Canon IXY-DIGITALで撮影した
〜寒立馬 kandachime〜

生きるということは食べるということなのかも知れない。
馬たちを見ていると、その意味がよおく解るような気がした。

雪の中から蹄で雪を掻き分け、雪と共に枯れ草を食む馬たち。
そこには親子の絆もない。
母馬は仔馬に餌を分け与えることもせずに、
自らも生きるのに必死に食べ続けていた。

人間も馬も、腹いっぱい食べれる時が
一番幸せな時代であり、腹を空かす時代が、
不幸せな時なのかも知れない。

軍馬に活用されてきた時代から比べれば、
遥かに幸せそうにも思える馬たちだが、
別の食べるという戦いが、
今も彼らの側に存在している。


Vol.1 『旭日の中で』 / Vol.2 『ブリザードに生きる』 / Vol.3 『春が来た』

 Vol.4 『食べる』 / Vol.5 『触れ合い』



〜 Vol.4 食べる 〜





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撮影/津軽海渡+我が友IXY-DIGITAL   撮影地/青森県下北郡東通村尻屋(尻屋岬)
撮影日時/2001年2月24日〜2月26日/2001年5月3日〜5月5日

   


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