SH-52

撮像素子	31万画素CCD
レンズ	単焦点
フォーカス	固定焦点/マクロ切り替え可能
最大撮影サイズ	デジタルカメラモード (640×480ドット)
メモリーカード	SDメモリーカード
サムネール一覧	-
メインモニター	2.1型TFT 約26万色
サブモニター	1.1型TFT 約6.5万色
撮影補助光	あり
サイズ・重さ	100×50×18.8mm・約110g
発売日	2002年11月12日

いいところ

・やや派手目だが、見栄えのする色再現性とクラストップレベルの実解像度。
・普通のデジタルカメラに匹敵するほど、周辺画質低下や歪曲が感じられない高性能レンズ。
・デジタルカメラモード（VGA）で起動することができるところ。
・やっぱり便利なSDカード対応。
・シャープでクリアなメイン液晶の表示品質。
・撮影時のフレーミングがメイン液晶より断然正確で、ほぼ全画面見えるサブ液晶。
・特別なマクロ切り替え機能がなくても、十分に楽しめるマクロ撮影。
・比較的シャッターチャンスを掴みやすい、短いシャッタータイムラグ。
・クリアで見栄えのするメイン液晶モニター。
・露出制御やホワイトバランスなどの制御が機敏なところ。
・詳細設定に入らなくても、ボタン操作だけで撮影サイズが切り替えられるところ。

気になるところ

・撮影時の液晶表示が全画面表示されず、まともなフレーミングができないところ。
・高級機ながらも安っぽさを感じてしまうプラスチック部の質感。
・汚れが付きやすいレンズ部。
・カメラの起動までの工程数が多すぎるところ。
・再生時にサムネール一覧ができず、コマ探しがとてつもなく面倒なところ。
・1コマ再生中に、次のカットにコマ送りができず、いちいちファイル名一覧に戻る必要があること。
・アンテナまで含めると、結構分厚く、嵩張るところ。
・7色に変わっても、普通の白色に光らない内蔵補助光（白色系はライチフルーツのみ）。
・ホワイトバランス設定がAutoだけしかできないところ。

撮影までの行程数	6回
記録時間	約2-4秒
再生までの行程数	8回
コマ送り時間	不可
マクロ	-
露出補正	○
コントラスト調整	-
ホワイトバランス	Autoのみ

項目	評価
デザイン	★★★
質感	★★
機能	★★★★
軽快感	★★★
カメラ機能	★★★
画質	★★★★
総合	★★★

コメント：カメラ付き携帯の老舗の最高級機だけに、画質も上々。VGAクラスでトップレベルの実力派だ
　だが、再生時のサムネール一覧やコマ送りに対応していないのは、大いに理解に苦しむところ。撮影メインで携帯では再生しないという人にはお勧めかも。
また、価格の割にボディーの質感はイマイチなのは気になるところ。機能満載でも、モノとしての満足感に乏しいのが実に残念。