●日本HP
タッチ操作とWiFi機能を備えた独立インク採用A4インクジェット複合機
「Photosmart Premium C309G」「Photosmart Plus B209A」
「Photosmart Wireless B109N」「Photosmart B109A」の4種を国内発表
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Photosmart Premium C309G
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Photosmart Plus B209A |
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Photosmart Wireless B109N |
Photosmart B109A |
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-直感的な操作が容易なタッチ操作方式と無線LAN機能を主要機種に搭載した、HPの新ラインナップとなる、コストパフォーマンスな家庭用A4複合機4機種を発表。
-上位モデル3機種に無線LAN機能を標準装備。iPhoneからの無線プリントも可能。
-最上位機種「Photosmart Premium C309G」には、PCなしにオンラインフォトサービス「Snapfish」に直接アクセスし、プリントやアップロードが可能な新機能を搭載。
-Webページを効率よく印刷可能な「HP Smart Web Printing」を今回も搭載。
-インクはテキスト印刷向きの顔料系ブラックと、最小1.3plの染料系インクを採用。「C309G」はフォトブラックを追加した5色タイプ。他は4色インクを採用。
-同社オンライン価格は、「C309G」が21,840円、「B209A」が15,960円、「B109N」が12,810円。WiFiなしとなる「B109A」は10,920円。
-「C309G」「B209A」は10月16日発売。 「B109N」「B109A」は12月初旬発売予定。
<発表会会場語録概要>
日本HP・執行役員 イメージング・プリンティング事業統括 挽野氏
・IDCによると、世の中の情報量、デジタルデータは増えてゆく。1年半で2倍に。1250エクサバイト。ゼロが18個つくくらいのデータ量になっている。1TBの12,5億個分になる。
・印刷可能なデータは、写真やドキュメントは206エクサバイトに。
・インターネットの普及などにより、デジタルデータ、フォトプリントやフォトブックなどができる、
・昨年、スナップフィッシュを展開。ぜまい全世界で7000万人、1日に1000万枚がプリントされている。米国に8ペタバイトの容量を持っている。
・プリンターから、より簡単にインターネットに繋がるようにする。今年6月に米国発表。オンラインで映画のチケット購入なども可能に。日本でも2010年目標に展開予定。
・PCのLAN接続は88%。プリンターはまだ16%。まだUSBが多い。今後、プリンターのワイヤレス化を推進。今後より直接ネットにつなげられるプリンターに。
コンシューマーマーケティング部 徳永氏
・プリンターのワイヤレス化の促進がテーマ。
・新製品は4機種。キーワードは「タッチ & ワイヤレス」。独立インクとWebプリント。オンラインフォトサービス。
・タッチ操作を全機種で展開。タッチフレームとタッチパネルを採用。直感的な操作が可能に。
・ボタンは電源のみと、すっきりとしたものに。
・PCは家庭でも複数台所有。それを1台のプリンターで。
・エントリー機からワイヤレス。上位機種では高速な802.11nにも対応。
・WPSに対応。ボタンを押すだけで接続やセキュリティー設定が可能に。
・年末は通常2万円ちょっと超えたところだが、1万円を超えたところでHPは展開したい。
・HPのインクは高いというイメージがある。全機種に独立インクを採用することで、従来比3割減のコストを実現。上位は5色、それ以外は4色インクを採用。コスト面で有利。
・インターネットを簡単にプリントできるソフトを、HPは2007年から展開している。Webの一部だけを印刷できる。紙の無駄やインクの無駄を省くことができる。2年前から標準同梱して、好評を博している。
・スナップフィッシュに直接接続できる機能を最上位機種で展開。写真をスナップフィッシュにアップして保存できる。プリントやフォトアルバムの依頼も可能に。
・ログインも容易。オンラインの写真にアクセスし、メモリーカードの中にあるのと同じ感覚でプリントできる。
・メモリーカードからのオンラインへのアップロードも可能。
・C309Gは無線LANで801.11n経由でオンラインアップロードが可能。有線LANも。5色インク搭載。これで、21,840円。
・核となるB209A。タッチスクリーンでワイヤレス対応で15,960円。
・液晶が小さめだがコンパクトなB109N。12,810円。
・タッチ式だがワイヤレスなしのB109Aは10920円。
・一押しモデルのB209Aを中心とした4製品で展開。
コンシューマ&ウエブソリューション統括本部 本部長 竹田氏
・「強化と充実」。
・1年前の発表会での、インクを求めやすく。どこで買えばいいか分からないという声に対応。
・ヘッド一体型インクはバタバタに買うより高くなってしまう。独立インクのほうが求めやすい価格に。
・今回、全ラインナップで独立インクを採用。HPのインクが高いという声を払拭。
・ネット通販や量販店でも、HPのインクは簡単に手に入る状態に。ただ、すべてのインクをいつでもではなかったが、今回はその点を解消。
・1年前の販売店舗は5倍が目標だったが、いま6倍になった。2000店舗ですべての機種を販売。店舗内でのブランド力も強化。
・ワイヤレスや独立インク。低価格化や販路拡大により、すばらしい製品がお客様の目に触れて、そのよさを体感して欲しい。
・以前からのインクも2000店舗で置いていただくようにしてゆく。
Q&A
Q.国内シェアが異常に低いことの分析。
A.海の向うと日本では全然違う。北米と同じようなシェアを撮ることはない。7%のシェアを15%くらいまで伸ばすのが目標。
Q.知名度向上に対する展開。
A.HPという会社の知名度を上げるのが目標。知名度向上のためスポーツ選手へのサポートによる知名度向上に。
Q.女性ユーザーへの展開
A.タッチとネットは女性をかなり意識している。親しみやすさ、使いやすさを目指している。ネット機能も女性がかなり使っている。PCを介さない環境も展開。
Q.今後の、A3フォトプリンターの今後の展開
A.この点については、まさに議論中。日本での展開などについて、またお知らせしたい。
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