デジタルカメラ・ジェーピー

2011年01月13日


TX100V TX10 HX7V
WX10 HDR-TD10 Broggie MHS-FS3
-欧米で先行発表されたデジタルイメージング関連製品を、日本国内向けに一挙発表。
-デジタルイメージング関連機器では、主力モデルをCyber-shotシリーズの総入れ替え。
-単眼ながらも3D効果のある撮影ができる新機能を搭載。連続した2枚のカットから3D画像を生成。
-撮像素子は新開発の16.2メガ裏面照射型CMOSセンサーをメインに展開。
-ハイビジョン撮影機能では、デジタルカメラスタイルで初の1080/60P撮影対応機も登場。
-ムービー系では、1080フルHDでの3D撮影が可能な2眼式3Dビデオカメラ「TD10」を発表。
-ムービースナップ系カメラのBroggieシリーズにも2眼式の3Dモデルが登場。

<発表会会場語録概要>

●ソニーマーケティング デジタルイメージングマーケティング部総括部長 下野氏
・ソニーは、レンズ、画像処理エンジン、レンズまでを一環して開発するカメラメーカー。
・シェアは、NEX発売で25%に達した。9月にはビデオカメラを含めたイメージング分野で30%のシェアに。カテゴリー合算で一番のシェアになった。
・カメラメーカーとして、一番支持をいただいているメーカー。
・2010年6月までは前年なみ、その後、ビジネスをのばした。
・2010年はカメラの基本性能の向上。
・CMOSセンサーや高速画像処理技術により、新しいカメラ市場を創出。
・NEXやレンズ交換式HDビデオカメラや、フルHDのコンパクトカメラも発売。
・2011年の4つのチェレンジ。画質を徹底的に磨きたい、フルHD動画対応の強化。3D撮影対応を徹底。撮影後の楽しみを充実させたい。

・新世代の裏面照射型CMOSを投入。今回は16メガのセンサーを搭載。ハンディカムも16:9の裏面照射型CMOSを搭載。
・フルHDの強化。大画面テレビが普及。テレビで楽しむ世界を強化。
・パーソナルコンテンツにも3Dの感動を。3D動画記録モデルを追加。
・撮るだけでなく、みる、残すという部分を強化したい。
・写真を中心にしたWeb「αカフェ」を2月に開設。PS3での鑑賞。AVCHD動画の管理・鑑賞アプリケーションを追加。

・Cyber-shotは、CMOS搭載機がメインに。カムコーダーは3Dに。ブロギーも2タイプ。
・NEXにゴールドを2月に追加。

・Cyber-shotは、写真画質とフルHD動画を徹底的に強化。1620万画素の裏面照射CMOSセンサーを搭載。高感度や写真の重ね合わせ技術を使った機能を充実。さらに、ハンディカムの技術を使った、光学手ぶれや暗所でのノイズ性能を向上。

・WXシリーズは2モデル。F2.4の「WX10」。7倍ズーム。AFは0.1秒。光学手ぶれでアクティブモードにも対応。
・WX7は2月10日発売。フルHD動画が楽しめ、19.1mmの薄さを実現。カラーも5色。CMの中心モデル。
・HX7Vは2月10日発売。10倍ズームでアクティブモード搭載。GPS搭載で旅に最適なモデル。
・TXシリーズではTX100V。有機ELを搭載し、静電式タッチパネルなのでなぞるだけの操作に。1080/60PのフルHD動画にも対応。GPSにも対応し、非常に多機能なモデルに。
・水中でもフルHDがとれる「TX10」も発表。静電容量式で4倍ズーム。5m防水。耐衝撃や耐低温や防塵も。
・いずれも1620万画素の裏面照射CMOSを搭載。すべてフルHDがとれる。
・さらにスイングパノラマにHRモードの高画質モードを採用、4200万画素のパノラマがとれる。
・今回はワンショットで3Dの写真が撮れる機能をこの5モデルに搭載。
・CCDモデルは4モデル。W570、W570D,W530、T110も用意。

・「ハンディカム」は、カメラとしての本質価値を追求。高精細で広角な動画をコンパクトなボディーに納める。
・16:9比率のCMOSにすることで、従来の4:3センサーに比べて、より大きな面積がとれる。動画の有効画素数は従来は415万画素だがこれが614万画素に。従来は830万画素、今回は1230万画素相当の静止画撮影ができる。
・レンズは広角26.3mmを実現している。
・CX700V、ビューファンだーを省いたCX560。新CMOSセンサーを搭載。メモリーは各96GB、64GBに。高音質5.1chのサラウンドマイクで、感度が従来の2倍。風切りのノイズ軽減も。本体のスピーカーの音質も向上、
・ハンディカムにプロジェクターを内蔵。普段使わない人もちらほらいらっしゃるので、プロジェクターを内蔵。3Mで60インチの投影が可能。明るさも10ルーメン。解像度も640×360。キャンプやアウトドア、パーティーや結婚式の二次会などで楽しめる。
・画質・音質にこだわった7メガCMOS「PJ40V」、PJ20は3メガCMOS。広角29.8mmに。5.1chマイクや高音質なステレオスピーカーも搭載。
・ベーシックモデル「CX180V」も用意。光学手ぶれ補正で広角29.8mmも搭載。

・フルHDの3Dハンディカム「TD10」を発表。4月発売。
・レンズもCMOSもエンジンもダブルで搭載。3DフルHDがとれ、光学10倍ズーム搭載。ワイド端でも光学ぶれ補正がきく。お任せオートも90シーン。5.1chマイクや風切り音ノイズ低減も、ステレオスピーカーも。
・裸眼3D液晶モニターを搭載。3.5インチの122.9万ドットのソニー製の3D液晶を搭載。

・ブロギーは、タッチ操作の「TS20K」。3Dの「FS3」をラインナップ。4月発売に。

・Cyber-shot DSC-WX7はテレビCMを展開。北川景子さんを起用。WX7で撮影した動画でCMを作成。
・ソニーは2011年も、お客様をワクワクさせるモデルを展開。「カメラはソニー」に。


●質疑応答
Q.今年の市場シェアについて。
A.シェア30%を目指す。お客様に支持されるメーカーとして、30%を目指したい。現状でαは20%以上を目指してゆきたい。Cyber-shotは業界でたぶん2−3番なので、ぜひ一番のシェアをいただきたい。

Q.ワンショット3Dの効果について
A.ワンショット3Dについては、一回シャッターを押している間に2回シャッターを切っている。ピントがあったものと、ピントが合っていないものを撮って、合成して3D化している。十分な効果が得られるので期待してほしい。2眼方式についても。

Q.テレビやブルーレイなどとの連携がまだ手薄ではないか?
A.機器連携については、総合AV機器メーカーとして積極的にしっかりとやってゆきたい。写真も大画面のTVで楽しむというかたが増えているので、きちんと対応してゆきたい。

Q.パーソナルコンテンツの3D化は3D普及の鍵になるのか?
A.3Dコンテンツは映画や放送があるが、家族の大切な思い出や子供の写真や動画も、きちんと3Dテレビで楽しみたい。これは2Dから3Dになってもかわらない。3Dの普及促進のために3Dテレビも進めてゆくが、カメラも両輪として展開してゆきたい。

Q.デジタルカメラのフルHD化は、カムコーダー市場を浸食しないのか。
A.心配していない。カムコーダーは長時間撮影したい人が購入している。コンパクトカメラのフルHDは写真も撮るが、ときどき短い動画を撮るという用途。撮影ポジションやバッテリー容量についても、カムコーダはそれらの点で頑張っている。Cyber-shotのHD化により、動画を撮る機会が増えて、ゆくゆくはハンディカムに移行してほしい。

Q.有機ELは初めての搭載か?
A.コンパクトカメラとしては初めて。

Q.3Dビデオカメラは15万円と高価だが。
A.通常のハンディカムのメインは560Vで11万円。3DのフルHDカメラは15万円。むしろ値段的にはより普及させてゆきたいという価格付けになる。

Q.パナソニックとに3Dカメラとの違い
A.パナソニックは3Dユニットを取り付ける方式。1つのイメージャーでのサイドバイサイド。ソニーは2センサーのフルHD。パナソニックはレンズの画角が固定で、ソニーは10倍ズームができる。裸眼3D液晶の搭載も。




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