Nikon D1X
実写画像&
ファーストインプレッション





待望のニューモデル「ニコン・D1X」ベータ版での実写画像の
Webでの公開許可が本日(4月20日)に出たため、急きょ、オリジナルデータ公開する。

今回のモデルは、まだ開発途上のモデルだが、画質に関しては、
最終版にかなり近いレベルのものという。



さすがに547万画素モデルだけに、
従来のD1はもちろん、D30やS1Proなどよりも
ワンランク上の実解像度を実現している。

さらに、色再現性も良好。
今回は広い色域を備えたレタッチ前提の「AdobeRGB」と、
オリジナルデータそのままでの使用に適した「sRGB」の両方の設定で撮影したが
いずれも色調に片寄りがなく、撮影後の補正を必要としないレベルの完成度といえる。

また、ISO感度は標準でISO125相当となっているが、
実際には最高感度のISO800でも想像以上にノイズが少なく、
目的によっては十分に実用になるレベルとなっている。

このあたりは、D1に比べて、1画素あたりのサイズが小さくなっている点を
考えれば、かなり優秀な結果といえる。



本機はもともと、最終出力用途に応じて、輪郭強調処理を、撮影後にすることを考慮した
セッティングになっている。そのため、オリジナル画像の輪郭強調はやや緩めの設定だ。
そのため、実画像を見る際には、必要に応じて、後処理で輪郭強調することを考慮して
解像度などを見る必要がある。

また、ここまで解像度が高くなると、レンズに要求される解像度もかなり高い。
そのため、撮影するレンズの描写性能がかなり高いものでなければ、
本機が備えているポテンシャルをフルに発揮することができない。

さらに、解像度がきわめて高いため、微妙なカメラブレやピントのずれが
想像以上に画質に影響する。この点は既存の600万画素機と同じだが、
撮影はかなり慎重におこなう必要がある。



「D1X」は、59万円というプライスは、初代より安くなったとはいえ、
決して気軽に買えるレベルではない。

だが、この「D1X」は、それに値するだけの価値が、
十分にある、新世代のハイエンド・デジタル一眼レフといえる。





Nikon D1X 14mmF2.8 F8 1/200sec
ISO125 Daylight AdobeRGB
FineMode(3.0MB)
Nikon D1X 80-200mmF2.8 F2.8 1/180sec
ISO800 Daylight sRGB
NormalMode(1.4MB)
Nikon D1X 28-70mmF2.8 F3.5 1/50sec
ISO125 Auto sRGB
NormalMode(1.6MB)
Nikon D1X 17-35mmF2.8 F7.6 1/250sec
ISO125 Auto sRGB
NormalMode(1.5MB)

※オリジナルデータのため、風景カットなどで、CCD上に付着したホコリがでています。
これは超広角レンズをある程度絞って使っているために極端に目立っていることと、
風の強いホコリの多い屋外で、ボディー1台でレンズを頻繁に交換しながら、
連日1日1,000枚位以上撮影したため、このようにホコリの多い状態になってしまいました。
もちろん、通常の使用であれば、日頃のCCD面の清掃(ブロワーなどで吹く程度)で
十分に解消できるレベルですので、その点はご安心ください。




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