<オリンパス・プレスイベント>
●オリンパスイメージング社長 小川氏
・Eシリーズのフォーサーズシステムは、小型で優れた描写性能を備えたシステム。
・マイクロフォーサーズシステムでは、4年前のフォトキナに、このモックアップを公開した。
・ここから、オリンパスPENが登場し、各社のミラーレス機も、このモックアップから登場したともいえる。
・OM-Dで、EVF付きモデルを構築。OM-Dはイメージクォリティーでフルサイズにも劣らない実力を備えている。
・オリンパスだけの5軸手ぶれ補正。決してぶれることがない。
・さらに、世界最速のAFシステムを備えている。
・もっと優れた特徴は、防塵防滴システム。どんなに厳しい環境でも撮影できる。
・水をかけても、撮影できる。この信頼性の高い技術をコンパクトカメラにも搭載。
・タフTG-1。この分野もオリンパスが構築した。12m防水、低温や2mから落としても壊れない。
・このモデルはミラーレスのエンジンを搭載。
・オリンパスはミラーレスで構築したテクノロジーをコンパクトで展開。
・これからも継続するシステムとして、新ブランド「STYLUS」を展開。
・ミラーレスで築いた技術をコンパクトカメラで育ててゆく。
・OM-Dは全世界で数々の賞を受賞。
・今回の新PENシリーズを含め、進化させてゆく。
<新マイクロフォーサーズ用レンズ「12mmF2.0ブラック」「ED60mmF2.8 MACRO」>
-日本での宮崎あおいさんと同じように、欧州でPENやOM-Dシリーズなどの広告展開に参加しているTHOMAS
HAYO氏が登場。
-限定発売の「12mmF2.0」や新製品の等倍マクロ「ED60mmF2.8 MACRO」を紹介。
-いずれも大口径で高性能なレンズだが、とてもコンパクトだ。
-つづいて、PENシリーズの新製品「PEN E-Pl5」「E-PM2」が登場。
-コンパクトなボディーに、E-M5と同じセンサーや画像処理エンジンを搭載し、高画質な写真が撮れる点を手軽にアピール。
-さらに、「E-PL5」のフリップ液晶を使った自分撮りのデモを、Flash AirカードによるWiFi機能とともに紹介。
-二人で撮影し、すぐにiPadの画面で楽しむデモを展開。
-会場でも(メーカーの予想に反して)大好評のボディーキャップレンズ。15mmF8の3枚構成なので、写りはそれなりではあるが、なかなか味わいのある描写ともいえそう。”パンケーキレンズ”に対して、”クッキーレンズ”というニックネームで呼ばれているようだ。
-大口径ズーム搭載高級コンパクト機「XZ-2」。
-新搭載の、クリックのON/OFFが可能なコントロールリングを搭載。簡単な発想だが、クリックのあるなしで操作感覚が大きく異なり、感覚にあった操作が可能だ。
<質疑応答>
Q.Eシステム(レギュラー・フォーサーズ)の今後について
A.Eシステムは、現在、複数のものを進めている。今回はまだ公開できないが、Eシステムのレンズを活かせるボディーを進めている。(小川社長)
Q.水中でも撮影できるレンズ交換式カメラは?
A.私たちも望んでいるが、とても難しい。永遠の課題として取り組んでゆきたいと思う。(小川社長)
-プレスイベント後は、新製品や参考出品の「17.5mmF1.8」などを自由に触れることができた。
-PENシリーズの新製品「PL5」「PM2」は、広報写真で見るよりもずっと薄型でコンパクト。これでE-M5と同じ画質が得られるのであれば、なかなかに魅力的。質感もよく、タッチ操作になった「PM2」のメニューもわかりやすい。
-好評だったのは、普段は門外不出の、PENのオリジナル・モックアップ。通常は手に触れることはできないが、今回はプレス限定で触れることもできた。もちろん、動作しないモックであり、かなり重いのだが、いま見ると、これはこれで、なかなかオシャレだなぁという声も多く、社長の小川氏もなかなかご機嫌だった。
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