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重量僅か190gというコンパクトカメラを持ち、旅に出た。 ジーンズの後ろポケットにすっぽり入ってしまうこのカメラは、常に私の相棒であり、 さまざまな被写体を自由にとらえてくれた。 コンパクトゆえに撮影できた被写体と、逆に撮り逃がした被写体・・・ そんな中、氷点下10℃の厳寒の中に立つ寒立馬を、このカメラで撮影できたことは、 私にとってはとても大きな収穫であった。 寒立馬は春夏秋冬に渡り、決して厩(うまや)に入れて貰えない。 自然界の中で自ら餌をみつけ、生き続けてゆかねばならない 宿命を背負って産まれてくる。 そんな寒立馬の姿を、IXY-DIGITALで撮影してみた。 夜、降り続けた雪が馬の背で溶け、 翌朝には体にツララが下がっていた。 春先には、馬の鼻先までカメラを近づけシャッターを押した。 餌と間違え、鼻を近づけ食べようとする馬さえいる。 こんな撮影方法、一眼レフには真似できまい・・・。 どんなカメラにも長所・短所が潜んでいるものだと、その時感じた。 問題は撮る人間が、いかにそのカメラと被写体を愛せるかにあるように私は思う。 Vol.1 『旭日の中で』 / Vol.2 『ブリザードに生きる』 / Vol.3 『春が来た』 Vol.4 『食べる』 / Vol.5 『触れ合い』 |
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〜 Vol.1 旭日の中で 〜 |
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撮影/津軽海渡+我が友IXY-DIGITAL 撮影地/青森県下北郡東通村尻屋(尻屋岬)にて 撮影日時/2001年2月24日〜2月26日/2001年5月3日〜5月5日 |
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