●リコーイメージング [会場miniレポート]
ローパスレスAPS-C 2,400万画素CMOS搭載
ハイエンド一眼レフ「PENTAX K-3」、「K-3 体感&トークライブ」イベント、本日27日まで秋葉原で開催中
-ペンタックスのハイエンドモデル「PENTAX K-3」の体験イベントを、昨日と本日28日に、東京・秋葉原で開催中。
-会場は東京・秋葉原の「ベルサール秋葉原 B1ホール」で開催。27日の開催時間は10〜17時まで。
-会場は秋葉原中心部の地下イベントスペースで開催。
-私が訪れたのは土曜26日の午後だが、結構広いスペースにも関わらず、多くの来場者が訪れていた。
-会場には多数の「K-3」が用意されており、来場者が多いにもかかわらず、意外にじっくり触れることができる。
-ハンズオン待ちはさほどなく、私も3人待ちくらいで実機に触れることができた。混雑時は一人5分までの制限あり。
-ステージでは「K-5」を使った写真家の講演などもあり、大盛況で立ち見状態の人も多かったほど。
-実機を手にした感じは、「K-5II」の進化形という感じで、同シリーズ特有の重厚感のある感触。
-ダイアル類の動きもカッチリしており、造りの良さが感じられる、いかにもペンタックスらしいモデルだ。
-もちろん、先代からの進化点も数多く、ユーザーの立場に立った改良や進化がなされている感じが伝わってくる。
-今回、ローパスレス仕様のみになったわけだが、APSの24メガ機なので、ローパスレスの切れ味の良さが期待できる。
-また、注目のローパスセレクターは、比較的容易に切り替えできるようになっているので、安心。
-とくに、DA35mmマクロのような、きわめて切れ味のいいレンズでは、この機能が威力を発揮すると思われる。
-正直なところ、実使用では、レンズの解像力や微細なブレやピントの影響、さらにある程度絞り込んだ状態では、ローパスレス特有の偽色やモアレの発生が少ないので、さほど切り替える頻度は高くないだろう。
-会場では、通常見られないような、「K-3」内部のパーツ類も展示。
-レンズもリニュアルされた新リミテッドシリーズを始め、多数のものが展示されていた。
-ただ、レンズロードマップにある、1.4倍のテレコンバーターは、今回も参考展示されることはなかった。
-会場には、先だって発表されたばかりの限定モデル「GR Limited Edition」も展示されていた。
-今回は、先だって国内正式発表された、同社の全天球パノラマカメラ「RICOH THETA」で取材してみた。
-とにかく、ワンショットで全周パノラマが撮影できる点は画期的。この手軽さなら、誰でも、パノラマ撮影の経験がなくてもすぐに楽しめ、全周パノラマのスキルを一気に下げてくれた点が凄い。
-全周撮影した結果を、撮影後すぐに、スマートフォンなどで、その場で確認できる点も本当に安心感がある。
-撮影した画像は、スマートフォンやタブレットはもちろん、PCでもマウス操作でグルグルと360度眺められ、拡大縮小もできるため、とても臨場感があり、想像以上に楽しめる。(リンク先参照)。
-ボディーサイズもコンパクトで、パノラマカメラが入れないようなポジションからの撮影もできるのは、大きな魅力。
-ただし、リモートで撮影しないと、自分自身が映り込むのは致し方ないところ。できれば、その部分だけグレーの円などでカバーしたり、閲覧できる範囲を指定して公開できるモードが欲しくなる。
-また、スマートフォンでのリモートをしても、よくよく見ると、THETA本体が白く映り込むため、映り込んでも目立たない、ステルスタイプのブラックボディーもラインナップして欲しいところ。
-意外なほど便利だったのは、画面の一部を切り出すことで、魚眼レンズや超広角レンズ的に活用できる点。
-正直、普通の静止画として使うには、解像度がやや物足りなく、逆光時のフレアも結構発生し、屋内でのノイズも気になる。だが、今回のように、Webで利用するには必要十分なレベル。
-専用アプリが用意されているので、スマートフォンでのリモートも容易で、SNSへのアップも簡単な点もいい。
-撮影にコツが必要な部分はあるのだが、「THETA」は、とにかく楽しく、意外なほど便利。
-発売は11月8日、実売45,000円前後。
-興味のあるかたはぜひとも、実機体験されることをオススメしたい。
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