デジタルカメラ・ジェーピー

2012年10月04日

富士フイルム

超薄型で大口径の手動沈胴式4倍ズームを採用した
2/3型1,200万画素EXR CMOS搭載高級コンパクト機「XF1」、国内発表

●富士フイルム
超薄型で大口径の手動沈胴式4倍ズームを採用した
2/3型1,200万画素EXR CMOS搭載高級コンパクト機「XF1」、国内発表
-クラシカルでファッショナブルなXシリーズの新展開となる「XF1」を日本国内正式発表。
-手動式の沈胴式鏡胴の採用により、2/3型センサーで、F1.8〜4.9の4倍ズームながらも薄さ33mmに。
-レンズはワイド端でF1.8を実現した、沈胴タイプで25〜100mm相当の光学4倍ズームを搭載。
-手ぶれ補正機能にはレンズシフト式を採用。
-沈胴動作は手動式で、レンズを引き出すことでカメラのメインスイッチとしても動作。
-イメージセンサーは「X10」と同じ、2/3型12メガ EXR CMOSセンサーを搭載。最高感度ISO3,200(フル画素時)。
-薄型で高い携帯性を実現しながらも、画質面ではほぼ「X10」に匹敵する高画質を達成。
-背面ディスプレイは、3.0型約46万ドット液晶を搭載。
-動画性能は、1,920×1,080/30fps。
-大きさは、107.9×61.5×33,0mm。重さ約225g。
-オープンプライス。実売55,000円前後。11月3日発売。



<発表会会場速報 発言概要>

●富士フイルム会長 古森氏
・欧州経済の不透明感、中国など、日本経済を取り巻く世界は余談を許さない状況に。
・デジタルイメージングを中核のひとつに。
・富士フイルムは現在、デジタルイメージングの世界でTop5にはいった。
・富士フイルムがこの世界(デジタルイメージング)を切り開いた。当時、世界で30%以上のシェアがあった。
・現在、スマートフォンの市場が広がっている。そのため、世界的に高級コンパクトや、海外はブリッジタイプといわれるネオ一眼が伸びている。
・今回は「X-E1」「XF1」を発表する。
・当社は「X100」で高級コンパクトのパイオニアに。
・今回で合計6機種のXシリーズが揃った。高画質・高機能へのニーズ。本格的なデジタルカメラが欲しいというニーズが高まった。
・大型プリントやSNSのシェアリング、4K2Kへも広がる。高品位な画像、高解像度、低ノイズ、色再現性が問われている。
・写真画像処理技術のノウハウを活かし、Xシリーズの画像を高めている。
・X-E1はX-Pro1の超高画質をそのままに小型軽量化。
・XF1はフラットで薄い金属ボディーに明るい4倍ズームレンズを搭載し、2/3インチの高画質センサーを搭載し、高品位なデザインと操作性と高画質を両立。
・今後の課題はマーケティング。現地法人により展開。相次いで設立。
・ブランド力を強化。
・魅力ある製品を、余すところなく、市場に伝える。

●富士フイルム 電子映像事業部長 樋口氏
・「X-E1」は軽量コンパクトで機動性に優れた、手軽に持ち歩ける高画質モデル。
・多くの賞を受賞した「X-Pro1」をコンパクト化。フォトキナスターを受賞。
・X-Trans CMOSを搭載。他社のフルサイズセンサーに、解像力、SNともに匹敵。
・当社はAPSサイズでありながらも、フルサイズに匹敵する実力を備えている。
・フルサイズの半分のサイズで実現。非常に機動力の高いカメラに。
・ローパスフィルターを使う必要がないので非常に解像力、MTFが高い。
・独自の色配列と処理により、一般的なAPSでありながらもセンサーに比べ、ノイズを大幅に減らしてしている。とくに高感度に強い。

・Xマウントを採用。236万画素有機ELのEVF、ストロボ内蔵。もちろん、Made in Japan。
・高画質で小型軽量にこだわった。ほぼX100と同じ大きさに。
・ハイブリッドファインダーの変わりに、現在最高の有機ELのEVFを搭載した。
・広く、明るく、見やすい視界のEVF。ハイブリッドの変わりなので、画質や性能を向上。
・レンズにガラスレンズや非球面レンズを採用。左右に振っても違和感がない。
・最速AFが0.1秒。シャッタータイムラグ0.05秒。起動時間も0.5秒。高速連写が秒6コマ。
・この技術を「X-Pro1」でもファームアップで。
・ミラーレスの弱点といわれたスピードも一眼レフと同等に。
・対応アクセサリーも充実。ケースは高級牛革。ハンドグリップも手に馴染む形状に。小型専用フラッシュもこの小ささでG.N.20に。
・来年の夏までに10本の交換レンズを発売。明るさ、画質、高級感あふれるレンズに。すべて、Made in Japanのフジノンレンズ。
・標準レンズは明るく高画質。F2.8-4.0と、他社よりも1段階明るい。MTFでも周辺まで高い数値を維持している。MTFの低下が少ない。キットレンズとして作ったが、小型で最高性能に。全域で高解像に。最高のボケ味が得られる。310gと軽量に。
・最速AF0.1秒。専用のリニアモーターを採用。光学手ぶれ補正も4段。手持ちでブレずに撮れる。
・外装は切削加工のアルミ。高級外装にもこだわった。
・14mmF2.8、フルサイズ換算で21mmの広角で明るいレンズ。デジタル補正なしで高画質に。歪曲も確実に抑えられている。F2.8でしかも、小型で高解像力に。
・最短撮影距離も18cm。フォーカスリングによるマニュアル操作。置きピンやマニュアルフォーカスも容易。

<XF1>
・女性のハンドバッグに収まる薄さで、X10の高画質を。225gと非常に軽い。色は3色。
・薄型スタイリッシュで高画質。アルミボディーで、レザー仕上げ。Made in Japan。
・デザインの質感がよい。合成皮革を採用。フォトキナ会場では17色を展示。
・新ファンクションボタンを採用。
・新開発の4倍ズーム。F1.8の大口径。マニュアルズーム。高速起動、高速AFに。
・マニュアルズームで電源も入る。
・光学手ぶれ補正4段。オールガラス構成で全エレメントで高級ガラスを採用。高屈折率や非球面、EDガラスを採用。屈折率2.0のガラスの非球面モールドを開発。光学的にもイノベーションが高い。
・高速プロセッサーを採用。すべてが速くできている。X10の高速性。AF、起動、すべてが速く、暗い場所でも美しい写真が撮れる。
・2機種とも、自信を持っているカメラ。

●富士フイルムイメージング社長 小島氏
・「XF1」は、11月3日発売。実売5万5000円。
・「X-E1」は、11月17日発売。14mmは12月発売。
・価格は「X-E1」ボディーが9万円、キットが13万円前後。14mmは8万円前後。
・「X-Pro1」も35mmF1.4付きキットを今週末10月13日から発売。実売18万円前後。

・プロモーションでは、本木さんと真木よう子さんに。
・「X-Pro1」「X10」もファームアップ。基本性能の向上や新機能の追加など、サポート体制も充実。



<X-E1>

<Xレンズ>


<XF1>

<Xレンズなどに採用された新技術>

<開発中の4K2Kモニター>

<質疑応答>
Q.中国情勢について
A.中国各地に工場があるが、基本的には被害はない。国慶節でもとくに変わりはない。販売上、一部の商談で、ペンディングもある。われわれの工場は、我々だけでなく、中国のためでもある。彼らにも害が及ぶと思う。中国の人は、いいものはいい、優れたものが好きな国民。日本の製品の優秀性があり問題はない。(古森氏)







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