

-EOS DIGITALシリーズのファミリー向けデジタル一眼レフ「EOS Kiss F」。
-幅広いユーザー層に一眼レフを気軽に楽しんでもらうことを想定して開発。
-ネーミングの「F」は、”Family”や”Friendly”の意。
-EOS DIGITALシリーズで最軽量となる450g(ボディーのみ)を実現。
-「Kiss X2」で搭載されたライブビュー機能搭載。コントラストAFも可能。
-暗部補正可能なオートライティングオプティマイザ機能を搭載。
-操作ボタンを大きめにし、操作部表示を採用することで、使いやすさを向上。
-キット販売用レンズは手ブレ補正機構付きの「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」。
-撮像素子にAPS-Cサイズ(22.2×14.8mm)の1,010万画素CMOSセンサーを搭載。
-映像エンジンに「DIGIC III」を搭載。
-ファインダーは視野率約95%。倍率は約0.81倍(X2は0.87倍)。
-液晶モニターは2.5型約23万画素(X2は3.0型)。
-AF測距点は7点式を採用(X2は9点式)。
-連写はJPEG時、秒3コマ・最高約514枚まで(X2は秒3.5コマ・約53枚)。RAW時は、秒1.5コマ・連続5枚まで(X2は秒3.5コマ・連続6コマ)。
-記録媒体はSDカードを採用。SDHC対応。
-電源は充電式(LP-E5)。ストロボOFF時600枚撮影可能。
-大きさは126.1×97.5×61.9mm。重さ約450g。
-オープンプライス。実売価格はボディー69,800円前後、レンズキットは79,800円前後。6月下旬発売。

●キヤノン
リサイクルタイム20%短縮や充電音の静音化を図った
カメラ液晶で設定が可能なG.N.43のEOS用外部ストロボ「430EX II」発表

-中堅ストロボ「430EX」改良タイプ「スピードライト 430EX II」。
-「430EX」ベースに機能、操作性、信頼性を向上。
-ガイドナンバーは43(ISO100)。
-バウンス角度は左180度、右90度。
-マイコン制御の発信回路により、先代比約20%のリサイクルタイムを短縮。充電音の静音化を実現。
-33,000円。7月下旬発売。

●リコー
「毎日使いたくなる道具」がコンセプトの
高倍率ズーム搭載1/2.3型1,000万画素機「R8」にツートンボディー追加

-高倍率ズーム搭載機「Rシリーズ」の最新モデル「R8」の追加モデル。
-現行のブラックとシルバーボディーに加え、ツートンボディーを追加。
-「毎日使いたくなる道具」がコンセプトの、シンプルで機能的なデザインに。
-撮像素子は1/2.3型1,000万画素CCDを搭載。CCDシフト式手ぶれ補正機能搭載。
-画像処理エンジンに「スムースイメージングエンジンV」を搭載。
-レンズは28〜200mm相当となる、4.95〜35.4mmF3.3〜5.2の7.1倍ズーム。
-液晶モニターに2.7型で高精細な46万画素(HVGA)タイプを新搭載。
-正方形フォーマット搭載。アジャストボタンの機能を拡張。
-カメラ内での画像加工が可能。明度やコントラスト調整やトリミングなどが可能。
-大きさは102.0×58.3×26.1mm。最薄部約22.6mm。重さ約168g。
-オープンプライス。ツートンボディーは6月25日発売。

●オリンパス
コンパクトデジタルカメラ「μ1020」「μ850SW」
デジタルカメラ初のカラーユニバーサルデザイン認証を取得

-今春発売のコンパクト機「μ1020」「μ850SW」が、カラーユニバーサルデザイン認証をデジタルカメラで初めて取得。
-色弱者は、日本では男性の20人に1人、女性の500人に1人。日本全体では300万人以上。世界では2億人以上で、AB型男性の比率に匹敵。
-多様な色覚の個人差に配慮した認識しやすい色やデザインを採用。
-カメラ背面の拡大表示ボタンやモードダイヤルの再生表示などに青色を採用。
-削除ボタンや電池残量表示には赤橙色を採用。
-液晶画面のグラフィックの配色や表現を工夫。
-リチウムイオン充電器「LI-50C」も取得。充電中の表示ランプにオレンジ色を採用。
-同社では今後も積極的にカラーユニバーサルデザインに取り組み、多くの方にとって使いやすい製品作りを目指す。

●富士フイルム
「恋するタイマー」と「みんなでタイマー」を搭載した
1/2.3型1,000万画素CCD搭載5倍ズーム機「FinePix Z200fd」、発売日決定

-顔検出機能を活かした新機能を搭載した「Z200fd」。
-発表当初、「6月7日」としていた発売日を延期。今回「6月21日」発売に決定。
-顔検出機能により、2人の顔が接近するとセルフタイマーが作動する「恋するタイマー」と、1〜4人(設定可能)の顔を検出するとタイマーが作動する「みんなでタイマー」を搭載。
-撮像素子は1/2.3型1,000万画素CCD。最高感度ISO1,600。
-CCDシフト式手ぶれ補正機能搭載。
-レンズは5.9〜29.5mmF3.8〜4.8の屈曲式5倍ズーム。
-液晶モニターは2.7型23万画素TFTタイプを搭載。
-ボディーカラーは、光沢感のある「ピンク」「シルバー」「レッド&ブラック」「ブラック」の4種。
-大きさは92.0×55.7×20.0mm。重さ約134g。
-オープンプライス。実売40,000円前後。6月21日発売。

2008/06/09
(月)
●グリーンハウス
高速アクセスを実現したSLCチップ採用
Class6対応大容量SDHCメモリーカード「GH-SDHC8G6」「GH-SDHC4G6」発表

-連続書き込み時6MB/sを保証するClass6対応SDHCメモリーカード。
-15MB/s(書込み時)、22.5MB/s(読込時)を実現したSLCチップを採用。
-8GBタイプの「GH-SDHC8G6」と4GBの「GH-SDHC4G6」を用意。
-オープンプライス。実売価格は8GBで15,800円前後。

●日本ビクター
業界初のH.264/MPEG-4 AVCとMPEG-2の
2種のハイビジョン信号圧縮方式に対応したビデオカメラ用HD信号処理LSI」開発

-2種のハイビジョン(HD)記録方式に対応した、ビデオカメラ用デュアルコーディック対応HD信号処理LSI。
-高画質で長時間記録向きの「H.264/MPEG-4 AVC」と、高ビットレートの安定性と既存編集環境に適した「MPEG-2」の圧縮方式をサポート。1つのLSIで両方のコーデックに対応可能。
-記録レートのダイナミックな制御を最適化し、低レート(5Mbps)でもフルHDでの長時間記録が可能。
-IDEやSDカード、USBなど各種インターフェースに対応。
-同社の画像処理エンジン「HDギガブリッドDuo」に搭載。今後の同社モデルに搭載。

2008/06/08
(日)
●ワイドトレード
BENRO日本発売記念限定となる
携帯性に優れた 8層構造カーボン脚採用三脚「BENRO・C-268-m8」、限定発売

-手頃な価格の中国製のカーボン三脚「BENRO」の国内発売を開始。
-軽量で堅牢な8層構造のカーボンファイバー製脚部を採用。
-小型タイプからスタジオ用大型脚まで豊富なラインナップを用意。
-携帯時に脚部を180度回転させることでコンパクトに収納できる、旅行などに便利な「m8シリーズ」もラインナップ。
-今回、国内発売記念として、4段式の「C-268m8」に、自由雲台「FOBA・Super boll M-1」を組み合わせた特別仕様を100セット限定発売。
-86,100円。発売中。問い合わせ先(フリーダイアル 0120-089-010)。

2008/06/07
(土)
[ソフトウエアUPDATE]
●セイコーエプソン
「PX-5600」用 プリンタードライバー Ver.6.50 for Windows
-最新A3プリンター「PX-5600」用プリンタードライバー。
-Windows Vista 32bit版/XP/2000対応。

「PX-5600」用 Epson Print Plug-In for Photoshop Ver.1.01 for Windows
-Adobe Photoshopから画像を簡単にプリントできるプラグインソフト。
-A3プリンター「PX-5600」用。
-Windows Vista 32bit版/XP/2000対応。

「PX-5600」用 EPSON Multi-Print Quicker Windows用 Ver.2.11 for Windows
-名刺やCD/DVD レーベル、CD/DVD ジャケット、長尺印刷などを簡単に作成できる付属祖ソフト。
-A3プリンター「PX-5600」用。
-Windows Vista 32bit版対応。

「PX-5600」用 EPSON ColorBase ver.2.20 for Windows
-プリンタ設置環境でテストチャートの出力や測色機による測色、色補正により、安定した出力を可能にするソフトウェア。
-A3プリンター「PX-5600」用。
-Windows Vista 32bit版対応。

「PX-5600」用プリンタードライバー Ver.6.20 for MacOS X
-最新A3プリンター「PX-5600」用プリンタードライバー。
-Mac OS X用。ユニバーサルバイナリ対応。

2008/06/06
(金)
●プリンストンテクノロジー
1.5型液晶を搭載した
たまご型デジタルフォトフレーム「PPF-OVOシリーズ」発表

-卵形のコンパクトなデジタルフォトフレーム「PPF-OVOシリーズ」。
-液晶モニターに1.5型タイプを搭載。約65000色表示。解像度128×128ピクセル。
-2MBの内蔵メモリーに約100枚の保存が可能。
-写真だけのスライドショー表示のほか、日付や時刻のオンスクリーン表示も可能。
-USB経由でPCからデータ転送可能。転送用ソフトも付属。
-電源はUSBバスパワー充電による、内蔵バッテリー駆動。連続表示5時間、充電2時間。
-ボディーカラーは、ホワイト、ブルー、グリーン、レッドの4色を用意。
-大きさは61×61×81mm。重さ約158g。
-オープンプライス。実売予想価格3,980円。6月中旬発売。

[ソフトウエアUPDATE]
●リコー
Caplio Software Windows版 Ver.4.4.2.0
-Windows対応Caplio Softwareの最新版。
-「G600」「R8」「GR DIGITAL II」「Caplio R7」「Caplio GX100」「Caplio R6」用。
-Windows Vista/XP/2000/Me用。

2008/06/05
(木)
●三洋電機
圧縮コーデックなどを見直し高画質化を図った
小型軽量なフルHDムービーカメラ「Xacti DMX-HD1010」発表

-「HD1000」の後継機となる、フルHD対応デジタルムービーカメラ。
-映像処理技術を進化させ、画質を向上。解像感や色合い、暗所画質をアップ。
-映像圧縮コーデックアルゴリズムの見直しや、ガンマ特性やノイズリダクションなど信号処理系を最適化。ビットレート変更も12Mbpsから14Mbpsに向上。
-フルHD(1,920×1,080)ムービーを4GBカードに37分記録可能。
-448×336ピクセルで300fpsの高速度撮影機能搭載。
-PCでの扱いに便利な30fpsのフルHDモードを新搭載。
-クレードル経由で、PCを介さずに汎用の外部HDDにUSB経由で動画保存が可能。記録動画の再生もPCなしに可能。日付での整理機能も新搭載。
-ムービー撮影中に動画を止めずに200万画素静止画撮影が可能。
-静止画撮影機能も充実。400万画素で秒7コマの高速連写機能やISO3,200の超高感度撮影も可能。ワイドダイナミックレンジモードも搭載。
-付属ソフトによりPC経由でDVDやBDへの保存も可能。
-外観デザインや上記以外の基本スペックは先代の「HD1000」を踏襲。
-撮像素子は1/2.5型400万画素相当のCMOSセンサーを採用。
-レンズは6.3〜63mmF1.8〜2.5の10倍ズーム。静止画時38〜380mm、動画時49.7〜497mm相当。
-液晶モニターは2.7型23万画素のTFT低温ポリシリコンタイプ。
-記録媒体はSDメモリーカード。32GBタイプ対応。
-ボディーカラーはブラックとダークシルバーを用意。
-大きさは90.0×112.6×54.5mm。重さ約268g。
-オープンプライス。実売価格118,000円前後。6月20日発売。

[ファームウエアUPDATE]
●富士フイルム
「FinePix F480」用ファームウエア Ver.1.3
-今年3月に出荷終了した、28mmからの4倍ズーム機「FinePixF480」用最新ファームウエア。
-太陽など非常に明るい被写体が画面に入るシーンを撮影後、続けて別のシーンを撮影すると、まれに撮影画像の露出がアンダーになる現象を改善。
-フラッシュ撮影などでの操作性を改善。

2008/06/04
(水)
●HOYA
超音波モーター駆動AF採用
デジタル一眼レフ専用標準ズーム「smc PENTAX-DA 17-70mmF4 AL[IF] SDM」発表

-使用頻度の高い26〜107mm相当の標準域を広くカバーする標準ズーム。
-超音波モーターによるAF駆動専用。対応ボディーは「K20D」「K200D」「K100D Super」。
-「K10D」は対応ファームウエアとなるVer.1.3以降へのファームアップによりSDMでの利用が可能。
-上記ボディー以外では、マニュアルフォーカスでの撮影に。
-ハイブリッド非球面レンズ(AL)を2枚採用し、諸収差を良好に補正。
-開放F値はズーム域に関わらず、F4固定。外部ストロボ撮影も容易。
-デジタル専用設計。コーティングや曲率、配置などを最適化。ゴーストやフレアを徹底排除。
-最短撮影距離はズーム全域で28cm。インナーフォーカス式。
-AF合焦後のMFが切り替えなしに可能な「Quick-Shift Focus System」採用。
-レンズ前面に、汚れに強いSPコーティング採用。
-大きさは最大径75mm、全長93.5mm。重さ約485g。
-オープンプライス。実売価格は65,000円前後。7月上旬発売。

●HOYA
28mmからの5倍ズームを搭載。水深約4mの水中撮影が可能な
1/2.3型1,000万画素ワイド系5倍ズーム機「PENTAX Optio W60」、日本国内発表

-米国先行発表された、ワイド系防水モデル「PENTAX Optio W60」を国内正式発表。
-防水性能を従来比30%向上。単体で水深約4mの水中撮影が可能。
-JIS Class8の防水機能とJIS Class5の防塵機能を実現。-10℃での動作保証も実現。
-2枚の画像をカメラ内で合成し、21mm相当の超広角画像を生成できるDigital Wide機能搭載。
-レンズは画角が狭くなる水中撮影にも威力発揮する、28〜140mm相当の屈曲式光学5倍ズームを搭載。5〜25mmF3.5〜5.5。
-撮像素子は1/2.3型1,000万画素CCDを搭載。
-液晶モニターは2.5型23万画素タイプ。視野角170度。
-動画撮影は720p (1280x720)相当のハイビジョン撮影が可能。
-大きさは98×55.5×24.5mm。重さ125g。
-オープンプライス。実売価格39,800円前後。6月下旬発売。

●キヤノン
銀塩写真風の風合いを備えた最高級タイプの
純正写真用紙「キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル(PR-201)」発表

-現行の「プロフェッショナルフォトペーパー(PR-101)」(1999年10月発売)の特長を受け継いだ、高精細で光沢感のある高品位な純正写真光沢紙。
-用紙表面のインク吸収層に超微粒子「アルミナ」をコーティングすることで、表面を鏡面仕上げにし、銀塩写真的な風合いを実現。
-高吸収性と耐水性を備え、インクの広がりやにじみの少ない光沢感のあるプリントが可能。
-用紙のベースに、塩素ガスの代わりに二酸化塩素を使うパルプ漂白方法「ECF」で漂白したパルプを採用。
-用紙厚を従来より厚手の0.26mmにすることで、質感を向上。
-サイズは、L判、2L判、六切、A4、A3、A3ノビを用意。ラインナップは当該ページ参照。
-オープンプライス。7月中旬発売。

●富士フイルム [発売延期情報]
「恋するタイマー」と「みんなでタイマー」を搭載した
1/2.3型1,000万画素CCD搭載5倍ズーム機「FinePix Z200fd」、発売延期

-顔検出機能を活かした新機能を搭載した「Z200fd」。
-発表当初、「6月7日」としていた発売日を延期。「6月下旬」発売予定に。
-顔検出機能により、2人の顔が接近するとセルフタイマーが作動する「恋するタイマー」と、1〜4人(設定可能)の顔を検出するとタイマーが作動する「みんなでタイマー」を搭載。
-撮像素子は1/2.3型1,000万画素CCD。最高感度ISO1,600。
-CCDシフト式手ぶれ補正機能搭載。
-レンズは5.9〜29.5mmF3.8〜4.8の屈曲式5倍ズーム。35mm判換算33〜165mm相当。
-液晶モニターは2.7型23万画素TFTタイプを搭載。
-ボディーカラーは、光沢感のある「ピンク」「シルバー」「レッド&ブラック」「ブラック」の4種。
-大きさは92.0×55.7×20.0mm。重さ約134g。
-オープンプライス。実売40,000円前後。6月下旬発売。

2008/06/03
(火)
●日本hp [発表会miniレポート] UPDATE
世界最大規模のオンラインフォトサービス「Snapfish」、日本国内展開を開始
-hp傘下のプリントサービスを中心としたオンラインフォトサービス「Snapfish」を日本国内で本格展開。
-米国では2000年4月よりサービスを開始。全米で5,000万人以上が登録。毎月約2億5000万枚をプリント。
-米国を初めとした主要展開国でのシェアは50%超と、世界最大級の規模に。
-一般的なファミリーユーザーがメインターゲットでオンラインでのプリントサービスを中核に展開。
-1年間、容量無制限で利用可能。プリントサービスを1枚でも利用すれば、保存期間を1年延長可能。
-Webブラウザ経由でのアップロードが可能。
-L版プリント(銀塩プリント)は1枚15円を低価格に。別途送料必要(メール便200円〜)。
-初回登録時、無料で20枚までL版のプリントが可能。
-プリント料金は、L判15円のほか、はがき判29円、2L判80円、六切400円。ポスターと呼ばれる、四切は700円、A3と半切は2,300円、全紙とA2は3,500円に。
-対応画像ファイルはJPEGとBMPのみ。RAWファイルや動画ファイルなど利用不可。
-アップロード時は特定サイズにアップローダー側でリサイズされ転送。
-アップロードされた画像はプリントや付加サービスでの利用が可能。
-URLをE-MAILで送付することで、画像のモニター上での共有が可能。
-日本国内のサービスでは、アップロードされた画像のダウンロードは不可。モニターでの閲覧やプリント作成のみが可能に。
-アップロードした画像を使った、マグカップ(2,100円)、携帯ストラップ(1,580円)、マウスパッド(1,200円)、キーホルダー(1,580円)などの作成依頼が可能。
-本日より日本国内展開開始。



[発表会語録概要]
●日本hp 執行役員 挽野氏
-SnapFishの上陸に伴い、発表会は天王洲の運河の船上で開催。
-さまざまなコンピューティングビジネスのインフラを元にしたビジネスを展開。
-今回のビジネスは、ボリュームビジネスとバリュービジネスを結ぶ
1985年以来プリンタービジネスを展開、その後、プリンティングビジネス、2006年よりPrint2.0ビジネスとして
-今回のビジネスはコンシューマー向け。コンテンツ生成から消費までの一貫したビジネスを作ること。
-写真だけではなく、マグカップやカレンダー、将来はカレンダーなどに展開。プリントする楽しさを知って欲しい。
-一般ユーザーがプリントする喜びを楽しむだけなく、hpと小売店などを結びつける意味合いもある。

●SnapFishゼネラルマネージャー ベン・ネルソン氏
・日本は世界でも一番美味しいところ。今回はその魚(SnapFish)を連れてきました。
・SnapFishには角となるサービスがある。高品質な写真プリントを15円で」「無料で写真の共有や保存が出来る。
・写真の共有や編集、保存が出来る。日本にNo,1のフォトサービスとして展開したい。家族や子ども
・世界中の人々の思い出を守る。これはビジネスだけなく、毎日を楽しくする。
・ネットワークの構築により、日本はもっとも重要な市場と位置づけている。
・登録は無償。無限で無制限の保存ができる。
・高品質のプリントを、日本国内でプリント。1枚15円で提供。
・使いやすいインターフェースを採用。魚は楽しさを表している。
・初回プリント20枚を無料で提供。
・写真だけでなく、マグカップやTシャツ、シールプリントなどを展開する。
・アメリカでは、すべてのコンペディたーより多く、50%を超える。5千万人が登録。
・小売店とのパートナーシップを展開。12000店舗とのパートナーを展開。
・簡単に使えて、使い勝手がいい。

・日本市場進出に時間が掛かった。立ち上げに16ヶ月掛かった。
・日本市場は世界第二位の市場。日本市場はクォリティーに対する意識が高い。
・携帯電話での利用が多いのも日本の特徴。
・毎月、あたらしい展開を考えている。
・クォリティー、無制限の保存など、これまでに実現していないものを提供。
・これまで9年間の研究と100億円を投資。
・日本市場でも素早くシェアを獲得してゆきたい。
・オンラインを店舗との連携も。パートナーシップを重視。
・SnapFishを利用している時間の90%は、何も買わない時間。
・写真共有が新規顧客の1/3に。
・1枚15円のL版プリント。初回20枚無料。
・登録はSnapFish.jpで。

<質疑応答>
・SnapFishは家族向け。子供を持っている家族が中心。
・RAWデータには対応していないが、一眼レフユーザーも使うだろう。
・米国ではプリント品質が高いという定評がある。プロの写真家も使っている。

・日本市場でのシェアなど、具体的な数値目標は公開していない。
・だが、アメリカではhpがSnapFishを買収した時点で3000万人、現在は5000万人。
・日本ではこの数年の間に、米国に次ぐ、第二の市場にしたいと考えている。

・日本ではhp Japanとして展開。
・(大きなプリントは)インディゴを使ったプロセス、銀塩ではノンドライでのプリントを考えている。
・フォトブックも準備が整えば展開したい。
・オーストラリアでは1年前から展開し、約50%のシェアを拡大。
・中国では6-7ヶ月前から展開。現在、もっとも大きなシェアを獲得している。
・Lサイズプリントは、銀塩プリントになる。
・SnapFishは、世界で唯一の、国際的な多言語対応のサービス。
・SnapFish.jpのサイトでも、アメリカでも共有できる。ローカルでプリントできる。
・SnapFish.jpのアカウントで、他国20ヵ国でもアクセスできる。
・日本のクレジットカードでも海外でアクセスできる。

・日本ではプリントのショップでの受け取りを予定していない。
・オンラインプリント事業とホームプリントはバッティングしない。両方は共存すると考えている。
・SnapFishでは、保存された写真のURLをE-mailで送ることができる。
・携帯電話事業者での、独自のサービスを展開してゆきたいと考えている。専門の開発部隊もある。
・価値のある思い出やスペシャルな時間、米国では、家族の全部をSnapFishに保存している。
・米国ではハリケーン被害を受けた地域のユーザーでも、多くのユーザーが利用しており、思い出を残すことが出来た。


●ニコン
選択範囲指定が容易な新機能を搭載した
直感的操作が可能な高機能画像編集ソフト「Capture NX 2」発表

-簡単操作で高度な補正が可能な純正の画像処理ソフト「Capture NX」の新バージョン。
-今回の「Capture NX 2」では、従来の「Capture NX」の機能や操作性を踏襲しながら、新機能を多数搭載。
-好評の「カラーコントロールポイント」の考え方をさらに進化させた「選択コントロールポイント」を搭載。D-ライティングや明るさ、カラー、フォーカス、補正、ノイズリダクションなどを、同様の操作で適用可能に。
-ダスト部分をブラシでなぞるだけで修正可能な「自動レタッチブラシ」を搭載。
-ハイライトの白飛びやシャドーの潰れを軽減する機能を搭載。RAWはもちろん、JPEGファイルにも適用可能。
-使用頻度の高い「レベルとトーンカーブ」「露出補正」「コントラスト」「ハイライト」「シャドー」「彩度」をひとつのウインドウにまとめた「クイックフィックス」機能搭載。
-ViewNXやAdobe Bridge、Windows Vistaと互換性のある、業界標準のXMPによるラベル・レーティングをサポート。
きます。
-その他、従来の「Capture NX」の機能は踏襲。
-「Capture NX 2」で 「Nik Color Efex Pro 2.0 for Capture NX 」を使用するためのアップデータをNik Softwareより無償のダウンロード可能に。
-「Capture NX Ver. 1.X」からのアップグレード版も用意。
-オープンプライス。6月20日発売。

●キヤノン
PictBridge経由でデジタルカメラから直接映写できる
自社製LCOSパネル採用SXGA+対応プロジェクター「SX80」発表

-デジタルカメラなどからの画像投影を視野に入れた、LCOS搭載プロジェクター。
-カメラとプロジェクターを直接接続することで、PictBridge経由ダイレクトに投影可能。
-USBメモリー内の画像データもメモリーを本体に挿すだけで、直接投影可能。
-格子感の少ない投影が可能な、自社開発の0.55型SXGA+(1,400×1,050画素)の反射型液晶パネル「LCOS」を採用。
-独自光学システム「AISYS」と高発光効率のACランプにより、高輝度3,000lmを実現。900:1のコントラスト比を実現。
-投射映像の下端の高さに光軸があっても歪まずに投影可能なレンズシフト機能搭載。
-色合いや色の濃さを微調整できる6軸色調整機能採用。
-壁色に合わせた自動色補正機能搭載。距離センサーによるオートフォーカス機能、自動歪み補正機能などにより簡易セッティング可能。
-448,000円。6月下旬発売。

●米 コダック
コダックの写真感光材料製品の価格を全世界で一部改定
-イーストマン コダックが、一部の写真感光材料製品の価格を全世界で改訂。
-7月1日出荷分から20%程度の値上げを予定。
-値上げ理由として「銀や原油など主要原材料費の急激なコスト急増」が「生産効率向上や経費節減努力を継続実施」で補えなくなったため。
-各製品や各国での展開は、今後数週間以内に公表。
-日本国内での価格改定の対象製品や改定幅、実施時期は未定。

2008/06/02
(月)
●カメラグランプリ2008実行委員会 [表彰式会場miniレポート]
「カメラグランプリ2008」の表彰式を都内で開催
グランプリ大賞は「ニコン・D3」、記者クラブ賞は「シグマ・DP1」「ナナオ・EIZO ColorEdge」
「富士フイルム・フジクロームベルビア50」。あなたが選ぶベストカメラ大賞は「ニコン・D3」が受賞
-カメラグランプリ実行委員会が「カメラグランプリ2008」を決定。
-「大賞」は、カメラ記者クラブメンバー、加盟雑誌編集長、外部選考委員、特別選考委員の総計55名が投票により選考。
-選考対象は2007年4月1日より2008年3月31日までに国内発売されたモデル。

-大賞は「ニコン・D3」が受賞。ニコンは2年ぶり、6回目の受賞に。
-大賞候補の選考開票結果は「ニコン・D3」が202点、以下、「ニコン・D300」が85点、「シグマ・DP1」は32点、「オリンパス・E-3」が30点、「キヤノン・EOS-1Ds MarkIII」は28点に。
-記者クラブ賞は「シグマ・DP1」「ナナオ・EIZO ColorEdge」「富士フイルム・フジクロームベルビア50」の3製品が受賞。
-メール投票による「あなたが選ぶベストカメラ大賞」は「ニコン・D3」が受賞。
-カメラ博物館で、5月27日から8月31日まで特別展「カメラグランプリ25周年記念展」を開催。
-各賞・各機種の受賞理由などは当該ページ参照。



[表彰式コメント概要]
●ニコン・取締役 映像カンパニープレジデント 木村眞琴氏
・今回、2つの賞を受賞させていただいた。
・25年間、四半世紀を支えてきたスタッフの方に感謝したい
・第一回目は「ニコン・FA」が受賞。節目となる25周年目。大変思い深いものがあり、一生忘れない受賞になった。
・170機種もの新製品の中から「D3」が選ばれ、大変誇りに思う。
・60年ほど前のニコン1型から歳月が流れ、フィルムからデジタルへ移行。
・ニコンのカメラは、世界中でお使いいただいており、写真、映像に対する情熱に応えてゆきたいと思い「D3」を開発した。
・おかげさまで販売や売り上げも順調に。
・カメラグランプリ受賞は、このカメラの完成度を高く評価していただいたと思っている。
・非常によくできたカメラとして評価されたと思っている。
・「あなたが選ぶ・・・」では、一般の方からも高い評価を受けたと思っている。
・ニッコールは奇しくも75周年。その長い歴史のうえに一眼レフが成り立っている。それを含めたものとして大変ありがたいと思っている。
・デジタルの技術革新はこれからもますます加速。ユーザーニーズも変化してゆく。これを組み合わせたカメラ産業は新しい世界に。
・カメラの世界のリーディングカンパニーとしてこれから躍進してゆきたい


●シグマ・取締役社長 山木和人氏
・全社員がこの受賞を大変喜んでいる。
・カメラとしても、会社の歴史に残る受賞だと思っている。
・開発に1年半を掛けた。昨年のいまごろ、このカメラをどうしようと思いながら、会社への道を歩いていた。
・かなり基本的なところまで見直して進めてきたい。
・フォトキナの時から、予約をしていただいたお客様の声を励みにして、大幅なスケジュール変更を余儀なくされるなかで、開発を再検討した。
・世の中のカメラに比べ、どうしてもバランスの悪いカメラになる。
・ユーザーを見ながら、開発してきた。
・α版のとき、自宅に持ち帰り、自分で使ってみて、パソコンで絵を見てみて、こんな画質のカメラを作れることを確信した。大変思い出深い一日になった。
・今後、足りない分を補いながら、これからもよりいいカメラを開発してゆきたい


●富士フイルム・イメージング事業部執行役員 青木良和氏
・私たちは、こういう時代だからこそ、(フィルムを)やってきた。
・みなさまからの、大きなエールとして開発した。
・10数年経つと、環境などの関係もあって、原材料を変えないと製造が難しい。
・2003年に新しいベルビア100を発売。その後、1990年から続いたベルビアの発売中止一度中止した。
・開発生産現場から無理だという声があったが、昨年、なんとかベルビア50を発売した。
・ユーザーからの多大なる声があって出来た製品。
・日本人の撮る風景写真は、やはり違う。想いがこもっている。その感性が表現できたフィルムがベルビアだと思っている。
・今後も、なんとかこの事業を続けてゆきたいと思っている。


●ナナオ・執行役員 マーケティング部長 鶴見栄二氏
・液晶モニターとして初めて、カラーエッジシリーズが受賞して、大変喜んでいる。
・モニターメーカーとして、やっとカメラの世界に一人前になれたかな?と思っている。
・EIZOは今年で40周年を迎える。ブランドとして欧州で育てていただいた。
・カラーエッジシリーズは、モニターメーカーとして何かできないか?
・カメラで撮ったときの感動を、なんとかモニターで表現できないか?と開発してきた。
・撮ったときの感動を素直に画面に出すために。
・カメラマン、デザイン、印刷業界に受け入れていただき、ここに来て、5年目でハイエンドからハイアマチュア向けまで広いレパートリーを揃えることが出来た。
・カラーエッジがカメラ業界全体に広がってゆくと考えている。
・今後、ナナオとして、今後も新しいものを、期待に添う形で作ってゆきたい。


●ニコン・執行役員 映像カンパニー開発本部長 風見一之さん
・D3の受賞、本当にありがとうございます。
・カメラグランプリ大賞とベストカメラの2つをいただきました。グランプリ大賞は選考委員、「あなたが選ぶ」はユーザーの方からいただき、2倍の喜びです。
・フラッグシップ機でいただいたのは初めて。「D1」「D2X」は特別賞だった。
・「今日は赤い人たちが居ないから・・・」という話は、今年は・・・。
・「D3」の開発期間のなかでは、商品企画部門の責任者として担当した。
・商品企画は大変だが、市場の要望を集めて、プランを作り、開発のお尻をたたく立場だった。
・ニコンの開発陣は、やおおありスゴイなあ〜と感じた。D3は高画質でセンサーの話やISO6400が前面に出ているが、新しい技術がふんだんに盛り込まれている。それに対して、開発陣は見事に応えた。確実にそれをやってくれるのは、大変ありがたかった。
・自分が、ラストスパートのところで開発担当になった。それぞれの部分のレベルを、あるレベル以上に高めるのに非常に苦労した。あるレベルまでは届くが、その先で苦労した。
・発売が見えてきて、最後の仕上げが見えていた頃、最後のところがなかなかクリアできず苦労した。
・エンジニアの頑張りとベースとしての力。スペックを決めたときの、お客様の要望に応えるよう、常に技術開発を続け、目標を超えるようにしてきた。そのため実現できた。
・D3はフラッグシップだけあって、もの凄く、時間とパワーを掛けたが、もの凄くいい評価を受けた。
・開発として新しいものをやっている。もう、次のものに取り組んでゆかなければいけない。60年、ずっとカメラを作り続けてきた。これをバネにして、今後もカメラを作って行きたいと思う。


●シグマ・光学技術部長 石井正俊氏
・カメラ記者クラブ特別賞をいただき、ありがとうございます。
・特別賞は的を得た受賞だと思う。大賞までの力はないが、マニアに受け入れてもらえるモデルとして、とてもいい賞だと思っている。
・「DP1」は発表から1年半。表に出ていない、ドロドロしたところもあるが、シグマの中で一番貢献したのは社長の山木である。
・「DP1」は大きなイメージセンサーが特徴。大きなイメージセンサーが入ればいいと簡単に考えていたが、こんなに大変なことだと思わなかった。センサーには迷光が届いてはいけないが、開発途中では入ってきた。
・1年前、SD14が世に出た頃、DP1はほぼいいところまでいっていた。ただ、どうしても、SD14に及ばない絵になっていて、試行錯誤をしたが、どうしてもうまくゆかなかった。その後、1年頑張った。高感度などで他社に比べ、遜色のある画像になっているが、低感度時の画質で頑張った。
・FOVEONセンサーはじゃじゃ馬で、ちょっと変なことをやると大変なことになる。
・誰が見ても見劣りがするのは仕方ないが、一点豪華主義的なところがあるが、使うほどに愛着のあるカメラに仕上がったと思う。
・DP1のように、怪しいカメラをみなさんにも使って欲しいと思っている、


●富士フイルム・イメージング材料品質保証部 技術担当部長 福島憲一氏
・25周年の節目の年にカメラ記者クラブ賞をいただき、感激しています。
・フジクロームベルビアは1990年、18年前に発売を開始。画期的なフィルムを作ろうということで開発した。
・15年以上経つと、技術も材料も変わる。そのため、いったんは販売中止にした。
・だが、市場からの要望が強く、後押しされ、20年前の技術をいま再現するのに苦労した。
・私は第四の感色層などを開発してきた。
・(今回の受賞は)「まだまだ、銀塩のフィルムに頑張ってください」ということだと思っている。


●ナナオ・マーケティング部 商品技術課 課長 森脇浩史氏
・特別賞をいただき、大変光栄に思っている。
・私自身は開発部ではCRTのキャリブレーションキットなど作ってきた。
・企画部では、液晶も性能が上がってきて、当時18インチモニターの開発が終わり、量産していたとき、基礎検査をしていて、これなら行けるんじゃないかと思ってきた。CRTに匹敵するものを作れるんじゃないかと。
・(カラーエッジシリーズは)2002年の3月のCeBITでグラフィックス系のお客さんに見せ、好評だった。ただ、キャリブレーションができないとという声が多かった。
・カラーエッジシリーズは、色再現性を重視したもの。ただ、第一号機はあまりノウハウはなく、社内で試行錯誤しながら展開してきた。
・開発当時、グレースケール、階調特性が液晶の大きな問題だった。カラーエッジ委員会を結成し進行。最初は、256階調のなかで、いくつかに絞って補正していた。
・ユーザーや国内外の展示会などでのフィードバック
・画面均一性の補正も最近は、内部処理で補正できるようになった。
・AdobeRGB対応モニターなども開発し、苦労した。
・現行品もかなり完成に近づいたが、これからも頑張ってゆきたいと思っている。


●選考委員代表・中谷吉隆氏
・カメラグランプリも25周年。
・大賞の「ニコン・D3」。私は写真を撮って50年。ニコンFまではレンジファインダーが主流だった。
・スポーツ写真の大家である小久保善吉さんはスピグラでスポーツを撮っていた。
・1972年のオリンピックでは「F2」が登場。今年は北京オリンピックだが、前回はライバルメーカーに大変な辛酸があった。それを糧にこの「D3」が開発されたのだと思っている。
・今回受賞された各社とも、写真の良さ、面白味が感じられる。
・デジタル時代なので、次のオリンピックまで待たずに、「D4」は再来年くらいかな?と思っているが。
・「輝ける D3の大賞 写真の日」と詠んだが、「写真の日」は季語になっていない。これは悔しい。
・なので、季語を入れて、「蛍火一瞬 捉えしD3 揺るぎなし」と詠んだ。


●カメラ記者クラブ 柴田氏
・今年、カメラグランプリも25周年。
・それに相応しいイベントとして、先週よりカメラ博物館で特別展を開催。
・写真の歴史は150年。この25年でフィルムからデジタルへと大きな転換をし、メーカーも写真事業を撤退したものの多い。
・世界の写真賞とともに、日本のカメラグランプリもそれに貢献してきたのではないかと思っている。
・グランプリのために、毎月準備を重ねてきた。
・私にとって、カメラグランプリ25周年は、次の世代のメンバーといろいろ考える時間となった。30周年、40周年、50周年と重ねて行き、いろいろなことが実現できると思う。




●オリンパス [会場miniレポート]
「オリンパスPhotoFesta 新製品体感フェア2008 Spring-Summer」、都内で開催
-オリンパスの新製品体感フェアの第一弾となる東京でのイベントを開催。
-会場となった東京・表参道ヒルズの地下三階の「スペースO」。
-表参道という場所や「PHaT Photo」の特別協賛ということもあってか、会場は20-30代の来場者を中心に終始賑わいを見せていた。
-女性来場者の割合がきわめて高いのも同イベントの特徴といえる。

オリンパス主催、PHatPhoto特別講演の「PhotoFesta」 会場は表参道ヒルズの地下三階。若者や親子連れの姿も 来場者の年齢が他社イベントより若く、20-30代が中心に
写真家によるEシリーズの作品も展示 製品のハンズオンのほか、テーマ別実践撮影講座も開催 モデル撮影会も開催。スペシャルゲスト浅田舞さんもモデルに
製品のクリニックや相談コーナーも開設。好評を博していた Eシリーズの製品展示はもちろん、E-3の分解モデルも展示 E-420や520と他社ライバル機とのリアルな比較展示も。他社機は社名も分かる形で展示
手ぶれ補正の望遠ズーム付きよりE-520が小型軽量な点を強くアピール 宮崎あおいさん愛用ストラップのレプリカも展示。フォトブログの作品も出品 E-420とパンケーキレンズ25mmF2.8なら女性用バッグにも楽に収納できるのをアピール

-今後、6月8日に名古屋、6月22日に大阪で開催予定。
-各会場でも、東京会場とほぼ同等の内容でのイベントを開催予定。
-詳細は当該ページ参照。


2008/06/01
(日)
●ケンコー
傘のように収納やセットができる小型机上スタジオ
「ワンタッチライティングドームデスクトップタイプ LD-50」発表

-傘のノウハウをベースにした、小型のデスクトップスタジオ。
-傘のような構造を採用することで、小型に収納でき、セットも短時間で可能。
-クリップライトを簡単に装着でき、簡易ライティングでの撮影が容易。
-写り込みが発生しやすい被写体向けの「写り込み防止幕」装備。
-素材生地はポリエステル。骨はFRPやアルミ、樹脂。
-グレー(紙)のバックシートを標準付属。
-ライトは100W用クリップライト(100W電球型蛍光灯付き・E26口金)。
-大きさは展開時500X500X340mm(棒は840mm)。収納時は高さ700mm。
-重さは本体のみで約210g。ライト付きで約820g。
-クリップライト付きタイプとライティングドーム本体のみの2種を用意。
-オープンプライス。実売価格18,000円前後。6月上旬発売。




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<2008>

2008.01 2008.02 2008.03 2008.04 2008.05 2008.06


<2007>

2007.01 2007.02 2007.03 2007.04 2007.05 2007.06
2007.07 2007.08 2007.09 2007.10 2007.11 2007.12


<2006>

2006.01 2006.02 2006.03 2006.04 2006.05 2006.06
2006.07 2006.08 2006.09 2006.10 2006.11 2006.12


<2005>

2005.01 2005.02 2005.03 2005.04 2005.05 2005.06
2005.07 2005.08 2005.09 2005.10 2005.11 2005.12


<2004>

2004.01 2004.02 2004.03 2004.04 2004.05 2004.06
2004.07 2004.08 2004.09 2004.10 2004.11 2004.12

<2003>


2003.01 2003.02 2003.03 2003.04 2003.05 2003.06
2003.07 2003.08 2003.09 2003.10 2003.11 2003.12

<2002>

2002.01 2002.02 2002.03 2002.04 2002.05 2002.06
2002.07 2002.08 2002.09 2002.10 2002.11 2002.12

<2001>

2001.01 2001.02 2001.03 2001.04 2001.05 2001.06
2001.07 2001.08  2001.09 2001.10 2001.11 2001.12 



<2000>

2000.01 2000.02.01-15
2000.02.16-29
2000.03 2000.04 2000.05 2000.06
2000.07 2000.08 2000.09
2000.10
2000.11 2000.12


<1999>

1999.07.19-31 1999.08.01-15
1999.08.16-31
1999.09
1999.10 1999.11 1999.12


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