この馬の後ろに仔馬の姿があるのが分かるだろうか?
私がこの仔馬にエサの人参を与えようと呼びかけると、仔馬ではなくこの母馬がやって来て、写真のように私を凝視した。
この後、更に私に近づくと、歯を剥き「あっちに行け!」と顎をしゃくる。

これが母親というものなのだと改めて気付かされもした。
カメラマンの中には、生まれて間もない仔馬に触れようとして母馬に蹴飛ばされ、全治二ヶ月の重症を負った者もいるほどである。
仔を持つ母馬には近づき過ぎないことが大切なのかも知れない。
とんだ触れ合いになっては、ごめんだ・・・