デジタルカメラHotNews!(2001/06/01-31)

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2007/03/31
(土)
[ソフトウエアUPDATE]
●キヤノン
PIXUS iP90 /PIXUS iP90v用 Setup Utility Ver1.0.1 for Windows
PIXUS iP90 /PIXUS iP90v用 Setup Utility Ver1.0.2 for MacOSX
PIXUS iP90 / PIXUS iP90v対応 マイ プリンタ Ver 1.4.0
Canon Utilities Easy-Print ToolBox Ver 1.2.0
Canon Utilities Easy-LayoutPrint Ver1.0.1 for Windows
Canon Utilities Easy-LayoutPrint Ver.1.0.0 for MacOSX
Canon Easy-WebPrint Version 2.6.4 for Windows
Canon Utilities Easy-PhotoPrint Ver 3.6.1 for Windows
Canon Utilities Easy-PhotoPrint Version 3.5.4 for MacOSX
-PIXUS iP90 / PIXUS iP90v用各種ソフトウエア。

2007/03/30
(金)
●日本サムスン
AdobeRGB対応
ハードウエアキャリブレーション液晶モニター「SyncMaster XL20」、予約販売開始

-昨年9月に発表され、その後12月に発売延期を告知していた20.1型AdobeRGBモニター。
-発表当初「11月発売」だったが、遅れが生じ、ようやく予約販売を開始。
-LEDバックライトとハードウエアキャリブレーションにより広色域と高品位な画像表示を実現。
-発売にあたり仕様を変更。シャドー部の再現性を向上しコントラスト比を600:1に変更。
-同梱版hueyとEye-One Pro/Monitor対応ソフトウェア「Natural Color Expert」(Windows版、Mac版)を無料ダウンロードで提供。
-Windows VistaとMacintoshに対応。
-実売158,000円。3月27日より予約開始。4月下旬以降順次出荷開始。通常納期は6〜8週を予定。

[ソフトウエアUPDATE]
●シグマ
RAW現像ソフトウェア「SIGMA Photo Pro 3.0 Windows版」「SIGMA Photo Pro 2.2 Macintosh版」、近日公開
-「SD9」「SD10」向けRAW現像ソフトの最新版。
-4月2日よりダウンロード公開を予定。

2007/03/29
(木)
●キヤノン
高密度プリントヘッド技術「FINE」と長期保存インク「ChromaLife 100」を継承した
最小インク滴2pl・4800dpiのエントリー機「PIXUS iP2500」、ノート型プリンター「PIXUS iP90v」発表

-同社独自技術を搭載した、エントリーインクジェットプリンター「PIXUS iP2500」と、携帯や収納に便利なノート型プリンター「PIXUS iP90v」。
-高密度プリントヘッド技術「FINE」、高耐候性の「ChromaLife 100」を継承。
-4色インク採用。最高4,800×1,200dpiの高解像度と最小インク滴2plを実現。
-エントリー機「PIXUS iP2500」は、L判プリント約46秒。
-ノート型プリンター「PIXUS iP90v」は、PictBridgeや赤外線による「プリントビーム」、Bluetoothによるワイヤレスプリントにも対応。オプションでバッテリー駆動も可能。
-オープンプライス。実売価格は「ip2500」が9,800円、「90v」が27,800円前後。4月上旬発売。

[ソフトウエアUPDATE]
●富士フイルム
Hyper-Utility Software HS-V3 Ver.1.1aアップデートソフトウェア(Windows用)
Hyper-Utility Software HS-V3 Ver.1.1aアップデートソフトウェア(MacOS用)
-Hyper-Utility Software HS-V3 Ver.1.0用アップデートソフト。
-画像情報表示項目に「フィルムシミュレーションのCOLOR、TONE、SHARPNESSの微調整」「ホワイトバランスの微調整」「ノイズリダクション」を追加。
-Windows Vistaに対応。

2007/03/28
(水)
●リコー
着脱式液晶ビューファインダーを標準採用した
24〜72mmワイド系ズーム採用1/1.75型1,001万画素2.5型液晶機「Caplio GX-100」発表
UPDATE
-「GX8」の後継機となるワイド系ズーム搭載1000万画素機。
-ホットシュー部分に、同梱の着脱式の電子ビューファインダーを装着可能。
-撮像素子は1/1.75型1,001万画素CCDを搭載。
-レンズは24〜72mm相当となる、5.1〜16.0mmF2.5〜4.4のワイド系ズームを搭載。
-液晶モニターは2.5型23万画素タイプを採用。視野角170度の広視野角タイプを採用。
-画像処理エンジンは「スムースイメージングエンジンU」を採用。
-オプションのワイドコンバータ装着により19mmレンズ相当の超広角撮影が可能。
-電源は充電式バッテリー(付属・約380枚撮影可能)のほか、単4型電池(約35枚撮影可能)にも対応。
-大きさは111.6×58.0×25.0mm。重さ約220g。
-オープンプライス。実売8万円前後。4月20日発売。

●セイコーエプソン
次世代インクジェット用プリンターヘッドとなる
世界最高の歪み量を実現した薄膜ピエゾ素子を独自開発。4月量産開始

-世界最高の歪み量を実現した圧電素子「薄膜ピエゾ」を独自開発。
-新世代のピエゾ素子を電圧変形させてインクを吐出する新型マイクロピエゾヘッドに。
-新型ヘッドは、薄膜化・材料開発による世界最高の歪み量を実現。
-従来マイクロピエゾヘッドの特長を備えながら、ノズル集積度を従来比2倍となる世界最高の360dpiに。
-ピエゾ素材から社内生産。インクジェットヘッドの完全内製化も実現。

●KFE
513万画素CMOSセンサー搭載固定焦点式MPEG4カメラ「DV528」発表
-低価格な500万画素級CMOS搭載MEG4カメラ。
-撮像素子に513万画素CMOSセンサーを搭載。
-レンズは固定焦点式の7.0mmF3.0。35mm判換算42mm相当。
-液晶モニターは2.4型低温ポリシリコンTFTを採用。
-電源はリチウムイオン充電池。動画撮影時間約2時間50分。静止画時約375枚。
-記録媒体はSDカード。64MBの内蔵メモリー
-大きさは34×95×72mm。重さ約150g。
-オープンプライス。実売2万円前後。

2007/03/27
(火)
●ナナオ
能登地震の影響について告知。生産や販売に大きな影響はなし
-石川県に本社のあるナナオが、能登地震についての影響を告知。
-白山市の本社建物、工場生産設備に被害なし。生産・販売活動への影響はなし。
-羽咋市と七尾市の工場には、建屋などに若干の被害はあるものの、生産設備への被害はなく、生産活動への影響もなし。

●オリンパス
「SP-550UZ」のカタログでカメラケース素材に誤記。お詫びとお知らせを告知
-2月と3月に配布した「SP-550UZ」カタログ内に誤記。
-カメラケース「CSCH-45」の表記を、「カメラケース」とするところを「本革カメラケース」と表記ミス。
-性能上の問題はないものの、本革でない場合は不要と判断したユーザーは返品を受け付け。
-該当者は同社Webを参照。

2007/03/26
(月)
●PIE事務局
「Photo Imaging Expo2007」の来場者数を公開。総来場者数は119,098人。前年比約15%増に
-昨日閉幕した「PIE2007」の来場者数を公開。
-開催4日間の通算では、来場者119,098人。前年比約115%と盛況に。
-具体的な入場者数は下記の通り。
日付 来場者数 前年数 前年比
3/22 29,148人 24,622人 約118%
3/23 31,483人 27,035人 約116%
3/24 34,014人 29,144人 約117%
3/25 24,453人 23,024人 約106%
合計 119,098人 103,825人 約115%

[ファームウエアUPDATE]
●オリンパス
「SP-550UZ」用ファームウエア Ver.1.1
-超高倍率ズーム搭載コンパクト機「SP-550UZ」用最新ファームウエア。
-撮影モードMでの高感度撮影時の露出表示のばらつきを改善。

2007/03/25
(日)
[Photo Imaging Expo 2007 mini レポート 4]
-本日最終日を迎える「PIE2007」。
-最終日の開催時間は16:00までなので要注意。
-開催3日目の入場者数は34,014人を記録。前年比約16.7%増。

●タムロン
独自の手ぶれ補正機の内蔵ズーム「AF28-300mmF3.5-6.3」
大口径望遠ズーム「SP AF70-200mm F/2.8 Di LD」などを出品

-独自の3点支持式手ぶれ補正機能搭載を搭載した「AF28-300mmF3.5-6.3」を展示。
-久々の大口径望遠ズーム「SP AF70-200mmF2.8 Di LD」も出品。

●松下電器
発売直後の「ライカD 25mmF1.4」や年内発売の「14−150mmF3.5-5.6」を参考展示
-人気の25mmは品薄状態。フォーサーズボディーを持参すれば、その場で装着して簡易実写も可能。
-PMAで参考出品された「14-150mmF3.5-5.6」も展示。

●セコニック
開発中の新型カラーメーターを参考出品
デジタルカメラ対応の入射光反射光兼用露出計「デジタルマスター L-758D」も展示

-露出計メーカーの老舗セコニック、開発中のカラーメーターを参考出品。
-出品されたものはまだモックアップ状態だが、年内発売を目標としている。
-デジタルカメラとのキャリブレーションにより、複数機種間で正確な露出決定が容易なデジタル対応露出計「L-758D」も展示。
-グレーチャートを撮影した画像を付属ソフトに読み込み、機種毎の露出差を補正。USB経由で露出計側に情報を転送可能。

●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIXの詳細デモを展開。4月公開予定の新コンセプト版の予告編も
-市川ソフトラボラトリーは浅沼商会ブースでデモを展開。
-水中用と思われる新バージョンの予告ボードも。

●三洋電機
H.264を採用したVGA 30フレーム
動画撮影対応ムービーカメラ「Xacti DMX-CG65」を展示デモ

-先だって発表されたばかりのH.264採用新型Xactiを出品。
-ブースでは従来圧縮方式との比較デモも実施。
-Xactiシリーズのプロジェクターなど周辺機器も多数展示。

●ソフトウエア・トゥー
DxO LabsのRAW現像ソフト「DxO Optics Pro」や
フィルムの色をシミュレートできる「DxO FilmPack v1.1」を展示

-フランスのDxO社のソフトウエアをデモ。
-簡易操作でRAW現像処理が可能な、最新バージョン「DxO Optics Pro 4」の実演デモを実施。
-主要フィルムの色調などを再現できる「DxO FilmPack」も展示デモ。

●ベルボン
液晶モニターを使ったバリアングルファインダー「ZigView」を展示
-韓国メーカーが開発したユニークな、一眼レフ用液晶アングルファインダー「ZigView」の取り扱いを開始。
-一眼レフの接眼部に取り付けて自由なアングルでの撮影が可能。液晶回転も可能。
-ケーブルにより液晶部分を離しての遠隔撮影が可能な新型モデルも展開。
-63,000円。同社Webショップで44,100円で発売中。

●近代インターナショナル
デジタル一眼レフの撮像素子のゴミを
簡単に撮影チェックできる「RAYQUAL センサーチェッカー SC-1」「SC-2」を展示

-デジタル一眼レフのセンサーのゴミを簡単に撮影チェックできるアダプターを展示。
-同製品を一眼レフに装着し撮影することで、ゴミの検出が容易に。
-レンズ付きの高機能タイプ「SC-1」は18,900円、実用十分な標準タイプ「SC-2」は10.800円。

●恒陽社
カラーマネージメントシステム「Eye One」を展示。分かりやすいカラーマネージメントセミナーも展開
-カラーマネージメントシステム「Eye One」の輸入元である恒陽社。
-同社ブースでは「Eye One」を使った、分かりやすいカラーマネージメントのデモを展開。

●シュリロトレーディング
ライトアップ、車内で本格的な画像処理が可能なデジタル対応ロケバスを展示
-ワンボックスカーを改造したデジタル画像処理可能なロケ用車を展示。
-内部に複数のパソコンとモニターなどを設置。
-パソコン専用電源も用意。ロケ先での画像処理が容易に。
-レンタル可能。バス本体、パソコン付き、画像処理エンジニア付きなどオプションも用意。
-レンタル料は車両本体のみ8時間35,000円より。オペレータ1名30,000円、Mac G5+モニター33,000円など。
-問い合わせ先は有限会社ライトアップ

4×5判フィールドカメラ「リンホフテヒニカ 3000」を参考展示
-4×5判フィールドカメラの定番「リンホフテヒニカ」の最新モデル。
-あらたに、ベッドダウンが4段になり38mmクラスの超広角レンズにも対応。
-本体側のワイドレンズ用の無限遠ストッパーを装備。フォーカシングも容易に。


2007/03/24
(土)
[Photo Imaging Expo 2007 mini レポート 3]
-昨日の来場者数は31,483人。前年比約16%増。
-例年、来場者がもっとも多い土曜日だけに、会場は終始かなりの賑わいを見せた。

●ケンコー
ニコンAiマウント銀塩一眼レフやデジタルコンパクト機など多数の新製品を一堂に展示
-ケンコーは今回、きわめて多数の新製品を一挙発表。
-注目製品は数多いが、なかでもマニュアルフォーカス用のニコンAiマウント採用銀塩一眼レフはなかなかの人気。
-今回、自社ブランドで多数のデジタルコンパクトカメラも出品。
-ケンコーブースではグループ内のトキナーレンズも展示しており、先だって発表された「AT-X35mmF2.8マクロ」も展示中。
-今回初公開となるデジタル一眼レフ専用高倍率ズーム「16.5〜135mmF3.5〜5.6 DX」も参考出品。
-スイングやティルトなどのアオリ撮影が楽しめるレンズアダプターも出品。
-コニカミノルタ撤退後途絶えていた写真用カラーメーカーも復活。
-独自インクカートリッジを装填することで、安価なプリンターでもきれいなモノクロプリントが楽しめる、モノクロプリント用セットも出展。

●ボーゲンイメージング
高効率なデジタル一眼レフ用センサークリーニングキットを出品
-カナダのビジブルダスト社が開発したデジタル一眼レフ用センサークリーニングキットを出品。
-乾式タイプと湿式タイプの両タイプを用意。
-乾式タイプで日常的なセンサーの清掃に有効な、微小なホコリが取れるセンサーブラシ「アークティックバタフライ」。通常サイズの「SL600」(12,180円)と、やや大きめの「724」(18,375円)をラインナップ。
-使用法は清掃前にスイッチを入れてブラスを回して、静電気を起こしてゴミを吸着。
-湿式タイプは、クリーニング液を染みこませてセンサーを拭く「グリーンスワブ」や専用液を用意。
-「アークティックバタフライ724」と「グリーンスワブ」12本と専用液セットとなる「VDセンサークリーニングキット」(30,975円)と、さらに各種洗浄液などを追加した「同Plus」(43,470円)をラインナップ。
-4月発売開始。カメラ量販店などで購入可能。


2007/03/23
(金)
[Photo Imaging Expo 2007 mini レポート 2]
-PIE開催二日目。来場者は昨日より増えた模様。
-初日の来場者数は、29,148人。前年初日比で約18%増に。

●マミヤ
ZD用マウント変換アダプターやRB用デジタルアダプターを参考出品
名門アルパやシュナイダーレンズの取り扱いも開始。製品を一堂に展示

-マミヤは中判デジタル一眼レフ「ZD」にハッセル用レンズが装着できる純正アダプターを参考出品。
-同アダプターはブラックタイプとシルバータイプを試作。価格・発売時期とも未定だが、それなりの価格帯になる模様。
-新発売のZDデジタルバックと、往年の名機「Mamiya RB67SD」で利用可能なアダプターも出品。シャッター全開のタイミングをシンクロ接点から取得。ただし、シャッター速度はレンズシャッター側とマニュアル設定で揃える必要がある。
-ブースではこの春から取り扱いを開始する名門「アルパ」の諸モデルを展示。
-2月より国内販売代理店となったドイツのシュナイダーレンズも一堂に展示。

●セイコーエプソン
ハイエンドプリンターユーザー向け
RAWデータ対応フォトワークフローソフト「Imaging WorkShop」を公開。R-D1sレンズキットも出品

-プリントワークフローを効率化するRAWデータ対応ソフトウエア「Imaging WorkShop」をアピール。
-画像の一覧表示、レイアウト、プリントに至る一連のワークフローをカバー。カラーマネージメントも一括管理。
-ブースでは実際のプリント処理行程に沿ったデモを実施。
-プリントをターゲットに開発されたソフトだけあって、プリントに至るまでの基本操作がわかりやすく、機能もきわめて充実。
-豊富なレイアウト機能もよく考えられており、プリント頻度の高いユーザーは一考の価値あり。
-対応プリンターは「PX-5800」、「PX-5500」「PX-G5100」「PX-G930」のみ。
-実売価格は3万円前後。詳細はNewSoft社ページ参照。同社Webよりダウンロード可能。30日間試用可能。4月発売予定。
-先だって発表された、28mmレンズセット販売となるデジタル・レンジファインダーカメラ「EPSON R-D1sL」も展示。

●コダック
実売3万円の1000万画素3倍ズーム機「EASYSHARE V1003」、参考展示
-手ごろな価格の1/1.8型1000万画素CCD搭載3倍ズーム機「V1003」を参考展示。
-多数のカラーバリエーションを展示。どのボディーカラーを導入するかは検討中。
-実売価格は3万円前後。6月を目処に国内導入を目指す。

●ソニー
2GB内蔵メモリー、WiFi搭載
600万画素3倍ズーム採用3.5型液晶を搭載した”見る”Cyber-shot「G1」を展示

-高精細3.5型大型液晶を搭載した、新感覚の”見る”Cyber-shot。
-ブースでの人気は上々。実機を見るのに、初日は待ちが出たほど。
-ブースでは稼働機が2台あり、自由に触れることができる。
-液晶表示の精細さは一見の価値あり。


[ファームウエアUPDATE]

●リコー
「GR DIGITAL」機能拡張ファームウェア Ver.2.3
-高級コンパクト機「GR DIGITAL」用最新ファームウエア。
-白黒モード時に、「コントラスト」「シャープネス」の設定が可能に。
-画質設定機能に「セピア」を追加。
-「カラー/白黒/セピア」を順次撮影できる「カラーブラケット」機能を追加。

2007/03/22
(木)
[Photo Imaging Expo 2007 mini レポート] UPDATE
-国内最大の写真系イベント「Photo Imaging Expo 2007」開催。
-本日22日より25日まで、東京ビッグサイトで開催。
-初日は朝から多くの来場者が訪れたものの、昨年ほどの盛り上がりはない。
-PMA直後だけに、世界初お目見えの大物新製品はナシ。
-国内イベント初公開の製品は、PMA出品のソニー製一眼レフなど多数。

-初日朝は入場に時間がかかり、入り口は大混雑。入場までに10分以上かかった人も。

●ペンタックス
開発中の「PENTAX 645 Digital」の実写デモを展開
-現在鋭意開発中の「PENTAX 645 Digital」。撮像素子は31.6メガの超大型CCDを搭載。
-PMAでは展示のみだったが、PIEではステージでの実写デモを展開。
-ステージ上で実際に撮影し、背面の液晶モニター上で再生表示。稼働機である点を強くアピール。

-ブースではレンズロードマップもアップデート。
-新レンズとして、DAシリーズ初のマクロレンズとなる35mmF2.8マクロも展示。
-あらたにロードマップに加わった、単焦点レンズ200mmF2.8、300mmF4も展示。

●ソニー
デジタル一眼レフ「α100」の上位モデルとなる中堅機とハイエンド機、国内初公開
-現在開発中のαシリーズの、ハイアマチュア向けモデルとハイエンド機の2機種を、国内初公開。
-2機種のうち1機種は今年中に発売予定。
-いずれも、センサーシフト式手ぶれ補正機能を搭載。
-画像処理エンジンは新開発の「BIONZ」を搭載。
-センサーサイズや種類、画素数は不明。
-同ブースでは、ハイビジョン音フォト対応Cyber-shotや最新機種のWiFi対応機「G1」も出品。

●シグマ
国内初公開となる
大型FOVEON X3搭載コンパクト機「DP1」、「200〜500mmF2.8」「18〜200mmOS」出展
UPDATE
-シグマは、国内初公開となる、現在開発中の「DP1」を出品。
-ブースで実機に触れることはできない稼働しないモデルながらも、ブースでは実機に触れることができるができ、実機のスケルトンや基板を見ることもできる。
-また、昨秋のフォトキナで初公開されたプロトタイプも出品。デザインの進化を知ることもできる。
-超弩級大口径超望遠ズーム「APO 200-500mm F2.8 EX DG」、手ぶれ補正機能搭載レンズ「18-200mm F3.5-6.3 DC OS」も展示。

●オリンパス
「E-1後継機」を一般向け国内初公開
ライブビュー対応デジタル一眼レフ「E-410」「E-510」を出品。独自開発の木製外装展示も

-年内発売予定の最高級機「E-1」後継機を、国内イベントで初公開。
-今後発売予定の ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD」「ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD」 「ED 14-35mm F2.0 SWD」「ED 70-300mm F4.0-5.6」「2.0x Teleconverter EC-20」も展示。
-フォトキナで初公開された、木製外装技術の紹介コーナーも設置。同技術を使ったデジタルカメラの試作機も展示。


●アドビシステムズ
本格派画像処理ソフト「Adobe Photoshop CS3」
さらに画像測定や分析、3Dに対応した「Adobe Photoshop CS3 Extended」正式発表

-定番画像処理ソフト「Photoshopの新展開。
-従来版の新バージョンとなる「Photoshop CS3」と、動画や3D、画像測定などの新機能を追加した新展開となる「Photoshop CS3 Extended」の2つのバージョンを展開。

2007/03/21
(水・祝)
●セイコーエプソン
ハイエンドプリンターユーザー向け
RAWデータ対応フォトワークフローソフト「Imaging WorkShop」発表

-プリントワークフローを効率化する、RAWデータ対応ソフトウエア。
-画像の一覧表示、レイアウト、プリントに至る一連のワークフローをカバー。
-カラーマネージメントも同ソフトが一括管理。
-画像編集機能は「色/トーン」「トリミング」「レタッチ」「効果」「テキスト」を用意。
-プリントレイアウトは約400種のテンプレートを内蔵。インデックスや自由レイアウトも可能。
-対応プリンターは「PX-5800」、「PX-5500」「PX-G5100」「PX-G930」。PX-5800以外はMacintosh非対応。
-価格や詳細はNewSoft社ページ参照。期間限定試用可能。4月発売予定。

2007/03/20
(火)
●オリンパス
顔検出逆光補正機能を搭載した
光学5倍ズーム1/2.33型710万画素CCD搭載2.5型液晶採用生活防水機「μ 780」、国内発表

-PMA向けに海外発表された「μ750」の後継機。
-顔検出機能を利用した逆光補正機能を搭載。新技術「シャドー・アジャストメント・テクノロジー」により必要に応じて階調圧縮。
-新機能の「パーフェクトショットプレビュー」を搭載。ズーム倍率、明るさ、暗さ、色合い、測光方式、動画のなめらかさなどの1項目を、撮影前に画面上で効果確認。2〜4画面のなかからせn好みの画像を選択可能。
-撮像素子は1/2.33型710万画素CCDを搭載。
-レンズは35mm判換算で36〜180mm相当となる、6.4〜32.0mmの5倍ズームを搭載。
-液晶モニターは2.5型広視野角タイプを搭載。
-大きさは99.6×55.1×24mm。重さ約125g。
-ボディーカラーはプレミアムシルバー、ディープブルー、モカブラウンの3色。
-オープンプライス。4月20日発売。

●セイコーエプソン
28mmレンズをセットした
レンズ交換式デジタル・レンジファインダーカメラ「EPSON R-D1sL」発表

-デジタル・レンジファインダーモデル「R-D1s」と28mmレンズとのセット販売モデル。
-レンズはコシナ製の「COLOR-SKOPAR 28mm F3.5(Black)」を採用。
-ボディーは現行のAPS-Cサイズ600万画素機となる「R-D1s」を採用。
-オープンプライス。4月発売予定。

2007/03/19
(月)
●マミヤ・デジタル・イメージング
48×36mmの超大型2130万画素CCDを搭載した
Mamiya 645AFDU/645AFD、RZ67PROUD用デジタルカメラバック「Mamiya ZD Back」、本日発売開始

-「Mamiya ZD」の姉妹機となるデジタルバック版「Mamiya ZD Back」。
-撮像素子はZDと同じ、有効2130万画素の48×36mmの大型CCDを採用。
-同社中判カメラ「Mamiya 645AFDU」「Mamiya RZ67PROUD」に装着可能。
-デジタルバック本体にSD/CF対応のメモリーカード2スロットを搭載。
-IRカットフィルター標準装備品(取り外し可能)。ローパスフィルター(オプション)交換可能。
-オープンプライス。3月19日発売。

●キヤノン
さらなる高画質を実現した
超広角系大口径ズーム「EF16-35mm F2.8L II USM」、発売日決定

-「EOS-1DMarkIII」と同時発表された第二世代の大口径超広角レンズ。
-研型、レプリカ、ガラスモールド型など3種の非球面レンズを採用。
-光学設計を新設計。ワイド側周辺画質をさらに向上。
-UDレンズ2枚採用し、諸収差を徹底除去。高解像と高コントラストを達成。
-徹底した防塵・防滴性能を実現。
-3月30日発売。

2007/03/18
(日)
●トキナー
等倍撮影が可能な
デジタル一眼レフ用マクロレンズ「AT-X PRO DX 仕様35mm F2.8」、PIE2007に出品

-同社初のAPS-Cサイズセンサー搭載デジタル一眼レフ専用マクロレンズ。等倍撮影可能。
-35mm判換算で52mm相当となる標準マクロレンズとして活用可能。
-最短撮影距離付近ではレンズ面ギリギリの接写が可能。フォーカスリミッターも装備。
-AF/MF切り替えが容易なワンタッチフォーカスクラッチ機構装備。
-マウントはニコン用とキヤノン用を用意。
-22日より開催の「フォトイメージングエキスポ 2007」にモックアップを展示。
-今夏発売予定。価格未定。

[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio 3.0 Windows edition 製品版/試用版 Ver.3.0.6.4A
SILKYPIX Developer Studio 3.0 Macintosh edition 製品版/試用版 Ver.3.0.6.4A
-高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio 3.0」の最新版。
-先だってリリースされた「Ver.3.0.6.3」「Ver.3.0.6.4」で、倍率色収差補正ツールが使用できない不具合を修正
-「Ver.3.0.6.3」「Ver.3.0.6.4」をダウンロードしたユーザーは新バージョンへのアップデートが必要。

2007/03/17
(土)
[ファームウエアUPDATE]
●ペンタックス
Optio S7用 ファームウェア、バージョン1.01
Optio A20用 ファームウェア、バージョン1.01
-Optio S7、A20用最新ファームウエア。
-あらたに4GBを超えるSDHCカードに対応。

Optio E30用 ファームウェア、バージョン1.01
-Optio E30用最新ファームウエア。
-1コマ画像消去操作で、まれに消去動作に進めない点に対応。

[ソフトウエアUPDATE]
●ペンタックス
Optio WP/WPi /W10/W20/W30/M10/M20/M30/T30/E30用フレーム画像
OptioS6/S7/A10/A20/A30/T10/T20用フレーム画像
-フレーム合成機能を備えたOptioシリーズ用追加フレーム画像。
-無償ダウンロード可能。

2007/03/16
(金)
●富士フイルム
顔検出機能搭載高感度スリムモデル
1/2.5型630万画素ハニカムCCD搭載3倍ズーム機「FinePix Z5fd」に、ベビーピンクを追加発売

-高感度スリムモデル「FinePix Z5fd」に新色を追加。
-あらたに従来から人気のピンク系モデルとして「ベビーピンク」をラインナップに追加。
-従来機同様、顔検出による「顔キレイナビ」や「iフラッシュ」を搭載。
-高速赤外線通信機能「IrSimple」対応。対応携帯電話などに簡単に画像転送が可能。
-撮像素子は1/2.5型630万画素スーパーCCDハニカムHRを搭載。
-レンズは屈曲式の6.1〜18.3mmF3.5〜4.2の3倍ズーム。35mm判換算36〜108mm相当。
-液晶モニターは2.5型約23万画素TFTタイプ。
-電源は充電式リチウムイオンバッテリー(NP-40)。撮影可能枚数約200枚。
-大きさは92.8×55.0×19.4mm。重さ約130g。
-オープンプライス。実売価格4万円前後。

●オリンパス
デジタル一眼レフ「E-410」「E-510」
プロモーションWeb「E GOES to WORLDプロジェクト」オープン

-今春の新製品である「E-410」「E-510」のプロモーションWeb「E GOES to WORLDプロジェクト」を展開。
-Eシステムのキーメッセージ「GO FIND YOUR WONDERS(外へ出よう)」をもとに展開。
-「一人の女性が新製品のデジタル一眼レフカメラとともに「発見の旅」に出て、写真を撮ることを通じて、新しい喜びや感動を発見する」のがテーマ。
-キャラクターに女優の宮アあおいさんを起用。

2007/03/15
(木)
[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio 3.0 Windows edition 製品版/試用版 Ver.3.0.6.3
SILKYPIX Developer Studio 3.0 Macintosh edition 製品版/試用版 Ver.3.0.6.3
-高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio 3.0」の最新版。
-「LUMIX FZ8」「ライカ M8」のRAWデータに対応。
-大量の画像ファイルを読み込み時の使用メモリを低減。
-JPEG展開品質を向上。
-LZW形式のTIFF画像の読み込みに対応。
-「FinePix S5Pro」の高感度撮影時の露出問題を修正。

2007/03/14
(水)
●タムロン
デジタル対応AFマクロレンズ
「SP AF90mmF2.8 Di」「SP AF 180mmF3.5 Di」購入者にミニ三脚プレゼントキャンペーン実施

-同社の人気マクロレンズ「SP90mmマクロ」「SP180mmマクロ」購入者向けキャンペーン。
-いずれかのレンズ購入者に、もれなく、マクロ撮影に便利なミニ三脚をプレゼント。
-キャンペーン期間は3月15日〜6月30日まで。

●バッファロー
超高速300倍速を実現した大容量CFカード「RCF-U シリーズ」発表
-読み出し速度 45MB/s 、書き込み速度 35MB/sを実現した300倍CFカード。
-同社従来比で3倍もの高速化を実現。
-容量は、8GBタイプの「RCF-U8G」と4GBの「RCF-U4G」をラインナップ。
-オープンプライス。3月下旬発売予定。

2007/03/13
(火)
●三洋電機
H.264を採用したVGA 30フレーム動画撮影対応
1/2.5型600万画素5倍ズーム搭載ムービーカメラ「Xacti DMX-CG65」発表

-高圧縮率のMPEG-4 AVC/H.264に対応した新型Xacti「DMX-CG65」。
-VGA 30フレーム動画対応のH.264での動画撮影が可能。
-H.264の採用により、少ないデータ容量で高画質動画撮影が可能に。Webでの利用に有利。
-8GB SDカード使用時、約10時間もの動画記録が可能。
-新開発の高速映像処理LSI「ピュアフォースエンジンV」搭載。
-600万画素の静止画撮影が可能。動画撮影時中でもモード切替なしに撮影可能。
-撮像素子は1/2.5型600万画素CCDを採用。最高感度ISO1,600。
-レンズは6.3〜31.7mmF3.5〜4.7の光学5倍ズーム。35mm判換算38〜190mm相当。
-液晶モニターは2.5型11万画素タイプ。
-ボディーカラーはシルバー、ブラック、グリーンの3種。
-大きさは67.7×100.3×34.5mm。重さ約150g。
-オープンプライス。店頭想定価格5万円前後。4月下旬発売。

●富士フイルム [トラブル情報]
Window 98SE環境で「FinePix F40fd」同梱ソフト使用時に不具合。修正ソフト公開へ
-FinePix F40fd同梱ソフト「Software for FinePix CX Version 5.3h」で不具合。
-Window 98SE環境にインストールすると、フォルダアイコンのダブルクリックで、フォルダが開かずに、検索動作になってしまうトラブル発生。
-同社ページで修復ソフトウエアを公開中。

2007/03/12
(月)
[PMA2007 会場レポート 4日目最終日]
-PMA2007もいよいよ最終日。
-日曜日であり、開催時間も普段の10:30〜17:30と違い、9:00〜13:00までと実質的に半日だけの開催。
-出展者や来場者、プレス関係者の多くが前日まで切り上げていることもあって、会場は閑散とした状態に。
-最終日後半は、用品メーカーを中心に、展示品の格安即売会が始まる。運搬費を浮かせるためだ。
-13:00。4日間のPMA2007が閉幕。PMA会場発表の大物はソニーのデジタル一眼レフのみという、やや寂しい感じもあったが、それなりに見応えのあるイベントだった。

※ちなみに今回の取材用機材は、EOS Kiss DgitialX+EF17〜85mmIS、E-400+LEICA D 14〜50mm、Cyber-shot T100、IXY900IS、COOLPIX 50C。



●ソニー
国内未発表となる
1/2.5型800万画素CCD搭載15倍ズーム3.0型液晶機「Cyber-shot DSC-H9」を展示

-「H7」の姉妹機となる、光学手ぶれ補正機能搭載15倍ズーム搭載機。
-撮像素子に1/2.5型800万画素CCDを搭載。
-レンズに光学15倍ズームを搭載。
-液晶モニターにバリアングルタイプの3.0型液晶モニターを搭載。
-米国価格は480ドル。4月発売予定。

コンパクト機で最高画素数となる
1220万画素3倍ズーム2.5型液晶機「Cyber-shot DSC-W200」を展示

-コンパクト機で最高画素数となる1220万画素モデルを展示。
-外観は従来のWシリーズのものを踏襲。
-日本国内未発表。

※これよりラスベガスのホテルを出発し、明日帰国します。




●富士通
FOVEON X3や3CCD方式に対応した
デジタルカメラ用画像処理LSI「Milbeaut MB91680A-T」発表

-同社のデジタルカメラ向け画像処理LSIの「Milbeaut」のフラッグシップ(通称M4)の新ラインナップ。
-従来のベイヤー式に加え、FOVEON X3など三層式センサーと3CCD方式に対応した「MB91680A-T」を追加発売。
-同LSIはシグマのFOVEON X3搭載機「DP1」に採用。
-新開発のノイズ抑制機能と多軸色変換機能を搭載。低ノイズと高色再現性を両立。
-3月9日より発売中。サンプル価格4,000円。

2007/03/11
(日)
[PMA2007 会場レポート 3日目]
-PMAも後半。土曜日にもかかわらず、午前中の会場は不安になるほどガラガラ状態。
-午後はやや混み合って来たものの、例年の土曜日に比べると閑散とした印象は拭いきれない。

●GE
デジタルカメラ市場への新規参入メーカー「GE」、新製品を一堂に展示
-米国家電大手「GE(General Electric)」がデジタルカメラ市場に本格参入。PMA2007で製品を一堂に公開。
-第一弾として、エントリー向けの700万画素2.5型液晶機と、ハイエンドの1,200万画素3.0型液晶搭載機を発売。フォトプリンターも同時発売。
-今回のPMAでは、第二弾となる5倍ズーム搭載機高倍率モデルなども一斉発表。一気にラインナップを充実。
-GEブランドのデジタルカメラを手がけるGeneral Imaging社の会長&CEOに、元オリンパスイメージング社長の小宮弘氏が就任。
-チーフデザイナーには、元ソニーのデザイナーで、オリンパスでμシリーズのデザインを手がけた河野壮美氏が就任。
-北米は4月中旬より発売開始。

●オリンパス
ライブビュー対応デジタル一眼レフ「E-410」「E-510」の実機を多数展示。カットモデルも展示
-PMA直前に発表されたフォーサーズ一眼レフ「E-410」「E-510」を展示。
-ブースでは先に発売される「E-410」の展示がメイン。多数のボディーが展示されており、自由に触れることができる。
-実機を手にしてみると、あらためてその小型軽量さに驚く。
-デザインもいわゆる銀塩一眼レフ風。とくにストロボポップアップ時はOMのペンタ部を連想させる。
-ブースではカットモデルも展示されており、中身はかなり詰まった印象だ。

-「E-1後継機」と一緒に発表された超音波モーター内蔵の最新レンズなども一堂に展示。
-写真は左からZUIKO DIGITAL EDの「12-60mm F2.8-4.0 SWD」、「同14-35mm F2.0 SWD」、「同50-200mm F2.8-3.5 SWD」「70-300mm F4.0-5.6」「ZUIKO DIGITAL 2.0x Teleconverter EC-20」。
-いずれも高品位な印象で操作性も良さそう。また、大口径だが、フォーサーズらしく小型に仕上がっている。

-またオリンパスブースでは、国内未発表モデルとなる防水防滴「Stylus 870」を出品。同機に搭載されたダイナミックレンジ圧縮技術により逆光時のシャドーの潰れを軽減するデモが行われていた。
-フォトキナで初公開された木製外装技術をPMAでも展開。展示内容はほぼ同等で、まだ具体的な製品化レベルには至っていないが、ぜひ実現して欲しい注目される技術といえる。

-新製品の「μ770SW」は、防塵防滴性能や耐衝撃性のほか、マイナス10度までの低温作動も特徴。そのためブースでは、同機が中に入った巨大な氷のオブジェを日替わりで展示していたのが印象的。

●ソニー
”見る”をコンセプトとした
2GB内蔵メモリー採用高精細3.5型液晶搭載WiFi対応600万画素3倍ズーム機「Cyber-shot G1」出品

-日本国内でも同時発表された、デジタル・フォトアルバム感覚の”見る”Cyber-shot。
-2GBの半導体メモリーを内蔵。撮影時に自動保存されるVGAサイズJPEG画像2万枚の保存が可能。
-デジタルカメラで初めて3.5型92.1万画素の「エクストラファイン液晶」搭載。230ppi相当の高解像度に。
-同社モデルではじめて無線LAN(WiFi)機能を内蔵。ホームネットワーク標準規格DLNAに対応。
-ブースでは、G1同士での画像共有デモなども展開。
-音フォトには対応しているものの、今春のポイントとなるハイビジョン画質やHDD内蔵出力は不可。
-撮像素子は1/2.5型600万画素。レンズは屈曲式3倍ズームと平凡。ブースでは、6メガにすることで価格を抑えたと説明。
-液晶モニターはかなり高精細で、多数のサムネールを表示しても内蔵が確認できる点に感心する。
-電源はボディー上部のノブ操作による、前カバースライド式だが、動きや操作感は今ひとつ。
-ボディー側面にジョイスティックを装備。画像やメニュー選択に利用できるが、あまり扱いやすいという印象はない。
-ユニークで意欲的だが、実売価格は7万円前後とかなり高価だ。


2007/03/10
(土)
[PMA2007 会場レポート 2日目]
-ラスベガスのコンベンションセンターで開催中のPMA 2日目。
-砂漠の真ん中の都市だけに、この季節でも気温は高く、日本の6月くらいの感じだ。
-会場は初日に続き賑わいを見せるが、ブースにより混み合うところとそうでないところの差が感じられる。
-昨日、新型一眼レフの一目見ようという来場者で混み合っていたソニーブースに賑わいも一段落した感じだ。

●ペンタックス
今年発売予定の超音波モーター内蔵望遠レンズやLimitedシリーズマクロレンズを公開
-現行ラインナップの弱点だったデジタル一眼レフ専用望遠系高性能レンズを充実。
-3本ともに新開発の超音波モーター「SMD」を搭載。高速で静粛なAF動作を実現。
-参考出品のため、ブースではレンズを手にすることはできず、アクリル越しでの展示に。
-展示品を見る限り、高級レンズらしい質感と品格のある雰囲気が感じられる仕上がりに。
-写真右が「smc PENTAX DA ★200mmF2.8ED [IF] SDM」(仮称)。9月頃発売予定。
-中央が「smc PENTAX DA ★300mmF4ED [IF] SDM」(仮称)。9月頃発売予定。
-写真左が「smc PENTAX DA ★60-250mmF4ED [IF] SDM」(仮称)。2007年12月頃に発売予定。
-Limitedシリーズ初のマクロレンズであり、とてもコンパクトなデジタル一眼レフ専用レンズ「smc PENTAX DA DA35 35 oF2.8 Macro Limited」も参考展示。フォーカスリングの幅も十分にあり操作性もよさそう。
-レンズの開発ロードマップも更新。「DA35mm SDM」「DA55mmF1.4 SDM」「DA17〜70mm」「DA55〜300mm」も開発中に。

コダック製 31.6メガ大型CCD搭載中判デジタル一眼レフ「PENTAX 645 Digital」、参考出品
-センサーの載せ替えが検討されていた、中判モデル「PENTAX 645 Digital」の新展開。
-今回はあらたに、コダック製の31.6メガCCDを搭載したモデルを参考出品。
-ブースでの話によると、展示機はすでに稼働機であり、ある程度の実写も可能という。
-以前に比べ、デザインも洗練されており、細部の作り込みもよく、まさに製品レベル。
-同機対応の「smc PENTAX D FA645 55 oF2.8」も、同機に装着した状態での展示に。
-参考出品。発売時期未定。

●松下電器
新発売のフォーサーズ用標準レンズ
「LEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.」出品
高倍率標準ズーム「LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mmF3.5〜5.6」も参考展示

-フォトキナで参考出品された大口径標準レンズ「25mmF1.4」を正式発表。ブースで実物を展示。
-35mm判換算50mmF1.4相当の大口径標準レンズとして活用可能。126,000円。3月24日発売。
-フォーサーズ用ライカレンズの、次期ラインナップとして高倍率ズーム「LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mmF3.5〜5.6」も参考展示。今秋発売予定。

●オリンパス
フォーサーズEシステムの最高級機「E-1」後継機のモックアップを展示
-年内発売予定となる、同社Eシステムのハイエンド機「E-1」後継機を参考出品。
-プロユースに応える本格仕様のレンズ交換式デジタル一眼レフ。
-フルタイムライブビュー機能を搭載。
-やや無骨だが、ハイエンド機らしい風格のあるデザインを採用。
-液晶モニターは角度変更が可能な回転式を採用。
-下部は取り外し可能な縦位置グリップ兼バッテリーグリップを装備。
-ブースでは今回もまだアクリル越しでの展示に。

2007/03/09
(金)
[PMA2007 会場レポート 初日]
-PMAがラスベガスのコンベンションセンターでいよいよ開幕。
-今回のPMAはやはりデジタル一眼レフがメイン。
-ニコン、キヤノン、オリンパスなど主要メーカーがPMAに先駆けて製品発表したこともあって、会場での目玉となったのは、初日朝に会場で発表会を開いたソニーとなった。
-会場となるラスベガスのコンベンションセンター。
-広い会場にもかかわらず、場内は混み合っているが、ブースによる格差も大きい。
-会場のレイアウトは基本的に例年通り。会場にはいると、正面にコダック、右にキヤノン、左に富士フイルムの順だ。

●ソニー
デジタル一眼レフ「αシリーズ」の
ハイエンドモデルとミドルモデル2機種、レンズ8種を開発発表。詳細スペックは未公開

-ソニーがPMA初日朝のプレスコンファレンスで、新型α2機種を突如開発発表。
-1機種はフラッグシップモデル、もう1機種はハイアマチュア向けモデル。
-いずれもボディー内手ぶれ補正機能を内蔵。
-フラッグシップモデルは新開発のスペシャルな撮像素子を搭載。
-画像処理エンジンは新開発の「BIONZ」を搭載。
-センサーサイズや種類、画素数は不明。
-2機種のうち1機種は2007年内発売予定。

-新交換レンズ8本も同時発表。
-交換レンズで基本スペックが公開されたものは「24〜70mmF2.8」「70-300mmF4.5-5.6」「DT18-250mmF3.5-6.3」の3種。

-PMA会場内のソニーブースで開かれた発表会では、同事業を率いる石塚氏やGMの勝本氏が壇上でスピーチ。
-新機種の詳細情報はなく、フラッグシップとハイアマチュア向けモデルである点と、センサーと画像処理エンジンを新開発した点。そして、センサーシフト式手ぶれ補正機能を搭載する点のみが紹介された。
-レンズについても、合計8本のレンズのうち、焦点距離や明るさが公表されたのは3本のみ。残り5本については、カテゴリーのみが公開されたに過ぎない。
-発売時期はボディーのいずれかを2007年年内とアナウンス。

-開発発表された製品はすべてアクリル越しでの展示。
-カメラやレンズは完全に固定されているため、背面を見ることは難しい。
-今回のPMA最大の話題作だけに、発表会前後は、このように芸能人の囲み取材のような状態に。




●シグマ
超弩級大口径望遠ズーム「APO 200-500mm F2.8 EX DG」、ブースで公開
-クラス最高の明るさを誇る超望遠ズーム「APO 200〜500mmF2.8」をブースで公開。
-最大径は20cm以上。バズーカ砲のような圧倒的な存在感を主張。
-ブースでは実際に手にして持ち上げることも可能。正確な重さは不明だが、感覚的には約15kg前後。
-レンズ後部に小型モノクロ液晶を装備。焦点距離や撮影距離などの情報表示が可能。
-開発発表。価格、発売時期とも未定。

細部が改良された
FOVEON X3搭載ワイド専用デジタルコンパクトカメラ「DP1」出品

-昨秋のフォトキナで話題となった、ワイド専用大型センサー搭載コンパクトデジタル機「DP1」。
-基本スタイルはそのままに、細部が改良され正式発表。
-まだベータ機の状態だが、ブースでは自由に触れることができる状態に。
-製品版では、右手でホールドしながら操作できるマニュアルフォーカスダイアルを新設。
-オプションで外付け式ファインダーと角形フードをラインナップ。
-外付けファインダーも自社開発。超小型で、しかも明るくクリア。ややアイポイントは短めだが、周辺までシャープな見え味を実現。
-発売までもまだリファインされ、より完成度の高い状態で登場するという。

光学手ぶれ補正内蔵標準ズーム「18-200mm F3.5-6.3 DC OS」も展示
-フォトキナで公開された「18-200mm F3.5-6.3 DC OS」も正式発表。
-OS機能ナシモデルに比べると、若干大柄な感があるがリーズナブルな範囲。
-まだチューニング中というが、ブレ補正制御も違和感のない仕上がりに。


●ソニー
2GB内蔵メモリーと無線LANを搭載
92.1万画素3.5型液晶採用1/2.5型600万画素3倍ズーム機「Cyber-shot G1」発表

-デジタル・フォトアルバム感覚の”見る・楽しむ”Cyber-shot。
-2GBの半導体メモリーを内蔵。撮影時に自動保存されるVGAサイズJPEG画像2万枚の保存が可能。
-デジタルカメラで初めて3.5型92.1万画素の「エクストラファイン液晶」搭載。230ppi相当の高解像度に。
-同社モデルではじめて無線LAN(WiFi)機能を内蔵。
-ホームネットワーク標準規格DLNAに対応。同規格対応AV機器やPCなどでの再生が用意。
-WiFi経由で、他のG1で同時撮影した画像の共有(相互保存)や、G1同士の画像交換が可能。
-MP3再生機能装備。著作権保護機能未対応。音フォト対応(ハイビジョン出力不可)。
-撮像素子は1/2.5型600万画素。
-レンズは6.33〜19.0mmF3.5〜4.3の屈曲式光学3倍ズームを搭載。35mm判換算38〜114mm相当。
-大きさは93.3×71.7×25.3mm。重さ約204g。
-オープンプライス。実売7万円前後。4月6日発売。

●シグマ
500mm超望遠レンズで初めてF2.8を実現した
35mmフルサイズ対応超望遠ズーム「APO 200-500mm F2.8 EX DG」、開発発表

-超超望遠ズームで初めてF2.8を実現した、超大口径超望遠ズーム。
-一般写真用デジタル対応レンズで初めて、500mmでF2.8を達成。
-専用2倍テレコンバーター併用により「400〜1000mmF5.6」として活用可能。
-テレコン使用時もF5.6と明るいためAF撮影が可能。
-SLD(特殊低分散)ガラスを4枚採用。色収差を良好に補正。
-フィルターは後部差し込み式。独自機構の採用により、円偏光フィルターも利用可能。
-価格、発売時期未定。

20.7×13.8mmの大型FOVEON X3センサー搭載
1040万画素 ワイド専用コンパクトデジタルカメラ「DP1」、正式発表

-昨秋のフォトキナで開発発表された、大型センサー搭載コンパクト機「DP1」を正式発表。
-撮像素子に20.7×13.8mmの大型FOVEON X3センサーを搭載。
-センサー面積は、ポピュラーな1/2.5型の約12倍、1/1.8型の約8倍の面積を実現。
-1画素毎にRGB信号の出力が可能。画素数は2652×1768×3層で約1406万画素相当。
-レンズは専用設計となる16.6mmF4を採用。28mm相当の単焦点ワイドレンズに。5群6枚構成。
-画像処理エンジンは、Foveon X3に対応した「TRUE(Three-layer Responsive Ultimate Engine)」を、富士通と共同開発。最高画質のRAWデータをストレスなく処理可能。
-液晶モニターは2.5型23万画素タイプを採用。
-ホットシューを装備。オプションとして、外部ビューファインダー「VF-11」を用意(価格未定)。
-オプションで専用フードも用意。
-DP1スペシャルサイトも開設。
-大きさは113.3×59.5×50.3mm。重さ約240g。
-オープンプライス。発売日未定。

独自の光学手ぶれ補正機能を内蔵した
高倍率標準ズーム「18-200mm F3.5-6.3 DC OS」、正式発表

-昨秋のフォトキナで開発発表された、光学手ぶれ補正機能搭載デジタル専用高倍率標準ズーム。
-独自開発の光学手ぶれ補正機能を搭載。通常モードのほか、流し撮り用モードも搭載。
-特殊低分散ガラス1枚、非球面レンズ3枚を採用。諸収差を良好に補正。
-最短撮影距離はズーム全域で45cmを実現。
-インナーフォーカス式を採用。前玉が回転しないためPLフィルターの使用も容易。
-フードは花形タイプを採用。
-大きさは最大径79mm、全長100mm。重さ約610g。
-79,000円(税別)。発売日未定。

2007/03/08
(木)
[PMA2007 会場レポート 前日・Sneak Peeks編]
いよいよ明日8日朝(日本時間9日未明)から、米国最大のカメラショー「PMA2007」が開幕する。
その前日からプレス向けイベントが開催され、PMAでお披露目となる新製品をいち早く見ることができる。
その第一弾となる「Sneak Peeks」でみた新製品やユニークな製品についてレポートしよう!

●ニコン
発表されたばかりの
1020万画素デジタル一眼レフ「D40X」とVR機能搭載「55-200mm」を初公開

-一昨日発表されたばかりの「D40X」と「AF-S DX VR ズームニッコール ED 55-200mm F4-5.6G(IF)」などこの春の新製品を一堂に展示。
-「D40X」はD40と外観上の見分けがつかず、唯一、エンブレムにXの文字が追加されているくらい。
-ホールド感なども事実上、「D40]と同等だ。
-ブースでは、同社初のエントリー系望遠ズーム初の手ぶれ補正機能搭載レンズ「AF-S DX VR ズームニッコール ED 55-200mm F4-5.6G(IF)」が装着された状態で展示されていた。
-VR 50-200mmはVR機能が搭載された分、大柄になったが十分に軽量コンパクト。

●松下電器
国内未発表の720万画素3倍ズーム機「LIMIX DMC-FX11」出品
-松下電器は大半の新製品が国内と同じものだが、一機種、日本国内未発表製品「FX11」を出品。
-同機はポピュラーな3倍ズームを搭載した720万画素モデル。液晶も2.5型と標準的。
-デザインはいわゆるFXシリーズ風で質感も悪くない。
-また、「FX10」というモデルも並べられていたが、こちらは日本名「DMC-FS1」で同じモデルという。

●Image Trends
センサーに起因するゴミの付着した画像を
半自動で除去できるデジタル一眼レフ用ソフト「SenserKieen」発表。全自動タイプも今春発売予定に

-スキャナー用ゴミ取り機能で有名なDigital IECを作ったエンジニアたちが、異なる技術で実現させた、デジタル一眼レフ用ゴミ除去ソフトウエア。
-画像の中からゴミの付着した部分をマウスで指定することで、自動的にゴミを自然にレタッチ可能。
-現バージョンはごみ検出が手動設定。だが、2ヶ月前後で完成する次期バージョンでは、撮像後の画像からゴミを自動検出しての、自動レタッチ化が可能に。
-バッチ処理で数千枚の画像の一括処理も可能。
-現バージョンを試してみたところ、簡単な位置指定だけでゴミのレタッチがワンタッチで可能。
-スキャナーでスキャンした画像用ソフト「DustKieen」も発表。
-50ドル。Windows専用。同社Webで体験版のダウンロードが可能。

-同社は魚眼レンズで撮影した画像を、自然なイメージにするPhotoshop用プラグインも発売中。
-もともとの画角の広さを最大限に生かしながら、魚眼レンズ特有の画面周辺の歪みを自然な感じに補正可能。


2007/03/07
(水)
●松下電器
超大口径F1.4を実現したフォーサーズ用
ライカブランド単焦点標準レンズ「LEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.」、正式発表

-フォトキナで参考出品された大口径標準レンズ「25mmF1.4」を正式発表。
-35mm判換算50mmF1.4相当の大口径標準レンズとして活用可能。
-レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む9群10枚構成。
-特殊低分散のスーパーEDガラスを4枚採用し、色収差を徹底排除。
-最短撮影距離38cm。
-レンズ側に絞りリングを装備し、操作性を向上。
-絞り羽根は7枚。円形絞りを採用。
-大きさは最大径77mm、全長75mm。重さ約510g。 フィルター径62mm。
-次期ラインナップとして高倍率ズーム「LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm」を今秋発売予定。
-126,000円。3月24日発売。

●タムロン
手ぶれ補正機能を内蔵した35mmフルサイズ対応
超高倍率ズーム「AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO」、開発発表

-同社初の手ぶれ補正機能内蔵ズームレンズを開発発表。
-同社独自開発の手ぶれ補正機能「VC(Vibration Compensation)」を搭載。
-補正レンズの周辺に3対の駆動コイルと摺動用ボールを配置。3軸制御構造を採用。
-ボールの転がり摩擦で補正レンズを支持することで応答性を向上。コンパクト化も実現。
-35mmフルサイズをカバーするデジタル対応の超高倍率ズーム「28〜300mm」がベースに。
-APS-Cサイズセンサー搭載機では43〜465mm相当に。
-最短撮影距離はズーム全域で49cmを実現。最大1/3倍のクローズアップ撮影が可能。
-現行のVC機能なしモデルに比べ、全長で約17.8mm、最大径約5mmの大きさで実現。
-大きさは全長99mm、最大径78mm。重さ約550g。フィルター径67mm。
-ニコン用とキヤノン用をラインナップ。
-価格未定。開発発表。

最短撮影距離95cmを実現した
デジタル対応大口径望遠ズーム「SP 70-200mm F/2.8 Di」、開発発表

-コンパクトでハイコストパフォーマンスな大口径ズームレンズ。
-35mmフルサイズをカバー。APS-Cサイズセンサー使用時109〜310mm相当。
-最短撮影距離をズーム全域で95cmを実現。最大1:3.1のクローズアップ撮影が可能。
-大きさは全長194.3mm。最大径89.5mm。重さ約1112.6g。フィルター径77mm。
-ニコン用、キヤノン用、ソニー用、ペンタックス用。
-価格未定。開発発表。

2007/03/06
(火)
●ニコン
エントリークラスの1020万画素デジタル一眼レフ「D40X」発表
-「D40」ベースの1000万画素レンズ交換式デジタル一眼レフ「D40x」。
-撮像素子はDXフォーマット(APS-C)の1020万画素。
-連写性能を「D40」の秒2.5コマから3コマに向上。
-ボディーサイズは126×64×94mm。「D40」と同等。
-オープンプライス。実売価格は8万円前後。3月29日発売。

●セイコーエプソン [トラブル情報]
マルチメディアストレージビューワ
「Photo Fine Player P-2500」の一部製品にウイルスが混入。注意を喚起

-大型液晶搭載マルチメディアビュワー「P-2500」。
-出荷製品の一部に、ウイルスが混入している可能性があり。
-「直ちに該当製品の使用を中止」し「ウイルスの駆除」による対応をユーザーに呼びかけ。
-該当製品の製造番号は「G9HZ000001 〜 G9HZ003029」。
-ウイルスの除去方法は同社ページ参照。
-感染ルートは不明。
-希望者は新品との交換も可能。

●リコー
最薄部20.6mmを実現した顔検出機能搭載
28〜200mm相当の7.1倍ズーム搭載1/2.5型724万画素2.7型液晶機「Caplio R6」発表

-さらなる薄型化を図った、28〜200mm相当の7.1倍ズーム搭載機「R5」の後継機。
-最薄部20.6mmを実現。R5の26mmに対して5.4mmもの薄型化に成功。
-撮像素子は1/2.5型724万画素CCDを搭載。最高感度ISO1600。
-レンズは35mm判換算で28〜200mm相当となる、4.6〜33mmF3.3〜5.2の7.1倍ズーム。
-液晶モニターは従来より一回り大きな、2.7型23万画素広視野角タイプを採用。
-顔検出機能を搭載。AFやAEのほか、ホワイトバランス制御も自動化。
-電源は充電式。電池寿命は約330枚。
-ボディカラーはシルバーのほか、ブラックとレッドをラインナップ。
-大きさは99.6×55.0×23.3mm。最薄部20.6mm。重さ約135g。
-オープンプライス。3月23日発売。

2007/03/05
(月)
●オリンパス [発表会会場速報]
新世代フォーサーズとなる
ライブビュー対応レンズ交換式一眼レフ「E-510」「E-410」発表会、都内で開催


センサーシフト式手ぶれ補正機能搭載
ライブビュー対応フォーサーズ・デジタル一眼レフ「E-510」発表

-同社一眼レフで初めてセンサーシフト式手ぶれ補正機能を搭載したレンズ交換式一眼レフ「E-500」。
-撮像素子は4/3型1,000万画素Live MOSセンサーを採用。
-手ぶれ補正機能はセンサーシフト式を搭載。
-超音波振動によるダストリダクションシステムを搭載。
-オープンプライス。実売12万円前後。7月発売予定。

「E-400」の後継機となる世界最小・最軽量の
ライブビュー対応小型フォーサーズ・デジタル一眼レフ「E-410」発表

-欧州限定発売された「E-400」ベースの小型レンズ交換式一眼レフ「E-410」。
-撮像素子は4/3型1,000万画素Live MOSセンサーを採用。
-超音波振動によるダストリダクションシステムを搭載。
-オープンプライス。実売9万円前後。4月下旬発売予定

フォーサーズの最高級機となる「E-1」後継機について告知。2007年中発売予定 UPDATE
-同社Eシステムのハイエンド機「E-1」後継機を2007年中に発売。
-下記の交換レンズ4種とテレコン1種も2007年以降順次発売予定。
-大口径標準ズーム 「ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD」。
-大口径望遠ズーム 「ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD」。
-超大口径標準ズーム 「ZUIKO DIGITAL ED 14-35mm F2.0 SWD」。
-望遠ズーム「ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6」。
-2倍テレコンバーター「ZUIKO DIGITAL 2.0x Teleconverter EC-20」。

<発表会会場語録概要>
オリンパスイメージング社長 大久保氏

・高画質デジタルカメラメーカーとして、E-1を発表。
・業界最多のデジタル専用レンズ群を展開。
・フォーサーズは画質を犠牲にせず、小型化できる。とくに望遠系に有利。
・今後、小型化をメインにオリンパスらしい展開に。
・今後フラッグシップからエントリー機までをラインナップ。
・事業規模は、07年度で50万台超、できるだけ早い時期に100万代超に。
・思い通りの映像を一人でも多くの人に届けたい。
・いままで撮れなかったシーンを、誰もが撮れるようにすること。
・デジタル時代の新しい文化に貢献できる企業に。

商品戦略本部小川氏
・2003年6月に「E-1」を発表。
・デジタル専用レンズ設計とダストリダクションシステムの大切さを告知してきた。
・高機動性小型システムがフォーサーズの特徴である。
・望遠レンズの大幅な小型化を実現。ほぼ1/2のサイズで実現。
・ユーザーメリットの共通レンズ。
・デジタル専用レンズ群として27本をラインナップ。
・オリンパスだけのダストリダクションシステム。
・現在の元祖ダストリダクションシステムと呼んでいる。
・各社からも同じようなゴミ取りシステムがでたが、それでもオリンパスがトップだと思う。
・SSWF。超音波振動を使い、静電気付着以外にも高い効果がある。
・第二章として、「デジタル専用レンズ」「ダストリダクション」に加え、「ライブビュー」の3本柱・
・オリンパスの企業理念は「人々の元気を願う」企業姿勢。
・医療分野は人を中から健康にする。
・映像事業は人をアクティブに感動を体験し、人を元気にする企業に。
・「GO FIND YOUR WONDERS」。日本語では「外に出よう!」。
・「家の外でもいい。自分部からの外でもいい。それそれの外を目指そう。」
・「μ770SW」も「SP550」も同じコンセプトの戦略商品。
・ライブビューは新しい視点を生み出す。一人ひとりにワクワクどきどきを見つけてほしい。
・ファインダーに縛られないライブビューだから。ローアングルでも、水中でも。

・世界最小最薄最軽量のライブビュー搭載機「E-410」。「毎日外に出よう!」を体験できるモデル。
・ボディー内手ぶれ補正の「E-510」。望遠撮影で威力を発揮するしっかりしたグリップと手ぶれ補正。
・「E-1」後継機を2007年年内に発売予定。総力を挙げて開発中。
・3本のズームレンズと2倍のテレコン、超広角ズームも開発発表。
・「ネイチャーフォトのオリンパス」を目指す。
・空の青さ、海の深さを表現するオリンパスブルー。
・地球温暖化の目撃者サイトを展開中。企業広告も展開中。
・厳しい環境でも耐えられる「E-1」後継機を開発。

開発本部商品開発部部長 朝倉氏
・今回の「E-510」「E-410」は第二章の一、二番バッター。
・Eシステムは「高画質」「機動性」「信頼性」「デジタルワークフロー」
・最高のレンズ、最高の画像処理エンジンを開発。
・フォーサーズのメリットを最大限に生かした小型軽量機。。
・高い信頼性。
・撮影以降のワークフローもEシステムとして展開。
・小型化を徹底的に追求した「E-410」。
・1000万画素でもノイズの少ないLive MOSセンサーを搭載。
・Live MOSセンサーはCCDとCMOSのメリットを備えた理想的なセンサー。
・ライブビューが進化。露出やホワイトバランスを反映。初心者だけでなく、ベテランでも安心して撮影できる。
・ボタン一つで拡大率を7倍と10倍に。
・上下左右176度の超広視野角液晶を採用。
・新開発の画像処理エンジン「True Pic III」を搭載。独自開発の3つの画像処理技術を搭載。
・アドバンスドノイズフィルターテクノロジー。画像とノイズを分離して処理。
・エッジを正確に検出して滑らかなラインを生成。
・輝度と色信号を独立して制御。淡い色の再現も高めた。

・「E-410」は世界最小最軽量を実現。薄さ53mm、重さ375gを実現。
・カメラ内部の高密度実装技術を採用。各ユニットを徹底的に小型化。外力からの歪みの影響も減らした。
・「E-510」はボディー内手ぶれ補正を採用。すべてのフォーサーズレンズで手ぶれ補正が可能。光学設計にも余分な負担を掛けない。
・他社も採用しているが、今後、この方式が業界をリード。テレセントリック系レンズとの相性も良好。
・新開発の超音波モーターSWDも新開発。最大4段相当の手ぶれ補正を達成。
・超小型の14-42mmも開発。高解像度と小型化を両立。超小型の40-150mmも昨秋発売。
・ズイコーデジタルはデジタル専用設計ならではの高画質と小型化を実感。
・E-410専用水中プロテクターは小型で水深40mを実現。ライブビューと組み合わせて活用。
・E-1後継機は現在確実に開発中。今年中に発売。
・Eシステムはデジタルに最適なシステムとして展開。

写真家 岩合光昭氏
・地球温暖化の目撃者。一昨年からプロジェクトが始まった。
・ホッキョクグマが絶滅に瀕する動物の1番に選ばれた。カナダで撮影が始まった。
・一昨年より氷が解けるのが2週間早くなった。
・温暖化が進み30-40年後に氷がなくなるといわれている。
・35mm換算で600mmを構えるのは厳しい。今回は600mm相当となるズイコーの300mmでかなり撮った。
・防塵防滴。防水だといってもいいほどで、水かかかっても動いてくれた。
・インドでホコリだらけでトラを撮影したが大丈夫だった。もともと普段からあまり掃除はしないけど。
・ネイチャーにはオリンパス。自然に一部にならないと動物写真は撮れない。小さいのは最高。ナップザックにE-410を2-3台いれて持ち歩く。小さいのはとにかくありがたい。
・E-410でライブビューでジャイアントパンダを撮っていた。間近にパンダがいて、這い蹲って撮っていられるため、ライブビューはとても便利だった、
・一眼レフもライブビューになったので、顔から離して撮っていたら老眼鏡を持ってきてくれた。
・今回使ってみて、さすが1000万画素ですねと感じた。奥行きがしっかり出ていた。
・E-1の後継機はとても楽しみ。ファインダーが見やすくなっていそう。液晶が可動式なので便利そう。
・E-1はマグネシウムボディーでとても気に入っている。

・店頭価格は「E-410」が9万円前後。14-42mm付きが10万円前後。「E-510」は「E-410」より3万円くらい上。


2007/03/04
(日)
●飛鳥
高色再現性のWVGA対応4.3型カラー液晶搭載
HDD内蔵ポータブルストレージビュワー「Tripper V」発表

-4.3型液晶搭載HDD内蔵内蔵フォトストレージビュワー。
-液晶モニターは三菱電機製の4.3型WVGA(480×800ドット)のNCMリアルカラー・ワイド液晶を搭載。
-従来のRGB情報に加え、CMY情報を追加することで、高色再現性を実現。
-内蔵HDDは40GB、80GB、120GB、160GBの4種を用意。
-メモリーカードはCFカードとSDカード(SDHC)に対応。
-高速転送モードを搭載。実測で秒11.3MBの高速コピーが可能。
-パスワード保護機能、音楽・動画再生機能、スライドショーを装備。
-テレビ出力機能(NTSC/PAL)も装備。PCともUSB接続も可能。
-表示可能フォーマットはJPEGとRAWのほか、MPEG4動画、MP3やACCファイルにも対応。
-電源は充電式バッテリー。連続約70GBのコピーが可能。
-Tripperシリーズ(Tripper Light除く)の下取り優遇キャンペーン「Tripper V 乗り換えキャンペーン」も実施。Tripper V120とTripper V160を割引価格で購入可能。期間は3月2日〜4月9日まで。
-発売記念限定モデルとして40GB HDD内蔵の「Tripper V40」を39,900円でWebで40台限定販売。
-大きさは153×30×78mm。重さ約370g。
-オープンプライス。同社Webショップ価格は40GBが39,900円、80GB 49,980円、120GB 69,825円、160GB 79,800円。
-3月2日予約開始。3月12日より発送開始。

2007/03/03
(土)
●シグマ
デジタル一眼レフ「SD14」付属
RAW現像ソフトMacintosh版「SIGMA Photo Pro 3.0」、4月下旬リリース

-3月6日発売のデジタル一眼レフ「SD14」のMac用RAW現像ソフトについて告知。
-発売当初はSD14対応の新画像アルゴリズムを搭載した「SIGMA Photo Pro2.2」を同梱。
-印刷やスライドショー機能を搭載した次期バージョン「SIGMA Photo Pro 3.0 Macintosh版」は4月下旬リリース予定。
-詳細な配布時期などについて別途告知予定。

2007/03/02
(金)
●キヤノン
特定EFレンズ購入者向けキャッシュバックキャンペーン実施
-同社指定EFレンズ購入者向けのキャッシュバックキャンペーン。
-「17-40mmF4L」「24-70mmF2.8L」「24-105mmF4L IS」「70-200mmF2.8L IS」「70-200mmF4L IS」購入者全員に5,000円のキャッシュバック。
-「EF-S10-22mm」「17-55mmF2.8 IS」「70-300mmF4-5.6IS」「100mmF2.8マクロ」「EF-S60mmF2.8マクロ」購入者全員に3,000円のキャッシュバック。
-抽選でカメラマンベストもプレゼント。
-キャンペーン期間は3月1日〜5月6日。
-詳細は当該ページ参照。

●ケンコー
ケンコー、ドイツのストロボメーカー「メッツ」の総代理店に。4月より国内販売開始
-ケンコーが、ドイツの名門ストロボ「メッツ」社の国内総代理店に。
-同社のクリップオンストロボやグリップストロボの発売を今春より開始。
-各社デジタル一眼レフに対応。
-バウンス撮影時にキャッチライトを入れられるツインフラッシュタイプを採用。
-クリップオンタイプは「58AF-1 デジタル」「54MZ-4i デジタル」の2種。
-グリップタイプは「76MZ-5 デジタル」「45CL-4 デジタル」。合計4種をラインナップ。
-製品の詳細は当該ページ参照。
-4月上旬発売開始。

2007/03/01
(木)
●キヤノン [トラブル情報]
Windows Vistaで
「EOS-1D」「EOS-1Ds」のRAWデータ回転・編集時、元データが消失する不具合。注意を喚起

-Windows Vistaで、「EOS-1」「EOS-1Ds」のRAW画像のオリジナルデータが消失する危険性あり。
-「Windowsエクスプローラ」「フォトギャラリー」で同機のTIFF画像(RAWデータ)操作時に問題発生。
-上記ソフトで「画像の回転」「画像のプロパティー編集」をすると、オリジナルRAWデータが消失。
-消失した画像データの復旧は不可能
-画像回転やプロパティー編集は、同社ソフト「ZoomBrowser EX」の使用を強く推奨。
-Vistaでの操作には、Vista対応の最新版となるZoomBrowser EX Ver5.8a アップデーターが必要。

[ソフトウエアUPDATE]
●ニコン
画像真正性検証ソフトウェア Ver.1.0.1 (Windows 用) アップデータソフト
-同社の画像真正性検証ソフトウェアの最新バージョン。
-Windows Vistaに対応。




Back No. Index

<2007>

2007.01 2007.02 2007.03


<2006>

2006.01 2006.02 2006.03 2006.04 2006.05 2006.06
2006.07 2006.08 2006.09 2006.10 2006.11 2006.12


<2005>

2005.01 2005.02 2005.03 2005.04 2005.05 2005.06
2005.07 2005.08 2005.09 2005.10 2005.11 2005.12


<2004>

2004.01 2004.02 2004.03 2004.04 2004.05 2004.06
2004.07 2004.08 2004.09 2004.10 2004.11 2004.12

<2003>


2003.01 2003.02 2003.03 2003.04 2003.05 2003.06
2003.07 2003.08 2003.09 2003.10 2003.11 2003.12

<2002>

2002.01 2002.02 2002.03 2002.04 2002.05 2002.06
2002.07 2002.08 2002.09 2002.10 2002.11 2002.12

<2001>

2001.01 2001.02 2001.03 2001.04 2001.05 2001.06
2001.07 2001.08  2001.09 2001.10 2001.11 2001.12 



<2000>

2000.01 2000.02.01-15
2000.02.16-29
2000.03 2000.04 2000.05 2000.06
2000.07 2000.08 2000.09
2000.10
2000.11 2000.12


<1999>

1999.07.19-31 1999.08.01-15
1999.08.16-31
1999.09
1999.10 1999.11 1999.12


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