●Trek 2000 International ジャパン
WiFi機能一体型SDHCカード
「FluCard Pro」の開発者向け説明会を開催。日本国内でも近日発売
-WiFi機能を搭載したSDHCメモリーカード「FluCard Pro」の、開発者向け説明会を昨日、都内で開催。
-同カードは、SDカードとWiFi通信機能を一体化したもので、カメラに装着することで、WiFi経由でデータをPCやスマートフォン、ネットサービスなどにアップロードできるもの。
-すでに発売されているEye-Fiジャパンの「Eye-Fiカード」と基本機能は同等だが、より多機能で手頃な価格を実現。
-日本国内でも、今月中にはプラネックス社より発売予定に。
<説明会語録概要>
●加賀電子 販売促進部 近藤氏
・今回のTrekの製品を扱う。
・今回の製品は開発段階からアイデアを出し合いながら、日本市場への拡販を考えてきた。
・単なるデータのWiFi転送だけでなく、新しいビジネスができると思って、協力してきた。
●Trek R&DディレクターTeng Pin Poo氏
・「FulCard」は、送信動作の起動をカメラのデリートキーで可能。
・送信する画像はDPOFで指定し、FulCard内のモーションセンサーによりカメラを振ることで送信することもできる。
・送信先は一カ所ではなく、同時に7つの相手に自動送信できる。
・iPhoneからカードにアクセスして画像をブラウズして、指定した画像をダウンロードできる。
・撮影した画像を順次WiFiで送るアプリを用意。
・同社運営のオンラインフォトストレージサービス(2GBまで)を展開。画像のダウンロードも可能。
・ユーザーが画像をアップロードしたタイミングで、企業の広告などをカードにダウンロードできるサービス
も展開できる。
・まだ製品には載っていないが、DLNAを使った展開も。
・DLNAのメディアサーバーにある画像をテレビで表示する。カード内にメディアサーバー機能を搭載することで対応。
・カメラ側でコントロールしてのスライドショー表示できる可能性も。
・「Gallery3」を使って、自宅のサーバーにある写真をWeb公開する。それに対応するソフトウエアをカード内に装備する。このサービスを使えば、画像を自宅サーバーに置いたままで公開できる。
・組み込み型Webサーバーが起動しており、そこにWeb APIでアクセスする。
<Q&A>
Q.日本国内での販売予定は?
A.当初、「FluCard」は、今月中に、まず、Trekブランドで、プラネックス社から出荷される。その後、プラネックスブランドでの販売もある。
Q.価格帯は?
A. 価格は、ライバル機種(Eye-Fiカード)よりもかなり手頃なプライスで展開する。
Q.カメラの対応機種については?
A.カメラとの検証は現在実施中。発売時にはある程度まで公開できる。
Q.デモでDLNA対応について言及していたが、当初から対応できるのか?
A. DLNAへの対応については、当初はできない。ファームアップなどで実現できるかどうかは、現時点では回答できない。
Q.先行しているライバルの「Eye-Fiカード」との違いは?
A.Eye-Fiカードと比較すると「カード内で送る画像を選べるところ(DPOF活用)」「送るタイミングをユーザーが支持できること(デリートキーなどで起動)」「送り先を自由に選べるところ(Eye-FiはEye-Fiのサーバーにしか送れない」「モーションセンサーが搭載されている」「ビープ音などにも対応している」という部分がFulCardの大きなメリット。
Q.WiFiの場合、電波法での国別認証が必要だが、日本向け製品の欧米での使用は?
A.国別対応について、プラネックス社からのものは、基本的に日本国内向けなので、日本での使用についてはサポートしている。
Q.これまでWiFi機能を搭載したカメラが販売面でうまくゆかなかった原因は?(山田)
A.カメラは面白いデバイスだと思っている。ただ、WiFiを搭載するにあたり、認証に手間やお金がかかる。各機種に搭載するのは、お金がかかる。それをこのカードで相互に互換できると考えている。やはりWiFi対応はコストが大きな問題。ハードウエアのコストはもちろん、地域後のと認証にもお金がかかる。また、これまではP
to Pでの標準規格がなかった。専用アプリでしか通信できないことがWiFiの価値が十分にアピールできなかった。このカードであれば、それらが解決できる。
Q.作成したアプリについて
A.Trek経由でアプリを公開する場合、Trek側でチェックするので、その作業を含め、相応のコストが必要になる。ただし、個人レベルで開発されたアプリを個人として公開する場合には、ノーチェックになってしまい、その限りではない。
Q.カメラメーカーとしてサポートする場合、このカードを使うユーザーの個人情報を扱うことになる可能性が、その対応をTrek側はどのように考えているのか?
A.今後、この点について対応を検討する。
Q.動画データの転送について、AVCHDでの動画撮影のようにメタデータを含む、単一ファイルでない動画データの送信が可能なのか?
A. MPEG4など単一ファイルでの動画転送には対応している。
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