風景・ネイチャー部門
2000/10/15締め切り分
(2000/12/31発表)

結果発表

※最優秀賞・優秀賞の方はE-MAILにて
賞品の送り先と希望するメディア(CFカード or スマートメディア)を
お知らせください(読者投票賞を除く)。
(賞品発送まで、1-2ヶ月かかりますのでご了解ください)


<総評>

10月締め切りの風景・ネイチャー部門。

今回は毎回、応募作品がきわめて多い部門であり、
全体のレベルも高く、素敵な作品が多数応募されました。

今回は、最優秀賞は素直に決まりましたが、優秀賞の選考にはかなり迷いました。

実際に、もうすぐ入選としたなかでも「NATURAL DESIGN」「雲上の紅葉」「白とピンクの幻想」
「夕空」「薄」「Aurora - Nothern lights」「幻影」は優秀賞候補として大いに迷いましたが、
最終的にはこのような結果になりました。


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最優秀賞


「上まで登れるかなぁ」
マリオ<横浜>


コメント:とてもファンタジックで、まさにメルヘンの世界から抜け出したような、素敵な作品ですね。
 生まれたばかりで、まだ半透明なカタツムリの赤ちゃんも実に美しく、生命力にあふれており、小さな命の尊さを感じさせてくれますね。
 フレーミングやライティングもこの雰囲気にあったものになっており、とても完成度の高い作品といえますね。


読者投票賞


「日の丸」
okamoto


コメント:まさに日本的な造形美を感じさせるシーンですね。
 古都鎌倉の寺院だと思われますが、柔らかな光と庭を借景的に使った独特なバランス感覚はまさに日本人の美学を感じさせてくれます。
 ただ、被写体が魅力的なぶん、作者ならではの視点がやや希薄になりがちな感じもあり、なにかもう一工夫欲しい感じもしますね。


優秀賞


「故郷の夕焼け」
MACHN
「花に溺れて」
newage
「茜色の朝」
BIN
コメント:なんとも感動的な色に染まった夕暮れの阿賀野川。きっと日中にこの風景を見ると、それほどフォトジェニックな景色ではないのかもしれませんが、夕暮れ時の光はそんなシーンを夢のように美しい風景に演出してくれるものですね。
 穏やかな水面のグラデーションも美しく、全体にバランスのいい作品に仕上がっています。
 ただ、少々、色に引きずられすぎた感じもあり、フレーミングにもう一工夫あると、最優秀賞も十分にねらえた作品になったと思います。
コメント:鮮やかな赤い花に、グリーンのバッタ。猛烈に印象的な色調の作品ですね。
 今回は優秀賞に朝夕の微妙な色調を生かした作品2点が入選しているわけですが、このカットはそれとは対極にある作品といえますね。
 とくに、このカットでは、ズームのワイド寄りで、マクロモードで撮影していることで、遠近感が強調されているうえ、背景の雰囲気も描写されており、単なる昆虫や花のマクロ撮影とはひと味値がった雰囲気のあるカットに仕上がっている点もいいですね。

コメント:乗鞍から見た夜明け前の雲海と朝焼け。茜色に染まるこの風景は、ほんとうに何度見ても感動的ですね。
 この作品からも、そんな作者の感動が素直に伝わってきますね。
 この作品では、撮影後に多少の色調補正をしていますが、その分、作者の脳裏に残った、より感動的な色調がよく再現されていますね。
 もちろん、後処理による色調補正には賛否両論あるわけですが、このように節度のある処理はかえって作品の価値を高めるものといえますね。




もうすぐ入選
(順不同)

「NATURAL DESIGN」
Tosiaki
「雲上の紅葉」
BIN
「白とピンクの幻想」
河野 公之
「夕空」
SI
「薄」
あきひろ
「Aurora - Nothern lights」
「幻影」
Michi

「カワセミ」
じゃーじ
「Mt.Shasta」
ひめ
「朝露をたたえて」
亀野 哲也
「彼岸花」
hisa
「人面クモ」
夢な花太
「なにかご用?」
にゃんこ
「吸血!」
向田 久善

「お花畑」
鈴乃音 春奈
「富良野カンノファーム」
ゆず
「タンポポ」
TANISHI
「小さい秋」
山本 朗
「蝶のいる風景」
ユーユ
「願い」
happy


「秋の炎」
亀野 哲也
「紅い花と石段」
BIN
「夢中」
ymd
「霧が出てきて・・・」
手島 純哉
「白木」
MoriMori
「カエルくん、こんにちわ

伊原 剛





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