大手PC周辺機器メーカーであり、PCカメラの老舗「QuickCam」で有名なLogitechから、同社の「QuickCam」シリーズ初の内蔵メモリーの単体撮影対応モデル「QuickCam Traveler」が発表された。
このモデルは、VGAサイズの撮影が可能なCCDを搭載した簡易モデル。このクラスではCMOSセンサーを搭載したモデルが主流だが、CCDを採用することで、画質を優先させたもの。
画像記録は、内蔵メモリー専用タイプで、VGAサイズで60枚、1/4VGAサイズでは200枚の撮影ができる。
PCへのデータ転送は、USB接続式。もちろん、QuickCamシリーズらしく、PCカメラとしても利用可能だ。
価格は、付属アプリケーション同梱で149.95ドル。日本国内での展開は不明だが、同社のネットショップで購入することができる。
価格や仕様面でも、「Intel・Pocket PC Camera」のライバル的な存在であり、デザイン的にも通常のコンパクトカメラに近いため、なかなかの人気モデルになりそうだ。
・Logitech(英文)
http://www.logitech.com/cf/index.cfm
・QuickCam Travelerのニュースリリース(英文)
http://www.logitech.com/cf/about/pressRelease.cfm/276
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